JPH0579187A - コンクリート均し装置の走行制御装置 - Google Patents
コンクリート均し装置の走行制御装置Info
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- JPH0579187A JPH0579187A JP3262579A JP26257991A JPH0579187A JP H0579187 A JPH0579187 A JP H0579187A JP 3262579 A JP3262579 A JP 3262579A JP 26257991 A JP26257991 A JP 26257991A JP H0579187 A JPH0579187 A JP H0579187A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 2
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 走行方向を簡単かつ確実に制御誘導して、所
定方向に高精度に直進し、常にに平行な走行軌跡を得る
ことのできるコンクリート均し装置の走行制御装置を提
供する。 【構成】 本体フレーム1の左右に駆動輪2を配置し、
前方中央部に方向変換可能な補助車輪3を配置する。上
記駆動車輪2の回転軸2aには各々独立した駆動モータ
ー19に接続する。これらの駆動モーター19は、コン
トロールパネル15に設けた前後進用の操作レバー20
および左右旋回用の操作レバー21により手動で操作す
る。また、本体フレーム1にジャイロ装置23を設け
て、進行方向を常にチェックしながら自動制御しながら
所定のコンクリート均し作業路を直進および平行走行さ
せる。8はスクリューオーガ、12は振動プレートであ
る。
定方向に高精度に直進し、常にに平行な走行軌跡を得る
ことのできるコンクリート均し装置の走行制御装置を提
供する。 【構成】 本体フレーム1の左右に駆動輪2を配置し、
前方中央部に方向変換可能な補助車輪3を配置する。上
記駆動車輪2の回転軸2aには各々独立した駆動モータ
ー19に接続する。これらの駆動モーター19は、コン
トロールパネル15に設けた前後進用の操作レバー20
および左右旋回用の操作レバー21により手動で操作す
る。また、本体フレーム1にジャイロ装置23を設け
て、進行方向を常にチェックしながら自動制御しながら
所定のコンクリート均し作業路を直進および平行走行さ
せる。8はスクリューオーガ、12は振動プレートであ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、スラブのコン
クリート打設作業におけるコンクリート均し装置の走行
制御装置に関する。
クリート打設作業におけるコンクリート均し装置の走行
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明者等は、コンクリート均し作業を
省力化して作業員の労働負担を軽減し、併せてコンクリ
ート均し作業精度の向上およびスラブ鉄筋等への影響の
低減を図ることのできるコンクリート均し装置を開発し
た。
省力化して作業員の労働負担を軽減し、併せてコンクリ
ート均し作業精度の向上およびスラブ鉄筋等への影響の
低減を図ることのできるコンクリート均し装置を開発し
た。
【0003】上記開発に係るコンクリート均し装置は、
図7および図8に示すように、本体フレーム1の左右に
駆動輪2を設けると共に、その前方中央部に補助車輪3
を備えている。該補助車輪3は旋回軸3aの回りに自由
に旋回して方向転換が可能なようになっている。
図7および図8に示すように、本体フレーム1の左右に
駆動輪2を設けると共に、その前方中央部に補助車輪3
を備えている。該補助車輪3は旋回軸3aの回りに自由
に旋回して方向転換が可能なようになっている。
【0004】5はスクリューオーガー用の支持フレーム
であって、支持パイプ5a、取付杆5bおよび取付パイ
プ5c等の取付手段を介して上記本体フレーム1に着脱
自在に取り付けられている。
であって、支持パイプ5a、取付杆5bおよび取付パイ
プ5c等の取付手段を介して上記本体フレーム1に着脱
自在に取り付けられている。
【0005】該支持フレーム5には、作動杆6が上下軸
方向に往復移動可能に取り付けられている。該作動杆6
の下端部にはオーガーフレーム7がピン6aを介して枢
着されている。従って、左右の作動杆6を各々独立して
