JP4917828B2 - 燃料供給システム - Google Patents

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Description

本発明は燃料供給システムに係り、特に車両への燃料供給が終了した後の料金の精算を許可を出力されることで燃料供給が可能になるよう構成された燃料供給システムに関する。
近年、自動車等の車両にクレジットカードの顧客識別データを無線により送信して料金を精算する決済システムの開発が進められている。この種のシステムとして既に実用化されているものとしては、例えば、高速道路を通行した際の料金を無線信号の送受信により自動的に決済するノンストップ自動料金支払いシステム(ETC:Electronic Toll Collection System)がある。
このような決済システムにおいては、車両にクレジットカードが挿入されるカードリーダと、カートリーダが読み取ったデータに基づいて認証処理を行なって料金所に設置された路側機(路側に設置された無線装置)と無線信号を介して送受信を行なう無線装置とを組み合わせた車載器を車両に設けることでノンストップ自動料金支払いシステムを実現している(例えば、特許文献1参照)。
また、上記ETCの場合、狭域通信またはDSRC(Dedicated Short Range Communication)と呼ばれる通信方式を用いて無線通信を行なっている。この通信方式を用いて料金所に設置された路側機と車載器の間で無線通信を行う。
さらに、上記システムを用いて有料道路の料金を精算するだけでなく、車両に供給された燃料の料金も上記狭域通信またはDSRCを用いて精算することが検討されている。
一方、車両にガソリンなどの燃料を供給する場合、エンジンを停止させた状態で給油することが義務付けられている。そのため、例えば、セルフサービス方式の給油装置と上記通信方式による決済システムを組み合わせる燃料供給システムにおいては、車両のエンジンが停止された状態を検出されたときに燃料の供給を許可する必要がある。
特開2000−344299号公報
しかしながら、上記のようなクレジットカードで精算する方式に替えて電子マネー情報(有価価値情報)が記憶された記憶媒体として例えば、ICカードを用いた方式の電子財布あるいは携帯電話器のメモリに電子マネー情報を記憶させ、電子マネー情報を送受信することで精算を行う電子精算システムをセルフサービス方式の給油所精算システムとして用いた場合、顧客が給油を終了した後に給油料金を精算せずに車両を発進させてしまうおそれがある。
その場合、電子マネー情報の送受信によりその場で精算する方式であるので、クレジットカードのように後払いで精算することができず、給油終了した車両が給油所から発進してしまうと、給油料金を回収することができなくなるという問題がある。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、上記課題を解決した燃料供給システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
本発明は、有価価値情報が記憶された記憶媒体と、車両に燃料を供給する燃料供給機と、該燃料供給機で供給された燃料の料金を算出する料金算出手段と、該料金算出手段で算出された燃料の料金を前記記憶媒体の有価価値情報より減算して新たな有価価値情報を演算する演算手段と、前記演算手段により演算された新たな有価価値情報を前記記憶媒体に書き込む清算手段と、を有する燃料供給システムにおいて、前記車両に搭載された駆動源を起動させる操作手段が操作されたか否かを検出する検出手段と、前記精算手段は、前記検出手段により前記操作手段が操作されたことを検出した場合に、前記演算手段により演算された新たな有価価値情報を前記記憶媒体に書き込むことにより、上記課題を解決する。
