JPH07195354A - 側壁切断機 - Google Patents

側壁切断機

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Publication number
JPH07195354A
JPH07195354A JP35122993A JP35122993A JPH07195354A JP H07195354 A JPH07195354 A JP H07195354A JP 35122993 A JP35122993 A JP 35122993A JP 35122993 A JP35122993 A JP 35122993A JP H07195354 A JPH07195354 A JP H07195354A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
side wall
movable
cutting machine
rotary blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35122993A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Okura
正敏 大倉
Jiyouji Satou
條爾 佐藤
Fumihiro Tanabe
文裕 田邊
Osamu Fukushima
修 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nagata Kogyo KK
Sho Bond Corp
Original Assignee
Nagata Kogyo KK
Sho Bond Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nagata Kogyo KK, Sho Bond Corp filed Critical Nagata Kogyo KK
Priority to JP35122993A priority Critical patent/JPH07195354A/ja
Publication of JPH07195354A publication Critical patent/JPH07195354A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 側壁、特に床面以下にある側壁を水平又は斜
めに連続切断することができる側壁切断機を提供する。 【構成】 基台1と、基台1を床面上に走行可能に支持
する車輪2と、基台1に幅方向送り可能に設けられた可
動台10と、可動台10に高さ方向送り可能に高さ方向
に設けられた可動レール13と、可動レール13に固定
された刃物台15と、刃物台15に高さ方向の回転軸1
6を介して回転可能に設けられた回転刃17と、車輪
2、可動台10、可動レール13及び回転刃17を各々
駆動する車輪駆動モータ3、幅方向送りシリンダ11、
高さ方向送りシリンダ14及び回転駆動モータ18とか
らなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路の改修や床版及び
壁高欄等の撤去工事等において、コンクリート等で構築
された種々の側壁、特に床面以下にある側壁を水平又は
斜めに連続切断するための側壁切断機に関する。
【0002】
【従来の技術】側壁を連続切断する専用の装置は現在知
られておらず、現状では破砕機等により連続的に破砕す
る以外に適当な方法がないが、これらの方法では工事に
多大の工数を要する上に振動騒音公害を生じる等の問題
があり、特に床面以下にある側壁の連続切断は技術的に
も殆ど不可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、側
壁、特に床面以下にある側壁を水平又は斜めに連続切断
することができる側壁切断機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る側壁切断機
は、基台と、基台を床面上に走行可能に支持する基台走
行手段と、基台に幅方向送り可能に設けられた可動台
と、可動台に高さ方向送り可能に高さ方向に設けられた
可動レールと、可動レールに固定された刃物台と、刃物
台に高さ方向の回転軸を介して回転可能に設けられた回
転刃と、基台走行手段、可動台、可動レール及び回転刃
を駆動する各駆動手段とからなるものである。
【0005】前記可動台は、走行方向の揺動軸を介して
揺動可能に基台に枢着された揺動台上に設けられてもよ
い。また、前記基台走行手段として、例えば各個独立に
駆動可能且つ各個独立に高さ調節可能な複数の車輪から
なるものや床面上に敷設された軌道とその上を走行可能
な複数の車輪とからなるもの等を好適に採用することが
できる。
【0006】
【作用】側壁の連続切断に際して、基台を床面上に基台
走行手段を介して側壁に沿って配置し、可動台を幅方向
に調節すると共に可動レールを高さ方向に調節して、回
転刃を側壁の内側(基台配置側)又は外側における予定
切断位置と整合させる。続いて、回転刃を回転させなが
ら可動台を側壁に向かって幅方向に付勢すると共に側壁
に所要深さまで切り込ませ、さらに基台を基台走行手段
により側壁に沿って走行させる。
【0007】回転刃の高さ調節に可動レールが使用され
るので、この可動レールを下方に送ることにより回転刃
を床面以下にまでも配置することが構造的に容易に可能
になり、その場合に回転刃は床面上の基台からオーバー
ハング状態に床面以下に配置され、次工程における幅方
向の付勢に供される。
【0008】前記可動台が、走行方向の揺動軸を介して
揺動可能に基台に枢着された揺動台上に設けられたもの
では、揺動台の傾斜角の変更により回転刃を幅方向に傾
斜させることができるので、側壁を所要の角度に幅方向
に傾斜して切断することが容易に可能になる。
【0009】また、基台走行手段が、各個独立に駆動可
能且つ各個独立に高さ調節可能な複数の車輪からなるも
のでは、基台を可動台及び回転刃と一体に前後左右に自
由に傾斜させることができるので、床面の起伏等によっ
て自然に生じる回転刃の傾斜を、側壁の予定切断角度に
整合させるべく逐次修正することが可能になる。さら
に、基台走行手段が、床面上に敷設された軌道とその上
を走行可能な複数の車輪とからなるものでは、軌道を側
壁の予定切断位置及び角度に基づいて予め正確に敷設す
ることにより、側壁を予定切断位置及び角度で正確に切
断することが可能になる。
【0010】前記基台、揺動台、可動台及び回転刃等の
傾斜及び位置並びに回転刃による側壁の切断状況等は、
側壁の良好な連続切断を可能にするために、基台走行手
段、揺動台及び独立駆動且つ高さ調節用の各車輪等の操
作に際して計器その他の表示装置等により常時監視可能
とすることが好ましい。
【0011】
【実施例】図1は本発明の実施例に係る側壁切断機の側
面概要図、図2は図1に示す側壁切断機の平面概要図、
図3は図1に示す側壁切断機の背面概要図である。
【0012】同図において、基台1下部に基台走行手段
として操舵可能に前後各2輪の車輪2が設けられ、各車
輪2には車輪駆動モータ3と車輪昇降シリンダ4が装備
される。
【0013】基台1の一側端に揺動台5が走行方向の揺
動軸6を介して揺動可能に枢着され、基台1の他側端と
揺動台5とに揺動シリンダ7が上下に伸縮可能に介設さ
れる。
【0014】揺動台5には、前後の位置に幅方向に配設
した案内レール8及びそれに摺嵌されたスライダ9並び
にさらに一組の案内部材を介して、可動台10が幅方向
送り可能に設けられ、揺動台5と可動台10とに幅方向
送りシリンダ11が幅方向に伸縮可能に介設される。
【0015】可動台10には、高さ方向に配設した固定
ガイド12を介して可動レール13が摺嵌され、可動台
10と可動レール13とに高さ方向送りシリンダ14が
上下に伸縮可能に介設される。
【0016】可動レール13に刃物台15が固定され、
刃物台15には、高さ方向の回転軸16を介して回転刃
17が回転可能に設けられると共に回転刃17を駆動す
る回転駆動モータ18及びギヤボックス19が搭載され
る。
【0017】前記構成において、回転駆動モータ18に
より回転刃17が回転させられ、高さ方向送りシリンダ
14により可動レール13が刃物台15と共に可動台1
0に対して昇降させられ、この場合に回転刃17は高さ
方向送りシリンダ14のストロークの許容範囲内で床面
以下に配置可能とされる。また、幅方向送りシリンダ1
1により可動台10が可動レール13と共に揺動台5に
対して幅方向に送られ、揺動シリンダ7により揺動台5
が可動台10と共に基台1に対して上下に揺動させら
れ、これにより揺動台5上の可動台10及び回転刃17
等が揺動軸6を介して任意の角度に一挙に傾斜させられ
る。さらに、各車輪駆動モータ3により各車輪2が各個
独立に駆動され、車輪昇降シリンダ4により各車輪2が
各個独立に高さ調節され、これらにより基台1があらゆ
る角度に任意に傾斜させられる。る。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る側壁切断機は以上のように
構成されるので、側壁、特に床面以下にある側壁を水平
又は斜めに連続切断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る側壁切断機の側面概要図
である。
【図2】図1に示す側壁切断機の平面概要図である。
【図3】図1に示す側壁切断機の背面概要図である。
【符号の説明】
1 基台 2 車輪 3 車輪駆動モータ 10 可動台 11 幅方向送りシリンダ 13 可動レール 14 高さ方向送りシリンダ 15 刃物台 16 回転軸 17 回転刃 18 回転駆動モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福島 修 滋賀県大津市本宮2丁目41−9

