JPH0857746A - 形鋼材加工機及び形鋼材加工機における切削加工方法 - Google Patents

形鋼材加工機及び形鋼材加工機における切削加工方法

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JPH0857746A
JPH0857746A JP19855194A JP19855194A JPH0857746A JP H0857746 A JPH0857746 A JP H0857746A JP 19855194 A JP19855194 A JP 19855194A JP 19855194 A JP19855194 A JP 19855194A JP H0857746 A JPH0857746 A JP H0857746A
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JP
Japan
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cutting
cutter
steel material
shaped steel
drive
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JP19855194A
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English (en)
Inventor
Norihisa Sakai
典久 境
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Amada Wasino Co Ltd
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Amada Wasino Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、生産性を落とすことなく、カッタ
の破損及び送り用駆動モータの損傷を極力押えることを
目的とする。 【構成】 H型鋼材Wの材料情報及び複数のカッタ2
3,25,27のカッタ情報に基づいて、切削加工ヘッ
ド19R,19Lが昇降する下側高さ位置から上側高さ
位置までの全加工区間Lを、実際に切削に使用するカッ
タの種類に応じて複数の加工区間に分割し、各加工区間
において切削に使用する適数のカッタの切削総面積を演
算し、演算した各切削総面積に基づいて各加工区間にお
ける切削加工ヘッドの最適送り速度を演算し、各加工区
間における送り速度が対応する最適送り速度になるよう
に送り用駆動モータ21を制御しつつ、前記切削加工ヘ
ッド19R,19Lを全加工区間において昇降させるこ
とによりH型鋼材に対して追込み切削、スカラップ切
削、開先切削を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、H型鋼材に対して追込
み切削、スカラップ切削、開先切削を行う形鋼材加工機
及び切削加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】形鋼材加工機の先行技術について簡単に
説明すると、ベースフレームの後部にはH型鋼材を前後
方向へ移動可能に支持するテーブルが設けてある。この
ベースフレームの前部の左右両側には一対の支持フレー
ムが設けてあり、一方の支持フレームは他方の支持フレ
ームに対して接近離反する左右方向へ移動可能である。
各支持フレームには切削加工ヘッドが送り用駆動モータ
の駆動により昇降駆動可能に設けてあり、切削加工ヘッ
ドは、H型鋼材におけるフランジ端部に対して追込み切
削を行う追込みカッタと、H型鋼材におけるウエブ端部
に対してスカラップ切削を行うスカラップカッタと、追
込み切削したフランジ端部に対して開先切削を行う開先
カッタを備えている。各カッタはカッタ回転用駆動モー
タに連動連結してある。
【0003】したがって、H型鋼材をテーブルに支持せ
しめた後に、H型鋼材を切削加工ヘッドに対して接近す
る前方向へ移動させて、前後方向の所定位置に固定位置
決めする。そして、カッタ回転用駆動モータの駆動によ
り追込みカッタ、スカラップカッタ、開先カッタを回転
駆動させつつ、送り用駆動モータの駆動により切削加工
ヘッドを所定の下側高さ位置から所定の上側高さ位置ま
で上昇させることにより、H型鋼材に対して追込み切
削、スカラップ切削、開先切削を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の如き一般的な形
鋼材加工機において、所定の下側高さ位置から所定の上
