JPS6235681Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6235681Y2
JPS6235681Y2 JP1982078641U JP7864182U JPS6235681Y2 JP S6235681 Y2 JPS6235681 Y2 JP S6235681Y2 JP 1982078641 U JP1982078641 U JP 1982078641U JP 7864182 U JP7864182 U JP 7864182U JP S6235681 Y2 JPS6235681 Y2 JP S6235681Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
finishing
finishing device
main body
screed
level adjustment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982078641U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58180905U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7864182U priority Critical patent/JPS58180905U/ja
Publication of JPS58180905U publication Critical patent/JPS58180905U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6235681Y2 publication Critical patent/JPS6235681Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Machines (AREA)
  • Road Repair (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案自走式コンクリート面仕上げ装置に関す
るものである。
トンネル工事や道路、橋梁工事などにおいて
は、底面(基面)にコンクリートを打設したのち
平面仕上げすることが必要であり、そのための手
段として、バイブレータなどを用いたフイニツシ
ヤーが使用されているが、コンクリート打設底面
を平滑でしかも良好な水平度を持たせるように仕
上げるには、フイニツシヤーの走行する軌条レベ
ルそのものを高い精度で敷設しなければならず、
その作業に多大の手間と時間がかかるという問題
があり、また、このような設置を行い得ても、走
行中の振動や揺動によりかなり仕上げ誤差が生じ
やすいという問題があつた。
本考案は前記した事情から考案されたもので、
走行面に凹凸があつても装置そのものが走行しな
がらこれを感知し自動的にレベル調整して高精度
の平面仕上げを連続形成することのできる全自動
型のコンクリート面仕上げ装置を提供しようとす
るもので、その特徴とするところは走行台車にス
クリードとレーザー受光センサを有する仕上げ装
置本体を吊持させ、施工域に設置したレーザービ
ームによる基準線を受光センサーで連続的に検出
し、仕上げ装置本体の上下動によりスクリードの
レベル調整を行うようにしたことにある。
以下本考案の実施例を添付図面に基いて説明す
る。
第1図ないし第5図は本考案に係る自走式コン
クリート面仕上げ装置をトンネルの底面に打設し
たコンクリートの仕上げに適用した実施例を示す
もので、先行する荒ならし装置Aと後行する仕上
げ装置Bとの組合せにより打設されたコンクリー
ト層Cを所定の平面度に仕上げるようにしてい
る。
しかして、荒ならし装置Aは、コンクリート層
Cの両側に敷設したレール9,9′を走行する車
輪11,11およびこれを正逆駆動する走行用モ
ータ12を備えた走行台車10と、の走行台車1
0に設けた吊軸13により中空状に支承され吊軸
上部の高さ調整ハンドル14により変位可能とな
つた可動フレーム15とを備え、走行台車10の
前側にはコンクリート層Cをほぐすバイブレータ
16が垂設されている。また可動フレーム15に
は第2図と第4図のごとくならし用スクリユー1
7が横架され、走行台車上に設置したモータ18
により駆動回転されるようになつていると共に、
その後側にはバイブレータ20を備えた荒ならし
スクリード19が取付けられている。
次に仕上げ装置Bは、前記たレール9,9′を
走行する車輪2,2とこれを駆動する走行用モー
タ37を備えた門型フレーム状の走行台車1と、
この走行台車1の少なくとも四隅に設けた軸受2
1,21を介して垂下する吊部材8a,8b,8
c,8dにより中空状に支承された仕上げ装置本
体3とを備えている。
前記仕上げ装置本体3は台枠状ないし台盤状に
構成され、上面に前記吊部材8a,8b,8c,
8dの下端を枢着する連結部22,22を有する
と共に、中間部に走行台車1に設けられたガイド
溝と係合するガイド部23を備えている。そし
て、該仕上げ装置本体3の下側には支軸24を介
