JP4795060B2 - 硬貨補充管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、棒金硬貨(同一金種の硬貨を一定枚数だけ棒状にまとめて包装したもの)の包装を解いて得られたバラ硬貨を硬貨処理装置(例えば硬貨釣銭機)に補充する際の管理を行うための硬貨補充管理システムに関する。
上記のような硬貨補充管理システムとしては、例えば本件出願人の先願に係る特願2004−268134号に記載されたものがある。当該出願には、硬貨釣銭機の識別手段により識別されたバラ硬貨の金種および枚数と、棒金収納庫における棒金有無検知手段の検知結果に基づいて特定された取出棒金硬貨の金種および本数とを比較して、両者間の対応を判定する技術が記載されている。これにより、棒金収納庫から取り出された棒金硬貨と、硬貨釣銭機に補充されたバラ硬貨との間の対応を正確に管理できるようにしている。
ところで、上述したようなバラ硬貨の補充は一般的に、硬貨処理装置において残量が所定の基準硬貨数量を下回る金種(硬貨不足金種)が確認された場合に、係員によって行われる。一方、棒金収納庫においても、内部に収納されていた棒金硬貨の取り出しにより、残量が所定の基準棒金数量を下回る金種(棒金不足金種)が生じ得る。そして、それらの硬貨不足金種と棒金不足金種とに共通する共通金種の存在が確認された場合には、ページャー等の移動通信端末により管理者等の係員へ棒金補充要請を通知するシステムが用いられている。これにより、当該金種の棒金硬貨を棒金収納庫へ補充することを係員に促すことができる。
上述したようなシステムでは、もともと棒金不足金種がある状態で、共通する硬貨不足金種が生じたような場合には、速やかに当該金種の棒金硬貨を棒金収納庫へ補充する必要性(緊急性)が認められるため、棒金補充要請を通知するのが妥当である。しかし、これとは逆に、硬貨不足金種が生じたことに起因して、共通金種となる棒金不足金種が生じてしまう場合もあり得る。すなわち、硬貨処理装置へ硬貨不足金種を補充する目的で、棒金収納庫から当該金種の棒金硬貨を取り出したことにより、共通金種となる棒金不足金種が生じる場合がある。
後者の場合には、その直後に、棒金硬貨の包装を解いて得られた当該金種のバラ硬貨が硬貨処理装置へ補充されることで、共通金種となるべき硬貨不足金種が存在しなくなり、棒金補充要請を通知する必要のない状態に直ぐに復帰する蓋然性が高い。しかし、従来は、そのような緊急性のない場合であっても、共通金種の存在が確認されたことをもって棒金補充要請を通知してしまうことになり、実際の運用にそぐわない不便さがある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、硬貨不足金種と棒金不足金種とに共通する共通金種が存在する場合であっても、棒金硬貨を補充する緊急性がないと判断できる場合には棒金補充要請を通知しない運用を可能とした硬貨補充管理システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、
複数金種の棒金硬貨を収納可能な棒金収納庫と、
この棒金収納庫の近傍に配置され、当該棒金収納庫と通信接続された硬貨処理装置と、
前記棒金収納庫および前記硬貨処理装置において、前記棒金収納庫から取り出された棒金硬貨の包装を解いて得られたバラ硬貨を前記硬貨処理装置へ補充するための補充モードを起動させる補充モード起動手段と、
を備え、
前記棒金収納庫は、内部に収納されている棒金硬貨の金種別の数量を検知する棒金数量検知手段を有し、
前記硬貨処理装置は、
バラ硬貨が投入される投入口と、
この投入口へ投入されたバラ硬貨の金種を識別する識別手段と、
この識別手段によって識別されたバラ硬貨を金種ごとに選別する選別手段と、
この選別手段によって選別されたバラ硬貨を金種別に収納する硬貨収納部と、
この硬貨収納部に収納されているバラ硬貨の金種別の数量を検知する硬貨数量検知手段と、
を有し、
特定金種の棒金硬貨を前記棒金収納庫へ補充すべき旨の棒金補充要請を係員に対して通知する補充通知手段であって、
(a)前記硬貨数量検知手段によって検知された数量が所定の基準硬貨数量を下回っている金種である硬貨不足金種が存在し、
(b)前記棒金数量検知手段によって検知された数量が所定の基準棒金数量を下回っている金種である棒金不足金種が存在し、
(c)前記硬貨不足金種と前記棒金不足金種とに共通する共通金種が存在し、かつ、
(d)前記補充モードが起動していない、
