JP4628317B2 - 燃料供給システム - Google Patents

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Description

本発明は燃料供給システムに係り、特に車両に供給された燃料の料金をクレジットカードやプリペイドカードで精算するよう構成された燃料供給システムに関する。
例えば、自動車などの車両に燃料を供給する燃料供給システムにおいては、供給された燃料の料金を(a)現金で支払う精算方法、(b)クレジットカードで精算する方法、(c)プリペイドカードで精算する方法の何れかの方法で精算している。
どの精算方法を使うかは、車両を所有または運転する顧客が選択することであるので、給油所側では、どの精算方法にも対応することができるように、例えば、セルフサービス方式の燃料供給機の場合、給油条件(油種や支払い方法など)を設定する設定器に現金支払機やクレジットカード用のカードリーダやプリペイドカード用のカードリーダが設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特公平6−10036号公報
しかしながら、燃料供給システムにおいては、上記クレジットカードまたはプリペイドカードが燃料供給機のカードリーダから引き抜くのを忘れたり、あるいは料金をカードで精算した後にカードを落としてしまうことがある。この場合、その紛失したカードを拾った他人が使用して燃料を供給するおそれがある。このため、カードの不正使用を防止することが要望されている。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、上記課題を解決した燃料供給システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
発明は、顧客が所持する情報記憶媒体と、当該情報記憶媒体に記憶された当該記憶媒体を特定するための特定情報に基づき、車両に対して燃料を供給する燃料供給機とを有する燃料供給システムにおいて、前記情報記憶媒体により燃料の供給を行った際の時間及び/または日付を履歴データとして記憶する供給履歴記憶手段と、前記情報記憶媒体に記憶されている特定情報に基づき燃料の供給を行う際に、前記供給履歴記憶手段に記憶された履歴データの中から当該特定情報に対応する履歴データを読み込む履歴読み込み手段と、 前記履歴読み込み手段に読み込まれた当該特定情報に対応する前記履歴データに基づいて、燃料供給の許可の要否を判定する供給要否判定手段と、を備え、前記供給要否判定手段は、 前記特定情報に対応する前記履歴データに基づいて前回燃料供給から今回の供給までの時間間隔を演算する演算手段と、該演算手段により演算された時間間隔が予め設定された所定期間内か否かを判定する判定手段と、を有し、前記時間間隔が所定期間内と判定された場合には前記情報記憶媒体による燃料供給を許可せず、前記時間間隔が所定期間を超えると判定された場合には前記情報記憶媒体による燃料供給を許可することにより、上記課題を解決するものである。
また、本発明は、顧客が所持する情報記憶媒体と、当該情報記憶媒体に記憶された当該記憶媒体を特定するための特定情報に基づき、車両に対して燃料を供給する燃料供給機とを有する燃料供給システムにおいて、前記情報記憶媒体により燃料の供給を行った際の時間及び/または日付を履歴データとして記憶する供給履歴記憶手段と、前記情報記憶媒体に記憶されている特定情報に基づき燃料の供給を行う際に、前記供給履歴記憶手段に記憶された履歴データの中から当該特定情報に対応する履歴データを読み込む履歴読み込み手段と、前記履歴読み込み手段に読み込まれた当該特定情報に対応する前記履歴データに基づいて、燃料供給の許可の要否を判定する供給要否判定手段と、を備え、前記供給要否判定手段は、前記特定情報に対応する前記履歴データに基づいて前回燃料供給から今回の供給までの時間間隔を演算する演算手段と、該演算手段により演算された時間間隔が予め設定された所定期間内か否かを判定する判定手段と、を有し、前記判定手段により時間間隔が予め設定された所定期間を超える場合にはその旨を報知せず、前記判定手段により時間間隔が予め設定された所定期間内と判定された場合にはその旨を報知することにより、上記課題を解決するものである
本発明によれば、情報記憶媒体に記憶されている特定情報に基づき燃料の供給を行う際に、供給履歴記憶手段に記憶された履歴データに基づいて前回燃料供給から今回の供給までの時間間隔が所定期間内と判定された場合には情報記憶媒体による燃料供給を許可せず、あるいは、当該時間間隔が予め設定された所定期間内と判定された場合にはその旨を報知するため、例えば、クレジットカードやプリペイドカードなどの情報記憶媒体を用いた精算を行う際に当該情報記憶媒体の使用頻度(時間間隔)により当該情報記憶媒体の使用が不正か否かを判断することができ、特に盗難カードや紛失カード、偽造カードなどの使用による燃料供給を未然に防止することが可能になる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は本発明による燃料供給システムの一実施例を示す構成図である。図1に示されるように、燃料供給システム10は、車両(自動車)20に搭載された車載器30からの無線信号を受信する通信装置40と、予め設定された油種、供給量の燃料を供給する燃料供給機50とより構成されている。本実施例の燃料供給機50は、ガソリン等の燃料を供給するセルフサービス方式の計量機であり、筐体の内部に給油ポンプ、電磁弁、流量計等の機器が収納されている。また、燃料供給機50の筐体52の前後面には、給油すべき油種や供給量などを設定するための設定器60と、給油ノズル70を掛止するノズル掛け80が設けられている。給油ノズル70は、給油ホース90を介して筐体52内の供給系統と連通されている。
