JPH04112732U - 金属製型材用切断加工装置 - Google Patents

金属製型材用切断加工装置

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JPH04112732U
JPH04112732U JP203291U JP203291U JPH04112732U JP H04112732 U JPH04112732 U JP H04112732U JP 203291 U JP203291 U JP 203291U JP 203291 U JP203291 U JP 203291U JP H04112732 U JPH04112732 U JP H04112732U
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義彦 池田
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フジ産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】金属製型材における複雑な形状や角度を有する
切断加工を簡単、かつ、確実で経験を有しない作業者で
も容易に行ない得る金属製型材用切断加工装置を提供す
る。 【構成】円盤刃物38を取り付けたモータ31を、把持
された金属製型材1に対して、前後,左右およびその対
応角度を可変にさせると共に、その可変のためのそれぞ
れの駆動手段19,26,35,37に制御手段39を
連係させる。 【効果】金属製型材における複雑な形状や角度を有する
切断加工を簡単、かつ、確実で経験を有しない作業者で
も容易に行なうことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建築物における建材の枠組みに際しての、その留部等の加工を簡単 に行ない得る金属製型材用切断加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現今、生活様式の多様化により、建造される建築物も従来のような規格品によ る一律な建て方から、一軒あるいは一棟ごと個性的で自由な設計により建てられ る建築物に変わりつつあって、そのため、使用されるいわゆる押出成形による金 属製の建材は、一工事ごと異なるものを使用することが多く、その型組みするた めの留め加工、すなわち、所定角度による二部材の接合部の加工も複雑さを増し てきている。
【0003】 この接合部の加工は、図7に示すような切断装置を用いるもので、水平機台50 の上部に型材51を把持するバイス52を取り付け、この型材51の被加工部に対応さ せて角度可変にモータ53を取り付けて、該モータ軸54へ円盤刃物55を固定したも のである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
したがって、図3に示すような、金属製型材を用いてその端部に形成される様 々な形状の留め加工を行なうときは、一加工ごと型材をその位置を変えてバイス に付け替えたり、型材の取付位置を変えながらモータの角度を変えて円盤刃物角 を変化させなければならず、その作業が極めて面倒な上、図3において斜め加工 の場合は、縦片と斜め片との交点を正確に位置決めするには熟練した技術者のか んにより時間を掛けて慎重に行なわないと、型材に切り残しを生じたり切り込み 過ぎ等を生じて不良品を多く発生させると共に、作業能率が極めて悪く一般の作 業者にこれら加工は技術的に困難である。 等の様々な問題点を有するものである。
【0005】 本考案は、前記した問題点を解決するためになされたもので、円盤刃物を取り 付けたモータを前後,左右およびその対応角度を可変にさせると共に、その可変 のためのそれぞれの駆動手段に制御手段を連係させて、複雑な形状や角度を有す る切断加工を簡単、かつ、確実で経験を有しない作業者でも容易に行ない得る金 属製型材用切断加工装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するための本考案の手段は、 機台と、該機台の上部においてその略中央に設けた金属製型材の加工位置と、 前記した機台の一側に設けて、前記した加工位置へ前記金属製型材の被加工部が 対応するように取り付ける把持手段と、前記加工位置の近傍において前記金属製 型材の取り付け方向と平行に機台上のガイドに沿って横移動する移動体と、該移 動体に設けてこの移動体のガイドに沿って前後移動する支持体と、該支持体の縦 ガイドへ昇降自在に取り付けた昇降体と、該昇降体へ旋回自在に取り付けたモー タの取付台と、該モータの回転軸へ取り付けた円盤刃物と、前記移動体と支持体 と取付台とに連結させたそれぞれの駆動手段と、これら駆動手段を制御する制御 手段とを備えさせた、 金属製型材用切断加工装置の構成にある。
