JPH059317B2 - - Google Patents
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- JPH059317B2 JPH059317B2 JP57190246A JP19024682A JPH059317B2 JP H059317 B2 JPH059317 B2 JP H059317B2 JP 57190246 A JP57190246 A JP 57190246A JP 19024682 A JP19024682 A JP 19024682A JP H059317 B2 JPH059317 B2 JP H059317B2
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- Japan
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- air cleaner
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- air
- drive pulley
- power unit
- Prior art date
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 19
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 5
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/0412—Cooling or heating; Control of temperature
- F16H57/0415—Air cooling or ventilation; Heat exchangers; Thermal insulations
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/02—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/048—Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
- F16H57/0487—Friction gearings
- F16H57/0489—Friction gearings with endless flexible members, e.g. belt CVTs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、小型車両、特にスクータ型自動二
輪車などの小型車両用として好適なVベルト式変
速機の冷却装置に関するものである。
輪車などの小型車両用として好適なVベルト式変
速機の冷却装置に関するものである。
(発明の背景)
スクータなどの小型の自動二輪車においては、
エンジンとVベルト式変速機と後輪とを一体化し
て動力ユニツトを形成し、この動力ユニツトを上
下に揺動自在に懸架したユニツトスイング式とし
たものが公知である。この場合、Vベルト式変速
機はケース内に収容されている。またこの変速機
は、走行中のベルトとプーリとの摩擦によつて常
に発熱している。このためケース内の温度が上昇
し、変速機のベルトが劣化してその耐久性が低下
するなどの問題が生じる。
エンジンとVベルト式変速機と後輪とを一体化し
て動力ユニツトを形成し、この動力ユニツトを上
下に揺動自在に懸架したユニツトスイング式とし
たものが公知である。この場合、Vベルト式変速
機はケース内に収容されている。またこの変速機
は、走行中のベルトとプーリとの摩擦によつて常
に発熱している。このためケース内の温度が上昇
し、変速機のベルトが劣化してその耐久性が低下
するなどの問題が生じる。
(発明の目的)
この発明はこのような事情に鑑みなされたもの
であり、Vベルト式変速機を収容するケースを上
下揺動自在に懸架した場合に、このクース内に冷
却空気を導いて変速機を冷却すると共に、この冷
却空気ともに埃や泥水が入るのを防止して変速機
の耐久性を向上し、しかもその構造を小型に構成
してスクータなどのユニツトスイング式の小型車
両に好適なものとすることができるVベルト式変
速機冷却装置を提供することを目的とするもので
ある。
であり、Vベルト式変速機を収容するケースを上
下揺動自在に懸架した場合に、このクース内に冷
却空気を導いて変速機を冷却すると共に、この冷
却空気ともに埃や泥水が入るのを防止して変速機
の耐久性を向上し、しかもその構造を小型に構成
してスクータなどのユニツトスイング式の小型車
両に好適なものとすることができるVベルト式変
速機冷却装置を提供することを目的とするもので
ある。
(発明の構成)