上下動させることによりオーガーフレーム7の左右の傾
斜状態を調整することができる。
方向に往復移動可能に取り付けられている。該作動杆6
の下端部にはオーガーフレーム7がピン6aを介して枢
着されている。従って、左右の作動杆6を各々独立して
上下動させることによりオーガーフレーム7の左右の傾
斜状態を調整することができる。
【0006】該オーガーフレーム7にはスクリューオー
ガー8が回転自在に且つ着脱自在に取り付けられてい
る。該スクリューオーガー8はスクリュー用モーター9
により回転駆動される。
ガー8が回転自在に且つ着脱自在に取り付けられてい
る。該スクリューオーガー8はスクリュー用モーター9
により回転駆動される。
【0007】上記作動杆6の上端部にはレーザー受光部
10が配置されている。11はサーボモーターであっ
て、レーザー受光部10からの指令信号により上記作動
杆6を上下に往復駆動する。
10が配置されている。11はサーボモーターであっ
て、レーザー受光部10からの指令信号により上記作動
杆6を上下に往復駆動する。
【0008】図7において、12は振動プレートであっ
て、取付杆12aを介して上記オーガーフレーム7に取
り外し可能に装着されている。該振動プレート12は振
動モーター13により振動する。該振動プレート12の
後端縁にはゴムプレート14が付設されている。15は
コントロールパネルである。
て、取付杆12aを介して上記オーガーフレーム7に取
り外し可能に装着されている。該振動プレート12は振
動モーター13により振動する。該振動プレート12の
後端縁にはゴムプレート14が付設されている。15は
コントロールパネルである。
【0009】上記装置によるコンクリート均し作業につ
いて説明すれば、まず、作業を始める前に、図9に示す
ように、スラブ型枠16上にレーザー発射装置17をセ
ットしておく。該レーザー発射装置17は回転しなが
ら、スラブ上の所定高さに基準レーザー光Rを放射状に
発射する。この基準レーザー光Rは上記レーザー受光部
10に検知される。
いて説明すれば、まず、作業を始める前に、図9に示す
ように、スラブ型枠16上にレーザー発射装置17をセ
ットしておく。該レーザー発射装置17は回転しなが
ら、スラブ上の所定高さに基準レーザー光Rを放射状に
発射する。この基準レーザー光Rは上記レーザー受光部
10に検知される。
【0010】ところで、駆動輪2および補助車輪3はス
ラブ鉄筋18上を転動しながら走行するようになってい
るので、本体フレーム1およびこれと一体となっている
支持フレーム5は多少上下に揺れながら移動する。その
結果、レーザー受光部10も上下に揺れて上記基準レー
ザー光Rがレーザー受光部10の中心から外れると、上
記サーボモーター11が稼働して作動杆6を上下軸方向
に動かす。
ラブ鉄筋18上を転動しながら走行するようになってい
るので、本体フレーム1およびこれと一体となっている
支持フレーム5は多少上下に揺れながら移動する。その
結果、レーザー受光部10も上下に揺れて上記基準レー
ザー光Rがレーザー受光部10の中心から外れると、上
記サーボモーター11が稼働して作動杆6を上下軸方向
に動かす。
【0011】作動杆6が上下に動くと、その上端部に取
り付けられているレーザー受光部10も上下に動いて、
上記基準レーザー光Rを再びレーザー受光部10の中心
で検知すると、サーボモーター11に停止の指令信号を
送って、停止する。
り付けられているレーザー受光部10も上下に動いて、
上記基準レーザー光Rを再びレーザー受光部10の中心
で検知すると、サーボモーター11に停止の指令信号を
送って、停止する。
【0012】以上の操作を適宜繰り返しながらレーザー
受光部10は基準レーザー光Rのレベルを保つように自
動制御される。その結果、作動杆6が所定レベルに保た
れ、その下端部に取り付けられているオーガーフレーム
7を介してスクリューオーガー8および振動プレート1
2がスラブ型枠16上の所定レベルに維持される。
受光部10は基準レーザー光Rのレベルを保つように自
動制御される。その結果、作動杆6が所定レベルに保た
れ、その下端部に取り付けられているオーガーフレーム
7を介してスクリューオーガー8および振動プレート1
2がスラブ型枠16上の所定レベルに維持される。
【0013】上記レベル制御は、左右のレーザー受光部
10について独立しておこなわれるので、本体フレーム
1が傾斜しても、スルリューオーガー8および振動プレ
