JP4787116B2 - 燃料供給システム - Google Patents

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Description

本発明は燃料供給システムに係り、特に燃料の供給を受ける車種に応じたサービスを提供するように構成された燃料供給システム。
例えば、車両にガソリン等の燃料を供給する燃料供給機が設置された給油所においては、顧客の車両が到着すると、作業員が給油する油種や数量を確認してから給油作業を行っていた。その際、作業員は、当該顧客の車両の部品(例えば、タイヤ、ワイパブレード、電球、バッテリなど)を交換する必要があると思われる場合には、在庫して部品に応じて交換するかを質問し、顧客が注文すれば給油後に部品交換も行っていた。
また、セルフサービス方式の燃料供給機が設置された給油所においては、顧客自身が給油エリアで給油作業を行う際に作業員が事務所にいるため、作業員が部品交換の要否を顧客に質問する機会がない。
一方、燃料供給システムにおいては、顧客の車両に対して給油所のサービス内容を送信すると、その情報が車載モニタに表示されて運転者に進行方向の給油所でどのようなサービス(例えば、タイヤやバッテリなどの部品交換)が可能であることを知らせるシステムが開発されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−225994号公報
しかしながら、上記特許文献1のものは、顧客の車種に関係なく、自動的に給油所の情報(サービス内容)を車両に送信して表示させる方式であるので、例えば、運転者がワイパブレードを交換しようと思ってもその給油所に当該車種に使用されるワイパブレードを在庫していない場合には、ワイパブレード交換のメッセージが表示されてもその送信された広告が何の役にも立たず、顧客をがっかりさせてしまうことになる。
また、給油所で全ての車種に対応する部品を揃えていない場合には、広告を送信しにくくなり、折角開発された給油所のサービス情報提供システムを十分に活用することができないという問題があった。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、上記課題を解決した燃料供給システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
本発明は、顧客を認識し、当該顧客を特定するための顧客データを出力する認識手段と、該顧客が所有する車両に対して燃料を供給する燃料供給機と、前記車両の車種を特定するための車種データが前記顧客データに対応付けて登録された車種データベースと、前記車種データに対応した商品の在庫情報が登録された商品データベースと、前記認識手段により得られた認識データに対応する車種データを前記車種データベースから検索する車種検索手段と、該車種検索手段により抽出された車種データに対応する商品在庫情報を前記商品データベースから読み出す商品在庫情報読み出し手段と、該商品在庫情報読み出し手段により読み出された商品の在庫情報に基づいて当該顧客に当該商品の購入を促す営業情報を報知する報知手段と、を備えることにより、上記課題を解決するものである。
本発明は、顧客が所有する車種を認識し、当該車種を特定するための車種データを出力する認識手段と、該顧客が所有する車両に対して燃料を供給する燃料供給機と、前記車種データに対応した商品の在庫情報が登録された商品データベースと、前記認識手段により認識された車種データに対応する車種の商品の在庫情報を前記商品データベースから読み出す商品在庫情報読み出し手段と、該商品在庫情報読み出し手段により読み出された商品の在庫情報に基づいて当該顧客に前記商品の購入を促す営業情報を報知する報知手段と、を備えることにより、上記課題を解決するものである。
前記認識手段は、前記顧客データ又は前記車種データを送信する送信手段と、前記送信手段により送信された前記顧客データまたは前記車種データを受信する受信手段と、からなることが望ましい。
前記送信手段は、前記車両に設けられ、前記顧客データ又は前記車種データを無線信号で送信する無線送信器であり、前記受信手段は、前記燃料供給機に設けられ、前記無線送信器から送信された無線信号を受信する無線受信器であることが望ましい。
前記送信手段は、前記顧客毎に設けられ、前記顧客データ又は前記車種データを記憶する記憶媒体であり、前記受信手段は、前記記憶媒体から読み出された前記顧客データ又は前記車種データを前記燃料供給機に供給する情報読み取り機であることが望ましい。
