JPH0585010A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH0585010A
JPH0585010A JP25154191A JP25154191A JPH0585010A JP H0585010 A JPH0585010 A JP H0585010A JP 25154191 A JP25154191 A JP 25154191A JP 25154191 A JP25154191 A JP 25154191A JP H0585010 A JPH0585010 A JP H0585010A
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JP
Japan
Prior art keywords
paper
platen
thickness
sheet
printing
Prior art date
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Pending
Application number
JP25154191A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Ishiwatari
敏夫 石渡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP25154191A priority Critical patent/JPH0585010A/ja
Publication of JPH0585010A publication Critical patent/JPH0585010A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘッドギャップの調整を短時間で行なうこと
である。 【構成】 相対向して設けられ少なくとも一方が対向方
向に可動自在に保持されたプラテン15及び印字ヘッド
18を設け、前記プラテン15と印字ヘッド18とによ
り形成される印字部19に用紙23を搬送する用紙ガイ
ド25を配設し、前記印字部19の手前に位置して前記
用紙23の厚さを検出する用紙厚検出手段36を設け、
この用紙厚検出手段36の検出出力により前記プラテン
15と前記印字ヘッド18との対向間隔を前記用紙23
の厚さに応じて変化させる間隔調整手段21を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使用される用紙の厚さ
に応じてプラテンと印字ヘッドとの対向間隔を変化させ
る機能を備えた印字装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の印字装置におけるプラテ
ンと印字ヘッドとの間隔調整機構、いわゆるヘッドギャ
ップ装置には種々のものがあるが、その一例を図3に示
す。まず、紙面に直交する方向に長いプラテン1が固定
的に設けられ、このプラテン1の長手方向に往復動する
キャリアフレーム2が図示しないガイド軸に摺動自在に
取り付けられている。このキャリアフレーム2には、前
記プラテン1に所定の間隔をもって対向し先端にリボン
ガイド3が取り付けられた印字ヘッド4が固定され、こ
の印字ヘッド4と前記プラテン1とにより印字部5が形
成されている。また、前記キャリアフレーム2には、突
部6が形成されている。この突部6には、前記プラテン
1方向に前記キャリアフレーム2を進退させる間隔調整
手段の一部となる偏心カム7が当接されている。この偏
心カム7は、往復回転自在のパルスモータによる調整モ
ータ8に軸着されている。
【0003】また、前記印字部4に用紙9を案内する用
紙ガイド10が相対向するガイド板11,12により設
けられている。この用紙ガイド10位置には、前記用紙
9を搬送する一対のフィードローラ13,14が配設さ
れている。
【0004】このような構成において、印字部5に用紙
9が挿入される前には、印字ヘッド4がプラテン1から
最も遠くに離れている。そのため、使用可能な最大厚さ
の用紙9でも印字部5に挿入することができる。したが
って、印字動作の初期には、一対のフィードローラ1
3,14により用紙9を挟持して用紙ガイド10で案内
しながら印字部5のプラテン1と印字ヘッド4との間に
挿入する。この挿入が終了すると、調整モータ8が駆動
され、キャリアフレーム2とともに印字ヘッド4がプラ
テン1方向に移動し、その印字ヘッド4の先端が用紙9
に当接する。これにより、キャリアフレーム2の動きは
止められ、調整モータ8は脱調する。このように調整モ
ータ8が脱調すると、その調整モータ8は所定パルス分
だけ逆転し、印字ヘッド4を用紙9から離反させる。こ
れにより、用紙9の厚さに対応したヘッドギャップが設
定される。そして、用紙9が変わる毎に前述の動作が繰
り返されて適切なヘッドギャップが設定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のヘッ
ドギャップ設定手段によれば、用紙を印字部に搬送して
から印字開始前に一枚ずつ用紙の厚さを検出しなければ
ならず、印字動作を開始する前の準備時間がかなり必要
であり、全体的な印字時間を長くしているものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】相対向して設けられ少な
くとも一方が対向方向に可動自在に保持されたプラテン
及び印字ヘッドを設け、前記プラテンと印字ヘッドとに
より形成される印字部に用紙を搬送する用紙ガイドを配
設し、前記印字部の手前に位置して前記用紙の厚さを検
出する用紙厚検出手段を設け、この用紙厚検出手段の検
出出力により前記プラテンと前記印字ヘッドとの対向間
隔を前記用紙の厚さに応じて変化させる間隔調整手段を
設けた。
【0007】
【作用】用紙を印字部に搬送する際に、その用紙が印字
部に達する前に用紙厚検出手段がその用紙の厚さを検出
し、間隔調整手段に用紙厚さに応じた動作を行なわせる
ため、印字部に用紙が到着した時には、既に印字可能な
状態になっており、ヘッドギャップ調整のための時間が
きわめて短縮されて全体的な印字速度を向上させること
ができるものである。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図1及び図2に基づいて
説明する。まず、図1に基づいてその構造を説明する。
紙面に直交する方向に長いプラテン15が固定的に設け
られ、このプラテン15の長手方向に往復動するキャリ
アフレーム16が図示しないガイド軸に摺動自在に取り
付けられている。このキャリアフレーム16には、前記
プラテン15に所定の間隔をもって対向し先端にリボン
ガイド17が取り付けられた印字ヘッド18が固定さ
れ、この印字ヘッド18と前記プラテン15とにより印