車両20に搭載された車載器30は、前述したように予めETC登録されたクレジットカードのデータを読み取るカードリーダ32と、上記制御装置100と無線通信を行う無線装置34とを有する。そのため、車載器30は、無線装置34を介して燃料供給機50と通信することが可能である。例えば、運転者は、車両20に搭乗したまま車載器30を介して給油条件を入力して送信することが可能であり、さらに給油終了後は給油料金をクレジットカードに登録された銀行口座から引き落として自動的に決済することが可能になる。
また、車両20には、上記車載器30と接続されたカーナビゲーション装置36が搭載されている。このカーナビゲーション装置36は、地図や交通情報等を表示する液晶モニタ38を有しており、この液晶モニタ38はタッチパネル方式であるので、運転者が入力操作を行う際の入力手段としても機能する。
設定器60では、車両20に給油された燃料の給油料金を現金で支払う方法と、クレジットカードで精算する方法と、プリペイドカードで精算する方法のうち何れかの精算方法を選択することができるように構成されている。本実施例では、クレジットカードまたはプリペイドカードなどのように特定情報(取引銀行の口座番号や料金支払い済みの度数など)が記憶されたカード状記憶媒体(例えば、記憶可能なICカードや磁気カードなど)を車載器30のカードリーダ32または設定器60のカードリーダ(後述する図2を参照)に挿入することによりカード精算が可能になる。なお、プリペイドカードを使用する場合には、設定器60のカードリーダのみ使用可能になる。
また、燃料供給機50の筐体52の上部には、通信装置40のアンテナ42が設けられている。通信装置40は、例えば、狭域通信またはDSRC(Dedicated Short Range Communication)と呼ばれる通信方式を用いて車載器30と無線通信を行なうように構成されている。
このような無線通信を用いた決済システムにおいては、車両20に搭載された車載器30のカードリーダ32にクレジットカードが挿入されると、カートリーダ32が読み取ったデータに基づいて認証処理を行なって自動的に料金支払(クレジットカード決済)が行われる。
また、有料道路の料金を精算するノンストップ自動料金支払いシステム(ETC:Electronic Toll Collection System)の場合、狭域通信またはDSRC(Dedicated Short Range Communication)と呼ばれる通信方式を用いて無線通信を行なっている。このシステムを用いることで、車両に供給された燃料の料金も精算することが可能になる。
さらに、燃料供給機50の筐体52の側面下部には、車両20が給油エリアに停車したことを検知する車両検知センサ54が設けられている。この車両検知センサ54は、例えば、赤外線あるいは超音波を発信し、その反射波を検知した場合に検知信号を出力する車両検出手段である。
また、設定器60の内側には、予めメモリ(記憶部)110に格納された各制御プログラムを読み込んで各機器を制御する制御装置100が収納されている。燃料供給機50において、制御装置100により給油の開始や給油の停止などの給油制御処理が実行される。また、制御装置100のメモリ110には、上記給油制御処理を行うための制御プログラムや通信装置40を介して無線信号による通信を車載器30と行うための制御プログラムが格納されている。
さらに、制御装置100のメモリ110には、記憶媒体を特定するための特定情報が記憶されたカード(情報記憶媒体)による燃料の供給の履歴を記憶する制御プログラム(供給履歴記憶手段)と、カードに記憶されている特定情報に基づき燃料の供給を行う際に、メモリ110に記憶された履歴から当該特定情報に対応する履歴を読み込む制御プログラム(履歴読み込み手段)と、読み込まれた履歴に基づいて、燃料供給の許可の要否を判定する制御プログラム(供給要否判定手段)とが格納されている。
また、制御装置100は、上記制御プログラムを読み込んで特定情報が記憶されたカードにより燃料の供給を行った際の時間及び/または日付を履歴データとしてメモリ110に記憶させる。また、メモリ110には、履歴データに基づいて前回燃料供給から今回の供給までの時間間隔を演算する制御プログラム(演算手段)と、演算された時間間隔が予め設定された所定期間内か否かを判定する制御プログラム(判定手段)とが格納されている。そして、制御装置100は、後述するように、時間間隔が所定期間内と判定された場合には当該カード(情報記憶媒体)による燃料供給を許可せず、時間間隔が所定期間を超えると判定された場合には当該カード(情報記憶媒体)による燃料供給を許可する。
上記燃料供給機50の制御装置100は、SS-LANなどの通信回線120を介して給油所の管理コンピュータ130と通信可能に接続されている。この管理コンピュータ130は、当該給油所の各機器を管理しており、且つ各燃料供給機50から送信されたデータをハードディスク装置などからなる記憶装置140に格納する。
