JP5025908B2 - 棒金収納庫と棒金収納庫のための制御システムおよび制御方法 - Google Patents

棒金収納庫と棒金収納庫のための制御システムおよび制御方法 Download PDF

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本発明は、棒金硬貨(同一金種の硬貨を一定枚数だけ棒状にまとめて包装したもの)を金種別に特定の収納部に収納して棒金硬貨の在高を管理し得るようにした棒金収納庫と、そのような棒金収納庫のための制御システムおよび制御方法に関する。
上記のような棒金収納庫としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。特許文献1に記載された棒金収納庫は、複数本の棒金硬貨を収納するカセットが収納庫本体内に納められた状態で、カセットに収納された各棒金硬貨の金種を順次判定するように構成されている。具体的には、収納庫本体内において、カセットに収納された棒金硬貨の配列方向に沿って移動するイメージ読取り部(スキャナ)が設けられている。このスキャナで読み取った画像に基づいて、各棒金硬貨の金種を判定するようになっている。
そして、各カセットの中に本来収納すべき金種とは異なる金種の棒金硬貨が収納されている(誤収納)と判定された場合には、表示画面に警告表示がなされるようになっている。また、その警告表示に基づいて、カセット内の誤収納硬貨を入れ直した後、表示画面上の再調査キーを押すことで、再度の金種判定(リトライ)が行われるように構成されている。
特開2003−337969号公報
上述した従来の棒金収納庫には、次のような問題点がある。
まず、操作者は、棒金硬貨が収納されたカセットを収納庫本体内に納め、上記のようなスキャナの移動による金種判定が行われた後に、表示画面で誤収納の有無を確認しなければならない。また、リトライを行う場合にも、カセット内の誤収納硬貨を入れ直した後、再調査キーを押して同様の手順が行われるようにしなければならない。このため、操作者が誤収納に気付くまでに時間が掛かり、また操作が煩雑でリトライを即座に行うことができない。また、スキャナの検知不良等に起因して誤判定が生じた場合、そのままでは棒金収納庫の在高異常が生じる可能性があるが、その対処については何ら考慮されていない。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、操作者が速やかに誤収納に気付くと共に、即座にリトライを行うことができ、また、誤判定による在高異常の発生を防止することのできる棒金収納庫と、棒金収納庫のための制御システムおよび制御方法を提供することを目的とする。
第1の発明は、棒金収納庫本体と、この収納庫本体に対して、少なくとも閉鎖位置と引出位置との間で引出し自在に取り付けられ、特定金種の棒金硬貨をそれぞれ1本ずつ収納するための複数の棒金収納部が設けられた少なくとも1つの棒金ドロアと、前記ドロアの各収納部ごとに棒金硬貨の有無および金種を判定するための信号であって、棒金硬貨の特徴を検出した信号を出力する検出系と、前記収納庫本体から引き出されていた前記ドロアを前記収納庫本体に対して押し込むドロア押込み時に、前記ドロアの前記閉鎖位置からの引出しを阻止するためのロック動作を行うロック手段と、前記検出系から出力された信号に基づいて、前記ドロアの各収納部に収納された棒金硬貨の有無および金種を判定する判定手段と、前記ドロアにおける各収納部の位置と、各収納部に収納されるべき棒金硬貨の金種との対応関係を予め記憶する記憶手段と、前記ドロアの各収納部について、前記判定手段によって判定された金種と前記記憶手段に記憶された金種とを対比して、対比した金種どうしが一致しない収納部があった場合には、前記ドロア押込みの後に前記ドロアを前記閉鎖位置から引き出された位置に前進させるよう前記ロック手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする、棒金収納庫のための制御システムである。
第2の発明は、第1の発明において、操作者に対する警告表示を行う警告表示手段を更に備え、前記制御手段は、前記ドロアの各収納部について、前記判定手段によって判定された金種と前記記憶手段に記憶された金種とを対比して、対比した金種どうしが一致しない収納部があった場合には、誤収納の警告表示を行うよう前記警告表示手段を制御する、ことを特徴とする、棒金収納庫のための制御システムである。
第3の発明は、第1または第2の発明において、少なくとも前記判定手段は、前記棒金収納庫本体と通信接続された硬貨釣銭機に備えられているものである。