また、本発明は、有価価値情報が記憶された記憶媒体と、車両に供給すべき燃料の供給量あるいは供給金額が供給予定情報として入力される供給予定情報入力手段と、該供給予定情報入力手段に入力された供給予定情報に基づき、該車両に対して燃料を供給する燃料供給機と、該燃料供給機で供給された燃料の料金を算出する料金算出手段と、該料金算出手段により算出された燃料の料金を前記記憶媒体の有価価値情報より減算して新たな有価価値情報を演算する演算手段と、前記演算手段により演算された新たな有価価値情報を前記記憶媒体に書き込む精算手段と、を有する燃料供給システムにおいて、前記車両に搭載された駆動源を起動させるスタータスイッチがオンか否かを検出する検出手段と、前記検出手段が前記スタータスイッチのオン状態を検出した場合に、前記燃料供給機よりの燃料の供給を停止させる供給停止手段と、前記予定情報入力手段に入力された供給予定情報と該供給停止手段により燃料の供給が停止するまでに前記車両に供給された燃料の供給量あるいは供給金額と差を演算することにより未供給情報を得る未供給情報演算手段と、前記未供給情報演算手段による演算の結果、未供給情報がある場合には、当該未供給情報を記憶する未供給情報記憶手段と、前記検出手段により前記スタータスイッチのオン状態が検出された後、前記スタータスイッチのオフ状態が検出された場合には、前記未供給情報記憶手段から読み出した前記未供給情報を前記供給予定情報として再設定する供給予定情報設定手段と、を有し、前記精算手段は、前記供給予定情報設定手段により再設定された前記供給予定情報に基づいて燃料が供給された後に前記スタータスイッチのオン状態が検出された場合に、前記演算手段により演算された新たな有価価値情報を前記記憶媒体に書き込むことにより、上記課題を解決する。
本発明によれば、検出手段が車両に搭載された駆動源を起動させるスタータスイッチのオン状態を検出した場合に、演算手段により演算された新たな有価価値情報を記憶媒体に書き込むため、車両を発進させる前に供給された燃料の料金を確実に精算することができる。
また、本発明によれば、供給予定情報設定手段により再設定された供給予定情報に基づいて燃料が供給された後にスタータスイッチのオン状態が検出された場合に、演算手段により演算された新たな有価価値情報を記憶媒体に書き込むため、当初供給予定であった供給予定情報の一部が未供給として残った場合は、その未供給量が供給予定情報設定手段により再設定された供給予定情報に基づいて供給可能になり、且つ未供給情報分が供給された場合の精算を行える。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は本発明による燃料供給システムの一実施例を示す構成図である。図1に示されるように、燃料供給システム10は、自動車(車両)20に搭載された車載器30からの無線信号を受信する通信装置40と、予め設定された油種、供給量の燃料を供給する燃料供給機50とより構成されている。本実施例の燃料供給機50は、ガソリン等の燃料を供給する計量機であり、筐体の内部に給油ポンプ、電磁弁、流量計等の機器が収納されている。また、燃料供給機50の筐体52の前後面には、給油すべき油種や供給量などを設定するための設定器60と、給油ノズル70を掛止するノズル掛け80が設けられている。給油ノズル70は、給油ホース90を介して筐体内の供給系統と連通されている。また、燃料供給機50の筐体52の上部には、通信装置40のアンテナ42が設けられている。
さらに、燃料供給機50の筐体52の側面下部には、自動車20が給油エリアに停車したことを検知する車両検知センサ54が設けられている。
また、設定器60の内側には、各機器を制御する制御装置100が収納されている。この制御装置100により給油の開始や給油の停止などの給油制御処理が実行される。さらに、制御装置100の記憶部には、上記給油制御処理を行うための制御プログラムや通信装置40を介して無線信号による通信を車載器30と行うための制御プログラムが格納されている。
車載器30は、顧客が所有するICカード31に記憶された電子マネー情報を読み取るカードリーダ32と、上記制御装置100と無線通信を行う無線装置34とを有する。そのため、車載器30は、無線装置34を介して燃料供給機50と通信することが可能である。例えば、運転者は、自動車20に搭乗したまま車載器30を介して給油条件を設定して送信することが可能であり、さらに給油終了後は給油料金をICカード31に記憶された電子マネー情報から差し引いて自動的に決済することが可能になる。