ート12は、常に水平状態を保つことができる。
10について独立しておこなわれるので、本体フレーム
1が傾斜しても、スルリューオーガー8および振動プレ
ート12は、常に水平状態を保つことができる。
【0014】上述のように、駆動車輪2および補助車輪
3はスラブ鉄筋18上を転動して上下に揺れながら走行
するが、上下の揺ればかりでなく、左右にも揺れて、そ
のままでは真っ直ぐに走行するのが極めて困難である等
の問題点があった。
3はスラブ鉄筋18上を転動して上下に揺れながら走行
するが、上下の揺ればかりでなく、左右にも揺れて、そ
のままでは真っ直ぐに走行するのが極めて困難である等
の問題点があった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点を解決するためになされたもので、その目的とす
るところは、走行方向を簡単かつ確実に制御誘導して、
所定方向に高精度に直進し、また、常に平行な走行軌跡
を得ることができるコンクリート均し装置の走行制御装
置を提供することにある。
問題点を解決するためになされたもので、その目的とす
るところは、走行方向を簡単かつ確実に制御誘導して、
所定方向に高精度に直進し、また、常に平行な走行軌跡
を得ることができるコンクリート均し装置の走行制御装
置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の走行制御装置
は、本体フレームの左右に駆動輪を、前方中央部に方向
変換可能な補助車輪を各々配置し、上記本体フレームの
後部下方にスクリューオーガーを回転自在に装着すると
共に、該スクリューオーガーの後ろ側に振動プレートを
配設したコンクリート均し装置において、上記駆動輪に
各々独立した駆動モーターを設け、これらの駆動モータ
ーの制御手段を設けたことを特徴とする。上記制御手段
は、前後進用および左右旋回用の操作レバーと、該操作
レバーからの指令信号により上記駆動モーターに制御信
号を出力するコントローラにより手動で行うか、あるい
は、装置の進行方向を検知するジャイロ装置と、該ジャ
イロ装置からの検知信号により上記駆動モーターに制御
信号を出力するコントローラにより自動で行う。また、
上記駆動輪用の駆動モーターおよび/あるいはスクリュ
ーオーガー用の駆動モーターの回転数を変化させるイン
バータを設ける。
は、本体フレームの左右に駆動輪を、前方中央部に方向
変換可能な補助車輪を各々配置し、上記本体フレームの
後部下方にスクリューオーガーを回転自在に装着すると
共に、該スクリューオーガーの後ろ側に振動プレートを
配設したコンクリート均し装置において、上記駆動輪に
各々独立した駆動モーターを設け、これらの駆動モータ
ーの制御手段を設けたことを特徴とする。上記制御手段
は、前後進用および左右旋回用の操作レバーと、該操作
レバーからの指令信号により上記駆動モーターに制御信
号を出力するコントローラにより手動で行うか、あるい
は、装置の進行方向を検知するジャイロ装置と、該ジャ
イロ装置からの検知信号により上記駆動モーターに制御
信号を出力するコントローラにより自動で行う。また、
上記駆動輪用の駆動モーターおよび/あるいはスクリュ
ーオーガー用の駆動モーターの回転数を変化させるイン
バータを設ける。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1において、19は駆動モーター
であって、左右の駆動輪2,2の回転軸2aに各々独立
して接続されている。該駆動モーター19にはブレーキ
および減速機(図示せず)が取り付けられている。
しながら説明する。図1において、19は駆動モーター
であって、左右の駆動輪2,2の回転軸2aに各々独立
して接続されている。該駆動モーター19にはブレーキ
および減速機(図示せず)が取り付けられている。
【0018】また、上記コントロールパネル15には前
後進用の操作レバー20および左右旋回用の操作レバー
21が設けられている。図2に示すように、これらの操
作レバー20、21と上記左右の駆動モーター19との
間には、コントローラ22が介在している。該コントロ
ーラ22は、上記操作レバー20、21からの指令信号
を入力して上記駆動モーター19に制御信号を出力する
ようになっている。尚、本実施例のコントローラ22
は、一定のプログラムにしたがって制御信号を出力する
ようになっている。このプログラムは制御目的に応じて
ソフト的に変更することが可能である。
