JP5383851B2 - 現金処理装置、現金処理方法、及び現金処理プログラム - Google Patents

現金処理装置、現金処理方法、及び現金処理プログラム Download PDF

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本発明は、現金処理装置、現金処理方法、現金処理プログラムに関する。
一般に、券売機などの現金処理装置では、両替取引機能を有していない。そのため、釣銭準備金が不足又は不足する恐れのある場合、例えば、釣銭準備金以外の金種に対応したカセットから紙幣を取り出し、釣銭準備金の金種に対応したカセットへ紙幣を収容するということが行われている。
また、入金取引により釣銭準備金の金種の紙幣を補充し、補充した釣銭準備金と同額の釣銭準備金以外の金種の紙幣を、出金取引により取り出すことが行われている。
さらに、下記の特許文献1及び2には、通常取引機能と両替取引機能とを有し、通常取引モードと両替取引モードとの切替を行うことが可能な現金処理装置が開示されている。
特開2005−275746号公報 特開2005−275747号公報
釣銭準備金以外の金種に対応したカセットから紙幣を取り出し、釣銭準備金の金種に対応したカセットへ紙幣を収容する場合、作業を行っている間中、現金処理装置の各種取引を行うことができない。
また、入金取引により釣銭準備金の金種の紙幣を補充し、入金した釣銭準備金と同額の釣銭準備金以外の金種の紙幣を出金取引により取り出す場合、両替取引ではなく、入金取引及び出金取引として履歴が残ってしまう。その結果、入金総額及び出金総額が変更されてしまう。
さらに、上記の特許文献1及び2に記載の技術は、両替取引を行う際の紙幣入金口と通常取引を行う際の紙幣入金口とを兼用しているため、両替取引を行うために紙幣を入金する間も通常取引が停止されてしまう。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、紙幣の入金総額及び出金総額を変更することなく、短時間の通常取引停止時間で、釣銭準備金を補充することが可能な、新規かつ改良された現金処理装置、現金処理方法、及び現金処理プログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、紙幣を入金するための紙幣入金口と、前記紙幣入金口から入金された第1金種の紙幣が収容される第1収容部と、前記紙幣入金口から入金された、前記第1金種とは異なる第2金種の紙幣が収容される第2収容部と、前記第1金種の紙幣が装填された補充金庫部と、前記補充金庫部に収容された第1金種の紙幣を前記第1収容部に収容し、前記補充金庫部に収容された枚数の前記第1金種の紙幣と同額となる枚数の前記第2金種の紙幣を前記第2収容部から取り出して前記補充金庫部に収容する収容制御部と、を備えることを特徴とする、現金処理装置が提供される。
上記構成によれば、紙幣入金口と異なる補充金庫部から、釣銭準備金である第1金種の紙幣が第1収容部に収容され、補充金庫部に収容された枚数の第1金種の紙幣と同額となる枚数の第2金種の紙幣が補充金庫部に収容される。その結果、紙幣の入金総額及び出金総額を変更することなく、短時間の通常取引停止時間で、釣銭準備金を補充することが可能になる。
前記補充金庫部に装填された前記第1金種の紙幣を前記第1収容部に収容し、前記第2金種の紙幣を前記第2収容部から取り出して前記補充金庫部に収容する両替処理の前後において、前記現金処理装置の紙幣の有高が一致しているか否かを判定する有高判定部を更に備えていてもよい。
上記構成によれば、両替取引の前後における現金処理装置の紙幣の有高が一致しているか否かが判定される。その結果、両替取引において現金処理装置の紙幣の有高が変更されてしまった場合でも、変更されたことを検知することができる。
前記補充金庫部は、前記現金処理装置に着脱可能に配設されてもよい。
上記構成によれば、通常取引を停止することなく、釣銭準備金を補充金庫部に収容することができる。その結果、より短時間の通常取引停止時間で、釣銭準備金である第1金種の紙幣を補充することができる。
前記補充金庫部は、前記現金処理装置の筐体面のうち、前記現金処理装置の顧客が操作を行う面以外の面に配設された取出し口から出し入れが可能な位置に配設されてもよい。
上記構成によれば、現金処理装置を利用する顧客の操作を妨げることなく、補充金庫部が、現金処理装置から出し入れされる。その結果、より短時間の通常取引停止時間で、釣銭準備金である第1金種の紙幣を補充することが可能になる。
前記収容制御部が前記第1収容部に収容する前記第1金種の紙幣の枚数である両替枚数を入力するための操作部と、前記補充金庫部に装填された前記第1金種の紙幣の枚数である補充枚数と、前記両替枚数とが一致しているか否かを判定する枚数判定部と、前記補充枚数と前記両替枚数とが一致していない場合に、前記補充枚数と前記両替枚数とが一致していない旨を表示する表示制御部と、を更に備えていてもよい。
