JP5109859B2 - 洗車機 - Google Patents

洗車機

Info

Publication number
JP5109859B2
JP5109859B2 JP2008200356A JP2008200356A JP5109859B2 JP 5109859 B2 JP5109859 B2 JP 5109859B2 JP 2008200356 A JP2008200356 A JP 2008200356A JP 2008200356 A JP2008200356 A JP 2008200356A JP 5109859 B2 JP5109859 B2 JP 5109859B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
car wash
voice guide
button
mode
volume
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008200356A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010036676A (ja
Inventor
伸浩 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP2008200356A priority Critical patent/JP5109859B2/ja
Publication of JP2010036676A publication Critical patent/JP2010036676A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5109859B2 publication Critical patent/JP5109859B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

本発明は、たとえば給油所に設置され洗車に使用される洗車機に関し、特に、洗車モードを設定するリモートパネルを備える洗車機に関する。
従来、給油所などに設置されている洗車機は、被洗浄車両と洗車機本体を前後方向に相対移動させながら、被洗浄車両に貯液タンクに貯留された液剤や洗浄水を噴霧して洗車を行う構成とされている。また、液剤や洗浄水を噴霧しながらブラッシングして洗浄することや、洗浄後に風を吹き付けて乾燥することが行われている。
洗車の際に用いる液剤としては、各種のシャンプーやワックスやコート類が用いられており、被洗浄車両のタイプや表面塗層に適した各種液剤が提案されている。これらの各種液剤は、それぞれ専用の貯液タンクに貯留されており、タンク内に挿入されたチューブを介して、洗車工程の処理に応じて噴霧され消費されていく。また、複数の洗車モードから所望のモードを選択し、使用する液剤の種類を選択して所定の洗車モードに設定する操作パネルやリモートパネルを備えている。操作パネルは洗車機本体に配設しているが、リモートパネルは洗車機本体から離れた位置に設置して、このリモートパネルと操作パネルとを電気的に接続して、リモートパネルに設定された洗車モードにより、洗車機を駆動可能にしている。
操作パネルやリモートパネルを備える洗車機の一例について図4を用いて説明する。この洗車機WAは、複数のブラシを備える洗浄部材と、ブロワと複数の送風ノズルを備える乾燥部材とを一体に装着し、被洗浄車両CAを跨ぐように門型とされる洗車機本体1を備えた構成であり、被洗浄車両CAと洗車機本体1を前後方向に相対移動させながら、複数の貯液タンクに貯留された液剤をそれぞれ水により希釈して前記被洗浄車両へ噴霧して、前記被洗浄車両の洗車を行う。
例えば、洗車機本体1が、車輪3を介してレール2上に沿って走行移動する構成とし、被洗浄車両CAを、該被洗浄車両CAを跨ぐ門型とされる洗車機の左右一対のレール間の所定の位置に停車して、洗車機本体1に設置する操作パネル7もしくは洗車機本体1から離れた位置に設置するリモートパネル7Aに、所望の洗車モードを設定し、スタートボタンを操作して、洗車操作を開始する。
門型の洗車機本体1は、被洗浄車両CAを洗浄するブラシとして、例えば、被洗浄車両CAの上面を洗浄するトップブラシ4と、被洗浄車両CAの両側面と前後面を洗浄する左右一対のサイドブラシ5と、被洗浄車両CAの両側面下部を洗浄する左右一対のロッカーブラシ6を備えている。
また、ブラッシングの際に使用する洗浄水や各種液剤を噴霧する各種ノズルや各種液剤を貯液する貯液タンクを備えている。各種液剤を貯液する複数の貯液タンクは、洗車機本体1に設けられるタンク収納部50に収納されており、電磁式の開閉弁と副給水ホースを備える分配配管部51を介して各ノズルに分配している。液剤を噴霧するノズルとしては、例えば、第一浄水ノズル11、第一洗剤ノズル12、第二浄水ノズル13、撥水コートノズル14、第二洗剤ノズル15、ワックスノズル16などが配設されている。
さらに、乾燥のために、ブロワ20と該ブロワ20からの送風を吹き付ける昇降自在なトップ送風ノズル21と左右一対のサイド送風ノズル22を備えている。また、洗車機本体1に配設する操作パネル7、もしくは、洗車機本体1から離れた位置に設置するリモートパネル7Aを介して、洗車機WAの駆動条件を設定し、設定された条件に基づいて洗車機WAを駆動する構成としている。8は、被洗浄車両CAの有無および車高を検知するセンサであって、例えば、光電センサや超音波を利用したソニックセンサが好適に用いられる。
