JP5061731B2 - 硬貨収納管理装置 - Google Patents

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本発明は、同一金種の硬貨が所定の枚数積層されて棒状に包装された棒金硬貨を収納して管理する硬貨収納管理装置に関し、とくに釣銭払出機などと一体に用いられ、釣銭準備金に棒金長さが不足しているものがあるかどうかを検知するようにした硬貨収納管理装置に関する。
近年、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどのレジには、POS(販売時点情報管理)システムのような上位装置に接続して、紙幣処理装置とともに受け取った硬貨を釣銭として再利用することができる釣銭払出機が導入されている。
釣銭払出機とは、概略的には投入された硬貨を内部に自動的に取り込んで、それらを硬貨収納庫に収納するとともに、その入金情報を外部の上位装置に送信する硬貨保管機能と、また外部の上位装置からの釣銭払出要求に応じて、収納されている硬貨の入金情報を送信して、該当する金額を保管している硬貨から釣銭として払い出す釣銭払出機能とを有するものである。すなわち、入金硬貨を払い出し硬貨として再利用するリサイクル機能を持つことによって、釣銭払出機の容積を小型化できる。
この種の釣銭払出機では、その内部で特定の金種の硬貨が全て払い出されてしまうと、営業時間中であってもレジでの釣銭払い出しが行えなくなる。そこで、レジ毎に釣銭払出機とは別の引き出しなどに、同一金種の硬貨が一定枚数だけ棒状にまとめて包装された棒金硬貨を釣銭準備金として保管しておくことで、釣銭硬貨が不足した時点で簡単かつ確実に補充できるようになる。
ところが、こうした棒金硬貨の管理に際しては、店舗の開店時に決まった本数の棒金硬貨を所定の位置に保管して、定期的にそれらの過不足をチェックする必要がある。また、キャッシャ担当者の交代時には、釣銭払出機内部だけでなく、保管された棒金硬貨の残額をチェックする必要もあった。
例えば、特許文献1などで提案されている釣銭補充管理システムは、取り出された棒金硬貨と、釣銭用として補充されたバラ硬貨との間の対応を正確に管理し、かつ保管することができるようになっている。
図11は従来の釣銭補充管理システムの一例を示す図である。
この釣銭補充管理システムは、棒金収納庫101、硬貨釣銭機102およびPOSレジスタ103から構成され、それぞれ制御ユニット101a,102a,103aを有している。そのうち、棒金収納庫101の制御ユニット101aは、硬貨釣銭機102の制御ユニット102aと通信接続され、硬貨釣銭機102の制御ユニット102aは、POSレジスタ103の制御ユニット103aと通信接続されている。棒金収納庫101は、収納庫本体に対してそれぞれ前方へ引き出し自在に設けられた3つの棒金ドロア104〜106を有している。各棒金ドロア104〜106には、特定金種の棒金硬貨をそれぞれ1本ずつ収納可能な複数の棒金収納部が設けられている。
例えば、上段/中段/下段の各棒金ドロア104〜106には、1円/10円/100円の棒金硬貨用の収納部が8つ、および5円/50円/500円の棒金硬貨用の収納部が2つずつ、それぞれ設けられる。なお、各収納部における棒金硬貨の収納姿勢は、棒金硬貨の軸線が棒金ドロア104〜106の引き出し方向と直交するような、横向きの水平姿勢である。また棒金収納庫101は、棒金ドロア104〜106の棒金収納部毎に棒金硬貨の有無を検知する棒金有無検知手段107を有している。そして、棒金収納庫101の制御ユニット101aは、棒金有無検知手段107による検知結果を硬貨釣銭機102の制御ユニット102aへ送信する検知結果送信手段としての機能を有している。
また、棒金収納庫101の本体前面には、棒金有無検知手段107による検知結果に基づいて各金種の棒金硬貨のFULL(満杯)/EMPTY(品切)等の状態を表示する表示パネルが設けられている。