場合にのみ、前記共通金種についての前記棒金補充要請を通知する補充通知手段を更に備えた、ことを特徴とする硬貨補充管理システムを提供する。
この硬貨補充管理システムにおいて、硬貨不足金種と棒金不足金種とに共通する共通金種が存在する場合であっても、補充モードが起動している場合には、棒金硬貨の包装を解いて得られた当該金種のバラ硬貨が硬貨処理装置へ補充されることで、共通金種となるべき硬貨不足金種が直ぐに存在しなくなる蓋然性が高い。そこで、そのような場合には棒金補充要請を通知しないようにし、硬貨不足金種と棒金不足金種とに共通する共通金種が存在する場合であっても、補充モードが起動してない場合にのみ棒金補充要請を通知するようにしたものである。このようにして、棒金硬貨を補充する緊急性がないと判断できる場合には棒金補充要請を通知しない運用を可能としている。
一般的には、前記(b)の基準棒金数量を1本とすること、すなわち、棒金数量検知手段によって検知された数量が0本となっている金種のみを棒金不足金種とすることが適当である。
この硬貨補充管理システムは、前記補充モード起動手段として、前記硬貨処理装置と通信接続され、前記補充モードを起動させるための補充指令を発する制御端末装置を備えていることができる。
また、前記補充モード起動手段として、前記補充モードを起動させるための補充宣言を入力する宣言入力手段が前記硬貨処理装置に設けられていてもよい。
この硬貨補充管理システムは、前記補充モードが起動している状態において、前記棒金収納庫から前記共通金種の棒金硬貨が取り出されたことを前記棒金数量検知手段が検知してから所定の待機時間が経過した時点で、前記硬貨処理装置に前記共通金種のバラ硬貨が投入されたことを前記識別手段が識別していなかった場合には、その時点で前記補充モードを解除する補充モード自動解除手段を更に備えていてもよい。
すなわち、所定の待機時間が経過しても硬貨処理装置に共通金種のバラ硬貨が投入されない場合には、当該金種のバラ硬貨が直ぐに補充される可能性は低いものと判断することができる。そこで、そのような場合には、補充モードを解除して上記(d)の条件を満たすことで、例外的に補充通知手段による棒金補充要請の通知が行われるようにしたものである。
次に、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。図1〜図8は本発明による硬貨補充管理システムの実施の形態を示す図である。以下、図1〜図8を参照して、本実施形態の硬貨補充管理システムの構成、棒金収納庫の具体的構成、硬貨処理装置の構成、本実施形態の作用効果および変形例を順次説明する。
[システムの構成]
図1に示すように、本実施形態の硬貨補充管理システムは、複数金種の棒金硬貨を収納可能な棒金収納庫1と、硬貨処理装置(例えば硬貨釣銭機)3と、制御端末装置(例えばPOSレジスタ)5とを備えている。図2に示すように、本実施形態の棒金収納庫1は、硬貨処理装置3と互いに上下方向に隣接して一体的に構成されている。具体的には、棒金収納庫1の本体(筐体)1aと硬貨処理装置3の筐体3aとが一体的に形成されている。また、制御端末装置5は、硬貨処理装置3および棒金収納庫1の近傍(例えば直上)に配置される。
図1に示すように、棒金収納庫1、硬貨処理装置3および制御端末装置5は、それぞれ制御ユニット16、36および50を有している。そのうち、棒金収納庫1の制御ユニット16は硬貨処理装置3の制御ユニット36と通信接続され、硬貨処理装置3の制御ユニット36は制御端末装置5の制御ユニット50と通信接続されている。
ここで、本システムには、棒金収納庫1から(例えばレジ係員によって)取り出された棒金硬貨である「取出棒金硬貨」の包装を解いて得られたバラ硬貨を硬貨処理装置3へ補充するための「補充モード」が存在する。この補充モードは、一般的な入出金処理を行う通常モードとは異なり、硬貨処理装置3へ投入されるバラ硬貨を、通常の入金硬貨とは別勘定の補充硬貨として入金処理する状態である。そして、制御端末装置5は、補充モードを起動させるための補充指令を発する補充モード起動手段としての機能を有している。
[棒金収納庫の構成]
図1および図2に示すように、棒金収納庫1は、収納庫本体1aと、この本体1aに対してそれぞれ(水平な縦方向に)前方へ手動で引出し自在に取り付けられた3つの棒金ドロア11,12,13とを有している。各棒金ドロア11,12,13には、特定金種の棒金硬貨をそれぞれ1本ずつ収納可能な複数の棒金収納部14(図2)が設けられている。各収納部14における棒金硬貨の収納姿勢は、棒金硬貨の軸線が棒金ドロア11,12,13の引出し方向(縦方向)と直交する横方向を向いた水平姿勢である。