第4の発明は、第1または第2の発明において、少なくとも前記判定手段は、前記棒金収納庫本体と通信接続された金銭登録機に備えられているものである。
第5の発明は、第1から第4のいずれかの発明において、前記判定手段の判定結果に基づいて前記ドロアにおける少なくとも1金種の棒金硬貨の状態を表示する状態表示手段を更に備えたものである。
第6の発明は、第5の発明において、前記状態表示手段は、前記棒金硬貨の状態として満杯と品切の少なくとも一方の状態を表示するものである。
第7の発明は、第1から第6のいずれかの発明における制御システムで用いられる棒金収納庫である。
第8の発明は、棒金収納庫本体と、この収納庫本体に対して、少なくとも閉鎖位置と引出位置との間で引出し自在に取り付けられ、特定金種の棒金硬貨をそれぞれ1本ずつ収納するための複数の棒金収納部が設けられた少なくとも1つの棒金ドロアと、前記ドロアの各収納部ごとに棒金硬貨の有無および金種を判定するための信号であって、棒金硬貨の特徴を検出した信号を出力する検出系と、前記収納庫本体から引き出されていた前記ドロアを前記収納庫本体に対して押し込むドロア押込み時に、前記ドロアの前記閉鎖位置からの引出しを阻止するためのロック動作を行うロック手段と、前記検出系から出力された信号に基づいて、前記ドロアの各収納部に収納された棒金硬貨の有無および金種を判定する判定手段と、前記ドロアにおける各収納部の位置と、各収納部に収納されるべき棒金硬貨の金種との対応関係を予め記憶する記憶手段と、前記ドロアの各収納部について、前記判定手段によって判定された金種と前記記憶手段に記憶された金種とを対比して、対比した金種どうしが一致しない収納部があった場合には、前記ドロア押込みの後に前記ドロアを前記閉鎖位置から引き出された位置に前進させるよう前記ロック手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする、棒金収納庫である。
第9の発明は、棒金収納庫本体と、この収納庫本体に対して、少なくとも閉鎖位置と引出位置との間で引出し自在に取り付けられ、特定金種の棒金硬貨をそれぞれ1本ずつ収納するための複数の棒金収納部が設けられた少なくとも1つの棒金ドロアと、前記収納庫本体から引き出されていた前記ドロアを前記収納庫本体に対して押し込むドロア押込み時に、前記ドロアの前記閉鎖位置からの引出しを阻止するためのロック動作を行うロック手段と、を備えた棒金収納庫のための制御方法であって、前記ドロアの各収納部に収納された棒金硬貨の特徴を検出して、棒金硬貨の有無および金種を判定する棒金判定工程と、この棒金判定工程での判定結果に基づいて、前記ドロアのいずれかの収納部に本来収納すべき金種とは異なる金種の棒金硬貨が収納されている誤収納が存在するか否かを判定する誤収納判定工程と、この誤収納判定工程において前記誤収納が存在すると判定された場合には、前記ドロア押込みの後に前記ドロアを前記閉鎖位置から引き出された位置に前進させるよう前記ロック手段を制御するロック制御工程と、を備えたことを特徴とする、棒金収納庫のための制御方法である。
次に、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。図1〜図8は本発明による棒金収納庫の実施の形態を示す図である。以下、図1〜図8を参照して、本実施形態の棒金収納庫を用いた釣銭補充管理システムの構成、棒金収納庫の具体的構成、当該システムにおける硬貨釣銭機の構成、本実施形態の作用効果および変形例を順次説明する。
[システムの構成]
図1に示すように、本実施形態の棒金収納庫1は、硬貨釣銭機3およびPOSレジスタ(金銭登録機)5と組み合わされて釣銭補充管理システムを構成する。図2に示すように、本実施形態の棒金収納庫1は、硬貨釣銭機3と互いに上下方向に隣接して一体的に構成されている。具体的には、棒金収納庫1の本体(筐体)1aと硬貨釣銭機3の筐体3aとが一体的に形成されている。また、POSレジスタ5は、硬貨釣銭機3および棒金収納庫1の近傍に配置される。
図1に示すように、棒金収納庫1、硬貨釣銭機3およびPOSレジスタ5は、それぞれ制御ユニット16、36および50を有している。そのうち、棒金収納庫1の制御ユニット16は硬貨釣銭機3の制御ユニット36と通信接続され、硬貨釣銭機3の制御ユニット36はPOSレジスタ5の制御ユニット50と通信接続されている。
[棒金収納庫の構成]
