JP3988178B2 - 給油装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、給油所に設置される給油装置で、特にメンテナンス性を向上できるようにした給油装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
給油所に設置される給油装置には、ポンプを駆動するモータの動作、及び流量計のパルス発信器からの流量信号を積算して表示器に表示する動作等を制御する制御装置が設けられている。そして、制御装置は同時に、各部の接続状態、流量信号のエラー、モータの動作異常等が発生した時に、エラー内容に対応したエラーコードを累積的に記憶し、キーボードの操作によりエラーコードを発生順に順次表示器に表示するか、或いはPOSのプリンタで印字し、点検及び修理時のメンテナンス情報として利用している。
【0003】
しかしながら、その場でエラーコードを表示したり印字する方法では、どのような操作及び状況でエラーが発生したのかを特定するのに給油所の作業員の記憶を頼りにすることになり、正確な情報が得難く、必ずしも適切な処置ができなかった。
【0004】
そのために、点検及び修理に対しての対応が遅れ、顧客である給油所の営業に支障が生じ、顧客の信用を失うほか、時間的及び金銭的に多くの犠牲を払うことがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みて提案されたもので、給油所の作業員の記憶を頼りにすることなくエラーが発生した状況が把握でき、点検及び修理のメンテナンス性が向上できる給油装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、給油所に設置される給油装置1において、給油装置1は信号線40を介してPOS41に接続され、給油装置1の制御装置26には、操作データおよびエラーデータを日時データと共に記憶するデータ記憶手段34、35と、キーボードおよびカードリーダーからなる出力指示手段23、24と、データを表示する表示器22およびデータを印字するプリンタ25とが具備され、給油装置の修理のために出力指示手段23、24の操作によりメンテナンスモードとされ、給油装置1とPOS41との接続が遮断され、データ記憶手段34、35に記憶されたデータは表示器22およびプリンタ25に出力され、修理完了後に出力指示手段23、24の操作によりメンテナンスモードは解除され、給油装置1とPOS41との接続が復旧され、前記操作データ及びエラーデータは消去される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。図1、2に示すように、給油装置1は、下部ケース2、上部ケース3、及び頂部ケース4で構成され、各ケースは支柱5で一体に接続されている。給油装置1はピット6上に設けられ、複数油種、例えばレギュラーA、ハイオクB、軽油Cの3油種の給油系統が組み込まれている。
【0011】
ピット6内には図示しないレギュラーの貯油タンクに接続された送油管7が配設され、送油管7は給油管8に接続されている。給油管8は下部ケース2内に配設され、ポンプ9、及び流量計10が介装され、ポンプ9は給油モータ11で駆動され、流量計10にはパルス発信器12が設けられている。給油管8は支柱5内を通って頂部ケース4へ配設されて給油ホース13に接続され、給油ホース13の先端には給油ノズル14が取り付けられている。給油ノズル14は下部ケース2に設けられたノズル掛け15に着脱され、ノズル掛け15にはノズルスイッチ16が設けられている。
【0012】
ハイオクB及び軽油Cの給油系統は、上述したレギュラーの給油系統Aと同様であるので説明を省略する。
【0013】
給油装置1に設けられたデータ入出力装置20には、給油量を表示する給油量表示器21、各種のデータを表示するデータ表示器22、各種のデータを入力するキーボード23、各種のカードを読み取るカードリーダ24、給油伝票及び後述する履歴データを印字するプリンタ25が設けられ、これらは制御装置26に接続されている。また、制御装置26には、後述する油種センサの判断機能を解除する油種検知解除スイッチ27、非常時に給油を停止する緊急停止スイッチ28が接続されている。さらに制御装置26には、一定以上の震度を検知する感震センサ29、ピット6内に設けられ、油漏れを検知するピットリークセンサ30、給油ノズル14に設けられ、油種を検知する油種センサ31が接続されている。
