JP2000127101A - 板材切断装置 - Google Patents

板材切断装置

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JP2000127101A
JP2000127101A JP10304354A JP30435498A JP2000127101A JP 2000127101 A JP2000127101 A JP 2000127101A JP 10304354 A JP10304354 A JP 10304354A JP 30435498 A JP30435498 A JP 30435498A JP 2000127101 A JP2000127101 A JP 2000127101A
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plate material
cutting blade
moving
cutting
cut
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Masaaki Nojima
正明 野島
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 板材を縦横に自動的に切断することができる
板材切断装置を提供すること。 【解決手段】 切断すべき板材Wが固定されるテーブル
10と、このテーブル10上において、平面視において
縦横に移動可能な移動部11と、この移動部11に設け
られた縦方向用の第1切断刃12と、該移動部11に設
けられた横方向用の第2切断刃13とを備えた構成と
し、テーブル10上に切断すべき板材Wを固定した後、
移動部11が平面視において縦方向に移動する際には第
1切断刃12によって板材Wを切断し、一方、移動部1
1が平面視において横方向に移動する際には第2切断刃
13によって板材Wを切断することによって、板材Wを
所望の形状に縦横に自動的に切断することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板材を所望の形状
に切断する切断装置に関するものである。
【0002】
【背景の技術】例えば、パネル工法等によって構築され
た建物の躯体の外面には、建物を風雨や日光から保護す
るとともに、建物の外観意匠性を向上させるために、外
壁材となるサイディングを取付けるようにしている。こ
のサイディングは、例えば軽量気泡コンクリートからな
る板材を所定の形状に切断することで形成される。この
ように板材から切り出されたサイディングは、通常、図
8に示すように、長方形状のものであるが、例えば、建
物の窓がある位置に取付けられるサイディングにおいて
は、図9に示すように、長方形状のサイディングの一部
を矩形状にカットして、略コ字状をなす異形のサイディ
ングにすることがある。また、上記のようなサイディン
グに限らず、建築資材として使用される合板等の板材を
所定の長方形状に切断したり、上記異形のサイディング
と同様な形状やそれ以外の形状に切断することもある。
【0003】上記のような板材を切断する切断装置とし
て、例えば特開平5−69401号公報に記載のものが
知られている。この公報に記載の切断装置は、テーブル
の一旦に、移送ローラと切断用のカッタとを順に設け、
移送ローラによって板材を移送させながら前方のカッタ
で該板材を縦方向に切断するものであり、前記カッタは
板材の移送方向と直交する方向に移動自在に設けられて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記切断装
置においては、カッタにより板材を縦方向に切断してい
るので、該板材を横方向に切断するには、作業者が板材
の向きを替えてテーブル上にセットしなければならない
ので、該板材を縦横に切断するのに手間がかかるという
課題があった。また、長辺が長い板材の場合、該板材の
向きを替えると、テーブルから板材の端部がはみ出てし
まい、該テーブル上に板材をセットできないため、他の
切断装置で切断せざるを得ず、手間のかかる作業とな
る。さらに、上記切断装置で、板材を略コ字状をなす異
形状に切断するには、板材の切断を途中で止めて、該板
材の向きを替えるとともに、テーブル上で板材の位置決
めを行う必要があるため、非常に手間がかかり、実際に
は、上記切断装置で板材を異形状に切断するのは殆ど不
可能であった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、板材を縦横に自動的に切断することができる板材切
断装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の板材切断装置は、例えば図1〜
図5に示すように、切断すべき板材Wがほぼ水平に固定
されるテーブル10と、このテーブル10上において、
平面視において縦横に移動可能な移動部11と、この移
動部11に設けられて、該移動部11の縦方向への移動
に伴って前記板材Wを縦方向に切断する第1切断刃12