後進用の操作レバー20および左右旋回用の操作レバー
21が設けられている。図2に示すように、これらの操
作レバー20、21と上記左右の駆動モーター19との
間には、コントローラ22が介在している。該コントロ
ーラ22は、上記操作レバー20、21からの指令信号
を入力して上記駆動モーター19に制御信号を出力する
ようになっている。尚、本実施例のコントローラ22
は、一定のプログラムにしたがって制御信号を出力する
ようになっている。このプログラムは制御目的に応じて
ソフト的に変更することが可能である。
【0019】従って、図3(A)に示すように、上記コ
ントロールパネル15の前後進用の操作レバー20を手
前に倒して前進方向に操作をすると、左右の駆動モータ
ー19が稼働して左右の駆動輪2,2が回転し、コンク
リート均し装置が矢印方向に前進する。
ントロールパネル15の前後進用の操作レバー20を手
前に倒して前進方向に操作をすると、左右の駆動モータ
ー19が稼働して左右の駆動輪2,2が回転し、コンク
リート均し装置が矢印方向に前進する。
【0020】この状態で、装置の走行方向を(進行方向
に向かって)右方向に軌道修正しようとする場合には、
図3(B)に示すように、上記コントロールパネル15
の旋回用操作レバー21を右旋回方向に倒すと、左側の
駆動モーター19のブレーキが働いて、左側の駆動輪2
の回転が停止する。左側の駆動輪2が回転停止しても、
右側の駆動輪2は依然として回転しているので、仮想線
で示すように均し装置は右旋回する。尚、逆に左旋回の
操作については、操作レバー21を反対側に倒して、右
側の駆動輪2を回転停止させればよい。
に向かって)右方向に軌道修正しようとする場合には、
図3(B)に示すように、上記コントロールパネル15
の旋回用操作レバー21を右旋回方向に倒すと、左側の
駆動モーター19のブレーキが働いて、左側の駆動輪2
の回転が停止する。左側の駆動輪2が回転停止しても、
右側の駆動輪2は依然として回転しているので、仮想線
で示すように均し装置は右旋回する。尚、逆に左旋回の
操作については、操作レバー21を反対側に倒して、右
側の駆動輪2を回転停止させればよい。
【0021】一方、装置が停止状態にある場合の旋回操
作については、図4(A)に示す停止状態から、図4
(B)に示すように、上記左右旋回用の操作レバー21
のみを倒すと、左側の駆動輪2のみが回転して、仮想線
で示すように装置が右旋回する。
作については、図4(A)に示す停止状態から、図4
(B)に示すように、上記左右旋回用の操作レバー21
のみを倒すと、左側の駆動輪2のみが回転して、仮想線
で示すように装置が右旋回する。
【0022】以上のように装置を旋回させる場合に、装
置が走行中の場合と停止している場合では、左右旋回用
の操作レバー21を同じように操作しても、駆動輪2の
挙動が全く異なる。これは、上記コントローラ22が前
後進用の操作レバー20のオン・オフ状態を調べて駆動
モーター19に異なる制御信号を送るからである。
置が走行中の場合と停止している場合では、左右旋回用
の操作レバー21を同じように操作しても、駆動輪2の
挙動が全く異なる。これは、上記コントローラ22が前
後進用の操作レバー20のオン・オフ状態を調べて駆動
モーター19に異なる制御信号を送るからである。
【0023】上記旋回操作は、手動による制御について
説明したが、次に、自動による制御について説明する。
説明したが、次に、自動による制御について説明する。
【0024】図1において、本体フレーム1にはジャイ
ロ装置23が搭載されている。該ジャイロ装置23は、
例えば、上記コントロールパネル15に設けたセットボ
タン(図示せず)を手動で押すことにより、セット信号
を入力して、このセット時のコンクリート均し装置の方
向を0(ゼロ)とリセットする。また、該ジャイロ装置
23は、図5に示すように、コンクリート均し装置の方
向、即ち回転角度に比例する出力電圧を出力するように
なっている。該ジャイロ装置23の出力電圧が所定値
(±Ev)を超えると、上記コントローラ22は上記駆
動モーター19に制御信号を出力するようになってい
る。尚、上記出力電圧の所定値(±Ev)は、コントロ
ーラ22により制御の目的に応じて任意に設定すること
ができる。この場合、駆動輪2の挙動が不安定にならな
い程度に、上記所定値を小さく設定するのが好ましい。
ロ装置23が搭載されている。該ジャイロ装置23は、
例えば、上記コントロールパネル15に設けたセットボ