棒金収納庫101の引き出されていた棒金ドロア104〜106が手動で押し込まれる際に、棒金有無検知手段107は棒金ドロア104〜106の棒金収納部毎に、棒金硬貨の有無だけでなく、収納されている棒金硬貨の直径および中心孔の有無も特定することで、各収納部に存在する棒金硬貨が、本来収納すべき金種の棒金硬貨であるか否かを検知できるようになっている。
硬貨釣銭機102は、投入口102b、識別手段102c、選別手段102d、金種別収納部102eおよび払出口102fを有している。したがって、取出棒金硬貨の包装を解いて得られたバラ硬貨が硬貨釣銭機102の投入口102bへ投入された際に、硬貨釣銭機102の制御ユニット102aから識別手段102cによって識別されたバラ硬貨の金種および枚数と、棒金収納庫101における棒金有無検知手段107の検知結果に基づいて特定された取出棒金硬貨の金種および本数を比較することによって、両者間の対応を判定することができ、取り出された棒金硬貨と、釣銭用として補充されたバラ硬貨との間の対応を正確に管理することができるというものである。
特開2006−85332号公報(段落番号[0011]〜[0024]、図1など)
ところで、釣銭払出機への硬貨の補充や、棒金硬貨の保管に棒金収納庫101を用いる場合、不足した硬貨を棒金収納庫101から取り出すだけでなく、不足している棒金硬貨自体を同時に追加して棒金収納庫101に収納しなくてはならない。また、釣銭払出機から溢れた硬貨を棒金収納庫101に収納することも想定される。
そのためには、棒金ドロア104〜106の各棒金収納部(収納ポケット)に正しい棒金硬貨が収納されたかどうかを、それぞれの棒金ドロア104〜106が棒金収納庫101に押し込まれる以前から、素早く検出しておく必要があった。また、各棒金収納部に不適切な金種の棒金硬貨が収納されたときなどには、その旨の情報を正確に検出して、レジ担当者に知らせるとともに、当該棒金硬貨の出し入れについての履歴情報を確実に記憶しておくことが必要であった。
また、上述のように保管されている棒金硬貨の金種や本数をチェックする装置では、釣銭払出機への硬貨の補充に際して開封した棒金硬貨の一部だけを使用し、残りの硬貨が包装された状態(すなわち、棒金長さが不足した状態)で保管する必要もあった。そのような状態の棒金硬貨は、本来の棒金長さより短くなっていることを目視によって判断することは容易であるが、従来装置では棒金長さが不足している棒金硬貨を自動判別して、補充用の釣銭硬貨を的確に管理することができなかった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、保管されている釣銭準備金に棒金長さが不足しているものがあるかどうかを自動的に判断して、釣銭払出機と一体に用いるときなどに、釣銭払出機への釣銭硬貨の補充管理、および釣銭払出機から溢れた硬貨の収納管理などに好適な硬貨収納管理装置を提供することを目的とする。
本発明では、上記問題を解決するために、同一金種の硬貨が所定の枚数積層されて棒状に包装された棒金硬貨を収納して管理する硬貨収納管理装置において、前記棒金硬貨が1本ずつ収納される複数の硬貨ポケットを有する収納トレーと、前記棒金硬貨の積層方向に対応する前記硬貨ポケットの少なくともいずれか一方の端部側に変位して、前記硬貨ポケット毎に前記収納トレーの背面位置に配置され、前記硬貨ポケットに前記棒金硬貨が収納されたことにより、当該棒金硬貨の存在および金種を検知する磁気センサ手段と、前記棒金硬貨の積層方向に対応する前記硬貨ポケットの前記磁気センサ手段が配置されていない部に配置され、前記棒金硬貨の積層方向端部にレバーが接触しなくなることによって、当該棒金硬貨の積層方向長さの不足を検知するレバーセンサ手段と、前記磁気センサ手段と前記レバーセンサ手段による前記棒金硬貨の検知結果に基づいて、前記収納トレーに収納された前記棒金硬貨を管理する管理手段と、を備え、前記管理手段では、前記棒金硬貨について正規の枚数のものと、その枚数が不足したものとを区別して管理することを特徴とする硬貨収納管理装置が提供される。