と、前記移動部11に設けられて、この移動部11の横
方向への移動に伴って前記板材Wを横方向に切断する第
2切断刃12とを備えたものである。
【0007】前記移動部11をテーブル上で縦横に移動
可能とするには、例えば、テーブル10の長手方向に沿
ってボールネジ18を設けるとともに、このボールネジ
18にナット部30を螺合し、このナット部30をテー
ブル10の幅方向に延在する横ビーム25に取付けるこ
とで、該横ビーム25をテーブル10の長手方向に移動
自在とし、さらに、この横ビーム25に沿ってボールネ
ジ33を設け、このボールネジ33にナット部38を螺
合し、該ナット部38に前記移動部11を取付ければよ
い。前記第1切断刃12および第2切断刃13として
は、例えば、丸鋸等が好適に使用されるが、これに限ら
ず、セラミック板等の硬い板材Wを切断する場合には、
円盤状をなす砥石を使用してもよい。
【0008】請求項1の板材切断装置においては、テー
ブル10上に切断すべき板材Wを固定した後、移動部1
1が平面視において縦方向に移動する際には第1切断刃
12によって板材Wを切断し、一方、移動部11が平面
視において横方向に移動する際には第2切断刃13によ
って板材Wを切断する。したがって、移動部11を適宜
縦横に移動させることで、板材Wを所望の形状に縦横に
自動的に切断することができる。
【0009】請求項2の板材切断装置は、請求項1にお
いて、前記移動部11に、前記第1切断刃12と第2切
断刃13とをそれぞれ独立して昇降可能に設けたもので
ある。前記第1切断刃12と第2切断刃13とを独立し
て昇降可能に設けるには、例えば、移動部11に第1切
断刃12と第2切断刃13をそれぞれ独立して昇降自在
に支持するとともに、二つのシリンダ装置45,55を
設け、一方のシリンダ装置45で第1切断刃12を上下
に駆動させ、他方のシリンダ装置55で第2切断刃13
を上下に駆動させるようにすればよい。
【0010】請求項2の板材切断装置においては、移動
部11が板材W上の所定の切断開始位置まで移動する際
には、前記第1切断刃12および第2切断刃13の両方
が上昇位置にあることで、第1切断刃12および第2切
断刃13が板材Wから上方に離間しており、移動部11
が切断位置に来た際に、例えば第1切断刃12で切断を
開始する場合には、第1切断刃12が下降して板材Wに
切り込み、その後、移動部11が縦方向に移動すること
で、板材Wが縦方向に切断されていく。続いて第2切断
刃13で板材Wを切断する場合、前記第1切断刃12が
上昇するとともに、第2切断刃13が下降して板材Wに
切り込み、その後、移動部11が横方向に移動すること
で、板材Wが横方向に切断されていく。そして、切断完
了後は、第1切断刃12が上昇位置に保持された状態
で、第2切断刃13が上昇することで、第1切断刃12
および第2切断刃13が板材Wから上方に離間し、その
状態で移動部11が元の位置に戻る。このように、板材
Wの切断の際に、第1切断刃12と第2切断刃13が適
宜昇降を行いつつ、移動部11が縦横に移動していくこ
とで、板材Wを縦横に自動的に切断することができる。
【0011】請求項3の板材切断装置は、請求項1また
は2において、前記第1切断刃12と第2切断刃13と
を、それぞれ中心軸回りに回転する円盤状に構成し、か
つ、その中心軸どうしが平面視において直交するように
して配設したものである。前記第1切断刃12と第2切
断刃13とを、その中心軸どうしが平面視において直交
するようにして配設する場合、第1切断刃12の外周の
切刃と、第2切断刃13の外周の切刃とがなるべく、近
接するようにして配設するのが望ましい。
【0012】請求項3の板材切断装置においては、第1
切断刃12と第2切断刃13とが、それぞれ中心軸回り
に回転する円盤状であり、その中心軸どうしが平面視に
おいて直交しているので、第1切断刃12で板材Wに切
り込み、移動部11を縦方向に移動させることで、板材
Wを縦方向に確実かつ連続的に切断することができ、一
方、第2切断刃13で板材Wに切り込み、移動部11を
横方向に移動させることで、板材Wを横方向に確実かつ
連続的に切断することができる。
【0013】請求項4の板材切断装置は、請求項1〜3
のいずれかにおいて、前記テーブル10上に、板材Wの
縦横における位置を決める位置決め部15を設けたもの
である。前記位置決め部15としては、例えば、前記テ
ーブル10の上面縁部に、縦横に延在する第1当接部1
6と第2当接部17とを直角に設け、該第1当接部16
に板材Wの長辺側の側端面を当接し、第2当接部17に
板材Wの端面を当接することで、該板材Wの位置決めを
行うようにすればよい。
【0014】請求項4の板材切断装置においては、テー
ブル10上に板材Wを固定する際に、前記位置決め部1
5によって板材Wが位置決めされるので、前記移動部1
1を縦横に移動させることで、第1切断刃12および第
2切断刃13によって、板材Wを所定の切断位置で切断
することができる。
【0015】請求項5の板材切断装置は、請求項1〜4
