JPS64410Y2 - - Google Patents

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JPS64410Y2
JPS64410Y2 JP9608084U JP9608084U JPS64410Y2 JP S64410 Y2 JPS64410 Y2 JP S64410Y2 JP 9608084 U JP9608084 U JP 9608084U JP 9608084 U JP9608084 U JP 9608084U JP S64410 Y2 JPS64410 Y2 JP S64410Y2
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wheel
curved road
curved
leveling
contact surface
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JP9608084U
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は自転車競技場の退避路等の曲面路の施
工装置に関する。
<従来の技術> 例えば自転車競技場の走路下方に設けられた退
避路は、自転車の走行方向(以下、X方向とい
う。)に連続して変化する形状を有すると共に、
前記X方向に直交する方向(以下、Y方向)に三
次或いは高次の曲線形状を有している。このた
め、退避路のアスフアルト舗装の仕上作業が難し
く、従来から人員の勘に頼つてその作業を行なつ
ていた。
詳しくは、上壁面がY方向に曲線形状を有する
型板を、X方向に所定間隔で配設した後それら型
板間にアスフアルト舗装材を撤き荒均しする。そ
して、荒均されたアスフアルト舗装材の表面をレ
ーキ等で削り曲面形状に修正するようにしてい
た。
<考案が解決しようとする問題点> しかしながら、このような従来の工法において
は、型板近傍の曲面形状は所望の形状にでき、か
つ上方の走行路との繋ぎ目も滑めらかにできる
が、型板間の中間部では所望の曲面形状を得るこ
とが容易でなく、かつ走路との繋ぎ目も滑めらか
にできなかつた。また、従来の工法では、傾斜す
る走路に滑めらかに繋げて退避路を形成するので
走路を先にアスフアルト舗装する必要があるが、
このようにすると走路に舗装されたアスフアルト
舗装材が下方にずれ走路の天端側に隙間が生ずる
ことがあつた。また、従来の工法は手作業で行な
うため多くの人員を要しかつその作業時間も長く
なり作業能率が低下していた。
本考案は、このような現状に鑑みなされたもの
で、作業能率の低下等の従来の問題点を解消する
曲面路の施工装置を提供することを目的とする。
<問題点を解決するための手段> このため、本考案は、本体フレームに支持され
曲面路の表面を曲面形状に応じて敷均す敷均装置
と、該敷均装置の進行方向に対して略直交する面
内を揺動自由に前記本体フレームの両側方に取付
けられ前記曲面路表面に接する車輪と、該車輪と
直交する面と前記曲面路の車輪接触面との直交度
を検出する角度検出装置と、該角度検出装置から
の信号に基づいて前記車輪を揺動させ車輪軸と回
転する面を曲面路の車輪接触面に略直交させる揺
動装置と、を備える施工装置を提供する。
<作用> そして、車輪を常時曲面路の車輪接触面に略直
交させつつ施工装置を走行させ敷均装置により曲
面路の表面を敷均すようにする。
<実施例> 以下に、本考案の一実施例を第1図〜第3図に
基づいて説明する。
図において、本体フレーム1の両側部には夫々
タイヤフレーム2がアスフアルト舗装材を敷均す
後述の敷均装置3の進行方向(第2図で左右方
向)に対し略直交する面内を揺動自由に取付けら
れている。タイヤフレーム2の前・後部にはカバ
ー4を介して車輪5が回転自由に取付けられてい
る。
前記本体フレーム1の両側部にはネジ機構から
なるスライド装置6が夫々取付けられており、ス
ライド装置6の先端部が前記タイヤフレーム2に
取付けられている。各タイヤフレーム2にはステ
ツピングモータ7が取付けられている。ステツピ
ングモータ7の回転軸と前記スライド装置6のネ
ジ部とがチエーン8を介して連結されており、ス
テツピングモータ7の回転によりスライド装置6
を伸縮させタイヤフレーム2を垂直面内を揺動さ
せるように構成されている。各カバー4上壁には
各車輪5を回転駆動して走行させる走行用油圧モ
ータ9が取付けられている。したがつて、スライ
ド装置6とステツピングモータ7により揺動装置
を構成する。
また、本体フレーム1の両側部にはネジ機構か
らなる吊下腕10が夫々取付けられており、これ
ら吊下腕10の下端部には敷均装置3が懸架され
ている。各吊下腕10上壁には昇降用油圧モータ
11と油圧モータ11の回転速度を減速する減速
機12とが設けられており、前記昇降用油圧モー
タ11の回転により吊下腕10を伸縮させ敷均装
置3を昇降させるように構成されている。
敷均装置3にはスクリードフレーム13が前記
吊下腕10間に差渡して取付けることにより設け
られている。このスクリードフレーム13の両側
部にはグレードコントローラ14が夫々取付けら
れており、これらグレードコントローラ14に取
