JP5009001B2 - 棒金保管庫 - Google Patents

棒金保管庫 Download PDF

Info

Publication number
JP5009001B2
JP5009001B2 JP2007028474A JP2007028474A JP5009001B2 JP 5009001 B2 JP5009001 B2 JP 5009001B2 JP 2007028474 A JP2007028474 A JP 2007028474A JP 2007028474 A JP2007028474 A JP 2007028474A JP 5009001 B2 JP5009001 B2 JP 5009001B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bar
denomination
yen
metal
detected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007028474A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009145925A (ja
Inventor
圭次 坂井
英幸 雲雀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Laurel Precision Machines Co Ltd
Original Assignee
Laurel Precision Machines Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Laurel Precision Machines Co Ltd filed Critical Laurel Precision Machines Co Ltd
Priority to JP2007028474A priority Critical patent/JP5009001B2/ja
Priority to KR1020080010812A priority patent/KR100966652B1/ko
Priority to US12/068,155 priority patent/US7882942B2/en
Priority to CN200810005499XA priority patent/CN101241617B/zh
Priority to EP09180442.7A priority patent/EP2169637B1/en
Priority to DE602008002161T priority patent/DE602008002161D1/de
Priority to EP09180463.3A priority patent/EP2172912B1/en
Priority to EP08151061A priority patent/EP1956562B1/en
Priority to TW097104453A priority patent/TWI371001B/zh
Priority to HK08112981.8A priority patent/HK1121848A1/xx
Publication of JP2009145925A publication Critical patent/JP2009145925A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5009001B2 publication Critical patent/JP5009001B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D1/00Coin dispensers
    • G07D1/02Coin dispensers giving change
    • G07D1/06Coin dispensers giving change dispensing the difference between a sum paid and a sum charged
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D9/00Counting coins; Handling of coins not provided for in the other groups of this subclass
    • G07D9/02Change trays
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07GREGISTERING THE RECEIPT OF CASH, VALUABLES, OR TOKENS
    • G07G1/00Cash registers
    • G07G1/0018Constructional details, e.g. of drawer, printing means, input means
    • G07G1/0027Details of drawer or money-box
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D2201/00Coin dispensers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Testing Of Coins (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Description