さらに、管理コンピュータ130は、インターネットまたは光ファイバ網などの公衆回線150を介してセンタのホストコンピュータ160と通信可能に接続されている。ホストコンピュータ160は、各給油所から送信された給油の履歴データをセンタ記憶装置170のデータベースに格納する。また、ホストコンピュータ160は、他の給油所の管理コンピュータ130〜130とも通信可能に接続されており、他の給油所の燃料供給機50〜50で給油された際に記憶装置140〜140に記憶された履歴データを受信すると、他の給油所の履歴データをセンタ記憶装置170のデータベースに格納する。
図2は燃料供給機50の設定器60を示す正面図である。図2に示されるように、設定器60は、支払い方法選択部61と、油種選択部62と、精算部63と、表示器64と、インターホン65と、人検知センサ66と、音声ガイダンス用のスピーカ67とを有する。支払い方法選択部61には、カードまたは現金で精算する場合の精算釦68、狭域通信を選択するDSRC釦69、精算釦68またはDSRC釦69の入力をキャンセルする場合に操作される取消釦71が設けられている。また、支払い方法選択部61の周辺には、クレジットカード挿入部(クレジットカード用カードリーダ)72、プリペイドカード挿入部(プリペイドカード用カードリーダ)73、紙幣挿入部(現金自動支払機)74が配置されている。
油種選択部62には、レギュラーガソリン選択用のレギュラー釦75、ハイオクガソリン選択用のハイオク釦76、軽油選択用の軽油釦77が設けられている。精算部63には、レシート発行釦78、レシートを発行するプリンタ79が設けられている。
表示器64は、油種選択部62の何れかの油種釦が操作されると、選択された油種に対応する単価を表示し、且つ給油ノズル70による給油が開始されると共に、供給量(給油量)に応じた給油金額を表示する。
また、設定器60の内側(内部)には、上記制御装置100及び通信装置40が収納されている。尚、上記設定器60に設けられた操作釦は、顧客の車両に車載器30が搭載されていない場合に運転者が直接設定器60から入力操作する場合に使用される。
ここで、車載器30を有する車両20の運転者(顧客)が給油操作する場合の手順について図3を参照して説明する。尚、運転者が車両20に乗車したまま給油予約情報(油種、数量、支払い方法など)を入力する場合には、例えば、液晶モニタ38に図2に示すような設定器60の入力画面が表示され、あるいは各操作手順に必要な設定画面が順番に表示される。そして、運転者はカーナビゲーション装置36からの音声案内に応じて液晶モニタ38に表示された各部を指先で触れることにより入力することが可能になる。
図3において、手順1では、運転者が車載器30を操作して液晶モニタ38を用いた入力モードに切り替える。
手順2では、運転者が車載器30の操作案内に応じて液晶モニタ38の操作により支払い方法を選択(現金、クレジットカード、プリペイドカードの何れか)を入力する。
手順3では、運転者が車載器30の操作案内に応じて液晶モニタ38の操作により給油する油種(レギュラー、ハイオク、軽油の何れか)を入力する。
手順4では、運転者がカードリーダ32に挿入したクレジットカードで給油料金を精算する場合には、当該カードの履歴データの照合処理の結果が給油許可(当該カード使用可能)であることを液晶モニタ38の表示により確認してから車両20を降りて燃料供給機50の前に移動する。これにより、人検知センサ66が運転者を検知し、その検知信号を出力する。
手順5では、燃料供給機50の音声案内に応じて、運転者は静電気除去シート(図示せず)に触れて帯電した静電気を除去する。
手順6では、燃料供給機50の音声案内に応じて、運転者は設定した油種の給油ノズル70をノズル掛け80から取り上げる。
手順7では、当該給油ノズル70を当該車両20の給油口に挿入する。
手順8では、運転者が給油ノズル70のノズルレバーを開弁方向に操作して給油を開始する。
手順9では、例えば、満タン給油の場合、給油ノズル70の液面検知機構(図示せず)が給油口の液面上昇を検知して自動閉弁機構(図示せず)が給油ノズル70を閉弁させる。運転者は、給油ノズル70が閉弁したことを確認すると、給油ノズル70を給油口から抜いてノズル掛け80に戻す。
手順10では、運転者が燃料供給機50の表示器64に表示された給油料金の精算を行う。尚、クレジットカードで精算する場合には、車載器30のカードリーダ32に挿入してあるクレジットカードによって精算が行われ、プリペイドカードで精算する場合は給油前の設定時点で設定器60のプリペイドカード挿入部73にプリペイドカードを挿入して精算を行う。
手順11では、給油金額を精算した運転者が車両に戻り、当該車両20を発進させる。
図4Aは燃料供給機50、管理コンピュータ130、ホストコンピュータ160の連携処理を説明するための図である。図4Aに示されるように、燃料供給機50の制御装置100では、上記車載器30または設定器60によってクレジットカードまたはプリペイドカードを使用したカード決済が選択されると(S10)、車載器30のカードリーダ32またはクレジットカード挿入部72、プリペイドカード挿入部73に挿入されたカードの特定情報(クレジットカード識別情報あるいはプリペイドカード識別情報など)を管理コンピュータ130へ送信する(S11)。