図1および図2に示すように、棒金収納庫1は、収納庫本体1aと、この本体1aに対してそれぞれ(水平な縦方向に)前方へ手動で引出し自在に取り付けられた3つの棒金ドロア11,12,13とを有している。各棒金ドロア11,12,13には、特定金種の棒金硬貨をそれぞれ1本ずつ収納可能な複数の棒金収納部14(図2)が設けられている。各収納部14における棒金硬貨の収納姿勢は、棒金硬貨の軸線が棒金ドロア11,12,13の引出し方向(縦方向)と直交する横方向を向いた水平姿勢である。
例えば、上段の棒金ドロア11には、8つの1円棒金硬貨用の収納部14と、2つの5円棒金硬貨用の収納部14が設けられる。また、中段の棒金ドロア12には、8つの10円棒金硬貨用の収納部14と、2つの50円棒金硬貨用の収納部14が設けられる。そして、下段の棒金ドロア13には、8つの100円棒金硬貨用の収納部14と、2つの500円棒金硬貨用の収納部14が設けられる。
また棒金収納庫1は、棒金ドロア11,12,13の各棒金収納部14ごとに棒金硬貨の有無および金種を判定するための信号を出力する検出系18(図1)を備えている。そして、棒金収納庫1の制御ユニット16は、検出系18から出力された信号に基づいて特定のドロア11,12,13の各収納部14に収納された棒金硬貨の有無および金種を判定する判定手段としての機能を有している。また、棒金収納庫1の本体1a前面には、判定手段としての制御ユニット16の判定結果に基づいて各金種の棒金硬貨のFULL(満杯)/EMPTY(品切)等の状態を表示する表示パネル(状態表示手段)1bが設けられている。
なお、本明細書においては、棒金収納庫1の棒金ドロア11,12,13から(通常、レジ係員によって)取り出された棒金硬貨を「取出棒金硬貨」と称する。
図3には、棒金収納庫1の本体1a(図2)内部に設けられた枠体Fが示されている。この枠体Fは、各棒金ドロア11,12,13を上記縦方向へスライド可能に保持している。各ドロア11,12,13の底部には、横方向中央部を縦方向に延びる透光部分(開口ないし透明部分)15が形成されている。この透光部分15は、各ドロア11,12,13における複数の収納部14(図2)が設けられる範囲に渡って延びると共に、最前の収納部14よりも前のドロア先端付近まで延びている。図5にも示すように、各ドロア11,12,13の左側には、縦方向に延びるラックRが設けられている。
図4には、3つのドロア11,12,13を代表して、1つのドロア11の、本体1aの前面パネル1c(図3参照)を基準とした様々な縦方向位置が示されている。図4において:
(b)は、ドロア11の前面が前面パネル1cと略面一となった「閉鎖位置」;
(a)は、ドロア11が閉鎖位置より更に押し込まれ、ドロア11の前面が前面パネル1cから少し引っ込んだ「押込位置」;
(c)は、ドロア11の引出し時に検出系18(図1)による検出が開始され、ドロア11の押込み時には検出系18による検出が終了する「検出開始/終了位置」;
(d)は、ドロア11の引出し時に検出系18による検出が終了し、ドロア11の押込み時には検出系18による検出が開始される「検出終了/開始位置」;
(e)は、ドロア11の全ての収納部14(図2)に対する棒金硬貨Bの収納/取出しが可能となるまで引き出された「引出位置」;
をそれぞれ示している。なお、図4では、上記検出系18(図1)を代表して下記の棒金径センサS1が示されている。
図3に示すように、枠体Fの前部には、1つの棒金径センサS1と、3つの棒金孔センサS21,S22,S23とが設けられている。径センサS1は、3つのドロア11,12,13の透光部分15を上下に挟んで互いに対向する位置でフレームF(本体1a)に固定された発光ユニットおよび受光ユニットを有している。この径センサS1は、閉鎖位置(図4(b))にある各ドロア11,12,13の最前の収納部14よりも前方の透光部分15を光軸が通るように配置されている(図4および図5参照)。
また、各孔センサS21,S22,S23は、それぞれドロア11,12,13に対応して設けられている。各孔センサS21,S22,S23は、それぞれ対応するドロア11,12,13を両側から挟んで互いに対向する位置でフレームF(本体1a)に固定された発光ユニットおよび受光ユニットを有している。各孔センサS21,S22,S23は、対応するドロア11,12,13に収納される棒金硬貨Bの中心に対応する高さを光軸が通るように配置されている。