本発明は、棒金を必要に応じて取り出し可能に収納する棒金保管庫に関する。
売上金の管理を行うPOSレジに、売上金の入金および釣銭の出金を行うために入出金機を付設して、さらに、釣銭硬貨の補充用の棒金を保管する棒金保管庫を付設したものがある(例えば、特許文献1参照)。この棒金保管庫は、筐体と、筐体に対し引き出しおよび収納可能に設けられた棒金トレイとを有しており、筐体に対し引き出された状態の棒金トレイが筐体に収納される際に、筐体に対し棒金トレイとともに移動する棒金を筐体に設けられたセンサで走査して計数し、在り高管理を行うようになっている。
特開2006−85332号公報
しかしながら、上記のように、棒金トレイの移動を利用しセンサで走査して棒金の計数を行うものであると、棒金トレイを引き出して戻さなければ在り高の検出ができず、任意のタイミングで棒金の在り高を検出できないという問題があった。
したがって、本発明は、任意のタイミングで棒金の在り高を検出することができる棒金保管庫の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、筐体と、該筐体に対し引き出しおよび収納可能に設けられるとともに、セットされる棒金の金種が予め設定されたセット部を金種別に有する棒金トレイと、該棒金トレイのすべての前記セット部に設けられて予め設定された設定金種の棒金の有無を該棒金の金種も含めてそれぞれ確認する設定金種有無確認手段と、これら設定金種有無確認手段の出力に基づいて棒金の在り高を管理する管理手段とを有し、前記設定金種有無確認手段は、前記セット部における棒金の軸線方向に間隔をあけて配置されて前記セット部にセットされた棒金の磁気的性質を検出する二つの磁気センサと、これら磁気センサの出力に基づいて設定金種の棒金の有無を確認する確認手段とを有しており、前記セット部は、前記二つの磁気センサのうちの一方の磁気センサの位置ではセットされる棒金の外径によらずに棒金のセット高さを一定として該棒金の前記一方の磁気センサとの最短距離を一定とし、前記二つの磁気センサのうちの他方の磁気センサの位置ではセットされる棒金の外径によって棒金のセット高さが異なり該棒金の前記他方の磁気センサとの最短距離が異なるように構成され、前記二つの磁気センサは、設定金種の棒金がセットされた場合に出力がバランスするように構成されていて、前記確認手段は、前記二つの磁気センサの出力と該出力がバランスするか否かとで設定金種の棒金の有無を確認することを特徴としている。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記筐体に対する前記棒金トレイの引き出された開状態から収納される閉状態への開閉切替を検知する収納検知手段を有し、該収納検知手段で前記開閉切替が検知されると前記管理手段が棒金の在り高を検出することを特徴としている。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に係る発明において、外部電源供給のオフからオンへのオフオン切替を検知する電源供給監視手段を有し、該電源供給監視手段で前記オフオン切替が検知されると前記管理手段が棒金の在り高を検出することを特徴としている。
請求項1に係る発明によれば、棒金トレイが、セットされる棒金の金種が予め設定されたセット部を金種別に有しており、すべてのセット部に設定金種の棒金の有無を確認する設定金種有無確認手段が設けられていて、管理手段は、各設定金種有無確認手段で対応するセット部における設定金種の棒金の有無を検出することで棒金の在り高を検出することになる。このように、すべてのセット部に設定金種の棒金の有無を検知する設定金種有無確認手段が設けられているため、任意のタイミングで棒金の在り高を検出することができる。しかも、セット部は、セットされる棒金の金種が予め設定されているため、設定金種有無確認手段は、設定金種の棒金がセットされた状態にあるか、それ以外の状態(棒金なし、異金種棒金のセット、棒金以外の物体のセット、異常棒金のセット)にあるかを検知できれば良く、構成および制御の簡素化が図れ、低コスト化が図れる。また、設定金種の棒金がセットされた状態にあるか、それ以外の状態にあるかを検知するため、セット部に設定金種以外の誤金種の棒金がセットされた状態で在り高を誤って検出してしまうことを防止できる。
セット部が、棒金の外径差を利用してセット高さを異ならせると、確認手段が、棒金の材質と、棒金および磁気センサの距離とで変化する磁気センサの出力(セット部にセットされた棒金の磁気的性質)に基づいて設定金種の棒金の有無を確認するため、材質相違も検出することができる。したがって、例えば設定金種と同径で異材質の棒金が混入した場合にこれを検出できる。
セット部に設定金種の棒金がセットされた状態では、一方の磁気センサと他方の磁気センサとで出力がバランスすることになり、それ以外の状態では、両磁気センサの出力のバランスが崩れることになって、確認手段は、このような二つの磁気センサの出力と出力がバランスするか否かとで設定金種の棒金の有無を確認することになる。このような二つの磁気センサの出力のバランスは、径差が小さい場合でも生じるため、確実に設定金種の棒金の有無を検出することができる。また、二つの磁気センサの出力のバランスを見ることで、外来ノイズをキャンセルできることから、信頼性が向上する。
請求項2に係る発明によれば、筐体に対し引き出された棒金トレイが収納される開閉切替を収納検知手段が検知すると、管理手段が棒金の在り高を検出するため、棒金トレイの数が変わる棒金トレイの引き出し後の収納時に自動的に棒金の在り高を検出することができる。
請求項3に係る発明によれば、外部電源供給のオフからオンへのオフオン切替を電源供給監視手段が検知すると、管理手段が棒金の在り高を検出するため、例えば停電時や障害発生時等、外部電源供給がオフされる棒金管理が困難な状態が生じても、その後、電源供給が復旧した時点で即座に棒金の在り高を検出することができる。したがって、仮に棒金管理が困難な状態で管理上の問題が生じても即座に在り高を検出することで即座に対応可能となる。
第1参考技術の棒金保管庫を図1〜図6を参照して以下に説明する。
図1は、例えばスーパーマーケット等で用いられるレジ装置11を示すもので、このレジ装置11は、レジ係の操作者により操作されて売上金の管理を行うPOSレジ12の下側に、POSレジ12と連動して売上金の入金および釣銭の出金を行う貨幣入出金機13が設けられ、貨幣入出金機13の下側に釣銭硬貨の補充用として用いられる棒金を保管する第1参考技術の棒金保管庫14が設けられて構成されている。
POSレジ12は、図示略のバーコード読取機で読み取った商品のバーコードに基づき、商品の合計金額を計算する計算機能等を有する図2に示すPOSレジ制御部20と、操作者がバーコードの読取作業を終了させる際に操作する合計キーおよび操作者が顧客から預かった現金の金額を入力する際に操作する金額入力キー等を有する操作部23と、計算した商品の合計金額や操作者への案内等を表示させるための表示部(表示手段)24、バーコードに対応した購入商品名、商品金額、商品の合計金額等をレシートに印刷するための印刷手段25などが備えられている。
このPOSレジ12では、商品の計算が終了して、操作部23の合計キーが押下された場合には、POSレジ制御部20によって、商品の合計金額を表示部24に表示させた後、顧客から受け取った代金と、商品の購入金額との間の差額を計算し、更に、顧客からの代金と商品の購入金額との間に差額がある場合には、その差額の貨幣(紙幣、硬貨)を払い出す釣銭指令を出力する。
貨幣入出金機13は、POSレジ12からの指示により入出金処理がそれぞれ行われる紙幣入出金機30と、硬貨入出金機31とを有しており、これらは操作者から見て左右(以下、単に左右という)に並設されている。
紙幣入出金機30は、その機体の前面上部に設けられ、入金紙幣を受け入れるための入金口33と、該入金口33の下側に位置する機体前面に設けられた出金/リジェクト口34と、入金口33に投入された紙幣の入金処理および内部に収納した紙幣の出金/リジェクト口34への出金処理等を行う図2に示す紙幣入出金機構部35と、紙幣入出金機構部35を制御する紙幣入出金制御部36とを有している。
硬貨入出金機31は、その機体の上部に設けられ、入金硬貨を受け入れるための入金口38と、機体の前面下部に設けられ、出金硬貨を払い出す出金口39と、入金口38に投入された硬貨の入金処理および内部に収納した硬貨の出金口39への出金処理等を行う図2に示す硬貨入出金機構部40と、硬貨入出金機構部40を制御する硬貨入出金制御部41とを有している。
第1参考技術の棒金保管庫14は、その上面に貨幣入出金機13が搭載される筐体50と、この筐体50から操作者側に引き出し可能および筐体50内に収納可能に設けられた棒金トレイ51とを有している。
ここで、棒金トレイ51に収納される各金種の棒金について説明する。図3の図表に示すように、棒金の種類は、現状日本国内において、1円アルミニウム硬貨を50枚集積して包装した1円棒金と、5円黄銅硬貨を50枚集積して包装した5円棒金と、10円青銅硬貨を50枚集積して包装した10円棒金と、50円白銅硬貨を50枚集積して包装した50円棒金と、100円白銅硬貨を50枚集積して包装した100円棒金と、500円白銅硬貨を50枚集積して包装した第1の500円棒金と、500円ニッケル黄銅硬貨を50枚集積して包装した第2の500円棒金とが取り扱われる可能性がある。
そして、材質について見てみると、50円、100円および第1の500円は、成分が共通であって導電率も同じである一方、1円、5円、10円および第2の500円は、それぞれ成分が他とは異なっており導電率もそれぞれ異なっている。また、直径について見てみると、第1の500円および第2の500円が同じである一方、1円、5円、10円、50円および100円は、他とは異なっている。さらに、棒金とした場合の重さについて見てみると、第1の500円棒金と第2の500円棒金とで差が小さいものの、すべて他とは異なっている。さらに、棒金長さについて見てみると、1円棒金、5円棒金および10円棒金は同じであって、これら以外よりも短い一方、100円棒金は、1円棒金、5円棒金および10円棒金よりも若干長く、50円棒金はさらに長く、第1の500円棒金および第2の500円棒金は、互いに同じでさらに長くなっている。
図1に示すように、筐体50は、高さが低い略直方体の箱状のもので、操作者側となる前面に開口部52が形成されている。
図4に示すように、棒金トレイ51は、左右両側の外側面に前後方向に沿って延在するとともに互いにスライドする一対のレール54を有するスライドレール55が一方のレール54において固定されており、他方のレール54が図示は略すが筐体50の左右両側の内側面に固定されることで、筐体50に摺動可能に支持されている。そして、筐体50には、棒金トレイ51が筐体50内に収納された状態で棒金トレイ51によりオンされ、それ以外の位置ではオフされる図2に示す閉位置スイッチ(収納検知手段)58と、棒金トレイ51が筐体50内から引き出された所定位置に位置すると棒金トレイ51によりオンされ、それ以外の位置ではオフされる引き出しスイッチ(収納検知手段)59とが設けられており、これらが棒金保管庫制御部(設定金種有無確認手段,確認手段,管理手段,収納検知手段,電源供給監視手段)60に接続されている。この棒金保管庫制御部60は、引き出しスイッチ59がオフからオンに切り替わってから閉位置スイッチ58がオンされると、筐体50に対する棒金トレイ51の引き出された開状態から収納される閉状態への開閉切替を検知する。また、閉位置スイッチ58がオンからオフに切り替わってから所定時間内に引き出しスイッチ59がオンされると、筐体50に対する棒金トレイ51の閉状態から開状態への閉開切替を検知する。
