JPH0614711Y2 - 自動製パン機 - Google Patents

自動製パン機

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JPH0614711Y2
JPH0614711Y2 JP1987050154U JP5015487U JPH0614711Y2 JP H0614711 Y2 JPH0614711 Y2 JP H0614711Y2 JP 1987050154 U JP1987050154 U JP 1987050154U JP 5015487 U JP5015487 U JP 5015487U JP H0614711 Y2 JPH0614711 Y2 JP H0614711Y2
Authority
JP
Japan
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bread
dough
container
kneading
temperature
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987050154U
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English (en)
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JPS63158232U (ja
Inventor
恭一 斉藤
敏夫 長坂
Original Assignee
株式会社日立ホームテック
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Publication date
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  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
  • Baking, Grill, Roasting (AREA)
  • Food-Manufacturing Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は,パン生地の練り,発酵及び焼成を,自動的に
行なう自動製パン機に関するものである。
(従来の技術) 従来,この種の自動製パン機では,第4図に示すよう
に,パン生地5の温度を検知する,生地温検出器6は,
突出部7から隔絶した位置に設けられていたため,練り
時にパン生地5が生地温検出器6と近づいたり遠くなっ
たりして性格にパン生地5の温度を検出することができ
ず,パン生地5の適温である30℃で,練り上りや発酵
を行なうことが難しかった。
(考案が解決しようとする問題点) そのため,かかる構成のものにあっては加熱部材9,1
0によって加熱されるパン生地5の温度を正確に制御す
ることが難かしく,パン生地5の温度が練り上りや発酵
時に高温過ぎたり,低温過ぎたりして,パン生地5は,
小麦粉と水とにより生成されるグルテンが弱くなって,
粘性の低い練り不良となったり,イースト菌の発酵が不
足した発酵不良の状態となったりしていた。
このため焼成後のパンも,膨らまないかたいパンとなる
欠点があった。
(問題点を解決するための手段) 本考案は,上記欠点を除くためになされたものであり,
パン生地の温度を検知する生地温検出器をパン容器の側
壁に設けた突出部近傍のパン容器の外底面に設けたもの
である。
(作用) 前記のようにしたことにより,練り時や発酵時に,パン
生地が必ず練り羽根により,突出部の近くにからまって
生地温検出器近くの容器の内底面に位置するため,パン
生地の温度は,生地温検出器により正確に検出できるよ
うになり,パン生地の適温である温度での練りや発酵を
可能にする。
(実施例) 以下,本考案の一実施例を図面により説明する。
第1図は本実施例の製パン機の概略断面図である。図に
おいて1は本体で内底部に練り羽根2を設けてなるパン
容器3が内部に設けられている。この練り羽根2は,駆
動モーター4により回転されて,パン容器3内のパン生
地5を練るに用いられるものである。また,パン容器3
の外底部には,練り中のパン生地5の温度を検知する生
地温検出器6が接触して設けられている。
第2図は本実施例のパン容器3の上面図であり,パン容
器3の側壁31の平坦部の略中央よりやや下側に、棒状
の別部品からみ棒7よりなつ突出部が取付部材8を介し
て、容器3内側に向けて着脱自在に,そして,前記,生
地温検出器6の上部近傍に設けられている。
パン容器3の上・下部にはシーズヒータなどの加熱部材
9,10が設けられており,これら両加熱部材9,10
及び前記駆動モーター4は本体1内に取付けたマイクロ
コンピューター回路11を介し,生地温検出器6の出力
に応じて制御され,パン生地5の練り及び加熱を行なう
働きをするものである。
次に,上記構成からなる,本実施例の作用について説明
する。
まず,パンの材料を,パン容器3内へ投入し,電源(説
明省略)を入れ,駆動モーター4により,練り羽根2を
回転させてパン生地5の練りを行なう。
練り時には,パン生地5は,練り羽根2により回転し,
パン容器3側壁31の一部より突出した,からみ棒7
(突出部)に,絡み付いて練りが行なわれるため,常に
パン生地5はからみ棒7付近に留まり,また,練り終了
後の発酵時にも,からみ棒7付近でパン生地5のイース
ト発酵を行なう。
生地温検出器6は,パン容器3外底面に位置し,かつ,
前記側壁31に取付けたからみ棒7の近傍に設けられて
いるため,パン生地5は常に,生地温検出器6上部のパ
ン容器3内に位置するようになり,パン生地5の温度を
正確に検出する。
従って,加熱部材9,10への通電制御は,生地温検出
器6から出力に応じて前記回路11を介して最適状態で
行ない,練り上りや発酵時のパン生地5は,常にパン生
地の生成及びイースト発酵に適した温度を得る。
本実施例ではパン容器3の側壁31に別部品よりなるか
らみ棒7を設けたが,第3図の他の実施例に示すごとく
同位置にからみ棒(突出部)7と同様の効果を与える凸
状に形成した突出部7を容器3の内側に向けて側壁31
に一体的に設けても良い。
(考案の効果) 以上,本考案によれば,パン容器の外底部に位置し,か
つ,突出部近傍に生地温検出器を設けたので,パン生地
の練り時や発酵時には,パン生地は常に一定の場所に留
まり,パン生地温度を前記検出器からの出力に応じて最
適温度に制御するようになり,パン生地がグルテンの生
成の良くない練り不足となったり,イースト菌の発酵が
不十分で発酵不足となったりすることがなく,焼成後の
パンも,常に大きく膨らみ,やわらかいパンとすること
ができるなどパンを製造する上で,きわめて効果がある
自動製パン機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は,本考案の一実施例による自動製パン機の概略
断面図,第2図は同パン容器に係わる要部上面図,第3
図は他の実施例による同要部上面図,第4図は従来例に
よる自動製パン機の概略断面図である。 1……本体,2……練り羽根,3……パン容器,31…
…側壁,5……パン生地,6……生地温検出器,7……
突出部(からみ棒)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に練り羽根(2)を設けたパン容器
    (3)を本体(1)内に設け、かつ、この容器(3)の
    側壁(31)の平坦部の略中央よりやや下側に棒状の別
    部品でなる突出部(7)あるいは凸状に形成した側壁
    (31)と一体状の突出部(7)を容器(3)内側に向
    けて設けると共にパン生地(5)の温度を検知する生地
    温検出器(6)を、前記突出部(7)近傍の容器(3)
    外底面に設けたことを特徴とする自動製パン機。
JP1987050154U 1987-04-02 1987-04-02 自動製パン機 Expired - Lifetime JPH0614711Y2 (ja)

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JP1987050154U JPH0614711Y2 (ja) 1987-04-02 1987-04-02 自動製パン機

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JP1987050154U JPH0614711Y2 (ja) 1987-04-02 1987-04-02 自動製パン機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63158232U JPS63158232U (ja) 1988-10-17
JPH0614711Y2 true JPH0614711Y2 (ja) 1994-04-20

Family

ID=30873248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987050154U Expired - Lifetime JPH0614711Y2 (ja) 1987-04-02 1987-04-02 自動製パン機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63114234U (ja) * 1987-01-19 1988-07-22

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JPS63158232U (ja) 1988-10-17

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