JPH05288300A - 圧縮天然ガス充填装置 - Google Patents

圧縮天然ガス充填装置

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Publication number
JPH05288300A
JPH05288300A JP11690192A JP11690192A JPH05288300A JP H05288300 A JPH05288300 A JP H05288300A JP 11690192 A JP11690192 A JP 11690192A JP 11690192 A JP11690192 A JP 11690192A JP H05288300 A JPH05288300 A JP H05288300A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
filling
natural gas
compressed natural
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP11690192A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Matsumura
博 松村
Yoshihiro Nakamura
好宏 中村
Takayuki Hirayama
孝之 平山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tatsuno Corp
Original Assignee
Tatsuno Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tatsuno Corp filed Critical Tatsuno Corp
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポンベ使用の有効年月日の管理はもちろんの
こと、有効年月日が過ぎているものについては圧縮天然
ガスの充填を不可として安全性を十分に確保する。 【構成】 圧縮天然ガスボンベ17に付してあるボンベの
使用有効期限データのバーコード18のバーコードリーダ
ー11と、ボンベ17が使用有効期限内の場合にのみ充填を
可とする判断手段及び弁の駆動手段と、ボンベの使用有
効期限が徒過している場合にこれを報知する報知器14と
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は天然ガス自動車へ圧縮天
然ガス(CNG)を充填する圧縮天然ガス充填装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】かかる天然ガス自動車は搭載したボンベ
に圧縮天然ガスを充填しこのガスを燃料として走行する
ものであるが、ボンベへの充填圧は通常200 kgf /cm2
Gにも達する高圧である。このため、ボンベの強度には
十分に注意を払う必要がある。
【0003】ところで、液化プロパンガス(LPG)ボ
ンベについては、従来、例えば特開昭52ー86517 号公報
に示されているようにボンベにボンベ番号や有効年月日
などをバーコードをもって記したプレートを取付けるも
のが記載されているが、天然ガス自動車に搭載する天然
ガスボンベについては、その強度面での安全を考慮して
前記特開昭52ー86517 号公報のボンベのように有効年月
日などのデータを記すなど、使用耐用年数を管理する手
段として確立されたものがなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、天然ガスボ
ンベは使用耐用年数が過ぎても使用されることがあり、
高圧の天然ガスを充填したときに爆発するおそれもあっ
て危険である。なお、前記特開昭52ー86517 号公報の技
術を天然ガスボンベに適用することも考えられるが、有
効年月日をボンベに単に記載しただけでは多数のボンベ
について有効年月日の管理が容易になるだけで、有効年
月日が徒過しているボンベに対して誤ってガスを充填し
てしまうことまでは防止できず、安全面で十分なものと
はいえなかった。
【0005】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、ボンベの有効年月日の管理はもちろんのこと、有効
年月日が過ぎているものについてはガスの充填を不可と
して安全性を十分に確保できる圧縮天然ガス充填装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、圧縮天然ガスボンベに付してあるボンベの使
用有効期限データの読取手段と、ボンベが使用有効期限
内の場合にのみ充填を可とする制御手段と、ボンベの使
用有効期限が徒過している場合にこれを報知する報知手
段とを設けたことを要旨とするものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、読取手段で圧縮天然ガスボン
ベに付してあるボンベの使用有効期限データが読み取ら