棒金トレイ51は、図5に示すように、操作者側つまり引き出し方向前側の第1範囲A1と、この第1範囲A1の引き出し方向後側の第2範囲A2とに区画されており、第1範囲A1に、セットされる棒金の金種が予め100円棒金B100に設定された100円棒金用の複数のセット部S100と、セットされる棒金の金種が予め10円棒金B10に設定された10円棒金用の複数のセット部S10と、セットされる棒金の金種が予め1円棒金B1に設定された1円棒金用の複数のセット部S1とが設けられ、第2範囲A2に、セットされる棒金の金種が予め500円棒金B500に設定された500円棒金用の複数のセット部S500と、セットされる棒金の金種が予め50円棒金B50に設定された50円棒金用の複数のセット部S50と、セットされる棒金の金種が予め5円棒金B5に設定された5円棒金用の複数のセット部S5とが設けられている。つまり、棒金トレイ51は、セットされる棒金の金種が予め設定された金種別のセット部S1,S5,S10,S50,S100,S500を有している。ここで、1円、10円および100円は、5円、50円および500円に対して、釣銭としての使用数が多く準備数も例えば4倍と多くなる。このため、使い勝手性を向上の観点から、使用頻度が高い1円棒金B1、10円棒金B10および100円棒金B100を棒金トレイ51の引き出し方向前側であって取り出しやすい第1範囲A1に収納し、使用頻度が低い5円棒金B5、50円棒金B50および500円棒金B500を棒金トレイ51の引き出し方向後側の第2範囲A2に収納する。
より具体的には、第1範囲A1の引き出し方向の前部における左右方向の一側である左側に、100円棒金B100、10円棒金B10および1円棒金B1のうちのいずれか第1金種、具体的には10円棒金B10用の複数のセット部S10が設けられており、第1範囲A1の引き出し方向の前部における左右方向の他側つまり右側に、100円棒金B100、10円棒金B10および1円棒金B1のうちのいずれか第2金種、具体的には100円棒金B100用の複数のセット部S100が設けられており、第1範囲A1の引き出し方向の後部に、100円棒金B100、10円棒金B10および1円棒金B1のうちのいずれか第3金種、具体的には1円棒金B1用の複数のセット部S1が設けられている。
10円棒金B10用の複数、具体的には8箇所のセット部S10は、10円棒金B10がその軸線を左右方向に沿わせた姿勢でセットされるもので、それぞれが左右方向の位置を一致させて引き出し方向に並設されている。
100円棒金B100用の複数、具体的には8箇所のセット部S100は、100円棒金B100がその軸線を左右方向に沿わせた姿勢でセットされるもので、それぞれが左右方向の位置を一致させて引き出し方向に並設されている。しかも、100円棒金B100用の8箇所のセット部S100と10円棒金B10用の8箇所のセット部S10とのうち引き出し方向前側からの配置順が同じとなる左右のセット部S100,S10は、互いに引き出し方向の位置を一致させており、その結果、100円棒金B100用の8箇所のセット部S100は、その全体が、10円棒金B10用の8箇所のセット部S10の全体と引き出し方向の位置を一致させている。
1円棒金B1用の複数、具体的には8箇所のセット部S1は、1円棒金B1がその軸線を左右方向に沿わせた姿勢でセットされるもので、4箇所ずつ左右に分割されている。つまり、左側4箇所のセット部S1はそれぞれが左右方向の位置を一致させて引き出し方向に沿って並設されており、しかも、10円棒金B10用の8箇所のセット部S10とも左右方向の位置をほぼ一致させている。また、右側4箇所のセット部S1はそれぞれが左右方向の位置を一致させて引き出し方向に並設されており、しかも、100円棒金B100用の8箇所のセット部S100とも左右方向の位置をほぼ一致させている。しかも、左側4箇所のセット部S1と右側4箇所のセット部S1とのうち引き出し方向前側からの配置順が同じとなる左右のセット部S1は、互いに引き出し方向の位置を一致させており、その結果、左側4箇所のセット部S1の全体と右側4箇所のセット部S1の全体とは互いに引き出し方向の位置を一致させている。
ここで、図3に示すように、第1範囲A1に収納される1円棒金B1、10円棒金B10および100円棒金B100のうち、10円棒金B10と100円棒金B100とは直径差が小さいため、10円棒金B10用の8箇所のセット部S10の全体の引き出し方向長さと100円棒金B100用の8箇所のセット部S100と全体の引き出し方向長さとの差も小さく、これらを左右に並べるとスペースが有効利用できる。
また、第2範囲A2には、複数の500円棒金B500用のセット部S500と、複数の50円棒金B50用のセット部S50と、複数の5円棒金B5用のセット部S5とが金種別に分けられて設けられている。
5円棒金B5用の複数、具体的には2箇所のセット部S5は、5円棒金B5がその軸線を引き出し方向に沿わせた姿勢でセットされるもので、それぞれが引き出し方向の位置を一致させて左右に並設されて、最も左側に設けられている。
50円棒金B50用の複数、具体的には2箇所のセット部S50は、50円棒金B50がその軸線を引き出し方向に沿わせた姿勢でセットされるもので、それぞれが引き出し方向の位置を一致させて左右に並設されて、左右方向の中間に設けられている。
500円棒金B500用の複数、具体的には2箇所のセット部S500は、500円棒金B500がその軸線を引き出し方向に沿わせた姿勢でセットされるもので、それぞれが引き出し方向の位置を一致させて左右に並設されて、最も右側に設けられている。これら5円棒金B5用の2箇所のセット部S5、50円棒金B50用の2箇所のセット部S50および500円棒金B500用の2箇所のセット部S500は、互いに引き出し方向の位置をほぼ一致させている。
ここで、上記した各セット部S1,S5,S10,S50,S100,S500は、図6にセット部S10を例示するように、下方に凹む凹形状をなして個別に昇降可能に設けられており、セットされる設定金種の棒金の外径よりも大径の円筒面状の底面65と、この底面65の軸線方向両側からそれぞれ立ち上がる一対の端面66とを有していて、平面視長方形状の開口部を有している。各セット部S1,S5,S10,S50,S100,S500には、それぞれに予め設定されたセットされるべき金種が表示されており、金種毎に色分けされている。なお、各セット部S1,S5,S10,S50,S100,S500の底面65の半径および軸直交方向の幅は、それぞれセットされる棒金の大きさに応じて設定されることになるが、すべての金種で同じとしても良い。
例えば、10円棒金B10用の各セット部S10は底面65に「10」の文字が表示されるとともに全体的に所定の第1の色で塗られ、100円棒金B100用の各セット部S100は底面65に「100」の文字が表示されるとともに全体的に所定の第2の色で塗られ、1円棒金B1用の各セット部S1は底面65に「1」の文字が表示されるとともに全体的に所定の第3の色で塗られ、5円棒金B5用の各セット部S5は底面65に「5」の文字が表示されるとともに全体的に所定の第4の色で塗られ、50円棒金B50用の各セット部S50は底面65に「50」の文字が表示されるとともに全体的に所定の第5の色で塗られ、500円棒金B500用の各セット部S500は底面65に「500」の文字が表示されるとともに全体的に所定の第6の色で塗られている。
また、セットされるべき棒金の長さの短い1円棒金B1用のセット部S1、5円棒金B5用のセット部S5および10円棒金B10用のセット部S10は、セットされるべき棒金よりも長い棒金が入り込めないように両端面66間の距離が設定されている。つまり、これらのセット部S1,S5,S10は、50円棒金B50、100円棒金B100、500円棒金B500を入れることができないように長さが設定されている。
そして、棒金トレイ51のすべてのセット部S1,S5,S10,S50,S100,S500には、それぞれ、セットされた棒金の重量を検出する重量センサ(設定金種有無確認手段)70aが設けられている。
そして、すべての重量センサ70aの出力は、マルチプレクサ回路等を利用することで、時分割的に走査して識別処理可能となり、棒金保管庫制御部60に送信される。ここで、すべてのセット部S1,S5,S10,S50,S100,S500は、セットされる棒金B1,B5,B10,B50,B100,B500の金種が予め設定されているため、棒金保管庫制御部60では、すべてのセット部S1,S5,S10,S50,S100,S500に設けられた重量センサ70aで検出される重量が、設定金種の棒金B1,B5,B10,B50,B100,B500の基準重量と許容範囲内で一致するか否かに基づいて予め設定された設定金種の棒金の有無を確認する。
つまり、重量センサ70aで検出される重量と、設定金種の棒金の基準重量との誤差が許容範囲内にあれば、設定金種の棒金が有ると判断し、重量センサ70aで検出される重量と、設定金種の棒金の基準重量との誤差が許容範囲内になければ、設定金種の棒金がない(棒金なし、または設定金種以外の棒金(他の物体含む)あり)と判断する。
より具体的には、10円棒金B10用のセット部S10の重量センサ70aによる検出重量と10円棒金B10の基準重量との誤差が許容範囲内にあれば10円棒金があると判断し、許容範囲内になければ10円棒金がないと判断し、100円棒金B100用のセット部S100の重量センサ70aによる検出重量と100円棒金B100の基準重量との誤差が許容範囲内にあれば100円棒金があると判断し、許容範囲内になければ100円棒金がないと判断する等である。そして、棒金保管庫制御部60は、すべての重量センサ70aの検出結果に基づいて棒金保管庫14内の棒金の在り高を検出する。
ここで、棒金保管庫制御部60は、POSレジ制御部20に通信可能に接続されており、このPOSレジ制御部20には、さらに紙幣入出金制御部36および硬貨入出金制御部41が通信可能に接続されている。POSレジ制御部20は、外部電源から電力供給を受けて、紙幣入出金制御部36、硬貨入出金制御部41および棒金保管庫制御部60にそれぞれ電力を供給することになる。POSレジ制御部20は、すべてのレジ装置11を統括するシステム管理装置71に通信可能に接続されている。
そして、棒金保管庫制御部60は、筐体50に対する棒金トレイ51の引き出された開状態から収納される閉状態への開閉切替を引き出しスイッチ59がオフからオンに切り替わってから閉位置スイッチ58がオンされたことにより検出すると、すべての重量センサ70aの検知の有無に基づいて棒金保管庫14内の棒金の在り高を検出する。つまり、筐体50に対して棒金トレイ51が引き出されると、硬貨入出金機31への補充のためにセット部S1,S5,S10,S50,S100,S500のいずれか対応するものから棒金を取り出したり、あるいはセット部S1,S5,S10,S50,S100,S500のいずれか対応するものに棒金B1,B5,B10,B50,B100,B500の該当金種のものを追加収納したり等、棒金トレイ51の棒金B1,B5,B10,B50,B100,B500の在り高が変化する可能性が高いため、棒金トレイ51が引き出された後に筐体50に収納されると、この時点で在り高を検出するのである。各セット部S1,S5,S10,S50,S100,S500は、それぞれセットされる棒金の金種が予め設定されているため、棒金保管庫制御部60は、各セット部S1,S5,S10,S50,S100,S500において設定金種の棒金ありを検出した重量センサ70aの数に基づいて棒金保管庫14内の棒金の在り高を検出する。このとき、設定金種の棒金なしを検出した重量センサ70aの検出結果については、棒金の在り高検出から除外する。