このような硬貨収納管理装置によれば、硬貨ポケット毎に、収納トレーの背面位置にて硬貨ポケットの一方の端部に磁気センサ手段を配置し、硬貨ポケットの他方の端部にレバーセンサ手段を配置したことによって、棒金硬貨の有無、金種および長さの判別が可能になり、とくに、長さが不足している棒金硬貨の検出を可能にしている。
本発明によれば、各収納トレーに収納された棒金硬貨の金種を判別するとともに、その長さが足りないものを自動的に判別して、正規の枚数のものと、その枚数が不足したものとを区別することにより棒金管理の精度を高めることができる。
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態について説明する。
図1は実施の形態に係る硬貨収納管理装置を示す斜視図である。
この硬貨収納管理装置は、上面が平坦面をなし、収納筐体(棒金ストッカ)1の前面から引き出し可能なドロア2を備えている。ドロア2の内部には、複数本の棒金硬貨を1本ずつ収納するための硬貨ポケット30〜39および紙幣・商品券ポケット40などを有する収納トレー5が配置されている。このうち、硬貨ポケット30〜34と35〜39は、それぞれ所定の横幅と縦方向長さで、かつ断面が所定の深さで半円形状の凹みとして収納トレー5の表面に形成されている。
図1では、ドロア2を三分の一程度まで収納筐体1から引き出した状態で、収納トレー5の縦方向に10本分の棒金硬貨を収納するための硬貨ポケット30〜39と、一つの紙幣・商品券ポケット40だけが図示されている。ここで、右側の5個の硬貨ポケット30〜34には、それぞれ所定枚数(通常は、50枚)の10円硬貨を棒状に包装した棒金硬貨(十円棒状硬貨)が1本ずつ収納され、中央の5個の硬貨ポケット35〜39には、同じく50枚の100円硬貨を棒状に包装した棒金硬貨(百円棒状硬貨)がそれぞれ1本ずつ収納される。また、このドロア2の前面には、複数個の硬貨ポケットにそれぞれ対応する表示ランプ6a〜6nを備えた発光表示装置が配置されている。表示ランプ6a〜6nは、2色の発光ダイオード(LED)を切り替えて表示することで、ドロア2が閉じられた状態であっても、目視で棒金硬貨の収納状態を把握して管理することができる。
なお、収納筐体1の上面には、図示しない自動釣銭機が載置される。また、ドロア2の前面右側には、所定幅の切り欠き部2aが形成され、ドロア2を引き出さなくても紙幣や商品券を収納トレー5の紙幣・商品券ポケット40に挿入できるようになっている。
図2は複数の硬貨ポケットを有する収納トレーの一例を示す上面図である。
図2において、下側が収納トレー5の手前側、すなわちドロア2の引き出し側に相当する。収納トレー5には、図1で説明した硬貨ポケット30〜39および紙幣・商品券ポケット40の他に、50枚の1円硬貨を棒状に包装した棒金硬貨(一円棒状硬貨)を収納する5個の硬貨ポケット41〜45、バラ硬貨ポケット46〜49、紙幣・商品券ポケット40の奥に配置されるもう一つの紙幣・商品券ポケット50、五円棒状硬貨、五十円棒状硬貨、五百円棒状硬貨をそれぞれ収納する硬貨ポケット51〜53が配置される。また、一点鎖線で囲った部分54には、収納トレー5の裏面に硬貨管理回路(後述する図10参照。)などが配置される。
収納トレー5には、硬貨ポケット41〜45,30〜34,35〜39のように、硬貨種類が1円、10円、100円の棒金硬貨がそれぞれ5本ずつ収納可能に硬貨ポケットを設けている。これは、釣銭を必要とする一回の取引に際して、いずれも0〜4枚の範囲で釣銭枚数が想定されるからである。これに対して、5円、50円、500円硬貨が釣銭となるときは、一回の取引で使用される釣銭枚数は0〜1枚だけである。そこで、五円棒状硬貨、五十円棒状硬貨、五百円棒状硬貨は、収納トレー5のそれぞれ硬貨ポケット51〜53に1本ずつ収納するように構成した。
ここで、各硬貨ポケット30〜39,41〜45,51〜53に収納される硬貨種類について説明する。
図3は図2の収納トレーにおける各硬貨ポケットに収納される硬貨サイズ等を示す図である。
