JP2002104598A - 給油装置 - Google Patents

給油装置

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JP2002104598A
JP2002104598A JP2000288662A JP2000288662A JP2002104598A JP 2002104598 A JP2002104598 A JP 2002104598A JP 2000288662 A JP2000288662 A JP 2000288662A JP 2000288662 A JP2000288662 A JP 2000288662A JP 2002104598 A JP2002104598 A JP 2002104598A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子積算計の修正又は交換による不正給油が
防止できる給油装置を提供する。 【解決手段】 電子積算計(18)にIDコードを記憶
したIDコード記憶手段(29)が設けられ、給油制御
装置(13)にIDコードを記憶するメモリ(22)
と、ノズルスイッチ(11)からオン信号を受けてメモ
リ(22)に記憶されているIDコードとIDコード記
憶手段(29)に記憶されているIDコードとを比較
し、IDコードが一致している場合に給油ポンプ(6)
を駆動し、IDコードが不一致の場合に報知器(15)
を作動するID比較手段(23)が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給油所で自動車へ燃料
油を供給する給油装置に関する。
【0002】
【従来の技術】給油所に設置されている給油装置には、
流量計で計られた給油量を積算する電子式の積算計とメ
カ式の積算計が設けられていた。近年、部品点数を削減
してコストダウンを図るために電子式の積算計だけとし
た給油装置が一般的となっている。
【0003】しかし、電子式の積算計だけであると、従
業員が電子積算計を修正したり、交換したりして不正給
油を行う可能性が存在し、正確な給油量の集計ができな
くなる、という問題がある。
【0004】また、給油所用データ入出力装置と接続さ
れていない給油装置では、給油量の集計管理をすること
ができない、という不都合が存在する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した様
な従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、電
子積算計の修正又は交換による不正給油を防止できる給
油装置を提供することを目的としている。また、給油所
用データ入出力装置と接続されていない場合にも、給油
量の集計管理を容易にすることができる給油装置を提供
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の給油装置は、給
油管に給油ポンプ及び流量計が介装され、給油管に接続
した給油ホースの先端に給油ノズルが設けられた給油機
構と、給油ポンプを駆動制御して給油量を給油量表示器
に表示する給油制御装置と、給油ノズルにより開閉され
るノズルスイッチからの信号に応答して流量パルス発信
器からの信号を計数して積算する電子積算計、とを設け
た給油装置において、前記電子積算計にはIDコードを
記憶したIDコード記憶手段が設けられ、前記給油制御
装置にはIDコードを記憶するメモリ及びID比較手段
が設けられており、該ID比較手段は、ノズルスイッチ
からオン信号を受けてメモリに記憶されているIDコー
ドとIDコード記憶手段に記憶されているIDコードと
を比較し、IDコードが一致している場合に給油ポンプ
を駆動し、IDコードが不一致の場合に報知器を作動す
る様に構成されている。ここで、報知器が作動した際に
は、給油ポンプが駆動停止となる様に構成することが好
ましい。
【0007】係る構成を具備する本発明の給油装置によ
れば、電子積算計の交換による不正給油が行われると、
その給油装置に固有のIDコードを記憶したIDコード
記憶手段も交換されることとなり、電子積算計のIDコ
ードとメモリに記憶されたIDコードとが一致しなくな
る。その結果、前記ID比較手段により、電子積算計の