タン(図示せず)を手動で押すことにより、セット信号
を入力して、このセット時のコンクリート均し装置の方
向を0(ゼロ)とリセットする。また、該ジャイロ装置
23は、図5に示すように、コンクリート均し装置の方
向、即ち回転角度に比例する出力電圧を出力するように
なっている。該ジャイロ装置23の出力電圧が所定値
(±Ev)を超えると、上記コントローラ22は上記駆
動モーター19に制御信号を出力するようになってい
る。尚、上記出力電圧の所定値(±Ev)は、コントロ
ーラ22により制御の目的に応じて任意に設定すること
ができる。この場合、駆動輪2の挙動が不安定にならな
い程度に、上記所定値を小さく設定するのが好ましい。
【0025】上記実施例の装置は以上のように構成され
ているので、これによりコンクリート均し装置の走行方
向(規準方向)を自動制御するには、図6に示すよう
に、ジャイロ装置23のセット信号を走行方向に設定し
て前進させると、やがて走行方向がこの基準方向から反
れる。
ているので、これによりコンクリート均し装置の走行方
向(規準方向)を自動制御するには、図6に示すよう
に、ジャイロ装置23のセット信号を走行方向に設定し
て前進させると、やがて走行方向がこの基準方向から反
れる。
【0026】コンクリート均し装置の走行方向が左方向
に反れると、それに応じてジャイロ装置23の出力電圧
が変化するが、走行方向が図6のように所定の回転角度
−βを超えると、これに対応する出力電圧が−Evにな
って、図3に示すように、右側の駆動輪2が停止し、コ
ンクリート均し装置が旋回して、走行方向が自動的に右
方向に修正される。走行方向が反対方向(右方向)に所
定の回転角度+βを超えると出力電圧は+Evとなっ
て、左側の駆動輪2が停止して左方向に修正される。こ
のように、コンクリート均し装置が基準方向から所定の
回転角度βを超えると、基準方向に戻すように上記旋回
を繰り返しながら、基準方向に沿って走行するように制
御される。
に反れると、それに応じてジャイロ装置23の出力電圧
が変化するが、走行方向が図6のように所定の回転角度
−βを超えると、これに対応する出力電圧が−Evにな
って、図3に示すように、右側の駆動輪2が停止し、コ
ンクリート均し装置が旋回して、走行方向が自動的に右
方向に修正される。走行方向が反対方向(右方向)に所
定の回転角度+βを超えると出力電圧は+Evとなっ
て、左側の駆動輪2が停止して左方向に修正される。こ
のように、コンクリート均し装置が基準方向から所定の
回転角度βを超えると、基準方向に戻すように上記旋回
を繰り返しながら、基準方向に沿って走行するように制
御される。
【0027】図2において、24はインバータであっ
て、駆動モーター19への交流電源の周波数を変更設定
し、コンクリート均し装置の走行速度を変更できるよう
になっている。尚、上記振動プレート12の振動モータ
ー13の交流電源の周波数も別のインバータにより制御
するのが好ましい。
て、駆動モーター19への交流電源の周波数を変更設定
し、コンクリート均し装置の走行速度を変更できるよう
になっている。尚、上記振動プレート12の振動モータ
ー13の交流電源の周波数も別のインバータにより制御
するのが好ましい。
【0028】
【発明の効果】走行方向を簡単かつ確実に制御誘導し
て、所定方向に高精度に直進し、また、常に平行な走行
軌跡を得ることができる。
て、所定方向に高精度に直進し、また、常に平行な走行
軌跡を得ることができる。
【図1】本発明のコンクリート均し装置の一実施例を示
す平面図である。
す平面図である。
【図2】走行制御回路図である。
【図3】走行中の旋回作用の説明図である。
【図4】停止時からの旋回作用の説明図である。
【図5】ジャイロ装置の挙動特性図である。
【図6】ジャイロ制御による走行軌跡図である。
【図7】コンクリート均し装置の側面図である。
【図8】図7の矢視イ−イから見た部分説明図である。
【図9】コンクリート均し装置の作用説明図である。
1 本体フレーム 2 駆動輪 2a 回転軸 3 補助車輪 3a 旋回軸 4 ハンドル 5 支持フレーム 5a 支持パイプ 5b 取付杆 5c 取付パイプ 6 作動杆 6a ピン 7 オーガーフレーム 8 スクリューオーガー 9 スクリュー用モーター 10 レーザー受光部 11 サーボモーター 12 振動プレート 12a 取付杆 13 振動モーター 14 ゴムプレート 15 コントロールパネル 16 スラブ型枠 17 レーザー発射装置 18 スラブ鉄筋 19 駆動モーター 20 前後進用操作レバー 21 旋回用操作レバー 22 コントローラ 23 ジャイロ装置 24 インバータ R 基準レーザー光 C 生コンクリート W ウエイト