して一定レベルに仕上げ用第1スクリード6が設
けられると共に、このスクリードの後方には可動
支軸24′に吊持された状態でシリンダ25によ
り進行方向にスライド可能な仕上げ用第2スクリ
ード6′が設けられており、図示しないタイマー
によりスライド繰返し時間を調整し得るようにな
つている。この仕上げ用第2スクリードは第1ス
クリードよりも数ミリ下位に設定される。また仕
上げ用第1スクリード6よりも前方には荒仕上げ
スクリード26がシリンダ27により吊設されて
おり、このシリンダ27は突起用リミツトスイツ
チ28と連結され、突起を検出したときにシリン
ダ27により荒仕上げスクリード26を上昇さ
せ、突起物を回避するようになつている。また、
仕上げ装置本体3の後部には仕上目用回転刷毛2
9が設けられ、横行モータ30とピニオンおよび
ラツク31により左右行自在となつている。
前記仕上げ装置本体3を吊持する吊部材8a,
8b,8c,8dはシリンダとピストンロツドで
構成されていてもよいが、本実施例では各吊部材
8a,8b,8c,8dの少なくとも上部をねじ
軸として構成し、これを走行台車1の上側に設け
たウオームホイール32a,32b,32c,3
2dと螺合させると共に、軸方向で右側と左側の
ウオームホイール32a,32b,32c,32
d間に共通軸33,33′を横架し、それら各共
通軸33,33′にウオーム34a,34b,3
4c,34dを設けると共に、ウオーム間の適所
に駆動ギヤ35,35を設け、この駆動ギヤ3
5,35′を走行台車1に設置したレベル調整モ
ータ7,7′により駆動させ、これにより仕上げ
装置本体3を走行台車1に対し相対的に仕昇、下
昇させ、かつ幅方向左右の昇降量を変化し得るよ
うにしている。前記レベル調整モータ7,7′は
パルスモータのごときが好ましい。
そして、仕上げ装置本体3の上面には走行台車
1を貫いて左右支柱36,36′が同レベルに固
設され、この左右支柱36,36′に、施工域前
方に設置したレーザー投光器5,5′からのレー
ザー光を受光し前記レベル調整モータ7,7′を
発停するための受光センサー4,4′が設けられ
ている。前記各受光センサー4,4′は制御装置
40を介してレベル調整モータ7,7′および走
行用モータ37と電気的に接続され、受光センサ
ー4,4′からの信号を制御装置40で処理し、
水平誤差量に応じたパルス信号を各レベル調整モ
ータ7,7′に送給すると共に、走行用モータ3
7に停止および正逆の作動信号を送るようにして
いる。
その他図面において、28′は仕上げ用第1ス
クリード6の近停に設けた突起検出用リミツトス
イツチである。
本考案は上記のような構成からなるので、トン
ネル工事等において底面にコンクリートを打設し
これを平面仕上げするに際しては、第1図のよう
に施工域の両端に支柱等の支持部材39,39′
を介してレーザー投光器5,5′をコンクリート
施工上面より所定の高さ(例えば2200mm)にセツ
トする。これは施行進行方向に基準スケール4
1,41′をセツトして位置および角度を設定す
ることにより簡単に行うことができる。
そして、一方ではレーザー投光器5,5′と基
準スケール41,41′の間にレール9,9′を敷
設し、このレール9,9′に荒ならし装置Aと仕
上げ装置Bを配し、該仕上げ装置Bに設けた受光
センサー4,4′の中心がレーザー投光器5,
5′から投射されるレーザービームを受光するよ
うにレベル調整モータ7,7′を発停して仕上げ
装置本体3のレベル調整を行う。受光センサー
4,4′の中心から仕上用第1スクリード6と仕
上用第2スクリード6′の距離は支柱36,3
6′および支軸24,24′により予め一定となつ
ており、従つて、受光センサー4,4′でレーザ
ー光を受光することにより基準水平線が設定さ
れ、受光センサー4,4′と仕上スクリード面の
距離により所定の基準仕上面高さがセツトされ
る。
この状態で走行用モータ12,37を駆動すれ
ば、走行台車10,1がレール上を走行し、前方
の荒ならし装置Aにおいて、打設のままのコンク
リート層Cに対しバイブレータ16による振動が
加えられ、次いでモータ18を介して回転したな
らし用スクリユー17によりコンクリートが左右
に振り分けられると共に、荒ならしスクリード1
9により平坦状に荒ならしされる。
そして、この荒ならし作業が継続される一方、
後方から仕上げ装置Bが追従し、仕上げ装置本体
3の前側に設けられている荒仕上スクリード26
により基準仕上面よりたとえば5〜7mmの高さに
仕上げられ、次いで支軸24により支承されてい
る仕上用第1スクリード6により基準仕上面より
たとえば2〜4mmに仕上げられ、さらに仕上用第
2スクリード6′により基準仕上面に仕上げら
れ、最後に仕上目用回転刷毛29ににより表面の
微少な凹凸が除去される。
上記のような仕上げ過程において、本考案では
仕上げ用要素を取付けた仕上げ装置本体3が走行
台車1に対し可動的に支承されていると共に、仕
上げ装置本体3に受光センサー4,4′が設けら
れ、前方のレーザー投光器5,5′からのレーザ
ー光を受光しながら走行台車1により移動され