本発明によれば、車両の車種を特定するための車種データが顧客データに対応付けて商品の在庫情報を商品データベースから読み出し、該読み出された商品在庫情報に基づいて当該顧客に当該商品の購入を促す営業情報を報知するため、顧客の車種に応じた商品在庫に基づいて営業情報を報知することが可能になり、当該車種に対応しない商品の紹介、あるいは在庫していない商品の紹介といった無駄な広告を行わずに済むと共に、当該車種が必要とする商品のみを報知することで広告による営業効率をより一層高められる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は本発明による燃料供給システムの一実施例を示す構成図である。図1に示されるように、燃料供給システム10は、自動車(車両)20に搭載された車載器30からの無線信号を受信する通信装置40を有する燃料供給機50を備える。燃料供給機50は、予め設定された油種、供給量のガソリン等の燃料を供給する計量機であり、筐体の内部に給油ポンプ、電磁弁、流量計等の機器が収納されている。また、燃料供給機50の筐体52の前後面には、給油すべき油種や供給量などを設定するための設定器60と、給油ノズル70を掛止するノズル掛け80が設けられている。給油ノズル70は、給油ホース90を介して筐体内の供給系統と連通されている。また、燃料供給機50の筐体52の上部には、通信装置40のアンテナ42が設けられている。
さらに、燃料供給機50の筐体52の側面下部には、自動車20が給油エリアに停車したことを検知する車両検知センサ54が設けられている。
また、設定器60の内側には、各機器を制御する制御装置100が収納されている。この制御装置100により給油の開始や給油の停止などの給油制御処理が実行される。さらに、制御装置100の記憶部110には、上記給油制御処理及び後述する車種に対応する商品の広告を表示する広告表示制御処理を行うための制御プログラムや通信装置40を介して無線信号による通信を車載器30と行うための制御プログラムが格納されている。さらに、記憶部110には、顧客が所有する車両の車種データ(メーカ名、車種名、年式、ナンバーなど)が顧客を特定するための顧客データに対応付けて登録された車種データベース112と、車種データに対応した商品の在庫情報(例えば、ワイパブレード、バッテリ、タイヤ、電球など)が登録された商品データベース114と、各商品に対応する広告文が登録された広告データベース116が格納されている。従って、顧客の認識データを含む顧客データが読み取られると、車種データベース112の検索処理により当該顧客が所有する車種データを得ることができる。また、車種データに基づいて商品データベース114を検索することにより、当該車種に対応した在庫商品を抽出することが可能になる。
車載器30は、顧客が所有するクレジットカードとして使用されるICカード(記憶媒体)31に記憶された顧客データ(認識データ)を読み取るカードリーダ(情報読み取り機)32と、上記制御装置100と無線通信を行う無線装置34とを有する。そのため、車載器30は、無線装置34を介して燃料供給機50と通信することが可能である。例えば、運転者は、自動車20に搭乗したまま車載器30を介して給油条件を設定して送信することが可能であり、さらに給油終了後は給油料金をICカード31に記憶された電子マネー情報から差し引いて自動的に決済することが可能になる。
また、上記自動車20にカードリーダ32及び無線装置34が搭載されていない場合は、クレジットカードまたは会員カード(給油所で発行したカード)などとして使用されるICカード31を設定器60に設けられたカードリーダに挿入することにより、クレジットカードまたは会員カードに記憶された顧客を特定するための顧客データ(認識データ)が読み取られる。
また、自動車20には、上記車載器30と接続されたカーナビゲーション装置36が搭載されている。このカーナビゲーション装置36は、地図や交通情報等を表示する液晶モニタ38を有しており、この液晶モニタ38はタッチパネル方式であるので、運転者が入力操作を行う際の入力装置としても機能する。
図2は燃料供給機50の正面図である。図2に示されるように、燃料供給機50は、セルフサービス方式の計量機であり、装置本体52と、装置本体52に配置された操作パネル54と、操作パネル54の下方に配置された前面パネル56と、装置本体52の上部に横架されたホース支持部56とを有する。
装置本体52の内部には、後述する各給液系統の電磁弁と、給液ポンプと、流量計などの燃料供給機構が設けられている。
操作パネル54には、前述した設定器60と、給油中の給油量を表示する表示器58が設けられている。設定器60は、液晶モニタからなる表示装置62と、人検知センサ64と、クレジットカード挿入部66、プリペイドカード挿入部67、給油所が発行する会員カードが挿入される会員カード挿入部68、現金投入部(自動支払機)69、音声ガイダンス用のスピーカ72、インターホン74を有する。