車載器30のカードリーダ32及び無線装置34は、自動車20に搭載されたバッテリ(図示せず)からの電源供給により作動するように電気的に接続されており、自動車20のスタータスイッチ35(操作手段)がオンの状態のときにバッテリからの通電を受けて通信可能な状態になる。また、スタータスイッチ35がオフの状態のときは、エンジンが停止していると共に、バッテリからの電源供給もオフになっているが、通常の給油時にはスタータスイッチ35の操作位置がACC(アクセサリ)位置にあるため、エンジンが停止していると共に、車載器30への電源供給がオンになっているので、無線装置34を介してエンジン停止中を表す信号を送信することができる。
そして、スタータスイッチ35をオンにすると、エンジンを起動させるスタータモータ(図示せず)が駆動されてエンジンを始動させることができる。
また、自動車20には、上記車載器30と接続されたカーナビゲーション装置36が搭載されている。このカーナビゲーション装置36は、地図や交通情報等を表示する液晶モニタ38を有しており、この液晶モニタ38はタッチパネル方式であるので、運転者が入力操作を行う際の入力装置としても機能する。
図2は燃料供給機50の設定器60を示す正面図である。図2に示されるように、設定器60は、支払い方法選択部61と、油種選択部62と、精算部63と、表示器64と、インターホン65と、人検知センサ66と、音声ガイダンス用のスピーカ67とを有する。支払い方法選択部61には、現金で精算する場合の精算釦68、狭域通信を用いたICカード31により精算する場合のICカード精算釦69、精算釦68またはICカード精算釦69の入力をキャンセルする場合に操作される取消釦71が設けられている。また、支払い方法選択部61の周辺には、クレジットカード挿入部72、プリペイドカード挿入部73、紙幣挿入部74が配置されている。
油種選択部62には、レギュラーガソリン選択用のレギュラー釦75、ハイオクガソリン選択用のハイオク釦76、軽油選択用の軽油釦77が設けられている。精算部63には、レシート発行釦78、レシートを発行するプリンタ79が設けられている。
表示器64は、油種選択部62の何れかの油種釦が操作されると、選択された油種に対応する単価を表示し、且つ給油ノズル70による給油が開始されると共に、供給に応じた給油金額を表示する。
また、設定器60の内側(内部)には、上記制御装置100及び通信装置40が収納されている。尚、上記設定器60に設けられた各操作釦は、運転者が直接設定器60から入力操作する場合に使用される。
ここで、上記自動車20が給油所に到着した際に停止位置に近い燃料供給機50と自動車20との通信処理の概略手順について時系列的に説明し、その後、図3及び図4を参照して車載機30、燃料供給機50の制御処理について説明する。
(手順1)自動車20に搭載された車載器30は、自動車20が燃料供給機50の給油エリアに到着してスタータスイッチ35をオフまたはACCにしてエンジンを停止状態にすると、停止信号を無線により送信する。
(手順2)自動車20からの信号を受信した燃料供給機50の制御装置100は、カードリーダ32に挿入されたICカード31のカード識別データを取得すると、取得したカード識別データに対する認証処理を行う。
(手順3)認証処理の結果、取得したカード識別データが正規のものであるときは、認証正常と判定する。そして、自動車20に対して当該給油所の店舗情報、及び油種毎の単価などの給油情報を送信する。
(手順4)自動車20では、燃料供給機50から送信された店舗情報、及び給油情報を受信すると、液晶モニタ38に給油設定画面を表示する。そして、液晶モニタ38に給油量及び油種、精算方法を設定するように音声ガイダンスを行う。
(手順5)運転者が液晶モニタ38の画面に触れて車載器30による精算方法を選択すると、車載器30による精算であることを燃料供給機50へ送信する。
(手順6)燃料供給機50の制御装置100は、自動車20のエンジンが停止したか否かを問い合わせる。
(手順7)自動車20の車載器30からエンジン停止を知らせる信号が送信されると、制御装置100では、給油許可信号を出力して給油可能な状態に移行する。
(手順8)給油中の制御装置100は、自動車20に対してエンジンが停止していることを確認しており、給油中にスタータスイッチ35がオンにされてエンジンが始動された場合には給油ポンプを停止させて給油を中断させる。