また、棒金保管庫制御部60は、POSレジ制御部20を介しての外部電源供給のオフからオンへのオフオン切替を検知すると、すべての重量センサ70aの検知の有無に基づいて棒金保管庫14内の棒金の在り高を検出する。つまり、例えば停電時や障害発生時等、外部電源供給がオフされて棒金管理が困難な管理上不安定な状態が生じた場合には、その後、電源供給が復旧した時点で即座に棒金保管庫14内の棒金の在り高を上記と同様に検出する。
そして、棒金保管庫制御部60は、検出した棒金の在り高を、POSレジ制御部20に送信することになり、POSレジ制御部20では、この棒金保管庫14内の棒金の在り高を更新記憶するとともに、棒金の在り高をシステム管理装置71に出力する。ここで、POSレジ制御部20では、例えば操作部23への適宜の操作入力があるとその時点の棒金の在り高を表示部24に表示させる。また、システム管理装置71では、各レジ装置11毎に送信された棒金の在り高情報から次の棒金補充時に準備するべき各金種毎の棒金の数等を割り出して表示させることになり、これに基づいて補充作業者は棒金を準備する。また、システム管理装置71では、各レジ装置11毎に棒金がすべて取り出された金種があるか否かを監視しており、棒金がすべて取り出された要補充金種があるレジ装置11が生じた場合には、アラームを発生させ、当該レジ装置11への要補充金種の追加を促す。
以上に述べた第1参考技術によれば、棒金トレイ51が、セットされる棒金の金種が予め設定された金種別のセット部S1,S5,S10,S50,S100,S500を有しており、すべてのセット部S1,S5,S10,S50,S100,S500に棒金の有無を検知する重量センサ70aが設けられていて、棒金保管庫制御部60は、各重量センサ70aで対応するセット部における棒金の有無を検出することで棒金の在り高を検出することになる。このように、すべてのセット部S1,S5,S10,S50,S100,S500に棒金の有無を検知する重量センサ70aが設けられているため、任意のタイミングで棒金の在り高を検出することができる。
また、セット部S1,S5,S10,S50,S100,S500は、セットされる棒金の金種が予め設定されているため、重量センサ70aおよび棒金保管庫制御部60は、設定金種の棒金がセットされた状態にあるか、それ以外の状態(棒金なし、異金種棒金のセット、棒金以外の物体のセット、異常棒金のセット)にあるかを検知できれば良く、構成および制御の簡素化が図れ、低コスト化が図れる。また、設定金種の棒金がセットされた状態にあるか、それ以外の状態にあるかを検知するため、セット部S1,S5,S10,S50,S100,S500に設定金種以外の誤金種の棒金がセットされた状態で在り高を誤って検出してしまうことを防止できる。
さらに、筐体50に対し引き出された棒金トレイ51が収納される開閉切替を、閉位置スイッチ58および引き出しスイッチ59の検出結果で検知すると、棒金保管庫制御部60が棒金の在り高を検出するため、棒金トレイ51の数が変わる棒金トレイ51の引き出し後の収納時に自動的に棒金の在り高を検出することができる。つまり、在り高が変化することのないタイミングで在り高検出を不必要に行ってしまうことがなく、在り高を効率良く検出することができる。
加えて、棒金保管庫制御部60は、外部電源供給のオフからオンへのオフオン切替を検知すると、棒金の在り高を検出するため、例えば停電時や障害発生時等、外部電源供給がオフされる棒金管理が困難な状態が生じても、その後、電源供給が復旧した時点で即座に棒金の在り高を検出することができる。したがって、仮に棒金管理が困難な状態で管理上の問題が生じても即座に在り高を検出することで即座に対応可能となる。
さらに、規定枚数のバラ硬貨を包装して構成される棒金は、金種を識別可能な程度の重量差を有しているため、棒金保管庫制御部60が、セット部S1,S5,S10,S50,S100,S500にセットされそれぞれの重量センサ70aで検出された棒金の重量が設定金種の棒金の基準重量と許容範囲内で一致するか否かに基づいて設定金種の棒金の有無を確認する。したがって、簡素な構成で確実に、設定金種の棒金の有無を検出することができる。
なお、上記したようにセット部S1,S5,S10,S50,S100,S500は、棒金の大きさを利用して、設定金種よりも長い棒金のセットを規制したり、外径によって異金種のセットを規制したり、あるいはセットが可能でも重量センサ70aで検出できなくすれば、比較が必要な棒金の金種を少なくすることもできる。すなわち、重量センサ70aの重量検知の精度を落とすことが可能になるため低コストの重量センサ70aを用いることができる。
次に、第2参考技術の棒金保管庫を主に図7を参照して以下に第1参考技術との相違部分を中心に説明する。なお、第1参考技術と同様の部分には同一の符号を付しその説明は略す。
第2参考技術の棒金保管庫14は、各セット部S1,S5,S10,S50,S100,S500における予め設定された設定金種の棒金の有無を検出するため、第1参考技術の重量センサ70aに換えて距離センサ(設定金種有無確認手段)70bが設けられている。
そのため、まず、棒金トレイ51のすべてのセット部S1,S5,S10,S50,S100,S500は、セットされる棒金の外径に応じて該棒金のセット高さが異なるように構成されている。つまり、各セット部S1,S5,S10,S50,S100,S500は、図7にセット部S10を例示するように、断面等脚台形状をなして下方に凹む凹形状をなしており、鉛直面を基準とした鏡面対称をなし互いの間隔が下向きに狭くなる形状の一対の支持面75と、これら支持面75の下縁部同士を結ぶ水平な底面76とを有している。ここで、一対の支持面75同士の最短間隔は、セットされる設定金種の棒金の外径よりも狭い幅をなしている。なお、各セット部S1,S5,S10,S50,S100,S500の一対の支持面75の最短間隔は、それぞれセットされる棒金に応じて大きさが設定されることになるが、すべての金種を支持可能な同幅としても良い。
以上により、すべてのセット部S1,S5,S10,S50,S100,S500は、それぞれにセットされる棒金の外径に応じて棒金の底面76からの最短距離つまりセット高さが異なることになる。そして、このセット高さを検出する非接触式の距離センサ70bが底面76に設けられている。この距離センサ70bは、例えば光学式の反射型センサである。
そして、すべての距離センサ70bの出力は、マルチプレクサ回路等を利用することで、時分割的に走査して識別処理可能となり、棒金保管庫制御部60に送信される。ここで、すべてのセット部S1,S5,S10,S50,S100,S500は、セットされる棒金B1,B5,B10,B50,B100,B500の金種が予め設定されているため、棒金保管庫制御部60では、すべてのセット部S1,S5,S10,S50,S100,S500に設けられた距離センサ70bで検出されるセット高さが、設定金種の棒金B1,B5,B10,B50,B100,B500の基準セット高さと許容範囲内で一致するか否かに基づいて設定金種の棒金の有無を確認する。つまり、セット部S1,S5,S10,S50,S100,S500は、設定金種の棒金がセットされれば、距離センサ70bで検出されるセット高さが基準セット高さと同等になり、設定金種の棒金よりも小径の棒金がセットされれば、距離センサ70bで検出されるセット高さが設定金種の棒金を検出した場合よりも低くなり、設定金種の棒金よりも大径の棒金がセットされれば、距離センサ70bで検出されるセット高さが設定金種の棒金を検出した場合よりも高くなる。
そして、距離センサ70bで検出されるセット高さと、設定金種の棒金の基準セット高さとの誤差が許容範囲内にあれば、設定金種の棒金が有ると判断し、距離センサ70bで検出されるセット高さと、設定金種の棒金の基準セット高さとの誤差が許容範囲内になければ、設定金種の棒金がない(棒金なし、または設定金種以外の棒金(他の物体含む)あり)と判断する。
より具体的には、10円棒金B10用のセット部S10の距離センサ70bによる検出セット高さと10円棒金B10の基準セット高さとの誤差が許容範囲内にあれば10円棒金B10があると判断し、許容範囲内になければ10円棒金B10がないと判断し、100円棒金B100用のセット部S100の距離センサ70bによる検出セット高さと100円棒金B100の基準セット高さとの誤差が許容範囲内にあれば100円棒金B100があると判断し、許容範囲内になければ100円棒金がないと判断する等である。そして、棒金保管庫制御部60は、すべての距離センサ70bの検出結果に基づいて棒金保管庫14内の棒金の在り高を第1参考技術と同様に検出する。
以上に述べた第2参考技術によれば、規定外径のバラ硬貨を包装して構成される棒金B1,B5,B10,B50,B100,B500は、金種を識別可能な程度の外径差を有しているため、セット部S1,S5,S10,S50,S100,S500が、この外径差を利用してセット高さを異ならせ、セット部S1,S5,S10,S50,S100,S500にセットされた棒金B1,B5,B10,B50,B100,B500のセット高さを距離センサ70bで検出し、これが設定金種の棒金の基準セット高さと許容範囲内で一致するか否かに基づいて設定金種の棒金の有無を確認する。したがって、簡素な構成で確実に、設定金種の棒金の有無を検出することができる。
また、セット部S1,S5,S10,S50,S100,S500が、互いの間隔が下向きに狭くなる形状の一対の支持面75で支持することで棒金B1,B5,B10,B50,B100,B500のセット高さを外径値毎に異ならせるため、簡素な構成で棒金のセット高さを外径値毎に異ならせることができる。
加えて、外径に応じて変化するセット高さを距離センサ70bで検出するため、重量センサを用いる第1参考技術では検出できない、設定金種の棒金と同じ重量で外径が異なる設定金種以外の棒金(他の物体含む)についても、設定金種の棒金ではないと判断できる。
なお、セット部S1,S5,S10,S50,S100,S500が、一対の支持面75ではなく、図8に示すように、セットされる棒金の軸線方向から見て、最小径の棒金の外径よりも狭い間隔で同じ高さ位置に配置され、しかも軸線方向の位置を合わせて配置される二箇所の支持点77の組と二箇所の支持点78の組とを、棒金の軸線方向の両側それぞれに有しており、これら支持点で支持することでセットされる棒金の外径に応じて該棒金のセット高さを異ならせるようにしても良い。このように構成しても、簡素な構成で棒金のセット高さを外径値毎に異ならせることができる。
次に、第3参考技術の棒金保管庫を主に図9を参照して以下に第2参考技術との相違部分を中心に説明する。なお、第2参考技術と同様の部分には同一の符号を付しその説明は略す。
第3参考技術の棒金保管庫14は、図9にセット部S10を例示するように、各セット部S1,S5,S10,S50,S100,S500における予め設定された設定金種の棒金の有無を検出するため、第2参考技術の距離センサに換えて磁気センサ(設定金種有無確認手段)70cが設けられている。
つまり、第2参考技術と同様に、セット部S1,S5,S10,S50,S100,S500は、互いの間隔が下向きに狭くなる形状の一対の支持面75と、これら支持面75の下縁部同士を結ぶ水平な底面76とを有していて、セットされる棒金の外径に応じて棒金の底面76からの距離つまりセット高さが異なるように構成されており、このセット高さを検出する非接触式の磁気センサ70cが底面76に設けられている。
