JP2010285189A - 給油装置及び給油洗車システム - Google Patents

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Abstract

【課題】給油客が所定の処理をおこなって給油する際、給油客にとって使いやすく利便性の高い給油装置を提供する。
【解決手段】給油客による入力操作を受け付ける操作部4と、前記操作部により設定される給油設定内容を表示する表示部12と、給油客が把持して燃料油を吐出する給油ノズル7と、を備え、給油客がセルフサービスで給油作業を行う給油装置1において、給油中に給油所内のサービス情報を前記表示部12に表示し、前記給油設定内容に応じて前記サービス情報の表示時間を可変としたことを特徴とする給油装置1とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、給油所に設けられた給油装置及び給油洗車システムに関するものである。
自動車へのガソリンなどの燃料補給を行う給油所には、給油客が自分で給油するセルフサービスの給油所と、作業員が給油を行うフルサービス給油所とがある。セルフサービス給油所では、給油客に対して給油操作案内を行い、フルサービス給油所では給油中では給油中の待ち時間に、ドアのブラッシングやゴミを捨てる等のサービスを行っている。
そして、近年はガソリンなどを給油客自身が給油するセルフサービス給油所が脚光を浴びつつある。燃料油を販売する側にとっては、セルフサービス給油を採用すれば、人件費を抑制することによってコスト削減を図り、収益を守りながら燃料油をユーザに安く提供することができる。一方、セルフサービス給油においては、給油作業の手間をユーザに負担させるので、割安な価格は勿論、給油の課金方法などのサービス情報の説明を分かり易くすることが求められる。
そのため、給油、課金などの処理をいかに便利にしてユーザの手間を軽減し、利用の促進を図るかということが大きな課題となる。従って、上記セルフサービス給油所においては、給油中に、給油方法、課金方法、割引案内などのサービス情報を給油客に対して提供して、利便性を高める給油装置がある。
一方、給油時間に応じて車載器に送信する情報のデータを管理する装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−63475号公報
しかしながら、上記特許文献1に示すように、給油量と提供される情報と関係があるものは、車載器へ提供される地図情報、観光情報、音楽データ情報であって、給油所におけるサービス情報ではない。また、給油時間が長い場合に提供されるデータは品質の高い動画データの提供であり、給油時間の短い場合にはテキストデータである。即ち、変更されるものは情報量(動画かテキストか)であって、内容そのもののではない。また、一般的な給油所のサービスでは、給油者の給油量に関係なく、サービス情報が提供されるものである。そうすると、給油者の給油時間に応じたサービス情報が提供されないという問題があった。
そこで、本発明が斯かる問題点を鑑みてなされたものであって、その目的とするところは給油者に使い易く、利便性の高い給油装置及び給油洗車システムを提供するものである。
上記目的を達成するために本発明は、給油客による入力操作を受け付ける操作部と、前記操作部により設定される給油設定内容を表示する表示部と、給油客が把持して燃料油を吐出する給油ノズルと、を備え、給油客がセルフサービスで給油作業を行う給油装置において、給油中に給油所内のサービス情報を前記表示部に表示し、前記給油設定内容に応じて前記サービス情報の表示時間を可変としたことを特徴とする。
この構成によると、給油客による入力操作を受け付ける操作部と、前記操作部により設定される給油設定内容を表示する表示部を備えたので、給油客は操作部から給油設定内容を入力し、給油設定内容を確認できる。また、給油中にサービス情報を前記表示部に表示し、前記給油設定内容に応じて前記サービス情報の表示時間を可変にしたため、給油時間に応じて、適切な給油所内のサービス情報を表示でき、利便性の高い給油装置を提供することができる。即ち、給油時間が短すぎて、サービス情報が途中で終了することもなく、給油時間が長すぎて、サービス情報が早期に終了することもない。
尚、ここでいう給油客とは、給油所内のサービス情報を得るために給油装置を操作することのできる全ての人のことを指すものである。つまり、自動車の給油ユーザという意味に限定されるものではなく、洗車事業者や、自動車ディーラ、洗車機メーカ、自動車用部品販売業者などを含むものである。