例えば、上段の棒金ドロア11には、8つの1円棒金硬貨用の収納部14と、2つの5円棒金硬貨用の収納部14が設けられる。また、中段の棒金ドロア12には、8つの10円棒金硬貨用の収納部14と、2つの50円棒金硬貨用の収納部14が設けられる。そして、下段の棒金ドロア13には、8つの100円棒金硬貨用の収納部14と、2つの500円棒金硬貨用の収納部14が設けられる。
また棒金収納庫1は、棒金ドロア11,12,13の各棒金収納部14ごとに棒金硬貨の有無および金種を判定するための信号を出力する検出系18(図1)を備えている。そして、棒金収納庫1の制御ユニット16は、検出系18から出力された信号に基づいて特定のドロア11,12,13の各収納部14に収納された棒金硬貨の有無および金種を判定する。これにより、制御ユニット16は、棒金収納庫1の内部、すなわち各棒金ドロア11,12,13に収納されている棒金硬貨の金種別の数量を検知する棒金数量検知手段としての機能を有している。この制御ユニット16によって検知された数量のデータは、硬貨処理装置3の制御ユニット36へ送信されるようになっている。
なお、棒金数量検知手段としての制御ユニット16によって検知された数量が所定の基準棒金数量を下回っている棒金硬貨の金種を「棒金不足金種」と称する。一般的には、基準棒金数量を1本とすること、すなわち、棒金数量検知手段によって検知された数量(残量)が0本となっている金種のみを棒金不足金種とすることが適当である。
また、棒金収納庫1の本体1a前面には、判定手段としての制御ユニット16の判定結果に基づいて各金種の棒金硬貨のFULL(満杯)/EMPTY(残量0本)等の状態を表示する表示パネル1bが設けられている。この表示パネル1bは、各棒金ドロア11,12,13のうち、後述するロック手段によりロック解除されたドロアを目視により判別可能とするドロア表示手段としての機能も有している。
図3には、棒金収納庫1の本体1a(図2)内部に設けられた枠体Fが示されている。この枠体Fは、各棒金ドロア11,12,13を上記縦方向へスライド可能に保持している。各ドロア11,12,13の底部には、横方向中央部を縦方向に延びる透光部分(開口ないし透明部分)15が形成されている。この透光部分15は、各ドロア11,12,13における複数の収納部14(図2)が設けられる範囲に渡って延びると共に、最前の収納部14よりも前のドロア先端付近まで延びている。図5にも示すように、各ドロア11,12,13の左側には、縦方向に延びるラックRが設けられている。
図4には、3つのドロア11,12,13を代表して、1つのドロア11の、本体1aの前面パネル1c(図3参照)を基準とした様々な縦方向位置が示されている。図4において:
(b)は、ドロア11の前面が前面パネル1cと略面一となった「閉鎖位置」;
(a)は、ドロア11が閉鎖位置より更に押し込まれ、ドロア11の前面が前面パネル1cから少し引っ込んだ「押込位置」;
(c)は、ドロア11の引出し時に検出系18(図1)による検出が開始され、ドロア11の押込み時には検出系18による検出が終了する「検出開始/終了位置」;
(d)は、ドロア11の引出し時に検出系18による検出が終了し、ドロア11の押込み時には検出系18による検出が開始される「検出終了/開始位置」;
(e)は、ドロア11の全ての収納部14(図2)に対する棒金硬貨Bの収納/取出しが可能となるまで引き出された「引出位置」;
をそれぞれ示している。なお、図4では、上記検出系18(図1)を代表して下記の棒金径センサS1が示されている。
図3に示すように、枠体Fの前部には、1つの棒金径センサS1と、3つの棒金孔センサS21,S22,S23とが設けられている。径センサS1は、3つのドロア11,12,13の透光部分15を上下に挟んで互いに対向する位置でフレームF(本体1a)に固定された発光ユニットおよび受光ユニットを有している。この径センサS1は、閉鎖位置(図4(b))にある各ドロア11,12,13の最前の収納部14よりも前方の透光部分15を光軸が通るように配置されている(図4および図5参照)。
また、各孔センサS21,S22,S23は、それぞれドロア11,12,13に対応して設けられている。各孔センサS21,S22,S23は、それぞれ対応するドロア11,12,13を左右両側から挟んで互いに対向する位置でフレームF(本体1a)に固定された発光ユニットおよび受光ユニットを有している。各孔センサS21,S22,S23は、対応するドロア11,12,13に収納される棒金硬貨Bの中心に対応する高さを光軸が通るように配置されている。