上記構成によれば、両替枚数と補充枚数とが一致していない場合に、その旨の表示がされる。その結果、両替枚数と補充枚数とが一致していない場合に、不足枚数の第1金種の紙幣の補充金庫部への補充や超過枚数の第1金種の紙幣の補充金庫部からの取り出しが誘導される。
前記表示制御部は、前記補充枚数が前記両替枚数より少ない場合に、不足枚数の前記第1金種の紙幣の補充を要求する旨を表示し、前記補充枚数が前記両替枚数より多い場合に、超過枚数の前記第1金種の紙幣の出金を行う旨を表示してもよい。
前記表示制御部は、前記補充金庫部に収容された前記第1金種の紙幣を前記第1収容部に収容し、前記第2金種の紙幣を前記第2収容部から取り出して前記補充金庫部に収容する両替処理の前後における前記現金処理装置の紙幣の有高が一致していない場合に、前記両替処理の前後における前記現金処理装置の紙幣の有高が一致していない旨を表示してもよい。
上記構成によれば、両替取引の前後における現金処理装置の紙幣の有高が一致していない場合に、その旨の表示がされる。その結果、両替取引の前後における現金処理装置の紙幣の有高が一致していない場合に、有高が変更されたままになってしまうことを防止することができる。
前記表示制御部は、前記現金処理装置を顧客が使用中である場合に、顧客が使用中である旨を表示してもよい。
その結果、顧客が使用中である場合に誤って両替取引が開始されてしまうことを防止することが可能になる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、第1金種の紙幣が装填された補充金庫部から紙幣を取り出すステップと、前記補充金庫部から取り出された前記第1金種の紙幣を、紙幣入金口から入金された第1金種の紙幣が収容される第1収容部に収容するステップと、前記補充金庫部に収容された枚数の前記第1金種の紙幣と同額となる枚数の前記第1金種とは異なる第2金種の紙幣を、紙幣入金口から入金された第2金種の紙幣が収容される第2収容部から取り出すステップと、前記第2収容部から取り出された前記第2金種の紙幣を、前記補充金庫部に収容するステップと、を含むことを特徴とする、現金処理方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータに、第1金種の紙幣が装填された補充金庫部から紙幣を取り出す機能と、前記補充金庫部から取り出された前記第1金種の紙幣を、紙幣入金口から入金された第1金種の紙幣が収容される第1収容部に収容する機能と、前記補充金庫部に収容された枚数の前記第1金種の紙幣と同額となる枚数の前記第1金種とは異なる第2金種の紙幣を、紙幣入金口から入金された第2金種の紙幣が収容される第2収容部から取り出す機能と、前記第2収容部から取り出された前記第2金種の紙幣を、前記補充金庫部に収容する機能と、を実現させることを特徴とする、現金処理プログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、紙幣の入金総額及び出金総額を変更することなく、短時間の通常取引停止時間で、釣銭準備金を補充することが可能になる。
本発明の第1の実施形態に係る現金処理装置を示す斜視図である。 同実施形態に係る現金処理装置を示す斜視図である。 同実施形態に係る現金処理装置を示す側面図である。 同実施形態に係る現金処理装置の機能構成の一例を示す説明図である。 同実施形態に係る紙幣部の構成の一例を示す説明図である。 同実施形態に係る両替取引において紙幣部の各部が行う処理の流れの一例を示す流れ図である。 同実施形態に係る両替取引において紙幣部の各部が行う処理の流れの一例を示す流れ図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.現金処理装置10の全体構成>
図1及び図2は、本実施形態に係る現金処理装置10を示す斜視図である。図3は、本実施形態に係る現金処理装置10を示す側面図である。まず、図1〜図3を参照しながら、本実施形態に係る現金処理装置10の全体構成について説明する。なお、現金処理装置10は、例えば、自動券売機や、POS(Point Of Sales)レジなどの自動釣銭機や、自動出納機などである。
まず、図1を参照しながら、現金処理装置10の構成のうち、顧客が視認可能な構成について説明する。現金処理装置10は、図1に示すように、顧客用操作表示部102、紙幣入金口104、紙幣出金口106、硬貨入金口108、硬貨出金口110、発券口112、ICカード投入口113を備える。
顧客用操作表示部102は、顧客による操作の誘導画面を表示する表示部としての機能及び顧客による操作を検出する操作部としての機能を含む。なお、現金処理装置10が、表示部と操作部とを別個に含む構成であってもよい。