また、フレームFの前部左側には、上段のドロア11に略対応した高さに単一の2相ロータリエンコーダEが設けられている。図5に示すように、このロータリエンコーダEは下方へ延びる入力軸e1を有している。入力軸e1には、各ドロア11,12,13のラックRに対応する3つのピニオンPが固定されている。各ドロア11,12,13のラックRと、対応するピニオンPとは、少なくとも当該ドロア11,12,13が検出開始/終了位置(図4(c))と検出終了/開始位置(図4(d))との間(閉鎖位置(図4(b))と引出位置(図4(e))との間で判定手段による判定に必要な範囲内の位置)にあるときには互いに噛み合い、少なくとも当該ドロア11,12,13が閉鎖位置にあるときには互いに噛み合わないように配置されている。
これにより、ロータリエンコーダEが、各ドロア11,12,13の縦方向変位に比例した数のパルス信号を出力するように構成されている。すなわち、以上のロータリエンコーダE、ラックRおよびピニオンPは、本体1aに対する各ドロア11,12,13の縦方向変位を検出するための変位検出手段を構成している。
図6には、3つのドロア11,12,13を代表して、1つのドロア11と、これに対応するロック手段との関係が、ドロア11の(a)閉鎖位置および(b)押込位置で示されている。ドロア11の後部には、横方向に延びる仕切板11aが設けられている。この仕切板11aの後方には、ドロア11に対して固定されたロック板17および遮光板19が配置されている。これらのロック板17および遮光板19に対応して、それぞれロックアーム20および押込みセンサS31が設けられている。ロックアーム20および押込みセンサS31は、図3に示すフレームF(図2に示す本体1a)の方に取り付けられている。また、スライド部材26がフレームFに対して縦方向にスライド自在に取り付けられている。
押込みセンサS31は、図6(a)に示すドロア11の閉鎖位置において、遮光板19を横方向に挟んで互いに対向した発光ユニットおよび受光ユニットを有している。また、ロックアーム20は、ロック板17の前端と係合可能な係合部分21と、当該アーム20をフレームFに対して回動自在に取り付ける回動軸22とを有している。このアーム20に対しては、プル型ソレノイド等の駆動装置D1と、戻しバネ23とが連結されている。これらの駆動装置D1および戻しバネ23により、アーム20を、係合部分21がロック板17と係合可能なロック位置と、係合部分21がロック板17と係合しないように退避した解放位置との間で回動させることができるようになっている。
スライド部材26には、これをフレームFに対して前方(図6の右方)へ付勢する付勢バネ27が連結されている。そして、図6(a)に示すドロア11の閉鎖位置において、バネ27の付勢力により、スライド部材26の前端部が仕切板11aに当接してドロア11を前方へ僅かに付勢するようになっている。
そして、ドロア11を図6(a)の閉鎖位置から図6(b)の押込位置まで手動で押し込むと、遮光板19の後退により、センサS31の出力が遮光から透光へ切り換わる。これに応じて、(図7に示す制御ユニット16の制御により)駆動装置D1がアーム20を解放位置へ回動させる。そこでドロア11を押し込んでいた力を緩めると、バネ27の付勢力によりドロア11が閉鎖位置から僅かに引き出された位置(閉鎖位置と図4(c)の検出開始/終了位置との間)まで前進する。これにより、手動によるドロア11の引き出しが容易となる。
一方、引き出されていたドロア11を本体1aに対して押し込む「ドロア押込み時」には、ドロア11を(バネ27の付勢力に抗して)図6(b)の押込位置まで押し込むことにより、センサS31の出力が透光から遮光を経て再び透光へ切り換わる。これに応じて、(図7に示す制御ユニット16の制御により)駆動装置D1(バネ23)がアーム20をロック位置へ回動させる。そこでドロア11を押していた力を緩めると、バネ27の付勢力によりドロア11が閉鎖位置まで戻ったところで、アーム20の係合部分21がロック板17と係合する。このようにして、各ドロア11,12,13について、ドロア押込み時に当該ドロア11,12,13の閉鎖位置からの引出しを阻止するための「ロック動作」を行うロック手段が構成されている。
なお、駆動装置D1を、通電時にのみアーム20を解放位置へ回動させるソレノイドとすることで、停電時には常に(ドロアの押込みに拘わらず)ドロアの閉鎖位置からの引出しを阻止するロック状態とすることができる。これにより、棒金収納庫の設置された店舗が停電になって店内が暗くなった状態での保安性を高めることができる。