本発明によればこの目的は、エンジンの一側か
ら後方へのびるVベルト式変速機ケースの後部に
1個の後輪を有する動力ユニツトを、その前端部
で上下揺動自在に保持し、運転シート下方から前
記動力ユニツトの前上部付近をカバーで覆つたス
クータ型の小型車両において、クランク軸の軸端
側に固定皿が位置するように前記ケース内の前部
に収容された駆動プーリと、前記固定皿の外側面
に設けられた送風翼と、前記駆動プーリ付近の前
記ケース外面に取付けられ前記固定皿の外側中央
付近に冷却空気を導くエアクリーナ室とを備える
ことを特徴とする小型車両のVベルト式変速機冷
却装置、により達成される。
ら後方へのびるVベルト式変速機ケースの後部に
1個の後輪を有する動力ユニツトを、その前端部
で上下揺動自在に保持し、運転シート下方から前
記動力ユニツトの前上部付近をカバーで覆つたス
クータ型の小型車両において、クランク軸の軸端
側に固定皿が位置するように前記ケース内の前部
に収容された駆動プーリと、前記固定皿の外側面
に設けられた送風翼と、前記駆動プーリ付近の前
記ケース外面に取付けられ前記固定皿の外側中央
付近に冷却空気を導くエアクリーナ室とを備える
ことを特徴とする小型車両のVベルト式変速機冷
却装置、により達成される。
またリーナ箱と一体にこの冷却空気のエアクリ
ーナを形成すれば、一層小型化が図れる。
ーナを形成すれば、一層小型化が図れる。
以下図示の実施例に基づき、本発明を詳細に説
明する。
明する。
(実施例)
第1図はこの発明を適用したスクータ型自動二
輪車の要部を示す側面図、第2図はその動力ユニ
ツトの一部を破断した平面図、第3図はその一部
を破断した側面図、第4図は駆動プーリ付近をク
ランク軸中心を含む面で断面した断面図、第5図
はエアククーナを水平面で断面した断面図であ
る。
輪車の要部を示す側面図、第2図はその動力ユニ
ツトの一部を破断した平面図、第3図はその一部
を破断した側面図、第4図は駆動プーリ付近をク
ランク軸中心を含む面で断面した断面図、第5図
はエアククーナを水平面で断面した断面図であ
る。
これらの図で、符号1はスクータの車体枠を示
し、この車体枠1は、操向管1aから下方へ延び
た後水平方向へ屈曲する鋼管製の前方部材1b
と、この前方部材1bの後部から上方へ斜め後方
へ延びる後方部材1cと、それらの連結部を強化
するための鋼板製のブラケツト1dとをそれぞれ
溶接組立てしてなるものである。2は車体枠1に
取付けた燃料タンク、3は蓄電池であり、それら
はカバー4によつて覆われている。5は乗員のシ
ートである。
し、この車体枠1は、操向管1aから下方へ延び
た後水平方向へ屈曲する鋼管製の前方部材1b
と、この前方部材1bの後部から上方へ斜め後方
へ延びる後方部材1cと、それらの連結部を強化
するための鋼板製のブラケツト1dとをそれぞれ
溶接組立てしてなるものである。2は車体枠1に
取付けた燃料タンク、3は蓄電池であり、それら
はカバー4によつて覆われている。5は乗員のシ
ートである。
車体枠1の後部下方には、エンジンと変速機と
からなる動力ユニツト6が搭載されている。この
動力ユニツト6は後端に後車輪7を有し、前端部
6aで車体枠1に回動自在に支持された、いわゆ
るユニツトスイング式のものである。動力ユニツ
ト6の前部はエンジンとなり、このエンジンのク
ランクケース8内にはクランク軸8aが保持され
ている。
からなる動力ユニツト6が搭載されている。この
動力ユニツト6は後端に後車輪7を有し、前端部
6aで車体枠1に回動自在に支持された、いわゆ
るユニツトスイング式のものである。動力ユニツ
ト6の前部はエンジンとなり、このエンジンのク
ランクケース8内にはクランク軸8aが保持され
ている。
動力ユニツト6の後部は変速機6bを覆いほぼ
水平に後方へ延びるケース9となつている。この
ケース9内には、駆動プーリ11、被動プーリ1
2、これらの間に巻き掛けられたVベルト13が
収容されている。すなわち、クランク軸8aの軸
端には固定皿11aがナツトにより固定され、ま
た可動皿11bがスプラインにより軸方向に移動
可能に取付けられ、遠心重錘14の作用により互
いに近接および離隔するように形成され、その構
成は公知のものと同様である。
水平に後方へ延びるケース9となつている。この
ケース9内には、駆動プーリ11、被動プーリ1
2、これらの間に巻き掛けられたVベルト13が
収容されている。すなわち、クランク軸8aの軸
端には固定皿11aがナツトにより固定され、ま
た可動皿11bがスプラインにより軸方向に移動
可能に取付けられ、遠心重錘14の作用により互
いに近接および離隔するように形成され、その構
成は公知のものと同様である。
15は変速機ケース9の前部外側面に前記固定
皿11aの中心部に対向して開口された送風口で