図3には、現在の日本国内で流通している6種類の棒金硬貨(一円棒状硬貨、五円棒状硬貨、十円棒状硬貨、五十円棒状硬貨、百円棒状硬貨、五百円棒状硬貨)について、それぞれ棒金硬貨径、ポケット径、および中心孔の有無が表にして示されている。なお、いずれの棒金硬貨径も、その包装材料(紙、あるいは樹脂フィルムなど)の厚みを考慮して、包装される実際の硬貨の直径より約0.4mm程度大きくなっている。
各棒金硬貨が収納される各硬貨ポケット30〜39,41〜45は、そのポケット径が棒金硬貨径よりも約0.4mm程度大きく形成されている。そのため、例えばポケット径が20.8mmの硬貨ポケット41〜45には棒金硬貨径が20.4mmの一円棒状硬貨だけが収納できることになる。何故ならば、硬貨ポケット41〜45にとっては、1円硬貨以外の棒金硬貨は、いずれも棒金硬貨径が大きすぎて正しく収納することができないからである。
また、6種類の硬貨は、その一枚当りの厚みが1.5〜2.0mmの範囲で異なっている。したがって、各硬貨ポケット30〜39,41〜45,51〜53の縦方向長さも、棒金硬貨の積層硬貨枚数分の厚み寸法に応じて、各棒金硬貨の異金種間における積層硬貨枚数分の厚み寸法の差を越えない範囲で、棒金硬貨の積層硬貨枚数分の厚み寸法より大きく設計されている。
図4は硬貨ポケットに棒金硬貨を適正に収納した状態を示す図であって、(A)は平面図、(B)はV1−V1矢視断面図、(C)はV2−V2矢視断面図であり、図5は硬貨ポケットに不適正な形状の棒金硬貨が収納された状態の2例を示す図であって、(A)は硬貨ポケットを短手方向に切断した断面図、(B)は硬貨ポケットを長手方向に切断した断面図である。
図4に示すように、収納トレー5の硬貨ポケット41(あるいは42〜45でも同じ。)に適正な一円棒状硬貨Aが収納された場合は、一円棒状硬貨Aはポケット底面の全体と接触した状態となる。しかし、十円棒状硬貨Bなどのような棒金硬貨径が大きな棒状硬貨を収納しようとしても、図5の(A)に示すように、収納トレー5のポケット底面から浮き上がって、不適正な収納状態になる。
また、収納トレー5の硬貨ポケット30(あるいは31〜34でも同じ)に適正な十円棒状硬貨が収納された場合は、図4に示す一円棒状硬貨Aと同様に、ポケット底面の全体と接触した状態となる。ところが、10円硬貨に比較して硬貨直径は小さいけれども、硬貨1枚当りの厚みが大きい五十円棒状硬貨Cなどを収納しようとすると、図5の(B)に示すように、五十円棒状硬貨Cの積層硬貨枚数分の厚み寸法に対して硬貨ポケット30の縦方向長さが足りなくなって、収納トレー5の上面から五十円棒状硬貨Cの片側端部が突出して、不適正な収納状態になる。
このように、硬貨収納管理装置の各硬貨ポケット30〜39,41〜45の形状によって複数の棒金硬貨を区別する場合、例えば一円棒状硬貨Aについては、その硬貨ポケット41〜45の表面形状が21.4mmの棒金硬貨径を有する50円硬貨との直径の差を超えない範囲で、一円棒状硬貨Aの直径寸法20.4mmより大きな横幅を有していればよい。そうすれば、一円棒状硬貨A以外の棒金硬貨については、その不適正な収納状態(図5の(A))であることが目視により、あるいは後述する磁気センサ、レバーセンサなどによっても容易に判別することができる。
つぎに、硬貨収納管理装置の各硬貨ポケット30〜39,41〜45,51〜53に配置される磁気センサについて説明する。
図6は硬貨ポケットの磁気センサと棒金硬貨との位置関係を示す図であって、(A)は正規の棒金硬貨の収納状態を示す図、(B)は棒金長さの不足した棒金硬貨であって、その長さ判別可能な状態を示す図、(C)は長さ判別不能の状態を示す図である。
収納トレー5には、磁気センサ7が硬貨ポケット30の背面位置であって、硬貨ポケット30の長手方向の中央部に配置され、この磁気センサ7によって形成された磁場の強弱に応じて、硬貨ポケット30に収納された棒金硬貨の有無を検出している。ここで、図6の(A)に示すように、硬貨ポケット30内に正規の棒金硬貨である十円棒状硬貨Aを収納した場合、磁気センサ7の磁力線が所定の割合で変化することで、正規の棒金硬貨が収納されたことが検知される。
いま、50枚の10円硬貨からなる十円棒状硬貨Aを開封して、半分の25枚程度だけ釣銭払出機に釣銭用の10円硬貨として補充した場合を考える。