また、フレームFの前部左側には、上段のドロア11に略対応した高さに単一の2相ロータリエンコーダEが設けられている。図5に示すように、このロータリエンコーダEは下方へ延びる入力軸e1を有している。入力軸e1には、各ドロア11,12,13のラックRに対応する3つのピニオンPが固定されている。各ドロア11,12,13のラックRと、対応するピニオンPとは、少なくとも当該ドロア11,12,13が検出開始/終了位置(図4(c))と検出終了/開始位置(図4(d))との間(閉鎖位置(図4(b))と引出位置(図4(e))との間で判定手段による判定に必要な範囲内の位置)にあるときには互いに噛み合い、少なくとも当該ドロア11,12,13が閉鎖位置にあるときには互いに噛み合わないように配置されている。
これにより、ロータリエンコーダEが、各ドロア11,12,13の縦方向変位に比例した数のパルス信号を出力するように構成されている。すなわち、以上のロータリエンコーダE、ラックRおよびピニオンPは、本体1aに対する各ドロア11,12,13の縦方向変位を検出するための変位検出手段を構成している。
ここで、棒金収納庫1は、収納庫本体1aからの各棒金ドロア11,12,13の引出しをそれぞれ阻止/容認するロック/ロック解除を行うロック手段を有している。そして、棒金収納庫1の制御ユニット16は、後述するようにロック手段による各棒金ドロア11,12,13のロック/ロック解除を制御するロック制御手段としての機能を有している。
図6には、3つのドロア11,12,13を代表して、1つのドロア11と、これに対応するロック手段との関係が、ドロア11の(a)閉鎖位置および(b)押込位置で示されている。ドロア11の後部には、横方向に延びる仕切板11aが設けられている。この仕切板11aの後方には、ドロア11に対して固定されたロック板17および遮光板19が配置されている。これらのロック板17および遮光板19に対応して、それぞれロックアーム20および押込みセンサS31が設けられている。ロックアーム20および押込みセンサS31は、図3に示すフレームF(図2に示す本体1a)の方に取り付けられている。また、スライド部材26がフレームFに対して縦方向にスライド自在に取り付けられている。
押込みセンサS31は、図6(a)に示すドロア11の閉鎖位置において、遮光板19を横方向に挟んで互いに対向した発光ユニットおよび受光ユニットを有している。また、ロックアーム20は、ロック板17の前端と係合可能な係合部分21と、当該アーム20をフレームFに対して回動自在に取り付ける回動軸22とを有している。このアーム20に対しては、プル型ソレノイド等の駆動装置D1と、戻しバネ23とが連結されている。これらの駆動装置D1および戻しバネ23により、アーム20を、係合部分21がロック板17と係合可能なロック位置と、係合部分21がロック板17と係合しないように退避した解放位置との間で回動させることができるようになっている。
スライド部材26には、これをフレームFに対して前方(図6の右方)へ付勢する付勢バネ27が連結されている。そして、図6(a)に示すドロア11の閉鎖位置において、バネ27の付勢力により、スライド部材26の前端部が仕切板11aに当接してドロア11を前方へ僅かに付勢するようになっている。
そして、制御ユニット16の制御下における、ロック手段によるドロア11のロック解除は、次のようにして行われる。まず、図6(a)の閉鎖位置から図6(b)の押込位置まで手動で押し込むと、遮光板19の後退により、センサS31の出力が遮光から透光へ切り換わる。これに応じて、(図7に示す制御ユニット16の制御により)駆動装置D1がアーム20を解放位置へ回動させる。そこでドロア11を押し込んでいた力を緩めると、バネ27の付勢力によりドロア11が閉鎖位置から僅かに引き出された位置(閉鎖位置と図4(c)の検出開始/終了位置との間)まで前進する。これにより、手動によるドロア11の引き出しが容易となる。
一方、制御ユニット16の制御下における、ロック手段によるドロア11のロックは、次のようにして行われる。まず、引き出されていたドロア11を本体1aに対して押し込む「ドロア押込み時」には、ドロア11を(バネ27の付勢力に抗して)図6(b)の押込位置まで押し込むことにより、センサS31の出力が透光から遮光を経て再び透光へ切り換わる。これに応じて、(図7に示す制御ユニット16の制御により)駆動装置D1(バネ23)がアーム20をロック位置へ回動させる。そこでドロア11を押していた力を緩めると、バネ27の付勢力によりドロア11が閉鎖位置まで戻ったところで、アーム20の係合部分21がロック板17と係合する。
