JPH0580890B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0580890B2 JPH0580890B2 JP62090014A JP9001487A JPH0580890B2 JP H0580890 B2 JPH0580890 B2 JP H0580890B2 JP 62090014 A JP62090014 A JP 62090014A JP 9001487 A JP9001487 A JP 9001487A JP H0580890 B2 JPH0580890 B2 JP H0580890B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- bread
- kneading
- dough
- oven
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
- Food-Manufacturing Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明はパンを自動で作る製パン器における製
パン方法に関するものである。
パン方法に関するものである。
(ロ) 従来の技術
パンを作るには其の材料である小麦粉、イース
ト、塩、油脂、砂糖、粉ミルク等に水を注加して
から混ねつ、発酵、ガス抜き、成形発酵の手順を
経て焼き上げられ、所要時間3−4時間で出来上
がるものである。
ト、塩、油脂、砂糖、粉ミルク等に水を注加して
から混ねつ、発酵、ガス抜き、成形発酵の手順を
経て焼き上げられ、所要時間3−4時間で出来上
がるものである。
処が夏場は混ねつ中のパン生地は気温と混ねつ
の摩擦熱で温度が上昇し摂氏30度−35度以上に達
する。
の摩擦熱で温度が上昇し摂氏30度−35度以上に達
する。
此の状態で発酵後にパンを焼き上げるとスダチ
の悪い硬いパンが出来るので、夏場は冷水等を使
用して冷やすか特願昭60−227235号(特開昭62−
87041号公報)に示す送風法式でパン生地を冷や
す方法がとられている。
の悪い硬いパンが出来るので、夏場は冷水等を使
用して冷やすか特願昭60−227235号(特開昭62−
87041号公報)に示す送風法式でパン生地を冷や
す方法がとられている。
又冬場の寒い時は温水を使用するかオーブンヒ
ーターの温度を上昇させて混ねつの摩擦熱と相ま
つてパン生地の温度を上昇させる方法がとられて
いる。
ーターの温度を上昇させて混ねつの摩擦熱と相ま
つてパン生地の温度を上昇させる方法がとられて
いる。
(ハ) 発明が解決しようとしている問題点
上記の方法でパンを自動で作ると冬場の寒暖の
差によつて温水の温度又はオーブンヒーターの温
度を夫々に適合した値にしないと、こね上げ温度
が不適当になる。
差によつて温水の温度又はオーブンヒーターの温
度を夫々に適合した値にしないと、こね上げ温度
が不適当になる。
又夏場に於ても同様に冷水の温度管理を厳重に
しないと一定した美味しいパンが出来無いと言う
不都合があつた。
しないと一定した美味しいパンが出来無いと言う
不都合があつた。
(ニ) 問題を解決する為の手段
本発明は上記の問題点を解決する為に冬場に於
てはオーブンヒーターの切り、入れでパン生地こ
ね上げ最適温度附近までオーブン内の温度を上げ
混ねつの摩擦熱と相まつてパン生地温度を上げ
る、次いで一次混ねつの終了後寝かしの時間を充
分にとることによりオーブン温度でパン生地温度
が上がり、次の再こねで更にパン生地温度が上が
る事によりパン生地は、こね上げ最適温度に到達
する様になる。其の温度を越えた場合はパン生地
温度センサーによつて制御部は送風を開始しパン
生地の温度上昇を抑制する。
てはオーブンヒーターの切り、入れでパン生地こ
ね上げ最適温度附近までオーブン内の温度を上げ
混ねつの摩擦熱と相まつてパン生地温度を上げ
る、次いで一次混ねつの終了後寝かしの時間を充
分にとることによりオーブン温度でパン生地温度
が上がり、次の再こねで更にパン生地温度が上が
る事によりパン生地は、こね上げ最適温度に到達
する様になる。其の温度を越えた場合はパン生地
温度センサーによつて制御部は送風を開始しパン
生地の温度上昇を抑制する。
又夏場の気温がパン生地ねり上げ適温度以上の
時は送風のみでパン生地を冷やしパン生地ねり上
げ最適温度に戻す様にするものである。
時は送風のみでパン生地を冷やしパン生地ねり上
げ最適温度に戻す様にするものである。
(ホ) 作用
モーターの駆動力をベルトを介して回転軸に伝
え、該軸をパンケース中央下部より突出させて、
かん着自在に取付けられる回転羽根を取り付け、
あらかじめ用意されたパン材料と水をパンケース
内に注加し混ねつを開始すると、冬場でオーブン
温度を例えば摂氏28度位に上げた中で、一次混ね
つを例えば15分位すると気温が5度の時で11−12
度位に上昇し、次いでこねを止めその状態で寝か
し60分間以上静止の状態におくとオーブン内の温
かさで18−19度位にパン生地温度が上昇する。次
に再こねに入り約18分位こねると再度のこね摩擦