また、前面パネル56には、前述したノズル掛け80と、静電気除去シート82とが設けられている。クレジットカード挿入部66は、情報読み取り機としてのICカードリーダを有する。プリペイドカード挿入部67及び会員カード挿入部68は、情報読み取り機としての磁気カードリーダを有する。
図3は表示装置62の表示例を示す図である。表示装置62は、給油前の設定操作(油種や給油量、給油金額などの設定)する際の設定画面(図示せず)を表示する。そして、表示装置62は、給油終了時には図3に示されるように、状態表示部62aと、油種/単価表示部62bと、釣銭表示部62cと、広告表示部(報知手段)62dと、給油金額表示部62eと、給油量表示部62fとを表示する。
広告表示部62dは、後述するように自動車20の車種に対応したサービス内容(例えば、当該車種で使用される部品の交換などを紹介するメッセージ)を営業情報として表示する領域である。
ここで、上記自動車20が給油所に到着した際の概略手順について時系列的に説明し、その後、図4及び図5を参照して燃料供給機50の制御装置100が実行する制御処理について説明する。
まず、上記自動車20にカードリーダ32及び無線装置34が搭載されていない場合は、クレジットカードまたは給油所が当該顧客に発行した会員カードに記憶された顧客データ(認識データ)により行う手順Aについて説明し、その後カードリーダ32及び無線装置34が搭載されている場合の手順Bについて説明する。
上記自動車20にカードリーダ32及び無線装置34が搭載されていない場合の手順は、以下のようになる。
(手順1A)設定器60のクレジットカード挿入部66または会員カード挿入部68にクレジットカードまたは会員カードが挿入されると、カードに記憶された顧客データ(認識データ)を読み取る。
(手順2A)カードから読み出された顧客データ(認識データ)に基づいて車種データベース112から車種を検索する。
(手順3A)当該車種に対応する商品在庫を商品データベース114から抽出する。
(手順4A)当該車種に対応する商品在庫に基づいて広告表示部62dに部品交換(例えば、ワイパブレード、バッテリ、タイヤなど)が行えることを紹介する営業情報(広告)を表示すると共に、音声による当該車種に対応する交換可能な商品名を報知する音声ガイダンスを行う。
次に、上記自動車20にカードリーダ32及び無線装置34が搭載されている場合の手順について説明する。
(手順1B)自動車20に搭載された車載器30は、燃料供給機50の制御装置100が自動車20を検出することにより出力する送信要求に基づき、カードリーダ32に挿入されたICカード31に記憶された顧客データ(認識データ)を燃料供給機50の制御装置100に無線により送信する。
(手順2B)自動車20からの顧客データ(認識データ)を受信した燃料供給機50の制御装置100は、カードリーダ32に挿入されたICカード31の認識データを取得すると、取得した顧客データ(認識データ)に対する認証処理を行う。
(手順3B)認証処理の結果、取得した顧客データ(認識データ)が正規のものであるときは、認証正常と判定する。
(手順4B)自動車20からの受信した顧客データ(認識データ)に基づいて車種データベース112から自動車20の車種を検索する。
(手順5B)当該車種に対応する商品在庫を商品データベース114から抽出する。
(手順6B)自動車20に対して当該給油所の店舗情報及び当該給油所で提供可能なサービス内容、及び油種毎の単価などの給油情報、及び当該車種に対応する商品在庫に基づいて部品交換(例えば、ワイパブレード、バッテリ、タイヤなど)が行えることを紹介する営業情報を車載器30に送信する。
(手順7B)自動車20では、燃料供給機50から送信された店舗情報、及び給油情報、及び給油所の営業情報を受信すると、液晶モニタ38に給油設定画面(図3と同様な画面)を表示する。そして、液晶モニタ38に給油量及び油種、精算方法を設定するように音声ガイダンスを行う。
図4及び図5は制御装置100が実行する制御処理を説明するためのフローチャートである。図4に示されるように、制御装置100は、車両検知センサ54から車両検知信号が出力されると(S11)、自動車20に搭載された車載器30に対してID要求信号を送信する(S12)。その後、車載器30からカードリーダ32に挿入されたICカード31に記憶されたカードデータ(顧客を特定するための認証可能な顧客データ(認識データ)を含む)が入力されたか否かを確認する(S13)。