【0014】
制御装置26には、通常の給油動作を制御する給油制御部32と、給油履歴の記憶を制御する履歴制御部33が具備され、履歴制御部33には、操作データを操作データに対応した操作コードで記憶する操作データ記憶手段34と、エラーデータをエラーデータに対応したエラーコードで記憶するエラーデータ記憶手段35と、操作データ及びエラーデータを収集するデータ収集手段36と、各センサ29、30、31の状態を監視する監視手段37と、計時手段38とが具備されている。
【0015】
このように構成された給油装置1は、信号線40を介してPOS41に接続され、POS41は信号線40を介して複数の他の給油装置に接続されている。
【0016】
自動車へ給油をするには、カードリーダ24で顧客のカードを読み、キーボード23から給油量等の給油データを入力し、給油ノズル14をノズル掛け15から外してノズルスイッチ16からオン信号が制御装置26に入力すると、制御装置26の給油制御部32は給油量表示器21に表示されていた前回の給油量を帰零する。そして、給油ノズル14を自動車の燃料タンクへ挿入し、給油ノズル14に設けられている油種センサ31の判断が油種OKであると、給油モータ11を起動してポンプ9を駆動する。給油ノズル14の弁を開くと給油が開始され、流量計10のパルス発信器12から入力する流量信号は積算されて給油量表示器21に表示される。燃料タンクが満タンになると給油ノズル14の弁が閉じて給油が終わり、給油ノズル14をノズル掛け15に掛けてノズルスイッチ16からオフ信号が制御装置26に入力すると、給油モータ11が消勢してポンプ9の駆動が停止する。
【0017】
なお、油種センサ31が異油種と判断したが、油種の誤検知であると確認された場合は、油種検知解除スイッチ27を押せば給油が行われる。また、給油操作を間違えて危険を感じた場合には、緊急停止スイッチ28を押せば給油動作は停止される。
【0018】
次に、図3、4のフロー図、及び図5に基づいて、制御装置26の履歴制御部33の制御の態様を説明する。履歴制御部33のデータ収集手段36は動作が発生する毎に、監視手段37は各センサ29、30から検知信号が入力する毎に(ST1のYES)、計時手段38の日時を操作データ記憶手段34及びエラーデータ記憶手段35に記憶する(ST2)。そして、発生した動作にエラーが含まれていない場合には(ST3のNO)、発生した動作の事象内容に対応した操作コードを操作データ記憶手段34に記憶し(ST4)、発生した動作にエラーが含まれている場合、又は検知信号が入力した場合は(ST3のYES)、発生した動作のエラー情報、又は受けた検知信号に対応したエラーコードをエラーデータ記憶手段35に記憶する(ST5)。
【0019】
ステップST1で述べた発生した動作とは、給油操作に伴って発生する動作で、カードリーダ24によるカードの読取動作、キーボード23による給油データの入力動作、給油ノズル14のノズル掛け15への着脱によるノズルスイッチ16の開閉動作、給油量表示器21の帰零動作、給油ノズル14に設けられている油種センサ31の判断動作、給油モータ11の起動動作、ポンプ9の駆動動作、給油ノズル14の弁開閉動作、流量計10のパルス発信器12のパルス発信動作、給油量表示器21の表示動作、油種検知解除スイッチ27の押圧動作、緊急停止スイッチ28の押圧動作等である。
【0020】
また、ステップST1で述べた検知信号とは、地震又は事故による衝撃により感震センサ29が振動を検知したときの検知信号、油漏れが発生してピットリークセンサ30が油を検知した時の検知信号等である。
上述したように、操作データは操作データ記憶手段34に時系列的に記憶され、エラーデータはエラーデータ記憶手段35に時系列的に記憶される。そして、エラーが発生したときに記憶データを出力するには、出力指示手段であるカードリーダ24で責任者カードを読み取り、キーボード23を操作して制御装置26をメンテナンスモードにし(ST6のYES)、POS41との接続を切ると(ST7)、操作データ及びエラーデータはデータ表示器22に表示され、プリンタ25で印字される(ST8)。そして、出力されたデータに基づいて給油装置1を修理し、修理が完了したら(ST9のYES)、POS41と接続し(ST10)、操作データ及びエラーデータを消去する(ST11)。