側高さ位置まで切削加工ヘッドを上昇させている間に、
実際に切削に使用されているカッタは1つとは限らず、
2つ以上のカッタを同時に切削に使用することもある。
そのため、1つのカッタにより切削していた状態から2
つ以上のカッタにより切削する状態に移行するときに、
送り用駆動モータおよびカッタ回転用駆動モータに大き
な負荷がかかって損傷を招くと共に、カッタの刃先の破
損を招くという問題があった。
【0005】そこで、本発明は、生産性を落とすことな
く、カッタの破損及び送り用駆動モータおよびカッタ回
転用駆動モータの損傷を極力押えることのできる形鋼材
加工機及び切削加工方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述のごとき従来の問題
点を解決するため、本発明においては、第1の手段とし
て、ベースにH型鋼材を支持するテーブルを設け、この
ベースにおけるテーブルの前方側に切削加工ヘッドを送
り用駆動モータの駆動により昇降駆動可能に設け、この
切削加工ヘッドは、H型鋼材におけるフランジ端部に対
して追込み切削を行う追込みカッタと、H型鋼材におけ
るウエブ端部に対してスカラップ切削を行うスカラップ
カッタと、追込み切削をしたフランジ端部に対して開先
切削を行う開先カッタとを備えてなる形鋼材加工機にお
いて、上記H型鋼材の材料情報(寸法)及び複数のカッ
タのカッタ情報(追込みカッタの寸法・形状、スカラッ
プカッタの寸法・形状、開先カッタの寸法・形状、複数
のカッタの相対的位置関係)に基づいて、上記切削加工
ヘッドが昇降する下側高さ位置から上側高さ位置までの
全加工区間を、実際に切削に使用するカッタの種類に応
じて複数の加工区間に分割し、分割した各加工区間にお
いて切削に使用する適数のカッタの切削総面積を演算
し、演算した各切削総面積に基づいて各加工区間におけ
るカッタの最適送り速度を演算する演算部を設け、各加
工区間における切削加工ヘッドの送り速度が対応する上
記最適送り速度になるように前記送り用駆動モータを制
御する制御部を設けてなることを特徴とする。
【0007】第2の手段として、ベースにH型鋼材を支
持するテーブルを設け、このベースに切削加工ヘッドを
送り用駆動モータの駆動により昇降駆動可能に設け、こ
の切削加工ヘッドは、H型鋼材におけるフランジ端部に
対して追込み切削を行う追込みカッタと、H型鋼材にお
けるウエブ端部に対してスカラップ切削を行うスカラッ
プカッタと、追込み切削をしたフランジ端部に対して開
先切削を行う開先カッタを備えてなる型鋼材加工機にお
いて、この型鋼材加工機により上記H型鋼材に対して追
込み切削、スカラップ切削、開先切削を行う切削加工方
法であって、上記H型鋼材の材料情報及び複数のカッタ
のカッタ情報に基づいて、上記切削加工ヘッドが昇降す
る下側高さ位置から上側高さ位置までの全加工区間を、
実際に切削に使用するカッタの種類に応じて複数の加工
区間に分割し、各加工区間において切削に使用する適数
のカッタの切削総面積を演算し、演算した各切削総面積
に基づいて各加工区間におけるカッタの最適送り速度を
演算し、各加工区間におけるカッタの最適送り速度を演
算した後に、各加工区間における切削加工ヘッドの送り
速度が対応する最適送り速度になるように前記送り用駆
動モータを制御しつつ、前記切削加工ヘッドを全加工区
間において昇降させることによりH型鋼材に対して追込
み切削、スカラップ切削、開先切削を行うことを特徴と
する。
【0008】第3の手段として、ベースにH型鋼材を支
持するテーブルを設け、このベースに切削加工ヘッドを
送り用駆動モータの駆動により昇降駆動可能に設け、こ
の切削加工ヘッドは、H型鋼材におけるフランジ端部に
対して追込み切削を行う追込みカッタと、H型鋼材にお
けるウエブ端部に対してスカラップ切削を行うスカラッ
プカッタと、追込み切削をしたフランジ端部に対して開
先切削を行う開先カッタを備えてなる型鋼材加工機にお
いて、この型鋼材加工機により上記H型鋼材に対して追
込み切削、スカラップ切削、開先切削を行う切削加工方
法であって、各加工区間において切削に使用する適数の
カッタの切削総面積Aを演算し、演算した各切削総面積
Aに基づいて各加工区間におけるカッタの最適送り速度
FをN/(A・K)(ここではNは送り用駆動モータの
出力、KはH型鋼材による定数)を演算し、各加工区間
におけるカッタの最適送り速度Fを演算した後に、各加
工区間における切削加工ヘッドの送り速度が対応する最
適送り速度Fになるように前記送り用駆動モータを制御
しつつ、前記切削加工ヘッドを全加工区間において昇降
させることにより追込み切削、スカラップ切削、開先切
削を行うことを特徴とする。