給油所の管理コンピュータ130は、燃料供給機50からのカード情報を受信すると、当該カード情報が正規のカードか否かを照合する(S21)。そして、カード情報をセンタのホストコンピュータ160へ転送する(S22)。
センタのホストコンピュータ160は、給油所の管理コンピュータ130からのカード情報を受信すると、記憶装置170のデータベースに格納されている当該カード識別情報に対応する履歴データを読み出す(S31)。当該カードの履歴データによる判定処理の結果が給油可能(カードOK)の場合には、給油可能であることを管理コンピュータ130へ送信する(S32)。
そして、管理コンピュータ130では、当該カードが使用可能であることを記憶装置140に登録すると共に、当該カードが使用可能であることを燃料供給機50へ送信する(S23)。
これにより、燃料供給機50の制御装置100では、管理コンピュータ130からの給油許可を受信すると(S13)、ポンプを起動させて給油ノズル70による車両20への給油が可能にする(S14)。給油ノズル70による給油が終了すると(S15)、給油量に応じた給油料金をクレジットカードまたはプリペイドカードで精算する(S16)。続いて、管理コンピュータ130へ精算日時(履歴データ)を送信する(S17)。
管理コンピュータ130では、燃料供給機50から送信された精算日時(履歴データ)を受信すると、この精算日時(履歴データ)を今回の履歴データとして記憶装置140に格納する(S24)。これと共に、今回の履歴データをセンタのホストコンピュータ160へ送信する(S25)。
管理コンピュータ130から送信された履歴データを受信したホストコンピュータ160は記憶装置170のデータベースに登録する(S33:供給履歴記憶手段)。これにより、各燃料供給機50で給油が行われる度に履歴データがホストコンピュータ160の記憶装置170に蓄積される。これにより、複数の燃料供給機50間でも履歴データを共有することが可能になり、他の給油所で使用されたカード情報を容易に得ることができ、複数の給油所で頻繁に給油した場合でも異常か否かを判定することが可能になる。
図4Bは燃料供給機50、管理コンピュータ130の連携処理を説明するための図である。ここでは、管理コンピュータ130がセンタ側と通信可能に接続されていない場合で、同一給油所内の複数の燃料供給機50が管理コンピュータ130と通信可能に接続されている場合の連携処理について説明する。
図4Bにおいて、燃料供給機50の制御装置100が実行するS11〜S17の処理は、前述した図4Aと同じ処理のため、その説明を省略する。管理コンピュータ130は、燃料供給機50からのカード情報を受信すると、当該カード情報が正規のカードか否かを照合する(S21)。そして、記憶装置140に格納されている当該カード識別情報に対応する履歴データを読み出す(S22a)。この場合、記憶装置140にデータベースが格納されている。そして、当該カードの履歴データによる判定処理の結果が給油可能(カードOK)の場合には、給油可能であることを記憶装置140に登録すると共に、当該カードが使用可能であることを燃料供給機50へ送信する(S23a)。
そして、管理コンピュータ130では、燃料供給機50から送信された精算日時(履歴データ)を受信すると、この精算日時(履歴データ)を今回の履歴データとして記憶装置140に格納する(S24:供給履歴記憶手段)。これにより、各燃料供給機50で給油が行われる度に履歴データが管理コンピュータ130の記憶装置140に蓄積される。
図5Aは記憶装置140、170に記憶された履歴データベースを模式的に示す図である。図5Aに示されるように、履歴データベース200には、精算を行った日付、時刻、油種、給油料金、精算方法などの情報が格納されている。そして、クレジットカードまたはプリペイドカードを使用して精算した場合には、そのカード番号を含むカード情報が格納される。
この履歴データベース200では、例えば、カード番号が入力されると、当該カード番号で精算された履歴データを検索することができ、検索結果を一欄として表示することができる。図5Bは検索結果の履歴データベースを模式的に示す図である。図5Bに示されるように、履歴データベース200のカード番号に対する検索結果は、検索されたカード番号に対応する履歴データが抽出され、当該クレジットカードを使用した精算日時(日付、時刻)及び油種、給油金額などを容易に得ることができる。
ここで、車載器30が実行する制御処理について図6のフローチャートを参照して説明する。
図6において、車載器30は、S51で燃料供給機50からのID(カード情報)送信要求が入力されたか否かをチェックする。S51において、燃料供給機50からのID送信要求が入力された場合(S51でYESの場合)には、S52に進み、カードリーダ32によって読み込まれたクレジットカードのIDデータを無線装置34より送信する。
続いて、S53に進み、店舗情報(給油所を認識するためのデータ)及び油種毎の単価(1リットル当たりの金額)が燃料供給機50の送信装置40から送信(後述する制御装置100のS79の処理)されたか否かをチェックする。S53において、店舗情報及び油種単価が受信されると(S53でYESの場合)、S54に進み、液晶モニタ38に入力された、店舗情報及び油種単価を表示する。