【0007】
【作用】
前記のように構成される本考案の金属製型材用切断加工装置は以下に述べる作 用を奏する。
【0008】 まず、制御手段へ加工すべき必要なデータを入力させておく。 そして、機台の一側に設けた把持手段へ、金属製型材をその被加工部が該機台 上の加工位置に対応するように固定した後、前記制御手段を起動させると、あら かじめ入力されたデータに基づいて、移動体と支持体と昇降体とをそれぞれのガ イドに沿わせて移動させ、更に、取付台を旋回して、モータに取り付けられた円 盤刃物の前後,左右および角度位置を希望加工に合わせて変換させると共に、前 記型材へ切り込ませるもので、前記したデータ通りの切断加工が連続的に順次行 なわれる。
【0009】
【実施例】
次に本考案に関する金属製型材用切断加工装置の一実施例を図面に基づいて説 明する。 図1,2においてAは、建築物におけるアルミニウム等の金属製型材1の切断 加工装置で、前記型材1による枠組みに際して、その留部等の加工、すなわち、 図3あるいは図4に示すような、様々な接合部の加工を行なうものである。
【0010】 そして、その構成は、水平の機台2の上部において、その略中央には、前記金 属製型材1の加工位置3が設けられている。
【0011】 前記機台2の一側には、この加工位置3へ前記金属製型材1の被加工部が対応 するように、把持手段4が前記加工位置3に対して前後方向へ移動調整できるよ うに調整部材4aにより取り付けられているもので、該把持手段4は、型材1の載 置台5の一側に固定片6が間隔的に複数設けられ、この固定片6に対応させて可 動片7がガイド8に沿って、流体シリンダ式9a、あるいは、ねじ式の固定部材9b により進退されるものであり、ねじ式の固定部材9bは、前記載置台5上の金属製 型材1を前記固定片6側に正しく片寄せて、その前端の被加工部を前記加工位置 3へ確実に対応させるもので、図5において下部に示すように、前端に可動片7 を取り付けた螺軸10の外端に設けられたハンドル11操作により、前記可動片7を 前進させて型材1を固定片6へ押し付ける。
【0012】 更に、流体シリンダ式の固定部材9aは、前記ねじ式の固定部材9bの外側に複数 例えば二基設けてあって、ねじ式の固定部材9bにより片寄せられた型材1を、前 端のロッド12に可動片7を取り付けた空圧または油圧による流体シリンダ13によ り、前記した可動片7を前進させて型材1を固定片6へ強固に押し付けることに より、切断加工中に型材1が該把持手段4より外れたり妄動したりすることが防 止される。
【0013】 なお、この把持手段4は、図2に示すように、機台2の両側に設けることもあ り、この場合は、型材1の被加工部が左右対称に形成される。
【0014】 図1,2において14は移動体で、前記加工位置3の近傍で前記機台2の後側に おいて、前記金属製型材1の長手取り付け方向と平行に、前記機台2上に横架さ せた水平のガイド15に沿って横移動自在に設けられているもので、この移動体14 には、前記ガイド15と平行させて設けた螺軸16と、この螺軸16へ螺合される移動 体14の螺駒17と、前記螺軸16を数値制御により回転制御されるサーボモータ18等 とにより構成される駆動手段19を連係させてある。
【0015】 20は支持体で、前記移動体14の上部において前部に張り出させた取付台21に設 けた前後で水平のガイド22へ進退自在に係合させてあり、この支持体20には、前 記ガイド22と平行させて設けた螺軸23と、この螺軸23へ螺合される該支持体20の 螺駒24と、前記螺軸23を数値制御により回転制御されるサーボモータ25等とによ り構成される駆動手段26を連係させてある。
【0016】 27は昇降体で、前記した支持体20に設けた縦ガイド28へ昇降自在に係合させて あり、該昇降体27の下部には旋回軸29により回転自在に支承される取付台30を介 してモータ31を設けてあって、この昇降体27には、前記ガイド28と平行させて設 けた螺軸32と、この螺軸32へ螺合される該昇降体27の螺駒33と、前記螺軸32を数 値制御により回転制御されるサーボモータ34等とにより構成される駆動手段35を 連係させてある。
【0017】 また、前記取付台30すなわち前記旋回軸29には、数値制御により回転制御され るサーボモータ36等とにより構成される駆動手段37を連係させて、この取付台30 が、360 °の範囲において任意の角度に旋回し得るようにしてある。
【0018】 38は円盤刃物で、前記した金属製型材1を所定形状で切断するもので、超硬の 付刃を施した最大径510 φ程度のメタルソーを採用するものであって、前記モー タ31の回転軸39へ取り付けられて100 〜3600rpm により回転される。