のいずれかにおいて、例えば図6に示すうように、前記
テーブル10上の縦方向をY方向、横方向をX方向とし
た場合に、前記テーブル10上の所定の位置を、原点位
置として記憶する原点位置記憶部60と、前記テーブル
10上の少なくとも一つ以上の目標位置をX−Yの座標
として記憶する座標記憶部61と、前記原点位置記憶部
60に記憶されている原点位置と、前記座標記憶部61
に記憶された目標位置の座標とから、原点位置から目標
位置までのX方向およびY方向の距離と方向演算し、ま
たは、前記座標記憶部61に記憶されたある目標位置か
ら他の目標位置までのX方向およびY方向の距離と方向
を演算する演算部62aと、この演算部62aによって
演算された値によって、前記移動部11をX方向および
Y方向にそれぞれ所定距離だけ移動させる制御部63と
を備えたものである。
【0016】請求項5の板材切断装置においては、原点
位置記憶部60に記憶された原点位置と、座標記憶部6
1に記憶された目標位置の座標に基づいて、演算部62
aによって、原点位置から目標位置までのX方向および
Y方向の距離と方向演算し、または、前記目標位置から
他の目標位置までのX方向およびY方向の距離と方向を
演算して、この演算された値によって、制御部63によ
って、前記移動部11をX方向およびY方向にそれぞれ
所定距離だけ移動させる。
【0017】請求項6の板材切断装置は、請求項5にお
いて、前記座標記憶部61に、前記切断すべき板材Wご
とに、二次元バーコードに記録された目標位置の座標が
バーコードリーダ64を介して入力されるものである。
【0018】請求項6の板材切断装置においては、前記
目標位置の座標が、切断すべき板材Wごとに、二次元バ
ーコードに記録されており、該二次元バーコードをバー
コードリーダ64によって読み取って前記座標記憶部6
1に入力することで、板材Wを、それぞれ所望の形状に
自動的に切断することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7を参照して参照
して本発明の板材切断装置の実施の形態例について説明
する。まず、図1〜図5は本例の板材切断装置の構成を
示すもので、図1は板材切断装置の平面図、図2は同側
面図、図3は同正面図、図4は移動部示す平面図、図5
は移動部を示す側面図である。
【0020】これらの図に示す板材切断装置は、切断す
べき板材Wがほぼ水平に固定されるテーブル10と、こ
のテーブル10上において、平面視において縦横に移動
可能な移動部11と、この移動部11に設けられて、該
移動部11の縦方向への移動に伴って前記板材Wを縦方
向に切断する第1切断刃12と、前記移動部11に設け
られて、該移動部11の横方向への移動に伴って前記板
材Wを横方向に切断する第2切断刃13とを備えて概略
構成されている。
【0021】前記テーブル10は、フレームを枠組みし
てなる基台14の上面に水平に固定された長方形状の板
であり、その上面には、切断すべき板材Wの縦横におけ
る位置を決めるための位置決め部15が設けられてい
る。この位置決め部15は、テーブル10の上面縁部に
固定された第1当接部16と第2当接部17とから構成
されている。前記第1当接部16は、テーブル10の長
手方向に沿って長尺な帯板状のもので、該テーブル10
の側部上面に固定されている。一方、前記第2当接部1
7は、テーブルの幅方向に沿って長尺な帯板状のもの
で、該テーブル10の端部上面に固定されている。ま
た、これら第1当接部16と第2当接部17とは直角に
配置されており、該第1当接部16と第2当接部17と
に、それぞれ切断すべき板材Wの側端面と端面とを当接
することで、該板材Wがテーブル10上で位置決めされ
るようになっている。
【0022】また、前記基台14の左側面部には、テー
ブル10の長手方向に長尺なボールネジ18が配設され
ており、該ボールネジ18の両端部はそれぞれ前記基台
14の両端部に固定された軸受部18a,18aによっ
て軸回りに回転自在に支持され、また、前記ボールネジ
18の右端部には従動プーリ19が取付けられている。
一方、前記プーリ19の下方には、図2に示すように、
駆動プーリ20が設けられており、この駆動プーリ20
はモータ21に連結され、さらに、駆動プーリ20と従
動プーリ19にはベルト22が巻き掛けられている。そ
して、前記ボールネジ18は、モータ21によって駆動
プーリ20を正逆方向に回転させることで、ベルト2
2、従動プーリ19を介して正逆方向に回転するように
なっている。
【0023】また、前記テーブル10の上方には、該テ
ーブル10の幅方向に延在する横ビーム25が設けられ
ており、この横ビーム25の両端部には支持部26,2
6が固定され、該支持部26,26の下部は、基台14
の側面側に延出されている。一方、前記基台14の両側
面には、それぞれ、左右方向に延在するレール27,2
7が固定されており、該レール27,27には、前記支
持部26,26の下部に固定されたスライド部28,28
が左右に摺動自在に係合されている。また、前記左側の
