JP5415487B2 - 棒金収納庫および釣銭補充管理システム - Google Patents
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すなわち、棒金硬貨が収納されたカセットを収納庫本体内に納めた後、さらに上記のようにセンサを移動させて検出を行う必要があるため、金種判定に時間がかかってしまう。また、センサを一定速度で移動させるための機構等が必要となるため、製造コストの点でも不利となる。さらに、複数のカセットについてそれぞれ棒金硬貨の金種判別を行おうとすれば、各々のカセット毎にセンサを移動させながら検出を行う必要があり、ますます時間と製造コストがかかることになる。
また、図4は、図2に示した棒金収納庫における1つの棒金ドロアの変位を(a)閉鎖位置、(b)押込位置、(c)検出開始/終了位置、(d)検出終了/開始位置、(e)引出位置の各位置で示す模式図であり、図5は、図2に示した棒金収納庫における各棒金ドロアと変位検出手段との関係を模式的に示す側面図である。
図1に示すように、本実施の形態の棒金収納庫1は、硬貨釣銭機3およびPOSレジスタ(金銭登録機)5と組み合わされて釣銭補充管理システムを構成する。図2に示すように、本実施の形態の棒金収納庫1は、硬貨釣銭機3と互いに上下方向に隣接して一体的に構成されている。具体的には、棒金収納庫1の収納庫本体(筐体)1aと硬貨釣銭機3の筐体3aとが一体的に形成されている。また、POSレジスタ5は、硬貨釣銭機3および棒金収納庫1の近傍に配置されている。
図2および図3に示すように、棒金収納庫1は、収納庫本体1aと、この収納庫本体1aに対してそれぞれ(水平な縦方向に)前方へ手動で引き出し自在に取り付けられた3つの棒金ドロア11、12、13とを有している。各棒金ドロア11、12、13には、棒金収納部14(図2)が複数設けられており、各々の棒金収納部14は、例えば世界各国の各金種の硬貨からなる棒金硬貨のような任意の金種の棒金硬貨を1本ずつ収納可能となっている。各棒金収納部14における棒金硬貨の収納姿勢は、棒金硬貨の軸線が棒金ドロア11、12、13の引き出し方向(縦方向)と直行する横方向を向いた水平姿勢である。
また、図7に示すように、各棒金収納部14の前記横方向長さ(図7の左右方向長さ)は、世界各国の硬貨のうち最も厚さが大きいような硬貨が例えば50枚包装された棒金硬貨の軸方向長さよりも十分に大きなものとなっている。このことにより、様々な国におけるいかなる金種の棒金硬貨をも確実に各棒金収納部14に収納させることができるようになる。
(a)は、棒金ドロア11の前面が前面パネル1cと略面一となった「閉鎖位置」;
(b)は、棒金ドロア11が閉鎖位置より更に押し込まれ、棒金ドロア11の前面が前面パネル1cから少し引っ込んだ「押込位置」;
(c)は、棒金ドロア11の引き出し時に検出系18(図1)による検出が開始され、棒金ドロア11の押込み時には検出系18による検出が終了する「検出開始/終了位置」;
(d)は、棒金ドロア11の引き出し時に検出系18による検出が終了し、棒金ドロア11の押込み時には検出系18による検出が開始される「検出終了/開始位置」;
(e)は、棒金ドロア11の全ての棒金収納部14(図2)に対する棒金硬貨Bの収納/取り出しが可能となるまで引き出された「引出位置」;
をそれぞれ示している。なお、図4では、上記検出系18(図1)を代表して、下記の棒金径センサS1が示されている。
図1および図2に示すように、硬貨釣銭機3は、筐体3aの前側に形成された投入口30、払出口34および表示・操作パネル3b(図2)を備えている。また、図1に示すように、硬貨釣銭機3は、識別手段31、選別手段32および金種別収納部33を備えている。識別手段31は、投入口30に投入されたバラ硬貨の金種および枚数を識別するように構成されている。また、選別手段32は、識別手段31によって識別されたバラ硬貨を金種ごとに選別するように構成されている。そして、金種別収納部33は、選別手段32によって選別されたバラ硬貨を金種別に収納するように構成されている。
次に、以上のように構成された本実施の形態の棒金収納庫の作用効果について説明する。
本実施の形態の棒金収納庫1によれば、収納庫本体1aに対して特定の棒金ドロア11、12、13を手動で引き出す際に、または押込みする際に、変位検出手段としてのロータリエンコーダEの出力から特定される当該棒金ドロア11、12、13の縦方向変位と、棒金硬貨による遮光の有無に応じた棒金径センサS1の出力、ならびに棒金長さセンサS31、S32、S33および棒金材質センサS41、S42、S43の各出力とに基づいて、判定手段としての制御ユニット16が当該棒金ドロアの各棒金収納部14に収納された棒金硬貨の有無および金種を判定する。この場合、棒金硬貨の金種は、棒金ドロア11、12、13の縦方向変位と棒金径センサS1の出力とに基づいて特定される棒金硬貨の外径、棒金長さセンサS31、S32、S33の出力に基づいて特定される棒金硬貨の軸方向長さおよび棒金材質センサS41、S42、S43の出力に基づいて特定される棒金硬貨の材質を基準として判定することができる。このように、各棒金ドロア11、12、13の縦方向変位を用いることで、手動で引き出し/押込みされる棒金ドロアに多少の速度変動があったとしても、その影響を受けることなく、棒金硬貨の外径、軸方向長さおよび材質を正確に特定することが可能となる。
本実施の形態による棒金収納庫1は、上記の態様に限定されるものではなく、様々の変更を加えることができる。
例えば、上記の態様においては棒金収納庫1の制御ユニット16が判定手段としての機能を有する場合を説明したが、これに代えて、硬貨釣銭機3の制御ユニット36やPOSレジスタ5の制御ユニット50が判定手段としての機能を有するように構成することも可能である。
1a 収納庫本体
1b 表示パネル
1c 前面パネル
3 硬貨釣銭機
3a 筐体
3b 表示・操作パネル
5 POSレジスタ(金銭登録機)
11、12、13 棒金ドロア
14 棒金収納部
15 透光部分
16 制御ユニット(判定手段)
18 検出系
26 メモリ(記憶手段)
30 投入口
31 識別手段
32 選別手段
33 金種別収納部
34 払出口
36 制御ユニット
50 制御ユニット
Claims (9)
- 収納庫本体と、
前記収納庫本体に対して、閉鎖位置と引出位置との間で引き出し可能に取り付けられ、棒金硬貨をそれぞれ1本ずつ収納するための複数の棒金収納部が設けられた棒金ドロアと、
前記棒金ドロアの前記各棒金収納部に収納される棒金硬貨の軸方向長さを検出する長さ検出手段と、
を備えたことを特徴とする棒金収納庫。 - 前記長さ検出手段による検出結果を含む情報に基づいて、前記各棒金収納部に収納される棒金硬貨の金種を判定する判定手段
を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の棒金収納庫。 - 収納庫本体と、
前記収納庫本体に対して、閉鎖位置と引出位置との間で引き出し可能に取り付けられ、棒金硬貨をそれぞれ1本ずつ収納するための複数の棒金収納部が設けられた棒金ドロアと、
前記棒金ドロアの前記各棒金収納部に収納される棒金硬貨の材質を検出する材質検出手段と、
を備えたことを特徴とする棒金収納庫。 - 前記材質検出手段による検出結果を含む情報に基づいて、前記各棒金収納部に収納される棒金硬貨の金種を判定する判定手段
を更に備えたことを特徴とする請求項3記載の棒金収納庫。 - 前記材質検出手段は磁気センサからなる
ことを特徴とする請求項3または4記載の棒金収納庫。 - 前記棒金収納庫の前面に配置され、前記判定手段による判定結果に基づいて各金種の棒金硬貨の収納状態を表示する表示手段
を更に備えたことを特徴とする請求項2、4または5記載の棒金収納庫。 - 収納庫本体と、
前記収納庫本体に対して、閉鎖位置と引出位置との間で引き出し可能に取り付けられ、棒金硬貨をそれぞれ1本ずつ収納するための複数の棒金収納部が設けられた棒金ドロアと、
前記棒金ドロアの前記各棒金収納部に収納される棒金硬貨の軸方向長さを検出する長さ検出手段と、
硬貨を受け入れて識別し、金種別に硬貨収納部に収納する硬貨受入手段と、
前記硬貨収納部に収納された硬貨を外部に払い出す硬貨払出手段と、
を備えたことを特徴とする釣銭補充管理システム。 - 収納庫本体と、
前記収納庫本体に対して、閉鎖位置と引出位置との間で引き出し可能に取り付けられ、棒金硬貨をそれぞれ1本ずつ収納するための複数の棒金収納部が設けられた棒金ドロアと、
前記棒金ドロアの前記各棒金収納部に収納される棒金硬貨の材質を検出する材質検出手段と、
硬貨を受け入れて識別し、金種別に硬貨収納部に収納する硬貨受入手段と、
前記硬貨収納部に収納された硬貨を外部に払い出す硬貨払出手段と、
を備えたことを特徴とする釣銭補充管理システム。 - POSレジスタ
を更に備えたことを特徴とする請求項7または8記載の釣銭補充管理システム。
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