付けられたリミツトスイツチ15により退避路1
6からの高さを検出する。そしてこの検出値に基
づいてグレードコントローラ14に予め退避路1
6の工事区間毎に設定されたスクリードフレーム
13の目標高さにグレードコントローラ14が昇
降用油圧モータ11を作動させスクリードフレー
ム13の端部を別々に移動させる。
アスフアルト舗装材を敷均す断面U字状のスク
リードプレート17が前記スクリードフレーム1
3に支持されて設けられている。スクリードプレ
ート17は所定巾の複数の分割スクリードプレー
ト17aに分割されており、これら分割スクリー
ドプレート17aはピンジヨイント18により相
互に垂直面内(前記車輪5の揺動する垂直面と同
様)を揺動自由に連結されている。ここで、退避
路16は3次又は高次の曲線であるがその内縁側
(第1図中左側)の形状が外縁側(第1図中右側)
に較べ直線に近いため内縁側の分割スクリードプ
レート17aの巾は外縁側のものに較べ広く形成
されており、各分割スクリードプレート17aの
下壁面が退避路16の曲面に対応できるようにな
つている。
また、前記スクリードフレーム13上壁には複
数のスクリード用油圧モータ19と油圧モータ1
9の回転速度を減速する減速機20とが設けられ
ている。スクリードプレート13にはネジ機構か
らなる複数の昇降装置21が前記油圧モータ19
に対応して設けられており、これら昇降装置21
の下端部は前記ピンジヨイント18に夫々揺動自
由に取付けられている。そして、スクリード用油
圧モータ19の回転により各昇降装置21を伸縮
させ分割スクリードプレート17aの下壁面を退
避路16の表面に当接させるように構成されてい
る。
分割スクリードプレート17aはそれらの相対
位置を微調整する微調整ネジ22により相互に連
結されている。また、スクリードフレーム13と
分割スクリードプレート17aとはアングル調整
ネジ23により連結されており、アングル調整ネ
ジ23の操作にて分割スクリードプレート17a
の下壁全面がアスフアルト舗装材に当接するよう
に調整する。分割スクリードプレート17aの前
部には油圧モータ24により駆動される偏心式の
振動発生装置25が取付けられ、この振動発生装
置25により分割スクリードプレート17aを振
動させてアスフアルト舗装材を所定の退避路16
の曲面形状に敷均す。また前部のカバー4には撤
れたアスフアルト舗装材を荒均しする荒均しデフ
レクタ26が取付けられており、この荒均しデフ
レクタ26のアスフアルト舗装材との当接面は退
避路16の前記所定の曲面形状と略同様に形成さ
れている。スクリードフレーム13の前部には前
記荒均しデフレクタ26により荒均されたアスフ
アルト舗装材を再び均すデフレクタ27が取付け
られている。
また、後部のカバー4下部にはアスフアルト舗
装材との距離を検出する距離検出器(例えば超音
波により検出)28が夫々取付けられており、こ
れらの検出信号が制御装置29に入力されてい
る。制御装置29は距離検出器28からの信号に
基づいてアスフアルト舗装材との距離を演算し目
標距離に近づけるように前記ステツピングモータ
7を夫々作動させることにより前記タイヤフレー
ム2を垂直面内を揺動させ車輪5軸に直交する面
(以下、回転面という。)を車輪5が接触する退避
路16の表面と常に略直角にする。また、制御装
置29には各油圧モータ9,11,19の作動及
びエンジン30の始動・停止等を指示する制御盤
が取付けられており、施工装置後方の操作員によ
り操作される。前記目標距離は車輪5の回転面と
車輪5の接触面とが略直交したときの距離検出器
28から退避路16表面までの距離に設定されて
いる。したがつて、距離検出器28と制御装置2
9により角度検出装置を構成する。
また、本施工装置は左右の車輪5の回転速度差
によりその走行方向を可変制御するように構成さ
れている。
ここで退避路16はY方向(第1図中左右方
向)に三次或いは高次の曲線形状を有すると共に
X方向(第2図中左右方向)にY方向の曲線形状
が連続して変化する形状を有している。
尚、31はエンジン30により駆動され各油圧
モータ9,11,19に油を供給する油圧ポン
プ、32はステツピングモータ7の電源用のバツ
テリ、33は退避路16の上方に設けられ自転車
が走行する平面状の走路である。
次に作用を説明する。
施工装置を退避路16を第2図中右方に走行さ
せる。
そして、荒均しデフレクタ26及びデフレクタ
27により退避路16に撤れたアスフアルト舗装
材を均した後振動発生装置25により振動する分
割スクリードプレート17aにて前記アスフアル
ト舗装材を所定の曲面形状に敷均す。この敷均時
退避路16がY方向に三次或いは高次の曲線形状
を有すると共にX方向にY方向の曲線形状が連続
して変化する形状を有しているので、距離検出器
28の検出値に基づく制御装置29からの信号に
よりステツピングモータ7が作動してタイヤフレ
ーム2が垂直面内を揺動され車輪5の回転面が接
触面に略直交するように制御されつつ敷均作業を
行なう。
また、退避路16はX方向にY方向の曲線形状
が連続して変化する形状を有しているので、リミ
ツトスイツチ15の検出値に基づくグレードコン
トローラ14からの信号により油圧モータ12が