図7に示すように、制御ユニット16には、上記検出系18を構成する棒金径センサS1、棒金孔センサS21,S22,S23およびロータリエンコーダEが接続されている(図3参照)。また、制御ユニット16には、各ドロア11,12,13に対応した駆動装置D1,D2,D3および押込みセンサS31,S32,S33が接続されている(図6参照)。その他、制御ユニット16には、表示パネル1b(図2参照)、メモリ(記憶手段)Mおよび通信インターフェイスTが接続されている。メモリMには、全てのドロア11,12,13における、各収納部14の位置と、各収納部14に収納されるべき棒金硬貨の金種との対応関係が予め記憶されている。また、通信インターフェイスTは、硬貨釣銭機3(図1)の制御ユニット36と制御ユニット16とを通信接続するためのものである。
制御ユニット16は、ロータリエンコーダEの出力から特定されるいずれか1つのドロア11,12,13の縦方向変位と、棒金径センサS1の出力とに基づいて、当該ドロアの各収納部14に収納された棒金硬貨の有無および金種を判定する判定手段としての機能を有している。
具体的には、収納庫本体1aに対して棒金ドロアを手動で引出し/押込みする際に、ロータリエンコーダE、径センサS1、および当該ドロアに対応する孔センサS21,S22,S23は、それぞれ図8に(それらの一部を)示すような信号70、72および74を出力する。これらの出力信号のうち、ロータリエンコーダEのパルス信号70によって、当該ドロア11,12,13(各収納部14)の本体1aに対する、従って各センサS1;S21,S22,S23に対する縦方向の変位が特定される。また、各センサS1;S21,S22,S23の信号72;74によって、各棒金硬貨の半径方向外縁および内縁(5円および50円の孔あき硬貨以外の場合は外縁のみ)による透光/遮光(遮光の有無)の遷移が特定される。
これにより、特定の棒金ドロア11,12,13の各収納部14ごとに、棒金硬貨の有無だけでなく、収納されている棒金硬貨の直径および中心孔の有無も特定することが可能となる。これに基づいて、制御ユニット16は、各収納部14に存在する棒金硬貨が、本来収納すべき金種の棒金硬貨であるか否かを判定できるようになっている。
また、制御ユニット16は、いずれか1つのドロア11,12,13についてのドロア押込み時において、当該ドロアの各収納部14について、判定された棒金硬貨の金種とメモリMに記憶された金種とを対比する。そして、制御ユニット16は、対比した金種どうしが一致しない収納部14があった場合には、上記ロック動作を行わないようにロック手段(この場合は駆動装置D1,D2,D3)を制御する第1の制御手段としての機能を有している。
ここで、各ドロア11,12,13のドロア押込み時において、単位時間当たりにロータリエンコーダEが出力するパルス信号70の数を「パルス速度」と定義し、当該パルス速度の時間変化率を「パルス加速度」と定義する。具体的には、例えば、タイマ割り込み処理を利用して、一定時間間隔Δt内のパルス信号70の数を時間間隔Δtで割った値を「パルス速度」とし、隣接する2つの時間間隔Δtについてのパルス速度間の差を時間間隔Δtで割った値を「パルス加速度」として、それぞれ近似的に用いることができる。そして、制御ユニット16は、パルス速度が所定の制限速度を超えた場合、またはパルス加速度が所定の制限加速度を超えた場合には、上記ロック動作を行わないようにロック手段(駆動装置D1,D2,D3)を制御する第2の制御手段としての機能も有している。
さらに、制御ユニット16は、第1または第2の制御手段としてロック動作を行わないようにロック手段を制御する場合には、それと同時に、操作者に対する警告表示を行うよう表示パネル(警告表示手段)1bを制御する第3の制御手段としての機能を有している。その場合の警告表示としては、例えば、当該ドロアに対応する表示ランプを(通常の点滅よりも高速で)点滅させる等の表示方法が考えられる。
[硬貨釣銭機の構成]
図1および図2に示すように、硬貨釣銭機3は、筐体3aの前側に形成された投入口30、払出口34および表示・操作パネル3b(図2)を備えている。また、図1に示すように、硬貨釣銭機3は、識別手段31、選別手段32および金種別収納部33を備えている。識別手段31は、投入口30に投入されたバラ硬貨の金種および枚数を識別するように構成されている。また、選別手段32は、識別手段31によって識別されたバラ硬貨を金種ごとに選別するように構成されている。そして、金種別収納部33は、選別手段32によって選別されたバラ硬貨を金種別に収納するように構成されている。
そして、この硬貨釣銭機3は、金種別収納部33に収納されているバラ硬貨を、釣銭の払出し等の必要に応じて払出口34へ投出するように構成されている。なお、投入口30に投入されるバラ硬貨としては、釣銭用として補充される硬貨(典型的には取出棒金硬貨の包装を解いて得られたバラ硬貨)の他に、顧客から受け取った入金硬貨も含まれるが、両者は特に区別することなく金種別収納部33に収納され、釣銭として利用される。