S13において、ICカードのカードデータ(以下、「顧客データ」と言う)が入力されない場合は、車載器30が搭載されていないか、あるいは、カードリーダ32にICカード31が挿入されていないので、S14に進み、現金またはクレジットカードによる精算モードに移行する。
続いて、S15に進み、設定器60のクレジットカード挿入部66または会員カード挿入部68に挿入されたクレジットカードまたは給油所の会員カードに記憶されたカードデータ、すなわち、顧客データ(認識データ)を読み取る。そして、この顧客データに対する認証処理を行う(S16)。この認証処理においては、カードデータに含まれる顧客データ(例えば、会員番号や名前や電話番号など)がデータベース上に登録されたものか否かを判定する方法でも良いし、あるいは、暗証番号の入力や指紋検出などの方法を用いることも可能である。
本実施例では、当該顧客データが予めデータベースに登録されているか否かをチェックする(S17)。このS17において、当該顧客データが予めデータベースに登録されている場合には、正規の顧客データであることが確認されたので、顧客が設定器60により入力された油種、給油量、または給油金額などの給油予約情報を設定する(S18)。また、上記S17において、当該顧客データが予めデータベースに登録されていない場合には、後述する車種に応じた商品の在庫情報を提供することができないので、今回の処理を終了する。また、上記S17において、当該顧客データが予めデータベースに登録されていない場合には、車種データの検索処理を行えないので、車種に応じた商品の在庫情報を報知する処理を省略してS35〜S41の給油処理に移行するようにすることも可能である。
また、上記S18において、顧客の入力操作によって油種、給油量、または給油金額などの給油予約情報が設定されると、車種データベース112から上記顧客データに対応する車種データを検索し(S19:検索手段)、S19の検索により顧客データに対応する車種データが車種データベース112に存在するか否かをチェックする(S20)。S20において、顧客データに対応する車種データが車種データベース112に存在する場合は、車種データベース112から当該顧客の車種を特定し、この特定された当該車種データに対応する商品在庫を商品データベース114から検索する(S21:商品在庫情報読み出し手段)。この商品データベース114には、当該給油所で現在在庫しているタイヤやワイパや電球などの交換部品が車種及び年式毎に登録されているので、車種が特定されれば、当該車種に対応する商品の在庫の有無及び在庫数及び商品毎の特売の有無などの情報を即座に抽出することが可能になる。よって、顧客データが入力されれば、自動的に当該顧客が所有する車両の車種に対応する商品の在庫に関する情報を速やかに検索することができる。
次に当該車種に使用可能な商品の在庫がある場合は、当該車種にお進めの商品(例えば、本日の割引の大きい特売品、あるいは販売促進キャンペーン商品)があるか否かをチェックする(S22)。なお、このお進めの商品があるか否かの判断は、図示せぬお進め商品記憶部(図示せず)にお進め商品を記憶させておき、上記S21で検索された商品在庫にお進め商品記憶部に記憶されたお進め商品があるか否かを検索することにより行われる。
そして、S22において、当該車種に対応する在庫商品に中からのお進めの商品がある場合には、当該車種に対応するお進めの在庫商品を広告商品とする(S23)。
続いて、S23(或いは後述のS26)で特定した広告商品の宣伝文(営業情報)を広告データベース116から検索する(S24)。そして、検索された宣伝文を広告表示部62dに表示(図3参照)させる(S25:報知手段)。なお、前述のS13において車載器30から顧客データが送信された場合には、広告表示部62dへの宣伝文の表示とともに自動車20の車載器30に上記S24で検索された宣伝文を送信して液晶モニタ38に宣伝文を表示させる(S25:報知手段)。
これにより、顧客は、自分が運転する車種に応じた商品を知ることができるとともに、更に、自分が運転する車種に応じた特売品、あるいは販売促進キャンペーン商品を知ることができる。このように、顧客は自分の車種に対応する商品の有無を的確に把握することができるとともに、給油所の作業員にとっては、給油所の商品の在庫をすべて把握していなくても顧客の車種にあった商品の在庫を的確に把握できる。
また、上記S20において、車種を特定することができなかった場合は、車種に拘わらず一般的な商品(例えば、ウインドウォシャー液、ワックス、芳香剤など)を広告商品に指定する(S26)。そして、上記S24で指定された広告商品に対応する宣伝文(営業情報)を広告データベース116から検索する。続いて、S25で検索された広告商品の宣伝文を広告表示部62dに表示(図3参照)させると共に、上述のように車載器30を有する自動車20に上記S24で検索された宣伝文を送信して液晶モニタ38に宣伝文を表示させる(S25:報知手段)。