Claims (4)
- 【請求項1】 本体フレームの左右に駆動輪を、前方中
央部に方向変換可能な補助車輪を各々配置し、上記本体
フレームの後部下方にスクリューオーガーを回転自在に
装着すると共に、該スクリューオーガーの後ろ側に振動
プレートを配設したコンクリート均し装置において、上
記駆動輪に各々独立した駆動モーターを設け、これらの
駆動モーターの制御手段を設けたことを特徴とする走行
制御装置。 - 【請求項2】 上記制御手段が、前後進用および左右旋
回用の操作レバーと、該操作レバーからの指令信号によ
り上記駆動モーターに制御信号を出力するコントローラ
であることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート
均し装置の走行制御装置。 - 【請求項3】 上記制御手段が、装置の進行方向を検知
するジャイロ装置と、該ジャイロ装置からの検知信号に
より上記駆動モーターに制御信号を出力するコントロー
ラであることを特徴とする請求項1に記載のコンクリー
ト均し装置の走行制御装置。 - 【請求項4】 上記駆動輪用の駆動モーターおよび/あ
るいはスクリューオーガー用の駆動モーターの回転数を
変化させるインバータを設けたことを特徴とする請求項
1ないし3に記載のコンクリート均し装置の走行制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3262579A JPH0579187A (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | コンクリート均し装置の走行制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3262579A JPH0579187A (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | コンクリート均し装置の走行制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0579187A true JPH0579187A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17377775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3262579A Pending JPH0579187A (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | コンクリート均し装置の走行制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0579187A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07229304A (ja) * | 1994-02-17 | 1995-08-29 | Penta Ocean Constr Co Ltd | コンクリート均し装置 |
JPH0813777A (ja) * | 1993-09-03 | 1996-01-16 | Suruga Kogyo Kk | 建築工事用の床材料ならし装置 |
JP2005139892A (ja) * | 2003-11-07 | 2005-06-02 | Wacker Corp | ジャイロスコープ制御ハンドガイド式こて |
JP2007197987A (ja) * | 2006-01-26 | 2007-08-09 | Daiwa House Ind Co Ltd | コンクリート床の施工方法およびそれに用いる騎乗式トローウェル |
CN111979878A (zh) * | 2020-08-13 | 2020-11-24 | 莱赛激光科技股份有限公司 | 一种小型带料混凝土摊铺机 |
WO2022154075A1 (ja) * | 2021-01-15 | 2022-07-21 | 株式会社フロアエージェント | コンクリート均し用搬送装置 |
-
1991
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