る。そのため、通常ではレール設置誤差などによ
り走行台車1が移動中に上下しそれによりスクリ
ードが上下に変位し水平誤差が生ずるおそれがあ
るが、この場合にも受光センサー4,4′により
基準水平線をゼロ点としてプラスマイナスの誤差
量が自動的に検出され、その誤差量に応じた補正
制御信号が制御装置40からレベル調整モータ
7,7′に送られる。そして、このレベル調整モ
ータ7,7′の駆動により共通軸33,33′−ウ
オーム32a,32b,32c,32d−ウオー
ムホイール34a,34b,34c,34dを介
して吊部材8a,8b,8c,8dが所定量(た
とえば1パルス当り0.5mm)で昇降し、それによ
り仕上げ装置本体3の高さレベルが変位するため
仕上用の第1、第2スクリード6,6′も同量変
位し、上下の偏差が補正される。
なお、受光センサーが装置幅方向に複数個設け
られ、それらが各々レベル調整モータ7,7′お
よび吊部材昇降手段と連絡され、各別に昇降量が
コントロールされるため、走行方向と直角方向に
おける水平誤差も自動的に修正することができ、
以下単に走行台車1を走らせるだけで受光センサ
ー4,4′のゼロラインに常にレーザ光線が当る
ように仕上げ装置3が自ら自動的にレベル調整し
ながら連続的に精度の高い仕上面を形成してい
く。
このようにして、一定距離の施工が終つたとこ
ろでレーザー投光器5,5′を移動させ、これと
受光センサー4,4′との間に基準スケールを配
し、レーザー光線が基準スケールの定点を通り受
光センサー4,4′に受光されるようにセツトす
ることにより平行度が維持されるため、ひき続き
良好な仕上げ施工を行える。
以上説明した本考案によるときには、レール上
を転動する車輪2,2を備えた走行台車1と、仕
上用スクリード6,6′を有すると共に前記走行
台車1に配したレベル調整モータ7,7′により
吊部材8a,8b,8c,8dを介して上下動可
能な仕上げ装置本体3と該仕上げ装置本体3に設
けられ、台車走行方向に設置したレーザー投光器
5,5′からのレーザー光を受光して前記レベル
調整モータ7,7′の作動をコントロールするた
めの受光センサー4,4′とを備えた装置である
ため、単に機械的に連続してコンクリートを平面
仕上げすることができるだけでなく、レールの敷
設状態等に狂いがあつても自動的に高さ誤差を修
正し正確な平面度、平行度に仕上げることがで
き、これによりレールの敷設作業などが簡略化さ
れ、全体としてコンクリート平面仕上げの作業性
と能率を大きく向上することができるというすぐ
れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自走式コンクリート面仕
上げ装置の使用状態を示す側面図、第2図は同じ
く本考案装置の一実施例を示す部分切欠側面図、
第3図は同じくその平面図、第4図は同じくその
正面図、第5図は本考案装置におけるレベル調整
回路を例示するフロシートである。 1……走行台車、2,2……車輪、3……仕上
げ装置本体、4,4′……受光センサー、5,
5′……レーザー投光器、6,6′……仕上げ用ス
クリード、7,7′……レベル調整モータ、8
a,8b,8c,8d……吊部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 レール上を転動する車輪2,2を備えた走行
    台車1と、仕上げ用スクリード6,6′を有す
    ると共に前記走行台車1に配したレベル調整モ
    ータ7,7′により吊部材8a,8b,8c,
    8dを介して上下動可能な仕上げ装置本体3
    と、該仕上装置本体3に設けられ台車走行方向
    に設置したレーザー投光器5,5′からのレー
    ザー光を受光して前記レベル調整モータ7,
    7′の作動をコントロールするための受光セン
    サー4,4′とを備えてなる自走式コンクリー
    ト面仕上げ装置。 2 前記受光センサー4,4′とレベル調整モー
    タ7,7′が走行方向と直角方向に複数組設け
    られ、左右各別に仕上げ装置本体3を上下動す
    るようになつている実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の自走式コンクリート面仕上げ装置。
JP7864182U 1982-05-28 1982-05-28 自走式コンクリ−ト面仕上げ装置 Granted JPS58180905U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7864182U JPS58180905U (ja) 1982-05-28 1982-05-28 自走式コンクリ−ト面仕上げ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7864182U JPS58180905U (ja) 1982-05-28 1982-05-28 自走式コンクリ−ト面仕上げ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58180905U JPS58180905U (ja) 1983-12-02