また、S13において、自動車20の車載器30よりICカード31に記憶された顧客データ(認識データ)が入力された場合は、S27に進み、上記受信した顧客データ(認識データ)を用いて認証処理を実行する。続いて、顧客データが登録されているか否かをチェックする(S28)。S28において、顧客データが登録されている場合には、当該給油所の店舗情報及び単価情報を車載器30へ送信する(S29)。
次に給油予定情報が入力されたか否かをチェックする(S30)。S30において、運転者が液晶モニタ38または設定器60を操作して給油予定情報が入力された場合は、入力された給油予定情報を記憶部110に格納して給油条件として設定する(S31)。さらに、自動車20に対してエンジン停止を指示する信号を送信する(S32)。
次に自動車20に対してエンジン停止の問い合わせを示す信号を送信する(S33)。そして、自動車20の車載器30からエンジン停止の信号が送信されたか否かをチェックする(S34)。このS34において、自動車20の車載器30からエンジン停止の信号が送信されないときは、上記S32に戻り、S32〜S34の処理を繰り返す。
上記S24において、自動車20の車載器30からエンジン停止の信号が送信されたときは、自動車20のエンジンが停止した状態であるので、前述したS19の処理に移行する。
上記S25の処理に続いて、図5に示すS35に進み、給油ノズル70がノズル掛け80から外されたか否かをチェックする。S35において、給油ノズル70がノズル掛け80から外されてノズルスイッチがオフになると、S36に進み、ポンプモータ(図示せず)を駆動させる(S36)。そして、給油ノズル70を自動車20の給油口に挿入した状態で給油ノズル70のレバーを開弁操作することで、給油が開始される。これにより、燃料供給機50の制御装置100では、流量計が給油量を計測し、流量パルスを出力するため、流量パルスを積算して給油量を演算する(S37)。
次のS38では、給油ノズル70がノズル掛け80に戻されたか否かをチェックする。このS38において、給油ノズル70がノズル掛け80に戻されていないときは、S39に進み、流量計により計測された給油量が予定数量に達したか否かをチェックする。このS39において、流量計により計測された給油量が予定数量に達しないときは、S37に戻る。
また、上記S37において、給油ノズル70がノズル掛け80に戻された場合、あるいは上記S39において、計測された給油量が予定数量に達した場合は、S40に進み、ポンプモータを停止させる。これで、自動車20への給油が終了する。続いて、今回の給油量に相当する給油金額を演算して精算処理を行うと共に、当該自動車20が車載器30を搭載している場合には精算内容を車載器30に送信する。(S41)。これで、運転者は、今回の精算内容を確認することができる。そして、今回の処理を終了する。
上記実施例1では、S13及びS15で入力される認識データは顧客データのみとされた例について説明しているが、上記車載器30が車種データを送信する機能を有するか、あるいは上記ICカード31、クレジットカード、会員カード(共に図示せず)に車種データが記憶されている場合には、S13で車載器30より読み込まれる認識データ及びS15で読み取られる認識データに、顧客データのほかに顧客の車種を特定するための車種データを含ませることができる。
本実施例2は、上述のように車種データ(認識データ)がカード或いは車載器30より直接読み込める場合についての本発明の適用例を示すものである。
即ち、車種データ(認識データ)が直接読み込める場合(顧客データに対応する車種データを検索する必要が無い場合)には、実施例1のS19・S20の車種検索処理(顧客データから車種データを特定する処理)を省略して車載器30あるいはカードから得られた車種データを用いることで給油を受ける自動車20の車種を認識することが可能になる。
この場合の制御装置100が実行する制御処理は、図6に示すようになる。図6においては、前述した図4のS19,S20の車種検索処理を省略してS20aでS13或いはS15で読み込んだ車種データが商品データベース114にあるか否かを判断し、車種データが無い場合にはS26の処理に移行し、また、車種データがある場合にはS21の処理を行うようにする。これにより、実施例1のS19,S20で行った車種検索処理を行わずに済む。