字部19が形成されている。また、前記キャリアフレー
ム16には、突部20が形成されている。この突部20
には、前記プラテン15方向に前記キャリアフレーム1
6を進退させる間隔調整手段21の一部となる偏心カム
22が当接されている。この偏心カム22は、往復回転
自在のパルスモータによる調整モータ23に軸着されて
いる。したがって、前記間隔調整手段21は前記偏心カ
ム22と前記調整モータ23とよりなるものである。
【0009】また、前記印字部19に用紙24を案内す
る用紙ガイド25が相対向するガイド板26,27によ
り設けられている。この用紙ガイド25のそれぞれのガ
イド板26,27には、開口28,29が形成され、こ
れらの開口28,29位置に前記用紙24を搬送する一
対のフィードローラ30,31が配設されている。そし
て、上方のフィードローラ30のローラ軸32には、支
軸33に回動自在に取り付けられた可動アーム34が当
接され、この可動アーム34の先端側には、差動トラン
ス35が連結されている。このようにフィードローラ3
0と可動アーム34と差動トランス35とにより用紙厚
検出手段36が構成されている。
【0010】つぎに、図2に基づいて電気的回路につい
て説明する。まず、前記用紙厚検出手段36の差動トラ
ンス35は、整流・増幅回路37に接続され、この整流
・増幅回路37はアナログ・デジタル変換回路38に接
続されている。このアナログ・デジタル変換回路38
は、中央処理装置39(以下、CPUと称する)にバス
ライン40を介して接続された入力ポート41に接続さ
れている。この入力ポート41には、前記フィードロー
ラ30,31の手前側に配設された用紙検知センサ42
も接続されている。
【0011】また、前記CPU39には、メモリ43が
接続され、このメモリ43内には、用紙24の厚さに応
じたヘッドギャップの対応数値が記憶されたテーブル4
4が設けられている。
【0012】さらに、前記CPU39には、出力ポート
45が接続され、この出力ポート45にはドライバ46
を介して前記調整モータ23が接続されている。
【0013】このような構成において、用紙24は用紙
ガイド25で案内されフィードローラ30,31で挟持
されて印字部19に向けて搬送される。この時、上方の
フィードローラ30はその自重により用紙24の上に載
っているため、用紙24の厚さに応じてその上下位置を
変える。これにより、ローラ軸32に当接している可動
アーム34の位置が定まり、その可動アーム34の位置
に応じた出力が差動トランス35から出力される。この
出力は整流・増幅回路37で整流・増幅され、アナログ
・デジタル変換回路38でデジタル値に変換される。そ
して、この出力値は入力ポート41を経て入力され、C
PU39の制御のもとにメモリ43内のテーブル44か
ら用紙24の厚さに応じたヘッドギャップ値が求められ
る。このテーブル44からの出力により、出力ポート4
5を経てドライバ46が動作し、調整モータ23を駆動
する。これにより、偏心カム22が回転し、用紙23の
先端が印字部19に達する前に、印字ヘッド18を移動
させて適切なヘッドギャップを設定する。したがって、
ヘッドギャップの設定時間が用紙23の搬送時間内に重
複することにより、ヘッドギャップ設定のための特別な
専用時間が必要ではない。そして、このようなヘッドギ
ャップの調整は、新たな用紙23が供給される毎に行な
われるため、全体的な印字時間がきわめて短縮される。
【0014】
【発明の効果】本発明は上述のように、相対向して設け
られ少なくとも一方が対向方向に可動自在に保持された
プラテン及び印字ヘッドを設け、前記プラテンと印字ヘ
ッドとにより形成される印字部に用紙を搬送する用紙ガ
イドを配設し、前記印字部の手前に位置して前記用紙の
厚さを検出する用紙厚検出手段を設け、この用紙厚検出
手段の検出出力により前記プラテンと前記印字ヘッドと
の対向間隔を前記用紙の厚さに応じて変化させる間隔調
整手段を設けたので、用紙を印字部に搬送する際に、そ
の用紙が印字部に達する前に用紙厚検出手段がその用紙
の厚さを検出し、間隔調整手段に用紙厚さに応じた動作
を行なわせるため、印字部に用紙が到着した時には、既
に印字可能な状態になっており、ヘッドギャップ調整の
ための時間が短縮されて全体的な印字時間を短縮させる
ことができると云う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図2】その電気的接続を示すブロック図である。
【図3】従来の一例を示す側面図である。
【符号の説明】
15 プラテン 18 印字ヘッド 19 印字部 21 間隔調整手段 23 用紙 25 用紙ガイド 36 用紙厚検出手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対向して設けられ少なくとも一方が対
    向方向に可動自在に保持されたプラテン及び印字ヘッド
    と、前記プラテンと印字ヘッドとにより形成される印字
    部に用紙を搬送する用紙ガイドと、前記印字部の手前に
    位置して前記用紙の厚さを検出する用紙厚検出手段と、
    この用紙厚検出手段の検出出力により前記プラテンと前
    記印字ヘッドとの対向間隔を前記用紙の厚さに応じて変
    化させる間隔調整手段とよりなることを特徴とする印字
    装置。
JP25154191A 1991-09-30 1991-09-30 印字装置 Pending JPH0585010A (ja)

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JP25154191A JPH0585010A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 印字装置

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ID=17224359

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07290796A (ja) * 1994-04-28 1995-11-07 Nec Tohoku Ltd プリンタのプラテンギャップ自動調整装置
JPH082059A (ja) * 1994-06-23 1996-01-09 Nec Corp 自動紙厚調整機構
JP2002037479A (ja) * 2000-07-26 2002-02-06 Riso Kagaku Corp 給紙装置及びこれを用いた印刷装置
CN109649757A (zh) * 2017-10-11 2019-04-19 红塔烟草(集团)有限责任公司 一种超宽烟包检测及剔除装置

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