IDコードとメモリのIDコードが一致していないと判
断され、報知器が作動する。報知器が作動すれば、電子
積算計の交換による不正給油が行われたことが発覚する
ので、例えば給油ポンプを駆動停止する等の措置を講ず
ることが出来る。
【0008】また、本発明の給油装置は、給油管に給油
ポンプ及び流量計が介装され、給油管に接続した給油ホ
ースの先端に給油ノズルが設けられた給油機構と、給油
ポンプを駆動制御して給油量を給油量表示器に表示する
給油制御装置と、給油ノズルにより開閉されるノズルス
イッチからの信号に応答して流量パルス発信器からの信
号を計数して積算する電子積算計、とを設けた給油装置
において、前記電子積算計とは別個に給油量を積算する
管理積算計を設け、前記給油制御装置に積算量比較手段
を設け、該積算量比較手段は、ノズルスイッチからオン
信号を受けて管理積算計の積算量と前記電子積算計の積
算量を比較し、積算量が一致している場合に給油ポンプ
を駆動し、積算量が不一致の場合に報知器を作動する様
に構成されている。
【0009】本発明に実施に際して、前記管理積算計
は、前記給油制御装置に設けられた給油量の計数手段の
出力信号を受信して、給油量の積算値を決定する様に構
成されているのが好ましい。また、前記報知器が作動し
た際には、給油ポンプが駆動停止となる様に構成するこ
とが好ましい。さらに、前記管理積算計は、不正な操作
が困難である様な構造が採用されるか、或いは、給油施
設の管理者以外の者が近接出来ない様な安全な場所に設
置されていることが好ましい。
【0010】係る構成を具備する本発明によれば、電子
積算計の修正又は交換による不正給油が行われ、電子積
算計による積算値が変更された場合には、前記管理積算
計の積算値は変更されていないので、両者の積算値が不
一致となる。その結果、前記積算量比較手段により、電
子積算計の積算値と管理積算計の積算値とは不一致であ
る、と判断され、報知器が作動する。報知器が作動すれ
ば、電子積算計の修正又は交換による不正給油が行われ
たことが発覚するので、例えば給油ポンプを駆動停止す
る等の措置を講ずることが出来る。
【0011】本発明において、前記電子積算計にはクロ
ックが設けられ、積算量はクロックの日時データと共に
記憶されるのが好ましい。この様に構成すれば、給油デ
ータの管理が日時毎にでき、詳細な営業分析をすること
ができる。
【0012】また本発明において、前記電子積算計には
給油系統毎のフラグと共に積算量が記憶されるのが好ま
しい。その様な構成であれば、給油データの管理が給油
系統毎にでき、詳細な営業分析をすることができる。
【0013】さらに本発明において、前記電子積算計に
はメディアライタが設けられ、電子積算計のデータはメ
ディアライタにより記憶媒体に記録されるのが好まし
い。係る構成を具備すれば、給油所用データ入出力装置
と接続されていない場合にも、給油データの集計管理が
容易にできる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照にして、本
発明の実施の形態を説明する。
【0015】図1、2に示すように、給油装置1は、給
油機構を収納した下部ケース2、制御機構を収納した上
部ケース3、及び給油ホースを吊り下げた頂部ケース4
で構成されている。下部ケース2内には複数油種、例え
ばハイオクタンガソリンH、レギュラーガソリンR、及
び軽油Kの3油種の給油系統が組み込まれている。
【0016】ハイオクタンガソリンHの給油系統を例に
すると、その給油管5には、給油ポンプ6、及び流量パ
ルス発信器7を設けた流量計8が介装されている。そし
て、給油管5は頂部ケース4まで配設され、給油管5に
接続された給油ホース9の先端には給油ノズル10が設
けられ、給油ノズル10はノズルスイッチ11を有する
ノズル掛け12に掛けられている。
【0017】なお、レギュラーガソリンR及び軽油Kの
給油系統は、ハイオクタンガソリンHの給油系統と同様
であるので説明を省略する。
【0018】給油ポンプ6、流量パルス発信器7、及び
ノズルスイッチ11は給油制御装置13に接続され各機
器が制御されるようになっている。給油制御装置13に
は、さらに、給油量表示器14、報知器15、受信部1
6、キーボード17、及び電子積算計18が接続されて
