JPH0411622Y2 - - Google Patents

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JPH0411622Y2
JPH0411622Y2 JP1985177835U JP17783585U JPH0411622Y2 JP H0411622 Y2 JPH0411622 Y2 JP H0411622Y2 JP 1985177835 U JP1985177835 U JP 1985177835U JP 17783585 U JP17783585 U JP 17783585U JP H0411622 Y2 JPH0411622 Y2 JP H0411622Y2
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JP
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fan
heater
bread
temperature
hot air
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JP1985177835U
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Priority to CA000519083A priority patent/CA1277548C/en
Priority to AU63281/86A priority patent/AU575500B2/en
Priority to EP86114068A priority patent/EP0219077B1/en
Priority to DE3650352T priority patent/DE3650352T2/de
Priority to KR1019860008514A priority patent/KR890002625B1/ko
Publication of JPS6286882U publication Critical patent/JPS6286882U/ja
Priority to US07/098,448 priority patent/US4776265A/en
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  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は家庭でパンを自動的に作る製パン器の
ヒーター装置に係わるものである。
「従来の技術」 従来、特開昭56−72641号公報に示す如く、送
風フアンの排風側にヒーターを設け、熱風により
パンを焼成する技術があつた。
「考案が解決しようとする問題点」 前記従来技術は、ねり時にはフアンを停止させ
ていたから、ねり時の温度管理が行えず、例えば
混捏によつて発生する摩擦熱または室温などの影
響によつて極めて不均一な温度でパン生地が形成
され、グルテンの発生が不充分になり易い等の問
題があつた。
「問題点を解決するための手段」 然るに、本考案は、材料容器内にパン材料を入
れて水と共にこね、発酵させた後で加熱してパン
を焼く自動製パン器に於て、ねりの際に使用する
小ワツトのヒーターをフアン前方の窓に設けると
共に、焼きの際に使用する大ワツトのヒーターを
フアン外周方向の側窓に臨ませて設け、同一のフ
アンを用いて、ねり時には比較的低温の温風を材
料容器内のパン生地に送り、焼き時には比較的高
温の熱風を材料容器の外周に送るように構成した
ことを特徴とするものである。
「作用」 従つて、小ワツトのヒーターによる温風または
冷風をフアンによつて発生させてパン材料を混捏
してグルテンの発生を良好に行わせ得ると共に、
大ワツトのヒーターによる熱風をフアンによつて
発生させてパンを良好に焼成し得、同一のフアン
制御により前記各ヒーターを使い分けて冷風また
は温風または熱風を発生させてねりと焼きを極め
て機能的な温度管理で行い得るものである。
「実施例」 図に於て、1は製パン器本体であり、オーブン
2、材料容器3を内蔵すると共に、こね用回転羽
根4が該器3の中央底部に配置され、該羽根4の
回転力は中央回転軸5を介して伝達され、該軸5
の下端にはプーリ6が取付けられ、ベルト7を介
してモータ9のプーリ8に繋ながれ、モータ9の
駆動力が伝達される。10は上記の温度及び発酵
及びガス抜き等の時間を制御する制御部、11は
材料容器3内に突出してパン生地の温度を検知す
る温度センサ、12はオーブン2内の温度を検知
する温度センサ、13はねりの際使用する小ワツ
ト(45℃)のヒーター、14は焼きに使用する約
1キロワツト(220℃)の高熱用ヒーター、15
はフアンモータ16を動力とするフアンであり、
前面の各ヒーター13,14に送風され、またカ
バー17内に夫々を格納し、前面中央には中央窓
20が穿孔される。窓20の上端に鍔19が取付
けられ、フアン15によるヒーター13の熱の風
向きが矢印の様に材料容器3内のパン生地に当た
る様にしてある。18は該カバー17の上下右左
に穿孔した側窓で、焼きの場合、大ワツトのヒー
ター14が加熱され、フアン15によつて二線矢
印の如く四方に分散送風されるので、オーブン2
内は均一の温度分布がなされるように構成してい
る。
上記から明らかなように、材料容器3内にパン
材料を入れて水と共にこね、発酵させた後で加熱
してパンを焼く自動製パン器に於て、ねりの際に
使用する小ワツトのヒーター13をフアン15前
方の窓20に設けると共に、焼きの際に使用する
大ワツトのヒーター14をフアン15外周方向の
側窓18に臨ませて設け、同一のフアン15を用
いて、ねり時には比較的低温の温風を材料容器3
内のパン生地に送り、焼き時には比較的高温の熱
風を材料容器3の外周に送るように構成してい
る。
本実施例は上記の如く構成しており、モータ9
の駆動力をベルト7を介して回転軸5に伝え、該
軸5を材料容器3中央下部より突出させ、嵌着自
在に取付けられる回転羽根4を取付けて、あらか
じめ用意されたパン材料と水を混捏すると全天候
の気温の差に関係なく28℃〜30℃まで混捏の際発
生する摩擦熱と相俟つてパン生地こね上げ適温度
検知用温度センサ11によつてフアン15及び小
ワツトのヒーター13が制御され、熱風或冷風が
適宜送られ、こね上げ適温度に達して後更らに所
要時間を経てよりよきグルテンの発生まで、その
こね上げ適温度を維持し乍らこね開始時より所定
の時間までこね上げられる。
次に発酵、ガス抜き、成形発酵の手順を経て焼
きに入る。前記のこね用に使用したフアン15で
焼き用ヒーター14に送風を与える事により熱が
隈なくオーブン2内に行き渡り、オーブン2内の
温度は常に循環され均一の温度分布を呈する。例
えば焼き温度220℃にオーブン2内の温度センサ
12によつて管理されると、オーブン2の上下、
前後の温度分布は均一に220℃となるため、パン
の焼き上りの表面は均一の焼き色を呈せしめる事
が出来る。
「考案の効果」 以上実施例から明らかなように本考案は、材料
容器3内にパン材料を入れて水と共にこね、発酵
させた後で加熱してパンを焼く自動製パン器に於
て、ねりの際に使用する小ワツトのヒーター13
をフアン15前方の窓20に設けると共に、焼き
の際に使用する大ワツトのヒーター14をフアン
15外周方向の側窓18に臨ませて設け、同一の
フアン15を用いて、ねり時には比較的低温の温
風を材料容器3内のパン生地に送り、焼き時には
比較的高温の熱風を材料容器3の外周に送るよう
に構成したもので、小ワツトのヒーター13によ
る温風または冷風をフアン15によつて発生させ
てパン材料を混捏してグルテンの発生を良好に行
わせることができる共に、大ワツトのヒーター1
4による熱風をフアン15によつて発生させてパ
ンを良好に焼成でき、同一のフアン15制御によ
り前記各ヒーター13,14を使い分けて冷風ま
たは温風または熱風を発生させてねりと焼きを極
めて機能的な温度管理で行うことができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動製パン器の縦断面
図、第2図はパン生地こね上げ適温度帯に対する
気温−時間特性を示す線図である。 3……材料容器、13……小ワツトのヒータ
ー、14……大ワツトのヒーター、15……フア
ン、18……側窓、20……前方の窓。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 材料容器3内にパン材料を入れて水と共にこ
    ね、発酵させた後で加熱してパンを焼く自動製パ
    ン器に於て、ねりの際に使用する小ワツトのヒー
    ター13をフアン15前方の窓20に設けると共
    に、焼きの際に使用する大ワツトのヒーター14
    をフアン15外周方向の側窓18に臨ませて設
    け、同一のフアン15を用いて、ねり時には比較
    的低温の温風を材料容器3内のパン生地に送り、
    焼き時には比較的高温の熱風を材料容器3の外周
    に送るように構成したことを特徴とする自動製パ
    ン器のヒーター装置。
JP1985177835U 1985-10-12 1985-11-19 Expired JPH0411622Y2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985177835U JPH0411622Y2 (ja) 1985-11-19 1985-11-19
CA000519083A CA1277548C (en) 1985-10-12 1986-09-25 Method of and an apparatus for making bread at home
AU63281/86A AU575500B2 (en) 1985-10-12 1986-09-29 Method of and apparatus for making bread
EP86114068A EP0219077B1 (en) 1985-10-12 1986-10-10 Apparatus for making bread
DE3650352T DE3650352T2 (de) 1985-10-12 1986-10-10 Vorrichtung zur Herstellung von Brot.
KR1019860008514A KR890002625B1 (ko) 1985-10-12 1986-10-11 빵의 제조방법 및 그 장치
US07/098,448 US4776265A (en) 1985-10-12 1987-09-18 Method of and apparatus for making bread

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985177835U JPH0411622Y2 (ja) 1985-11-19 1985-11-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6286882U JPS6286882U (ja) 1987-06-03
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ID=31119407

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JP1985177835U Expired JPH0411622Y2 (ja) 1985-10-12 1985-11-19

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63296711A (ja) * 1987-05-29 1988-12-02 松下電器産業株式会社 パン製造機
JPH056923Y2 (ja) * 1987-06-30 1993-02-22

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5672641A (en) * 1979-11-19 1981-06-16 Tokyo Shibaura Electric Co Bread maker

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JPS5672641A (en) * 1979-11-19 1981-06-16 Tokyo Shibaura Electric Co Bread maker

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JPS6286882U (ja) 1987-06-03

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