作動し敷均装置3が第1図中上下方向に移動され
て所定の高さに制御されつつアスフアルト舗装材
の敷均作業を行なう。
以上説明したように、施工装置を走行させつつ
曲面形状を有する退避路16の敷均作業を連続し
て行なうようにしたので、従来の人力による敷均
作業に較べて少人数で退避路16の敷均作業がで
きると共にその敷均作業が短時間でできるから作
業能率を極めて向上させることができる。また、
施工装置により退避路16を予め設定された曲面
形状に形成できるから、先ず退避路16を敷均し
た後退避路16の上部に滑めらかに繋げて走路3
3をアスフアルト舗装することができる。したが
つて、走路33のアスフアルト舗装材は退避路1
6のアスフアルト舗装材により支持されるため、
走路33のアスフアルト舗装材の下方へのずれを
防止でき走路33の天端側の隙間発生を防止でき
る。
また、車輪5の回転面を常に接触面に略直交す
るように制御するようにしたから、車輪5に横方
向からの外力がほとんど作用せず車輪5の変形を
防止できまた施工装置を曲面上で安定走行させる
ことができる。また、車輪5の回転面を常に接触
面に略直交させるようにしたので、敷均装置3の
第1図中上下方向(高さ)の変動を抑制できるた
め敷均装置3のグレードコントローラ14による
高さ制御が容易となる。
尚、敷均装置3は本実施例の固定式のものに限
ることはなく例えばフローテイング式の敷均装置
でもよい。空気式の車輪の直角度検出装置として
は車輪の回転面と接触面とが直交したときの曲線
形状に応じた車輪の変形量を予め設定すると共に
車輪の実際の変形量を検出して実際の変形量を設
定値に近づけるように車輪を垂直面内を揺動させ
車輪の回転面を接触面に略直交するように制御し
てもよい。また、X方向の所定間隔毎の車輪の揺
動量を予め設定し施工装置の進行に伴ない前記設
定値に基づいて車輪を揺動させ車輪の回転面を接
触面に略直交させるように制御してもよい。さら
に、施工装置の進行方向を変化させるステアリン
グ機構を設けてもよい。
<考案の効果> 本考案は、以上説明したように、施工装置の車
輪を常に接触面に略直交させるように制御しつつ
敷均装置により曲面の敷均作業を連続的に行なう
ようにしたので、少人数でかつ短時間で敷均作業
ができ作業能率の向上を図れる。また、車輪を常
に接触面と略直交させるようにしたので、施工装
置を曲面上で安定走行させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図は第1図の側面図、第3図は第2図の平面図で
ある。 1……本体フレーム、2……タイヤフレーム、
3……敷均装置、5……車輪、6……スライド装
置、7……ステツピングモータ、16……退避
路、17a……分割スクリードプレート、28…
…距離検出器、29……制御装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 本体フレームに支持され曲面路の表面を曲面
    形状に応じて敷均す敷均装置と、該敷均装置の
    進行方向に対して略直交する面内を揺動自由に
    前記本体フレームの両側方に取付けられ前記曲
    面路の表面に接する車輪と、該車輪軸と直交す
    る面と前記曲面路の車輪接触面との直交度を検
    出する角度検出装置と、該角度検出装置からの
    信号に基づいて前記車輪を揺動させ車輪軸と直
    交する面を曲面路の車輪接触面に略直交させる
    揺動装置と、を備えたことを特徴とする曲面路
    の施工装置。 (2) 角度検出装置が、車輪接触面との距離を検出
    する距離検出計と、該距離検出計からの検出信
    号に基づいて車輪の揺動量を制御し車輪軸と直
    交する面と車輪接触面とが略直交するように設
    定された目標距離に変化させる制御装置と、か
    らなることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の曲面路の施工装置。
JP9608084U 1984-06-28 1984-06-28 曲面路の施工装置 Granted JPS6115307U (ja)

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JP9608084U JPS6115307U (ja) 1984-06-28 1984-06-28 曲面路の施工装置

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JP9608084U JPS6115307U (ja) 1984-06-28 1984-06-28 曲面路の施工装置

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JPS6115307U JPS6115307U (ja) 1986-01-29
JPS64410Y2 true JPS64410Y2 (ja) 1989-01-06

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ID=30655395

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