図7に示すように、制御ユニット16には、上記検出系18を構成する棒金径センサS1、棒金孔センサS21,S22,S23およびロータリエンコーダEが接続されている(図3参照)。また、制御ユニット16には、各ドロア11,12,13に対応した駆動装置D1,D2,D3および押込みセンサS31,S32,S33が接続されている(図6参照)。その他、制御ユニット16には、表示パネル1b(図2参照)および通信インターフェイスTが接続されている。この通信インターフェイスTは、硬貨処理装置3(図1)の制御ユニット36と制御ユニット16とを通信接続するためのものである。
制御ユニット16は、ロータリエンコーダEの出力から特定されるいずれか1つのドロア11,12,13の縦方向変位と、棒金径センサS1の出力とに基づいて、当該ドロアの各収納部14に収納された棒金硬貨の有無および金種を判定する。
具体的には、収納庫本体1aに対して棒金ドロアを手動で引出し/押込みする際に、ロータリエンコーダE、径センサS1、および当該ドロアに対応する孔センサS21,S22,S23は、それぞれ図8に(それらの一部を)示すような信号70、72および74を出力する。これらの出力信号のうち、ロータリエンコーダEのパルス信号70によって、当該ドロア11,12,13(各収納部14)の本体1aに対する、従って各センサS1;S21,S22,S23に対する縦方向の変位が特定される。また、各センサS1;S21,S22,S23の信号72;74によって、各棒金硬貨の半径方向外縁および内縁(5円および50円の孔あき硬貨以外の場合は外縁のみ)による透光/遮光(遮光の有無)の遷移が特定される。
これにより、特定の棒金ドロア11,12,13の各収納部14ごとに、棒金硬貨の有無だけでなく、収納されている棒金硬貨の直径および中心孔の有無も特定することが可能となる。これに基づいて、制御ユニット16は、各収納部14に存在する棒金硬貨が、本来収納すべき金種の棒金硬貨であるか否かも判定できるようになっている。
ここで、図1に示す硬貨処理装置3は、その硬貨収納部33に収納されているバラ硬貨の金種別の数量を検知する硬貨数量検知手段を有している(詳細については後述する)。この硬貨数量検知手段によって検知された数量(残量)が所定の基準硬貨数量を下回っているバラ硬貨の金種を「硬貨不足金種」と称する。
そして、ロック制御手段としての制御ユニット16は、
(i)補充モードが起動していない状態では、全ての棒金ドロア11,12,13をロックし、
(ii)補充モードが起動している状態では、硬貨不足金種と同一金種の棒金硬貨に対応する棒金ドロア11,12,又は13のみをロック解除する、
ようにロック手段(駆動装置D1,D2,D3等)を制御するように構成されている。
[硬貨処理装置の構成]
図1および図2に示すように、硬貨処理装置3は、筐体3aの前側に形成された投入口30、払出口34および表示・操作パネル3b(図2)を備えている。また、図1に示すように、硬貨処理装置3は、識別手段31、選別手段32および硬貨収納部33を備えている。識別手段31は、投入口30に投入されたバラ硬貨の金種および枚数を識別するように構成されている。また、選別手段32は、識別手段31によって識別されたバラ硬貨を金種ごとに選別するように構成されている。そして、硬貨収納部33は、選別手段32によって選別されたバラ硬貨を金種別に収納するように構成されている。
そして、この硬貨処理装置3は、硬貨収納部33から取り出されたバラ硬貨を、(例えば、釣銭機にあっては釣銭の払出し等の)必要に応じて払出口34へ放出するように構成されている。なお、投入口30に投入されるバラ硬貨としては、補充モードにおいて投入される補充硬貨(典型的には取出棒金硬貨の包装を解いて得られたバラ硬貨)の他に、通常モードにおいて投入される入金硬貨も含まれる。しかし、両者は特に区別することなく硬貨収納部33に収納され、通常モードにおいて放出される出金硬貨として利用される。
硬貨処理装置3の制御ユニット36は、上述したように硬貨収納部33に収納されているバラ硬貨の金種別の数量を検知する硬貨数量検知手段としての機能を有している。例えば、制御ユニット36は、投入口30から投入された硬貨の金種別の数量と、硬貨収納部33から取り出して払出口34へ放出した硬貨の金種別の数量とに基づいて、硬貨収納部33に収納されている硬貨の金種別の数量を算出することにより、これを検知する。この制御ユニット36によって検知された数量のデータは、棒金収納庫1の制御ユニット16へ送信されるようになっている。