上記目的を達成するために本発明は、前記給油設定内容が給油量を含むとともに、前記サービス情報が再生時間の異なる複数の動画を有し、前記給油量に基づく給油時間に応じた再生時間の動画を選択して表示することを特徴とする。
この構成によると、前記給油設定内容が給油量を含むとともに、前記サービス情報が再生時間の異なる複数の動画を有し、前記給油量に基づく給油時間に応じた再生時間の動画を選択して表示するため、給油量に応じた動画を再生することができる。
上記目的を達成するために本発明は、前記サービス情報が給油内に設置されている洗車機の操作方法から成り、動画の再生時間が長くなるほど前記洗車機の操作方法を詳細に説明することを特徴とする。
この構成によると、前記サービス情報が給油内に設置されている洗車機の操作方法から成り、動画の再生時間が長くなるほど前記洗車機の操作方法を詳細に説明するため、給油所内に設置されている洗車機の操作方法の説明を、再生時間が長くなるほど詳細に見ることができる。
上記目的を達成するために本発明は、動画の再生中に給油が終了した際に、前記操作部の操作によって動画の再生を中止可能としたことを特徴とする。
この構成によると、動画の再生中に給油が終了した際に、前記操作部の操作によって動画の再生を中止可能としたので、状況に応じて給油客の所望の操作ができ、利便性の高い給油装置を提供することができる。
上記目的を達成するために本発明は、給油客がセルフサービスで給油作業を行う給油装置と、給油客がセルフサービスで洗車作業を行う洗車機と、を備えた給油洗車システムにおいて、前記給油装置が給油客による入力操作を受け付ける操作部と、前記操作部により設定される給油量を含む給油設定内容を表示するとともに、給油中に前記洗車機の操作方法から成る給油所内のサービス情報を表示する表示部と、給油客が把持して燃料油を吐出する給油ノズルと、を有し、前記サービス情報が再生時間の異なる複数の動画を有して動画の再生時間が長くなるほど前記洗車機の操作方法を詳細に説明し、前記給油量に基づく給油時間に応じた再生時間の動画を選択して表示することを特徴とする。
この構成によると、給油客がセルフサービスで給油作業を行う給油装置と、給油客がセルフサービスで洗車作業を行う洗車機と、を備えた給油洗車システムにおいて、前記給油装置が給油客による入力操作を受け付ける操作部と、前記操作部により設定される給油量を含む給油設定内容を表示するとともに、給油中に前記洗車機の操作方法から成るサービス情報を表示する表示部と、給油客が把持して燃料油を吐出する給油ノズルと、を有し、前記サービス情報が再生時間の異なる複数の動画を有して動画の再生時間が長くなるほど前記洗車機の操作方法を詳細に説明し、前記給油量に基づく給油時間に応じた再生時間の動画を選択して表示したことによって、給油量に応じた動画を再生することができ、利便性の高い給油洗車システムを提供することができる。
以上のように本発明によれば、利便性の高い給油装置及び給油洗車システムを提供することができる。
本発明に係る給油装置の一例を示す正面図である。 給油装置が備える各種機能を示す機能ブロック図である。 洗車機一台の全体構成を示す側面図である。 本発明に係る洗車機が備えるリモートパネルの一例を示す正面図である。 給油装置の設定操作の手順を示すフローチャートである。 給油装置の設定操作の手順を示すフローチャートである。 投入金額や給油量に応じた広告情報一覧を示す図表である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の給油装置の実施形態の一例を示す正面図である。即ち、給油所の敷地内に設けられた固定式の給油装置である。
給油装置1は門型フレーム2内の下部に3台の給油機ケース3を横に並べて配置する。前記給油機ケース3の上に操作部4を配設する。操作部4は給油装置1の入出力操作を行うための総称である。5は支柱であり、給油装置1はピット15上に設けられ、複数の油種、例えばレギュラーガソリン、ハイオクガソリン、軽油の3油種の給油系統が組み込まれている。
ピット15内には図示しないレギュラーガソリン貯油タンクに接続され給油管16に接続されている。給油管16は給油装置1の下部内に配設され、給油ポンプ17、及び流量計18が介装され、給油ポンプ17は給油モータ19で駆動される。また、流量計18にはパルス発信器20が設けられている。
給油管16は支柱5内を通って給油ホース9に接続され、給油ホース9の先端には給油ノズル7が取り付けられている。給油ノズル7は給油装置1に設けられたノズル掛け6に着脱され、ノズル掛け6にはノズルスイッチ21が設けられている。
上記ではレギュラーガソリンについて説明したが、ピット15内には図示しないハイオクガソリン貯油タンク、軽油貯油タンクが設けられており、その他の構造は同一であるため省略する。
給油装置1に設けられた操作部4には、給油量を表示する給油量表示器8、油種選択釦10、カードリーダ11、タッチパネル(表示部)12、インターフォン13、キーボード14、スピーカ22などを備えている。
さらに、給油装置1の近傍には、図示しないが給油客を検知する人体検知器、車両検知器をそれぞれ備える。
図2は、給油装置1が備える機能ブロック図である。機能ブロック図には給油装置全体を制御する制御部101とプリペイドカード等の電子データの記録媒体を用いた情報や各給油コースおよびオプションに対応するモードを予め記憶したり、動画からなる洗車機のサービス情報を複数記憶する記憶部102や領収書の発行の有無などを選択する選択部103とを備える。
操作部4にて設定される各種給油コース、領収書発行の有無などを、キーボード14や表示部(タッチパネル)12から受け付け、制御部101を介して、設定された給油コースや領収書発行の有無などを報知部(スピーカ)22や給油装置1を駆動する信号を出力する。
表示部12は、例えばLCD(Liquid Crystal Display),ELD(Electro Luminescence Display)等の画面表示器によって構成され、セルフ給油作業時における給油量、この給油量に給油単価を乗算して演算される給油金額といった給油情報の他、セルフ給油作業における作業手順やその作業内容が動画により案内表示される構成になっている。
また、制御部101には、給油ポンプ17のポンプ駆動部17a、給油量表示器8の表示計駆動部8aが形成され、また、パルス発信器20の流量信号を受けて給油量を算出する計数部20a、および切換部20bが設けられる。
さらに、給油量が決定された場合は、決定された量を給油するために必要な時間を計算する給油時間計算部25と、該給油時間計算部25から計算された時間に基づき洗車機のサービス情報を決定するサービス情報決定部26を設けている。
図3は給油装置内に設置され、即ち給油装置に並設される洗車機の一例を示す図である。給油所などに設置されている洗車機WAは、被洗浄車両CAと洗車機本体31を前後方向に相対移動させながら、被洗浄車両CAに貯液タンクに貯留された液剤や洗浄水を噴霧して洗車を行う構成とされている。
この洗車機WAは、例えば、複数のブラシを備える洗浄部材と、ブロワと複数の送風ノズルを備える乾燥部材とを装着し、被洗浄車両CAを跨ぐように門型とされる洗車機本体31を備えた構成であり、被洗浄車両CAと洗車機本体31を前後方向に相対移動させながら、複数の貯液タンクに貯留された液剤をそれぞれ水により希釈して前記被洗浄車両CAへ噴霧して、前記被洗浄車両CAの洗車を行う。
例えば、洗車機本体31が、車輪33を介してレール32上に沿って走行移動する構成とし、被洗浄車両CAを、該被洗浄車両CAを跨ぐ門型とされる洗車機の左右一対のレール間の所定の位置に停車して、洗車機本体31に設置する操作パネル37もしくは洗車機本体31から離れた位置に設置するリモートパネル37Aに、所望の洗車モードを設定し、スタート釦を操作して、洗車操作を開始する。
門型の洗車機本体31は、被洗浄車両CAを洗浄するブラシとして、例えば、被洗浄車両CAの上面を洗浄するトップブラシ34と、被洗浄車両CAの両側面と前後面を洗浄する左右一対のサイドブラシ35と、被洗浄車両CAの両側面下部を洗浄する左右一対のロッカーブラシ36を備えている。
また、ブラッシングの際に使用する洗浄水や各種液剤を噴霧する各種ノズルや各種液剤を貯液する貯液タンクを備えている。各種液剤を貯液する複数の貯液タンクは、洗車機本体31に設けられるタンク収納部60に収納されており、電磁式の開閉弁と副給水ホースを備える分配配管部61を介して各ノズルに分配している。液剤を噴霧するノズルとしては、例えば、第一浄水ノズル41、第一洗剤ノズル42、第二浄水ノズル43、撥水コートノズル44、第二洗剤ノズル45、ワックスノズル46などが配設されている。
さらに、乾燥のために、ブロワ50と該ブロワ50からの送風を吹き付ける昇降自在なトップ送風ノズル51と左右一対のサイド送風ノズル52を備えている。また、洗車機本体31に配設する操作パネル37、もしくは、洗車機本体31から離れた位置に設置するリモートパネル37Aを介して、洗車機WAの駆動条件を設定し、設定された条件に基づいて洗車機WAを駆動する構成としている。38は、被洗浄車両CAの有無および車高を検知するセンサであって、例えば、光電センサや超音波を利用したソニックセンサが好適に用いられる。
操作パネル37やリモートパネル37Aには、水洗いモードや、洗剤を用いた洗浄モードや、ワックスを塗布するワックスモードや、撥水剤をコートする撥水モードなどの各種洗車モードを選択する選択釦や、ブラシの回転数を制御するブラシ回転スイッチや、スタート・ストップ釦などが設けられている。
また、洗車機本体31を、洗浄部材を備えた洗浄機本体と乾燥部材を備えた乾燥機本体との別体として、それぞれが、被洗浄車両CAを跨ぐように門型とされ、被洗浄車両CAと洗浄機本体と乾燥機本体とを前後方向に相対移動させながら、被洗浄車両CAの洗車を行う構成の洗車機も知られている。この構成であっても、各種ブラシと各種ノズルを備え、操作パネル37もしくはリモートパネル37Aを備えていることは同じである。
上記した従来の洗車機WAにおいては、一台の洗車機に一台の操作パネル37もしくはリモートパネル37Aが配設された1:1構成とされていて、洗車の際には、車種に適応した洗車モードや使用者が所望する洗車モードに設定する必要がある。そのために、操作パネル37やリモートパネル37Aに、ユーザもしくは洗車スタッフが所定の洗車モードを選択して設定している。
洗車機の操作部を構成する操作パネル37もしくはリモートパネル37Aは、押釦とディジタル表示器等から構成されている。そしてこれらのパネルから車種の設定、装備品の設定、洗車コースを選択して洗車を実行している。
図4に示す操作盤面式のリモートパネル37Aは、洗車機WAの洗車モードを設定する装置であって、図3に示すように、洗車機WAへの進入経路上に設置されている。そのために、該リモートパネル37Aの正面に被洗浄車両CAを停車して、洗車機WAの洗車モードを設定することができる。
リモートパネル37Aは、支柱70にパネル本体71が上下動自在に装着された構成であって、支柱70に昇降装置(不図示)を内蔵し、上昇釦85a、もしくは下降釦85bを押下して、所定の距離を昇降自在な構成とされている。なお上昇釦85aと下降釦85bを総称し、昇降釦85とする。
パネル本体71の正面側には、返却レバー72、コイン投入口73、紙幣投入口74を設けている。さらに、プリペイドカード等の電子データの記録媒体の読取装置としてのカード投入口75とレシート等を読み取るための光学的読取機能を備えた読取部76とつり銭の返却口もしくは領収書やレシートの発行部となる払い出し部79が設けられている。
さらに、リモートパネル7Aには、報知部として音声出力を行うスピーカ81が設けられており、洗車モードの設定操作の内容や手順を案内する音声ガイド、もしくは、注意事項などの音声ガイドを出力可能としている。また、音声ガイドの出力を停止する停止釦77と音声ガイドの音量を調整するボリューム調整釦78が設けられている。また、リモートパネル37A部に進入してくる被洗浄車両CAを検知する反射型光電センサである車両検知センサ80を設けている。
また、リモートパネル37Aには、投入された金額を表示する金額表示部90、各種の洗車モードに対応する設定釦91が設けられている。設定釦91には、例えば、シャンプーを行う釦、ワックス掛けを行う釦、撥水コートを行う釦、第2(高級)シャンプー、第2(高級)ワックス、第2(高級)撥水コートや特殊なコートを行う選択釦等を設ける構成としている。
さらに、リモートパネル37Aには、装備品設定釦92を備える。装備品設定釦92として、例えば、該当装備品なし釦、フロントガードあり釦、フェンダーポールあり釦、ドアミラーあり釦、リヤワイパーあり釦などが設けられている。また、スタート操作釦84として、例えば、スタート釦84a、キャンセル釦84bが設けられている。
次に、図5に示すフローチャートを用いて、前記給油装置において、給油中にサービス情報が表示されることについて説明する。
ステップ1では、給油のために自動車が給油所内に進入し、給油装置1の前の給油地点に停止して給油客が自動車から降りて給油装置1の前に移動すると、人体検知器が給油客を検知し、人体検知信号が切換部20bに入力する。
ステップ2では、人体検知信号を受けて、切換部20bの働きで記憶部102が表示部12に接続され、情報表示器12には給油操作案内が表示される。例えば、表示部12に「○○給油所 ご利用有り難うございます」の表示され、当該内容をスピーカ22から報知してもよい。また、カードリーダ11などによって、個人情報を特定することも可能である。さらに「静電気が非常に発生し易い状況です。静電気除去シートに触れてください。」と表示部12やスピーカ22から報知してもよい。
ステップS3では、給油する油種の設定がOKか判断される。OKの場合にはステップS5へ移行する。OKではない場合、ステップS4へ移行する。ここで油種は上記のカードリーダ11などによって、既に設定されている場合や、カードリーダがなくても初期の設定が有効な場合には給油の種類が初期設定されている。
ステップS4では、給油の種類を表示部12や油種設定釦10から、給油者は所望の給油種類を設定する。油種には主としてレギュラーガソリン、ハイオクガソリン、軽油がある。なお、給油と燃料油とは同義である。
ステップS5では、車に吐出(給油と同義)する給油量を操作部4から設定する。例えば、この際、表示部12やスピーカ20から「これからお客様の給油量の設定を行います。給油量の設定には、金額による設定と、数量による設定の2つの場合がございます」などを表示もしくは報知してもよい。
ステップS6では、給油量を金額設定によって行うか否かが判定される。金額設定の場合にはステップS7へ移行し、金額設定でない場合にはステップS8へ移行する。例えば、この際、表示部12やスピーカ20から「金額設定を行いますか?」などを表示もしくは報知してもよい。
ステップS7では、給油客は所定の金額を操作部4から設定する。即ち、上記で選択した給油の種類をどのくらいの金額で投入するかを設定する。例えば、上記ステップで設定した油種(例えばレギュラーガソリン)が表示部12に表示され、「油種<レギュラー>」の表示下部に「金額を設定してください< >円」が表示される。また、当該内容をスピーカ20から報知してもよい。この画面において、例えば、2000円を入力すると、給油量2000円分の20リットルが設定され、「給油量<20>」が表示される。
ステップS8では、給油量を数量設定するか判断する。数量設定の場合にはステップS9へ移行し、数量設定ではない場合、例えば上記ステップですでに金額設定していた場合には、ステップS10へ移行する。例えば、この際、表示部12やスピーカ20から「数量設定を行いますか?」などを表示もしくは報知してもよい。
ステップS9では、給油量を操作部4から設定する。即ち、上記で選択した給油の種類をどのくらい給油するかを設定する。例えば、上記ステップで設定した油種(例えばレギュラーガソリン)が表示部12に表示され、「油種<レギュラー>」の表示下部に「給油量を設定してください< >リットル」が表示される。また、当該内容をスピーカ20から報知してもよい。この画面において、例えば、20を入力すると、給油量20リットルが設定され、「給油量<20>」が表示される。
ステップ10では上記ステップがOKか確認される。OKの場合にはステップS11へ移行し、OKではない場合にはステップS12へ移行する。例えば、この際、表示部12やスピーカ20から「これらの設定でよろしいでしょうか?」などを表示もしくは報知してもよい。
ステップS11では、金額または数量によって、給油装置1から吐出できる給油量が決定される。例えば、この際、表示部12やスピーカ20から「○○リットルを投入することになります。料金は△△円です。」などを表示もしくは報知してもよい。
ステップS12では、決定された給油量から、決定された量を給油するために必要な時間を給油時間計算部25によって計算する。
ステップS13では、給油時間に応じた洗車機のサービス情報が図7の図表から決定される。図7は本実施形態の一例であり、給油装置の記憶部102には複数の動画からなるサービス情報A〜Cを備えている。給油者が決定した給油量に応じて、サービス情報A〜Cが決定される。サービス情報Aは給油時間が短い給油者向けの動画であり、サービス情報Cは給油時間が長い給油者向けの動画である。またいずれの動画にも音声も含まれている。
即ち、図7に示すように、サービス情報Aでは放映時間は2分、サービス情報Bでは4分、サービス情報Bでは6分となっている。また放映時間が長い程、洗車機の操作方法を詳細に説明することになっている。例えば図7で示すように、いずれのサービス情報でも水洗い、WAX等洗車コースの説明はあるが、サービス情報Aでは、リヤ、フロント、ルーフ等の装備品の説明はないが、サービス情報BやCでは説明がある。また車種の説明ではサービス情報Cでのみ説明する構成となっている。
なお、同じ投入金額でも油種によって、給油できる給油量は異なる。即ち、軽油とハイオクガソリンでは、同じ金額でも吐出できる給油量は異なる。また、油種は毎日同じ値段ではない。そのため、給油時間計算部25によって、その時の油種の単価によって最終的に決定される。