硬貨釣銭機3の制御ユニット36には、棒金収納庫1の制御ユニット16から判定結果が送信されるようになっている。そして、制御ユニット36は、取出棒金硬貨の包装を解いて得られたバラ硬貨が投入口30へ投入された際に、識別手段31によって識別された当該バラ硬貨の金種および枚数と、受信した判定結果に基づく取出棒金硬貨の金種および本数とを比較して、両者間の対応を管理する機能を有している。
例えば、バラ硬貨の金種および枚数と取出棒金硬貨の金種および本数とが対応していない(同一金種で、バラ硬貨の合計枚数が、棒金硬貨1本当たりの硬貨枚数(通常50枚)×本数と一致しない)と判定された場合には、釣銭補充管理システムのログデータにフラグを立てる等の対応が取られる。これにより、取り出された棒金硬貨と、釣銭用として補充されたバラ硬貨との間の対応を正確に管理することができる。なお、硬貨釣銭機3の制御ユニット36に代えて、POSレジスタ5の制御ユニット50がそのような対応関係を管理する機能を有していてもよい。
なお、棒金収納庫1のロック手段(図6)との関係では、不正防止の観点からは、制御ユニット36および16により次のような制御が行われるように構成するのが好ましい。すなわち、硬貨釣銭機3の収納部33内に全ての金種について十分な量の硬貨が存在する限り、棒金収納庫1において常に(上記制御とは無関係に)ドロアの閉鎖位置からの引出しを阻止するロック状態を維持する。これにより、棒金収納庫1から硬貨釣銭機3へ硬貨の補充をする必要がある場合にのみ棒金収納庫1のドロアを引き出せるようにすることができる。
[作用効果]
次に、以上のように構成された本実施形態の棒金収納庫の作用効果について説明する。
本実施形態の棒金収納庫1によれば、本体1aに対して特定の棒金ドロア11,12,13を手動で引出し/押込みする際に、変位検出手段としてのロータリエンコーダEの出力から特定される当該ドロア11,12,13の縦方向変位と、棒金硬貨による遮光の有無に応じた径センサS1および孔センサS21,S22,S23の出力とに基づいて、判定手段としての制御ユニット16が当該ドロアの各収納部14に収納された棒金硬貨の有無および金種を判定する。その場合、棒金硬貨の金種は、当該ドロアの縦方向変位と径センサS1の出力とに基づいて特定される棒金硬貨の直径、および孔センサS21,S22,S23の出力に基づいて特定される棒金硬貨の中心孔の有無を基準として判定することができる。このように、各ドロア11,12,13の縦方向変位を用いることで、手動で引出し/押込みされるドロアに多少の速度変動があったとしても、その影響を受けることなく、棒金硬貨の直径を正確に特定することが可能となる。
このため、特定の棒金ドロア11,12,13を手動で押し込むだけで、当該ドロアの複数の収納部14に収納された棒金硬貨の金種を短時間で正確に判定して、在高管理を行うことができる。また、従来のようにセンサを一定速度で移動させるための機構等も必要なくなる。このため、棒金収納庫のコスト低減を図ることができる。また、複数のドロア11,12,13の縦方向変位を単一のロータリエンコーダEでそれぞれ検出することができる。このため、変位検出手段のコストを低減させ、ひいては棒金収納庫の更なるコスト低減を図ることができる。
また、ドロア11,12,13のいずれかの収納部14に、本来収納すべき金種とは異なる金種の棒金硬貨が収納されている(誤収納)と判定された場合には、ドロア押込み時にロック手段によるロックがされない。このため、手動でドロア11,12,13を押し込んでいる操作者に誤収納があったことを気付かせることができる。また、誤収納に気付いた操作者は、ドロア11,12,13を引き出して誤収納硬貨を入れ直した後、再びドロアを押し込むだけで再度の金種判定(リトライ)を行うことができる。すなわち、操作者が速やかに誤収納に気付くと共に、即座にリトライを行うことができる。
一方、手動で押し込まれるドロア11,12,13の速度が大きすぎたり、その速度変動(加速度)が大きすぎたりした場合には、ドロアの収納部14内で棒金硬貨が動いたり、変位検出手段としてのロータリエンコーダEが検出不良を起こしたりして、誤判定を生じさせる可能性がある。そこで、ドロア11,12,13の速度および加速度に対応するパルス速度またはパルス加速度が、所定の制限速度または制限加速度を超えた場合には、ドロア押込み時にロック手段によるロックがされないようにした。このため、手動でドロア11,12,13を押し込んでいる操作者に誤判定の可能性があることを気付かせることができる。なお、誤判定の可能性に気付いた操作者は、一旦ドロア11,12,13を引き出してから再び押し込むだけでリトライを行うことができる。これにより、誤判定による在高異常の発生を防止することができる。