次に、硬貨処理装置3は、識別手段31による識別を経たバラ硬貨を、硬貨収納部33へ収納することなく放出するための返却口35を有している。この返却口35は、図1においては硬貨処理装置3の筐体3aに対応して描かれているが、図2に示すように棒金収納庫1の方の本体1a前面の領域に配置されていてもよい。
そして、制御ユニット36は、識別手段31による識別結果に基づいて、特定のバラ硬貨を返却口35へ放出させる制御を行う返却制御手段としての機能を有している。具体的には、返却制御手段としての制御ユニット36は、補充モードが起動している状態において、投入口35へ投入されたバラ硬貨の識別手段31による識別結果が硬貨不足金種とは異なる場合、当該バラ硬貨を返却口35へ放出させる「非補充硬貨返却制御」を行うように構成されている。
また、硬貨処理装置3は、返却制御手段としての制御ユニット36が非補充硬貨返却制御を行う際、当該バラ硬貨が硬貨不足金種とは異なる金種の硬貨である旨を報知するための報知手段を有している。そのような報知手段としては、例えば表示・操作部3b(図2)に配置される液晶表示パネルに報知メッセージを表示するもの等が考えられる。
また、制御ユニット36は、特定金種の棒金硬貨を棒金収納庫1へ補充すべき旨の棒金補充要請を管理者等の係員に対して通知する補充通知手段としての機能を有している。その係員に対する通知は、例えばページャー等の移動通信端末P(図1)を介した無線通信方式で行われる。
具体的には、補充通知手段としての制御ユニット36は、
(A)硬貨数量検知手段として検知した上記「硬貨不足金種」が存在し、
(B)棒金数量検知手段(棒金収納庫1の制御ユニット16)によって検知された上記「棒金不足金種」が存在し、
(C)硬貨不足金種と棒金不足金種とに共通する「共通金種」が存在し、かつ、
(D)補充モードが起動していない、
場合にのみ、当該共通金種についての棒金補充要請を通知するように構成されている。
さらに、制御ユニット36は、起動されている補充モードを自動的に解除する(通常モードに戻す)ための補充モード自動解除手段としての機能を有している。その自動解除手段としての制御ユニット36は具体的には、補充モードが起動している状態において、棒金収納庫1から共通金種の棒金硬貨が取り出されたことを棒金数量検知手段(収納庫1の制御ユニット16)が検知してから所定の待機時間(例えば1分程度)が経過した時点で、硬貨処理装置3に共通金種のバラ硬貨が投入されたことを識別手段31が識別していなかった場合には、その時点で補充モードを解除するように構成されている。
[作用効果]
次に、以上のように構成された本実施形態の棒金収納庫の作用効果について説明する。
本実施形態の硬貨補充管理システムによれば、棒金収納庫1において、ロック制御手段としての制御ユニット16は、補充モードが起動している状態で硬貨不足金種と同一金種の棒金硬貨に対応する棒金ドロア11,12,又は13のみをロック解除するので、当該金種に対応するドロア11,12,又は13以外は引き出すことができなくなる。このため、硬貨処理装置3における硬貨不足金種とは異なる金種の棒金硬貨を棒金収納庫1から取り出してしまうことに起因した硬貨処理装置3のオーバーフロー発生を抑制することができる。
また、ロック解除されたドロア11,12,又は13を目視により判別可能とするドロア表示手段としての表示パネル1bにより、そもそもロック解除されていない棒金ドロアを引き出そうとしてしまう誤りを未然に防止する効果が得られる。
また、硬貨処理装置3において、返却制御手段としての制御ユニット36が上述した非補充硬貨返却制御を行うことにより、次のような作用効果が得られる。まず前提として、棒金収納庫1において硬貨不足金種と同一金種の棒金硬貨に対応するドロア11,12,又は13のみが引き出せたとしても、本実施形態では、各ドロア11,12,13に、それぞれ異なる2金種の棒金硬貨が収納されるように設定されている。また、誤って異なる金種の棒金硬貨が収納されることもあり得る。その場合、依然として硬貨処理装置3における硬貨不足金種とは異なる金種の棒金硬貨を棒金収納庫1から取り出してしまう可能性が残される。そこで、補充モード起動時に、硬貨不足金種とは異なる金種のバラ硬貨が硬貨処理装置3へ投入されてしまった場合には、当該バラ硬貨を返却(収納することなく放出)することで、オーバーフロー発生を未然に回避することができる。