れ、ボンベが使用有効期限内と判断された場合のみ制御
手段の働きで装置の機能が充填可となり、使用有効期限
が徒過している場合は充填不可となってこれが報知され
るから、使用有効期限が徒過しているボンベに誤ってガ
スを充填してしまうことが防止でき、安全である。
【0008】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明の圧縮天然ガス充填装置の実施
例を示す一部切欠いた斜視図で、図中1は地上に設置し
たアイランド8上に立設した圧縮天然ガス充填機、9は
この充填機1に隣接して設置した操作ユニットを示す。
【0009】この充填機1は1台の自動車に対する充填
時間が数分程度で足りる急速充填方式を採用するもの
で、図示は省略するがガス導管ラインからガス圧縮機に
圧力約5kgf/cm2 Gで都市ガスを受け入れ、ここで昇
圧し、蓄圧器に250 kgf/cm2G以下で貯蔵しておく。
【0010】充填機1のハウジング1a内に前記蓄圧器
に接続する充填管2を立ち上げ、この充填管2の途中に
流量パルス発信器20を接続した流量計3と弁4とを配設
する。流量計3は、一例としてコリオリの原理に基づ
き、圧力変動幅の大きい充填ガスの流量を高精度に直接
計測する質量流量計であるマイクロモーション流量計を
用いる。そして、充填管2の先端はハウジング1a外に
導出する充填ホース5に接続し、該充填ホースの先端に
カプラー6を設ける。図中7はハウジング1aの前面に
設けた充填量の表示器である。
【0011】操作ユニット9はユニットケースの前面に
テンキー10、バーコードリーダー11、充填のスタートス
イッチ12、終了スイッチ13、報知器14、報知の停止スイ
ッチ15及びプリンタ21を設け、内部にマイクロコンピュ
ータなどを用いる制御装置を配設した。
【0012】他方、天然ガス自動車16に搭載のボンベ17
の表面にバーコード18でボンベ17の会社名、使用有効年
月日、車番などのデータを記しておく。図中19は天然ガ
スの供給コネクタを示す。
【0013】図3は充填の制御ブロック図で、バーコー
ドリーダー11からの有効年月日などのデータ信号を一時
記憶手段22に導入し、ここからの有効年月日信号とスタ
ートスイッチ12からのオン信号とカレンダー23からの年
月日信号とを判断手段24に導入する。
【0014】該判断手段24からのNO信号を報知器14の
駆動手段25に導入し、OK信号を弁開信号として弁4の
駆動手段26に導入するとともに帰零信号として流量パル
ス発信器20からの流量パルス信号が入力される計数手段
27に導入した。また、停止スイッチ15のオン信号を報知
器14の駆動手段25に導入する。
【0015】計数手段27の充填量信号を表示器7の駆動
手段28に導入し、プリンタ21の駆動手段29に前記充填量
信号と一時記憶手段22からのデータ信号と終了スイッチ
13からの印字信号とを導入した。
【0016】次に動作を図3のフローチャートについて
説明する。天然ガス自動車16に搭載のボンベ17に圧縮天
然ガスを充填するには、まず、バーコードリーダー11で
ボンベ17に記してあるバーコード18を読み取る〔ステッ
プ(イ)〕。有効年月日などのバーコードデータは一時
記憶手段22に記憶され〔ステップ(ロ)〕、さらに有効
年月日に関するデータのみが判断手段24に入る。
【0017】そこで次にカプラー6をボンベ17の供給コ
ネクタ19に接続してスタートスイッチ12を押せば〔ステ
ップ(ハ)〕、このオン信号が判断手段24に入り、判断
手段24ではバーコードに記されていた有効年月日のデー
タとカレンダ23から読み取った今日の年月日とを比較し
てボンベ17が使用有効期限内かどうかチェックする〔ス
テップ(ニ)〕。判断の結果、有効期限内であれば〔ス
テップ(ホ)〕、OK信号が弁開信号として弁4の駆動
手段26に入り弁4が開くと同時に、帰零信号として計数
手段27に入り前回の充填量のデータが帰零される〔ステ
ップ(ヘ)〕。
【0018】よって流量調節弁(図示は省略した)を開
いて高圧ガスの充填を開始する。かかる充填は圧力検出
された圧力を充填開始圧力として、予め設定された圧力
勾配(例えば1kgf/cm2 /秒)にしたがって、充填開
始後の時間経過ごとに充填目標圧力を設定するととも
に、検出される実際の圧力とこの目標圧力とを比較し
て、実際の圧力が目標圧力になるように調節弁の開度を
演算設定して行なう。この間の充填量は液量パルス発信
器20からパルス信号として計数手段27に入り、ここで計
数されて表示器7に表示される。
【0019】そして、検出される圧力が所定の圧力に達
した時に充填終了と判断して終了スイッチ13を押せば
〔ステップ(ト)〕、ここからのオン信号が弁閉信号と
して弁4の駆動手段26に入り弁4が閉じるとともに、一
時記憶手段22からのバーコードデータと計数手段27から
の充填量のデータとが入力されているプリンタ21の駆動
手段29に終了スイッチ13からのオン信号が入ることで、
バーコードデータや充填量のデータが印字された伝票が
プリンタ21から発行される〔ステップ(チ)〕。