いる。
【0019】電子積算計18には、積算表示器19、プ
リンタ20、メディアライタ21が接続されている。な
お、メディアライタ21により記憶される記憶媒体とし
ては、磁気カード、ICカード、FD等であり、これら
の記憶媒体に記憶されたデータは、事務所等に設けられ
たPC等で処理されるようになっている。
【0020】給油制御装置13は、工場出荷時にIDコ
ードが記憶されるメモリ22、ID比較手段23、ID
比較手段23から一致信号を受けて給油ポンプ6を駆動
するポンプ駆動手段24、ID比較手段23から不一致
信号を受けて報知器15を作動させる報知器駆動手段2
5、計数手段26、計数手段26の計数値を給油量表示
器14に表示する給油量表示器駆動手段27、積算量読
取手段28を備えている。
【0021】ここで、ID比較手段23は、ノズルスイ
ッチ11からオン信号を受けて、後述するIDコード記
憶手段に記憶されているIDコードとメモリ22に記憶
されているIDコードを比較し、一致信号又は不一致信
号を出力する様に構成されている。また、計数手段26
は、ノズルスイッチ11からオン信号を受けて前回の計
数値を帰零し、流量パルス発信器7の流量パルスを計数
して計数値を出力する様に構成されている。そして、積
算量読取手段28は、受信部16又はキーボード17か
ら指示信号を受けて読取信号を出力する様に構成されて
いる。
【0022】電子積算計18は、IDコードを記憶した
IDコード記憶手段29、日時信号を出力するクロック
30、累積手段31、積算量記憶手段32、積算表示器
駆動手段33、プリンタ駆動手段34を備えている。
【0023】ここで、累積手段31は、計数手段26の
計数値を積算し、積算量を出力する様に構成されてい
る。そして、積算量記憶手段32は、累積手段31の積
算量をクロック30の日時信号及び給油系統を識別する
フラグと共に記憶し、読取信号を受けて積算量及び日時
データを出力する様に構成されている。また、積算表示
器駆動手段33は、積算量記憶手段32の積算量及び日
時データを積算表示器19へ表示する様に構成されてい
る。さらに、プリンタ駆動手段34は、積算量記憶手段
32の積算量及び日時データをプリンタ20で印字する
様に構成されている。
【0024】なお、図1中の符号35はカードリーダ、
符号36は入出力データ表示器である。
【0025】次に給油装置1の動作を説明する。自動車
へ給油をするには、カードリーダ35で給油カードを読
み、キーボード17から給油量及び油種等の給油データ
を入力すると、給油データは入出力データ表示器36に
表示され、給油制御装置13へ伝わる。
【0026】そして、選択した油種の給油ノズル10を
ノズル掛け12から外すと、ノズルスイッチ11からオ
ン信号が給油制御装置13のID比較手段23及び計数
手段26に入力し、計数手段26の前回の給油量が帰零
され、ID比較手段23で電子積算計18のIDコード
記憶手段29に記憶されているIDコードとメモリ22
に記憶されているIDコードが比較され、IDコードが
一致しているとポンプ駆動手段24へ一致信号を伝え
る。一致信号を受けたポンプ駆動手段24は給油ポンプ
6を駆動し、給油ノズル10のバルブを開いて給油が開
始される。
【0027】給油により流量計8の流量パルス発信器7
の流量パルスが計数手段26に入力し、流量パルスを計
数した計数値が計数手段26から給油量表示器駆動手段
27に伝わり、給油量表示器14に表示される。また、
計数手段26の計数値は電子積算計18の累積手段31
で積算され、累積手段31の積算量はクロック30の日
時信号及び給油系統を識別するフラグと共に積算量記憶
手段32に記憶される。
【0028】給油が終わり給油ノズル10をノズル掛け
12に掛けると、ノズルスイッチ11のオフ信号により
給油ポンプ6は停止する。以上のようにして正常な給油
装置1の給油は行われる。
【0029】これに対して、電子積算計18を不正に交
換したり、電子積算計18を外した給油装置1の場合
は、IDコード記憶手段29から正規のIDコードがI
D比較手段23に入力しないので、給油ノズル10をノ
ズル掛け12から外してノズルスイッチ11からオン信
号がID比較手段23に入力し、ID比較手段23でI
Dコード記憶手段29のIDコードとメモリ22のID