操作パネル7やリモートパネル7Aには、水洗いモードや、洗剤を用いた洗浄モードや、ワックスを塗布するワックスモードや、撥水剤をコートする撥水モードなどの各種洗車モードを選択する選択ボタンや、ブラシの回転数を制御するブラシ回転スイッチや、スタート・ストップボタンなどが設けられている。
また、洗車機本体1を、洗浄部材を備えた洗浄機本体と乾燥部材を備えた乾燥機本体との別体として、それぞれが、被洗浄車両CAを跨ぐように門型とされ、被洗浄車両CAと洗浄機本体と乾燥機本体とを前後方向に相対移動させながら、被洗浄車両CAの洗車を行う構成の洗車機も知られている。この構成であっても、各種ブラシと各種ノズルを備え、操作パネル7もしくはリモートパネル7Aを備えていることは同じである。
上記した従来の洗車機WAにおいては、一台の洗車機に一台の操作パネル7もしくはリモートパネル7Aが配設された1:1構成とされていて、洗車の際には、車種に適応した洗車モードやユーザーが所望する洗車モードに設定する必要がある。そのために、操作パネル7やリモートパネル7Aに、ユーザーもしくは洗車スタッフが所定の洗車モードを選択して設定している。
また、設定操作の際に洗車に関連する注意事項や操作方法を音声表示することが行われている。この音声出力は、料金やカードを投入するまで一定回数繰り返しアナウンスしている。さらに、重要な内容を運転者に通達するためには、運転者の注意を喚起できることが好ましく、本出願人から、音声発生手段を設け、アナウンス内容毎に音量を設定可能とした洗車設備が既に提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、受付操作時にガイド音声を出力する洗浄装置において、騒音対策すべき時間帯を検知して音量を低減するスプレー式洗浄装置が既に提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−206204号公報 実用新案登録第2593940号公報
しかし、運用によっては、運転者に高付加価値コースを選択してもらうよう、スタッフがお勧めのコース内容や注意事項をリモートパネルの横に立って運転者に口頭にて説明する場合がある。この場合、リモートパネルからのアナウンス音が邪魔となる。
手動にて、アナウンスのボリュームを低減したり音声出力を停止したりすることはできるが、一旦低減したり停止したボタンを元に戻すのを忘れると、次の運転者に対する音声出力が正常に行われなくなるという問題を生じる。
運転者がアナウンス内容を確認できなければ、未確認のまま洗車を行うことになって、事故に繋がる虞が生じる。そのために、スタッフも戻し忘れを心配して、これらのボリューム低減ボタンや音声出力停止ボタンを安心して活用できなかった。
そのために、音声出力手段を設けた洗車機において、単にボリューム低減ボタンや音声出力停止ボタンを設けるだけでは不十分であって、一旦ボリューム低減操作や音声出力停止操作が実行された後でも、次の操作が開始される際には、新たな音声ガイドを出力することが好ましい。
本発明は、上記問題点に鑑み、音声出力手段を設けた洗車機において、ボリューム低減操作や音声出力停止操作が実行された後で、戻し操作が行われずに次の操作が開始される際にも新たな音声ガイドを出力可能とする洗車機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、被洗浄車両と洗車機本体を前後方向に相対移動させながら、前記被洗浄車両の洗車を行う洗車機であって、複数の洗車モードの中から所定のステップに沿って所望の洗車モードに設定するリモートパネルを備え、該リモートパネルに、所定の音声ガイドを出力するスピーカと、該スピーカの音声ガイドの出力を停止する停止ボタンを配設すると共に、所定のステップに沿って洗車モードを設定しているときに前記停止ボタンが操作されると、一旦音声ガイドを停止し、その後の所定のタイミングで音声ガイドを再開始する構成としたことを特徴としている。
この構成によると、音声ガイドが不要なときに、停止ボタンを操作して音声出力を停止しても、所定のタイミングで自動的に音声ガイドが再開始されるので、ボタンの戻し忘れの心配がなく、安心して音声ガイドの停止ボタンを活用することができる。
また本発明は、上記構成の洗車機において、前記所定のタイミングが新たな車両の洗車モードの設定開始のタイミングであることを特徴としている。この構成によると、新たな洗車モードの設定が開始される度に音声ガイドの出力を開始するので、ボタンやスイッチの戻し忘れを恐れることがなく、スタッフにとって操作容易となる。
また本発明は、上記構成の洗車機において、前記リモートパネルに車両検知センサを設け、該車両検知センサが新たな車両を検知したときに、新たな音声ガイドを出力開始することを特徴としている。この構成によると、洗車モードを設定するリモートパネル部に新たな車両が到達して停止すると新たな洗車モードの設定が開始されると判断して音声ガイドの出力を開始するので、運転者にとって操作容易となる。
また本発明は、上記構成の洗車機において、前記所定のタイミングが洗車モード設定時の次のステップの開始タイミングであって、所定のステップに沿って洗車モードを設定しているときに前記停止ボタンが操作されると、当該ステップに応じた音声ガイドの出力を停止すると共に、洗車モード設定の次のステップに移動すると該ステップに応じた音声ガイドを出力開始することを特徴としている。この構成によると、不要な説明を省くことができるので、運転者が聞きたい音声ガイドを聞くことができ、音声ガイドに邪魔されることがなくスタッフが運転者に所定のステップについて説明することができる。
また本発明は、上記構成の洗車機において、前記停止ボタンが、洗車モードを設定する際に所定の一連の音声ガイドを出力する第一出力モードと、停止ボタンを押下して一連の音声ガイドを全て停止する第二出力モードと、停止ボタンが押下された所定のステップに応じた音声ガイドのみを停止して次のステップの音声ガイドを出力する第三出力モードを選択する機能を有することを特徴としている。この構成によると、各ステップの全ての音声ガイドを聞きたい場合や、所定のステップの音声ガイドが不要の場合や、全ての音声ガイドが不要の場合の、いずれの場合にも対応可能な洗車機となる。
また本発明は、上記構成の洗車機において、一回押下して音声ガイドのボリュームを下げ、再度押下して元のボリュームに復帰させるボリューム低減ボタンを設けたことを特徴としている。この構成によると、スタッフが運転者に説明する際にボリュームを下げても、所定の説明が終わった後で再度ボタンを押下する単純な操作でボリュームを元に戻すことができるので、操作容易となる。
また本発明は、上記構成の洗車機において、音声ガイドのボリュームを調整するボリューム調整ボタンを設けたことを特徴としている。この構成によると、運転者に聞き取りやすいボリュームに調整することも、周囲に迷惑とならない程度のボリュームにすることもできるので、運転者にとってもスタッフにとっても扱い易い洗車機となる。
また本発明は、上記構成の洗車機において、前記ボリューム調整ボタンの基準位置を予め設定可能とし、一旦停止された音声ガイドが新たに開始されると、ボリュームも予め定められた基準位置に復帰することを特徴としている。この構成によると、特定の運転者やスタッフが選択したボリュ−ムを、新たな運転者に対して元の基準音量に自動的に復帰するので、いちいち元に戻す操作が不要となり、スタッフや運転者にとって操作容易な洗車機となる。
本発明によれば、所望の洗車モードに設定するリモートパネルに、所定の音声ガイドを出力するスピーカと、該スピーカの音声ガイドの出力を停止する停止ボタンを配設すると共に、所定のステップに沿って洗車モードを設定しているときに前記停止ボタンが操作されると、一旦音声ガイドを停止し、その後の所定のタイミングで音声ガイドを再開始する構成としたので、音声ガイドの出力が、所定のタイミングで自動的に復帰することになって、スイッチの戻し忘れの心配がなく、安心して音声ガイドの停止ボタンの活用が図れる洗車機を得ることができる。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明に係る洗車機が備えるリモートパネルの一例を示す正面図である。図2は洗車モードを設定する操作の各ステップの内容を示す説明図である。図3は音声ガイドの各出力モードを説明する模式図である。図4は洗車機一台の全体構成例を示す側面図である。
図1に示すリモートパネル7Aは、洗車機WAの洗車モードを設定する装置であって、図4に示すように、洗車機WAへの進入経路上に設置されている。そのために、該リモートパネル7Aの正面に被洗浄車両CAを停車して、洗車機WAの洗車モードを設定することができる。
リモートパネル7Aは、支柱70にパネル本体71が上下動自在に装着された構成であって、上昇ボタン85a、もしくは下降ボタン85bを押下して、それぞれ上昇、下降させることが可能とされている。また、パネル本体71の正面側には、返却レバー72、コイン投入口73、紙幣投入口74、カード投入口75が設けられている。78はつり銭の返却口もしくは領収書発行部となる払い出し部である。
また、洗車モードを設定する操作の各ステップに対応した表示部と操作部が設けられており、所定のお金を入金して表示するステップ1(S1)と、洗車モード設定ボタン82(82a、82b、82c・・・)が配置されて所望の洗車モードに設定するステップ2(S2)と、装備品設定ボタン83を操作して被洗浄車両CAが備える装備品を設定するステップ3(S3)と、洗車を開始するスタートボタンを操作するステップ4(S4)とに対応した盤面配置が形成されている。
ステップ1(S1)に対応する盤面には、投入された金額を表示する金額表示部81が設けられている。ステップ2(S2)に対応する盤面には、各種の洗車モードに対応する設定ボタン82a、82b、82c・・・が配置されている。設定ボタン82aは、例えば、シャンプーを行うボタンであり、設定ボタン82bは、例えば、ワックス掛けを行うボタンであり、設定ボタン82cは、例えば、撥水コートを行うボタンである。この他にも、第二(高級)シャンプー、第二(高級)ワックス、第二(高級)撥水コートや特殊なコートを行う選択ボタンを設ける構成としている。
ステップ3(S3)に対応する盤面には、装備品設定ボタン83として、例えば、該当装備品なしボタン83a、フロントガードありボタン83b、フェンダーポールありボタン83c、ドアミラーありボタン83d、リヤワイパーありボタン83eなどが設けられている。ステップ4(S4)に対応する盤面には、スタート操作ボタン84として、例えば、スタートボタン84a、キャンセルボタン84bが設けられている。
上記の各ステップに応じた操作を行って、所望の洗車モードに設定することができる。また、所望の洗車モードに設定した後で、被洗浄車両CAを洗車機WAに移動し、洗車機の左右一対のレール間の所定の位置に停車して、洗車機に設ける車体検知センサもしくはスタートボタンを操作して、洗車操作を開始することができる。
これらの洗車モードの設定は、運転者自身でも、洗車機を所有するスタッフによっても行うことができる。スタッフが行う場合には、各洗車モードの特徴を運転者に説明しながら、被洗浄車両CAに適した洗車モードを推奨し設定することができる。
リモートパネル7Aには、音声出力手段としてスピーカ80が設けられており、洗車モードの設定操作の内容や手順を案内する音声ガイド、もしくは、注意事項などの音声ガイドを出力可能としている。また、音声ガイドの出力を停止する停止ボタン76と、音声ガイドの音量を下げるボリューム低減ボタン77が設けられている。
上記のようにスピーカ80は、所定のステップに沿って洗車モードを設定する際に、所定の音声ガイドを出力している。例えば、図2に示すように、洗車モードの設定がスタートすると、もしくは、車両検知センサ79が被洗浄車両CAを検知すると、「ただいまから洗車モードの設定を開始します。お金を投入して下さい」とアナウンスする。それから、ステップ1(S1)で、お金やカードが投入され入金が確認されると、「洗車モードを選択して下さい」「・・・コースをお薦めします」などとアナウンスし、ステップ2(S2)で洗車モードが選択されると、「洗車モードを設定しました」「お金が不足しています」「装備品を指定して下さい」などとアナウンスし、洗車モードの設定が完了するとステップ3(S3)の装備品の指定に移る。この際には、例えば、「フロントガード装着に設定しました」とアナウンスし、全ての設定が終了すると、「洗車OKです。スタートボタンを押して下さい」とアナウンスすることができる。それから、ステップ4(S4)にてスタートボタンを押下して洗車開始となる。
洗車モードを設定する際に、スタッフが、各洗車モードについて運転者に説明する場合には、スピーカ80からの音声ガイドは不要であり、かえって邪魔となることがある。そのために、この場合には、停止ボタン76を押下して、音声ガイドの出力を停止するようにした。もしくは、ボリューム低減ボタン77を押下して邪魔にならない程度にまで音量を低下させることができる。
一旦、停止ボタン76やボリューム低減ボタン77を操作した後、音声ガイドを元の状態に復帰させるには、通常は再度ボタン操作を必要としている。しかし、新たなボタン操作が必要であれば、復帰操作し忘れると、次のステップの音声ガイドが行われなく虞が生じて好ましくない。
そのために、本実施の形態においては、所定のステップに沿って洗車モードを設定しているときに前記停止ボタン76が操作されると、一旦音声ガイドを停止し、その後の所定のタイミングで音声ガイドを開始する構成とした。この構成であれば、音声ガイドが不要なときに、停止ボタン76を操作して音声出力を停止しても、所定のタイミングで自動的に復帰して音声ガイドが開始されるので、ボタンの再操作やスイッチの戻し忘れの心配がなく、安心して音声ガイドの停止ボタンを活用することができる。
ボリューム低減ボタン77を一回押下すると音声ガイドのボリュームが下がり、再度押下すると元のボリュームに復帰するようにしているが、ボリューム低減ボタン77が操作された後でも、所定のタイミングで自動的に元の音量レベルに復帰させることが好ましい。そのために、本実施の形態においては、停止ボタン76を操作して音声出力を停止した後でも、ボリューム低減ボタン77を押下して音声出力のボリュームを低下した後でも、いずれの場合であっても、所定のタイミングで自動的に元の状態に復帰するようにしている。
また、前記ボリューム低減ボタン77に替えてボリューム調整ボタンを設けて、音声ガイドのボリュームを任意の大きさにするようにしてもよい。さらには、前記ボリューム低減ボタン77にボリューム調整機能を持たせて、押下して所定の音量に低下する機能と、回すことで任意の音量に調整する機能とを共に備える構成とすることも可能である。いずれにしても、ボリュームを調整する場合には、ボリュームの基準位置を予め設定可能とし、一旦停止された音声ガイドが新たに開始されると、ボリュームも予め定められた基準位置に復帰する構成とする。この構成であれば、特定の運転者やスタッフが選択したボリュ−ムを、新たな洗車操作が開始されると、新たな運転者に対して元の基準音量に自動的に復帰するので、いちいち元に戻す操作が不要となり、スタッフや運転者にとって操作容易な洗車機となる。
自動的に元の状態に復帰する所定のタイミングとしては、新たな車両の洗車モードの設定開始のタイミング、もしくは、洗車モード設定時の次のステップの開始タイミングを採用することができる。新たな車両の洗車モードの設定開始のタイミングであれば、新たな洗車モードの設定が開始される度に音声ガイドの出力を開始するので、ボタンやスイッチの戻し忘れを恐れることがなく、スタッフにとって操作容易となる。
上記の、新たな車両の洗車モードの設定開始のタイミングを検知するには、リモートパネル7Aに設ける洗車モード開始ボタンの押下や、コイン投入口73、紙幣投入口74、カード投入口75への新たな投入を検知して行うことができる。また、リモートパネル7Aに設ける車両検知センサ79が新たな車両を検知したタイミングを新たな車両の洗車モードの設定開始のタイミングとすることもできる。この構成であれば、洗車モードを設定するリモートパネル部に新たな車両が到達して停止すると新たな洗車モードの設定が開始されると判断して音声ガイドの出力を開始するので、運転者にとって操作容易となる。
前記所定のタイミングが洗車モード設定時の次のステップの開始タイミングである場合には、所定のステップに沿って洗車モードを設定しているときに前記停止ボタンが操作され当該ステップに応じた音声ガイドの出力を停止した後、洗車モード設定の次のステップに移動すると該ステップに応じた音声ガイドを出力開始する構成である。この構成であれば、ステップ説明の際に不要な説明を省くことができるので、運転者が聞きたい各ステップの音声ガイドを聞くことができる。また、スタッフがステップ操作する際には、音声ガイドに邪魔されることがなくスタッフが運転者に所定のステップについて説明することができる。
上記したように、所定のステップに沿って洗車モードを設定しているときに、音声ガイドの停止ボタン76が操作されると、一旦音声ガイドを停止し、その後の所定のタイミングで音声ガイドを開始する構成としたので、音声ガイドの出力が、所定のタイミングで自動的に復帰することになる。そのために、スイッチの戻し忘れの心配がなく、安心して音声ガイドの停止ボタン76の活用が図れる洗車機を得ることができる。
また、停止ボタン76が、洗車モードを設定する際に所定の一連の音声ガイドを出力する第一出力モードと、停止ボタンを押下して一連の音声ガイドを全て停止する第二出力モードと、停止ボタンが押下された所定のステップに応じた音声ガイドのみを停止して次のステップの音声ガイドを出力する第三出力モードを選択する機能を有する構成とすることができる。この構成であれば、各ステップの全ての音声ガイドを聞きたい場合や、所定のステップの音声ガイドが不要の場合や、全ての音声ガイドが不要の場合の、いずれの場合にも対応可能な洗車機となる。
例えば、図3に示すように、第一出力モードに設定しておけば、車両を検知して洗車モードの設定が開始されると、音声ガイドが開始され、ステップ1(S1)、ステップ2(S2)、ステップ3(S3)、ステップ4(S4)に対応した操作方法や注意事項などの音声ガイドが出力される。また、新たな車両を検知して新たな洗車モードの設定が開始されると、新たな一連の音声ガイドが出力される。
第二出力モードに設定すれば、車両を検知して洗車モードの設定が開始され音声ガイドが開始された直後に停止ボタンが操作された後、その後の全ての音声ガイド出力を停止し、新たな車両を検知して新たな洗車モードの設定が開始されると、新たな音声ガイドが出力される。
第三出力モードに設定すれば、ステップ1(S1)時に音声ガイド出力が停止されると、一旦音声ガイド出力を停止して次ステップで復帰し、当該ステップのステップ2(S2)に対応した音声ガイドが出力される。
上記したように、音声ガイドの停止ボタン76に、音声ガイド出力のモードを設定・変更可能とする機能を付加することができる。いずれの出力モードであっても、所定のタイミングで自動的に元の状態に復帰することは同じであって、ボタンの戻し忘れの心配がなく、安心して音声ガイドの停止ボタンを活用することができる。
上記したように本発明に係る洗車機によれば、複数の洗車モードの中から所定のステップに沿って所望の洗車モードに設定するリモートパネルを備え、該リモートパネルに、所定の音声ガイドを出力するスピーカと、該スピーカの音声ガイドの出力を停止する停止ボタンを配設すると共に、所定のステップに沿って洗車モードを設定しているときに前記停止ボタンが操作されると、一旦音声ガイドを停止し、その後の所定のタイミングで音声ガイドを開始する構成としているので、停止ボタンを操作して音声出力を停止しても、所定のタイミングで自動的に音声ガイドが開始され、ボタンの戻し忘れの心配がなく、安心して音声ガイドの停止ボタンを活用することができる洗車機となる。
また、前記停止ボタンが、洗車モードを設定する際に所定の一連の音声ガイドを出力する第一出力モードと、停止ボタンを押下して一連の音声ガイドを全て停止する第二出力モードと、停止ボタンが押下された所定のステップに応じた音声ガイドのみを停止して次のステップの音声ガイドを出力する第三出力モードを選択可能とすることで、各ステップの全ての音声ガイドを聞きたい場合や、所定のステップの音声ガイドが不要の場合や、全ての音声ガイドが不要の場合の、いずれの場合にも対応可能な洗車機となる。
そのために、本発明に係る洗車機は、管理する側のスタッフにとっても、運転者にとっても使い勝手が良いシステムとなり、複数台の洗車機を設置する洗車場において、各スタッフの要望する音声ガイド出力モードにそれぞれ設定して、複数台の洗車機の有効活用を図ることができる。また、各種洗車モードや各種オプションを同一の洗車機ではなく、それぞれ別の洗車機に設定しておき、ユーザーの要望に応じて適当な洗車モードを選定するので、ユーザーの要望する洗車モードが多い洗車場の洗車機として好適に適用される。
本発明に係る洗車機が備えるリモートパネルの一例を示す正面図である。 洗車モードの各ステップとそのときのアナウンス例を示す概略説明図である。 音声出力モードの概略説明図である。 洗車機一台の全体構成例を示す側面図である。
符号の説明
1 洗車機本体
2 レール
3 車輪
7 操作パネル
7A リモートパネル
71 パネル本体
76 停止ボタン
77 ボリューム低減ボタン
79 車両検知センサ
80 スピーカ
CA 被洗浄車両
WA 洗車機