その場合、硬貨処理装置3の報知手段3bによって、返却されたバラ硬貨が、硬貨不足金種とは異なる金種のバラ硬貨であるという事実を係員に知らせ、補充操作のやり直し等の対処を促すことができる。
次に、この硬貨補充管理システムにおいては、硬貨不足金種と棒金不足金種とに共通する共通金種が存在する場合であっても、補充モードが起動している場合には、棒金硬貨の包装を解いて得られた当該金種のバラ硬貨が硬貨処理装置へ補充されることで、共通金種となるべき硬貨不足金種が直ぐに存在しなくなる蓋然性が高い。そこで、そのような場合には、補充通知手段としての制御ユニット36が棒金補充要請を通知しないようにし、硬貨不足金種と棒金不足金種とに共通する共通金種が存在する場合であっても、補充モードが起動してない場合にのみ棒金補充要請を通知するようにしている。このようにして、棒金硬貨を補充する緊急性がないと判断できる場合には棒金補充要請を通知しない運用を可能としている。
次に、棒金収納庫1から共通金種の棒金硬貨が取り出されたことを棒金数量検知手段(収納庫1の制御ユニット16)が検知してから所定の待機時間が経過しても硬貨処理装置3に共通金種のバラ硬貨が投入されない場合には、当該金種のバラ硬貨が直ぐに補充される可能性は低いものと判断することができる。そこで、そのような場合には、補充モードを解除して上記(D)の条件を満たすことで、例外的に補充通知手段としての制御ユニット36による棒金補充要請の通知が行われるようにしている。
[変形例]
(1)棒金収納庫1と硬貨処理装置3とが互いに隣接して一体的に構成されている場合について説明したが、棒金収納庫1と硬貨処理装置3とは、必ずしも互いに一体的に構成されている必要はない。すなわち、棒金収納庫1と硬貨処理装置3とが少なくとも互いに近傍に配置されていれば、棒金収納庫1から硬貨処理装置3へ硬貨の補充を即座に行うことができるという利点が得られる。
(2)棒金収納庫1において、各ドロア11,12,13が、本体1aに対して押込位置(図4(a))と引出位置(図4(e))との間で引出し自在となっている場合を説明したが、これには限定されない。すなわち、各ドロア11,12,13の閉鎖位置(図4(b))でロック手段が作動するように構成した場合は、各ドロア11,12,13が本体1aに対して閉鎖位置(図4(b))と引出位置との間で引出し自在となっていれば十分である。
(3)棒金収納庫1において、ロック手段(図6)が光学式センサS31,S32,S33の出力に基づいて作動する場合を説明したが、光学式以外の電気的な検知、ないしは機械的な検知に基づいて作動するようにしてもよい。
(4)棒金収納庫1において、各ピニオンPがロータリエンコーダEの入力軸e1に固定されている場合を説明したが、各ピニオンPは、入力軸e1と連動して回転する限り、これに固定されていなくてもよい。例えば、各ピニオンPと入力軸e1との間に他のギアや軸が介在されていてもよい。
(5)棒金収納庫1において、取扱対象の棒金硬貨に孔あき硬貨が含まれない場合や、金種間で棒金硬貨の直径の差が十分大きくて棒金径センサS1の出力のみで十分に金種の判定が可能な場合には、棒金孔センサS21,S22,S23を省略してもよい。
(6)制御端末装置5が上記補充モード起動手段としての機能を有する場合について説明したが、これに代えて、或いは、これに加えて、硬貨処理装置3が補充モード起動手段としての機能を有していてもよい。例えば、硬貨処理装置3に、補充モードを起動させるための補充宣言を入力する宣言入力手段(例えば、表示・操作部3bに配置される補充宣言キー等)が設けられていてもよい。
(7)硬貨処理装置3の制御ユニット36が、上記補充通知手段および補充モード自動解除手段としての機能を有する場合を説明したが、これに代えて、制御端末装置5の制御ユニット50がそれらの機能を有するように構成してもよい。また、これに限らず、各制御ユニット16,36,50の有する機能を任意に入れ替えたり共有させたりすることも可能である。
本発明による硬貨補充管理システムの一実施形態を示すブロック図。 図1に示したシステムの棒金収納庫および硬貨処理装置を示す斜視図。 図2に示した棒金収納庫の内部構造を示す(a)上側斜視図および(b)下側斜視図。 図2に示した棒金収納庫における1つの棒金ドロアの変位を(a)押込位置、(b)閉鎖位置、(c)検出開始/終了位置、(d)検出終了/開始位置、(e)引出位置の各位置で示す模式図。 図2に示した棒金収納庫における各棒金ドロアと変位検出手段との関係を模式的に示す側面図。 図2に示した棒金収納庫における、1つの棒金ドロアと、対応するロック手段との関係を示す平面図。 図2に示した棒金収納庫の制御系を示すブロック図。 図3に示したエンコーダおよびセンサの出力信号の例を示す図。