【0021】
データ表示器22に表示され、プリンタ25で印字される操作データ及びエラーデータは、図5に示すような様式である。図5において、符号42は発生した日時で、符号43は操作データで、符号44はエラーデータで、符号45はエラーコードで、符号46は操作コードである。このようにデータは時系列的に出力されるので、メンテナンス性を飛躍的に向上することができる。
なお、給油装置1をPOS41と接続したままとし、操作データ及びエラーデータをPOS41の表示器に表示し、POS41のプリンタで印字するようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】
本発明の給油装置は、以下の効果を有する。
(1) 操作データ及びエラーデータを時系列的に把握できるので、エラーが発生した操作状況が特定でき、点検及び修理に対しての対応が迅速になり、メンテナンスの効率化が計れる。その結果、顧客である給油所の営業がスムーズとなり、顧客の信用が得られ、時間的及び金銭的に多くの効果が得られる。
(2) 操作データ及びエラーデータが日時と共に時系列的に把握できるので、各機器の利用率が得られ、事前対処することにより、エラーの発生を未然に防止することができる。
(3) 操作データ及びエラーデータは自動的に記憶されるので、正確なデータを得ることができる。
(4) 責任者又は保守点検者が操作してメンテナンスモードにした時だけ、操作データ及びエラーデータを出力できるので、権限のない者による不正操作を防止できる。
(5) 修理が完了した後に操作データ及びエラーデータが消去されるので、記憶手段の容量が少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給油装置の正面図。
【図2】本発明の給油装置のブロック図。
【図3】履歴制御手段の履歴を記憶する制御のフロー図。
【図4】履歴制御手段の履歴を出力する制御のフロー図。
【図5】出力される履歴を示す図。
【符号の説明】
1・・・給油装置
2・・・下部ケース
3・・・上部ケース
4・・・頂部ケース
5・・・支柱
6・・・ピット
7・・・送油管
8・・・給油管
9・・・ポンプ
10・・・流量計
11・・・給油モータ
12・・・パルス発信器
13・・・給油ホース
14・・・給油ノズル
15・・・ノズル掛け
16・・・ノズルスイッチ
20・・・データ入出力装置
21・・・給油量表示器
22・・・データ表示器
23・・・キーボード
24・・・カードリーダ
25・・・プリンタ
26・・・制御装置
27・・・油種検知解除スイッチ
28・・・緊急停止スイッチ
29・・・感震センサ
30・・・ピットリークセンサ
31・・・油種センサ
32・・・給油制御部
33・・・履歴制御部
34・・・操作データ記憶手段
35・・・エラーデータ記憶手段
36・・・データ収集手段
37・・・監視手段
38・・・計時手段
40・・・信号線
41・・・POS

Claims (1)

  1. 給油所に設置される給油装置(1)において、給油装置(1)は信号線(40)を介してPOS(41)に接続され、給油装置(1)の制御装置(26)には、操作データおよびエラーデータを日時データと共に記憶するデータ記憶手段(34、35)と、キーボードおよびカードリーダーからなる出力指示手段(23、24)と、データを表示する表示器(22)およびデータを印字するプリンタ(25)とが具備され、給油装置の修理のために出力指示手段(23、24)の操作によりメンテナンスモードとされ、給油装置(1)とPOS(41)との接続が遮断され、データ記憶手段(34、35)に記憶されたデータは表示器(22)およびプリンタ(25)に出力され、修理完了後に出力指示手段(23、24)の操作によりメンテナンスモードは解除され、給油装置(1)とPOS(41)との接続が復旧され、前記操作データ及びエラーデータは消去されることを特徴とした給油装置。
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