Claims (4)

  1. 被洗浄車両と洗車機本体を前後方向に相対移動させながら、前記被洗浄車両の洗車を行う洗車機であって、
    複数の洗車モードの中から所定のステップに沿って所望の洗車モードに設定するリモートパネルを備え、該リモートパネルに、所定の音声ガイドを出力するスピーカと、該スピーカの音声ガイドの出力を停止する停止ボタンを配設し、
    所定のステップに沿って洗車モードを設定しているときに前記停止ボタンが操作されると、当該ステップに応じた音声ガイドの出力を停止すると共に、洗車モード設定の次のステップに移動すると該ステップに応じた音声ガイドを出力開始する構成としたことを特徴とする洗車機。
  2. 一回押下すると音声ガイドのボリュームが下がり、再度押下すると元のボリュームに復帰するボリューム低減ボタンを設けたことを特徴とする請求項に記載の洗車機。
  3. 音声ガイドのボリュームを調整するボリューム調整ボタンを設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の洗車機。
  4. 前記ボリューム調整ボタンの基準位置を予め設定可能とし、一旦停止された音声ガイドが新たに開始されると、ボリュームも予め定められた基準位置に復帰することを特徴とする請求項に記載の洗車機。
JP2008200356A 2008-08-04 2008-08-04 洗車機 Expired - Fee Related JP5109859B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008200356A JP5109859B2 (ja) 2008-08-04 2008-08-04 洗車機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008200356A JP5109859B2 (ja) 2008-08-04 2008-08-04 洗車機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010036676A JP2010036676A (ja) 2010-02-18
JP5109859B2 true JP5109859B2 (ja) 2012-12-26