ある。また16は固定皿11aの側面に設けた送
風翼である。
皿11aの中心部に対向して開口された送風口で
ある。また16は固定皿11aの側面に設けた送
風翼である。
17は変速機ケース9の上面に固定されたその
長手方向すわわち前後方向に沿つて配置されたエ
アクリーナ室であり、その吐出口はゴム管18に
より、前記送風口15に連通されている。19は
変速機ケース9の後部に開口された排風口であ
る。エアクリーナ室17は第5図に示すように、
エンジンの吸気用エアクリーナ箱内に形成されて
いる。すなわち、エアクリーナ箱は2個の半部を
重合して形成され、それらの間に一枚の連続気泡
からなる通気性のフイルタが挟持されている。こ
のエアクリーナ箱の内部は隔壁17aにより2室
に分けられ、大室17bは吸気口17cにより大
気に通じ、さらに出口17dによりエンジンの吸
気通路である気化器25に通じている。他の小室
がケース9内の冷却空気が通るエアクリーナ室1
7であり、エアクリーナ箱の前部すなわち駆動プ
ーリ11付近のケース9外面に位置する。このエ
アクリーナ室17は吸入口17fを通じて大気へ
通じている。
長手方向すわわち前後方向に沿つて配置されたエ
アクリーナ室であり、その吐出口はゴム管18に
より、前記送風口15に連通されている。19は
変速機ケース9の後部に開口された排風口であ
る。エアクリーナ室17は第5図に示すように、
エンジンの吸気用エアクリーナ箱内に形成されて
いる。すなわち、エアクリーナ箱は2個の半部を
重合して形成され、それらの間に一枚の連続気泡
からなる通気性のフイルタが挟持されている。こ
のエアクリーナ箱の内部は隔壁17aにより2室
に分けられ、大室17bは吸気口17cにより大
気に通じ、さらに出口17dによりエンジンの吸
気通路である気化器25に通じている。他の小室
がケース9内の冷却空気が通るエアクリーナ室1
7であり、エアクリーナ箱の前部すなわち駆動プ
ーリ11付近のケース9外面に位置する。このエ
アクリーナ室17は吸入口17fを通じて大気へ
通じている。
ここにケース9の上部は第1図に明かなよう
に、車体後部を覆うカバー4の内側に位置し、こ
のケース9の上面に位置するエアクリーナ箱もこ
のカバー4の内部に位置する。そしてこのケース
9の冷却空気が通るエアクリーナ室17はこのカ
バー4の内側から外気を吸入する。このため、エ
アクリーナ室17には泥水が入りにくくなる。
に、車体後部を覆うカバー4の内側に位置し、こ
のケース9の上面に位置するエアクリーナ箱もこ
のカバー4の内部に位置する。そしてこのケース
9の冷却空気が通るエアクリーナ室17はこのカ
バー4の内側から外気を吸入する。このため、エ
アクリーナ室17には泥水が入りにくくなる。
なお、大室17bは、第5図に仮想線で示すよ
うに、第2の隔壁Sを設け、これをエンジンの気
器25の始動用吸気通路に、主吸気通路から独立
して接続し、フイルタを共用することもできる。
S1はその吸気入口、S2は出口である。
うに、第2の隔壁Sを設け、これをエンジンの気
器25の始動用吸気通路に、主吸気通路から独立
して接続し、フイルタを共用することもできる。
S1はその吸気入口、S2は出口である。
21はカバー4に設けた換気孔であり、背面の
電動フアン22によつて外気を吸入しカバー4
内、すなわちエンジン室の温上昇を抑制しようと
するものである。もちろん、これとは逆にエンジ
ン室の熱気を外部へ排出するようにフアンを作動
させてもよい。
電動フアン22によつて外気を吸入しカバー4
内、すなわちエンジン室の温上昇を抑制しようと
するものである。もちろん、これとは逆にエンジ
ン室の熱気を外部へ排出するようにフアンを作動
させてもよい。
次にこの実施例の作動を説明する。クランク軸
8aが回転すると、固定皿11aの送風翼16に
より、その中心部空気が放射方向へ送られ、この
空気は変速機ケース9内を駆動プーリ11から被
動プーリ12へ向つて流動し、後部の排風口19
へ至る間にケース9内を冷却し、その過熱を防
ぐ。送風口15から導入される空気は前記エアク
リーナ室17で塵埃を除去されているので、Vベ
ルト13や各プーリ11,12を傷めることがな
い。
8aが回転すると、固定皿11aの送風翼16に
より、その中心部空気が放射方向へ送られ、この
空気は変速機ケース9内を駆動プーリ11から被
動プーリ12へ向つて流動し、後部の排風口19
へ至る間にケース9内を冷却し、その過熱を防
ぐ。送風口15から導入される空気は前記エアク
リーナ室17で塵埃を除去されているので、Vベ
ルト13や各プーリ11,12を傷めることがな
い。
また、このエアクリーナ室17はエンジンの吸
気が通るものと一体的に設けられ、フイルタも共
用されているので、構造が簡単であり、変速機ケ
ース9と略一体的にコンパクトに構成される。