コードとの比較は不一致となり、ID比較手段23から
不一致信号を受けて報知器駆動手段25が報知器15を
作動して不正を報知し、給油ポンプ6は駆動されない。
【0030】このように電子積算計18を不正に交換し
たり、電子積算計18を外した場合は、給油ポンプ6が
駆動することなく報知器15が作動するので、不正給油
をすることを防止できる。
【0031】上述したIDコードの判断を、図3に示す
フロー図で説明すると、ノズルスイッチ11からオン信
号が給油制御装置13に入力すると(図3:ST1)、
ID比較手段23はIDコード記憶手段29のIDコー
ドとメモリ22のIDコードとを比較し(図3:ST
2)、IDコードが一致していると(図3:ST3のY
ES)、一致信号を出力して給油ポンプ6を駆動し(図
3:ST4)、IDコードが不一致であると(図3:S
T3のNO)、不一致信号を出力して報知器15を作動
するようになっている(図3:ST5)。
【0032】一日の営業時間の終わり等に売り上げた給
油量を出力するには、図示しないリモコンを操作して受
信部16に指示信号を与えるか、キーボード17を操作
して指示信号を与えると、給油制御装置13の積算量読
取手段28から読取信号が電子積算計18に伝わり、積
算量記憶手段32に記憶されている積算量が日時データ
と共に出力される。
【0033】そして、積算表示器駆動手段33を介して
積算表示器19に表示され、プリンタ駆動手段34を介
してプリンタ20で印字され、メディアライタ21によ
り記憶媒体に記憶され、記憶媒体に記憶されたデータは
PC等で処理されるようになっている。
【0034】次に、第2実施形態の給油装置を説明す
る。上述した実施の形態の給油装置ではIDコードによ
り不正の判断をしているが、本実施の形態の給油装置は
積算量を比較することにより不正の判断をしている。な
お、給油装置の外形は上述した実施の形態の給油装置と
同様であるので、同一の部分は同じ符号を付して説明す
る。
【0035】図4に示すように、給油装置1の給油制御
装置13は、計数手段40、計数手段40の計数値を給
油量表示器14に表示する給油量表示器駆動手段41、
積算量比較手段43、積算量比較手段43から一致信号
を受けて給油ポンプ6を駆動するポンプ駆動手段44、
積算量比較手段43から不一致信号を受けて報知器15
を作動させる報知器駆動手段45、積算量読取手段46
を具備している。
【0036】ここで、計数手段40は、ノズルスイッチ
11からオン信号を受けて、前回の計数値を帰零し、流
量パルス発信器7の流量パルスを計数して計数値を出力
する様に構成されている。また、積算量比較手段43
は、ノズルスイッチ11からオン信号を受けて、後述す
る管理積算計42に記憶されている積算量と電子積算計
18の積算量記憶手段に記憶されている積算量とを比較
し、一致信号又は不一致信号を出力する様に構成されて
いる。これに加えて、積算量読取手段46は、受信部1
6又はキーボード17から指示信号を受けて読取信号を
出力する様に構成されている。
【0037】管理積算計42は、事務所等で責任者以外
の人が近づけない場所に設置されている。そして、管理
積算計42は、計数手段40の計数値を積算し、積算値
を積算量比較手段43に出力するようになっている。
【0038】電子積算計18は、日時信号を出力するク
ロック47、累積手段48、積算量記憶手段49積算表
示器駆動手段50、プリンタ駆動手段51を備えてい
る。
【0039】ここで、累積手段48は、計数手段40の
計数値を積算し、積算量を出力する様に構成されてい
る。また、積算量記憶手段49は、累積手段48の積算
量をクロック47の日時信号及び給油系統を示すフラグ
と共に記憶し、読取信号を受けて積算量及び日時データ
を出力する様に構成されている。そして、積算表示器駆
動手段50は、積算量記憶手段49の積算量及び日時デ
ータを積算表示器19へ表示する様に構成されている。
さらに、プリンタ駆動手段51は、積算量記憶手段49
の積算量及び日時データをプリンタ20で印字する様に
構成されている。
【0040】次に、この実施の形態の給油装置の動作を
説明する。自動車へ給油をするには、カードリーダ35
で給油カードを読み、キーボード17から給油量及び油