例えば、硬貨ポケット30に残りの硬貨によって棒金長さが短くなった棒金硬貨A1が、図6の(B)に示すような位置に収納されたとする。この場合には、磁気センサ7の磁力線の変化割合によって、棒金硬貨A1の積層方向長さの不足を検出できる。
ところが、同じように棒金長さが短くなった棒金硬貨A1を、図6の(C)に示すように、硬貨ポケット30の長手方向の中央部に収納した場合には、そこに配置された磁気センサ7では正規の棒金硬貨である十円棒状硬貨Aと同様、所定の割合で磁力線が変化することになる。
すなわち、収納トレー5の各硬貨ポケットに磁気センサ7を設けたとしても、棒金硬貨が収納される位置によって、その積層方向長さの不足が検知できたり、できなかったりすることになる。しかも、図6に示す磁気センサ7のように、硬貨ポケット30の長手方向の中央部に配置されている場合には、開封された棒金硬貨の長さが正規の長さの三分の二程度であれば、どのような位置に収納したとても棒金硬貨の積層方向長さの不足を検知することは不可能になる。
つぎに、棒金硬貨の有無を検知する磁気センサ7(第1のセンサ手段)とは別に、第2のセンサ手段を各硬貨ポケット30〜39に設けて、棒金硬貨の積層方向長さを検知する方法について説明する。
図7は一対のレバーセンサを設けた硬貨ポケットを示す図であって、(A)は正規の棒金硬貨の収納状態を示す図、(B)は棒金長さの不足した棒金硬貨の収納状態を示す図である。
ここでは、棒金硬貨の積層方向に対応する硬貨ポケット30の両端部側に所定幅のスリット5a,5bが形成され、ここから検知用レバー80が硬貨ポケット30の底面から上方に突出するように、左右一対のレバーセンサ81,82が設けられている。この硬貨ポケット30に正規の棒金硬貨である十円棒状硬貨Aが収納されると、図7の(A)に示すように、左右のレバーセンサ81,82の検知用レバー80は、いずれもその積層方向端部と接触して押し下げられる。このとき、磁気センサ7の磁力線は十円棒状硬貨Aによって所定の割合で変化するだけでなく、2つのレバーセンサ81,82からも検知信号が出力される。したがって、硬貨ポケット30には正規の棒金硬貨が収納されたことが検知される。
いま、50枚の10円硬貨からなる十円棒状硬貨Aを開封して、数枚程度だけ釣銭払出機に釣銭用の10円硬貨として補充した後、少しだけ短くなった棒金硬貨A2を硬貨ポケット30に戻したとする。このとき、図7の(B)に示すように、棒金硬貨A2が硬貨ポケット30の左端部側に変位して収納されると、左側のレバーセンサ81の検知用レバー80は大きく押し下げられるが、右側のレバーセンサ82の検知用レバー80は殆ど押し下げられない。したがって、磁気センサ7の磁力線は十円棒状硬貨Aによって所定の割合で変化するとともに、2つのレバーセンサ81,82の一方だけから検知信号が出力されるため、収納された棒金硬貨A2が10円硬貨であって、その積層方向長さが正規のものより短いことが判別できる。
このように、硬貨ポケット30には正規の長さの十円棒状硬貨Aが収納され、あるいは棒金長さが短くなった棒金硬貨A2が収納された場合、いずれの場合でも硬貨ポケット30の長手方向の中央部に配置された磁気センサ7では、同様に所定の割合で磁力線が変化する。そして、第2のセンサ手段である2つのレバーセンサ81,82からの検知信号の有無に応じて、棒金長さを検知することができる。
ところで、50枚の硬貨が棒状に包装された棒金硬貨では、その開封によって棒金硬貨の長さが三分の二程度に減少した状態で、再度収納トレー5に戻して保管される場合が多くみられる。その場合、図7の(B)に示す棒金硬貨A2より短い棒金硬貨が硬貨ポケット30の中央部に収納されると、2つのレバーセンサ81,82のいずれからも検知信号が出力されない。また、レバーセンサ81,82を各硬貨ポケット30〜39,41〜45,51〜53にそれぞれ2つずつ設けると、そのコストが高くなる。
つぎに、硬貨ポケット30のいずれか一方端部だけにレバーセンサ81を配置して、棒金硬貨の積層方向長さを判別する方法について説明する。
図8は、片側のみにレバーセンサを設けた硬貨ポケットを示す図であって、(A)、(C)は棒金長さの検知が可能な収納状態を示す図、(B)は棒金長さの検知が不能な収納状態を示す図である。
収納トレー5には、磁気センサ7が硬貨ポケット30の背面位置であって、硬貨ポケット30の長手方向の中央部に配置されている。また、棒金硬貨の積層方向に対応する硬貨ポケット30の左端部側に所定幅のスリット5aが形成され、ここから検知用レバー80が硬貨ポケット30の底面に突起するように、第2のセンサ手段としてレバーセンサ81が設けられている。硬貨ポケット30には、図7の(B)の棒金硬貨A2と比べて、さらに短い棒金硬貨A3が硬貨ポケット30に収納されている。
このとき、図8の(A)に示すように、棒金硬貨A3を硬貨ポケット30の中央部に収納すると、レバーセンサ81の検知用レバー80を殆ど押し下げることができない。すなわち、棒金硬貨A3は硬貨ポケット30の長手方向の中央部に配置された磁気センサ7により検知され、かつレバーセンサ81からは検知信号が出力されないことによって、棒金硬貨A3が正規の長さに足りないものであると判別できる。
ところが、図8の(B)に示すように、棒金硬貨A3が硬貨ポケット30の左端部側に変位して収納されると、レバーセンサ81の検知用レバー80は大きく押し下げられ、検知信号が出力される。したがって、磁気センサ7が硬貨ポケット30の長手方向の中央部に配置されていると、棒金硬貨A3はその硬貨ポケット30内での収納位置によって、その積層方向長さの不足が検知できたり、できなかったりすることになる。
そこで、図8の(C)では、磁気センサ7を硬貨ポケット30のレバーセンサ81が配置されていない端部側に変位して配置するようにした。こうすれば、棒金硬貨A3がレバーセンサ81の検知用レバー80を押し下げるような位置に収納された場合、磁気センサ7における磁力線の変化が少なくなる。したがって、レバーセンサ81から検知信号が出力されても、磁気センサ7からの識別信号によって、棒金硬貨A3が正規の長さに足りないものであると判別できる。
図9は硬貨ポケットに付勢手段を設けた収納トレーを示す図である。
ここでは、硬貨ポケット30のレバーセンサ81側にコイルばね9を配置し、棒金硬貨A4の積層方向端面を硬貨ポケット30の反対方向に押圧している。硬貨ポケット30内で棒金硬貨A4は、その積層方向端部が検知用レバー80から離れた位置に収納され、レバーセンサ81からは検知信号が出力されない。したがって、確実に積層方向長さの不足を検知できる。
なお、硬貨ポケット30の底面を傾斜させることにより、硬貨ポケット30に収納される棒金硬貨A4を、レバーセンサ81が配置された端部から他方の端部側に向けて強制的に移動するようにしてもよい。
図10は本発明の硬貨収納管理装置に適用される硬貨管理回路の一例を示すブロック図である。
コイルセンサ7a〜7nは、硬貨ポケット30〜39,41〜45,51〜53の背面位置にそれぞれ配置され、一般的な金属を検知する金属探知装置、金属間の相対距離を測定する距離測定装置、近接した位置に金属の有無を判定する近接センサ装置などと同様、例えば凹み内に磁場を形成する磁気コイル71a〜71nと、磁気コイル71a〜71nに接続され、コンデンサや能動素子などを含む発振制御回路72a〜72nと、レベル検出回路73a〜73nとを備えている。これらのコイルセンサ7a〜7nは、それぞれ棒金硬貨が硬貨ポケット30〜39,41〜45,51〜53に収納されたことにより、当該棒金硬貨の有無を検知するとともに、当該棒金硬貨の金種別に生じる磁力線の変化割合に基づいて当該金種を識別検知するものである。レベル検出回路73a〜73nは、磁気コイル71a〜71nの出力波形を基準値と比較してレベル検出を行い、検出結果を演算制御回路90に出力している。
棒金硬貨の積層方向端部を検知するレバーセンサ8a〜8nは、各硬貨ポケット30〜39,41〜45,51〜53の端部のいずれか一方に配置され、たとえばレバーとフォトセンサとの組み合わせで構成され、その検出結果をレベル検出回路81a〜81nを介して演算制御回路90に出力している。
サーミスタ9aは、例えば収納トレー5の中心のような所定位置に固定され、収納筐体1の内部温度を測定する温度測定手段である。このサーミスタ9aからの温度信号は、温度補正回路9bに出力され、それぞれのコイルセンサ7a〜7nによる棒金硬貨の検知結果を補正する補正信号を演算制御回路90に出力している。
演算制御回路90では、温度補正回路9bからの補正信号によって、各硬貨ポケット30〜39,41〜45,51〜53での検知結果について補正演算を行う。また、記憶回路91は、コイルセンサ7a〜7nおよびレバーセンサ8a〜8nなどのセンサ手段により検知された棒金硬貨の有無および棒金硬貨の脱着履歴を硬貨ポケット毎に記憶するものである。
こうしたサーミスタ9aでの測定温度による補正演算を行う場合、通常であれば各磁気コイル71a〜71nの近傍にそれぞれ温度測定手段を設けて、個別の棒金硬貨の検知結果を補正することが好ましい。しかし、ここでは例えば記憶回路91などに予め収納筐体1各部の温度分布特性を格納しておくことで、収納筐体1の基準となる内部温度を一箇所だけで測定し、温度補正回路9bからの補正信号に対して、演算制御回路90により各硬貨ポケット30〜39,41〜45,51〜53の配置に応じた補正値を決定できる。こうすれば、収納トレー5の大きさに応じて複数の温度検出手段を設ける必要がなくなるので、レベル検出回路73a〜73nにおける棒金硬貨の材質に応じた金種判定などの正確さを確保したうえで、製品コストを抑えることができる。
トレー開閉検知回路92は、収納筐体1からドロア2によって収納トレー5が引き出されたかどうかを検知する回路であって、コイルセンサ7a〜7nの発振制御回路72a〜72n、レバーセンサ8a〜8n、および記憶回路91に検知結果を出力している。ドロア2が閉じている場合は、収納トレー5の各硬貨ポケット30〜39,41〜45,51〜53に収納された棒金硬貨が脱着されない。したがって、トレー開閉の検知信号を受けて、ドロア2が閉じているときは発振制御回路72a〜72nおよびレバーセンサ8a〜8nをオフにしても不都合は無く、これによって無駄な電力消費を抑えることができる。
この場合、ドロア2を開いている間は、棒金硬貨の脱着履歴が記憶回路91により記憶される。また、ドロア2を閉じた時点では収納状態が確定され、その後も記憶回路91の記憶内容が正確に保持できる。
なお、上位のPOSシステムなどに記憶回路91で記憶された棒金収納状態を通知するように構成することも可能である。こうすることで、釣銭払出機と一体に用いる硬貨収納管理装置では、釣銭払出機への釣銭硬貨の補充管理、および釣銭払出機から溢れた硬貨の収納管理などにおける継続的な監視が可能になるから、保守が容易になるとともに、トラブル発生時での原因解明や必要な対応策を迅速に実行できる。
発光表示装置6は、各硬貨ポケット30〜39,41〜45,51〜53に対応して設けられた表示ランプ(以下、LED6a〜6nという。)を備え、表示制御回路93を介して演算制御回路90に接続されている。LED6a〜6nは、例えば緑色と赤色の2色を切り替えて発光する発光ダイオードであって、コイルセンサ7a〜7nおよびレバーセンサ8a〜8nにより検知された棒金硬貨の有無、その積層方向長さ、および金種等に応じて、表示制御回路93によって以下のように点灯制御されるものである。
第1に、当該硬貨ポケットに適正な棒金硬貨が収納された場合は、対応するLEDが緑色で発光する。
第2に、1円、10円、あるいは100円硬貨のように、5本まで収納可能な棒金硬貨の残りが1本だけ(ニアエンプティ状態)になった場合は、対応するLEDが緑色で点滅発光する。
第3に、当該硬貨ポケットに適正枚数に足りない棒金硬貨、すなわち適正な厚み寸法を有していないものが収納され、あるいは当該硬貨ポケットに適正な金種以外の棒金硬貨が収納された場合は、対応するLEDが赤色で発光する。
第4に、当該硬貨ポケットに異物などが入って、コイルセンサ7a〜7nからの信号とレバーセンサ8a〜8nからの信号とが食い違ったときや、センサ機能が故障したときなど、棒金硬貨の検知結果が正常に出力されない場合は、対応するLEDが赤色で点滅発光する。
第5に、当該硬貨ポケットに棒金硬貨が収納されていない場合は、対応するLEDが発光しない。
実施の形態に係る硬貨収納管理装置を示す斜視図である。 複数の硬貨ポケットを有する収納トレーの一例を示す上面図である。 図2の収納トレーにおける各硬貨ポケットに収納される硬貨サイズ等を示す図である。 硬貨ポケットに棒金硬貨を適正に収納した状態を示す図であって、(A)は平面図、(B)はV1−V1矢視断面図、(C)はV2−V2矢視断面図である。 硬貨ポケットに不適正な形状の棒金硬貨が収納された状態の2例を示す図であって、(A)は硬貨ポケットを短手方向に切断した断面図、(B)は硬貨ポケットを長手方向に切断した断面図である。 硬貨ポケットの磁気センサと棒金硬貨との位置関係を示す図であって、(A)は正規の棒金硬貨の収納状態を示す図、(B)は棒金長さの不足した棒金硬貨であって、その長さ判別可能な状態を示す図、(C)は長さ判別不能の状態を示す図である。 一対のレバーセンサを設けた硬貨ポケットを示す図であって、(A)は正規の棒金硬貨の収納状態を示す図、(B)は棒金長さの不足した棒金硬貨の収納状態を示す図である。 片側のみにレバーセンサを設けた硬貨ポケットを示す図であって、(A)、(C)は棒金長さの検知が可能な収納状態を示す図、(B)は棒金長さの検知が不能な収納状態を示す図である。 硬貨ポケットに付勢手段を設けた収納トレーを示す図である。 本発明の硬貨収納管理装置に適用される硬貨管理回路の一例を示すブロック図である。 従来の釣銭補充管理システムの一例を示す図である。
符号の説明
1 収納筐体(棒金ストッカ)
2 ドロア
5 収納トレー
6 発光表示装置
6a〜6n 表示ランプ
7 磁気センサ
7a〜7n コイルセンサ
8a〜8n,81,82 レバーセンサ
30〜39,41〜45,51〜53 硬貨ポケット
40,50 紙幣・商品券ポケット
46〜49 バラ硬貨ポケット

Claims (4)

  1. 同一金種の硬貨が所定の枚数積層されて棒状に包装された棒金硬貨を収納して管理する硬貨収納管理装置において、
    前記棒金硬貨が1本ずつ収納される複数の硬貨ポケットを有する収納トレーと、
    前記棒金硬貨の積層方向に対応する前記硬貨ポケットの少なくともいずれか一方の端部側に変位して、前記硬貨ポケット毎に前記収納トレーの背面位置に配置され、前記硬貨ポケットに前記棒金硬貨が収納されたことにより、当該棒金硬貨の存在および金種を検知する磁気センサ手段と、
    前記棒金硬貨の積層方向に対応する前記硬貨ポケットの前記磁気センサ手段が配置されていない部に配置され、前記棒金硬貨の積層方向端部にレバーが接触しなくなることによって、当該棒金硬貨の積層方向長さの不足を検知するレバーセンサ手段と、
    前記磁気センサ手段と前記レバーセンサ手段による前記棒金硬貨の検知結果に基づいて、前記収納トレーに収納された前記棒金硬貨を管理する管理手段と、
    を備え、
    前記管理手段では、前記棒金硬貨について正規の枚数のものと、その枚数が不足したものとを区別して管理することを特徴とする硬貨収納管理装置。
  2. 前記硬貨ポケットの表面形状は、前記棒金硬貨の異金種間における積層硬貨枚数分の厚み寸法の差を越えない範囲で、前記棒金硬貨の積層硬貨枚数分の厚み寸法より大きな縦方向長さを有していることを特徴とする請求項1記載の硬貨収納管理装置。
  3. 前記収納トレーには、前記硬貨ポケットに収納された前記棒金硬貨を前記レバーセンサ手段が配置された端部から他方の端部側に向けて移動させるように、その底面が傾斜して構成されていることを特徴とする請求項1記載の硬貨収納管理装置。
  4. 前記管理手段は、前記磁気センサ手段と前記レバーセンサ手段により検知された前記棒金硬貨の有無、その積層方向長さ、および棒金長さに応じて点消灯または点滅表示する発光表示装置を備えていることを特徴とする請求項1記載の硬貨収納管理装置。
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