気が通るものと一体的に設けられ、フイルタも共
用されているので、構造が簡単であり、変速機ケ
ース9と略一体的にコンパクトに構成される。
(発明の効果)
この発明は以上のように、変速機の駆動プーリ
11の固定皿11aの外側面に送風翼16を設
け、この送風翼16によつて冷却空気を導き、ケ
ース9内を冷却するものであるから、変速機のベ
ルト13などを効率よく冷却することができる。
特に駆動プーリ11は低速時やアイドリング時な
どの高域速比状態にある時には被動プーリ12よ
りも高速で回転するから、低速時やアイドリング
時の冷却性能を十分に高めることができる。なお
高速時には駆動プーリ11の回転速度も十分に高
くなるから冷却性は十分に良くなる。
11の固定皿11aの外側面に送風翼16を設
け、この送風翼16によつて冷却空気を導き、ケ
ース9内を冷却するものであるから、変速機のベ
ルト13などを効率よく冷却することができる。
特に駆動プーリ11は低速時やアイドリング時な
どの高域速比状態にある時には被動プーリ12よ
りも高速で回転するから、低速時やアイドリング
時の冷却性能を十分に高めることができる。なお
高速時には駆動プーリ11の回転速度も十分に高
くなるから冷却性は十分に良くなる。
またこのケース9内に導かれる冷却空気は、エ
アクリーナ室17でこれに含まれた埃や泥水を除
去できるので、埃や泥水などがベルト13などに
付着するのを防止でき、変速機の耐久性を向上さ
せることができる。
アクリーナ室17でこれに含まれた埃や泥水を除
去できるので、埃や泥水などがベルト13などに
付着するのを防止でき、変速機の耐久性を向上さ
せることができる。
さらにこのエアクリーナ室17は駆動プーリ1
1付近のケース9外面に設けたから、このエアク
リーナ室17とケース9とをつなぐ通路を短くし
て全体を小型化することができる。特にエアクリ
ーナ室17は動力ユニツト6を上下揺動自在に保
持する前端部6aのピボツト軸に接近しているか
ら、このケース9が上下に揺動する時に空けてお
くべき空間(移動空間)が小さくなる。このため
カバー4内に収容される他の部材の収容空間が増
え、ユニツトスイング式の小型車両に好適なもの
となる効果がある。
1付近のケース9外面に設けたから、このエアク
リーナ室17とケース9とをつなぐ通路を短くし
て全体を小型化することができる。特にエアクリ
ーナ室17は動力ユニツト6を上下揺動自在に保
持する前端部6aのピボツト軸に接近しているか
ら、このケース9が上下に揺動する時に空けてお
くべき空間(移動空間)が小さくなる。このため
カバー4内に収容される他の部材の収容空間が増
え、ユニツトスイング式の小型車両に好適なもの
となる効果がある。
また送風翼16を設けるために駆動プーリ11
の幅が増え、ケース9もこれを覆う部分の幅が増
えることになるが、この幅が増える部分は後輪7
より前方かつ上方になるため、車体を左右に傾け
た時のバンク角を大きく確保できる効果もある。
の幅が増え、ケース9もこれを覆う部分の幅が増
えることになるが、この幅が増える部分は後輪7
より前方かつ上方になるため、車体を左右に傾け
た時のバンク角を大きく確保できる効果もある。
またこの発明は運転シートの下方から動力ユニ
ツト6の前上部を覆うカバー4の内側に、エアク
リーナ室17の吸入口17fを設け、このカバー
4内から冷却空気を取込むようにすれば、カバー
4内の埃や泥水の少ない空気を吸入でき、エアク
リーナ室17のフイルタの汚れが少なくなつて望
ましい。
ツト6の前上部を覆うカバー4の内側に、エアク
リーナ室17の吸入口17fを設け、このカバー
4内から冷却空気を取込むようにすれば、カバー
4内の埃や泥水の少ない空気を吸入でき、エアク
リーナ室17のフイルタの汚れが少なくなつて望
ましい。
さらにこのエアクリーナをエンジンの吸気用エ
アクリーナと一体化することも可能であり、この
場合には構造が一層簡単になる。
アクリーナと一体化することも可能であり、この
場合には構造が一層簡単になる。
第1図はこの発明を適用したスクータ型自動二
輪車の要部を示す側面図、第2図はその動力ユニ
ツトの一部を破断した平面図、第3図はその一部
を破断した側面図、第4図は駆動プーリ付近をク
ランク軸中心を含む面で断面した断面図、第5図
はエアクリーナを水平面で断面した断面図であ
る。 1……車体枠、6b……変速機、9……変速機
ケース、11……駆動プーリ、12……被動プー
リ、16……送風翼、17……エアクリーナ室、
17f……吸入口。
輪車の要部を示す側面図、第2図はその動力ユニ
ツトの一部を破断した平面図、第3図はその一部
を破断した側面図、第4図は駆動プーリ付近をク
ランク軸中心を含む面で断面した断面図、第5図
はエアクリーナを水平面で断面した断面図であ
る。 1……車体枠、6b……変速機、9……変速機
