JP5325900B2 - 有価媒体処理装置及び有価媒体処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、有価媒体処理装置及び有価媒体処理方法に関するものである。
従来、百貨店やスーパーマーケット等の店舗では、その日の営業が終了した後に、店頭に設置されている各キャッシュレジスタ(以下、「レジ」という。)の係員が、担当する各レジからその日の売上金を回収し、所定の出納室等に設置された現金処理機を用いて、売上金の集計を行っていた。
このように売上金の集計を行う装置では、通常、各売上日単位で売上金を集計管理していた。たとえば、特許文献1には、各売上日単位で売上金の現金を管理すると共に、前日の現金処理が終了しないまま、電源を切らずに日付が変わった場合、その旨を所定の表示部に表示させることによって、次の使用者に当該現金処理機の再起動を促し、次の利用者の操作により再起動されると、終了していない前日の現金処理を終了させてから、当日の現金処理を開始するように構成した現金処理機が記載されている。
かかる構成により、この現金処理機では、前日の現金処理が完全に終了していない未処理状態であっても、翌日に次の利用者が表示部の表示に従って、当該現金処理機を再起動させることにより、前日の現金処理を完了させることができるので、利用者が当日の現金処理を終了させた際に、誤って当日分の現金処理と前日分の現金処理とが、共に前日分の現金処理として管理されることがない。
特許第4050888号公報
しかしながら、上記した特許文献1に記載の現金処理機では、利用者が複数日分の売上金を後日各売上日の売上金毎にまとめて処理する場合について考慮されていなかったため、その作業を行う際に、利用者は煩雑な作業を行わなければならなかった。
たとえば、海外市場等では、各レジの係員により各レジから回収されてきた売上金を、専任の出納員が現金処理機に入金して集計するシステムを採用している店舗がある。しかしながら、出納員が何回か休日(たとえば、土曜日や日曜日など。)を取るような出勤状況等によっては、売上金を毎日集計することができない場合ある。
この場合、各レジの係員により回収された売上金は、売上日毎に所定の金庫等に保管され、後日出勤してきた出納員によって、複数日分の売上金が各売上日毎にまとめて集計処理されることとなる。
その際、出納員は、現金処理機の売上日付を各売上日の日付に設定しなおした上で、その売上日の売上金を処理する画面を表示部に表示させてから売上金の処理を行わなければならないため、その作業が煩雑であった。
また、従来の現金処理機では、回収金の入金だけでなく、翌日以降に使用する複数日分の釣銭準備金等の出金処理を行う場合にも、現金処理機の出金処理日の日付をその都度設定する必要があるため、その作業が煩雑であった。
そこで、本発明は、出納員等の利用者が複数日分の売上金等の有価媒体を後日各売上日に売上げられた有価媒体毎にまとめて処理させる場合や、複数日分の出金をまとめて処理させる場合に、その作業の煩雑さを低減することができる有価媒体処理装置及び有価媒体処理方法を提供することを目的とする。
そこで、本発明では、有価媒体を処理する有価媒体処理手段と、有価媒体の処理に関する情報を記憶する記憶手段と、有価媒体の処理に関する情報を表示する表示手段と、有価媒体の処理に関する情報を入力する入力手段と、前記記憶手段に記憶された前記情報に基づいて、前記有価媒体処理手段により、有価媒体の未処理日を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、前記表示手段に表示された特定の未処理日が前記入力手段により入力された場合に、前記有価媒体処理手段に有価媒体を処理させて、前記入力された未処理日と前記有価媒体処理手段により処理された有価媒体の処理結果とを関連付けて前記記憶手段に記憶させる制御手段とを有する有価媒体処理装置を提供することとした。
また、本発明では、前記制御手段は、前記入力された未処理日と前記有価媒体処理手段により処理された有価媒体の処理結果とを関連付けて前記記憶手段に記憶させることを特徴とする。
また、本発明では、前記有価媒体処理手段は、キャッシュレジスタから回収した有価媒体の数量および種類を集計処理することを特徴とする。
また、本発明では、前記有価媒体処理手段は、キャッシュレジスタから回収された有価媒体の総額または総価値を集計処理することを特徴とする。
また、本発明では、有価媒体の数量および種類を受付ける数量受付手段と、キャッシュレジスタに関する情報を受付ける情報受付手段と、前記有価媒体処理手段による集計結果と前記数量受付手段により受付けた有価媒体の数量および種類とを比較することにより誤差を検出する誤差検出手段とを備え、前記制御手段は、前記誤差検出手段が誤差を検出した場合、前記誤差に関する情報と前記誤差が検出されたキャッシュレジスタに関する情報とを前記記憶手段に記憶させることを特徴とする。
また、本発明では、有価媒体の総額または総価値を受付ける価値受付手段と、キャッシュレジスタに関する情報を受付ける情報受付手段と、前記有価媒体処理手段による集計結果と前記価値受付手段により受付けた有価媒体の総額または総価値とを比較することにより誤差を検出する誤差検出手段とを備え、前記制御手段は、前記誤差検出手段が誤差を検出した場合、前記誤差に関する情報と前記誤差が検出されたキャッシュレジスタに関する情報とを前記記憶手段に記憶させることを特徴とする。
また、本発明では、前記表示制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記誤差に関する情報と前記誤差が検出されたキャッシュレジスタに関する情報とを前記表示手段に表示させることを特徴とする。
また、本発明では、前記表示制御手段は、前記記憶手段に記憶された所定の閾値を超えた誤差を含む情報と前記誤差が検出されたキャッシュレジスタに関する情報とを前記表示手段に表示させることを特徴とする。
また、本発明では、前記有価媒体処理手段は、入金された有価媒体を識別する識別手段と、前記識別手段により識別された有価媒体を収納する収納手段とを有することを特徴とする。
また、本発明では、有価媒体の出金を前記制御手段に要求する出金要求手段備え、前記制御手段は、前記入力された未処理日と前記出金要求とを受付け、有価媒体が出金可能な状態であると判定した場合に、前記有価媒体処理手段により前記有価媒体の出金を行うことを特徴とする。
また、本発明では、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記誤差に関する情報が所定の閾値以下の場合、前記有価媒体処理手段により有価媒体の出金を行うことを特徴とする。
また、本発明では、前記キャッシュレジスタに関する情報は、キャッシュレジスタの識別情報と操作者情報とを含むことを特徴とする。
また、本発明では、有価媒体の処理に関する情報を記憶する記憶ステップと、 前記記憶ステップで記憶した有価媒体の未処理日を所定の表示手段に表示させる表示ステップと、前記表示手段にされた特定の未処理日が有価媒体の処理に関する情報を入力する入力手段により入力された場合に、有価媒体を処理する有価媒体処理ステップと、前記入力手段により入力された未処理日と前記有価媒体処理ステップにより処理された有価媒体の処理結果とを関連付けて記憶する処理結果記憶ステップとを有する有価媒体処理方法を提供することとした。
本発明では、有価媒体を処理する有価媒体処理手段と、有価媒体の処理に関する情報を記憶する記憶手段と、有価媒体の処理に関する情報を表示する表示手段と、有価媒体の処理に関する情報を入力する入力手段と、前記有価媒体処理手段による有価媒体の未処理日に関する情報を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、前記表示手段にされた特定の未処理日が前記入力手段により入力された場合に、前記有価媒体処理手段に前記未処理日の処理として有価媒体を処理させる制御手段とを有する有価媒体処理装置を提供することとしたため、出納員等の利用者が複数日分の売上金等の有価媒体を後日各売上日に売上げられた有価媒体毎にまとめて処理させる場合や、複数日分の出金をまとめて処理させる場合に、その作業の煩雑さを低減することができる。
また、本発明では、前記制御手段は、前記入力された未処理日と前記有価媒体処理手段により処理された有価媒体の処理結果とを関連付けて前記記憶手段に記憶させることを特徴とするため、出納員等の利用者が複数日分の売上金等の有価媒体を後日各売上日に売上げられた有価媒体毎にまとめて処理させた場合や、複数日分の出金をまとめて処理させた場合に、その処理結果と処理日とを容易に管理することができる。
また、本発明では、前記有価媒体処理手段は、キャッシュレジスタから回収した有価媒体の数量および種類を集計処理することを特徴とするため、出納員等の利用者が複数日分の売上金等の有価媒体を後日各売上日に売上げられた有価媒体毎にまとめて集計処理させる場合、その作業の煩雑さを低減することができる。
また、本発明では、前記有価媒体処理手段は、キャッシュレジスタから回収された有価媒体の総額または総価値を集計処理することを特徴とするため、出納員等の利用者が複数日分の売上金等の有価媒体を後日各売上日に売上げられた有価媒体毎にまとめて集計処理させる場合、その作業の煩雑さを低減することができる。
また、本発明では、有価媒体の数量および種類を受付ける数量受付手段と、前記キャッシュレジスタに関する情報を受付ける情報受付手段と、前記有価媒体処理手段による集計結果と前記数量受付手段により受付けた有価媒体の数量および種類とを比較することにより誤差を検出する誤差検出手段とを備え、前記制御手段は、前記誤差検出手段が誤差を検出した場合、前記誤差に関する情報と前記誤差が検出されたキャッシュレジスタに関する情報とを前記記憶手段に記憶させることを特徴とするため、出納員等の利用者が複数日分の売上金等の有価媒体を後日各売上日に売上げられた有価媒体毎にまとめて処理させる場合、その作業の煩雑さを低減することができ、さらに、有価媒体の集計処理を後日行った際に、有価媒体の数量および種類について、集計結果に関する誤差の情報と前記誤差が検出されたキャッシュレジスタに関する情報とを容易に管理することができる。
また、本発明では、有価媒体の総額または総価値を受付ける価値受付手段と、前記キャッシュレジスタに関する情報を受付ける情報受付手段と、前記有価媒体処理手段による集計結果と前記価値受付手段により受付けた有価媒体の総額または総価値とを比較することにより誤差を検出する誤差検出手段とを備え、前記制御手段は、前記誤差検出手段が誤差を検出した場合、前記誤差に関する情報と前記誤差が検出されたキャッシュレジスタに関する情報とを前記記憶手段に記憶させることを特徴とするため、出納員等の利用者が複数日分の売上金等の有価媒体を後日各売上日に売上げられた有価媒体毎にまとめて処理させる場合、その作業の煩雑さを低減することができ、さらに、有価媒体の集計処理を後日行った際に、有価媒体の総額または総価値について、集計結果に関する誤差の情報と前記誤差が検出されたキャッシュレジスタに関する情報とを容易に管理することができる。
また、本発明では、前記表示制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記誤差に関する情報と前記誤差が検出されたキャッシュレジスタに関する情報とを前記表示手段に表示させることを特徴とするため、集計処理において誤差が発生したキャッシュレジスタを容易に特定することができる。
また、本発明では、前記表示制御手段は、前記記憶手段に記憶された所定の閾値を超えた誤差を含む情報と前記誤差が検出されたキャッシュレジスタに関する情報とを前記表示手段に表示させることを特徴とするため、集計処理において所定の閾値を超えた誤差が発生したキャッシュレジスタを容易に特定することができる。
また、本発明では、前記有価媒体処理手段は、入金された有価媒体を識別する識別手段と、前記識別手段により識別された有価媒体を収納する収納手段とを有することを特徴とするため、複数日分の売上金等の有価媒体を収納手段に収納して保管しておくことができる。
また、本発明では、有価媒体を出金する前記有価媒体処理手段と、有価媒体の出金を前記制御手段に要求する出金要求手段とを備え、前記制御手段は、前記入力された未処理日と前記出金要求とを受付け、有価媒体が出金可能な状態であると判定した場合に、前記有価媒体の出金を行うことを特徴とするため、複数日分の出金作業を行う際に、その作業の煩雑さを低減することができる。
また、本発明では、前記制御手段は、前記表示手段に表示された未処理日に関する情報から特定の未処理日が前記入力手段により選択された場合に、前記有価媒体処理手段に前記未処理日の処理として有価媒体を処理させることを特徴とするため、未処理日を入力する手間を省くことができ、表示中の未処理日を選択するだけで、その日の処理として有価媒体の処理を行わせることができる。
また、本発明では、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記誤差に関する情報が所定の閾値以下の場合、前記有価媒体処理手段により有価媒体の出金を行うことを特徴とするため、集計結果における誤差が所定の閾値を越えたキャッシュレジスタへの有価媒体の払出しをできなくすることができる。
また、本発明では、前記キャッシュレジスタに関する情報は、キャッシュレジスタの識別情報と操作者情報とを含むことを特徴とするため、集計処理において誤差の発生したキャッシュレジスタと、そのキャッシュレジスタの操作者とを容易に管理することができる。
図1は、本実施形態に係る有価媒体処理システムを示す説明図である。 図2は、本実施形態に係る入出金機の構成を示す機能ブロック図である。 図3は、識別情報がNo.01、レジ員の担当者IDが0101のレジ1に関するある月の処理履歴テーブルを示す説明図である。 図4は、出納員が集計作業を行う際に、表示操作部に表示される画像の一例を示す説明図である。 図5は、本実施形態に係る入出金機で実行される処理を示すフローチャートである。 図6は、本実施形態に係る入出金機で実行される処理を示すフローチャートである。 図7は、出納員が出金作業を行う際に、表示操作部に表示される画像の一例を示す説明図である。 図8は、本実施形態に係る出金処理で実行される処理を示すフローチャートである。
符号の説明
S 有価媒体処理システム
1〜3 レジスタ(レジ)
4 入出金機
5 入金部
6 出金部
7 返却部
8 表示操作部
9 カードリーダ部
21 主制御部
22 表示制御部
23 集計処理部
24 誤差量検出処理部
25 処理履歴記憶部
26 識別判定処理部
27 搬送制御部
28 搬送機構
29 金種別収納部
30 払出処理部
以下に添付図面を参照して、本発明に係る有価媒体処理装置の好適な一実施形態について説明する。なお、以下では、店頭に設置された複数台のキャッシュレジスタ(以下、「レジ」という。)と、バックヤードの出納室に設置され、これら複数台のレジから回収された売上金の管理を行う入出金機とを備えた有価媒体処理システムに対して本発明を適用した場合を例に挙げて説明するが、本発明は、商品券やクーポン券等といった貨幣以外の有価媒体を取扱う有価媒体処理装置に対しても適用することができる。また、本発明は、入金のみを行う有価媒体処理装置、出金のみを行う有価媒体処理装置、入金及び出金の両方を行う有価媒体処理装置等、各種有価媒体処理装置に対して適用することができる。
図1は、本実施形態に係る有価媒体処理システムを示す説明図である。図1に示すように、本実施形態に係る有価媒体処理システムSは、店頭に設置された複数台(ここでは、3台)のレジ1、2、3と、店舗のバックヤードの出納室に設置され、これら3台のレジ1、2、3から回収した売上金の管理を行う入出金機4とにより構成している。
各レジ1、2、3は、顧客から支払われた商品代金の精算処理等を行う装置であり、従来一般に使用されているレジと同様の構成であるため、ここでは、その詳細な説明を省略する。なお、本実施形態の入出金機4に処理させる現金等の有価媒体の回収先となる装置は、レジ各レジ1、2、3に限定するものではなく、例えば、店舗の窓口等に配設されたドロワを備えた端末装置等、他の装置でもよい。
各レジ1、2、3には、それぞれ各レジ1、2、3を識別するために固有の識別情報が割り当てられており、本実施形態では、レジ1にはNo.01が、レジ2にはNo.02が、レジ3にはNo.03がそれぞれ識別情報として割り当てられている。
また、各レジ1、2、3は、それぞれ決まった操作担当者(以下、「レジ員」という。)がその操作を担当するようにしており、これらのレジ員にも、各レジ員を識別するために、それぞれ固有の担当者識別情報(以下、「担当者ID」という。)が割り当てられている。
本実施形態では、レジ1を担当するレジ員に0101が、レジ2を担当するレジ員に0102が、レジ3を担当するレジ員に0103が、それぞれ担当者IDとして割り当てられている。
各レジ員は、一日の営業が終了した後に、自身が担当するレジ1、2、3を操作して、各レジ1、2、3が一日に精算処理した売上金の印字されたレシートを各レジ1、2、3に発行させ、その後、レジ1、2、3からその日の売上金を回収して、入出金機4が設置されているバックヤードの出納室まで持って行き、出納室内に設けられた所定の金庫に売上金を保管する。なお、防犯面の配慮等から営業途中に売上金を回収(途中回収)する場合もあり、この場合、途中回収した売上金は金庫に保管する。