【0019】 39は制御手段で、前記機台2の近傍に設けて、前記した移動体14と支持体20と 昇降体27との取付台30と駆動手段19,26,35,37 を、制御盤の内部に収納したコン ピュータに入力される必要データに基づいて、順次制御して稼動させるものであ る。
【0020】 40は前記移動体14へ取り付けた覆体で、外周には強度の高い透明アクリル板を 張設して内部が可透できるようにしてあって、前記支持体20およびこれに連係さ れるモータ31の円盤刃物38を包囲して、切削中に発生する型材1からの切粉や切 断片等の飛散を防止して、周囲の汚染や近傍の作業者への危害を防ぐ。
【0021】 41は前記機台2における加工位置3において、その下側に設けた台車で、切粉 や切断片等を回収して外部へ排出する。
【0022】 42は前記した加工位置に設けた型材1における被加工部単の位置決めストッパ ーで、これに前記把持手段4における載置台5に支承させた型材1の外端を当接 させることにより、常に均一な被加工部の取付位置が得られるもので、図2に示 すように、昇降式や、図6に示すように、把持手段4の他側に設けて進退させる 式のもの等が採用される。
【0023】
【考案の効果】
前述のように本考案に関する金属製型材用切断加工装置は、移動体と支持体と 取付台とに連結させたそれぞれの駆動手段へ制御手段を連係させたものであるか ら、この制御手段へパターンや寸法等のデータを入力すれば、前記した移動体と 支持体と取付台とが順次所定の操作がなされて、把持手段への型材の付け直しを することなく連続的に切断加工が行なわれるもので、特に、熟練した作業者以外 の通常の作業者であっても、簡単で確実に、更に、不良品の発生を可及的に減少 させる切断加工作業が効率よく行なわれるもので、多品種,少ロットの型材の切 断加工に有効的であって、様々な建築物の建材提供に貢献し得る大きな効果を発 揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に関する金属製型材用切断加工装置の一
実施例を示す側面図である。
【図2】図1における正面図である。
【図3】金属製型材の切断加工例を示す斜視図である。
【図4】図3におけるそれぞれのパターンを示す説明図
である。
【図5】図1における把持手段を示す平面図である。
【図6】図1における位置決め用ストッパーの他の例を
示す正面図である。
【図7】従来の金属製型材用切断装置を示す概略的な平
面図である。
【符号の説明】
1 金属製型材 2 機台 3 加工位置 4 把持手段 14 移動体 15 ガイド 20 支持体 22 ガイド 27 昇降体 28 縦ガイド 30 取付台 34 円盤刃物 19,26,35,37 駆動手段 39 制御手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機台と、該機台の上部においてその略中
    央に設けた金属製型材の加工位置と、前記機台の一側に
    設けて、前記加工位置へ前記金属製型材の被加工部が対
    応するように取り付ける把持手段と、前記加工位置の近
    傍において前記金属製型材の取り付け方向と平行に機台
    上のガイドに沿って横移動する移動体と、該移動体に設
    けてこの移動体のガイドに沿って前後移動する支持体
    と、該支持体の縦ガイドへ昇降自在に取り付けた昇降体
    と、該昇降体へ旋回自在に取り付けたモータの取付台
    と、該モータの回転軸へ取り付けた円盤刃物と、前記移
    動体と支持体と取付台とに連結させたそれぞれの駆動手
    段と、これら駆動手段を制御する制御手段とを備えさせ
    たことを特徴とする金属製型材用切断加工装置。
JP1991002032U 1991-01-25 1991-01-25 金属製型材用切断加工装置 Expired - Lifetime JP2531486Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012051059A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Beac:Kk 切断装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5542762A (en) * 1978-09-25 1980-03-26 Noboru Mimura Angular cutting machine
JPS58149126A (ja) * 1982-02-24 1983-09-05 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 長尺部材端部の切断方法及びその装置

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