また、以上のようにロック動作を行わないようにロック手段を制御する場合には、同時に表示パネル1bによる警告表示を行うことで、誤収納や誤判定の可能性を操作者の視覚にも訴えて、より確実にリトライを促すことができる。
[変形例]
(1)棒金収納庫1の制御ユニット16が、上記判定手段としての機能を有する場合を説明したが、これに代えて、硬貨釣銭機3の制御ユニット36やPOSレジスタ5の制御ユニット50が上記判定手段としての機能を有するように構成することも可能である。
(2)各ドロア11,12,13が、本体1aに対して押込位置(図4(a))と引出位置(図4(e))との間で引出し自在となっている場合を説明したが、これには限定されない。すなわち、各ドロア11,12,13の閉鎖位置(図4(b))でロック手段が作動するように構成した場合は、各ドロア11,12,13が本体1aに対して閉鎖位置(図4(b))と引出位置との間で引出し自在となっていれば十分である。
(3)ロック手段(図6)が光学式センサS31,S32,S33の出力に基づいて作動する場合を説明したが、光学式以外の電気的な検知、ないしは機械的な検知に基づいて作動するようにしてもよい。
(4)各ピニオンPがロータリエンコーダEの入力軸e1に固定されている場合を説明したが、各ピニオンPは、入力軸e1と連動して回転する限り、これに固定されていなくてもよい。例えば、各ピニオンPと入力軸e1との間に他のギアや軸が介在されていてもよい。
(5)取扱対象の棒金硬貨に孔あき硬貨が含まれない場合や、金種間で棒金硬貨の直径の差が十分大きくて棒金径センサS1の出力のみで十分に金種の判定が可能な場合には、棒金孔センサS21,S22,S23を省略してもよい。
本発明による棒金収納庫の一実施形態を、釣銭補充管理システムに組み込んだ状態で示すブロック図。 図1に示したシステムの棒金収納庫および硬貨釣銭機を示す斜視図。 図2に示した棒金収納庫の内部構造を示す(a)上側斜視図および(b)下側斜視図。 図2に示した棒金収納庫における1つの棒金ドロアの変位を(a)押込位置、(b)閉鎖位置、(c)検出開始/終了位置、(d)検出終了/開始位置、(e)引出位置の各位置で示す模式図。 図2に示した棒金収納庫における各棒金ドロアと変位検出手段との関係を模式的に示す側面図。 図2に示した棒金収納庫における、1つの棒金ドロアと、対応するロック手段との関係を示す平面図。 図2に示した棒金収納庫の制御系を示すブロック図。 図3に示したエンコーダおよびセンサの出力信号の例を示す図。
符号の説明
1 棒金収納庫
1a 本体
1b 表示パネル(表示手段)
1c 前面パネル
11,12,13 棒金ドロア
14 棒金収納部
15 透光部分
16 制御ユニット(判定手段/制御手段)
17 ロック板(ロック手段)
19 遮光板
20 ロックアーム(ロック手段)
23 戻しバネ(ロック手段)
26 スライド部材
27 付勢バネ
E ロータリエンコーダ(変位検出手段)
e1 入力軸
R ラック(変位検出手段)
P ピニオン(変位検出手段)
S1 棒金径センサ
S21,S22,S23 棒金孔センサ
S31,S32,S33 押込みセンサ
D1,D2,D3 駆動装置(ロック手段)
M メモリ(記憶手段)
3 硬貨釣銭機
3a 筐体
30 投入口
31 識別手段
32 選別手段
33 金種別収納部
34 払出口
36 制御ユニット
5 金銭登録機
50 制御ユニット

Claims (9)

  1. 棒金収納庫本体と、
    この収納庫本体に対して、少なくとも閉鎖位置と引出位置との間で引出し自在に取り付けられ、棒金硬貨をそれぞれ1本ずつ収納するための複数の棒金収納部が設けられた少なくとも1つの棒金ドロアと、
    前記ドロアの各収納部ごとに棒金硬貨の有無および金種を判定するための信号であって、棒金硬貨の特徴を検出した信号を出力する検出系と、
    前記収納庫本体から引き出されていた前記ドロアを前記収納庫本体に対して押し込むドロア押込み時に、前記ドロアの前記閉鎖位置からの引出しを阻止するためのロック動作を行うロック手段と、
    前記検出系から出力された信号に基づいて、前記ドロアの各収納部に収納された棒金硬貨の有無および金種を判定する判定手段と、
    前記ドロアにおける各収納部の位置と、各収納部に収納されるべき棒金硬貨の金種との対応関係を予め記憶する記憶手段と、