現金処理装置10を利用する顧客は、顧客用操作表示部102に表示された情報に基づいて、顧客用操作表示部102を操作する。顧客による操作により、取引が選択されたり、券の購入の際の支払い方法が選択されたりする。現金処理装置10を利用する顧客は、紙幣入金口104及び硬貨入金口108の一方又は両方から現金を投入し、所望の取引を行い、紙幣出金口106及び硬貨出金口110の一方又は両方から釣銭を受け取る。
また、顧客が行う取引が発券取引である場合、発券口112から発券される。さらに、顧客がICカードを利用して取引を行う場合、ICカード投入口113からICカードを投入し、取引終了後、ICカード投入口113からICカードを受け取る。
次に、図2を参照しながら、現金処理装置10の構成のうち、係員のみが視認可能な構成について説明する。図2は、現金処理装置10の後面に配設された後面扉114を開いた状態を示している。なお、本説明において、現金処理装置10の面のうち、顧客による現金処理装置10の操作が行われる面を前面とし、前面と対向する面を、後面とよぶこととする。
現金処理装置10の後面に配設された後面扉114を開けることにより、係員は、現金処理装置10に収容された現金をまとめて取り出したり、釣銭準備金を収容したりすることができる。後面扉114には、係員用操作表示部116及び補充金庫部用扉118が配設される。
係員用操作表示部116は、係員による操作の誘導画面を表示する表示部としての機能及び係員による操作を検出する操作部としての機能を含む。なお、現金処理装置10が、表示部と操作部とを別個に含む構成であってもよい。
補充金庫部用扉118は、後述する補充金庫部130の出し入れを行うための扉である。補充金庫部用扉118が後面扉114に配設されることにより、後面扉114全体を開くことなく、係員は、補充金庫部130の出し入れができる。
次に、図3を参照しながら、現金処理装置10の内部構造のうち、紙幣の入出金に関する内部構造について説明する。
紙幣入金口104は、紙幣を入金するための入金口である。紙幣出金口106は、紙幣を出金するための出金口である。鑑別部120は、入金された紙幣及び出金する紙幣の真偽、金種、正損などを鑑別する。一時保留部122は、計数時などに一時的に紙幣を集積する場所である。
万券カセット124は、万券を収容しておく場所である。千券カセット126は、千券を収容しておく場所である。二千・五千券カセット128は、二千券及び五千券を収容しておく場所である。各金種の紙幣を収容するカセットは、現金処理装置10から着脱可能であってもよい。
補充金庫部130は、釣銭準備金としての千券が不足している場合に行う両替において、補充する千券を装填する場所である。また、補充金庫部130は、千券と両替された万券、五千券、又は二千券を取り出すための場所でもある。
補充金庫部130は、現金処理装置10から着脱可能になっている。そのため、係員は、補充金庫部用扉118を開けて補充金庫部130を現金処理装置10から取り出し、釣銭準備金の千券をセットした後、現金処理装置10に補充金庫部130を挿入することが可能である。
ここで、補充金庫部130は、図3に示すように、現金処理装置10の後面に配設されている。そのため、現金処理装置10で顧客が各種取引を行っている場合でも、補充金庫部130に千券をセットすることが可能である。その結果、補充金庫部130を設けずに両替取引を行う場合と比較して、両替時における通常取引の停止時間が大幅に短縮される。
なお、補充金庫部130は、現金処理装置10の後面以外の面に配設されてもよいが、顧客による操作が行われる顧客用操作表示部102が配設された面以外の現金処理装置10の面に配設されることが好ましい。
<2.現金処理装置10の機能構成>
図4は、本実施形態に係る現金処理装置10の機能構成を示す説明図である。
図4に示すように、現金処理装置10は、顧客用操作表示部102と、係員用操作表示部116と、制御部140と、紙幣部150と、硬貨部160と、発券部170と、ICカード部180とを主に備える。
顧客用操作表示部102は、前述したように、顧客による操作の誘導画面を表示する表示部としての機能及び顧客による操作を検出する操作部としての機能を含む。
係員用操作表示部116は、前述したように、係員による操作の誘導画面を表示する表示部としての機能及び係員による操作を検出する操作部としての機能を含む。
制御部140は、現金処理装置10が備える各部の制御を行う。
紙幣部150は、紙幣の入出金及び収容に関連する部分であり、前述した紙幣入金口104と、紙幣出金口106と、鑑別部120と、一時保留部122と、万券カセット124と、千券カセット126と、二千・五千券カセット128と、補充金庫部130とを主に備える。
硬貨部160は、硬貨の入出金及び収容に関連する部分であり、前述した硬貨入金口108と、硬貨出金口110と、硬貨の鑑別を行う鑑別部、硬貨を計数時などに一時的に集積するための一時保留部、硬貨を収容する硬貨収容部などを備える。