そして、すべての磁気センサ70cの出力は、マルチプレクサ回路等を利用することで、時分割的に走査して識別処理可能となり、棒金保管庫制御部60に送信される。ここで、すべてのセット部S1,S5,S10,S50,S100,S500は、セットされる棒金の金種が予め設定されているため、棒金保管庫制御部60では、すべてのセット部S1,S5,S10,S50,S100,S500に設けられた磁気センサ70cで検出される磁気データが、設定金種の棒金の基準磁気データと許容範囲内で一致するか否かに基づいて設定金種の棒金の有無を確認する。つまり、セット部S1,S5,S10,S50,S100,S500は、設定金種の棒金がセットされれば、磁気センサ70cで検出されるセット高さに相当する磁気データが基準セット高さに相当する基準磁気データと同等になり、設定金種の棒金よりも小径の棒金がセットされれば、磁気センサ70cで検出されるセット高さに相当する磁気データが基準セット高さに相当する基準磁気データよりも低くなり、設定金種の棒金よりも大径の棒金がセットされれば、磁気センサ70cで検出されるセット高さに相当する磁気データが基準セット高さに相当する基準磁気データよりも高くなる。
そして、磁気センサ70cで検出される磁気データと、設定金種の棒金の基準磁気データとの誤差が許容範囲内にあれば、設定金種の棒金が有ると判断し、磁気センサ70cで検出される磁気データと、設定金種の棒金の基準磁気データとの誤差が許容範囲内になければ、設定金種の棒金がない(棒金なし、または設定金種以外の棒金(他の物体含む)あり)と判断する。
より具体的には、10円棒金B10用のセット部S10の磁気センサ70cの検出磁気データと10円棒金B10の基準磁気データとの誤差が許容範囲内にあれば10円棒金B1があると判断し、許容範囲内になければ10円棒金B10がないと判断し、100円棒金B100用のセット部S100の磁気センサ70cの検出磁気データと100円棒金B100の基準磁気データとの誤差が許容範囲内にあれば100円棒金B100があると判断し、許容範囲内になければ100円棒金がないと判断する等である。
ここで、磁気センサ70cは、セット高さの相違によって検出磁気データが変化することになるが、材質の相違によっても検出磁気データが変化することになるため、外径が同じでセット高さが同じであっても、材質が異なれば、検出磁気データが基準磁気データと相違することになる。このため、磁気センサ70cを用いることで、設定金種であるか否かをセット高さおよび材質で判断することができる。
つまり、磁気センサ70cで検出される磁気データと、設定金種の棒金の基準磁気データとの誤差が許容範囲内にあれば設定金種の棒金が有ると判断し、磁気センサ70cで検出される検出磁気データと、設定金種の棒金の基準磁気データとの誤差が許容範囲内になければ、設定金種の棒金がない(棒金なし、または設定金種以外の棒金(他の物体含む)あり)と判断することになるが、この設定金種以外の棒金として、外径が同じで材質が異なるものをも検出できる。
そして、棒金保管庫制御部60は、すべての磁気センサ70cの検出結果に基づいて棒金保管庫14内の棒金の在り高を第2参考技術と同様に検出する。
以上に述べた第3参考技術によれば、規定外径のバラ硬貨を包装して構成される棒金B1,B5,B10,B50,B100,B500は、金種を識別可能な程度の外径差を有しているため、セット部S1,S5,S10,S50,S100,S500が、この外径差を利用してセット高さを異ならせ、セット部S1,S5,S10,S50,S100,S500にセットされた棒金の磁気データを磁気センサ70cで検出し、これが設定金種の棒金の基準磁気データと許容範囲内で一致するか否かに基づいて設定金種の棒金の有無を確認する。したがって、簡素な構成で確実に、設定金種の棒金の有無を検出することができる。
加えて、磁気センサ70cで棒金の磁気的性質を検出するため、距離センサ70bを用いる第2参考技術では検出できない、設定金種の棒金と同じ外径で材質が異なる設定金種以外の棒金(他の物体含む)についても、設定金種の棒金ではないと判断できる。
次に、本発明の第1実施形態の棒金保管庫を主に図10を参照して以下に第1参考技術との相違部分を中心に説明する。なお、第1参考技術と同様の部分には同一の符号を付しその説明は略す。
第1実施形態において、図10にセット部S10を例示するように、各セット部S1,S5,S10,S50,S100,S500は、下方に凹む凹形状をなしており、棒金を収納可能となるように、セットされる設定金種の棒金の外径よりも幅が広く棒金の長さよりも長い長方形平板状の底面81と、底面81の両長辺からそれぞれ鉛直に立ち上がる側面82と底面81の両短辺からそれぞれ鉛直に立ち上がる端面83とを有している。また、軸線方向一側には、セットされる棒金の軸線方向から見て、最小径の棒金の外径よりも狭い間隔で同じ高さ位置に配置され、しかも軸線方向の位置を合わせて配置される二箇所の支持点84が設けられており、軸線方向他側には、すべての金種の棒金の外径よりも大径の円弧状の支持部85が設けられている。これにより、一方の支持部85の位置では外径によらずに棒金B1,B5,B10,B50,B100,B500のセット高さが一定となり、他方の支持点84の位置では外径によってセット高さが異なるように構成されている。さらに、支持部85側には、棒金の軸線方向位置を決めるための位置決め部86が設けられている。勿論、位置決め部86を支持点84側に設けることも可能である。
ここで、すべてのセット部S1,S5,S10,S50,S100,S500は、それぞれの設定金種の棒金が、位置決め部86に一端部が当接させられ、二箇所の支持点84で軸線方向一側が支持され、支持部85で軸線方向他側が支持された三点支持状態で、図10(c)に実線で示すように、水平になり、かつ支持部85と支持点84との中央に軸線方向の中心が位置するように位置決め部86と支持部85と一対の支持点84との位置関係が設定されている。これにより、設定金種の棒金よりも大径の硬貨が位置決め部86に一端部を当接させてセットされると図10(c)に二点鎖線で示すように支持点84での支持位置側が位置決め部86側よりも上側に位置するように傾斜することになり、設定金種の棒金よりも小径の硬貨が位置決め部86に一端部を当接させてセットされると支持点84での支持位置側が位置決め部86側よりも下側に位置するように傾斜することになる。
そして、すべてのセット部S1,S5,S10,S50,S100,S500には、セットされる棒金の軸線方向に間隔をあけて、外径によらずに棒金のセット高さが一定となる支持部85の位置と、外径によって棒金のセット高さが異なる一対の支持点84の位置とに、二つの磁気センサ(設定金種有無確認手段)70d,70eが設けられている。支持部85の位置の磁気センサ70dおよび支持点84の位置の磁気センサ70eの二つのセンサは、設定金種の棒金がセットされた場合に、棒金との距離が等しくなって出力がバランスするように底面81に配置されている。なお、磁気センサ70d,70eは例えば渦電流式のチップコイルを用いたものが適用されることになり、磁気センサ70d,70eが接続される図示略のセンサ回路は、各磁気センサ70d,70eに共通のバランスコイルを使用した差動型で、時分割で磁気センサ70d,70eを走査する方式の回路となる。
すべてのセット部S1,S5,S10,S50,S100,S500は、セットされる棒金B1,B5,B10,B50,B100,B500の金種が予め設定されているため、棒金保管庫制御部60では、すべてのセット部S1,S5,S10,S50,S100,S500に設けられた磁気センサ70d,70eで検出される磁気データに基づいて棒金の有無を検出するとともに、これら磁気データのバランスを確認し、アンバランスが許容範囲内であるか否かに基づいて設定金種の棒金の有無を確認する。つまり、磁気センサ70d,70eで検出される磁気データのバランスを確認し、これらの差が設定金種の棒金に対して設定された許容範囲内にあれば、設定金種の棒金が有ると判断し、これらの差が許容範囲内になければ、設定金種の棒金がない(または設定金種以外の棒金(他の物体含む)あり)と判断する。
例えば、設定金種の棒金よりも外径の大きな棒金がセットされると、支持部85側の磁気センサ70dと棒金とが一定距離であるのに対し、支持点84側の磁気センサ70eと棒金との距離がこの一定距離よりも広がり、磁気センサ70d,70eの磁気データのバランスが崩れることになり、設定金種の棒金よりも外径の小さな棒金がセットされても、支持部85側の磁気センサ70dと棒金とが一定距離であるのに対し、支持点84側の磁気センサ70eと棒金との距離がこの一定距離よりも近づき、磁気センサ70d,70eの磁気データのバランスが崩れることになる。
より具体的には、10円棒金B10用のセット部S10の磁気センサ70d,70eの検出磁気データの差が10円棒金B10用の許容範囲内にあれば10円棒金B10があると判断し、許容範囲内になければ10円棒金B10がないと判断し、100円棒金B100用のセット部S100の磁気センサ70d,70eの検出磁気データの差が100円棒金B100用の許容範囲内にあれば100円棒金B100があると判断し、許容範囲内になければ100円棒金B100がないと判断する等である。
そして、棒金保管庫制御部60は、すべての磁気センサ70d,70eの検出結果に基づいて棒金保管庫14内の棒金の在り高を第2参考技術と同様に検出する。
以上に述べた第1実施形態によれば、規定外径のバラ硬貨を包装して構成される棒金B1,B5,B10,B50,B100,B500は、金種を識別可能な程度の外径差を有しているため、セット部S1,S5,S10,S50,S100,S500に設定金種の棒金がセットされた状態では、両磁気センサ70d,70eの出力がバランスすることになり、それ以外の状態では、両磁気センサ70d,70eの出力のバランスが崩れることになり、棒金保管庫制御部60は、このような二つの磁気センサ70d,70eの出力と出力がバランスするか否かとで設定金種の棒金の有無を確認することになる。したがって、簡素な構成で確実に、設定金種の棒金の有無を検出することができる。
しかも、このような二つの磁気センサ70d,70eの出力のバランスは、径差が小さい場合でも生じるため、確実に設定金種の棒金の有無を検出することができる。また、二つの磁気センサ70d,70eの出力のバランスを見ることで、外来ノイズをキャンセルできることから、信頼性が向上する。
第1参考技術の棒金保管庫が適用されたレジ装置の全体斜視図である。 第1参考技術の棒金保管庫が適用されたレジ装置の制御系ブロック図である。 各金種の棒金の各データを示す図表である。 第1参考技術の棒金保管庫の棒金トレイに棒金を収納した状態を示す斜視図である。 第1参考技術の棒金保管庫の棒金トレイを示す平面図である。 第1参考技術の棒金保管庫のセット部を示すもので、(a)は側断面図、(b)は正断面図である。 第2参考技術の棒金保管庫のセット部を示すもので、(a)は側断面図、(b)は正断面図である。 第2参考技術の棒金保管庫のセット部の変形例を示すもので、(a),(b)は側断面図、(c)は正断面図である。 第3参考技術の棒金保管庫のセット部を示すもので、(a)は側断面図、(b)は正断面図である。 本発明の第1実施形態の棒金保管庫のセット部を示すもので、(a),(b)は側断面図、(c)は正断面図である。
符号の説明
14 棒金保管庫
50 筐体
51 棒金トレイ
58 閉位置スイッチ(収納検知手段)
59 引き出しスイッチ(収納検知手段)
60 棒金保管庫制御部(設定金種有無確認手段,確認手段,管理手段,収納検知手段,電源供給監視手段)
70a 重量センサ(設定金種有無確認手段)
70b 距離センサ(設定金種有無確認手段)
70c,70d,70e 磁気センサ(設定金種有無確認手段)
75 支持面
77,78,84 支持点
B1,B5,B10,B50,B100,B500 棒金
S1,S5,S10,S50,S100,S500 セット部