【0020】ところで、前記ステップ(ホ)の段階でボ
ンベ17の使用有効期限が徒過していると判断された場合
は、判断手段24からOK信号が出力することはないから
弁4は開かず充填できない。そして、判断手段24からN
O信号が駆動手段25に入り報知器14が作動してボンベ17
の使用有効期限が過ぎていることを報知する〔ステップ
(リ)〕。これにより充填が不可であることを知った作
業員は停止スイッチ15を押して〔ステップ(ヌ)〕、報
知機14の作動を止める〔ステップ(ル)〕。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように本発明の圧縮天然ガス
充填装置は、使用有効期限内のボンベに対してのみガス
の充填が可能であるから、期限を徒過しているボンベに
誤ってガスを充填してしまうことを確実に防止でき、期
限徒過のボンベに対してはその旨を報知できるので安全
性の向上を図れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧縮天然ガス充填装置の実施例を示す
一部切欠いた斜視図である。
【図2】本発明の圧縮天然ガス充填装置の実施例を示す
制御ブロック図である。
【図3】本発明の圧縮天然ガス充填装置の充填動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1…充填機 1a…ハウジング 2…充填管 3…流量計 4…弁 5…充填ホース 6…カプラー 7…表示器 8…アイランド 9…操作ユニット 10…テンキー 11…バーコードリ
ーダー 12…スタートスイッチ 13…終了スイッチ 14…報知器 15…停止スイッチ 16…自動車 17…ボンベ 18…バーコード 19…供給コネクタ 20…流量パルス発信器 21…プリンタ 22…一時記憶手段 23…カレンダ 24…判断手段 25…駆動手段 26…駆動手段 27…計数手段 28…駆動手段 29…駆動手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮天然ガスボンベに付してあるボンベ
    の使用有効期限データの読取手段と、ボンベが使用有効
    期限内の場合にのみ充填を可とする制御手段と、ボンベ
    の使用有効期限が徒過している場合にこれを報知する報
    知手段とを設けたことを特徴とする圧縮天然ガス充填装
    置。
JP11690192A 1992-04-08 1992-04-08 圧縮天然ガス充填装置 Pending JPH05288300A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11690192A JPH05288300A (ja) 1992-04-08 1992-04-08 圧縮天然ガス充填装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11690192A JPH05288300A (ja) 1992-04-08 1992-04-08 圧縮天然ガス充填装置

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JPH05288300A true JPH05288300A (ja) 1993-11-02

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ID=14698450

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11690192A Pending JPH05288300A (ja) 1992-04-08 1992-04-08 圧縮天然ガス充填装置

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JP (1) JPH05288300A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009521655A (ja) * 2005-12-23 2009-06-04 クウォンタム・フューエル・システムズ・テクノロジーズ・ワールドワイド・インコーポレイテッド 水素貯蔵コンテナの安全警告および運転停止システムおよびその方法
JP2015121282A (ja) * 2013-12-24 2015-07-02 本田技研工業株式会社 燃料電池車両の燃料充填方法、又は燃料電池車両の燃料充填システム
JP2017194084A (ja) * 2016-04-18 2017-10-26 Jxtgエネルギー株式会社 圧縮ガス燃料ステーションの誤充填防止システム及び誤充填防止方法

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JP2015121282A (ja) * 2013-12-24 2015-07-02 本田技研工業株式会社 燃料電池車両の燃料充填方法、又は燃料電池車両の燃料充填システム
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