支持部26には、ナット部30が固定されており、該ナ
ット部30は前記ボールネジ18に螺合されている。
【0024】したがって、前記ボールネジ18が正逆方
向に回転することで、ナット部30がボールネジ18の
軸方向(図1および図2において左右方向)に移動し、こ
れによって、支持部26,26とともに横ビーム25が
左右方向に移動するようになっている。
【0025】また、前記横ビーム30の上面には、左右
一対のレール31,31が横ビーム30の長手方向(図2
において紙面と直交する方向)に延在するようにして固
定されており、該レール31,31には、前記移動部1
1の下面に固定されたスライド部32,32が摺動自在
に係合されている。一方、前記横ビーム30の側方に
は、ボールネジ33が横ビーム30と平行に配設されて
おり、該ボールネジ33の両端部は、それぞれ前記横ビ
ーム30の両端部にプレートを介して固定された軸受部
33a,33aに軸回りに回転自在に支持され、さら
に、ボールネジ33の左端部には従動プーリ34が取付
けられている。
【0026】また、前記従動プーリ34の上方には、駆
動プーリ35が設けられており、この駆動プーリ35は
モータ36に連結され、さらに、駆動プーリ35と従動
プーリ34にはベルト37が巻き掛けられている。そし
て、前記ボールネジ33は、モータ36によって駆動プ
ーリ35を正逆方向に回転させることで、ベルト37、
従動プーリ34を介して正逆方向に回転するようになっ
ている。
【0027】さらに、前記移動部11は、図1に示すよ
うに、前記ボールネジ33の上方まで延出されており、
この延出部の下面には、ナット部38が固定され、この
ナット部38が前記ボールネジ33に螺合されている。
したがって、前記ボールネジ33が正逆方向に回転する
ことで、ナット部33がボールネジ33の軸方向(図1
において上下方向)に移動し、これによって、移動部1
1が横方向に移動するようになっている。このように、
前記移動部11は、横ビーム25に沿って横方向に移動
でき、さらに、前記横ビーム25がテーブル10の長手
方向(縦方向)に移動することによって、横ビーム25と
ともに縦方向に移動できるので、テーブル10上で縦横
に移動できるようになっている。
【0028】前記移動部11は、図4および図5に示す
ように、取付部40を有しており、この取付部40には
第1昇降部42が昇降自在に支持されている。つまり、
第1昇降部42には上下に延在するレール43,43が
固定されており、該レール43,43は、取付部40に
固定されたガイド部44,44の溝に摺動自在に係合さ
れている。また、前記取付部40にはシリンダ装置45
が取付けられており、該シリンダ装置45のピストンロ
ッド45aが前記第1昇降部42に連結されている。さ
らに、この第1昇降部42には前記第1切断刃12の本
体12aが固定されており、該本体12aの下端部に前
記第1切断刃12がその中心軸を横方向に向けて取付け
られている。したがって、前記第1切断刃12は、前記
シリンダ装置45のピストンロッド45aを伸縮するこ
とで第1昇降部42が昇降し、これによって昇降するよ
うになっている。
【0029】また、前記移動部11は取付部50を有し
ており、この取付部50には第2昇降部52が昇降自在
に支持されている。つまり、第2昇降部52には上下に
延在するレール53,53が固定されており、該レール
53,53は、取付部50に固定されたガイド部54,5
4の溝に摺動自在に係合されている。また、前記取付部
50にはシリンダ装置55が取付けられており、該シリ
ンダ装置55のピストンロッド55aが前記第2昇降部
52に連結されている。さらに、この第2昇降部52に
は前記第2切断刃13の本体13aが固定されており、
該本体13aの下端部に前記第2切断刃13がその中心
軸を縦方向に向けて取付けられている。したがって、前
記第2切断刃13は、前記シリンダ装置55のピストン
ロッド55aを伸縮することで第2昇降部52が昇降
し、これによって昇降するようになっている。
【0030】また、前記第1切断刃12と第2切断刃1
3とは、それぞれ中心軸回りに回転する円盤状のもの
で、かつ、その中心軸どうしは平面視において直交する
ようにして配設され、さらに、第1切断刃11の外周の
切刃と、第2切断刃12の外周の切刃とが近接するよう
にして配設されている。
【0031】次に、上記構成の板材切断装置の動作につ
いて説明する。まず、前記テーブル10上に切断すべき
板材Wを固定する。この場合、板材Wの右側端面を前記
第1当接部16に当接するとともに、板材Wの端面を第
2当接部17に当接することで、板材Wをテーブル10
上の所定の位置に位置決めしてから固定する。なお、こ
のとき、前記第1切断刃12および第2切断刃13を備
えた移動部11は基台14の上面の右隅部に位置してい
る。また、前記第1切断刃12および第2切断刃13は
上昇位置にあるものとする。
【0032】次に、板材Wを切断して行くのであるが、
ここでは、板材Wを縦方向の切断線S1と横方向の切断