(手順9)制御装置100は、給油ノズル70がノズル掛け80に戻されて、給油が終了すると、給油ポンプの運転を停止させる。
(手順10)給油した当該油種の単価に供給量(給油量)を乗算して給油金額を演算する。そして、給油が終了して自動車20のエンジンが始動された場合、給油金額を認証済みのICカード31に記憶された電子マネー情報より減算した金額に相当する電子マネー情報をICカード31に書き込むと共に、燃料供給機50の記憶部110にICカード31から取り込んだ電子マネー情報を格納して精算処理を行う。
(手順11)燃料供給機50の制御装置100は、自動車20の車載器30に対して精算内容を送信する。これで、狭域通信を用いた精算方式による給油及び給油金額の精算が終了する。
図3A、図3Bは制御装置100が実行する制御処理を説明するためのフローチャートである。図3Aに示されるように、制御装置100は、車両検知センサ54から車両検知信号が出力されると(S11)、自動車20に搭載された車載器30に対してID要求信号を送信する(S12)。その後、車載器30からカードリーダ32に挿入されたICカード31のカード識別データ(本実施例のIDに相当する)が入力されたか否かを確認する(S13)。
S13において、ICカードのカード識別データが入力されない場合は、カードリーダ32にICカード31が挿入されていないので、S14に進み、現金またはクレジットカードによる精算モードに移行する。また、S13において、ICカードのカード識別データ(ID)が入力された場合は、S15に進み、このカード識別データに対応する未給油情報が記憶部110にあるか否かをチェックする。このS15において、カード識別データに対応する未給油情報が記憶部110に無い場合は、S16に進み、他のカード識別データに対応する未給油情報が記憶部110にあるか否かをチェックする。
S16において、他のカード識別データに対応する未給油情報が記憶部110にある場合は、S17に進み、未給油情報を記憶部110から消去する。続いて、上記受信したカード識別データを用いて認証処理を実行する(S18)。続いて、認証結果が正常である場合には、当該給油所の店舗情報及び単価情報を車載器30へ送信する(S19)。
次に給油予定情報が入力されたか否かをチェックする(S20)。S20において、運転者が液晶モニタ38または設定器60を操作して給油予定情報が入力された場合は、入力された給油予定情報を記憶部110に格納して給油条件として設定する(S21)。さらに、自動車20に対してエンジン停止を指示する信号を送信する(S22)。
次に自動車20に対してエンジン停止の問い合わせを示す信号を送信する(S23)。そして、自動車20の車載器30からエンジン停止の信号が送信されたか否かをチェックする(S24)。このS24において、自動車20の車載器30からエンジン停止の信号が送信されないときは、上記S22に戻り、S22〜S24の処理を繰り返す。
また、上記S15において、カード識別データに対応する未給油情報が記憶部110に有る場合は、S25に進み、給油継続要否の送信を要求する信号を自動車20の車載器30に対して送信する。続いて、自動車20の車載器30からの給油継続要否の信号を受信したか否かをチェックする(S26)。S26において、給油継続要否の信号を受信したときは、給油継続か否かをチェックする(S27)。
そして、S27において、給油継続の場合は、S28に進み、油種、未給油量を給油予定情報として設定する。これにより、同じ顧客が1回目の給油で設定した給油量の一部が給油せずに残ってしまったときは、再度給油情報を入力せずに2回目の給油操作を行うことで1回目の未給油量を給油することが可能になる。従って、顧客(運転者)は、給油情報を1回入力すれば、2回目給油操作時に入力操作を省略して1回目の未給油量を給油することができる。また、上記S27において、給油継続しない場合は、S18に移行してS18以降の処理を行う。
また、上記S26において、給油継続要否の信号を受信しないときは、S29に進み、車両検知センサ54から車両検知信号が出力されているか否かをチェックする。このS29において、車両検知センサ54から車両検知信号が出力されているときは、再度S26に戻る。また、S29において、車両検知センサ54から車両検知信号が出力されていないときは、S30に進み、記憶部110に記憶された未給油情報を消去する。この場合、今回の処理は、これで終了する。