Claims (3)

  1. 筐体と、
    該筐体に対し引き出しおよび収納可能に設けられるとともに、セットされる棒金の金種が予め設定されたセット部を金種別に有する棒金トレイと、
    該棒金トレイのすべての前記セット部に設けられて予め設定された設定金種の棒金の有無を該棒金の金種も含めてそれぞれ確認する設定金種有無確認手段と、
    これら設定金種有無確認手段の出力に基づいて棒金の在り高を管理する管理手段とを有し、
    前記設定金種有無確認手段は、前記セット部における棒金の軸線方向に間隔をあけて配置されて前記セット部にセットされた棒金の磁気的性質を検出する二つの磁気センサと、これら磁気センサの出力に基づいて設定金種の棒金の有無を確認する確認手段とを有しており、
    前記セット部は、前記二つの磁気センサのうちの一方の磁気センサの位置ではセットされる棒金の外径によらずに棒金のセット高さを一定として該棒金の前記一方の磁気センサとの最短距離を一定とし、前記二つの磁気センサのうちの他方の磁気センサの位置ではセットされる棒金の外径によって棒金のセット高さが異なり該棒金の前記他方の磁気センサとの最短距離が異なるように構成され、
    前記二つの磁気センサは、設定金種の棒金がセットされた場合に出力がバランスするように構成されていて、
    前記確認手段は、前記二つの磁気センサの出力と該出力がバランスするか否かとで設定金種の棒金の有無を確認することを特徴とする棒金保管庫。
  2. 前記筐体に対する前記棒金トレイの引き出された開状態から収納される閉状態への開閉切替を検知する収納検知手段を有し、該収納検知手段で前記開閉切替が検知されると前記管理手段が棒金の在り高を検出することを特徴とする請求項1記載の棒金保管庫。
  3. 外部電源供給のオフからオンへのオフオン切替を検知する電源供給監視手段を有し、該電源供給監視手段で前記オフオン切替が検知されると前記管理手段が棒金の在り高を検出することを特徴とする請求項1または2記載の棒金保管庫。
JP2007028474A 2007-02-07 2007-02-07 棒金保管庫 Expired - Fee Related JP5009001B2 (ja)

Priority Applications (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007028474A JP5009001B2 (ja) 2007-02-07 2007-02-07 棒金保管庫
KR1020080010812A KR100966652B1 (ko) 2007-02-07 2008-02-01 동전롤 저장장치
US12/068,155 US7882942B2 (en) 2007-02-07 2008-02-04 Coin bar storage
EP09180442.7A EP2169637B1 (en) 2007-02-07 2008-02-05 Coin bar storage
DE602008002161T DE602008002161D1 (de) 2007-02-07 2008-02-05 Münzstangen-Aufbewahrung
EP09180463.3A EP2172912B1 (en) 2007-02-07 2008-02-05 Coin bar storage
CN200810005499XA CN101241617B (zh) 2007-02-07 2008-02-05 硬币柱存储器
EP08151061A EP1956562B1 (en) 2007-02-07 2008-02-05 Coin bar storage
TW097104453A TWI371001B (en) 2007-02-07 2008-02-05 Coin bar storage
HK08112981.8A HK1121848A1 (en) 2007-02-07 2008-11-27 Coin bar storage

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007028474A JP5009001B2 (ja) 2007-02-07 2007-02-07 棒金保管庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009145925A JP2009145925A (ja) 2009-07-02
JP5009001B2 true JP5009001B2 (ja) 2012-08-22

Family

ID=39361342

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007028474A Expired - Fee Related JP5009001B2 (ja) 2007-02-07 2007-02-07 棒金保管庫

Country Status (8)

Country Link
US (1) US7882942B2 (ja)
EP (3) EP1956562B1 (ja)
JP (1) JP5009001B2 (ja)
KR (1) KR100966652B1 (ja)
CN (1) CN101241617B (ja)
DE (1) DE602008002161D1 (ja)
HK (1) HK1121848A1 (ja)
TW (1) TWI371001B (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7896149B2 (en) * 2005-03-31 2011-03-01 Glory Ltd. Change replenishment management system and coin roll storage
JP5374052B2 (ja) * 2008-02-14 2013-12-25 グローリー株式会社 釣銭補充管理システム
GB2484311A (en) * 2010-10-05 2012-04-11 Cash Bases Ltd Cash till load cell
JP5915284B2 (ja) * 2012-03-14 2016-05-11 富士電機株式会社 硬貨収納装置
WO2013140186A1 (en) * 2012-03-23 2013-09-26 Saifa Technology Ltd Improvements relating to cash registers and other cash holding devices
US20140058856A1 (en) * 2012-08-22 2014-02-27 Burroughs, Inc. Point-of-Sale System
JP6159079B2 (ja) * 2012-12-13 2017-07-05 グローリー株式会社 貨幣処理システム、棒金収納装置および貨幣処理方法
JP6123374B2 (ja) * 2013-03-13 2017-05-10 富士電機株式会社 硬貨収納装置
CN103584701B (zh) * 2013-11-30 2017-03-22 苏州德沃智能系统有限公司 智能邮箱、智能邮箱系统及相关方法
JP6488080B2 (ja) * 2014-06-13 2019-03-20 沖電気工業株式会社 現金処理装置および現金処理システム
JP6318892B2 (ja) * 2014-06-13 2018-05-09 沖電気工業株式会社 現金処理装置
JP2018055137A (ja) * 2015-02-02 2018-04-05 グローリー株式会社 包装硬貨処理装置および包装硬貨処理方法
JP6594098B2 (ja) * 2015-08-18 2019-10-23 ローレル機械株式会社 現金管理装置、及び、棒金検出方法
GB201521633D0 (en) 2015-12-08 2016-01-20 Saifa Technology Ltd Cash drawer
JP2018014013A (ja) * 2016-07-22 2018-01-25 富士電機株式会社 硬貨処理装置
JP6832150B2 (ja) * 2016-12-20 2021-02-24 ローレルバンクマシン株式会社 貨幣処理装置

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2586840B1 (fr) * 1985-09-05 1988-07-29 Leroy Gerard Dispositif pour l'affichage instantane du montant de la monnaie dans une caisse enregistreuse
JPH0312794A (ja) * 1989-06-09 1991-01-21 Tokyo Electric Co Ltd 商品販売データ処理装置
JPH07249139A (ja) * 1994-03-14 1995-09-26 Oki Electric Ind Co Ltd 棒金放出機
US5805456A (en) * 1994-07-14 1998-09-08 Omnicell Technologies, Inc. Device and method for providing access to items to be dispensed
JP3400140B2 (ja) * 1994-09-30 2003-04-28 株式会社東芝 棒金入出金装置
GB9501535D0 (en) * 1995-01-26 1995-03-15 Percell Group Ltd Improvements in or relating to cash registers
JP3455010B2 (ja) * 1996-04-19 2003-10-06 ローレルバンクマシン株式会社 包装硬貨入金機
JP2000222627A (ja) * 1999-02-04 2000-08-11 Toshiba Corp 貨幣処理装置
US6267662B1 (en) * 1999-04-13 2001-07-31 Mars Incorporated Measuring a stack of coins in a coin handling device
JP2003208649A (ja) * 2002-01-16 2003-07-25 Tamura Electric Works Ltd 棒金払出し装置
CN1643549A (zh) * 2002-03-18 2005-07-20 皇家飞利浦电子股份有限公司 有价票据的保持器以及记录其内容的方法
JP4776904B2 (ja) * 2004-09-15 2011-09-21 グローリー株式会社 釣銭補充管理システム、釣銭補充管理方法、棒金収納庫、判定手段を備えた装置および管理システム
WO2006040835A1 (ja) 2004-10-12 2006-04-20 Glory Ltd. 紙幣識別計数機
JP4684710B2 (ja) * 2005-03-31 2011-05-18 グローリー株式会社 棒金収納庫
JP5025908B2 (ja) * 2005-03-31 2012-09-12 グローリー株式会社 棒金収納庫と棒金収納庫のための制御システムおよび制御方法
US7896149B2 (en) * 2005-03-31 2011-03-01 Glory Ltd. Change replenishment management system and coin roll storage
JP2007028474A (ja) 2005-07-21 2007-02-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 限定受信システムの暗号処理装置
JP4804949B2 (ja) * 2006-02-15 2011-11-02 グローリー株式会社 棒金収納庫

Also Published As

Publication number Publication date
EP2169637A1 (en) 2010-03-31
HK1121848A1 (en) 2009-04-30
EP2172912A1 (en) 2010-04-07
KR20080074032A (ko) 2008-08-12
EP1956562A3 (en) 2009-07-08
EP1956562B1 (en) 2010-08-18
CN101241617B (zh) 2012-05-16
US20080188169A1 (en) 2008-08-07
US7882942B2 (en) 2011-02-08
CN101241617A (zh) 2008-08-13
JP2009145925A (ja) 2009-07-02
TW200844904A (en) 2008-11-16
EP2169637B1 (en) 2013-06-19
EP1956562A2 (en) 2008-08-13
EP2172912B1 (en) 2013-06-19
TWI371001B (en) 2012-08-21
DE602008002161D1 (de) 2010-09-30
KR100966652B1 (ko) 2010-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5009001B2 (ja) 棒金保管庫
JP5009002B2 (ja) 棒金保管庫
JP5815248B2 (ja) 釣銭機システム
JP5528019B2 (ja) 精査システム
US10553065B2 (en) Money management system, money handling apparatus, and money management method
JP4776904B2 (ja) 釣銭補充管理システム、釣銭補充管理方法、棒金収納庫、判定手段を備えた装置および管理システム
JP6088626B1 (ja) 決済装置
JP6026694B1 (ja) 決済装置
JP4959361B2 (ja) 棒金保管庫
JP4804948B2 (ja) 棒金収納庫および釣銭補充管理システム
JP4954741B2 (ja) 棒金保管庫
JP5009000B2 (ja) 棒金保管庫
JP6326539B2 (ja) 決済装置
JP6019987B2 (ja) 棒金収納管理システム
JP6045800B2 (ja) 商品券管理システム、釣銭機、posレジスタおよび商品券管理方法
JP2012098961A (ja) 貨幣入出金システム、紙幣収納装置及び金銭登録機
US10685525B2 (en) Money handling apparatus for commercial facilities
JP2018036995A (ja) 貨幣処理機、貨幣処理システムおよび貨幣処理方法
JP6094704B2 (ja) 棒金収納装置
JP2017097405A (ja) 貨幣管理システム、貨幣処理装置および貨幣管理方法
JP2020119137A (ja) Pos端末装置
JP6115379B2 (ja) 硬貨処理装置
JP2601056Y2 (ja) 両替装置
JP2018106767A (ja) 決済装置
JP2017138888A (ja) 電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090601

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120306

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120501

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120522

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120530

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5009001

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150608

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees