JP2011195019A - 洗車装置及び洗車システム - Google Patents

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浩治 湯淺
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Abstract

【課題】車両のボディの艶出しや保護コーティングが可能な洗車装置及び洗車システムの提供を目的とする。
【解決手段】本発明の洗車システムは、高圧水噴射工程S1と、泡洗剤噴出工程S2と、泡すすぎ水噴射工程S4と、水垢除去剤噴出工程S5と、ガラスコート剤噴出工程S9と、を備え、ガラスコート剤はケーシング内にガラスコート剤タンク35を内蔵し、ガラスコート剤噴出工程の前において、高圧水を噴射する噴出ノズル部及び高圧水を送るホースを清掃するためのエアーパージ用エアーを噴出させると共にガラスコート剤タンク内にガラスコート剤を攪拌する攪拌用のエアーを噴入させる清掃・攪拌工程S8を備えた。
【選択図】図8

Description

本発明は、洗車装置及び洗車システムに関する。
従来、洗車装置及び洗車システムは、高圧水を噴射した後、泡状洗剤を噴出させ車両に付着した埃や油を洗い流していた(例えば、特許文献1参照)。
特開平3−164353号公報
しかし、従来の装置及びシステムでは、車両ボディの艶だし(光沢)や、保護コーティングが不十分であるという問題があった。また、車両使用者が望むような車両ボディのコ ーティングが容易にできないという問題があった。
そこで、本発明は、車両のボディの艶出しや保護コーティングが可能な洗車装置及び洗車システムの提供を目的とする。
また、他の目的としては、使用者の好みに応じた車両ボディのコーティングが容易に行える洗車装置及び洗車システムの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の洗車装置は、ケーシングに、車両ボディ用のガラスコート剤を貯液するガラスコート剤タンクを内蔵したものである。
また、上記ガラスコート剤タンク内に、予め、攪拌用のエアーを噴入させて、上記ガラスコート剤を攪拌させてから、該ガラスコート剤を噴出させるものである。
また、高圧水を噴射する噴出ノズル部及び高圧水を送るホースを清掃するためのエアーパージ用エアーと、ガラスコート剤の攪拌用のエアーと、を共用したものである。
また、上記攪拌用のエアーの噴出と、上記エアーパージ用エアーの噴出と、を同時にON−OFF操作する共用操作部を設けたものである。
また、本発明の洗車システムは、高圧水噴射工程と、泡洗剤噴出工程と、泡すすぎ水噴射工程と、水垢除去剤噴出工程と、ガラスコート剤噴出工程と、を備えたシステムである

また、上記ガラスコート剤噴出工程の前において、高圧水を噴射する噴出ノズル部及び高圧水を送るホースを清掃するためのエアーパージ用エアーを噴出させると共にガラスコ
ート剤タンク内にガラスコート剤を攪拌する攪拌用のエアーを噴入させる清掃・攪拌工程を備えたシステムである。
また、高圧水噴射工程と、泡洗剤噴出工程と、泡すすぎ水噴射工程と、水垢除去剤噴出工程と、を備え、さらに、コース選択手段によって、撥水コート剤噴出工程とガラスコート剤噴出工程のどちらかが選択的に付加されるシステムである。
本発明の洗車装置及び洗車システムによれば、車両ボディにガラスコート剤によるコーティングを行うことができ、車両ボディの光沢を向上できると共に埃や油等から保護できる。洗車後の車両ボディの美観を維持できる。
本発明の洗車装置の実施形態の正面図である。 一方側の側面図である。 他方側の側面図である。 配管回路の構成図である。 ガラスコート剤タンクの一例を示す斜視図である。 ガラスコート剤タンクの要部分解図である。 噴霧ホースの横断面図である。 本発明の洗車装置及び洗車システムの実施形態を説明するチャート図である。 作用説明図である。 作用説明図である。 作用説明図である。 作用説明図である。 作用説明図である。 作用説明図である。 他の実施形態の配管回路の構成図である。 他の実施形態のチャート図である。
以下、図示の実施形態に基づき本発明を詳説する。
本発明の洗車装置は、図1乃至3に示すように、下端に4つの車輪を有する移動自在な直方体状のケーシング(箱体)10を備えている。また、銃型の噴出ノズル部1及び噴出ノズル部1に接続されケーシング10から突出する噴出用のホース(噴出ホース)11を備えている。また、パイプ状の吐出口部材2及び吐出口部材2に接続されケーシング10から突出する吐出用のホース(吐出ホース)12と、スプレーガン等の銃型の噴霧部材3及び噴霧部材3に接続されケーシング10から突出する2本の噴霧用のホース(噴霧ホース)13a,13bと、を備えている。2本の噴霧ホース13a,13b内、一方は、噴霧部材3の主吸込口3aに接続されるエアー用噴霧ホース13aであり、他方は、噴霧部材3の副吸込口3bに接続されるガラスコート剤用噴霧ホース13bである。吐出ホース12は、泡状となった洗剤、又は、水垢除去剤と水の混合液とエアー、を吐出口部材2に送るためのものである。噴出ホース11は高圧水又は低圧水を噴出ノズル部1に送るためのものである
ケーシング10は、外部のエアーコンプレッサCと接続され圧縮エアーが供給されるエア
ー取込口部15と、外部の水道やタンクに接続され水(温水や冷水)が供給される取水口部14と、を有している。なお、図1に於て、噴出ノズル部1、吐出口部材2、噴霧部材3、
噴霧ホース13a,13b、は図示省略している。
図4に於て、ケーシング10内に、取水口部14を介してケーシング10内に供給された水を貯溜する水タンク31と、泡洗剤を貯液する泡洗剤タンク32と、水垢除去剤を貯液する除去剤タンク33と、撥水コート剤を貯液する撥水コート剤タンク34と、車両ボディ用のガラスコート剤を貯液するガラスコート剤タンク35と、を内蔵している。また、水タンク31内の水を噴出ノズル部1に圧送する噴出ポンプP1を内蔵している。水タンク31内の水と、泡洗剤又は水垢除去剤と、を吐出口部材2に送流させる吐出ポンプP2を内臓している。
ケーシング10内に、噴出ポンプP1と噴出ホース11とを接続する噴出配管51と、撥水コ
ート剤タンク34と噴出配管51とを撥水コート剤用切換弁(第5切換弁)V5を介して接続する撥水コート剤供給配管55と、吐出ポンプP2と吐出ホース12を接続する吐出配管52と
、泡洗剤タンク32と吐出ポンプP2とを泡洗剤用切換弁(第3切換弁)V3を介して接続する泡洗剤供給配管53と、除去剤タンク33と吐出ポンプP2とを水垢除去剤用切換弁(第4切換弁)V4を介して接続する除去剤供給配管54と、ガラスコート剤タンク35とガラスコート剤用噴霧ホース13bを接続するガラスコート剤供給配管56と、を内蔵している。
また、エアー取込口部15とエアー用噴霧ホース13aを接続する噴霧用エアー供給配管66と、エアー取込口部15と噴出配管51とを減圧弁Bを介して接続する噴出用エアー供給配管61と、エアー取込口部15と吐出配管52とを減圧弁Bを介して接続する吐出用エアー供給配管62と、をケーシング10に内蔵している。また、噴出用エアー供給配管61の内、減圧弁Bと噴出配管51の間に噴出用エアー切換弁V1(第1切換弁)を介設している。また、吐出用エアー供給配管62の内、減圧弁Bと吐出配管52の間に吐出用エアー切換弁V2(第2切換弁)を介設している
さらに、ガラスコート剤タンク35に攪拌用のエアーを噴入させるためのエアー噴入配管65をケーシング10に内蔵している。エアー噴入配管65は、一方端(噴出側)が、ガラスコ
ート剤タンク35の底部近傍まで設けられ、他方端(供給側)が第1切換弁V1と噴出配管51の間の噴出用エアー供給配管61に介設された分岐配管部69に接続されている。
また、噴霧部材3に、コンプレッサCからのエアーを噴出させると共に、ガラスコート剤タンク35からガラスコート剤を吸い上げて、噴霧部材3から、ガラスコート剤とエアーを混合して噴霧させるための噴霧操作部(レバー)23を設けている。また、噴霧部材3の副吸込部3bに、ガラスコート剤の吸込量を調節可能な流量操作部(レバー)24を設けている。噴霧操作部23を開操作すると、ガラスコート剤とエアーを混合して噴霧させ、噴霧操作部23を閉操作(非操作状態に)すると噴霧が停止する。
また、図1と図3に示すようにケーシング10に操作部20を設けている。操作部20には、噴出ノズル部1用の噴出操作部21と、吐出口部材2用の吐出操作部22と、を設けている。
つまり、噴出操作部21と吐出操作部22と噴霧操作部23とから成り、各操作部の操作の組合せによって、様々なコースに切換可能なコース選択手段を備えている。
噴出操作部21は、図9に示すように、第5切換弁V5を閉状態かつ噴出ポンプP1を駆動させる水噴出コースと、図13に示すように、第5切換弁V5を開状態かつ噴出ポンプP1を駆動させる撥水コート剤噴出コースと、第5切換弁V5を閉状態かつ噴出ポンプP1を停止させる非作動モードと、に噴出ノズル部1を切換操作するものである。噴出ノズル部1から噴出する水は高圧水と低圧水に切換(調節)自在である。また、撥水コート剤は
、噴出ポンプP1による水の流れによってタンク側から引き込まれる。
吐出操作部22は、図10に示すように、第3切換弁V3を開状態かつ第4切換弁V4を閉状態かつ第2切換弁V2を開状態にすると共に吐出ポンプP2を駆動させる泡噴出コースと、図11に示すように、第3切換弁V3を閉状態かつ第4切換弁V4を開状態かつ第2切換弁V2を開状態にすると共に吐出ポンプP2を駆動させる水垢除去剤噴出コースと、第2切換弁V2と第3切換弁V3と第4切換弁V4とを閉状態にすると共に吐出ポンプP2を停止させる非作動モードと、に吐出口部材2を切換操作するものである。
また、操作部20には、図1及び図12に示すように、第1切換弁V1及び第2切換弁V2を、略同時にON−OFF(開閉)操作する共用操作部25を設けている。
共用操作部25が操作されると、噴出ノズル部1及び噴出ホース11と、吐出口部材2及び吐出ホース12と、をエアーで清掃するエアーパージが行われ、さらに、噴出ノズル部1及び噴出ホース11へ送られるエアーパージ用のエアーの一部をガラスコート剤タンク35に噴入させてガラスコート剤の攪拌が行われる。つまり、共用操作部25は、エアーパージ用エアーの噴出と攪拌用のエアーの噴出を同時操作し、エアーパージ用のエアーと攪拌用のエアーを共用して、清掃・攪拌状態にするためのものである。
また、図5及び図6に示すように、ガラスコート剤タンク35は、段ボール紙等から成る外箱35Bと、ガラスコート剤を貯液すると共に外箱35Bに内装されプラスチック等で成形された可撓性の容器体35Aと、から成る。容器体35Aの開口部は蓋体36によって施蓋されている。蓋体36は、ガラスコート剤供給配管56の一方端側が挿通する供給用孔36bと、エアー噴入配管65の一方端側が挿通する噴入用孔36aと、を有している。
ガラスコート剤が不足又は無くなった場合に、蓋体36を取り外し、外箱35Bに内装されガラスコート剤が充填された別の容器体35Aに蓋体36を取着して、ガラスコート剤タンク35を交換自在としている。なお、図示省略するが、ガラスコート剤供給配管56の一方端に噴霧部材3の副吸込部3b側の目詰まりを防止するフィルター部材を設けている。
また、図3及び図7に示すように、エアー用噴霧ホース13a及びガラスコート剤用噴霧ホース13bは、ケーシング10の近傍で、1本の被覆ホース16内に内装され、噴霧部材3近傍で、1本の被覆ホース16内から、エアー用噴霧ホース13aとガラスコート剤用噴霧ホース13bが再び突出している。ホース捌き等作業性を向上させている。
なお、本発明に於て、泡洗剤とは、カーシャンプー等の洗剤であって、具体的には、陰イオン系界面活性剤を主成分とした発泡洗剤である。
また、水垢除去剤とは、車両ボディについた水垢を取るための洗剤であって、具体的には、陰イオン系界面活性剤及び非イオン系界面活性剤を主成分とした強力洗浄剤である。
また、撥水コート剤とは、具体的には、非イオン系界面活性剤を主成分としたコーティング剤である。
また、ガラスコート剤とは、ケイ素系樹脂を主成分としたコーティング剤である。
ガラスコート剤のケイ素系樹脂に相当する成分は比重が大きく、時間が経過するとタンク35(容器体35A)の底に薄く蓄積する。つまり、主にケイ素系樹脂の沈殿物(蓄積成分)と、その他の成分の上澄み液に分離する虞が高いものである。ガラスコート剤は撥水コート剤に比べて、ガラス系ならではの強靱な被膜が形成でき、車両ボディを保護できる。また、ガラス系レジンとグロスポリマーの効果で、ガラスのような透明感のある艶が得られる。
次に、本発明の洗車装置の使用方法(作用)及び洗車システムについて説明する。
洗車される車両を入庫又は洗車される車両の近傍にケーシング10を移動させる。
起動(スタート)後に、噴出操作部21が水噴出コースに操作され、図8と図9に示すように、噴出ノズル部1から高圧水が噴射されて、車両全体を高圧水で洗い流す高圧水噴射工程S1が行われる。噴出操作部21が非作動モードに操作されると高圧水噴射工程S1が終了する。
次に、吐出操作部22が泡噴出コースに操作されると、図8と図10に示すように、吐出口部材2から泡状になった洗剤が吐出され、車両全体を泡状になった洗剤が包囲する泡洗剤噴出工程S2が行われる。エアーと泡洗剤と水を混合することで、キメが細かく泡立ちの良い泡が吐出される。
次に、吐出操作部22が非作動モードに操作され、泡状となった洗剤と共にムートンやスポンジ等で車両の手洗いが可能な手洗い工程S3(図8参照)が行われる。
次に、噴出操作部21が水噴出コースに操作され、図8と図9に示すように、噴出ノズル部1から水(低圧水)が噴射されて、車両に付着している泡状の洗剤を洗い流す泡すすぎ水噴射工程S4が行われる。噴出操作部21が非作動モードに操作されると泡すすぎ水噴射工程S4が終了する。
次に、吐出操作部22が水垢除去剤噴出コースに操作され、図8と図11に示すように、吐出口部材2から水と水垢除去洗剤とエアーとが混合され吐出されて、泡洗剤で除去できなかった水垢が除去される水垢除去剤噴出工程S5が行われる。吐出操作部22が非作動モードに操作されると水垢除去剤噴出工程S5が終了する。
次に、噴出操作部21が水噴出コースに操作され、図8と図9に示すように、噴出ノズル部1から水(低圧水)が噴射され、水と水垢除去洗剤が混合した混合液が洗い流される除去剤すすぎ水噴射工程S6が行われる。噴出操作部21が非作動モードに操作されると除去剤すすぎ水噴射工程S6が終了する。
その後、噴出操作部21と吐出操作部22と噴霧操作部23から成るコース選択手段にて、撥水コート剤噴出工程S10とガラスコート剤噴出(噴霧)工程のどちらかが選択的に付加されるコース選択S7(図8参照)が行われる。
例えば、撥水コート剤噴出工程S10を付加する場合は、噴出操作部21が撥水コート剤噴出コースに選択される。図8と図13に示すように車両に撥水コート剤と水の混合液が噴射される撥水コート剤噴出工程S10が行われる。噴出操作部21が非作動モードに操作されると撥水コート剤噴出工程S10が終了する。なお、撥水コート剤噴出工程S10の後に、図8において図示省略したが、噴出ノズル部1から水(低圧水)を噴射する撥水コート剤すすぎ水噴射工程が行われる。
そして、ガラスコート剤噴出工程S9を付加する場合は、噴霧操作部23の開操作が選択される。図8と図14に示すように、噴霧部材3から車両ボディ(特に塗装面)にエアーとガラスコート剤の混合流体が噴霧されるガラスコート剤噴出工程S9が行われる。噴霧操作部23が閉操作されると、ガラスコート剤噴出工程S9が終了する。
ここで、ガラスコート剤は、撥水コート剤や泡洗剤、水垢除去剤と異なり、停留期間(
未使用時間)が長いとタンク35内で沈殿物が発生する。沈殿物が発生すると、成分が偏るため本来の効果が十分に発揮できない液剤となってしまう。また、成分の偏った液剤が使用され、タンク内に残る液剤の成分に偏りが生じ、不適切な状態となってしまう。
そこで、ガラスコート剤噴出工程S9の前に、共用操作部25が操作され、図8と図12に示すようにガラスコート剤タンク35に攪拌用エアーを噴入させ、ガラスコート剤を攪拌すると共に、噴出ノズル部1、噴出ホース11、吐出口部材2、吐出ホース12、内の残留液体をエアーパージ用エアーで外部へ排出させる清掃・攪拌工程S8が付加される。
つまり、清掃・攪拌工程S8後に、ガラスコート剤噴出工程S9が行われるため、予め
、十分に攪拌され適切な状態となったガラスコート剤がエアーと共に噴霧され、車両のボディにガラスコート剤によるコーティングを確実に行える。また、ガラスコート剤噴出工程では使用しない、噴出ノズル部1、噴出ホース11、吐出口部材2、吐出ホース12、内の残留液を各口部から排出させ、作業終了後に凍結するのを防止する。
そして、図8に示すように、撥水コート剤噴出工程S10又はガラスコート剤噴出工程S9終了後に、撥水コート剤又はガラスコート剤や、水を拭き取り可能な拭き取り工程S11が行われ終了する。
また、洗車装置及び洗車システムの他の実施形態は、図4及び図8乃至図14に示した実施形態から、撥水コート剤タンク34と、撥水コート剤用切換弁V5と、撥水コート剤供給配管55と、コース選択S7と、撥水コート剤噴出工程S10を省略して、図15及び図16に示す構成とした洗車装置及び洗車システムである。
なお、本発明は設計変更可能であって、泡洗剤噴出工程S2と水垢除去剤噴出工程S5の間に、清掃・攪拌工程を追加し、泡洗剤と水垢除去剤が吐出口部材2や吐出ホース12内で混ざるのを防止するも良い。また、コース選択S7より前、又は、撥水コート剤噴出工程S10後に、清掃・攪拌工程を追加し、残留液を排出するも良い。また、ケーシング10にエアーコンプレッサCを内蔵しても良い。また、共用操作部25を、エアーパージ用のエア
ーの噴出を操作する清掃用操作部と、攪拌用エアーの噴出を操作する攪拌用操作部と、に分離させて設けても良い。また、エアー噴入配管に攪拌用切換弁を介設しても良い。
以上のように、本発明の洗車装置は、ケーシング10に、車両ボディ用のガラスコート剤を貯液するガラスコート剤タンク35を内蔵したので、車両ボディにガラスコート剤によるコーティングを行うことができ、車両ボディの光沢を向上できると埃や油等から保護できる。洗車後の車両ボディの美観を維持できる。
また、ガラスコート剤タンク35内に、予め、攪拌用のエアーを噴入させて、ガラスコート剤を攪拌させてから、ガラスコート剤を噴出させるので、ガラスコート剤特有の沈殿物の発生を防止、又は、沈殿物が発生した状態のガラスコート剤を適切な状態に戻すことができ、確実に(常に)ガラスコート剤の効果を発揮させることができる。
高圧水を噴射する噴出ノズル部1及び高圧水を送るホース11を清掃するためのエアーパ
ージ用エアーと、ガラスコート剤の攪拌用のエアーと、を共用したので、配管が容易で小型・軽量な装置(移動が容易な装置)とすることができる。エアーパージ(清掃)を行う度に、ガラスコート剤を攪拌でき、ガラスコート剤を適切な状態に維持できる。
攪拌用のエアーの噴出と、エアーパージ用エアーの噴出と、を同時にON−OFF操作する共用操作部25を設けたので、作業手順が煩雑にならず容易に操作でき、作業者の手間を軽減できる。装置を簡素化や軽量化できる。
また、本発明の洗車システムは、高圧水噴射工程S1と、泡洗剤噴出工程S2と、泡すすぎ水噴射工程S4と、水垢除去剤噴出工程S5と、ガラスコート剤噴出工程S9と、を備えたので、車両ボディにガラスコート剤によるコーティングを行うことができ、車両ボディの光沢を向上できると埃や油等から保護できる。洗車後の車両ボディの美観を維持できる。
また、ガラスコート剤噴出工程S9の前において、高圧水を噴射する噴出ノズル部1及び高圧水を送るホース11を清掃するためのエアーパージ用エアーを噴出させると共にガラスコート剤タンク35内にガラスコート剤を攪拌する攪拌用のエアーを噴入させる清掃・攪拌工程S8を備えたので、ガラスコート剤特有の沈殿物の発生を防止でき、適切な状態にガラスコート剤を維持して、確実に(常に)ガラスコート剤の効果を発揮させることができる。エアーパージ(清掃)を行う度に、ガラスコート剤を攪拌でき、ガラスコート剤を適切な状態に維持できる。
また、高圧水噴射工程S1と、泡洗剤噴出工程S2と、泡すすぎ水噴射工程S4と、水垢除去剤噴出工程S5と、を備え、さらに、コース選択手段によって、撥水コート剤噴出工程S10とガラスコート剤噴出工程S9のどちらかが選択的に付加されるので、使用者の好みに応じた車両ボディのコーティングを容易に行うことができる。
1 噴出ノズル部
10 ケーシング
11 噴出ホース
25 共用操作部
35 ガラスコート剤タンク
S1 高圧水噴射工程
S2 泡洗剤噴出工程
S4 泡すすぎ水噴射工程
S5 水垢除去洗剤噴出工程
S8 清掃・攪拌工程
S9 ガラスコート剤噴出工程
S10 撥水コート剤噴出工程

Claims (7)

  1. ケーシング(10)に、車両ボディ用のガラスコート剤を貯液するガラスコート剤タンク(35)を内蔵したことを特徴とする洗車装置。
  2. 上記ガラスコート剤タンク(35)内に、予め、攪拌用のエアーを噴入させて、上記ガラスコート剤を攪拌させてから、該ガラスコート剤を噴出させる請求項1記載の洗車装置。
  3. 高圧水を噴射する噴出ノズル部(1)及び高圧水を送るホース(11)を清掃するためのエアーパージ用エアーと、ガラスコート剤の攪拌用のエアーと、を共用した請求項2記載の洗車装置。
  4. 上記攪拌用のエアーの噴出と、上記エアーパージ用エアーの噴出と、を同時にON―OFF操作する共用操作部(25)を設けた請求項3記載の洗車装置。
  5. 高圧水噴射工程(S1)と、泡洗剤噴出工程(S2)と、泡すすぎ水噴射工程(S4)と、水垢除去剤噴出工程(S5)と、ガラスコート剤噴出工程(S9)と、を備えたことを特徴とする洗車システム。
  6. 上記ガラスコート剤噴出工程(S9)の前において、高圧水を噴射する噴出ノズル部(1)及び高圧水を送るホース(11)を清掃するためのエアーパージ用エアーを噴出させると共にガラスコート剤タンク(35)内にガラスコート剤を攪拌する攪拌用のエアーを噴入させる清掃・攪拌工程(S8)を備えた請求項5記載の洗車システム。
  7. 高圧水噴射工程(S1)と、泡洗剤噴出工程(S2)と、泡すすぎ水噴射工程(S4)と、水垢除去剤噴出工程(S5)と、を備え、
    さらに、コース選択手段によって、撥水コート剤噴出工程(S10)とガラスコート剤噴出工程(S9)のどちらかが選択的に付加されることを特徴とする洗車システム。
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