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、基台を床面上に走行可能に支持
    する基台走行手段と、基台に幅方向送り可能に設けられ
    た可動台と、可動台に高さ方向送り可能に高さ方向に設
    けられた可動レールと、可動レールに固定された刃物台
    と、刃物台に高さ方向の回転軸を介して回転可能に設け
    られた回転刃と、基台走行手段、可動台、可動レール及
    び回転刃を駆動する各駆動手段とからなる側壁切断機。
  2. 【請求項2】 可動台が、走行方向の揺動軸を介して揺
    動可能に基台に枢着された揺動台上に設けられた請求項
    1記載の側壁切断機。
  3. 【請求項3】 基台走行手段が、各個独立に駆動可能且
    つ各個独立に高さ調節可能な複数の車輪からなる請求項
    1又は2記載の側壁切断機。
  4. 【請求項4】 基台走行手段が、床面上に敷設された軌
    道とその上を走行可能な複数の車輪とからなる請求項1
    又は2記載の側壁切断機。
JP35122993A 1993-12-28 1993-12-28 側壁切断機 Pending JPH07195354A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006256218A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Nakayama Tekko Kk 溝状構築物の側壁切断工法並びに装置
JP2010120257A (ja) * 2008-11-19 2010-06-03 Takamatsu Kk 溝側壁切断方法と溝側壁切断用カッター装置
JP2012122232A (ja) * 2010-12-07 2012-06-28 Chuetsu Seito Kk 側溝用カッター装置及び側溝の改修方法
JP2013104220A (ja) * 2011-11-14 2013-05-30 Toda Constr Co Ltd スラブの解体方法と解体装置
CN110587843A (zh) * 2019-09-22 2019-12-20 孙艳 墙面切割机托架

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CN110587843B (zh) * 2019-09-22 2021-09-03 孙艳 一种墙面切割机托架

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