ステップS14では給油が開始される。即ち、給油管16内の燃料油は、給油ポンプ17、流量計18、及び給油ホース9を介して、給油ノズル7から自動車の燃料タンク内へ給油される。そして制御部101は、流量計18の流量パルス発信器20の流量信号を演算し、演算した給油量と給油金額を表示部12に表示する。
ここで、一般的に給油客の視線は、給油中は、給油口か給油金額に向けられる傾向がある。そのため、表示部12に給油量や給油金額をサービス情報とともに表示したために、給油客の視線に入るようにサービス情報を提供することができる。このため、給油客に対して効果的な宣伝を提供することができる。
ステップS15では、給油ノズル7の弁が閉じ、流量制御弁(不図示)も閉じ、スピーカ11や表示部12から「給油が停止しました。キャップの閉め忘れに注意して下さい。」という様な音声を報知もしくは表示して、給油は終了する。
ステップS16では、洗車機のサービス情報が終了したか判定される。終了した場合にはステップS18へ移行し、終了していない場合にはステップS17へ移行する。
ステップS17では、洗車機のサービス情報を給油客によって強制的に中止する。サービス情報の動画の再生中に給油が終了した際に、操作部4の操作によって動画の再生を中止する。これにより、早くサービス情報の動画を強制的に中止でき、レシートの発行や洗車機の利用など、その後の手続きへ進むことができる。
ステップS18では、所定の処理として、給油客は操作部4で給油料金を精算し、プリンター(不図示)から発行されたレシートを受け取るなどの作業を行って終了する。
上記の通り、本願発明は、給油客による入力操作を受け付ける操作部4と、前記操作部により設定される給油設定内容を表示する表示部12と、給油客が把持して燃料油を吐出する給油ノズル7と、を備え、給油客がセルフサービスで給油作業を行う給油装置1において、給油中に給油所内のサービス情報を前記表示部12に表示し、前記給油設定内容に応じて前記サービス情報の表示時間を可変としたことを特徴とする給油装置である。
このため、利便性の高い、使い勝手のよい給油装置を提供し、洗車機の利用を促進し、1度で給油と洗車ができるため、結果継続的な来店を促進することができる。つまり、ガソリンスタンドにとっても給油者にとっても効率的なサービス提供が可能となる。
また本発明の構成は、上記実施形態のほか、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。
1 給油装置
4 操作部
12 表示部
7 給油ノズル
37A リモートパネル
CA 被洗浄車両
WA 洗車器

Claims (5)

  1. 給油客による入力操作を受け付ける操作部と、
    前記操作部により設定される給油設定内容を表示する表示部と、
    給油客が把持して燃料油を吐出する給油ノズルと、
    を備え、給油客がセルフサービスで給油作業を行う給油装置において、
    給油中に給油所内のサービス情報を前記表示部に表示し、前記給油設定内容に応じて前記サービス情報の表示時間を可変としたことを特徴とする給油装置。
  2. 前記給油設定内容が給油量を含むとともに、前記サービス情報が再生時間の異なる複数の動画を有し、前記給油量に基づく給油時間に応じた再生時間の動画を選択して表示することを特徴とする請求項1に記載の給油装置。
  3. 前記サービス情報が給油内に設置されている洗車機の操作方法から成り、動画の再生時間が長くなるほど前記洗車機の操作方法を詳細に説明することを特徴とする請求項2に記載の給油装置。
  4. 動画の再生中に給油が終了した際に、前記操作部の操作によって動画の再生を中止可能としたことを特徴とする請求項2または3に記載の給油装置。
  5. 給油客がセルフサービスで給油作業を行う給油装置と、
    給油客がセルフサービスで洗車作業を行う洗車機と、
    を備えた給油洗車システムにおいて、
    前記給油装置が給油客による入力操作を受け付ける操作部と、
    前記操作部により設定される給油量を含む給油設定内容を表示するとともに、給油中に前記洗車機の操作方法から成る給油所内のサービス情報を表示する表示部と、
    給油客が把持して燃料油を吐出する給油ノズルと、
    を有し、
    前記サービス情報が再生時間の異なる複数の動画を有して動画の再生時間が長くなるほど前記洗車機の操作方法を詳細に説明し、前記給油量に基づく給油時間に応じた再生時間の動画を選択して表示することを特徴とする給油洗車システム。
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