【0009】第4の手段において、第2、第3の手段の
構成要件の他に、演算した最適送り速度が限界送り速度
を越える場合には、この最適限界送り速度に変更してな
ることを特徴とする。
【0010】第5の手段において、第2、第3の手段の
構成要件の他に、演算した最適送り速度をH型鋼材の材
料形状係数を加味して補正してなることを特徴とする。
【0011】
【作用】前記の構成において、演算部により、H型鋼材
の材料情報及び複数のカッタのカッタ情報に基づいて、
切削加工ヘッドが昇降する下側高さ位置から上側高さ位
置までの全加工区間を、実際に切削に使用するカッタの
種類に応じて複数の加工区間に分割し、各加工区間にお
いて切削に使用する適数のカッタの切削総面積を演算
し、演算した各切削総面積に基づいて各加工区間におけ
るカッタの最適送り速度を演算する。ここで、第4の手
段によれば、適宜の最適送り速度が限界送り速度を越え
る場合には、適宜の最適送り速度を限界送り速度に変更
する。また、第5の手段によれば、演算した最適送り速
度をH型鋼材の材料形状係数を加味して補正する。
【0012】そして、制御部により、各加工区間におけ
る切削加工ヘッドの送り速度が対応する最適送り速度に
なるように前記送り用駆動モータを制御しつつ、前記切
削加工ヘッドを全加工区間において昇降させる。これに
よって、H型鋼材に対して追込み切削、スカラップ切
削、開先切削を行うことができる。
【0013】
【実施例】以下、本実施例に係る発明について図面を参
照して説明する。
【0014】図1、図2を参照するに、本実施例に係る
形鋼材加工機1は、ベースフレーム3をベースにしてお
り、このベースフレーム3の後部(図1、図2において
右部)にはH型鋼材W(図4参照)を前後方向へ移動可
能に支持する搬送テーブル5が設けてある。この搬送テ
ーブル5は搬送ローラ用駆動モータ(図示省略)の作動
により搬送方向へ回転駆動可能な多数の搬送ローラ7を
備えてなる。上記搬送テーブル5の前部には切削加工時
にH型鋼材Wを挟持固定するバイス装置9が設けてあ
り、このバイス装置9は固定バイス11と可動バイス1
3を備えている。上記可動バイス13はバイス用シリン
ダ15の作動により固定バイス11に対して接近離反す
る左右方向(図1において上下方向、図2において紙面
に向って裏表方向)へ移動可能である。
【0015】上記ベースフレーム3における搬送テーブ
ル5の前後には一対の支持フレーム17R,17Lが設
けてあり、各支持フレーム17R,17Lは位置調整用
シリンダ(図示省略)の作動によりH型鋼材Wの幅Hに
対応して左右方向へ位置調節可能である。各支持フレー
ム17R,17Lには切削加工ヘッド19R,19Lが
上下方向(図1において紙面に向って表裏方向、図2に
おいて上下方向)へ延伸したガイド部材20R,20L
を介して昇降可能に設けてある。各切削加工ヘッド19
R,19Lを昇降させるため、各ガイド部材20R,2
0Lの上部には送り用駆動モータ(サーボモータ)21
がそれぞれ設けてあり、各送り用駆動モータ21に連動
連結したボールねじ(図示省略)が対応する切削加工ヘ
ッド19R,19Lに螺合してある。なお、各送り用駆
動モータ21はエンコーダ21E(図3参照)を備えて
いる。
【0016】各切削加工ヘッド19R,19Lは、H型
鋼材WにおけるフランジWaの端部に対して追込み切削
を行う追込みカッタ23と、H型鋼材Wにおけるウエブ
Wbの端部に対してスカラップ切削を行うスカラップカ
ッタ25と、追込み切削をしたフランジWaの端部に対
して開先切削を行う開先カッタ27を備えている。ここ
で、追込みカッタ23の形状は円盤状であり、スカラッ
プカッタ25の形状は円盤状であってスカラップ25の
周縁部には曲げアールが形成してある。更に、開先カッ
タ27の形状は円錐台状である。
【0017】切削加工ヘッド19R,19Lの適宜位置
にはカッタ回転用駆動モータ29が設けてあり、追込み
カッタ23,スカラップカッタ25,開先カッタ27が
それぞれ回転用駆動モータ29に連動連結してある。
【0018】本実施例においては、図3に示すように、
切削加工ヘッド19R,19Lの送り速度を制御するた
め、各送り用駆動モータ21を制御する制御手段33を
備えている。この制御手段33は、制御部35と、種々
の演算を行う演算部37と、種々の情報等を記憶する記
憶部39と、種々の情報等を入力する入力部41と、送
り用駆動モータ21を作動させるモータ作動部43を備
えている。また、制御部35にはエンコーダ21Eが接
続してある。
【0019】前述の構成に基づいて本実施例の概要につ
いて説明する。
【0020】演算部37により、図4に示すH型鋼材W