発券部170は、前述した切符などの各種券を発行する発券口112や発行する券に印字を行う印字部などを備える。
ICカード部180は、前述したICカード投入口113と、投入されたICカードに含まれる情報を読みだしたり、ICカードに情報を書き込んだりするリーダ/ライタ部などを備える。
<3.紙幣部150の機能構成>
図5は、本実施形態に係る紙幣部150の構成を示す説明図である。以下では、図5を参照しながら、紙幣部150の各部が行う処理について、詳細に説明する。
紙幣部150には、上述した紙幣入金口104、紙幣出金口106、鑑別部120、一時保留部130や各カセット間で紙幣を搬送する搬送路134が設けられており、搬送路134には紙幣を搬送するための図示せぬ搬送ローラ136が設けられている。搬送ローラ136は、後述する処理において紙幣搬送時に動作し、紙幣を紙幣部150内で移動させる。また、カウンター138は紙幣入金口104、紙幣出金口106、一時保留部130や各カセットの出入口に設けられており、紙幣の枚数を検知し通過する紙幣の枚数を計数する。
なお、紙幣部150の各部の形状や大きさは、現金処理装置10の筐体の形状や大きさに合わせて適宜変形される。
[3−1:入金時における処理]
まず、入金時において紙幣部150の各部が行う処理について説明する。所定の取引を行うために、顧客が紙幣入金口104から紙幣を入金すると、入金紙幣は、図示せぬ繰出し機構により1枚ずつ繰り出され、鑑別部120に搬送路134を通じて搬送される。
鑑別部120は、入金紙幣の真偽、金種、正損などの鑑別を行う。異常と鑑別された紙幣は、紙幣出金口106から顧客に返却される。また、現金処理装置10が、紙幣出金口106とは異なる紙幣返却部を備え、紙幣返却口から異常と鑑別された紙幣を返却してもよい。一方、鑑別部120で正常と鑑別された紙幣は、一時保留部122に搬送される。
入金紙幣が一時保留部122に集積されると、制御部140は、顧客用操作表示部102に入金金額、金種、入金枚数などの情報を表示する(図5に不図示)。顧客は、入金金額、金種、入金枚数などの情報を確認し、顧客用操作表示部102から確認の操作を行う。
顧客により確認の操作が行われると、入金紙幣は、一時保留部122から再び鑑別部120に搬送される。
再び鑑別部120に搬送された入金紙幣は、再び鑑別され、金種ごとに各カセットに搬送される。万券は、万券カセット124に搬送される。千券は、千券カセット126に搬送される。二千券及び五千券は、二千・五千券カセット128に搬送される。各カセット付近に設けられたカウンター138で、各カセットに搬送された紙幣の枚数を計数する。
[3−2:出金時における処理]
次に、出金時において紙幣部150の各部が行う処理について説明する。出金とは、例えば顧客への釣銭のための出金などである。以下では、釣銭として千券を出金する場合について説明する。
制御部140は、出金する千券の枚数を算出し、算出した枚数の千券を、千券カセット126から出金するための制御を行う。
千券が千券カセット126から出金されると、カウンター138は、出金された千券の枚数を計数する。出金された千券は、搬送路134を通って、鑑別部120に搬送される。
鑑別部120は、千券カセット126から搬送された千券の鑑別を行う。鑑別された千券は、紙幣出金口106から釣銭として出金される。
なお、二千券と、五千券とを別個のカセットに収容し、二千券又は五千券を出金したり、万券を出金したりするようにしてもよい。
[3−3:両替取引における処理]
次に、両替取引において紙幣部150の各部が行う処理について説明する。千券カセット126の千券の収容枚数が所定の枚数より少なくなった場合などの釣銭準備金が不足又は不足する恐れがある場合がある。以下では、釣銭準備金が不足又は不足する恐れがある場合に、釣銭準備金として千券を現金処理装置10に補充し、補充した金額の万券を現金処理装置10から取り出す両替取引について説明する。
但し、本実施形態に係る技術の適用範囲はこれに限定されず、ある金種の紙幣を釣銭準備金として補充し、補充する紙幣以外の金種の紙幣を、補充金額と同額取り出す両替取引であってもよい。
係員は、両替開始前に予め補充金庫部130に釣銭準備金としての千券を装填しておく。係員が係員用操作表示部116を操作(例えば係員用操作表示部116に表示された両替ボタンを押下)することにより両替取引が選択されると、制御部140は、両替金額及び両替枚数を入力するための画面を、係員用操作表示部116に表示する。係員は、係員用操作表示部116を操作することにより、両替金額及び両替枚数を入力した後、両替ボタンを押下する。
なお、上記の説明では、係員が両替金額及び両替枚数を入力することとしたが、係員が両替金額及び両替枚数の一方を入力し、制御部140が、両替金額及び両替枚数の他方を算出してもよい。