符号の説明
1 棒金収納庫
1a 本体
1b 表示パネル(ドロア表示手段)
1c 前面パネル
11,12,13 棒金ドロア
14 棒金収納部
15 透光部分
16 制御ユニット(棒金数量検知手段/ロック制御手段)
17 ロック板(ロック手段)
19 遮光板
20 ロックアーム(ロック手段)
23 戻しバネ(ロック手段)
26 スライド部材
27 付勢バネ
E ロータリエンコーダ(変位検出手段)
e1 入力軸
R ラック(変位検出手段)
P ピニオン(変位検出手段)
S1 棒金径センサ
S21,S22,S23 棒金孔センサ
S31,S32,S33 押込みセンサ
D1,D2,D3 駆動装置(ロック手段)
3 硬貨処理装置
3a 筐体
3b 表示・操作部(宣言入力手段/報知手段)
30 投入口
31 識別手段
32 選別手段
33 硬貨収納部
34 払出口
35 返却口
36 制御ユニット(硬貨数量検知手段/返却制御手段/補充通知手段/補充モード自動解除手段))
5 制御端末装置
50 制御ユニット

Claims (5)

  1. 複数金種の棒金硬貨を収納可能な棒金収納庫と、
    この棒金収納庫の近傍に配置され、当該棒金収納庫と通信接続された硬貨処理装置と、
    前記棒金収納庫および前記硬貨処理装置において、前記棒金収納庫から取り出された棒金硬貨の包装を解いて得られたバラ硬貨を前記硬貨処理装置へ補充するための補充モードを起動させる補充モード起動手段と、
    を備え、
    前記棒金収納庫は、内部に収納されている棒金硬貨の金種別の数量を検知する棒金数量検知手段を有し、
    前記硬貨処理装置は、
    バラ硬貨が投入される投入口と、
    この投入口へ投入されたバラ硬貨の金種を識別する識別手段と、
    この識別手段によって識別されたバラ硬貨を金種ごとに選別する選別手段と、
    この選別手段によって選別されたバラ硬貨を金種別に収納する硬貨収納部と、
    この硬貨収納部に収納されているバラ硬貨の金種別の数量を検知する硬貨数量検知手段と、
    を有し、
    特定金種の棒金硬貨を前記棒金収納庫へ補充すべき旨の棒金補充要請を係員に対して通知する補充通知手段であって、
    (a)前記硬貨数量検知手段によって検知された数量が所定の基準硬貨数量を下回っている金種である硬貨不足金種が存在し、
    (b)前記棒金数量検知手段によって検知された数量が所定の基準棒金数量を下回っている金種である棒金不足金種が存在し、
    (c)前記硬貨不足金種と前記棒金不足金種とに共通する共通金種が存在し、かつ、
    (d)前記補充モードが起動していない、
    場合にのみ、前記共通金種についての前記棒金補充要請を通知する補充通知手段を更に備えた、ことを特徴とする硬貨補充管理システム。
  2. 前記(b)の基準棒金数量を1本とする、ことを特徴とする請求項1記載の硬貨補充管理システム。
  3. 前記補充モード起動手段として、前記硬貨処理装置と通信接続され、前記補充モードを起動させるための補充指令を発する制御端末装置を備えている、ことを特徴とする請求項1又は2記載の硬貨補充管理システム。
  4. 前記補充モード起動手段として、前記補充モードを起動させるための補充宣言を入力する宣言入力手段が前記硬貨処理装置に設けられている、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の硬貨補充管理システム。
  5. 前記補充モードが起動している状態において、前記棒金収納庫から前記共通金種の棒金硬貨が取り出されたことを前記棒金数量検知手段が検知してから所定の待機時間が経過した時点で、前記硬貨処理装置に前記共通金種のバラ硬貨が投入されたことを前記識別手段が識別していなかった場合には、その時点で前記補充モードを解除する補充モード自動解除手段を更に備えた、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の硬貨補充管理システム。
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