上記実施例では、自動車の燃料としてガソリンなどの油液を給油する場合を例に挙げて説明したが、これに限らず、例えば、CNG(圧縮天然ガス)や水素、あるいはLPG(液化石油ガス)やLNG(液化天然ガス)を燃料として供給する燃料供給システムにも本発明を適用することができるのは勿論である。
上記実施例では、顧客を認識する認識手段としてクレジットカード、会員カード、あるいはICカードに記憶された認識データをカードリーダ32で読み取ると、車載器30が認識データを送信する方式を例示したが、これに限らず、上記以外の認識方法(例えば、指紋を検出して認証する方法、あるいは眼球の黒目に現れる皺のパターンを認識する虹彩認証方法など)を用いても良い。
また、上記実施例では、車載器30が燃料供給機50の制御装置100と直接通信を行う場合について説明したが、例えば、給油所に複数の燃料供給機50が設置された場合は、事務所に設置されたPOS装置と通信を行い、認証結果が正常であるとPOS装置から燃料供給機50に給油許可信号を送信するように構成された燃料供給システムにも適用できるのは勿論である。
図1は本発明による燃料供給システムの一実施例を示す構成図である。 燃料供給機50の正面図である。 表示装置62の表示例を示す図である。 制御装置100が実行する実施例1の制御処理を説明するためのフローチャートである。 図4の処理に続いて制御装置100が実行する制御処理を説明するためのフローチャートである。 制御装置100が実行する実施例2の制御処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 燃料供給システム
20 自動車(車両)
30 車載器
31 ICカード
32 カードリーダ
34 無線装置
38 液晶モニタ
40 通信装置
50 燃料供給機
60 設定器
62 表示装置
62d 広告表示部(報知手段)
66 クレジットカード挿入部
68 会員カード挿入部
70 給油ノズル
80 ノズル掛け
100 制御装置
110 記憶部
112 車種データベース
114 商品データベース
116 広告データベース

Claims (5)

  1. 顧客を認識し、当該顧客を特定するための顧客データを出力する認識手段と、
    該顧客が所有する車両に対して燃料を供給する燃料供給機と、
    前記車両の車種を特定するための車種データが前記顧客データに対応付けて登録された車種データベースと、
    前記車種データに対応した商品の在庫情報が登録された商品データベースと、
    前記認識手段により得られた顧客データに対応する車種データを前記車種データベースから検索する車種検索手段と、
    該車種検索手段により検索された車種データに対応する商品の在庫情報を前記商品データベースから読み出す商品在庫情報読み出し手段と、
    該商品在庫情報読み出し手段により読み出された商品の在庫情報に基づいて当該顧客に当該商品の購入を促す営業情報を報知する報知手段と、
    を備えたことを特徴とする燃料供給システム。
  2. 顧客が所有する車両の車種を認識し、当該車種を特定するための車種データを出力する認識手段と、
    前記車両に対して燃料を供給する燃料供給機と、
    前記車種データに対応した商品の在庫情報が登録された商品データベースと、
    前記認識手段により認識された車種データに対応する商品の在庫情報を前記商品データベースから読み出す商品在庫情報読み出し手段と、
    該商品在庫情報読み出し手段により読み出された商品の在庫情報に基づいて当該顧客に当該商品の購入を促す営業情報を報知する報知手段と、
    を備えたことを特徴とする燃料供給システム。
  3. 前記認識手段は、
    前記顧客データ又は前記車種データを送信する送信手段と、
    前記送信手段により送信された前記顧客データ又は前記車種データを受信する受信手段と、
    からなることを特徴とする請求項1又は2の何れかに記載の燃料供給システム。
  4. 前記送信手段は、前記車両に設けられ、前記顧客データ又は前記車種データを無線信号で送信する無線送信器であり、
    前記受信手段は、前記燃料供給機に設けられ、前記無線送信器から送信された無線信号を受信する無線受信器であることを特徴とする請求項3に記載の燃料供給システム。
  5. 前記送信手段は、前記顧客毎に設けられ、前記顧客データ又は前記車種データを記憶する記憶媒体であり、
    前記受信手段は、前記記憶媒体から読み出された前記顧客データ又は前記車種データを前記燃料供給機に供給する情報読み取り機であることを特徴とする請求項3に記載の燃料供給システム。
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