線S2に沿って切断していく場合を例にとって説明す
る。まず、前記モータ36が起動することによって、駆
動プーリ35、ベルト37および従動プーリ34を介し
て、ボールネジ33が正方向に回転し、これによって、
ナット部38が図1においてX方向に移動し、これに伴
って移動部11が横ビーム25に沿ってX方向に移動す
る。移動部11がX方向に移動して、第1切断刃12が
前記切断線S1の延長上に位置した時点で、移動部11
は停止する。
【0033】次に、前記第1切断刃12が回転するとと
もに、前記シリンダ装置45のピストンロッド45aが
引込まれることにより、前記第1昇降部42とともに第
1切断刃12が下降し、その外周刃が板材Wの下面より
若干下方に位置した時点で第1切断刃12の下降が停止
する。次に、前記モータ21が起動することによって、
駆動プーリ20、ベルト22および従動プーリ19を介
して、ボールネジ18が正方向に回転し、これによって
ナット部30がY方向に移動し、これに伴って横ビーム
25がY方向に移動する。
【0034】横ビーム25がY方向に移動するに伴って
前記移動部11がY方向に移動し、第1切断刃12が前
記板材Wの端部に切り込む。さらに、横ビーム25とと
もに移動部11がY方向に移動して、第1切断刃12が
前記切断線S1に沿って板材Wを切断していく。第1切
断刃12が切断線S1に沿って板材Wを切断していき、
該切断線S1と切断線S2との交点に達した時点で、横
ビーム25の移動が停止して第1切断刃12の移動が停
止する。この時点で板材Wは切断線S1に沿って切断さ
れたことになる。その後、前記シリンダ装置45のピス
トンロッド45aが伸びることにより、第1切断刃12
が上昇して板材Wの上方に離間し、第1切断刃12の回
転が停止する。
【0035】前記第1切断刃12の上昇と同時に、また
は第1切断刃12の上昇後に、前記前記第2切断刃13
が回転するとともに、前記シリンダ装置55のピストン
ロッド55aが引込まれることにより、前記第2昇降部
52とともに第2切断刃13が下降し、その外周刃が板
材Wに切り込んで、該板材Wの下面より若干下方に位置
した時点で第2切断刃13の下降が停止する。次に、前
記モータ36が起動することによって、駆動プーリ3
5、ベルト37および従動プーリ34を介して、ボール
ネジ33が正方向に回転し、これによってナット部38
がX方向に移動し、これに伴って移動部11がX方向に
移動する。
【0036】前記移動部11がX方向に移動すること
で、第2切断刃13がX方向に移動していき、前記切断
線S2に沿って板材Wを切断していく。第2切断刃13
が切断線S2に沿って板材Wを切断していき、板材Wの
左縁に達するか、あるいは左縁を若干越した時点で、移
動部11の移動が停止して第2切断刃13の移動が停止
する。この時点で、前記板材Wは切断線S2に沿って切
断されたことになる。その後、前記シリンダ装置55の
ピストンロッド55aが伸びることにより、第2切断刃
13が上昇して板材Wの上方に離間し、第2切断刃13
の回転が停止する。
【0037】上記のようにして、板材Wの切断が終了し
たならば、前記モータ21が起動してボールネジ18が
逆回転することで、横ビーム25がY方向と逆方向に移
動するとともに、前記モータ36が起動してボールネジ
33が逆回転することで、移動部11がX方向と逆方向
に移動することで、該移動部11が元の位置に戻り、次
の切断まで待機した状態となる。このように、本例の板
材切断装置では、板材Wの切断の際に、第1切断刃12
と第2切断刃13が適宜昇降を行いつつ、移動部11が
縦横に移動していくことで、板材Wを縦横に自動的に切
断することができる。
【0038】上述したように、本例の板材切断装置で
は、前記移動部11が縦横に移動することで、該移動部
11に設けられた第1切断刃12と第2切断刃13とで
板材Wを縦横に切断していくのであるが、前記移動部1
1のテーブル上における縦横の移動制御について以下に
説明する。すなわち、本例の板材切断装置は、図6に示
すように、原点位置記憶部60と、座標記憶部61と、
演算処理部62と、制御部63と、バーコードリーダ6
4とを備えている。
【0039】前記原点位置記憶部60は、前記前記テー
ブル上の縦方向をY方向、横方向をX方向とした場合
に、前記テーブル上の所定の位置を、原点位置として記
憶しているものであり、前記所定の位置は、例えば図
に示すように、切断すべき板材Wの短辺をX軸、長辺を
Y軸とした場合に、該X軸とY軸との交点とし、該交点
である原点位置Oの座標を(0,0)とするが、これに限
ることなく、任意の位置を原点位置として記憶すること
もできる。
【0040】前記座標記憶部61は、テーブル上の少な
くとも一つ以上の目標位置をX−Yの座標として記憶す
るもので、例えば、図7に示すような座標、f(x1,y
1)、g(x2,y2)、h(x3,y3)、i(x4,y4)と
して記憶する。なお、これら座標f(x1,y1)、g(x
2,y2)、h(x3,y3)、i(x4,y4)は、点P(a