種等の給油データを入力すると、給油データは入出力デ
ータ表示器36に表示され、給油制御装置13へ伝わ
る。
【0041】選択した油種の給油ノズル10をノズル掛
け12から外すと、ノズルスイッチ11からオン信号が
給油制御装置13の積算量比較手段43及び計数手段4
0に入力し、計数手段40の前回の給油量が帰零され、
積算量比較手段43で電子積算計18の積算量記憶手段
49の積算量と管理積算計42の積算量が比較され、積
算量が一致しているとポンプ駆動手段44へ一致信号を
伝える。一致信号を受けたポンプ駆動手段44は給油ポ
ンプ6を駆動し、給油ノズル10のバルブを開いて給油
が開始される。
【0042】給油により流量計8の流量パルス発信器7
の流量パルスが計数手段40に入力し、流量パルスを計
数した計数値が計数手段40から給油量表示器駆動手段
41に伝わり、給油量表示器14に表示される。
【0043】計数手段40の計数値は電子積算計18の
累積手段48で積算され、累積手段48の積算量はクロ
ック47の日時信号及び給油系統を示すフラグと共に積
算量記憶手段49に記憶され、さらに計数手段40の計
数値は管理積算計42で積算される。
【0044】給油が終わり給油ノズル10をノズル掛け
12に掛けると、ノズルスイッチ11のオフ信号により
給油ポンプ6は停止する。以上のようにして正常な給油
装置1の給油は行われる。
【0045】これに対して、電子積算計18を不正に交
換したり、電子積算計18を外した給油装置1の場合は
積算量記憶手段49から正規の積算量が積算量比較手段
43に入力しないので、給油ノズル10をノズル掛け1
2から外してノズルスイッチ11からオン信号が積算量
比較手段43に入力すれば、積算量比較手段43で積算
量記憶手段49の積算量と管理積算計42の積算量の比
較は不一致となり、積算量比較手段43から不一致信号
を受けて報知器駆動手段45が報知器15を作動して不
正を報知し、給油ポンプ6は駆動されない。
【0046】このように電子積算計18を不正に交換し
たり、電子積算計18を外した場合は、給油ポンプ6が
駆動することなく報知器15が作動するので、不正給油
をすることを防止できる。
【0047】上述した積算量の判断を、図5に示すフロ
ー図で説明する。ノズルスイッチ11からオン信号が給
油制御装置13に入力すると(図5:ST1)、積算量
比較手段43は積算量記憶手段49の積算量と管理積算
計42の積算量とを比較し(図5:ST2)、積算量が
一致していると(図5:ST3のYES)、一致信号を
出力して給油ポンプ6を駆動し(図5:ST4)、積算
量が不一致であると(図5:ST3のNO)、不一致信
号を出力して報知器15を作動するようになっている
(図5:ST5)。
【0048】一日の営業時間の終わり等に売り上げた給
油量を出力するには、図示しないリモコンを操作して受
信部16に指示信号を与えるか、キーボード17を操作
して指示信号を与えると、給油制御装置13の積算量読
取手段46から読取信号が電子積算計18に伝わり、積
算量記憶手段49に記憶されている積算量が日時データ
と共に出力される。
【0049】積算表示器駆動手段50を介して積算表示
器19に表示され、プリンタ駆動手段51を介してプリ
ンタ20で印字され、メディアライタ21により記憶媒
体に記憶され、記憶媒体に記憶されたデータはPC等で
処理されるようになっている。
【0050】
【発明の効果】以下に本発明の給油装置の効果を記載す
る。 (1) 電子積算計のIDコードとメモリのIDコード
とが一致していないと報知され、給油ポンプが駆動しな
いので、電子積算計の修正又は交換による不正給油を防
止することができる。 (2) 電子積算計の積算量と管理積算計の積算量が一
致していないと報知され、給油ポンプが駆動しないの
で、電子積算計の修正又は交換による不正給油を防止す
ることができる。 (3) 給油データは日時データと共に記憶されている
ので、給油データの管理が日時毎にでき、詳細な営業分
析をすることができる。 (4) 給油データは給油系統毎のフラグと共に記憶さ
れているので、給油データの管理が給油系統毎にでき、
詳細な営業分析をすることができる。 (5) 給油データを記憶媒体に記憶するメディアライ
タが設けられているので、給油所用データ入出力装置と
接続されていない給油装置でも給油データの集計管理が