S55では、運転者が液晶モニタ38に表示された設定画面を用いて給油予定情報(給油すべき油種、数量など)を入力すると、入力された給油予定情報を設定データとして液晶モニタ38に表示する。そして、S56において、運転者が液晶モニタ38に表示された給油予定情報を確認し、確認キー(図示せず)がオンに操作されると(S16でYESの場合)、S57で運転者が入力した給油予定情報を燃料供給機50へ送信する。この後は、再びS51に戻り、S51以降の処理を行う。
また、上記S53において、燃料供給機50から店舗情報及び油種単価が送信されないときは(S53でNOの場合)、S58に進み、燃料供給機50から給油不許可(クレジットカードの履歴による条件が満たされない場合)を受信したか否かをチェックする。S58において、燃料供給機50からの給油金額の精算内容を受信した場合は(S58でYESの場合)、S59に進み、給油不許可を液晶モニタ38に表示する。尚、S58において、燃料供給機50からの給油不許可を受信しないときは(S58でNOの場合)、上記S53に戻り、燃料供給機50から送信される情報に応じた処理を行う。
また、上記S51において、燃料供給機50よりID送信要求が入力されないときは(S51でNOの場合)、S60に進み、燃料供給機50から精算内容を受信したか否かをチェックする。S60において、精算内容を受信したときは(S60でYESの場合)、S61に進み、液晶モニタ38に受信した精算内容(精算方法及び給油料金を含む)を表示する。
このように、車載器30では、タッチパネル方式の液晶モニタ38を用いて給油予約情報を入力することで、無線装置34から燃料供給機50に送信することができる。そして、この給油予約情報を受信した燃料供給機50では、設定器60により設定された給油予約情報と同様に車載器30により設定された予約情報に基づいて燃料供給制御を行う。そして、給油終了後は、S61で車両20に給油された燃料の給油料金が表示され、その金額を車載器30のカードリーダ32に挿入されたクレジットカードによって精算することができる。
次に燃料供給機50の制御装置100が実行する制御処理について図7に示すフローチャートを参照して説明する。
制御装置100は、図7に示すS71において、車両検知センサ54が車両20を検出したことを示す検出信号を出力したか否かをチェックする。S71で、車両検知センサ54より検出信号が出力されたときは(S71でYESの場合)、燃料供給機50の給油エリアに車両が到着したものと判断してS72に進み、通信装置40によりID(特定情報に相当する)の送信要求の信号を送信する。
次のS73では、車両30の車載器30からカードリーダ32によって読み込まれたクレジットカードのIDデータが送信(前述のS52の処理に対応する)され、IDデータを受信したか否かをチェックする。S73において、車載器30から送信されたIDデータを受信した場合(S73でYESの場合)には、S74に進み、車載器30から得られたIDデータに対する車両情報(車両のナンバーや車種など)及び前回の給油情報(日時、時刻、油種、給油料金、支払い方法など)を履歴データベース200から読み込む(履歴読み込み手段)。
続いて、S75では、前回の給油の時刻から今回の給油の時刻を減算して前回と今回との時間的な間隔(所定期間)を演算する(演算手段)。次のS76では、予め設定されている基準期間と上記S75の演算値とを比較し、演算された前回と今回との期間が基準期間未満の場合は、給油頻度が異常と判定する(供給要否判定手段)。その場合S77に進み、給油不許可信号を出力する。そして、今回の処理を終了する。
また、S76において、演算された前回と今回との期間が基準期間以上の場合は、給油頻度が通常と判定する(供給要否判定手段)。その場合S78に進み、車載器30から得られたIDデータに対する認証処理を行う。次のS79では、当該給油所の店舗情報(給油所を認識するためのデータ)及び油種毎の単価(1リットル当たりの金額)を送信装置40から送信する。
その後、S80において、車載器30から運転者が液晶モニタ38に表示された設定画面を用いて入力された給油予定情報(給油すべき油種、数量など)を送信し(前述のS57の処理に対応する)、この設定データが入力されたか否かをチェックする。
S80で車載器30から給油予定情報が入力されないときは(S80でNOの場合)、S81に進み、車両検知センサ54が車両20を検出したことを示す検出信号を出力したか否かをチェックする。このS81で、車両検知センサ54より検出信号が出力されたときは(S81でYESの場合)、燃料供給機50の給油エリアに車両が存在することが確認できたと判断してS80に戻り、S80以降の処理を行う。また、S81で、車両検知センサ54より検出信号が出力されないときは(S81でNOの場合)、運転者が給油を中止したものと判断して今回の処理を終了する。
また、S80で車載器30から給油予定情報が入力されたときは(S80でYESの場合)、S82に進み、給油ノズル70がノズル掛け80から外されたか否かをチェックする。このS82において、給油ノズル70がノズル掛け80から外されない場合は、S83に進み、車両検知センサ54が車両20を検出したことを示す検出信号を出力したか否かをチェックする。このS83で、車両検知センサ54より検出信号が出力されたときは(S83でYESの場合)、燃料供給機50の給油エリアに車両が存在することが確認できたと判断してS82に戻り、S82以降の処理を行う。また、S82で、車両検知センサ54より検出信号が出力されないときは(S82でNOの場合)、運転者が給油を中止したものと判断して今回の処理を終了する。