ケース、11……駆動プーリ、12……被動プー
リ、16……送風翼、17……エアクリーナ室、
17f……吸入口。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エンジンの一側から後方へのびるVベルト式
変速機ケースの後部に1個の後輪を有する動力ユ
ニツトを、その前端部で上下揺動自在に保持し、
運転シート下方から前記動力ユニツトの前上部付
近をカバーで覆つたスクータ型の小型車両におい
て、 クランク軸の軸端側に固定皿が位置するように
前記ケース内の前部に収容された駆動プーリと、
前記固定皿の外側面に設けられた送風翼と、前記
駆動プーリ付近の前記ケース外面に取付けられ前
記固定皿の外側面中央付近に冷却空気を導くエア
クリーナ室とを備えることを特徴とする小型車両
のVベルト式変速機冷却装置。 2 前記エアクリーナ室は、エンジンの吸気用エ
アクリーナ箱と一体に形成されている特許請求の
範囲第1項記載の小型車両のVベルト式変速機冷
却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57190246A JPS5977924A (ja) | 1982-10-28 | 1982-10-28 | 小型車両のvベルト式変速機冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57190246A JPS5977924A (ja) | 1982-10-28 | 1982-10-28 | 小型車両のvベルト式変速機冷却装置 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4226377A Division JP2540094B2 (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | スク―タのエアクリ―ナ装置 |
JP7307626A Division JP2663343B2 (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | スクータ型自動二輪車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5977924A JPS5977924A (ja) | 1984-05-04 |
JPH059317B2 true JPH059317B2 (ja) | 1993-02-04 |
Family
ID=16254937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57190246A Granted JPS5977924A (ja) | 1982-10-28 | 1982-10-28 | 小型車両のvベルト式変速機冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5977924A (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2522937B2 (ja) * | 1987-03-25 | 1996-08-07 | ヤマハ発動機株式会社 | 車両用vベルト伝動装置の冷却装置 |
JP2786633B2 (ja) * | 1988-03-07 | 1998-08-13 | ヤマハ発動機株式会社 | スクータ型車両のベルト室冷却構造 |
JPH0442953U (ja) * | 1990-08-09 | 1992-04-13 | ||
US6454040B1 (en) | 1998-04-13 | 2002-09-24 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Transmission and cooling arrangement for all terrain vehicle |
US6622806B1 (en) | 1999-04-27 | 2003-09-23 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Air inlet for ATV |
US7287619B2 (en) | 2003-04-02 | 2007-10-30 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Air intake system for off-road vehicle |
JP2006143082A (ja) | 2004-11-22 | 2006-06-08 | Yamaha Motor Co Ltd | 鞍乗型車両 |
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