の材料情報(寸法t1 ,t2 ,B,H)及び複数のカッ
タ23,25,27のカッタ情報(各カッタの寸法・形
状、複数のカッタの相対的位置関係としての図2に示す
1 ,X2 ,Z1 ,Z2 )に基づいて、切削加工ヘッド
19R,19Lが上昇する下側高さ位置から上側高さ位
置までの全加工区間Lを、実際に切削に使用するカッタ
の種類に応じて複数の加工区画に分割する。本実施例で
は、図6に示すように例えば全加工区間L(l0
6 )をl0 〜l1 ,l1 〜l2 ,l2 〜l3 ,l3
4 ,l4 〜l5 ,l5 〜l6 に分割する。これは、切
削加工ヘッド19R,19Lの高さがl0 〜l1 のとき
には実際に切削に使用しているカッタが存在しておら
ず、切削加工ヘッド19R,19Lの高さがl1 〜l2
のときには実際に切削に使用しているカッタが追込みカ
ッタ23のみで、切削加工ヘッド19R,19Lの高さ
がl2 〜l3 のときには実際に切削に使用しているカッ
タが追込みカッタ23とスカラップカッタ25であり、
切削加工ヘッド19R,19Lの高さがl3 〜l4 のと
きには実際に切削に使用しているカッタが追込みカッタ
23,スカラップカッタ25、開先カッタ27であり、
切削加工ヘッド19R,19Lの高さがl4 〜l5のと
きには実際に切削に使用しているカッタがスカラップカ
ッタ25、開先カッタ27であり、切削加工ヘッド19
R,19Lの高さがl5 〜l6 のときには実際に切削に
使用するカッタが開先カッタ27のみであることによ
る。
【0021】また、演算部37により、各加工区間にお
いて切削に使用する適数のカッタの切削総面積A(水平
面に投影される面積)を演算する。本実施例では、図
5、図6に示すように加工区間l1 〜l2 においては切
削総面積は2a1 であり、加工区間l2 〜l3 において
は切削総面積は2(a1 +a2 )であり、加工区間l3
〜l4 においては切削総面積は2(a1 +a2 +a3
であり、加工区間l4 〜l5 においては切削総面積は2
(a2 +a3 )であり、加工区間l5 〜l6 においては
切削総面積は2a3 である。なお、ここでa1 は追込み
カッタ23による切削面積であり、a2 はスカラップカ
ッタ25による切削面積であり、a3 は開先カッタ27
による切削面積である。
【0022】更に、演算部37により、各切削総面積A
に基づいて各加工区間における切削加工ヘッド19R,
19Lの最適送り速度をN/(A・K)として演算す
る。なお、Nは送り用駆動モータ21の出力であり、K
はH型鋼材Wによる定数である。
【0023】ここで、最適送り速度F=N/(A・K)
としたのは、単位時間あたりの切削体積Q=A・Fであ
ること、及び送り用駆動モータ21の出力N=K・Qで
あることに基づくものである。そして、本実施例では、
加工区間l1 〜l2 においては最適送り速度はN/(2
1 ・K )であり、加工区間l2 〜l3 においては最適
送り速度はN/{2(a1 +a2 )K }であり、加工区
間l3 〜l4 においては最適送り速度はN/{2(a1
+a2 +a3 )K }であり、加工区間l4 〜l5 におい
ては最適送り速度はN/{2(a2 +a3 )K }であ
り、加工区間l5〜l6 においては最適送り速度はN/
(2a3 ・K )である。なお、加工区間l0 〜l1 にお
いては送り速度を所定の限界速度に近づけることが望し
い。また、演算部37により、演算した適宜の最適送り
速度が限界速度を越えると判断された場合にはこの適宜
の最適送り速度を限界速度に変更するものである。更
に、演算した最適送り速度をH型鋼材Wの材料係状係数
を加味して補正することが望しい。
【0024】各加工区間における最適送り速度を演算し
た後に、エンコーダ21Eの作用も相まって制御部3
5、モータ作動部43により、各加工区間における切削
加工ヘッド19R,19Lの送り速度が対応する最適送
り速度になるように前記送り用駆動モータ21を制御し
つつ、各切削加工ヘッド19R,19Lを全加工区間に
おいて昇降させる。これによって、H型鋼材Wに対して
追込切削、スカラップ切削、開先切削を行うことができ
る。
【0025】本実施例によれば、切削加工ヘッド19
R,19Lが全加工区間Lを昇降するときに、各加工区
間において切削加工ヘッド19R,19Lの送り速度を
所定の最適送り速度で昇降させることができるため、生
産性を落とすことなく、カッタ23,25,27の破損
及び送り用駆動モータ21およびカッタ回転用駆動モー
タ29の損傷を極力押えることができる。
【0026】なお、本発明は、前述のごとき実施例の説
明に限るものではなく、例えば追込みカッタ23とスカ