また、S82において、運転者が給油ノズル70をノズル掛け80から持ち上げることにより、ノズル掛け80に設けられたノズルスイッチ(図示せず)がオフになると(S82でYESの場合)、S84に進み、当該給油ノズル70に油液を送液するポンプを駆動する。
そして、運転者が給油ノズル70を当該車両20の給油口に挿入して給油ノズル70のノズルレバーを開弁方向に操作して給油を開始すると、燃料供給機50に搭載された流量計が燃料供給量(流量)を計測し、その計測信号が積算されて流量を表示器に表示する(S85)。
次のS86では、給油ノズル70がノズル掛け80に戻されたか否かをチェックする。このS86において、給油ノズル70がノズル掛け80に戻されずノズルスイッチ(図示せず)がオフのときは(S86でNOの場合)、まだ給油ノズル70による給油中である可能性が高いので、S87に進み、計測された流量値が所定給油量(予め設定されたプリセット値)に達したか否かをチェックする。尚、満タン給油の場合には、プリセット値が車両20の燃料タンク(図示せず)の容量よりも大きな値に設定されている。また、S87において、計測された流量値が所定給油量に達していないときは、まだ給油中であるので、上記S86に戻り、S86〜S87の処理を繰り返す。
また、上記S86において、運転者が給油ノズル70をノズル掛け80に戻してノズル掛け80に設けられたノズルスイッチ(図示せず)がオンになった場合(S86でYESの場合)、あるいはS87で計測された流量値が所定給油量に達した場合(S87でYESの場合)、S88に進み、ポンプを停止させる。続いて、S89において、車両20に給油された給油量に対応する給油料金を演算して表示すると共に、精算処理を行う。この精算処理では、クレジットカードで精算する場合には、カードリーダ32に挿入されたクレジットカードに登録されているカード会社及び銀行口座を介して精算を行う。
次のS90では、精算内容(IDデータ及び精算金額)を通信装置40より車載器30に送信する。そして、S91に進み、IDデータに対する今回の履歴データを含む給油情報(図5A参照)をメモリ110に記憶させると共に、管理コンピュータ130に送信して履歴データベース200に格納させる(供給履歴記憶手段)。
図8AはS76の給油頻度異常判定処理の一例を説明するためのフローチャートである。図8Aに示されるように、S101では、履歴データベース200からIDデータ(カード情報)に対応する履歴データの中から前回の日時及び時刻から今回の日時及び時刻を差し引いて時間的な間隔(期間)を演算して給油期間を求める。次のS102では、演算された給油期間と予め設定された基準期間(例えば、商用車の場合は6時間、自家用車の場合12時間が設定される)とを比較し、その比較結果に基づいて給油頻度が異常か否かを判定する(判定手段)。
上記S102において、演算された給油期間が基準期間未満の場合は、S103に進み、給油頻度が異常であることを検出し、車載器30及び管理コンピュータ130に給油頻度に異常があることを報知する。例えば、同一のクレジットカードを使用して前回の給油から1時間後に給油を行おうとした場合、前回給油を受けた車両と今回給油を受けようとする車両が同一であると仮定すると、前回給油を受けた給油量を1時間で消費することは考えづらく、通常の使用とは考え難い。そのため、給油期間(時間間隔)が基準期間より短い場合には、当該クレジットカードを不正使用しているおそれがあるので、給油頻度に異常があることを報知することにより、カードの不正使用を判定することが可能になる。よって、偽造されたクレジットカードや、あるいは他人のカードを使用した給油を未然に防止することが可能になる。
また、上記S102において、演算された給油期間が基準期間以上の場合は、S104に進み、給油頻度異常なしを検出し、車載器30及び管理コンピュータ130に対して給油頻度に異常がないことを報知する。これにより、クレジットカードの不正使用の有無を判定することが可能になり、同一のクレジットカードを頻繁に使用している場合は、当該カードを不正に使用している可能性が高いと推測することができる。
図8BはS76の給油頻度異常判定処理の他の例を説明するためのフローチャートである。(尚、本例では走行距離を送信する機能を持った車載器30を前提として以下、説明する。)図8Bに示されるように、S111では、車両20に搭載された車載器30から前回給油から現時点までの走行距離を受信すると、この走行距離と前回の給油量との関係から車両20の燃費(例えば、ガソリン1リットル当たりの走行距離(実際に走行した距離))を演算する。
次のS112では、車種と当該車種の最低燃費とが予め記憶された記憶手段(図示せず)より読み込み、今回給油を受けようとしている当該車種の最低燃費よりも低い燃費(基準燃費)と、前記S111で演算された燃費とを比較し、当該車両20の燃費が異常か否かを判定する(判定手段)。