次に、制御部140は、現金処理装置10が接客中であるかを判定する。なお、本説明において接客中とは、顧客が顧客用操作表示部102の操作を行っていたり、顧客による操作に従って現金処理装置10が処理を実行していたりする場合などをいう。
ここで、現金処理装置10が接客中であると判定した場合、制御部140は、顧客用操作表示部102に接客中である旨の画面及びリトライ処理を行うか否かを選択するための画面を表示させる。
接客中の場合に係員が係員用操作表示部116を操作することにより、リトライ処理を行うことを選択した場合、制御部140は、現金処理装置10が接客中であるかを再び判定する。
一方、接客中の場合に係員が係員用操作表示部116を操作することにより、リトライ処理を行わないことを選択した場合、制御部140は、両替取引を終了させる。なお、両替取引終了前に、制御部140は、係員用操作表示部116に両替取引終了のメッセージや、両替取引を係員が終了することを再確認するメッセージなどを表示するための制御を行ってもよい。
接客中でないと判定した場合、現金処理装置10は、両替取引を開始するために、顧客との通常の取引を停止する。補充金庫部130に装填された千券は、鑑別部120に搬送される。鑑別部120は、千券の鑑別を行い、正常と鑑別した千券を、一時保留部122に集積する。
千券が補充金庫部130から鑑別部120を通過し、一時保留部122に搬送される途中、カウンター138は、搬送された千券の枚数の計数を行う。制御部140は、カウンター138により計数された千券の枚数と、係員により入力された両替枚数とが一致しているかを判定する。なお、以下では、カウンター138により計数された千券の枚数を、補充枚数ともよぶこととする。
補充枚数が、係員により入力された両替枚数より多い場合に、制御部140は、補充枚数が多い旨のメッセージを、係員用操作表示部116に表示するための制御を行う。また、制御部140は、当該メッセージとともに、余剰枚数の表示を、係員用操作表示部116に行うための制御を行なってもよい。また、余剰枚数の千券は、鑑別部120による鑑別の後、補充金庫部130から返却される。
補充枚数が、係員により入力された両替枚数より少ない場合に、制御部140は、補充枚数が少ない旨のメッセージを、係員用操作表示部116に表示するための制御を行う。また、制御部140は、当該メッセージとともに、不足枚数の表示及び/又は不足枚数の千券の更なる補充を誘導する画面の表示を行うための制御を行なってもよい。また、係員により更に補充された千券は、鑑別部120により鑑別され、一時保留部122に集積される。
補充枚数と両替枚数とが一致した後、一時保留部122に集積された千券は、再び鑑別部120で鑑別された後、千券カセット126に搬送される。また、制御部140は、係員により入力された両替金額となる万券の枚数を算出する。算出された枚数の万券は、万券カセット124から、鑑別部120へ搬送される。カウンター138は万券カセット124から繰出された枚数を計数する。
鑑別部120へ搬送された万券は、鑑別部120で鑑別されると、一時保留部122に一時的に集積された後、補充金庫部130に収容される。係員は、補充金庫部用扉118を開けて現金処理装置10から取り出された補充金庫部130から、出金された万券を取り出す。
制御部140は、両替前後における現金処理装置10の有高が一致しているかを判定する。両替前後における現金処理装置10の有高が一致している場合、制御部140は、両替完了メッセージを、係員用操作表示部116に表示するための制御を行なう。その後、現金処理装置10は、券の発売などの顧客との通常の取引を再開する。
なお、制御部140は、例えば、「両替前後における万券の枚数の差」が、「両替前後における千券の枚数の差を10で割った値」と一致する場合に、両替前後における現金処理装置10の有高が一致していると判定する。
一方、両替前後における現金処理装置10の有高が一致していない場合、制御部140は、有高が一致していない旨のエラーメッセージを、係員用操作表示部116に表示するための制御を行なう。なお、両替前後における現金処理装置10の有高が一致していない場合、現金処理装置10は、顧客との通常の取引を停止したままでもよい。また、係員が有高不一致の旨のエラーメッセージを視認したことを確認後、現金処理装置10は、通常の取引を再開してもよい。
また、両替取引選択時に接客中でも、顧客が行っている取引が現金を取り扱わない取引である場合には、両替取引を開始できるようにしてもよい。ここで、現金を取り扱わない取引とは、例えば、券の購入の際にICカードを使用して支払いを行う場合などである。
また、上記の説明では、係員による両替取引の選択及び両替枚数の入力が行われた後、現金処理装置10が接客中であるか否かを判定することとした。しかし、係員による両替取引の選択が行われた後、まず現金処理装置10が接客中であるか否かを判定し、接客中でない場合には、係員による両替枚数の入力の誘導画面を表示するようにしてもよい。
また、係員による両替取引のために、顧客による通常の取引を停止する間、停止中の旨の画面を、顧客用操作表示部102に表示してもよい。
また、現金処理装置10が、補充金庫部130に釣銭準備金が装填されているか否かを検知するセンサなどの検知部を更に備えていてもよい。さらに、係員により両替取引が選択され、かつ、補充金庫部130に釣銭準備金が装填されていないと検知した場合に、釣銭準備金の装填を誘導する画面を、係員用操作表示部116に表示してもよい。
また、上記の説明では、係員による両替枚数及び両替金額の入力が行われ、制御部140が、千券の補充枚数と、両替枚数とが一致しているかを判定することとした。しかし、制御部140が、千券の補充枚数に基づき、両替枚数を推測してもよい。例えば、千券を万券に両替する場合、千券の両替枚数は10の倍数となるはずである。そのため、例えば、千券の補充枚数が10の倍数でない場合には、補充枚数と最も近い値の10の倍数を両替枚数と推測することができる。例えば、千券の補充枚数が52枚の場合には、制御部140は、両替枚数が50枚と推測することができる。
このように、本実施形態における制御部140は、補充金庫部130に収容された千券を千券カセット126に収容し、補充金庫部130に収容された枚数の千券の紙幣と同額となる枚数の万券を万券カセット124から取り出して補充金庫部130に収容する制御を行なう。つまり、制御部140は、収容制御部の一例である。
また、本実施形態における制御部140は、補充金庫部130に収容された千券を千券還流部126に収容し、万券を万券カセット124から取り出して補充金庫部130に収容する両替取引の前後において、現金処理装置10の紙幣の有高が一致しているか否かを判定する機能を有する。つまり、制御部140は、有高判定部の一例である。
また、本実施形態における制御部140は、補充金庫部130に収容された千券の枚数である補充枚数と、千券カセット126に収容する千券の枚数である両替枚数とが一致しているか否かを判定する機能を有する。つまり、制御部140は、枚数判定部の一例である。
また、本実施形態における制御部140は、係員用操作表示部116の制御を行なう。従って、制御部140は、表示制御部の一例でもある。
<4.両替取引において紙幣部150の各部が行う処理の流れ>
図6A及び図6Bは、両替取引において紙幣部150の各部が行う処理の流れの一例を示す流れ図である。以下では、図6A及び図6Bを参照しながら、両替取引において150の各部が行う処理の流れについて説明する。但し、両替取引開始前に補充金庫部130に釣銭準備金の千券が予め装填されているものとして説明を行う。
図6Aに示すように、係員により両替取引が選択されると、制御部140は、両替金額及び両替枚数を入力するための画面を、係員用操作表示部116に表示するための制御を行なう。係員は、係員用操作表示部116を操作することにより、両替金額及び両替枚数を入力する(S102)。
次に、係員により、係員用操作表示部116の両替ボタンが押下される(S102)。
次に、制御部140は、現金処理装置10が接客中であるか否かを判定する(S106)。現金処理装置10が接客中であると判定した場合、制御部140は、処理をステップS108に進める。一方、現金処理装置10が接客中でないと判定した場合、制御部140は、処理をステップS112に進める。
処理をステップS108に進めた場合、制御部140は、接客中である旨の確認メッセージ及びリトライ処理を行うか否か選択するための画面を、係員用操作表示部116に表示するための制御を行なう(S108)。
リトライ処理が選択された場合、制御部140は、処理をステップS102に戻す。一方、リトライ処理が選択されなかった場合、制御部140は、一連の処理を終了する。(S110)
また、ステップS106において処理をステップS112に進めた場合、現金処理装置10は、顧客との通常の取引を停止する(S112)。
次に、制御部140は、補充金庫部130に装填された千券を、鑑別部120を介して一時保留部122に搬送するための制御を行なう。(S114)。
制御部140は、千券の補充枚数に過不足があるか否かを判定する(S116)。換言すれば、制御部140は、千券の補充枚数と、係員により入力された両替枚数とが一致しているかを判定する。千券の補充枚数に過不足がある場合、制御部140は、処理をステップS118に進める。一方、千券の補充枚数に過不足がない場合、制御部140は、図6Bに示すステップS127に、処理を進める。
処理をステップS118に進めた場合、制御部140は、千券の補充枚数が両替枚数より多いか否かを判定する(S118)。千券の補充枚数が両替枚数より多い場合、制御部140は、処理をステップS120に進める。一方、千券の補充枚数が両替枚数より少ない場合、制御部140は、処理をステップS124に進める。
処理をステップS120に進めた場合、制御部140は、補充枚数が多い旨のメッセージを、係員用操作表示部116に表示するための制御を行なう(S120)。次に、制御部140は、余剰枚数の千券を、補充金庫部130から返却するための制御を行なう(S122)。
一方、ステップS118において処理をステップS124に進めた場合、制御部140は、補充枚数が少ない旨のメッセージを、係員用操作表示部116に表示するための制御を行なう(S124)。
係員により補充金庫部130に不足枚数の千券が更に補充されると、制御部140は、鑑別部120を介して一時保留部122に追加補充された千券を集積するための制御を行なう(S126)。その後、制御部140は、処理をステップS116に戻す。
以下では、ステップS116において処理をステップS127に進めた場合の処理について、図6Bを参照しながら説明する。
図6Bに示すように、ステップS116において処理をステップS127に進めた場合、制御部140は、補充された千券を、一時保留部122から千券カセット126へ搬送するための制御を行なう(S127)。
次に、制御部140は、係員により入力された両替金額となる万券の枚数を算出する。制御部140は、算出した枚数の万券を、万券カセット124から鑑別部120を介して補充金庫部130へ搬送するための制御を行なう(S128)。
制御部140は、両替前後における現金処理装置10の有高が一致しているか否かを判定する(S130)。両替前後における現金処理装置10の有高が一致している場合、制御部140は、処理をステップS132に進める。一方、両替前後における現金処理装置10の有高が一致していない場合、制御部140は、処理をステップS136に進める。
処理をステップS132に進めた場合、制御部140は、両替完了メッセージを、係員用操作表示部116に表示するための制御を行なう(S132)。その後、現金処理装置10は、券の発売などの顧客との通常の取引を再開し、一連の処理を終了する(S134)。
一方、ステップS130において、処理をステップS136に進めた場合、制御部140は、両替前後における現金処理装置10の有高が一致していない旨のエラーメッセージを、係員用操作表示部116に表示するための制御を行ない、一連の処理を終了する(S136)。
以上、図6A及び図6Bを参照しながら、両替取引において紙幣部150の各部が行う処理の流れについて説明した。なお、一部の処理ステップについて、処理の順序を入れ替えたり、処理ステップを追加又は削除したりしてもよい。
なお、ステップS102、S108、S120、S124、S132、S136などにおいて、メッセージを係員用操作表示部116に表示する代わりに、図形などの画面を係員用操作表示部116に表示したり、音声メッセージや音楽を再生したり、現金処理装置10に配設されたLED(Light Emitting Diode)などを点灯、点滅、又は消灯させたりしてもよい。
<5.第1の実施形態のまとめ>
従来では、釣銭準備金である紙幣を、両替を行う際に投入していたため、両替を行う際の通常取引の停止時間が長かった。しかし、以上説明したように、本実施形態によれば、顧客による紙幣の入金が行われる紙幣入金口104とは異なる補充金庫部130から、両替取引における紙幣の補充及び取り出しが行われる。その結果、両替時における通常取引の停止時間が短くなる。
また、本実施形態によれば、釣銭準備金である千券を入金する入金取引及び入金された千券と同額の万券を出金する出金取引を行わずに、両替取引を行うことが可能になる。その結果、紙幣の入金総額及び出金金額が両替時に変更されることがなくなる。
また、本実施形態によれば、両替取引の前後において、現金処理装置10の紙幣の有高が一致することが確認される。そのため、両替取引において両替金額と異なる金額の紙幣が補充された場合であっても、現金処理装置10の紙幣の有高が変更されたままになってしまうことを防止することができる。
また、本実施形態によれば、補充金庫部は、現金処理装置の後面に位置し、また、着脱可能であるため、両替時における通常取引時間の停止時間がより短くなる。
また、本実施形態によれば、千券の補充枚数と千券の両替枚数とが一致していない場合に、エラーメッセージが表示される。その結果、係員による不足枚数の千券の補充や超過枚数の千券の取り出しを誘導することが可能になる。
また、本実施形態によれば、現金処理装置が接客中であるか否かが判定される。その結果、接客中に誤って両替取引が開始されてしまうことを防止することが可能になる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
10 現金処理装置
102 顧客用操作表示部
104 紙幣入金口