Family

ID=42009679

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008200356A Expired - Fee Related JP5109859B2 (ja) 2008-08-04 2008-08-04 洗車機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5109859B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011195019A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Okatsune Haguruma Seisakusho:Kk 洗車装置及び洗車システム
US9650019B2 (en) 2015-02-24 2017-05-16 Ford Global Technologies, Llc Vehicle car wash mode

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3644336B2 (ja) * 2000-01-25 2005-04-27 株式会社ダイフク 洗車設備
JP2002068029A (ja) * 2000-08-29 2002-03-08 Iseki & Co Ltd 動力車両の音声警報装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010036676A (ja) 2010-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5109859B2 (ja) 洗車機
JP5262874B2 (ja) 洗車機
JP5045651B2 (ja) 洗車機
JP2010064700A (ja) 自動・手動選択式洗車装置
JP5609662B2 (ja) 洗車機
JP5104349B2 (ja) 洗車設備
JP2011005922A (ja) 洗車機
JP5240064B2 (ja) 洗車機
JP5293585B2 (ja) 洗車機の駆動システム
JP6365339B2 (ja) 洗車機および洗車方法
JP4597684B2 (ja) 自動車下部洗浄装置及びその装置を備えた洗車機
JP5724882B2 (ja) 洗車機
JP2010126110A (ja) 洗車機
JP5045578B2 (ja) 洗車機システム
JP5949609B2 (ja) 洗車システム
JP2010167975A (ja) 洗車機
JP6308174B2 (ja) 洗車機および洗車機の制御方法
JP6684080B2 (ja) 洗車装置
JP2012188064A (ja) 洗車機および洗車方法
JP2018016134A (ja) 洗車機及び洗車方法
JP2012162219A (ja) 洗車機
JP7548173B2 (ja) 洗車機、および洗車機の制御方法
JP2014141250A (ja) 洗車機
JP2012046141A (ja) 洗車機
JP5464120B2 (ja) 洗車機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120619

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120817

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120911

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120924

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151019

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5109859

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D03

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees