JP2014141250A - 洗車機 - Google Patents

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伸浩 石田
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Abstract

【課題】ユーザ毎にリモートパネル7Aの高さを変えることで、適応した高さ位置に容易に変位する構成として、使い易く、利便性の高い洗車機WAを提供するものである。
【解決手段】本発明に係る洗車機WAは、洗浄車両のユーザが操作して所望の洗車モードに設定するリモートパネル7Aを備え、設定された洗車モードに応じて、被洗浄車両CAと洗車機本体1を前後方向に相対移動させながら、前記被洗浄車両CAの洗車を行う洗車機1であって、予めユーザに配布される記録媒体107Aにユーザに応じた所定の高さH2を記録するとともに、前記記録媒体を読み取る読取部76を備え、前記読取部76で読み取った所定の高さH2に基づいて前記リモートパネル7Aの高さを変更した。
【選択図】図3

Description

本発明は、たとえば給油所に設置され洗車に使用される洗車機に関し、特に、洗車モードを設定するリモートパネルを備える洗車機に関する。
従来、給油所などに設置されている洗車機は、被洗浄車両と洗車機本体を前後方向に相対移動させながら、被洗浄車両に貯液タンクに貯留された液剤や洗浄水を噴霧して洗車を行う構成とされている。また、液剤や洗浄水を噴霧しながらブラッシングして洗浄することや、洗浄後に風を吹き付けて乾燥することが行われている。
洗車の際に用いる液剤としては、各種のシャンプーやワックスやコート類が用いられており、被洗浄車両のタイプや表面塗層に適した各種液剤が提案されている。これらの各種液剤は、それぞれ専用の貯液タンクに貯留されており、タンク内に挿入されたチューブを介して、洗車工程の処理に応じて噴霧され消費されていく。
また、複数の洗車モードから所望のモードを選択し、使用する液剤の種類を選択して所定の洗車モードに設定する操作手段として操作パネルやリモートパネルを備えている。操作パネルは洗車機本体に配設しているが、リモートパネルは洗車機本体から離れた位置に設置して、このリモートパネルと操作パネルとを電気的に接続して、リモートパネルに設定された洗車モードにより、洗車機を駆動可能にしている。
洗車を行うユーザは、被洗浄車両内からリモートパネルを用いて設定を行うことになるが、被洗浄車両の車高は被洗浄車両毎に異なるため、ユーザはリモートパネルを操作しやすい所望する高さに設定する必要がある。このため、ユーザが手動でリモートパネルの高さを調整するよりも、自動的にリモートパネルを昇降することが好ましい。
ここで、被洗浄車両の車高を検出して、自動的にリモートパネルを昇降させる装置が開示されている(例えば、特許文献1及び2参照)。
特開2010−120528号公報 特開平6−344871号公報
しかしながら、上記のような従来の技術は、被洗浄車両の車高の高さに応じて自動的にリモートパネルを昇降させるが、車高とドライバーズシートの高さは比例していない場合がある。例えば、ルーフBOXを車天井に搭載した場合や軽四自動車のハイルーフタイプなどの場合は、車高が高く検知されても、ドライバーズシートの高さは、それほど高くはないことがある。
また、被洗浄車両の中から操作するユーザの個々の操作し易い高さが考慮されていない。即ち、同じ被洗浄車両でも、乗車しているユーザによっては男性や女性、老人もいる。さらに、被洗浄車両の座席の傾き具合や前後位置もユーザの好みよって異なるため、ユーザ(ドライバーと同義)によってリモートパネルの高さは異なることが多い。
そこで、本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたものであって、その目的とするところはリモートパネルの高さを変えることで、適応した高さ位置に容易に変位する構成として、使い易く、利便性の高い洗車機を提供するものである。
上記目的を達成するために本発明は、被洗浄車両のユーザが操作して所望の洗車モードに設定するリモートパネルを備え、設定された洗車モードに応じて、被洗浄車両と洗車機本体を前後方向に相対移動させながら、前記被洗浄車両の洗車を行う洗車機であって、予めユーザに配布される記録媒体にユーザに応じた所定の高さを記録するとともに、前記記録媒体を読み取る読取部を備え、前記読取部で読み取った前記所定の高さに基づいて前記リモートパネルの高さを変更することを特徴とする。
この構成によると、ユーザに配布される記録媒体にはユーザ毎に応じた所定の高さを記録している。この記録媒体を読み取る読取部をリモートパネルは備えており、前記読取部で読み取った前記所定の高さに基づいて前記リモートパネルは昇降する。このため、前記リモートパネルはユーザに応じた操作し易い高さとなり、使い易く、利便性の高い洗車機を提供する。
また、上記目的を達成するために本発明は、ユーザの指示により前記リモートパネルの高さを調整する昇降ボタンを備え、前記所定の高さに前記リモートパネルが昇降した後に、前記昇降ボタンを介して、ユーザの所望する高さへと調整すると、当該高さを新たな所定の高さとして前記記録媒体に記録することを特徴とする。
この構成によると、所定の高さは、前記昇降ボタンを介して、ユーザの所望する高さへと再度調整されることになる。そうすると、リモートパネルは今まで以上にユーザ個々に適した高さとなる。また、今回発行された記録媒体を次回の洗車の設定において利用すれば、再度の調整の必要もなくユーザに適したリモートパネルの高さとなり、使い易く、利便性の高い洗車機を提供する。
また、上記目的を達成するために、前記記録媒体は、洗車受付を終了する度に発行されるレシートからなることを特徴とする。
この構成によると、記録媒体は洗車受付を終了する度に発行されるレシートのため、割引情報や洗車設定情報などの他の情報も容易に同時に出力でき、記録媒体の適用範囲が広がり、利便性の高い洗車機を提供する。
また、上記目的を達成するために、前記記録媒体は、洗車設備の作業者が操作する携帯端末装置から発行されるレシートからなることを特徴とする。
この構成によると、前記記録媒体は洗車設備の作業者が操作する携帯端末装置からも発行されるために、洗車機の初めての利用であっても、作業者がユーザ(ドライバーと同義)の体格や、ドライバーズシートの高さなどから最適なリモートパネルの操作高さを設定でき、また、作業者からその場でレシートの使用説明を受けられた上でレシートを受け取るので、使い易く、利便性の高い洗車機を提供する。
また、上記目的を達成するために本発明は、ユーザの前記リモートパネルの操作段階に応じて、前記リモートパネルの高さが順次変化することを特徴とする。
リモートパネルが備える操作部には、装備品の設定や洗車コースの設定などそれぞれ高さが異なる。このため、この構成によると、リモートパネルの操作段階に応じて、前記リモートパネルの高さが順次変化するため、さらに操作容易な高さとなる。よって、使い易く、利便性の高い洗車機を提供する。
以上のように本発明によれば、洗車機の操作性を改善し、誰でも使いやすい洗車機を提供することができる。換言すれば利便性の高い洗車機を提供することができる。
洗車機一台の全体構成を示す側面図である。 洗車機一台の全体構成を示す正面図である。 本発明に係る洗車機が備える操作盤面式リモートパネルの一例を示す正面図である。 リモートパネルの制御装置が備える各種機能を示す機能ブロック図である。 所定の高さを記載した記録媒体(レシート)の一例である。 リモートパネルの設定操作の手順を示すフローチャートである。 所定の高さを記載した記録媒体を発行する受付端末(携帯端末装置)の一例である。 ユーザがリモートパネルリモートパネルを操作する一例である。 ユーザがリモートパネルリモートパネルを操作する一例である。 本発明に係る洗車機が備えるタッチパネル式リモートパネルの一例を示す正面図である。
給油所などに設置されている洗車機は、被洗浄車両と洗車機本体を前後方向に相対移動させながら、被洗浄車両に貯液タンクに貯留された液剤や洗浄水を噴射して洗車を行う構成とされている。また、液剤や洗浄水を噴射しながらブラッシングして洗浄することや、洗浄後に乾燥用空気を吹き付けて乾燥することが行われている。
洗浄工程においては、先ず、洗浄水を用いて汚れを落とし、次いでシャンプーなどの液剤を用いて洗浄し、さらに洗浄水を用いて水洗いする。この洗浄工程の後で、各送風ノズルから送風して乾燥する乾燥工程が行われる。また、必要に応じて、ワックスや撥水コートなどの液剤塗布工程を適宜組み合わせて洗車を行う。このように、洗車の際に用いる液剤としては、各種のシャンプーやワックスやコート類が用いられており、それぞれ専用の貯液タンクに貯留され、タンク内に挿入されたチューブを介して、洗車工程の処理に応じて噴射され消費される。
また、複数の洗車モードから所望のモードを選択し、使用する液剤の種類を選択して所定の洗車モードに設定する操作パネルやリモートパネルを備えている。操作パネルは洗車機本体に配設しているが、リモートパネルは洗車機本体から離れた位置に設置して、このリモートパネルと操作パネルとを電気的に接続して、リモートパネルに設定された洗車モードにより、洗車機を駆動可能にしている。
具体的な一例として、図1及び図2を用いて説明する。この洗車機WAは、複数のブラシを備える洗浄部材と、ブロワと複数の送風ノズルを備える乾燥部材とを装着し、被洗浄車両CAを跨ぐように門型とされる洗車機本体1を備えた構成であり、被洗浄車両CAと洗車機本体1を前後方向に相対移動させながら、複数の貯液タンクに貯留された液剤をそれぞれ水により希釈して前記被洗浄車両CAへ噴射して、前記被洗浄車両CAの洗車を行う。
洗車機本体1が、車輪3を介してレール2上に沿って走行移動する構成とし、被洗浄車両CAを、該被洗浄車両CAを跨ぐ門型とされる洗車機の左右一対のレール間の所定の位置に停車して、洗車機本体1に設置する操作パネル(操作部と同義)7やリモートパネル7Aから、所望の洗車モードを設定し、スタートボタンを操作して、洗車操作を開始する。
門型の洗車機本体1は、被洗浄車両CAを洗浄するブラシとして、例えば、被洗浄車両CAの上面を洗浄するトップブラシ4と、被洗浄車両CAの両側面と前後面を洗浄する左右一対のサイドブラシ5とロッカーブラシ6とを備えている。トップブラシ4は、ブラシ軸(不図示)と該ブラシ軸に取付けられたブラシ毛、あるいは布(織布、編布および不織布が該当する)から作られ、図示しない支持装置を介して昇降自在で回転可能に支持されている。
また、ブラッシングの際に使用する洗浄水や各種液剤を噴射する各種ノズルや各種液剤を貯液する貯液タンクを備えている。各種液剤を貯液する複数の貯液タンクは、洗車機本体1に設けられるタンク収納部50に収納されており、電磁式の開閉弁と副給水ホースを備える分配配管部51などを介して各ノズルに分配している。
液剤を噴射するノズルとしては、例えば、第一浄水ノズル11、第一洗剤ノズル12、第二浄水ノズル13、撥水コートノズル14、第二洗剤ノズル15、ワックスノズル16などが配設されている。また、乾燥のために、ブロワ20と該ブロワ20からの送風を吹き付ける昇降自在なトップ送風ノズル21と左右一対のサイド送風ノズル22を備えている。
また、洗車機本体1に配設する操作パネル7やリモートパネル7Aを介して、洗車機WAの駆動条件を設定し、設定された条件に基づいて洗車機WAを駆動する構成としている。洗車機本体1に配設する操作パネル7、もしくは、洗車機本体1から離れた位置に設置するリモートパネル7Aを介して、洗車機WAの駆動条件を設定し、設定された条件に基づいて洗車機WAを駆動する構成としている。
8は、被洗浄車両CAの有無および車高を検知するセンサであって、例えば、光電センサや超音波を利用したソニックセンサが好適に用いられる。センサ8に替えて透過式光電センサからなる車形検出センサ(不図示)を用いることもできる。この場合には、洗車機本体の一方の側部の上下方向に投光器を併設し、これらの投光器に対向する他方の側部の上下方向に受光器を併設することで、洗浄位置に進入してくる被洗浄車両CAの車形およびボンネット高さを検知する。
操作パネル7やリモートパネル7Aには、水洗いモードや、洗剤を用いた洗浄モードや、ワックスを塗布するワックスモードや、撥水剤をコートする撥水モードなどの各種洗車モードを選択する選択ボタンや、ブラシの回転数を制御するブラシ回転スイッチや、スタート・ストップボタンなどが設けられている。
また、洗車機本体1を、洗浄部材を備えた洗浄機本体と乾燥部材を備えた乾燥機本体との別体として、それぞれが、被洗浄車両CAを跨ぐように門型とされ、被洗浄車両CAと洗浄機本体と乾燥機本体とを前後方向に相対移動させながら、被洗浄車両CAの洗車を行う構成の洗車機も知られている。この構成であっても、各種ブラシと各種ノズルを備え、操作パネル7もしくはリモートパネル7Aを備えていることは同じである。
次に、洗車機WAが備えるリモートパネル7Aについて説明する。図3に示す操作盤面式のリモートパネル7Aは、洗車機WAの洗車モードを設定する装置であって、図1に示すように、洗車機WAへの進入経路上に設置されている。そのために、図8に示すように、該リモートパネル7Aの正面に被洗浄車両CAを停車して、ユーザは被洗浄車両CAの中から洗車機WAの洗車モードを設定することができる。
リモートパネル7Aは、支柱70にパネル本体71が上下動自在に装着された構成であって、支柱70に昇降装置(不図示)を内蔵する。ユーザは、上昇ボタン85a、もしくは下降ボタン85bを押下することで、リモートパネル7Aは、下降端と上昇端(不図示)の間を昇降自在な構成とされている。なお、上昇ボタン85aと下降ボタン85bとを合わせて昇降ボタン85と呼ぶ。
パネル本体71の正面側の高さ位置L0には、返却レバー72、コイン投入口73、紙幣投入口74を設けている。さらに、プリペイドカード等の電子データの記録媒体の読取装置としてのカード投入口75と、図5に示すようなQRコードが記載されている記録媒体(レシートと同義)107Aを読み取るための光学的読取機能を備えた読取部76が設けられている。
また、リモートパネル7Aには、投入された金額を表示する金額表示部110が設けられている。高さ位置L0から距離L1程度下に、各種の洗車モードに対応する設定ボタン111が設けられている。設定ボタン111には、例えば、シャンプーを行うボタン、ワックス掛けを行うボタン、撥水コートを行うボタン、第2(高級)シャンプー、第2(高級)ワックス、第2(高級)撥水コートや特殊なコートを行う選択ボタン等を設ける構成としている。
さらに、リモートパネル7Aには、高さ位置L0から距離L1+L2程度下に、装備品設定ボタン112を備える。装備品設定ボタン112として、例えば、該当装備品なしボタン、フロントガードありボタン、フェンダーポールありボタン、ドアミラーありボタン、リヤワイパーありボタンなどが設けられている。
また、高さ位置L0から距離L1+L2+L3程度下に、スタート操作ボタン84として、例えば、スタートボタン84a、キャンセルボタン84bが設けられている。
さらにまた、リモートパネル7Aの正面の最下部(高さ位置L0から距離L1+L2+L3+L4程度下)には、つり銭の返却口もしくは領収書やレシートの発行部となる払い出し部79が設けられている。
また、リモートパネル7Aには、報知部として音声出力を行うスピーカ81が設けられており、洗車モードの設定操作の内容や手順を案内する音声ガイド、もしくは、注意事項などの音声ガイドを出力可能としている。さらにまた、音声ガイドの出力を停止する停止ボタン77と音声ガイドの音量を調整するボリューム調整ボタン78が設けられている。
また、リモートパネル7A部に進入してくる被洗浄車両CAを検知する反射型光電センサである車両検知センサ80を設けている。さらにまた、リモートパネル7A自身の高さを検出する高さ検出手段90を設けている。
上記した洗車機WAにおいては、一台の洗車機に一台の操作パネル7もしくはリモートパネル7Aが配設された1:1構成とされていて、洗車の際には、車種に適応した洗車モードやユーザが所望する洗車モードに設定する必要がある。そのために、操作パネル7やリモートパネル7Aに、ユーザもしくは洗車スタッフが所定の洗車モードを選択して設定している。
尚、ここでいう使用者(ユーザと同義)とは、被洗浄車両CAの中から洗車をするためにリモートパネル7Aを操作することのできる全ての人のことを指すものである。つまり、自動車の所有ユーザという意味に限定されるものではなく、洗車事業者(例えばガソリンスタンドの店員等)や、自動車ディーラ、洗車機メーカ、自動車用部品販売業者などを含むものである。
図4は、リモートパネル7Aが備える機能ブロック図である。機能ブロック図には洗車機全体を制御する制御部101とプリペイドカード等の電子データの記録媒体を用いた情報や各洗車コースおよびオプションに対応する料金等の洗車モードを予め記憶させておく記憶部102や領収書の発行の有無、新たな液剤および/または新たな洗車モードを選択できる選択部103とを備える。
操作部106にて、リモートパネル7Aの昇降動作、設定される各種液剤のタイプや洗車モード、領収書発行の有無などを、入出力部104から受け付け、制御部101を介して、設定された洗車モードや領収書発行の有無などを報知部81や洗車機を駆動する信号を洗車機駆動部105へ出力する。また、領収書やレシートを記録媒体として印刷して発行するレシート発行部107を備える。さらにまた、前記レシートなどの記録媒体に記載された内容を読み取る光学的読取機能を備えた読取部76を備える。
前記レシートは、図5に示すようなQRコードで記載された記録媒体であって、ユーザに応じた所定の高さを記録している。レシートや領収書は一例であって、RFIDを用いた記録媒体であってもよい。そして、高さ制御部108の制御により、リモートパネル7Aは、前記レシートに記載されているユーザ毎に応じた高さまで、ユーザの指示によらずに、一括して昇降させる。
次に、図6に示すフローチャートを用いて、リモートパネル7Aの昇降工程について説明する。
ステップS1では、ユーザが図5に示すような記録媒体107Aを使ってリモートパネル7Aを昇降させるか否か判断される。使う場合にはステップS2へ移行し、使わない場合にはステップS7へ移行する。
ステップS2では、ユーザが記録媒体107Aを持っているか(予め配布されているか)判断される。ユーザが持っている場合にはステップS4へ移行し、持ってない場合にはステップS3へ移行する。
ステップS3では、図7に示すような受付端末(携帯端末装置と同義)120から記録媒体107Aを発行する。この受付端末120は、洗車設備の作業者(給油所にいる洗車スタッフなど)が所有している。記録媒体107Aは、受付端末120の印刷部121から所定の操作を経て出力される。例えば、洗車スタッフはユーザに対して「このレシートを持って洗車の受付をすれば、高さが調整されて受付しやすいです」などと案内し、洗車スタッフはユーザの車両やユーザの大きさ(肩の位置)を参考にリモートパネルの所定の高さを受付端末120へ入力して、記録媒体107Aを発行する。そして、記録媒体107Aをユーザへ配布する。
ステップS4では、被洗浄車両CAがリモートパネル7A付近に進入する。そして、停車すると車両検知センサ80が車体を検知して制御部に通信される。報知部81を介して「いらっしゃいませ、コイン、紙幣、専用プリペイドカードを入れてください。また、高さ調整などが記載したレシートを使用する場合には所定の位置へ向けて下さい」等のアナウンスが報知される。そして、図8に示すように運転席側の窓から使用者は手を伸ばしてリモートパネル7Aの操作を開始する。
ステップS5では、ユーザはリモートパネル7Aの読取部76へ記録媒体107Aを向けることで、リモートパネル7Aは記録媒体107Aから所定の情報を読み取る。
ステップS6では、リモートパネルはユーザの指示によらずに、一括して自動昇降する。即ち、図9に示すように、高さH1からユーザに応じた所定の高さH2まで、昇降距離Hだけ一括して昇降する。昇降距離Hとしては、被洗浄車両CAの中から操作するユーザが、洗車の設定しやすい高さまで昇降する。具体的には、最初に設定する洗車モードに対応する設定ボタン111がユーザの肩の位置に来るように昇降距離Hだけ昇降する。このように、昇降距離Hはユーザ毎に異なるとともに、ユーザの指示によらずに、予め定める所定の高さH2まで一括して昇降する。
ステップS7では、ユーザがリモートパネル7Aの高さ調整がさらに必要か否か判定される。必要な場合にはステップS8へ移行し、必要ない場合にはステップS9へ移行する。
ステップS8では、ユーザは昇降ボタン85を押下することによりリモートパネル7Aを昇降させる。ここで、最終調整されたリモートパネル7Aの高さが次回から記録媒体107Aに記載される予め定める所定の高さH2となる。
即ち、所定の高さに前記リモートパネル7Aがユーザの指示によらずに昇降した後に、昇降ボタン85を介して、ユーザの所望する高さへと調整すると、当該高さを新たな所定の高さH2として記録媒体(レシート)107Aに記録することになり、ユーザの好みが反映でき利便性はより向上する。
なお、ステップS7で高さ調整が必要としなかった場合には、高さ調整前のリモートパネル7Aの高さが、次回の所定の高さH2となる。
ステップS9では、所定の設定が行われる。当初の所定の設定としては、設定ボタン111を用いた洗車モードに関する設定である。例えば、水洗いモードや、洗剤を用いた洗浄モードや、ワックスを塗布するワックスモードや、撥水剤をコートする撥水モードなどの各種洗車モードを選択して設定を行う。
ステップS10では、リモートパネル7Aは自動昇降する。具体的には、距離L1だけ上昇する。距離L1の下には、次の設定ボタンである装備品設定ボタン112がある。即ち、昇降ボタン85を押下しなくても、次の設定をしやすくするためにリモートパネル7Aは自動昇降する。
このように、ユーザのリモートパネル7Aの操作段階に応じて、リモートパネル7Aの高さが自動的に順次変化するため、洗車機WAの利便性が向上する。
ステップS11では、所定の設定が終わったか否か判断される。終わった場合にはステップS12へ移行し、終わってない場合にはステップS9へ移行する。
ここで、所定の設定が終わってない場合についてさらに説明すると、上記では、設定ボタン111を用いた洗車モードに関する設定が終わったために、次は装備品の設定を行う。具体的には、設定ボタン112を用いて、所望の装備品の設定を行う。例えば、該当装備品なしボタン、フロントガードありボタン、フェンダーポールありボタン、ドアミラーありボタン、リヤワイパーありボタンなどを用いて行う(ステップS9)。この設定が終わると、距離L2だけさらにリモートパネルは上昇する(ステップS10)。
同様に、リモートパネル7Aは、スタート操作ボタン84を用いた操作のために次回は距離L3だけ上昇する。そして、払い出し部79から記録媒体107Aやつり銭が返却される。このように、ユーザのリモートパネル7Aの操作段階に応じて、リモートパネル7Aの高さが順次変化するため、洗車機WAの利便性が向上する。
ステップS12では、所定の設定に応じた洗車が開始する。
ステップS13では、上記のように洗車受付は終了しているので、レシート発行部107から所定の高さH2を記録した記録媒体107Aが発行され、払い出し部79から出力する。
以上によりフローチャートによる説明を終了する。
(他の実施形態)
また、上記実施形態においては操作盤面式リモートパネルであったが、これに限られる訳ではなく、図10に示すようにタッチパネル式のリモートパネル7Aであってもよい。ここで同一の機能については図1と同じ番号を付している。
タッチ型リモートパネル7Aには表面にタッチパネルが配置された液晶パネルからなる表示部82を備える。また、表示部82には上昇ボタン85aa、もしくは下降ボタン85bbが配され前記ボタンを押下することで、昇降自在な構成とされている。
上記の説明では、リモートパネル7Aは上昇するということで説明したが、読取部76や各種設定ボタンの配置によっては下降してもよい。
上記の通り、本発明に係る洗車機WAは、洗浄車両のユーザが操作して所望の洗車モードに設定するリモートパネル7Aを備え、設定された洗車モードに応じて、被洗浄車両CAと洗車機本体1を前後方向に相対移動させながら、前記被洗浄車両CAの洗車を行う洗車機1であって、予めユーザに配布される記録媒体107Aにユーザに応じた所定の高さH2を記録するとともに、前記記録媒体107Aを読み取る読取部76を備え、前記読取部76で読み取った所定の高さH2に基づいて前記リモートパネル7Aの高さを変更することを特徴とする。
このため、使い勝手のよい洗車機1を提供し、洗車機1の操作性を改善し、誰でも使いやすい洗車機1を提供することができる。換言すれば利便性の高い洗車機1を提供することができる。
また本発明の構成は、上記実施形態のほか、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。
1 洗車機本体
2 レール
3 車輪
7 操作パネル
7A リモートパネル
85a 上昇ボタン(昇降ボタン)
85b 下降ボタン(昇降ボタン)
CA 被洗浄車両
H2 所定の高さ
WA 洗浄器

Claims (4)

  1. 被洗浄車両のユーザが操作して所望の洗車モードを設定するリモートパネルを備え、設定された洗車モードに応じて、被洗浄車両と洗車機本体を前後方向に相対移動させながら、被洗浄車両の洗車を行う洗車機であって、
    前記リモートパネルがつり銭の返却を行う払い出し部を前記リモートパネルの正面の下端部に備え、
    つり銭の返却を行う時の前記リモートパネルの高さが前記リモートパネルの操作の開始時の前記リモートパネルの高さよりも高くなるように前記リモートパネルが上昇することを特徴とすることを特徴とする洗車機。
  2. つり銭の返却を行う時の前記リモートパネルの高さが被洗浄車両の前記洗車モードの設定又は装備品の設定を行う時の前記リモートパネルの高さよりも高いことを特徴とする請求項1に記載の洗車機。
  3. 前記リモートパネルが前記洗車モードを設定する操作部と前記洗車モードを表示する表示部とを備え、前記操作部と前記表示部とがタッチパネルから成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の洗車機。
  4. 予めユーザに配布される記録媒体にユーザに応じた所定の高さを記録するとともに、前記記録媒体を読み取る読取部を備え、
    前記読取部で読み取った前記所定の高さに基づいて前記リモートパネルの高さを前記洗車モードの設定前に変更したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の洗車機。
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JP2010215045A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Daifuku Co Ltd 洗車機
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