106 紙幣出金口
114 背面扉
116 係員用操作表示部
118 補充金庫部用扉
122 一時保留部
124 万券カセット
126 千券カセット
128 二千・五千券カセット
130 補充金庫部
140 制御部
150 紙幣部

Claims (10)

  1. 紙幣を入金するための紙幣入金口と、
    前記紙幣入金口から入金された第1金種の紙幣が収容される第1収容部と、
    前記紙幣入金口から入金された、前記第1金種とは異なる第2金種の紙幣が収容される第2収容部と、
    前記第1金種の紙幣が装填された補充金庫部と、
    前記補充金庫部に収容された第1金種の紙幣を前記第1収容部に収容し、前記補充金庫部に収容された枚数の前記第1金種の紙幣と同額となる枚数の前記第2金種の紙幣を前記第2収容部から取り出して前記補充金庫部に収容する収容制御部と、
    を備える
    ことを特徴とする、現金処理装置。
  2. 前記補充金庫部に装填された前記第1金種の紙幣を前記第1収容部に収容し、前記第2金種の紙幣を前記第2収容部から取り出して前記補充金庫部に収容する両替処理の前後において、前記現金処理装置の紙幣の有高が一致しているか否かを判定する有高判定部を更に備えることを特徴とする、請求項1に記載の現金処理装置。
  3. 前記補充金庫部は、前記現金処理装置に着脱可能に配設されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の現金処理装置。
  4. 前記補充金庫部は、前記現金処理装置の筐体面のうち、前記現金処理装置の顧客が操作を行う面以外の面に配設された取出し口から出し入れが可能な位置に配設されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の現金処理装置。
  5. 前記収容制御部が前記第1収容部に収容する前記第1金種の紙幣の枚数である両替枚数を入力するための操作部と、
    前記補充金庫部に装填された前記第1金種の紙幣の枚数である補充枚数と、前記両替枚数とが一致しているか否かを判定する枚数判定部と、
    前記補充枚数と前記両替枚数とが一致していない場合に、前記補充枚数と前記両替枚数とが一致していない旨を表示する表示制御部と、
    を更に備えることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の現金処理装置。
  6. 前記表示制御部は、
    前記補充枚数が前記両替枚数より少ない場合に、不足枚数の前記第1金種の紙幣の補充を要求する旨を表示し、
    前記補充枚数が前記両替枚数より多い場合に、超過枚数の前記第1金種の紙幣の出金を行う旨を表示する
    ことを特徴とする、請求項5に記載の現金処理装置。
  7. 前記表示制御部は、前記補充金庫部に収容された前記第1金種の紙幣を前記第1収容部に収容し、前記第2金種の紙幣を前記第2収容部から取り出して前記補充金庫部に収容する両替処理の前後における前記現金処理装置の紙幣の有高が一致していない場合に、前記両替処理の前後における前記現金処理装置の紙幣の有高が一致していない旨を表示することを特徴とする、請求項5又は6に記載の現金処理装置。
  8. 前記表示制御部は、前記現金処理装置を顧客が使用中である場合に、顧客が使用中である旨を表示することを特徴とする、請求項5〜7のいずれか1項に記載の現金処理装置。
  9. 第1金種の紙幣が装填された補充金庫部から紙幣を取り出すステップと、
    前記補充金庫部から取り出された前記第1金種の紙幣を、紙幣入金口から入金された第1金種の紙幣が収容される第1収容部に収容するステップと、
    前記補充金庫部に収容された枚数の前記第1金種の紙幣と同額となる枚数の前記第1金種とは異なる第2金種の紙幣を、紙幣入金口から入金された第2金種の紙幣が収容される第2収容部から取り出すステップと、
    前記第2収容部から取り出された前記第2金種の紙幣を、前記補充金庫部に収容するステップと、
    を含むことを特徴とする、現金処理方法。
  10. コンピュータに、
    第1金種の紙幣が装填された補充金庫部から紙幣を取り出す機能と、
    前記補充金庫部から取り出された前記第1金種の紙幣を、紙幣入金口から入金された第1金種の紙幣が収容される第1収容部に収容する機能と、
    前記補充金庫部に収容された枚数の前記第1金種の紙幣と同額となる枚数の前記第1金種とは異なる第2金種の紙幣を、紙幣入金口から入金された第2金種の紙幣が収容される第2収容部から取り出す機能と、
    前記第2収容部から取り出された前記第2金種の紙幣を、前記補充金庫部に収容する機能と、
    を実現させることを特徴とする、現金処理プログラム。
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