JPS6235681Y2 true JPS6235681Y2 (ja) 1987-09-10

Family

ID=30087846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7864182U Granted JPS58180905U (ja) 1982-05-28 1982-05-28 自走式コンクリ−ト面仕上げ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58180905U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015028240A (ja) * 2013-07-30 2015-02-12 大成ロテック株式会社 インナーバイブレータ装置及びコンクリート舗装体の施工方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63272803A (ja) * 1987-04-30 1988-11-10 株式会社新潟鐵工所 敷き均し機械における舗装厚測定装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55116933A (en) * 1979-03-05 1980-09-08 Komatsu Ltd Automatic travelling controller for construction machine
JPS55126314A (en) * 1979-03-19 1980-09-30 Furukawa Electric Co Ltd:The Tensioning apparatus for shaped rod

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55116933A (en) * 1979-03-05 1980-09-08 Komatsu Ltd Automatic travelling controller for construction machine
JPS55126314A (en) * 1979-03-19 1980-09-30 Furukawa Electric Co Ltd:The Tensioning apparatus for shaped rod

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015028240A (ja) * 2013-07-30 2015-02-12 大成ロテック株式会社 インナーバイブレータ装置及びコンクリート舗装体の施工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58180905U (ja) 1983-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7748789B2 (en) Pavement profiler
CN104975554A (zh) 自动推进的建筑机械和控制自动推进的建筑机械的方法
JPS6235681Y2 (ja)
WO1991011574A1 (fr) Dispositif de nivelage de surfaces en beton
JPH1082007A (ja) 設計軌道位置を得るための装置
FI79581C (fi) Koerbar spaorstampnings-planings- och riktmaskin.
KR20140065774A (ko) 철도궤도 콘크리트 타설용 피니셔장치
CN217998825U (zh) 一种自动找平地板机器人
CN114775380A (zh) 机场跑道水稳基层平整度工后实时自动化检测系统、装置
CN208695657U (zh) 一种自动化平整度检测设备
RU2041308C1 (ru) Машина для выправки уложенного на бетонное основание железнодорожного пути
JPH09256323A (ja) 橋桁架設装置
JP2001098762A (ja) 勾配面のコンクリート均し工法およびその装置
JPH05156813A (ja) コンクリートの打設均し装置
JP2517259Y2 (ja) コンクリート均し装置
KR100327720B1 (ko) 자동크로스 용접장치
JPH078732Y2 (ja) コンクリート均し装置
JP3828985B2 (ja) 軌道位置修正のための機械
SU841921A1 (ru) Машина дл шлифовани мозаичныхпОлОВ
JPS63233163A (ja) コンクリ−ト均し機の制御方法
JPH07229304A (ja) コンクリート均し装置
JPH07233645A (ja) コンクリート均し装置
SU874838A1 (ru) Бетоноукладчик
JP2600468Y2 (ja) コンクリート床均し装置
JPH03208963A (ja) コンクリート均し装置の制御方法