上記S24において、自動車20の車載器30からエンジン停止の信号が送信されたときは、自動車20のエンジンが停止した状態であるので、図3Bに示すS31に進み、給油ノズル70がノズル掛け80から外されたか否かをチェックする。すなわち、ノズル掛け80に設けられたノズルスイッチ(図示せず)がオンの場合は、給油ノズル70がノズル掛け80に掛止されているので、車載器30に対してエンジン停止か否かを問い合わせる(S32)。そして、車載器30からエンジン停止の送信が無いか否かをチェックする(S33)。このS33において、車載器30からエンジン停止の送信が無いときは、上記S31に戻り、再度、給油ノズル70がノズル掛け80から外されたか否かをチェックする。
また、S33において、車載器30からエンジン停止の送信があったときは、S34に進み、車載器30に対してエンジン停止を指示する信号を送信する。そして、上記S32に戻り、自動車20のエンジンが停止されるまで、S32〜S34の処理を繰り返す。
また、上記S31において、給油ノズル70がノズル掛け80から外されてノズルスイッチがオフになると、S35に進み、ポンプモータ(図示せず)を駆動させる。そして、給油ノズル70を自動車20の給油口に挿入した状態で給油ノズル70のレバーを開弁操作することで、給油が開始される。これにより、燃料供給機50の制御装置100では、流量計が給油量を計測し、流量パルスを出力する。そのため、制御装置100は、流量パルスを積算して給油量を演算する(S36)。
次のS37では、給油ノズル70がノズル掛け80に戻されたか否かをチェックする。このS37において、給油ノズル70がノズル掛け80に戻されていないときは、S38に進み、流量計により計測された給油量が予定数量に達したか否かをチェックする。このS38において、流量計により計測された給油量が予定数量に達しないときは、S39に進み、車載器30に対してエンジン停止の問い合わせを行う。続いて、車載器30よりエンジン停止の送信が無いか否かをチェックする(S40)。
S40において、車載器30よりエンジン停止の送信が無いときは、上記S36に戻り、S36以降の処理を行う。また、S40において、車載器30よりエンジン停止の送信があったときは、S41に進み、ポンプモータを停止させる。また、上記S37において、給油ノズル70がノズル掛け80に戻されたときもS41に進み、ポンプモータを停止させる。これで、自動車20への給油が終了する。
続いて、今回の給油量に相当する給油金額の精算処理を行う(S42)。そして、予め入力された予定数量に対して実際に給油された給油量(計測値)が少ないか否かをチェックする(S43)。上記S43において、予め入力された予定数量に対して実際に給油された実給油量(計測値)が多いときは、S44に進み、車載器30に対してエンジン停止の問い合わせを行う。続いて、車載器30よりエンジン停止の送信が無いか否かをチェックする(S45)。
S45において、車載器30よりエンジン停止の送信が無いときは、上記S44に戻り、S44以降の処理を行う。また、S45において、車載器30よりエンジン停止の送信があったときは、S46に進み、エンジンが始動されたタイミングで精算内容を車載器30に送信する。これにより、自動車20を発進させる前に供給された燃料の料金を確実に精算することができる。
また、上記S43において、予め入力された予定数量に対して実際に給油された実給油量(計測値)が少ないときは、S47に進み、予定数量から実給油量を減算して未給油量を算出する。
次のS48では、当該ICカードのカード識別データ、油種、未給油量などを含む未給油情報を記憶部110に記憶させる。そして、上記S45に戻り、S45以降の処理を繰り返す。尚、S48で未給油情報が記憶部110に記憶された場合は、前述したS15において、当該カード識別データに対応する未給油情報が記憶部110にあるので、前述したS25〜S30の処理を実行する。
ここで、車載器30が実行する制御処理について図4のフローチャートを参照して説明する。車載器30は、図4のS61で燃料供給機50の制御装置100からID(本実施例ではICカードのカード識別データ)の送信要求が入力されたか否かをチェックする。S61において、燃料供給機50の制御装置100からID送信要求が入力されていないときは、S62に進み、燃料供給機50の制御装置100からエンジン停止の問い合わせを受信したか否かをチェックする。また、S62において、燃料供給機50の制御装置100からエンジン停止の問い合わせを受信していないときは、S63に進み、エンジン停止指示を受信したか否かをチェックする。
S63において、エンジン停止指示を受信していないときは、S64において、燃料供給機50から精算内容を受信したか否かをチェックする。そして、S64において、燃料供給機50から精算内容を受信していないときは、S61に戻る。このように、燃料供給機50からの信号を受信しないときは、S61〜S64の処理を繰り返す。
上記S61において、燃料供給機50の制御装置100からID送信要求が入力されたときは、S65に進み、ICカード31に記憶されたカード識別データをカードリーダ32を介して読み出して無線装置34より送信する。続いて、燃料供給機50の制御装置100から店舗情報及び単価が入力されたか否かをチェックする(S66)。
S66において、燃料供給機50の制御装置100から店舗情報及び単価が入力されたときは、S67に進み、液晶モニタ38に店舗情報及び単価を表示する。次のS68では、液晶モニタ38または設定器60により入力された給油予定情報(予定油種、予定数量など)を給油条件として設定する。そして、S69において、液晶モニタ38に表示された確認キー(図示せず)がオンに操作されると、S70に進み、給油予定情報を無線装置34から燃料供給機50の制御装置100へ送信する。これで、今回の処理を終了する。
また、上記S66において、燃料供給機50から店舗情報及び単価が入力されないときは、S71に進み、燃料供給機50の制御装置100から給油継続要否の確認があったか否かをチェックする。S71において、給油継続要否の確認がないときは、上記S66に戻り、S66、S71の処理を繰り返す。そして、S71において、給油継続要否の確認があったときは、S72に進み、給油継続要否の確認を液晶モニタ38に表示する。
次のS73では、給油継続要か否かをチェックする。S73において、給油継続要の場合は、S74に進み、給油継続要を無線装置34から燃料供給機50の制御装置100へ送信する。これで、今回の処理を終了する。
また、S73において、給油継続要でない場合は、S75に進み、給油継続否か否かをチェックする。S75において、給油継続否の場合は、S76に進み、給油継続否を無線装置34から燃料供給機50の制御装置100へ送信する。この後は、上記S66に戻り、S66以降の処理を繰り返す。
また、上記S62において、燃料供給機50の制御装置100からエンジン停止の問い合わせを受信したときは、S77に進み、制御装置100へエンジンの稼動状態を示す信号を出力する。これで、制御装置100は、自動車20のエンジンが停止しているか否かを確認することができる。そして、今回の処理を終了する。
また、上記S63において、燃料供給機50の制御装置100からエンジン停止指示を受信したときは、S78に進み、エンジン停止指示を液晶モニタ38に表示する。これで、運転者は、エンジンが稼動中であることを認識して、エンジン停止操作を行うことができる。そして、今回の処理を終了する。
また、上記S64において、燃料供給機50から精算内容を受信したときは、S79に進み、精算内容を液晶モニタ38に表示する。これで、運転者は、今回の精算内容を確認することができる。そして、今回の処理を終了する。
尚、上記実施例では、車載器30がICカードに記憶されたデータを読み取るカードリーダ32を有する装置として説明したが、これに限らず、車載器30が燃料供給機50の制御装置100と通信可能な構成になっており、且つ当該自動車20の所有者あるいは運転者を認証して精算処理を行えるように構成されたICカード以外の記憶媒体(例えば、電子マネー情報を記憶する記憶手段を有する携帯電話器など)を用いても良い。
また、上記実施例では、車載器30が燃料供給機50の制御装置100と直接通信を行う場合について説明したが、例えば、給油所に複数の燃料供給機50が設置された場合は、事務所に設置されたPOS装置と通信を行い、認証結果が正常であるとPOS装置から燃料供給機50に給油許可信号を送信するように構成された燃料供給システムにも適用できるのは勿論である。
また、上記実施例では、スタータスイッチ35がオンに操作されたことを検出することで自動車20が発進可能な状態であることを確認する場合について説明したが、例えば、給油中にエンジンを始動させる操作手段が操作されたことを検出する手段としてエンジンが稼動中か否かを検出するセンサ(例えば、振動検知センサなど)を設けるようにしても良いし、あるいは、自動車20のシフトレバーがドライブ位置に操作されたことを検出するようにしても良い。
本発明による燃料供給システムの一実施例を示す構成図である。 燃料供給機50の設定器60を示す正面図である。 燃料供給機50の制御装置100が実行する制御処理を説明するためのフローチャートである。 燃料供給機50の制御装置100が実行する制御処理を説明するためのフローチャートである。 車載器30が実行する制御処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 燃料供給システム
20 自動車
30 車載器
31 ICカード
32 カードリーダ
34 無線装置
35 スタータスイッチ
36 カーナビゲーション装置
38 液晶モニタ
40 通信装置
50 燃料供給機
54 車両検知センサ
60 設定器
70 給油ノズル
100 制御装置
110 記憶部

Claims (2)

  1. 有価価値情報が記憶された記憶媒体と、
    車両に燃料を供給する燃料供給機と、
    該燃料供給機で供給された燃料の料金を算出する料金算出手段と、
    該料金算出手段で算出された燃料の料金を前記記憶媒体の有価価値情報より減算して新たな有価価値情報を演算する演算手段と、
    前記演算手段により演算された新たな有価価値情報を前記記憶媒体に書き込む清算手段と、
    を有する燃料供給システムにおいて、
    前記車両に搭載された駆動源を起動させる操作手段が操作されたか否かを検出する検出手段と、
    前記精算手段は、前記検出手段により前記操作手段が操作されたことを検出した場合に、前記演算手段により演算された新たな有価価値情報を前記記憶媒体に書き込むことを特徴とする燃料供給システム。
  2. 有価価値情報が記憶された記憶媒体と、
    車両に供給すべき燃料の供給量あるいは供給金額が供給予定情報として入力される供給予定情報入力手段と、
    該供給予定情報入力手段に入力された供給予定情報に基づき、該車両に対して燃料を供給する燃料供給機と、
    該燃料供給機で供給された燃料の料金を算出する料金算出手段と、
    該料金算出手段により算出された燃料の料金を前記記憶媒体の有価価値情報より減算して新たな有価価値情報を演算する演算手段と、
    前記演算手段により演算された新たな有価価値情報を前記記憶媒体に書き込む精算手段と、
    を有する燃料供給システムにおいて、
    前記車両に搭載された駆動源を起動させるスタータスイッチがオンか否かを検出する検出手段と、
    前記検出手段が前記スタータスイッチのオン状態を検出した場合に、前記燃料供給機よりの燃料の供給を停止させる供給停止手段と、
    前記予定情報入力手段に入力された供給予定情報と該供給停止手段により燃料の供給が停止するまでに前記車両に供給された燃料の供給量あるいは供給金額と差を演算することにより未供給情報を得る未供給情報演算手段と、
    前記未供給情報演算手段による演算の結果、未供給情報がある場合には、当該未供給情報を記憶する未供給情報記憶手段と、
    前記検出手段により前記スタータスイッチのオン状態が検出された後、前記スタータスイッチのオフ状態が検出された場合には、前記未供給情報記憶手段から読み出した前記未供給情報を前記供給予定情報として再設定する供給予定情報設定手段と、
    を有し、
    前記精算手段は、前記供給予定情報設定手段により再設定された前記供給予定情報に基づいて燃料が供給された後に前記スタータスイッチのオン状態が検出された場合に、前記演算手段により演算された新たな有価価値情報を前記記憶媒体に書き込むことを特徴とする燃料供給システム。
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