上記S112において、演算された当該車両20の燃費が基準燃費未満の場合は、S113に進み、燃費が異常であることを検出し、当該車両20の車載器30及び管理コンピュータ130に燃費に異常があることを報知する。例えば、同一のクレジットカードを使用して1時間程度で燃料タンクが空になるような場合、通常の走行で消費する以上の燃料が消費されることになるので、通常の使用とは考え難い。そのため、燃費が基準燃費より低い場合には、クレジットカードを不正使用しているおそれがあるので、燃費に異常があることを報知することにより、カードの不正使用を判定することが可能になる。よって、偽造されたクレジットカードや、あるいは他人のカードを使用しての燃料供給を未然に防止することが可能になる。
また、上記S112において、演算された当該車両20の燃費が基準燃費以上の場合は、S114に進み、燃費異常なしを検出し、当該車両20の車載器30及び管理コンピュータ130に対して燃費に異常がないことを報知する。
次にプリペイドカードを用いて給油料金を精算する場合の制御処理について説明する。図9は燃料供給機の制御装置100が実行する制御処理2を説明するためのフローチャートである。図9に示されるように、制御装置100は、S121において、プリペイドカードが設定器60のカードリーダ73に挿入されてカード情報が読み込まれたか否かをチェックする。
上記S121でプリペイドカードのカード情報(IDデータ(このIDデータとはプリペイドカードを特定するためのデータ(特定情報)を示す)を含む)が読み込まれると、S122に進み、当該プリペイドカードに記録されているIDデータに対する履歴データを履歴データベース200より読み出し、前回の給油の日付及び時刻を読み込む(履歴読み込み手段)。続いて、S123に進み、前回の日付及び時刻と今回の日付及び時刻との時間差(期間)が基準期間未満の場合は、給油頻度が異常と判定する(供給要否判定手段)。その場合S124に進み、給油不許可信号を出力する。そして、今回の処理を終了する。
また、S123において、前回の日付及び時刻と今回の日付及び時刻との時間差(期間)が基準期間以上の場合は、給油頻度が通常と判定する(供給要否判定手段)。その場合S125に進み、給油ノズル70がノズル掛け80から外されたか否かをチェックする。このS125において、運転者が給油ノズル70をノズル掛け80から持ち上げることにより、ノズル掛け80に設けられたノズルスイッチ(図示せず)がオフになると(S125でYESの場合)、S126に進み、当該給油ノズル70に油液を送液するポンプを駆動する。
そして、運転者が給油ノズル70を当該車両20の給油口に挿入して給油ノズル70のノズルレバーを開弁方向に操作して給油を開始すると、燃料供給機50に搭載された流量計が燃料供給量(流量)を計測し、その計測信号が積算されて流量を表示器に表示する(S127)。
次のS128では、給油ノズル70がノズル掛け80に戻されたか否かをチェックする。このS128において、給油ノズル70がノズル掛け80に戻されずノズルスイッチ(図示せず)がオフのときは(S128でNOの場合)、まだ給油ノズル70による給油中である可能性が高いので、S129に進み、計測された流量値が所定給油量(予め設定されたプリセット値)に達したか否かをチェックする。尚、満タン給油の場合には、プリセット値が車両20の燃料タンク(図示せず)の容量よりも大きな値に設定されている。また、S129において、計測された流量値が所定給油量に達していないときは、まだ給油中であるので、上記S128に戻り、S128〜S129の処理を繰り返す。
また、上記S128において、運転者が給油ノズル70をノズル掛け80に戻してノズル掛け80に設けられたノズルスイッチ(図示せず)がオンになった場合(S128でYESの場合)、あるいはS129で計測された流量値が所定給油量に達した場合(S129でYESの場合)、S130に進み、ポンプを停止させる。続いて、S131において、車両20に給油された給油量に対応する給油料金を演算して表示すると共に、精算処理を行う。この精算処理では、設定器60のカードリーダ73に挿入されたプリペイドカードに記録されている度数から今回の給油料金に相当する度数を差し引き、残った度数(残額に相当する)をプリペイドカードの記録領域に上書きする。
次のS132では、IDデータに対する今回の履歴データを含む給油情報(図5A参照)をメモリ110に記憶させると共に、管理コンピュータ130に送信して履歴データベース200に格納させる(供給履歴記憶手段)。
このように、プリペイドカードを用いた精算方法の場合も、給油頻度を演算して基準期間と比較することにより、当該プリペイドカードが不正使用されているか否かを判定することが可能になり、プリペイドカードの不正使用を防止することが可能になる。
変形例として、クレジットカードあるいはプリペイドカードの前回と今回との使用期間(時間間隔)が予め設定された基準期間より短く、不正使用の可能性があると判断された場合でも、給油不許可信号を出力せずに(給油許可信号を出力して給油を停止せず)、給油所の係員に対してカード不正使用の可能性が大きいことを報知(警告)することで、不正行為による燃料供給を監視するようにしても良い。これにより、給油所の係員は、報知(警告)のあったカードの使用者に対して注意することができるので、このカード使用者に不審な行動があった場合には、本人に対して質問や警告を行うことで不正な燃料供給を防止することも可能になる。
また、変形例として、クレジットカードあるいはプリペイドカードの前回と今回との使用期間(時間間隔)の基準期間を、入力手段(例えば、キーボードなど)により任意の期間に調整(変更)することにより各給油所の地域性や顧客あるいは車種(例えば、個人所有の自家用車または会社所有の商用車など)に応じた基準期間を個別に設定する構成とすることも可能である。
尚、上記実施例では、クレジットカードあるいはプリペイドカードを用いて給油料金を精算する場合について説明したが、これに限らず、例えば、予め紙幣の金額に相当する電子データを電子マネーカードのICメモリにチャージして非接触でカードリーダに読み取らせる通信機能を有するカードを用いて現金と同様な精算を行うものにも本発明を適用できるのは勿論である。
また、上記実施例では、ガソリンを車両に給油する場合について説明したが、これに限らず、ガソリン以外の燃料(例えば、LPGやLNGやCNGなどのガス)を供給するシステムにも本発明を適用できるのは勿論である。
本発明による燃料供給システムの一実施例を示す構成図である。 燃料供給機50の設定器60を示す正面図である。 車載器30を有する車両20の運転者(顧客)が給油操作する場合の手順を説明するための図である。 燃料供給機50、管理コンピュータ130、ホストコンピュータ160の連携処理を説明するための図である。 燃料供給機50、管理コンピュータ130の連携処理を説明するための図である。 記憶装置140、170に記憶された履歴データベースを模式的に示す図である。 検索結果の履歴データベースを模式的に示す図である。 車載器30が実行する制御処理を説明するためのフローチャートである。 燃料供給機50の制御装置100が実行する制御処理を説明するためのフローチャートである。 給油頻度異常判定処理1(一例)を説明するためのフローチャートである。 給油頻度異常判定処理2(他の例)を説明するためのフローチャートである。 燃料供給機の制御装置100が実行する制御処理2を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 燃料供給システム
20 車両
30 車載器
32 カードリーダ
34 無線装置
36 カーナビゲーション装置
38 液晶モニタ
40 通信装置
50 燃料供給機
54 車両検知センサ
60 設定器
70 給油ノズル
72 クレジットカード挿入部(クレジットカード用カードリーダ)
73 プリペイドカード挿入部(プリペイドカード用カードリーダ)
100 制御装置
110 メモリ
130 管理コンピュータ
140 記憶装置
160 ホストコンピュータ
170 センタ記憶装置
200 履歴データベース

Claims (2)

  1. 顧客が所持する情報記憶媒体と、
    当該情報記憶媒体に記憶された当該記憶媒体を特定するための特定情報に基づき、車両に対して燃料を供給する燃料供給機とを有する燃料供給システムにおいて、
    前記情報記憶媒体によ燃料の供給を行った際の時間及び/または日付を履歴データとして記憶する供給履歴記憶手段と、
    前記情報記憶媒体に記憶されている特定情報に基づき燃料の供給を行う際に、前記供給履歴記憶手段に記憶された履歴データの中から当該特定情報に対応する履歴データを読み込む履歴読み込み手段と、
    前記履歴読み込み手段に読み込まれた当該特定情報に対応する前記履歴データに基づいて、燃料供給の許可の要否を判定する供給要否判定手段と、
    を備え
    前記供給要否判定手段は、
    前記特定情報に対応する前記履歴データに基づいて前回燃料供給から今回の供給までの時間間隔を演算する演算手段と、
    該演算手段により演算された時間間隔が予め設定された所定期間内か否かを判定する判定手段と、を有し、
    前記時間間隔が所定期間内と判定された場合には前記情報記憶媒体による燃料供給を許可せず、前記時間間隔が所定期間を超えると判定された場合には前記情報記憶媒体による燃料供給を許可することを特徴とする燃料供給システム。
  2. 顧客が所持する情報記憶媒体と、
    当該情報記憶媒体に記憶された当該記憶媒体を特定するための特定情報に基づき、車両に対して燃料を供給する燃料供給機とを有する燃料供給システムにおいて、
    前記情報記憶媒体により燃料の供給を行った際の時間及び/または日付を履歴データとして記憶する供給履歴記憶手段と、
    前記情報記憶媒体に記憶されている特定情報に基づき燃料の供給を行う際に、前記供給履歴記憶手段に記憶された履歴データの中から当該特定情報に対応する履歴データを読み込む履歴読み込み手段と、
    前記履歴読み込み手段に読み込まれた当該特定情報に対応する前記履歴データに基づいて、燃料供給の許可の要否を判定する供給要否判定手段と、
    を備え、
    前記供給要否判定手段は、
    前記特定情報に対応する前記履歴データに基づいて前回燃料供給から今回の供給までの時間間隔を演算する演算手段と、
    該演算手段により演算された時間間隔が予め設定された所定期間内か否かを判定する判定手段と、を有し、
    前記判定手段により時間間隔が予め設定された所定期間を超える場合にはその旨を報知せず、前記判定手段により時間間隔が予め設定された所定期間内と判定された場合にはその旨を報知することを特徴とする燃料供給システム。
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