+h、c+h)を原点位置とした相対座標である。ま
た、hは切断刃の厚みである。前記座標記憶部61に上
記のような目標位置としての座標を記憶させる場合、該
目標位置としての座標が、切断すべき板材Wごとに、二
次元バーコードに記録されており、該二次元バーコード
をバーコードリーダ64によって読み取って、その読み
取った目標位置としての座標が演算処理部62を介して
前記座標記憶部61に入力される。
【0041】前記演算処理部62は演算部62aを有し
ており、この演算処理部62aでは、前記原点位置記憶
部60に記憶された原点位置と、前記座標記憶部61に
記憶された目標位置の座標とから、原点位置から目標位
置までのX方向およびY方向の距離と方向演算し、また
は、前記座標記憶部61に記憶されたある目標位置から
他の目標位置までのX方向およびY方向の距離と方向を
演算するようになっている。すなわち、例えば、原点位
置Pの座標をP(0,0)とすると、P(0,0)から目標位
置の座標f(x1,y1)までの距離は、X方向の距離を
Lx、Y方向の距離をLyとすると、Lx=x1−0=
x1となり、Ly=y1−0=y1となる。また、原点
位置P(0,0)から目標位置の座標f(x1,y1)までの
方向は、Lx、Lyの両方が正の値なので、図 におい
て、X軸においては右方向となり、Y軸においては上方
向となる。また、目標位置gの座標g(x2,y2)から
目標位置fの座標f(x1,y1)までの距離は、Lx=
x1−x2となり、Ly=y1−y2となる。目標位置
gの座標g(x2,y2)から目標位置fの座標f(x1,
y1)までの方向は、Lxの値が負であるので、X軸に
おいて左方向になる。
【0042】前記制御部63は、前記演算部62aによ
って演算された値によって、前記移動部11をX方向お
よびY方向にそれぞれ所定距離だけ移動させるもので、
該制御部63からは、移動部11をX方向に移動させる
モータ36と、移動部11(横ビーム25)をY方向に移
動させるモータ21とにそれぞれ制御信号が出力される
ようになっている。なお、前記移動部11のテーブル1
0上における平面的な位置に対し、該移動部11に設け
られた第1切断刃12および第2切断刃13の平面的な
位置は、所定長さだけズレているので、実際に板材Wを
切断するには、このズレの分を補正して移動部11の移
動を制御するようになっている。
【0043】次に、前記移動部11を縦横に移動制御し
つつ板材Wを切断していき、該板材Wから平面視コ字状
の製品を切り出す方法について説明する。なお、この説
明においては、移動部11の平面的な位置と、前記第1
切断刃12および第2切断刃13との位置が一致してい
るものとする。また、板材WをX方向(横方向)に切断す
る際には、第2切断刃13が下降してきて、回転しつつ
板材Wを切断するとともに、第1切断刃12は、上昇位
置にあるか、または、上昇して上昇位置に待機するもの
とする。一方、板材WをY方向(縦方向)に切断する際に
は、第1切断刃12が下降してきて、回転しつつ板材W
を切断するとともに、第2切断刃13は、上昇位置にあ
るか、または、上昇して上昇位置に待機するものとす
る。
【0044】まず、移動部11が前記原点位置O(0,
0)にあるとする。この原点位置Oから板材Wの幅カッ
トを行うには、移動部11(第1切断刃12)が原点位置
Oから目標位置kの座標k(a+h,0)まで移動し、そ
の後、次の目標位置mの座標m(a+h,c+h+d+h
+e)まで移動しつ第1切断刃12で板材Wを切断して
いくことで、板材Wの幅カットを行う。次に、移動部1
1が次の目標位置Pの座標P(a+h、c+h)まで移動
し、この目標位置Pを原点位置P(0,0)とする。
【0045】次に、移動部11が原点位置P(0,0)か
ら次の目標位置gの座標g(x2,y2)まで移動する。
次いで、移動部11が次の目標位置fの座標f(x1,y
1)まで移動しつつ第2切断刃13で目標位置g,f間を
切断する。次いで、移動部11が次の目標位置iの座標
i(x4,y4)まで移動しつつ第1切断刃12で目標位
置f,i間を切断する。次いで、移動部11が次の目標
位置hの座標h(x3,y3)まで移動しつつ第2切断刃
13で目標位置i,h間を切断する。このようにしてコ
字状に板材Wをカットする。次に、移動部11が次の目
標位置jの座標j(x5,y5)まで移動していき、この
目標位置jにおいて、第1切断刃12と第2切断刃13
とで、板材Wに十字状の切り込みを入れる。なお、この
切り込みは板材Wに後で貫通孔を明けるときに利用され
るものである。
【0046】次に、移動部11が前記原点位置Oに戻
り、この位置を原点位置O(0,0)とする。次に、移動
部11が次の目標位置sの座標s(0,c+h)まで移動
し、その後、次の目標位置tの座標t(c+h,a+h+
b)まで移動しつつ第2切断刃13で板材Wを切断して
いくことで板材Wの長さカットを行う。次に、移動部1
1が次の目標位置uの座標u(0, c+h+d+h)まで
移動し、その後、次の目標位置vの座標v(a+h+b,