ラップカッタ25を同軸上に設ける等の適宜の変更を行
うことにより、その他種々の態様で実施可能である。
【0027】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明により理解さ
れるように、本発明によれば、切削加工ヘッドが全加工
区間を昇降するときに、各加工区間において切削加工ヘ
ッドの送り速度を所定の最適送り速度で昇降させること
ができるため、生産性を落とすことなく、カッタの破損
及び送り用駆動モータおよびカッタ回転用駆動モータの
損傷を極力押えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】形鋼材加工機の概略的な平面図である。
【図2】切断加工ヘッドの概略的な側面図である。
【図3】本実施例に係る制御手段のブロック図である。
【図4】H鋼材の正面図である。
【図5】カッタごとの切削面積についての説明図であ
る。
【図6】加工区間ごとの切削総面積についての説明図で
ある。
【符号の説明】
1 形鋼材加工機 3 ベースフレーム 5 搬送テーブル 19R,19L 切削加工ヘッド 21 送り用駆動モータ 23 追込みカッタ 25 スカラップカッタ 27 開先カッタ 29 カッタ回転用駆動モータ 35 制御部 37 演算部 43 モータ作動部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースにH型鋼材を支持するテーブルを
    設け、このベースにおけるテーブルの前方側に切削加工
    ヘッドを送り用駆動モータの駆動により昇降駆動可能に
    設け、この切削加工ヘッドは、H型鋼材におけるフラン
    ジ端部に対して追込み切削を行う追込みカッタと、H型
    鋼材におけるウエブ端部に対してスカラップ切削を行う
    スカラップカッタと、追込み切削をしたフランジ端部に
    対して開先切削を行う開先カッタとを備えてなる形鋼材
    加工機において、 上記H型鋼材の材料情報及び複数のカッタのカッタ情報
    に基づいて、上記切削加工ヘッドが昇降する下側高さ位
    置から上側高さ位置までの全加工区間を、実際に切削に
    使用するカッタの種類に応じて複数の加工区間に分割
    し、分割した各加工区間において切削に使用する適数の
    カッタの切削総面積を演算し、演算した各切削総面積に
    基づいて各加工区間におけるカッタの最適送り速度を演
    算する演算部を設け、 各加工区間における切削加工ヘッドの送り速度が対応す
    る上記最適送り速度になるように前記送り用駆動モータ
    を制御する制御部を設けてなることを特徴とする型鋼材
    加工機。
  2. 【請求項2】 ベースにH型鋼材を支持するテーブルを
    設け、このベースに切削加工ヘッドを送り用駆動モータ
    の駆動により昇降駆動可能に設け、この切削加工ヘッド
    は、H型鋼材におけるフランジ端部に対して追込み切削
    を行う追込みカッタと、H型鋼材におけるウエブ端部に
    対してスカラップ切削を行うスカラップカッタと、追込
    み切削をしたフランジ端部に対して開先切削を行う開先
    カッタを備えてなる型鋼材加工機において、 この型鋼材加工機により上記H型鋼材に対して追込み切
    削、スカラップ切削、開先切削を行う切削加工方法であ
    って、 上記H型鋼材の材料情報及び複数のカッタのカッタ情報
    に基づいて、上記切削加工ヘッドが昇降する下側高さ位
    置から上側高さ位置までの全加工区間を、実際に切削に
    使用するカッタの種類に応じて複数の加工区間に分割
    し、各加工区間において切削に使用する適数のカッタの
    切削総面積を演算し、演算した各切削総面積に基づいて
    各加工区間におけるカッタの最適送り速度を演算し、 各加工区間におけるカッタの最適送り速度を演算した後
    に、各加工区間における切削加工ヘッドの送り速度が対
    応する最適送り速度になるように前記送り用駆動モータ
    を制御しつつ、前記切削加工ヘッドを全加工区間におい
    て昇降させることによりH型鋼材に対して追込み切削、
    スカラップ切削、開先切削を行う型鋼材加工機における
    切削加工方法。
  3. 【請求項3】 演算した最適送り速度が限界送り速度を
    越える場合には、この最適送り速度を限界送り速度に変
    更してなることを特徴とする請求項2記載の形鋼材加工
    機における切削加工方法。
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