熱によつて丁度28度になる。此の場合パン生地こ
ね上げ最適温度は通常28度前後と言われているの
で、其の温度でこねが終了するが、気温が5度以
上の夏場の場合も含めて一次こね、寝かし、再こ
ねが行われると、再こね終了迄にはこね上げ最適
温度28度を越える事になる。其の時点で混ねつ中
にパン生地温度検出センサーが働き風をパン生地
内に送り込む様になる。
え、該軸をパンケース中央下部より突出させて、
かん着自在に取付けられる回転羽根を取り付け、
あらかじめ用意されたパン材料と水をパンケース
内に注加し混ねつを開始すると、冬場でオーブン
温度を例えば摂氏28度位に上げた中で、一次混ね
つを例えば15分位すると気温が5度の時で11−12
度位に上昇し、次いでこねを止めその状態で寝か
し60分間以上静止の状態におくとオーブン内の温
かさで18−19度位にパン生地温度が上昇する。次
に再こねに入り約18分位こねると再度のこね摩擦
熱によつて丁度28度になる。此の場合パン生地こ
ね上げ最適温度は通常28度前後と言われているの
で、其の温度でこねが終了するが、気温が5度以
上の夏場の場合も含めて一次こね、寝かし、再こ
ねが行われると、再こね終了迄にはこね上げ最適
温度28度を越える事になる。其の時点で混ねつ中
にパン生地温度検出センサーが働き風をパン生地
内に送り込む様になる。
送風によつてパン生地の水分が蒸発すると、気
化熱が奪われるのでパン生地が冷やされ28度を維
持する様になる。
化熱が奪われるのでパン生地が冷やされ28度を維
持する様になる。
(ヘ) 実施例
図に於いて1は製パン器本体でオーブン2、及
びパンケース3を内蔵、混ねつ用回転羽根4が該
パンケース3の中央底部に配置される。該羽根4
の回転力は中央の回転軸5を介して伝達され、該
軸5の下端にはプーリー6が取付けられベルト7
を介してモーター9のプーリー8に繋がれモータ
ーの駆動力が伝達される。10は上記の混ねつ、
発酵、焼き等をコントロールする制御部である。
11はオーブン温度検出用のセンサーで混ねつ、
発酵、焼きの夫々の温度、例えば28度、32度、
200度を検知するものである。
びパンケース3を内蔵、混ねつ用回転羽根4が該
パンケース3の中央底部に配置される。該羽根4
の回転力は中央の回転軸5を介して伝達され、該
軸5の下端にはプーリー6が取付けられベルト7
を介してモーター9のプーリー8に繋がれモータ
ーの駆動力が伝達される。10は上記の混ねつ、
発酵、焼き等をコントロールする制御部である。
11はオーブン温度検出用のセンサーで混ねつ、
発酵、焼きの夫々の温度、例えば28度、32度、
200度を検知するものである。
12はパン生地内の温度を検出するパン生地用
温度センサーで回転軸5内を貫通して回転羽根4
の上部に位置してパン生地内に挿入され常時パン
生地の温度を検出出来る様に置かれている、例え
ば混ねつ中はパン生地が最適温度28度の時点で送
風機13の切り入れを行う様にし、又パン焼き入
れの際はパン内部温度が例えば100度を検知する
様にしてパン焼き上がりを検知させる為のもので
ある。14はオーブン用ヒーターで、該センサー
11によつて混ねつ中は例えばオーブン内を28
度、発酵中は32度、焼きは200度に該ヒーター1
4を制御部10が間欠的或いは連続通電をし夫々
の温度を維持する様にコントロールする。
温度センサーで回転軸5内を貫通して回転羽根4
の上部に位置してパン生地内に挿入され常時パン
生地の温度を検出出来る様に置かれている、例え
ば混ねつ中はパン生地が最適温度28度の時点で送
風機13の切り入れを行う様にし、又パン焼き入
れの際はパン内部温度が例えば100度を検知する
様にしてパン焼き上がりを検知させる為のもので
ある。14はオーブン用ヒーターで、該センサー
11によつて混ねつ中は例えばオーブン内を28
度、発酵中は32度、焼きは200度に該ヒーター1
4を制御部10が間欠的或いは連続通電をし夫々
の温度を維持する様にコントロールする。
15は送風機の空気取り入れ口、16は該機1
3による空気排出口である。
3による空気排出口である。
(ト) 効果
以上の様に本発明によつて四季の気温に関係無
く、最適温度にいつもこね上げ温度を維持出来る
事は、即ち一次こね、寝かしそして再こねによる
オーブン温度の加温時間が長時間に亘る為、寒い
時でもパン生地が28度に保たれると言う再こね法
式の様な2回以上に亘る混ねつの時間が長いもの
に有利である事は勿論であり、夏場は冷風による
効果と相まつて所期の目的を達するに温水又は冷
水を使用する前記の不便がない特色がある。
く、最適温度にいつもこね上げ温度を維持出来る
事は、即ち一次こね、寝かしそして再こねによる
オーブン温度の加温時間が長時間に亘る為、寒い
時でもパン生地が28度に保たれると言う再こね法
式の様な2回以上に亘る混ねつの時間が長いもの
に有利である事は勿論であり、夏場は冷風による
効果と相まつて所期の目的を達するに温水又は冷
水を使用する前記の不便がない特色がある。
また、パン生地温度を上昇させる際、オーブン
2内の温度をパン生地こね上げ温度以上に上昇さ