容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給油装置の正面図。
【図2】本発明の給油装置の第1実施形態のブロック
図。
【図3】IDコードの一致・不一致を判断するフロー
図。
【図4】本発明の給油装置の第2実施形態のブロック
図。
【図5】積算量の一致・不一致を判断するフロー図。
【符号の説明】
1・・・給油装置 2・・・下部ケース 3・・・上部ケース 4・・・頂部ケース 5・・・給油管 6・・・給油ポンプ 7・・・流量パルス発信器 8・・・流量計 9・・・給油ホース 10・・・給油ノズル 11・・・ノズルスイッチ 12・・・ノズル掛け 13・・・給油制御装置 14・・・給油量表示器 15・・・報知器 16・・・受信部 17・・・キーボード 18・・・電子積算計 19・・・積算表示器 20・・・プリンタ 21・・・メディアライタ 22・・・メモリ 23・・・ID比較手段 24、44・・・ポンプ駆動手段 25、45・・・報知器駆動手段 26、40・・・計数手段 27、41・・・給油量表示器駆動手段 28・・・積算量読取手段 29・・・IDコード記憶手段 30、47・・・クロック 31、48・・・累積手段 32、49・・・積算量記憶手段 33、50・・・積算表示器駆動手段 34、51・・・プリンタ駆動手段 35・・・カードリーダ 36・・・入出力データ表示器 42・・・管理積算計 43・・・積算量比較手段 46・・・積算量読取手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給油管に給油ポンプ及び流量計が介装さ
    れ、給油管に接続した給油ホースの先端に給油ノズルが
    設けられた給油機構と、給油ポンプを駆動制御して給油
    量を給油量表示器に表示する給油制御装置と、給油ノズ
    ルにより開閉されるノズルスイッチからの信号に応答し
    て流量パルス発信器からの信号を計数して積算する電子
    積算計、とを設けた給油装置において、前記電子積算計
    にはIDコードを記憶したIDコード記憶手段が設けら
    れ、前記給油制御装置にはIDコードを記憶するメモリ
    及びID比較手段が設けられており、該ID比較手段
    は、ノズルスイッチからオン信号を受けてメモリに記憶
    されているIDコードとIDコード記憶手段に記憶され
    ているIDコードとを比較し、IDコードが一致してい
    る場合に給油ポンプを駆動し、IDコードが不一致の場
    合に報知器を作動する様に構成されていることを特徴と
    する給油装置。
  2. 【請求項2】 給油管に給油ポンプ及び流量計が介装さ
    れ、給油管に接続した給油ホースの先端に給油ノズルが
    設けられた給油機構と、給油ポンプを駆動制御して給油
    量を給油量表示器に表示する給油制御装置と、給油ノズ
    ルにより開閉されるノズルスイッチからの信号に応答し
    て流量パルス発信器からの信号を計数して積算する電子
    積算計、とを設けた給油装置において、前記電子積算計
    とは別個に給油量を積算する管理積算計を設け、前記給
    油制御装置に積算量比較手段を設け、該積算量比較手段
    は、ノズルスイッチからオン信号を受けて管理積算計の
    積算量と前記電子積算計の積算量を比較し、積算量が一
    致している場合に給油ポンプを駆動し、積算量が不一致
    の場合に報知器を作動する様に構成されていることを特
    徴とする給油装置。
  3. 【請求項3】 前記電子積算計にはクロックが設けら
    れ、積算量はクロックの日時データと共に記憶される請
    求項1又は2に記載の給油装置。
  4. 【請求項4】 前記電子積算計には給油系統毎のフラグ
    と共に積算量が記憶される請求項1−3の何れか1項に
    記載の給油装置。
  5. 【請求項5】 前記電子積算計にはメディアライタが設
    けられ、電子積算計のデータはメディアライタにより記
    憶媒体に記録される請求項1−4の何れか1項に記載の
    給油装置。
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