    前記ドロアの各収納部について、前記判定手段によって判定された金種と前記記憶手段に記憶された金種とを対比して、対比した金種どうしが一致しない収納部があった場合には、前記ドロア押込みの後に前記ドロアを前記閉鎖位置から引き出された位置に前進させるよう前記ロック手段を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする、棒金収納庫のための制御システム。
  2. 操作者に対する警告表示を行う警告表示手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記ドロアの各収納部について、前記判定手段によって判定された金種と前記記憶手段に記憶された金種とを対比して、対比した金種どうしが一致しない収納部があった場合には、誤収納の警告表示を行うよう前記警告表示手段を制御する、ことを特徴とする請求項1記載の棒金収納庫のための制御システム。
  3. 少なくとも前記判定手段は、前記棒金収納庫本体と通信接続された硬貨釣銭機に備えられている、ことを特徴とする請求項1または2記載の制御システム。
  4. 少なくとも前記判定手段は、前記棒金収納庫本体と通信接続された金銭登録機に備えられている、ことを特徴とする請求項1または2記載の制御システム。
  5. 前記判定手段の判定結果に基づいて前記ドロアにおける少なくとも1金種の棒金硬貨の状態を表示する状態表示手段を更に備えた、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の制御システム。
  6. 前記状態表示手段は、前記棒金硬貨の状態として満杯と品切の少なくとも一方の状態を表示する、ことを特徴とする請求項5記載の制御システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の制御システムで用いられる棒金収納庫。
  8. 棒金収納庫本体と、
    この収納庫本体に対して、少なくとも閉鎖位置と引出位置との間で引出し自在に取り付けられ、棒金硬貨をそれぞれ1本ずつ収納するための複数の棒金収納部が設けられた少なくとも1つの棒金ドロアと、
    前記ドロアの各収納部ごとに棒金硬貨の有無および金種を判定するための信号であって、棒金硬貨の特徴を検出した信号を出力する検出系と、
    前記収納庫本体から引き出されていた前記ドロアを前記収納庫本体に対して押し込むドロア押込み時に、前記ドロアの前記閉鎖位置からの引出しを阻止するためのロック動作を行うロック手段と、
    前記検出系から出力された信号に基づいて、前記ドロアの各収納部に収納された棒金硬貨の有無および金種を判定する判定手段と、
    前記ドロアにおける各収納部の位置と、各収納部に収納されるべき棒金硬貨の金種との対応関係を予め記憶する記憶手段と、
    前記ドロアの各収納部について、前記判定手段によって判定された金種と前記記憶手段に記憶された金種とを対比して、対比した金種どうしが一致しない収納部があった場合には、前記ドロア押込みの後に前記ドロアを前記閉鎖位置から引き出された位置に前進させるよう前記ロック手段を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする、棒金収納庫。
  9. 棒金収納庫本体と、
    この収納庫本体に対して、少なくとも閉鎖位置と引出位置との間で引出し自在に取り付けられ、棒金硬貨をそれぞれ1本ずつ収納するための複数の棒金収納部が設けられた少なくとも1つの棒金ドロアと、
    前記収納庫本体から引き出されていた前記ドロアを前記収納庫本体に対して押し込むドロア押込み時に、前記ドロアの前記閉鎖位置からの引出しを阻止するためのロック動作を行うロック手段と、
    を備えた棒金収納庫のための制御方法であって、
    前記ドロアの各収納部に収納された棒金硬貨の特徴を検出して、棒金硬貨の有無および金種を判定する棒金判定工程と、
    この棒金判定工程での判定結果に基づいて、前記ドロアのいずれかの収納部に本来収納すべき金種とは異なる金種の棒金硬貨が収納されている誤収納が存在するか否かを判定する誤収納判定工程と、
    この誤収納判定工程において前記誤収納が存在すると判定された場合には、前記ドロア押込みの後に前記ドロアを前記閉鎖位置から引き出された位置に前進させるよう前記ロック手段を制御するロック制御工程と、
    を備えたことを特徴とする、棒金収納庫のための制御方法。
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