c+h+d+h)まで移動しつつ第2切断刃13で板材
Wを切断していくことで板材Wの長さカットを行う。
【0047】このように、X−Y平面において、目標位
置の座標に基づいて、移動部11の移動距離および移動
方向を制御することで、つまり、演算部62aによっ
て、原点位置から目標位置までのX方向およびY方向の
距離と方向演算し、または、前記目標位置から他の目標
位置までのX方向およびY方向の距離と方向を演算し
て、この演算された値によって、制御部63によって、
前記移動部11をX方向およびY方向にそれぞれ所定距
離だけ移動させることで、板材Wからコ字状の製品を自
動的に切り出すことができる。また、前記目標位置の座
標は、切断すべき板材Wごとに、二次元バーコードに記
録されており、該二次元バーコードをバーコードリーダ
64によって読み取って、前記座標記憶部61に入力す
るので、前記二次元バーコードを切断すべき板材Wに添
付するなどして、該板材Wとともに、前工程から板材W
切断装置に供給することで、次々に前工程から供給され
てくる板材Wを、それぞれ所望の形状に自動的に切断す
ることができる。
【0048】なお、上記の例では、板材Wをコ字状に切
断する場合において、切断すべき板材Wの角部を原点位
置Oし、切断途中で、目標位置Pを原点位置に設定し直
すようにしたが、本発明はこれに限ることなく、板材W
の角部を原点位置Oとしたままで、板材Wを切断するよ
うにしてもよいし、最初から前記目標位置Pを原点位置
として設定しておき、この原点位置Pのままで板材Wを
切断するようにしてもよいし、さらに、原点位置を板材
W切断装置のテーブル10上の任意の点に設定して、こ
の点を基準として板材Wを切断してもよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の板材切断装置によれば、切断すべき板材が固定される
テーブルと、このテーブル上において、平面視において
縦横に移動可能な移動部と、この移動部に設けられた縦
方向用の第1切断刃と、該移動部に設けられた横方向用
の第2切断刃とを備えているので、テーブル上に切断す
べき板材を固定した後、移動部が平面視において縦方向
に移動する際には第1切断刃によって板材を切断し、一
方、移動部が平面視において横方向に移動する際には第
2切断刃によって板材を切断することによって、板材を
所望の形状に縦横に自動的に切断することができる。
【0050】請求項2の板材切断装置によれば、請求項
1と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、前
記移動部に、前記第1切断刃と第2切断刃とをそれぞれ
独立して昇降可能に設けたので、移動部が縦方向に移動
しつつ第1切断刃によって板材を切断する際には、第1
切断刃が下降するとともに、第2切断刃が上昇すること
で、第2切断刃に干渉することなく第1切断刃で板材を
切断でき、また、移動部が横方向に移動しつつ第2切断
刃によって板材を切断する際には、第2切断刃が下降す
るとともに、第1切断刃が上昇することで、第1切断刃
に干渉することなく第2切断刃で板材を切断でき、さら
に、移動部が板材上を移動するだけのときは、第1切断
刃および第2切断刃の両方が上昇することで、板材に両
切断刃が接触することがない。このように、板材の切断
の際に、第1切断刃と第2切断刃が適宜昇降を行いつ
つ、移動部が縦横に移動していくことで、板材を縦横に
自動的に切断することができる。
【0051】請求項3の板材切断装置によれば、請求項
1または2と同様の効果を得ることができるのは勿論の
こと、前記第1切断刃と第2切断刃とを、それぞれ中心
軸回りに回転する円盤状に構成し、かつ、その中心軸ど
うしが平面視において直交するようにして配設したの
で、第1切断刃で板材に切り込み、移動部を縦方向に移
動させることで、板材を縦方向に確実かつ連続的に切断
することができ、一方、第2切断刃で板材に切り込み、
移動部を横方向に移動させることで、板材を横方向に確
実かつ連続的に切断することができる。
【0052】請求項4の板材切断装置によれば、請求項
1〜3のいずれかと同様の効果を得ることができるのは
勿論のこと、前記テーブル上に、板材の縦横における位
置を決める位置決め部を設けたので、テーブル上に板材
を固定する際に、前記位置決め部によって板材を位置決
めすることができ、よって、前記移動部を縦横に移動さ
せることで、第1切断刃および第2切断刃によって、板
材を所定の切断位置で切断することができる。
【0053】請求項5の板材切断装置によれば、請求項
1〜4のいずれかと同様の効果を得ることができるのは
勿論のこと、前記テーブル上の所定の位置を、原点位置
として記憶する原点位置記憶部と、目標位置をX−Yの
座標として記憶する座標記憶部と、前記原点位置と目標
位置の座標とから、原点位置から目標位置までのX方向
およびY方向の距離と方向演算し、または、ある目標位
置から他の目標位置までのX方向およびY方向の距離と
方向を演算する演算部と、この演算部によって演算され