せないから、パン生地の急激な温度変化を防止
し、良質のパン生地を作ることができると共に、
ハンチング等を発生させることなく適正な温度制
御を行うことができる特色がある。
2内の温度をパン生地こね上げ温度以上に上昇さ
せないから、パン生地の急激な温度変化を防止
し、良質のパン生地を作ることができると共に、
ハンチング等を発生させることなく適正な温度制
御を行うことができる特色がある。
図は本発明の縦断面図の側線図である。
1……製パン器本体、2……オーブン、3……
パンケース、4……回転羽根、5……回転軸、6
……プーリー、7……ベルト、8……プーリー、
9……モーター、10……制御部、11……オー
ブン温度検出用温度センサー、12……パン生地
用温度センサー、13……送風機、14……ヒー
ター、15……空気取入口、16,16′……排
出口、17……パン材料。
パンケース、4……回転羽根、5……回転軸、6
……プーリー、7……ベルト、8……プーリー、
9……モーター、10……制御部、11……オー
ブン温度検出用温度センサー、12……パン生地
用温度センサー、13……送風機、14……ヒー
ター、15……空気取入口、16,16′……排
出口、17……パン材料。
Claims (1)
- 1 オーブン2内に設けたパンケース3の内に各
種パン材料を入れ水を注加して混ねつ、発酵、焼
き等の工程を行う製パン器に於て、気温がパン生
地こね上げ温度以下の時はオーブン2内の温度を
パン生地こね上げ温度に調節し、混ねつの摩擦熱
とオーブン2温度による加熱によつて、上記温度
以上の気温の時は送風によつて最適こね上げ温度
を維持出来る様にした事を特徴とする製パン器に
おける製パン方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9001487A JPS63226317A (ja) | 1987-03-14 | 1987-03-14 | 製パン器における製パン方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9001487A JPS63226317A (ja) | 1987-03-14 | 1987-03-14 | 製パン器における製パン方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63226317A JPS63226317A (ja) | 1988-09-21 |
JPH0580890B2 true JPH0580890B2 (ja) | 1993-11-10 |
Family
ID=13986833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9001487A Granted JPS63226317A (ja) | 1987-03-14 | 1987-03-14 | 製パン器における製パン方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63226317A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3225032B2 (ja) | 1999-10-28 | 2001-11-05 | 味の素株式会社 | 食用生地の混練時における温度調節方法及び温度調節装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6130385B2 (ja) * | 1977-08-15 | 1986-07-12 | Yunaitetsudo Tekunorojiizu Corp | |
JPS6342345B2 (ja) * | 1982-02-04 | 1988-08-23 | Victor Company Of Japan |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6130385U (ja) * | 1984-07-27 | 1986-02-24 | ホシデン株式会社 | パン材料こね器 |
JPH0525551Y2 (ja) * | 1986-09-09 | 1993-06-28 |
-
1987
- 1987-03-14 JP JP9001487A patent/JPS63226317A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6130385B2 (ja) * | 1977-08-15 | 1986-07-12 | Yunaitetsudo Tekunorojiizu Corp | |
JPS6342345B2 (ja) * | 1982-02-04 | 1988-08-23 | Victor Company Of Japan |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63226317A (ja) | 1988-09-21 |
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