入出金機4は、レジ員とは別の専任の担当者(以下、「出納員」という。)が操作する装置であり、この出納員により売上金が投入されると、その売上金を各営業日(売上日)単位及び各レジ1、2、3、単位で集計処理し、その処理結果を内部に記憶して売上金を管理する装置である。また、この入出金機4は、各レジ1、2、3、で翌日以降に使用される釣銭準備金の払出処理も行う。
この入出金機4は、その筐体上面に、売上金等の貨幣を投入する入金部5と、釣銭準備金等の貨幣を払い出す出金部6と、投入された貨幣のうち判読不能券、汚損券や偽券等の当該入出金機4では取扱い不可能な紙葉類を返却する返却部7とが設けられている。
また、入出金機4の筐体の上部奥側には、入出金機4の操作手順や処理結果等の各種案内画像を表示すると共に、出納員が画面上の所定位置に触れることによって、売上金に関する各種処理を実行させるタッチパネル型の表示操作部8を備えている。さらに、表示操作部8の下方には、後に説明する特定の人物にのみ配布されたIDカードが挿入されると、そのIDカードから所定の情報を読取るカードリーダ部9を備えている。なお、図1中の符号10は、入出金機4内に収納した貨幣の回収を行う際、及び入出金機4への貨幣の補充を行う際に開閉する扉であり、符号11は、扉10の施錠及び開錠を行う鍵孔である。
また、入出金機4の筐体内部には、投入された貨幣に関する各種処理を実行する主制御部等が収納されている。ここで、入出金機4の具体的構成等について、図2を参照して説明する。本実施形態に係る入出金機4の構成を示す機能ブロック図である。
入出金機4は、図2に示すように、当該入出金機4の動作を統括制御する主制御部21と、この主制御部21による制御に従ってそれぞれ動作する表示制御部22、集計処理部23、誤差量検出処理部24、識別判定処理部26、搬送制御部27、払出処理部30を備えている。これらは、それぞれ通信用のバスにより接続されている。
また、この入出金機4は、前述した表示操作部8、カードリーダ部9、入金部5、出金部6、返却部7、入金された売上金等の貨幣を金種別に収納する金種別収納部29を備えている。入金部5、出金部6、返却部7、金種別収納部29、識別判定処理部26、払出処理部30は、それぞれ、搬送機構28を介して搬送制御部27と接続されている。さらに、この入出金機4は、売上金に関する処理の履歴に関する処理履歴情報及び釣銭準備金等の払出し履歴情報等を記憶する処理履歴記憶部25を備えている。
主制御部21は、CPU(Central Processing Unit)とROM(Read-Only Memory)とRAM(Random Access Memory)とを備えており、表示操作8から入力される所定の操作信号に基づいて、CPUがROMに記憶している複数種類の各種情報処理プログラムを適宜読み出して実行することにより、表示制御部22、集計処理部23、誤差量検出処理部24、識別判定処理部26、搬送制御部27、払出処理部30の各動作を制御すると共に、処理履歴記憶部25内の各種処理履歴情報の更新等を行って、入出金機4の動作を統括制御する。なおRAMは、CPUがROMに記憶している各種情報処理プログラムを実行する際に、作業領域として使用される一時記憶領域として機能するものである。
表示制御部22は、主制御部21による制御に従って動作し、表示操作部8に入出金機4の操作手順や処理結果等の各種案内画像を適宜表示させる。また、この表示制御部22は、釣銭準備金等を払出す際に、払出す貨幣の種類及び数量の組み合わせパターンを出納員に選択させる画面の表示も行う。ここでは、表示制御部22と主制御部21とを別体として記載しているが、この表示制御部22が備える表示制御機能を主制御部21に担わせてもよい。
また、識別判定処理部26は、主制御部21による制御に従って動作し、入金部5に投入された貨幣を一枚ずつ撮像して、各貨幣の真偽、正損、金種等を識別判定する処理を行う。この識別判定処理部26により損券や偽券等と判定された紙葉類は、返却部7から機外へ返却される。
集計処理部23は、主制御部21による制御に従って動作し、識別判定処理部26により損券や偽券等ではない正規の貨幣であると判定された貨幣の数量および種類を各レジ1、2、3単位で集計する。なお、本実施形態では、集計処理部23が貨幣の数量および種類を集計するように構成しているが、集計処理部23が現金と商品券やクーポン券等の他の有価媒体との総額または総価値を各レジ1、2、3単位で集計するように構成してもよい。
誤差量検出処理部24は、主制御部21による制御に従って動作し、出納員が入出金機4に貨幣を入金する際に表示操作部8を操作して入力する入金金額と、集計処理部23による貨幣の集計結果との誤差量を検出する。このとき、出納員が入力する各入金金額は、一日の営業が終了した後に、各レジ1、2、3から発行されたレシートに印字されている当日のレジ1、2、3毎の売上金額である。
ここでは、出納員が入金する現金の金額を入力する場合を例に挙げているが、入金金額ではなく、通貨の種類、金種、または、クーポン券や商品券の種類毎にそれぞれの有価媒体の総額または総価値を入力してもよい。有価媒体の総額または総価値を入力する場合、誤差量検出処理部24は、入力された有価媒体の総額または総価値と、集計処理部23の集計結果との誤差量を検出する。
なお、本実施形態の入出金機4では、出納員が表示操作部8を用いて手入力により売上金額等を入力するように構成しているが、売上金額等を入力する構成はこれに限定するものではなく、他の構成により売上金額の入力を行ってもよい。たとえば、入出金機4と各レジ1、2、3とをそれぞれ所定の通信ネットワークを介して接続しておき、各レジ1、2、3から入出金機4へ当日の売上金額(金種別の貨幣の枚数や総額、総価値等)を送信して、入出金機4に入力するように構成してもよい。これ以外にも、入出金機4にバーコードリーダを設け、売上金額が記録されたバーコードを用いて当日の売上金額等を入出金機4へ入力するように構成してもよい。さらには、入出金機4に電子記憶媒体を接続可能な接続インターフェースを設け、売上金額が記録された電子記憶媒体を用いて当日の売上を入出金機4に入力するように構成してもよい。
表示操作部8は、前述のように、入出金機4の操作手順や処理結果等の各種案内画像を表示すると共に、出納員が画面上の所定位置に触れることによって、売上金に関する各種処理を実行させるタッチパネル型の表示装置である。
そして、この表示操作部8は、出納員が画面上の所定位置に触れて操作を行うと、その操作に応じた操作信号を主制御部21へ出力する。この操作信号を受信すると主制御部21は、受信した操作信号に応じて、表示制御部22、識別判定処理部26、集計処理部23、誤差量検出処理部24、搬送制御部27、払出処理部30等へそれぞれ所定の制御信号を出力する。
カードリーダ部9は、たとえば、店舗の管理者や監督者等の特定の権限が与えられた人物のみに配布されたIDカードが挿入されると、そのIDカードからそのIDカードの所有者を特定する情報を読取り、その情報を主制御部21へ出力する。主制御部21は、カードリーダ部9からこの情報を受信すると、表示制御部22を動作制御して、表示操作部8に全ての処理履歴情報を表示させる。すなわち、本実施形態の入出金機4では、このIDカードを挿入することによって、処理履歴記憶部25に記憶している全ての処理履歴情報を表示操作部8に表示させることができるように構成している。
なお、本実施形態の入出金機4では、IDカードにより特定の権限が与えられた人物を特定するように構成しているが、特定の権限が与えられた人物を特定する構成はこれに限定するものではなく、他の構成により人物の特定を行ってもよい。たとえば、入出金機4に生態認証機能を設け、予め特定の権限を与えられた人物の生態情報(たとえば、顔画像や指紋情報、静脈情報、網膜情報等)を登録しておき、これらの生態情報に基づいて人物を特定するように構成してもよい。また、生態情報以外にも、たとえば、特定の人物に関する固有の情報を記憶したバーコードや電子記憶媒体を用いて、特定の人物を特定するように入出金機4を構成してもよい。
搬送制御部27は、主制御部21による制御に従って動作し、搬送機構28の駆動制御を行う。搬送機構28は、入金部5、出金部6、返却部7、識別判定処理部26、金種別収納部29の各間で双方向に貨幣を搬送可能に構成している。
また、金種別収納部29は、各金種毎に貨幣を一時保管する複数のスタッカを備えている。識別判定処理部26により金種が判定された貨幣は、各金種別に分別されてそれぞれ金種別のスタッカに収納される。また、釣銭準備金等を払い出す際には、この金種別収納部29から出金部6へ搬送機構28によって貨幣が搬送されて出金される。
処理履歴記憶部25は、大容量のフラッシュメモリ等の不揮発性メモリにより構成しており、集計処理部23により貨幣が集計処理された処理日の日付、その処理日に集計処理部23により集計処理された貨幣の集計結果、その集計結果と出納員により入力された入力金額との誤差量等とをそれぞれ対応付けて処理履歴情報として記憶している。そして、この処理履歴記憶部25では、各処理履歴情報を集計処理が行われた貨幣の回収された各レジ1、2、3及びそのレジ員毎に区別し、各レジ1、2、3毎の処理履歴テーブルとして記憶している。
また、この処理履歴記憶部25は、集計処理に関する履歴情報に加えて、払出処理に関する処理履歴情報も記憶している。そして、この処理履歴記憶部25は、この払出処理に関する処理履歴情報についても、各レジ1、2、3及びそのレジ員毎に区別して、払出処理に対応する処理日と払出処理の処理結果とを対応付けて記憶している。なお、ここでの払出処理に対応する処理日とは、払出処理を行った日付ではなく、払出した貨幣が釣銭準備金等として各レジ1、2、3で使用される予定日を意味するものである。
また、この処理履歴記憶部25は、集計処理および払出処理について、未処理日の日付と、その未処理日に処理されるはずの処理が実際に処理された日付とを対応付けて記憶している。
ここで、図3を参照して、処理履歴記憶部25に記憶している処理履歴テーブルについて、具体的に説明する。図3は、識別情報がNo.01、レジ員の担当者IDが0101のレジ1に関するある月の処理履歴テーブルを示す説明図である。
図3に示すように、処理履歴記憶部25には、レジ1に関する処理履歴テーブルとして、集計処理部23によって集計処理が行われた処理日と、その集計処理の結果に基づいて誤差量検出処理部24により検出された誤差金額と、誤差金額が所定の閾値を超えた累積回数と、集計処理部23により集計処理が行われるべき日に入出金機4へレジ1から回収された貨幣が入金されたか否かを示す入金済フラグと、前述の累積回数が所定回数(規定回数:ここでは3回)に達したか否かを示す警告フラグとがそれぞれ対応付けられて記憶されている。なお、ここでは、図示を省略しているが、この処理履歴テーブルには、入出金機4で貨幣の払出処理が行われるべき日に払出処理が行われたか否かを示す出金フラグも記憶されている。
この処理履歴テーブルから、レジ1は、この月の1日、2日、3日、5日に集計処理が行われ、4日に集計処理が行われなかったことがわかる。そのため、1日、2日、3日、5日に対応する入金済フラグとして、処理済(入金済み)を示す「1」が記憶され、4日に対応する入金済フラグとして、未処理(未入金)を示す「0」が記憶されている。
また、この処理履歴テーブルに記憶した累積回数に対応する数値から、2日、3日、5日に検出された誤差金額が所定の誤差量を超えており、5日に、誤差量検出処理部24により検出した誤差金額が所定の誤差量を超えた累積回数が規定回数の3回に達したことが分かる。そのため、この入出金機4では、誤差金額が所定の誤差量を超えた累積回数が規定回数の3回に達した場合に、そのレジ1に関して、処理履歴テーブルに記憶されている誤差量が所定の閾値を超えたと判断して、処理履歴テーブルに警告フラグとして、後述の警告表示を行うことを示す「1」を記憶させる。
ここでの誤差量は、出納員が手入力した売上金額と集計処理の結果得られた集計金額との誤差量の絶対値のことであり、出納員が手入力した売上金額に対するプラスの誤差およびマイナスの誤差の両方を含むものである。
なお、本実施形態の入出金機4では、誤差金額が所定の閾値を超えた累積回数が3回に達した場合に、警告フラグを立てるように構成しているが、警告フラグを立てる基準はこれに限定するものではなく、他の基準に基づいて警告フラグを立てるように構成してもよい。たとえば、単位時間に発生した誤差量が所定の閾値を超えた場合に、警告フラグを立てるように構成してもよい。かかる構成とする場合、発生した誤差量をレジの稼働時間で割った誤差量が所定の閾値を超えていた場合に警告フラグを立てる。また、一定期間における誤差絶対値の累計が所定の閾値を超えた場合に、誤差量が所定の閾値を超えたと判断して、警告フラグを立てるように構成してもよい。
そして、本実施形態の入出金機4では、処理履歴記憶部25内に、各レジ1、2、3単位、及び各レジ員単位でそれぞれ上記したような処理履歴テーブルを記憶している。このように、本実施形態では、この処理履歴記憶部25が、有価媒体を回収した各レジスタ毎に、有価媒体処理手段による有価媒体の処理日と、その処理日に対応する有価媒体の処理結果とを記憶する記憶手段として機能する。
次に、このように構成した入出金機4により出納員が貨幣の集計を行う際の作業の一連の流れについて、図4(a)〜(i)を参照しながら具体的に説明する。図4(a)〜(i)は、出納員が集計作業を行う際に、表示操作部8に表示される画像の一例を示す説明図である。
ここで、出納員が貨幣の集計を行う際の作業の一連の流れを説明する前に、以下の説明中における未処理日の概念について説明する。以下の説明における未処理日とは、所定の予め設定された期間内において、処理が実行されていない日のことをいう。
より具体的には、売上金入金処理に関する未処理日とは、当日または当日以前において、未だ売上金入金が行われていない日のことをいう。通常、上記未処理日は、当日または過去日付となる。ただし、レジの開設処理(該当営業日において、その日オープン予定のレジを登録しておく処理)が終了していない場合、その日は未処理日の候補として表示手段に表示されない。なお、この場合、表示手段に表示されない日付の処理として売上金入金が行われようとした場合、警告をだしてもよい。
また、本実施形態での釣銭準備金出金処理に関する未処理日とは、当日または翌日以降において、未だ釣銭準備金出金が行われていない日付のことをいう。通常、上記未処理日は、当日または未来日付となる。
また、本実施形態では、釣銭準備金を出金する際、所定の設定された期間内において、出金していないレジの釣銭準備金を出金する。たとえば、所定の設定期間を3日とした場合、当日から3日以内の釣銭準備金を出金していないレジが表示手段に表示される。
また、釣銭準備金を出金する場合、既に出金した釣銭準備金の金額または出金回数によって、出金制限を行う。たとえば、1日に一台のレジに対して出金可能な釣銭準備金の金額又は出金回数に上限を設け、その上限を超える出金依頼があった場合には、出金依頼を入出金機4側で拒否するように入出金機4を構成する。同様に、釣銭準備金の出金処理に関する未処理日の累計(たとえば、3日)の間に、1台のレジに対して出金可能な釣銭準備金の金額又は出金回数に上限を設けてもよい。
また、釣銭準備金の出金制限については、前述のレジの開設処理が終了しているか否かに基づいて、制限してもよい。たとえば、レジの開設処理が終了していないと判定した場合に、釣銭準備金の出金を拒否するように入出金機4を構成する。なお、レジの開設処理が終了していなくても、釣銭準備金の出金を行わせるように入出金機4を構成してもよい。
本実施形態の入出金機4では、待機状態において、図4(a)に示すように、表示操作部8に「入金」と「出金」と「処理履歴」という文字を表示させ、利用者である出納員に入金処理と、出金処理と、処理履歴表示処理とのうちから、入出金機4に実行させる一つの処理を選択させる。
そして、出納員が入金作業を行うために画面上の「入金」の部分に触れると、入出金機4は、図4(b)に示すように、表示操作部8に「レジ番号を入力してください。」というレジ1、2、3の識別情報の入力を促す案内画像を表示させる。
ここで、出納員が画面上のテンキーの部分を操作して、レジ1の識別情報である「01」を入力し、「決定」を操作したとする。このとき、レジ1に関して、売上金の集計を行うべき日であって、集計が行われなかった未処理日が存在しない場合、入出金機4は、図4(c)に示すように、当日の日付(19日月曜)分の入金案内画像を表示操作部8に表示させる。なお、ここでは、出納員にこれから入金する売上金を回収したレジ(ここでは、レジ1)の識別情報を入力させるように構成したが、レジ1から売上金を回収したレジ員の担当者IDを入力させるように構成してもよい。
そして、出納員が、この入金案内画像(図4(c))中のテンキー部分を操作して、これから入金する入金金額を入力し、レジ1から回収された19日分の売上金を入出金機4に投入して「決定」を操作すると、入出金機4は、投入された貨幣の識別判定処理、集計処理、誤差量検出処理を実行する。
これらの各処理の結果、入力された入金金額と集計金額とに誤差が生じていなかった場合、入出金機4は、図4(d)に示すように、入金金額と集計金額とを表示する。なお、誤差が生じていた場合については後述する。その後、出納員が画面上の「確認」を操作すると、入出金機4は、今回の集計結果をレジ1に関する処理履歴テーブルに記憶させる。
一方、レジ1に関して、売上金の集計を行うべき日であって、集計が行われなかった未処理日が複数存在していた場合、たとえば、出納員が17日土曜及び18日日曜に出勤しておらず、19日月曜に出勤して、17日〜19日分の売上金を各営業日毎にまとめて集計しなければならない場合、入出金機4は、図4(e)に示すように、17日〜19日の中から、集計処理を行う処理日を出納員に選択させる案内画像を表示操作部8に表示させる。
このように、本実施形態の入出金機4では、複数の未処理日が存在する場合に、一つの画面上に、集計処理が未だ実行されていない複数の未処理日に関する未処理日情報を表示するため、出納員は、レジ1、2、3から発行されたレシートを確認することなく、容易に複数の未処理日が存在することを確認することができるので、出納員の作業負荷を低減することができる。
そして、図4(e)に示す画面上で、出納員が「17日土曜分」の部分に触れると、入出金機4は、図4(f)に示すように、17日土曜分の入金案内画像を表示操作部8に表示させる。このとき、入出金機4は、画面上から「17日土曜分」の文字を削除した案内画像を表示させる。
この図4(f)に示す画面上で、出納員がテンキー部分を操作して、これから入金する入金金額を入力し、レジ1から回収された17日分の売上金を入出金機4に投入して「決定」を操作すると、入出金機4は、投入された貨幣の識別判定処理、集計処理、誤差量検出処理を実行する。
これらの各処理の結果、入力された入金金額と集計金額とに誤差が生じていなかった場合、入出金機4は、図4(d)に示した画面と同様に、入金金額と集計金額とを表示する。そして、出納員が画面上の「確認」を操作すると、入出金機4は、今回の集計結果をレジ1に関する処理履歴テーブルに記憶させる。こうして未処理日である17日土曜分の売上金の集計処理が終了する。
その後、入出金機4は、図4(g)に示すように、未だ集計処理が実行されていない日付に関する情報(「18日日曜分」、「19日月曜分」)と、これら18日と19日との中から、出納員に集計処理を行う未処理日を選択させる「処理日を選択してください。」という文字とが表示された案内画像を表示操作部8に表示させる。
そして、この入出金機4では、出納員が図4(g)に示す案内画像上で18日又は19日のいずれかの未処理日を選択した場合、その後、継続して選択した未処理日分の売上金に関する集計処理を実行するように構成している。
このように、本実施形態の入出金機4では、表示操作部8に表示している複数日の未処理日から、利用者である出納員が所望する未処理日を選択操作するだけで、わざわざ入出金機4の処理日設定等を変更することなく、その未処理日に関する売上金の集計処理を実行することができるので、複数日分の売上金を後日各売上日毎にまとめて集計処理させる場合、その作業の煩雑さを低減することができる。
また、本実施形態の入出金機4では、誤差量検出処理の結果、入力された入金金額と集計金額とに誤差が生じていた場合、図4(h)に示すように、入金金額と集計金額とに加え、誤差量検出処理部24により検出した誤差金額を表示する。そして、出納員が画面上の「確認」を操作すると、入出金機4は、今回の集計結果をレジ1に関する処理履歴テーブルに記憶させる。
このとき、入出金機4では、誤差量検出処理部24により検出した誤差金額が所定の誤差量を超えていた場合、レジ1に関する処理履歴テーブルの累積回数を1加算し、その累積回数が規定回数の3回に達していた場合には、図4(i)に示すように、警告表示としてレジ1の識別情報(No.01)と、レジ1の担当者ID(0101)を表示させる。
なお、本実施形態では、誤差量検出処理部24により検出した誤差金額が所定の誤差量を超えていた場合、図4(i)に示すように、警告表示としてレジ1の識別情報(No.01)と、レジ1の担当者ID(0101)を表示出力させているが、この警告の出力方法は表示に限定するものではない。
他の出力方法としては、たとえば、入出金機4に図4(i)に示す警告表示を印字可能なプリンタを設け、このプリンタにより警告表示を印字出力させてもよい。また、入出金機4に携帯端末や他の端末へ有線または無線通信により情報を送信可能な通信部を設け、この通信部により携帯端末や他の端末へ向けて、検出した誤差金額が所定の誤差量を超えていたレジの識別情報と、そのレジの担当者IDとを外部出力させてもよい。かかる構成とする場合、検出された誤差金額の誤差量とは無関係に、処理履歴テーブル内の情報を携帯端末や他の端末へ向けて外部出力することもできる。
このように、本実施形態の入出金機4では、入力された入金金額と集計金額との誤差が所定の閾値以下であった場合に入金を可能とし、入力された入金金額と集計金額との誤差が所定の閾値を超える事態が頻繁に発生する場合に、そのレジの識別情報と、そのレジのレジ員を特定可能な担当者IDとを警告表示するため、出納員は、特定のレジ員による特定レジの誤差発生状況や不正行為等を容易に発見することができる。
次に、上記のように出納員が売上金の集計作業を行う際に、入出金機4で実行される処理について、図5及び図6を参照して説明する。図5及び図6は、入出金機4で実行される処理を示すフローチャートである。
本実施形態に係る入出金機4は、電源が投入されている間、図5に示すフローチャートに従って各種処理を繰り返し実行する。この入出金機4では、電源が投入されると、図5に示すように、まず、主制御部21が表示制御部22を動作制御して、表示操作部8に待受表示(図4(a)参照。)を行わせる(ステップS101)。
次に、主制御部21は、表示操作部8が操作されたか否かの判断を行い(ステップS102)、操作されたと判断した場合(ステップS102:Yes)、処理をステップS103へ移し、操作されていないと判断した場合(ステップS102:No)、このステップS102の判断を繰り返し実行する。このステップS102において主制御部21は、表示操作部8から所定の操作信号を受信した場合に、表示操作部8が操作されたと判断する。
そして、主制御部21は、表示操作部8から入力された操作信号から、ステップS102で検出した操作が入金操作であったか否かを判断し(ステップS103)、入金操作であったと判断した場合(ステップS103:Yes)、処理をステップS104へ移して、レジ1、2、3から回収した貨幣を内部に取込んで、その数量を集計する入金処理を実行し、その後、処理を終了する。この入金処理については、後に図6を参照して具体的に説明する。
一方、主制御部21は、ステップS102で検出した操作が入金操作でなかったと判断した場合(ステップS103:No)、その操作が出金操作であったか否かの判断を行う(ステップS105)。
そして、主制御部21は、ステップS102で検出した操作が出金操作であったと判断した場合(ステップS105:Yes)、その操作に応じた数量及び種別の貨幣を外部へ払い出す出金処理を実行して(ステップS106)、その後、処理を終了する。この出金処理については、後に詳述する。一方、主制御部21は、ステップS102で検出した操作が出金操作でなかったと判断した場合(ステップS105:No)、その操作が処理履歴表示操作であったか否かの判断を行う(ステップS107)。
そして、主制御部21は、ステップS102で検出した操作が処理履歴表示操作であったと判断した場合(ステップS107:Yes)、表示制御部22を動作制御して、表示操作部8に処理履歴表示を行わせる(ステップS108)。ここで、主制御部21は、カードリーダ部9から所定のIDカードに関する情報を受信し、且つ、表示操作部8から入力された操作信号が処理履歴表示操作を示す信号であった場合に、ステップS102で検出した操作が処理履歴表示操作であったと判断する。そして、このとき表示制御部22は、全てのレジ1、2、3に関する処理履歴テーブル内の情報を表示操作部8に表示させる。
一方、主制御部21は、ステップS102で検出した操作が処理履歴表示操作でなかったと判断した場合(ステップS107:No)、ステップS102で検出したその他の操作に応じたその他の処理を実行し(ステップS109)、その後、処理を終了する。ここで実行されるその他の処理は、たとえば、入出金機4の初期設定のための処理等である。
次に、ステップS104で実行される入金処理について、図6を参照して具体的に説明する。この入金処理が開始されると、図6に示すように、主制御部21は、表示制御部22を動作制御して、表示操作部8にレジ1、2、3の中から特定のレジの識別情報(以下、「レジ番号」という。)を入力させるレジ番号入力表示(図4(b)参照。)を行わせる(ステップS201)。
その後、主制御部21は、レジ番号が入力されたか否かの判断を行い(ステップS202)、レジ番号が入力されていないと判断した場合(ステップS202:No)、入力されるまでステップS202の判断を繰り返し行い、レジ番号が入力されたと判断した場合(ステップS202:Yes)、処理をステップS203へ移す。
このとき、出納員は、表示操作部8に表示されるテンキー部分を操作することによって、レジ番号を入力する。すなわち、本実施形態では、表示操作部8がレジの識別情報を入力する識別情報入力手段として機能する。なお、レジ番号の入力はレジ用カード、バーコード、電子媒体等でも入力ができる。
ステップS203において、主制御部21は、ステップS202で入力されたレジ番号に対応するレジに関する処理履歴テーブルを参照して、そのレジに関して当日以外で売上金の集計処理が実行されていない日(未入金日)があるか否かを判断し、当日以外に未入金日があると判断した場合(ステップS203:Yes)、処理をステップS204へ移し、当日以外に未入金日がないと判断した場合(ステップS203:No)、処理をステップS207へ移す。
ステップS207で主制御部21は、表示制御部22を動作制御して、当日の入金金額の入力を促す入金金額入力表示(図4(c)参照。)を表示操作部8に表示させ、その後、処理をステップS208へ移す。
また、ステップS204で制御部21は、表示制御部22を動作制御して、未入金日を選択させる未入金日選択表示(図4(e)参照。)を表示操作部8に表示させ、その後、処理をステップS205へ移す。ここで、表示制御部22は、未入金日が複数日あった場合、それら全ての未入金日を表示操作部8に表示させると共に、これら複数の未入金日から売上金の集計処理を行う処理日の選択を促す文字を表示させる。
このように、本実施形態では、表示制御部22が有価媒体処理手段により有価媒体が処理されなかった未処理日に関する情報を所定の表示手段に表示制御する表示制御手段として機能する。
その後、ステップS205で主制御部21は、処理日が選択されたか否かの判断を行い、処理日が選択されなかったと判断した場合(ステップS205:No)、処理日が選択されるまでこのステップS205の判断を繰り返し行い、処理日が選択されたと判断した場合(ステップS205:Yes)、処理をステップS206へ移す。
このとき、出納員は、表示操作部8に表示されている未入金日表示の画面を操作して、所望する特定の処理日を選択する。このように、本実施形態では、表示操作部8が表示手段に表示された未処理日に関する情報から特定の未処理日を選択する処理日選択手段として機能する。
ステップS206で主制御部21は、ステップS205で選択された処理日に関する入金金額の入力を促す入金金額入力表示(図4(f)参照。)を表示制御部22に表示させ、その後、処理をステップS208へ移す。
そして、ステップS208において、主制御部21は、入金金額の入力があったか否かの判断を行い、入金金額の入力がないと判断した場合(ステップS208:No)、入力があるまでステップS208の判断を繰り返し行い、入力があったと判断した場合(ステップS208:Yes)、処理をステップS209へ移す。
このとき、出納員は、表示操作部8に表示されている入金金額入力表示中のテンキー部分を操作して、これから入出金機4に投入する売上金が回収されたレジ1、2、3から発行されたレシートに記載の売上金額またはレジ1、2、3からの回収金額を入力する。このように、本実施形態では、表示操作部8が有価媒体処理手段に集計処理させる有価媒体の数量を入力する数量入力手段として機能する。なお、ここでは、表示操作部8により売上金額を入力するように構成しているが、金額に換えてレジ1、2、3から回収した貨幣の金種別の枚数を入力するように構成してもよい。
その後、当該入出金機4に貨幣が投入されると、主制御部21は、投入された貨幣の集計処理を行う(ステップS209)。このステップS209において、主制御部21は、識別判定処理部26を動作制御して、投入された貨幣の識別判定処理を行わせ、集計処理部23を動作制御して、識別判定後の貨幣を集計処理させ、誤差量検出処理部24を動作制御して、表示操作部8の操作により入力された入金金額と、集計処理の結果得られた集計金額との誤差金額を検出させ、その後、処理をステップS210へ移す。
このように、本実施形態では、誤差量検出処理部24が、数量入力手段により入力された有価媒体の数量と、処理日選択手段により特定の未処理日が選択されてから有価媒体処理手段により集計された有価媒体の集計結果との誤差量を検出する誤差検出手段として機能する。
そして、ステップS210において、主制御部21は、ステップS209で検出された誤差金額が発生したか否かの判断を行い、誤差金額が発生したと判断した場合(ステップS210:Yes)、処理履歴テーブルの累積回数に1を加算する処理を行った後、処理をステップS211へ移し、誤差金額が発生していないと判断した場合(ステップS210:No)、処理をステップS212へ移す。なお、ここでは、誤差金額が発生した場合に、処理履歴テーブルの累積回数を1加算する処理を行っているが、この処理に代えて、誤差金額が所定の誤差金額を超えた場合に、処理履歴テーブルの累積回数を1加算する処理を行うように、処理を変更してもよい。
ステップS211において、主制御部21は、表示制御部22を動作制御して、集計結果・誤差金額表示を表示操作部8に表示させる。このとき、表示制御部22は、表示操作部8の操作により入力された入金金額と、集計処理の結果得られた集計金額とを表示操作部8に表示させると共に、入金金額と集計金額との誤差金額についても、表示操作部8に表示させ、その後、処理をステップS213へ移す。
また、ステップS212において、主制御部21は、表示制御部22を動作制御して、集計結果表示を表示操作部8に表示させる。このとき、表示制御部22は、表示操作部8の操作により入力された入金金額と、集計処理の結果得られた集計金額とを表示操作部8に表示させ、その後、処理をステップS213へ移す。
そして、ステップS213において、主制御部21は、ステップS202で入力されたレジ番号に対応する処理履歴テーブルを参照して、所定誤差検出回数(所定の閾値を超える誤差金額が検出された累積回数)が規定回数(ここでは、3回)以上になったか否かを判断し、規定回数以上になったと判断した場合(ステップS213:Yes)、処理をステップS214へ移し、規定回数未満であると判断した場合(ステップS213:No)、処理をステップS215へ移す。
ステップS214において、主制御部21は、ステップS202で入力されたレジ番号に対応する処理履歴テーブルを参照し、表示制御部22を動作制御して、所定の閾値を超える誤差金額が検出された累積回数が規定回数に達したレジ1、2、3及びそのレジのレジ員に関する警告表示として、そのレジのレジ番号と担当者IDとを表示するレジ番号・担当者ID表示(図4(i)参照。)を表示操作部8に表示させ、その後、処理をステップS215へ移す。
ステップS215において、主制御部21は、表示操作部8で確認操作がなされたか否かを判断し、確認操作がなされていないと判断した場合(ステップS215:No)、確認操作がなされるまでステップS215の判断を繰り返し行う。
そして、主制御部21は、表示操作部8で確認操作がなされたと判断した場合(ステップS215:Yes)、ステップS209で実行した集計処理の集計結果を処理履歴テーブルに記憶させ、その後、表示操作部8に表示されている未入金日表示から、ステップS205で選択された処理日を削除する処理を行って(ステップS216)、処理を終了する。
このとき、主制御部21は、ステップS203の判断で未入金日がないと判断されていた場合、当日の日付と、ステップS209で実行した集計処理の集計結果とを対応付けて、集計処理した貨幣が回収されたレジ1、2、3に関する処理履歴テーブルに記憶させる。
ステップS203の判断で未入金日があると判断されていた場合、主制御部21は、ステップS205で選択された処理日(未処理日)の日付と、ステップS209で実行した集計処理の集計結果とを対応付けて、集計処理した貨幣が回収されたレジ1、2、3に関する処理履歴テーブルに記憶させる。
さらに、このとき主制御部21は、ステップS210の判断で誤差金額があったと判断されていた場合、その誤差金額と処理日(当日又はステップS205で選択された処理日)とを対応付けて、集計処理した貨幣が回収されたレジ1、2、3に関する処理履歴テーブルに記憶させる。
このように、本実施形態の入出金機4では、売上金の集計処理ができなかった日が複数日あった場合に、入出金機4の表示操作部8に、集計処理ができなかった複数の日付を表示させ、出納員等の利用者がその複数の日付の中から所望の日付を選択することによって、その日付に対応した売上金の集計処理を入出金機4に実行させるように構成している。
これにより、出納員等の入出金機4の利用者は、入出金機4の表示操作部8による表示を確認するだけで、売上金が集計処理されなった日付を容易に確認することができ、その画面上で所望の日付を選択するだけで、容易にその日付に対応する売上金の集計を行うことができるので、複数日分の売上金を後日各売上日毎にまとめて入出金機4に集計処理させる場合に、その作業の煩雑さが低減される。
また、図6に示した入金処理では、1回の入金処理が終了する度に一旦入金処理を終了させているが、複数の未処理日があったときに、それら全ての未処理日に関する集計処理が終了してから入金処理を終了させるように構成してもよい。
このように構成する場合には、図6のステップS215において、確認操作が有ったと判断された場合に(ステップS215:Yes)、処理をステップS203へ戻すように処理手順を変更し、さらに、ステップS203において、未処理日がないと判断された場合に(ステップS203:No)入金処理を終了するように処理手順を変更する。
このように入金処理の処理手順を変更することによって、複数の未処理日があったときに、全ての未処理日に関する売上金の集計処理を継続して行うことができるので、入出金機4の利用者の作業負荷をより一層低減することができる。
次に、本実施形態の入出金機4が実行する出金処理について、図7及び図8を参照して説明する。ここでは、まず、入出金機4により出納員が貨幣の出金(払出し)を行う際の作業の一連の流れについて、図7(a)〜(g)を参照して説明し、その後に、図5に示すステップS106で実行される出金処理について、図8を参照して具体的に説明する。
図7(a)〜(g)は、出納員が出金作業を行う際に、表示操作部8に表示される画像の一例を示す説明図である。図8は、本実施形態に係る入出金機4で実行される処理を示すフローチャートである。
図7(a)に示すように、表示操作部8に「入金」と「出金」と「処理履歴」という文字が表示されている待機状態において、出納員が出金作業を行うために画面上の「出金」の部分に触れると、入出金機4は、図7(b)に示すように、「レジ番号を入力してください。」というレジ1、2、3の識別情報の入力を促すレジ番号入力表示を表示操作部8に表示させる。
ここで、出納員が画面上のテンキーの部分を操作して、レジ1の識別情報であるレジ番号「01」を入力し、「決定」を操作したとする。このとき、入出金機4は、予め設定された払出上限の範囲内で、当該入出金機4が貨幣を払出し可能な当日以降の未処理日に関する情報を示す出金可能日表示を表示操作部8に表示させる。
本実施形態では、払出上限として、一台のレジスタに関して、当日を含めて三日先までの分の釣銭準備金を払出可能とする設定を行うようにしている。なお、払出上限に関する日数はこれに限定するものではなく、任意の日数を設定してもよい。また、払出上限として日数ではなく、払出す貨幣の総額や金種毎の枚数を予め設定しておいてもよい。
ここでは、図7(c)に示すように、当日である「19日月曜分」、明日である「20日火曜分」、明後日である「21日水曜分」の三日の中から、いずれか一日分の釣銭準備金の払出しを利用者である出納員に選択させる出金可能日表示を表示操作部8に表示させる。
また、本実施形態の入出金機4では、出納員によるレジ番号(ここでは、レジNo.01)を受付けると、そのレジ番号に対応する処理履歴テーブル(図3参照。)を参照して、警告フラグとして「1」が記憶されているか否かを判定し、「1」が記憶されていた場合、図7(g)に示すように、「出金処理が禁止されています!」という出金禁止表示を表示操作部8に表示させる。なお、警告フラグとして「0」が記憶されていた場合には、前述のように図7(c)に示す出金可能日表示を表示操作部8に表示させる。
その後、出納員が出金可能日表示における「19日月曜分」の部分に触れると、入出金機4は、図7(d)に示すように、この入出金機4から払出す貨幣の種類及び数量の組み合わせパターンを出納員に選択させる出金パターン選択表示を表示操作部8に表示させる。
本実施形態では、「平日Aパターン」と「平日Bパターン」という二つの出金パターンを出納員に選択させる出金パターン選択表示を表示操作部8に表示する。ここで出納員が「平日Aパターン」の部分に触れると、入出金機4は、5千円札を10枚、千円札を20枚払出す払出し処理を行う。一方、出納員が「平日Bパターン」の部分に触れると、入出金機4は、5千円札を20枚、千円札を50枚払出す払出し処理を行う。このように、本実施形態では、表示操作部8が有価媒体処理手段に払出させる有価媒体の種類及び数量の組み合わせパターンを選択する払出しパターン選択手段として機能する。なお出金パターンとして、平日と休日とで異なる出金パターンを設けてもよい。
そして、入出金機4は、出金処理が終了すると、図7(e)に示すように、レジNo.01のレジ1についての出金作業を継続するか否かを選択させる案内画像を表示操作部8に表示させる。
ここで、出納員が図7(e)に示す案内画像中の「継続」の部分に触れると、入出金機4は、図7(f)に示すように、出金可能日表示を表示操作部8に表示させる。その後、入出金機4は、全ての出金可能日についての出金処理が終了するか、若しくは出納員によって終了操作がなされるまで、出金パターン選択表示と、出金処理と、出金可能日表示とを繰り返し行う。なお、既に出金処理が行われている日付や予め出金が禁止されている日付については、表示操作部8に表示させないか、若しくは、表示させたとしても、その日付の選択操作を無効とする。
このように、本実施形態の入出金機4では、出納員が出金作業を行う際に、当日を含めて複数日先の日付分の釣銭準備金を出金させることができるので、複数日分の出金作業を行う際に、その作業の煩雑さを低減することができる。
しかも、この入出金機4では、予め設定された払出上限の範囲内で、当該入出金機4により貨幣を払出し可能な当日以降の未処理日に関する情報を表示操作部8に表示させるので、無制限に先の日付分の払出処理が行われることを防止することができる。
さらに、この入出金機4では、払出す貨幣の種類及び数量の組み合わせパターンを予め設定しておき、複数の出金パターンから出納員が所望する出金パターンを選択させることができるため、出金金額や貨幣の枚数等をいちいち入力することなく、予想される来店者数に応じて適した種類及び数量の貨幣を払出すことができる。また、この際、有価媒体処理装置である入出金機4内の枚数が出金パターンとして設定された紙幣枚数に満たない場合、該当するパターンを表示画面に出さない、または該当ボタンを有効にしないことも可能である。
また、この入出金機4では、出金処理を行うに際し、処理履歴テーブルを参照して警告フラグが立っているか否かを判定し、警告フラグが立っていない場合、すなわち、警告フラグとして「0」が記憶されている場合に限り、出金処理を実行し、警告フラグが立っていた場合、すなわち、警告フラグとして「1」が記憶されていた場合には、出金処理の実行を禁止するように構成しているため、集計結果における誤差量が所定の閾値を越えたレジスタ又はレジ員への貨幣の払出しをできなくすることができる。
なお、本実施形態では、処理履歴テーブルに記憶されている警告フラグに基づいて、出金処理の実行及び実行禁止を判定しているが、処理履歴テーブルを参照して、過去に実行された集計処理において発生した入金金額と集計金額との誤差量が所定の閾値以下であった場合に出金処理を実行可能とし、誤差量が所定の閾値を超えていた場合に出金処理を実行不可能とするように構成することもできる。
次に、図5のステップS106で実行される出金処理について、図8を参照して具体的に説明する。この出金処理が開始されると、図8に示すように、主制御部21は、表示制御部22を動作制御して、表示操作部8にレジ1、2、3の中から特定のレジのレジ番号を入力させるレジ番号入力表示(図7(b)参照。)を行わせる(ステップS301)。
続いて、主制御部21は、レジ番号が入力されたか否かの判断を行い(ステップS302)、レジ番号が入力されていないと判断した場合(ステップS302:No)、入力されるまでステップS302の判断を繰り返し行い、レジ番号が入力されたと判断した場合(ステップS302:Yes)、処理をステップS303へ移す。
ステップS303において、主制御部21は、ステップS302 で入力されたレジ番号に対応するレジに関する処理履歴テーブルを参照して、警告フラグとして「1」が記憶されているか否かの判定を行い、「1」が記憶されていた場合(ステップS303:Yes)、表示操作部8に出金禁止表示(図7(g)参照。)を表示させ、その後、処理をステップS311 へ移す。
一方、主制御部21は、警告フラグとして「0」が記憶されていた場合(ステップS303:No)、表示操作部8に出金可能日表示(図7(c)参照。)を表示させ(ステップS304)、その後、処理をステップS305へ移す。すなわち、主制御部21は、画面中の「出金」部分が操作されて出金要求を受付けると、処理履歴テーブル内の警告フラグを参照して出金可能状態であるか否かを判定する。
ステップS305において、主制御部21は、出金可能日表示から出金日が選択されたか否かを判定し、出金日が選択されていない場合(ステップS305:No)、出金日が選択されるまで、このステップS305の処理を繰り返し実行する。
一方、主制御部21は、出金日が選択された場合(ステップS305:Yes )、表示操作部8に出金パターン選択表示(図7(d)参照。)を表示させ(ステップS306)、その後、処理をステップS307へ移す。
ステップS307において、主制御部21は、出金パターンが選択されたか否かの判定を行い、出金パターンが選択されていない場合(ステップS307:No)、出金パターンが選択されるまで、このステップS307 の処理を繰り返し実行する。
一方、主制御部21は、出金パターンが選択された場合(ステップS307:Yes)、選択された出金パターンに従って、所定種類の貨幣を所定の枚数払出す払出し処理を行い(ステップS308)、その後、ステップS305で選択された出金日(選択処理日)を表示画面から削除して(ステップS309)、出金処理を継続するか終了するかを選択させる案内画像(図7(e)参照。)を表示操作部8に表示させる。
そして、主制御部21は、出金処理を継続させる継続操作がなされたか否かの判定を行い(ステップS310)、継続操作がなされた場合(ステップS310:Yes)、処理をステップS304へ移す。
一方、主制御部21は、継続操作がなされなかった場合(ステップS310:No)、出金処理を終了させる終了操作がなされたか否かの判定を行い(ステップS311)、終了操作がなされなかった場合(ステップS311:No)処理をステップS310へ移し、終了操作がなされた場合(ステップS311:Yes)、処理を終了する。
さて、これまで本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてもよいものである。
たとえば、上記実施形態で説明した入出金機4は、入金機能と出金機能との両機能を備えているが、入金機能と出金機能とのうちいずれか一方のみの機能を備えた入出金としてもよい。
また、上記実施形態で説明した入出金機4は、金種別収納部29を備えているが、上記入出金機4の構成から有価媒体を収納する収納部を省くこともできる。収納部を省いた入出金機によれば、外部から投入した有価媒体を集計処理後に外部へ払出すことができ、有価媒体を内部に収納せずに集計処理結果の管理を行うことができる。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。

Claims (12)

  1. 有価媒体を処理する有価媒体処理手段と、
    有価媒体の処理に関する情報を記憶する記憶手段と、
    有価媒体の処理に関する情報を表示する表示手段と、
    有価媒体の処理に関する情報を入力する入力手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記情報に基づいて、前記有価媒体処理手段により、有価媒体の未処理日を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記表示手段に表示された特定の未処理日が前記入力手段により入力された場合に、前記有価媒体処理手段有価媒体を処理させて、前記入力された未処理日と前記有価媒体処理手段により処理された有価媒体の処理結果とを関連付けて前記記憶手段に記憶させる制御手段と
    を有することを特徴とする有価媒体処理装置。
  2. 前記有価媒体処理手段は、キャッシュレジスタから回収した有価媒体の数量および種類を集計処理することを特徴とする請求項1に記載の有価媒体処理装置。
  3. 前記有価媒体処理手段は、キャッシュレジスタから回収された有価媒体の総額または総価値を集計処理することを特徴とする請求項1に記載の有価媒体処理装置。
  4. 有価媒体の数量および種類を受付ける数量受付手段と、
    キャッシュレジスタに関する情報を受付ける情報受付手段と、
    前記有価媒体処理手段による集計結果と前記数量受付手段により受付けた有価媒体の数量および種類とを比較することにより誤差を検出する誤差検出手段とを備え、
    前記制御手段は、前記誤差検出手段が誤差を検出した場合、前記誤差に関する情報と前記誤差が検出されたキャッシュレジスタに関する情報とを前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1に記載の有価媒体処理装置。
  5. 有価媒体の総額または総価値を受付ける価値受付手段と、
    キャッシュレジスタに関する情報を受付ける情報受付手段と、
    前記有価媒体処理手段による集計結果と前記価値受付手段により受付けた有価媒体の総額または総価値とを比較することにより誤差を検出する誤差検出手段とを備え、
    前記制御手段は、前記誤差検出手段が誤差を検出した場合、前記誤差に関する情報と前記誤差が検出されたキャッシュレジスタに関する情報とを前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1に記載の有価媒体処理装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記誤差に関する情報と前記誤差が検出されたキャッシュレジスタに関する情報とを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項又は請求項に記載の有価媒体処理装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記記憶手段に記憶された所定の閾値を超えた誤差を含む情報と前記誤差が検出されたキャッシュレジスタに関する情報とを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項又は請求項に記載の有価媒体処理装置。
  8. 前記有価媒体処理手段は、
    入金された有価媒体を識別する識別手段と、
    前記識別手段により識別された有価媒体を収納する収納手段と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の有価媒体処理装置。
  9. 有価媒体の出金を前記制御手段に要求する出金要求手段を備え、
    前記制御手段は、前記入力された未処理日と前記出金要求とを受付け、有価媒体が出金可能な状態であると判定した場合に、前記有価媒体処理手段により前記有価媒体の出金を行うことを特徴とする請求項1に記載の有価媒体処理装置。
  10. 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された誤差に関する情報が所定の閾値以下の場合、前記有価媒体処理手段により有価媒体の出金を行うことを特徴とする請求項又は請求項に記載の有価媒体処理装置。
  11. 前記キャッシュレジスタに関する情報は、キャッシュレジスタの識別情報と操作者情報とを含むことを特徴とする請求項又は請求項に記載の有価媒体処理装置。
  12. 有価媒体の処理に関する情報を記憶する記憶ステップと、
    前記記憶ステップで記憶した有価媒体の未処理日を所定の表示手段に表示させる表示ステップと、
    前記表示手段に表示された特定の未処理日が有価媒体の処理に関する情報を入力する入力手段により入力された場合に、有価媒体を処理する有価媒体処理ステップと
    前記入力手段により入力された未処理日と前記有価媒体処理ステップにより処理された有価媒体の処理結果とを関連付けて記憶する処理結果記憶ステップと
    を有することを特徴とする有価媒体処理方法。
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