た値によって、前記移動部をX方向およびY方向にそれ
ぞれ所定距離だけ移動させる制御部とを備えたので、前
記演算部によって、原点位置から目標位置までのX方向
およびY方向の距離と方向演算し、または、前記目標位
置から他の目標位置までのX方向およびY方向の距離と
方向を演算して、この演算された値によって、制御部に
よって、前記移動部をX方向およびY方向にそれぞれ所
定距離だけ移動させることができ、よって、該移動部に
設けられた第1切断刃および第2切断刃によって、板材
から所望の形状の製品を自動的に切り出すことができ
る。
【0054】請求項6の板材切断装置によれば、請求項
5と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、前
記座標記憶部に、前記切断すべき板材ごとに、二次元バ
ーコードに記録された目標位置の座標がバーコードリー
ダを介して入力されるので、前記二次元バーコードを切
断すべき板材に添付するなどして、該板材とともに、前
工程から板材切断装置に供給することで、板材を、それ
ぞれ所望の形状に自動的に切断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の板材切断装置を示すもので、該板材切
断装置の平面図である。
【図2】同、板材切断装置の側面図である。
【図3】同、板材切断装置の正面図である。
【図4】同、移動部を示す平面図である。
【図5】同、移動部を示す側面図である。
【図6】同、板材切断装置の制御に係るブロック図であ
る。
【図7】同、板材を切断する方法を説明するための図で
ある。
【図8】通常のサイディングの正面図である。
【図9】異形のサイディングの正面図である。
【符号の説明】
W 板材 10 テーブル 11 移動部 12 第1切断刃 13 第2切断刃 15 位置決め部 60 原点位置記憶部 61 座標記憶部 62a 演算部 63 制御部 64 バーコードリーダー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切断すべき板材がほぼ水平に固定される
    テーブルと、 このテーブル上において、平面視において縦横に移動可
    能な移動部と、 この移動部に設けられて、該移動部の縦方向への移動に
    伴って前記板材を縦方向に切断する第1切断刃と、 前記移動部に設けられて、該移動部の横方向への移動に
    伴って前記板材を横方向に切断する第2切断刃とを備え
    ていることを特徴とする板材切断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の板材切断装置において、 前記移動部に、前記第1切断刃と第2切断刃とがそれぞ
    れ独立して昇降可能に設けられていることを特徴とする
    板材切断装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の板材切断装置に
    おいて、 前記第1切断刃と第2切断刃とは、それぞれ中心軸回り
    に回転する円盤状をなしており、かつ、その中心軸どう
    しが平面視において直交するようにして配設されている
    ことを特徴とする板材切断装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の板材切
    断装置において、 前記テーブル上には、板材の縦横における位置を決める
    位置決め部が設けられていることを特徴とする板材切断
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の板材切
    断装置において、 前記テーブル上の縦方向をY方向、横方向をX方向とし
    た場合に、前記テーブル上の所定の位置を、原点位置と
    して記憶する原点位置記憶部と、 前記テーブル上の少なくとも一つ以上の目標位置をX−
    Yの座標として記憶する座標記憶部と、 前記原点位置記憶部に記憶されている原点位置と、前記
    座標記憶部に記憶された目標位置の座標とから、原点位
    置から目標位置までのX方向およびY方向の距離と方向
    演算し、または、前記座標記憶部に記憶されたある目標
    位置から他の目標位置までのX方向およびY方向の距離
    と方向を演算する演算部と、 この演算部によって演算された値によって、前記移動部
    をX方向およびY方向にそれぞれ所定距離だけ移動させ
    る制御部とを備えていることを特徴とする板材切断装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の板材切断装置において、 前記座標記憶部には、前記切断すべき板材ごとに、二次
    元バーコードに記録された目標位置の座標がバーコード
    リーダを介して入力されるようになっていることを特徴
    とする板材切断装置。
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