JPH0524482Y2 - - Google Patents

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JPH0524482Y2
JPH0524482Y2 JP1987020979U JP2097987U JPH0524482Y2 JP H0524482 Y2 JPH0524482 Y2 JP H0524482Y2 JP 1987020979 U JP1987020979 U JP 1987020979U JP 2097987 U JP2097987 U JP 2097987U JP H0524482 Y2 JPH0524482 Y2 JP H0524482Y2
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JP
Japan
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workpiece
vertical spindle
cutting
tool
cylindrical body
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JP1987020979U
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  • Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は被加工物の水平面若しくは縁辺を切削
加工する木工用ルータ機の水平軸加工ヘツドに関
するものである。
[従来の技術] (イ) 並列ヘツド形式若しくはターレツドヘツド形
式の木工用ルータ機における垂直軸によつて被
加工物の水平面及び縁辺を加工している。
(ロ) 縁材倣い加工機による縁材加工。
[考案が解決しようとする問題点] 上記のごとく従来技術は、(イ)垂直状態の加工用
モータ下端に装着したカツター等により被加工物
を切削加工するため、平面切削の場合に切削幅が
狭いため切削工具の往復回数が増大し、大径の切
削工具を用いると過負荷回転となる。また縁辺切
削の場合は、被加工物の隅部において加工材を旋
回させなければならず特に縁辺の成形加工は不可
能でありむしろ側辺を加工するに留るもので別途
(ロ)縁辺材倣い加工機により縁辺材だけを成形加工
して、しかる後これを縁貼りして解決している。
本考案はこれらの欠点に鑑み、水平面切削の場
合は切削面積を広く、縁辺切削の場合は特に成形
カツターによる隅部加工において、被加工物を旋
回させることなく加工し得る木工用ルータ機の水
平軸加工ヘツドを提供することを目的とするもの
である。
[問題点を解決するための手段] 本考案は前記目的を充足するため、被加工物固
定用のテーブルの上方に位置し、該被加工物との
関において前後、左右、上下方向に転位する昇降
盤に、加工用モータを下向きに立設して垂直スピ
ンドルを連設し、該垂直スピンドルを包持する筒
体の下位に工具装着用の回転軸を水平に支承し、
前記垂直スピンドルは伝達機構を介して工具装着
用の回転軸に連絡し、垂直スピンドルを包持する
筒体は、伝達機構を介して前記昇降体に配設した
サーボモータと連絡したものである。
[作用] 昇降盤に立設したモータを作動して垂直スピン
ドル及び水平に配した工具装着用の回転軸を介し
て該回転軸に装着した工具を回動させ、昇降盤を
昇降操作しつつ平面切削加工を行うと共に該昇降
盤に配設したサーボモータを作動させて工具を所
望の角度旋回させながらテーブルに固定した被加
工物の縁辺に所望の切削、成形加工を施す。
[効果] 水平に配した回転軸に装着した工具で、被加工
物の水平切削加工を行うので切削面積が広く、ま
た縁辺切削加工において、工具が旋回動すること
により、被加工物をテーブルに固定した状態で周
囲の縁辺を成形加工できるので、縁貼作業、縁材
精度を要せず省力化、生産性に益するものであ
る。
[実施例] 図中符号1は機台で、該機台1上に第1図にお
いて前後方向にレール2,2を敷設して被加工物
W固定用のテーブルTを摺嵌し、テーブルTはレ
ール2,2と平行に配設した螺杆3に螺合し、螺
杆3は機台1に内設したサーボモータ4と連絡す
る。
機台1は両側にコラム5,5を立設し前記テー
ブルTと直交する方向(左右)にビーム6を横架
して門形となし、ビーム6に左右方向にレール
6′,6′を付設して摺動盤7を摺嵌し、ビーム6
の一側に固設したサーボモータ8に水平螺杆9を
連設して摺動盤7に螺合する。
摺動盤7は、上面にサーボモータ10を配設し
てギアボツクス11,11を介して該サーボモー
タ10と連絡する螺杆12,13を吊設し、該各
螺杆12,13に螺合して摺動盤7の前面を昇降
するターレツドヘツドA用の昇降盤14と水平軸
加工ヘツドB用昇降盤15を摺嵌する。
ターレツドヘツドAは、昇降盤14の前面に旋
回盤16を軸承17して、該旋回盤16に複数の
加工用モータ18,18を放射状に配設し、各加
工用モータ18,18に切削工具Cを装着してな
り、水平軸加工ヘツドBは、昇降盤15の前面に
支持匣19を固設し、該支持匣19の上面に下向
きの加工用モータ20を立設して支持匣19内を
貫通する垂直スピンドル21を連設し、垂直スピ
ンドル21は軸受21′を介して筒体22に挿通
し、筒体22は軸受22′を介して支持匣19に
支承すると共に中間部に、支持匣19内に位置す
るウオームホイール23を固設し下端に支持体2
4を吊設する。
筒体22に吊設した支持体24は、ほぼワ字状
を呈し上面に吸塵窓24′を開設すると共に中介
軸25及び工具装着用の水平軸26を平行に横設
し、中介軸25は一端にベベルギア27を固設し
て垂直スピンドル21の下端に固設したベベルギ
ア28と噛合せ、他端はプーリー29を設けて水
平軸26の一端に固設したプーリー30とタイミ
ングベルト31を介して連絡する。
水平軸26の他端はカツターDを挿通し支持体
24の一方側壁に蟻溝嵌合32によつて着脱可能
に吊持固定した片持体33のテーパー孔33′に
挿嵌してボルト34で止着する。
筒体22に固設したウオームホイール23は、
支持匣19の側壁に配設したサーボモータ35と
ウオームギヤ35′を介して連絡し、支持体24
に開設した吸塵窓24は、支持匣19の下端に固
装した吸塵匣36の連絡孔37に滑動可能に嵌装
し、該連絡孔37は垂直スピンドル21を軸心と
する円形を呈し、吸塵匣36は上面に機外の吸塵
源に連絡する吸気筒38を設ける。
更に水平軸加工ヘツドBを配設した昇降盤15
は、上面にブレーキ付サーボモータ39を下向き
に立設して伝達ギア40を介してめねじ体41を
連絡し、めねじ体41は摺動盤7に吊設した螺杆
13に螺合する。
該実施例は上述の構成であり、機外の命令源で
制御する各サーボモータにより、テーブルT、摺
動盤7、各昇降盤14,15を移動させてテーブ
ルT上に固定した被加工物Wに所望の切削加工を
施すもので、ターレツトヘツドAの旋回盤16を
旋回させて所望の工具Cを装着した加工用モータ
18を下向き位置で固定し、サーボモータ10に
より螺杆12を介して昇降盤14を昇降制御させ
つつ被加工物Wに垂直加工軸による加工、例えば
穿孔、切削加工を行ない、しかる後隣接した昇降
盤15のブレーキ付サーボモータ39を作動さ
せ、めねじ体14を回転して該昇降盤15をジヤ
ンピング操作した後サーボモータ10により螺杆
13を介して昇降盤15を昇降制御しつつ、水平
軸加工ヘツドBの加工用モータ20によりカツタ
ーDを作動させて被加工物Wの水平面切削若しく
は縁辺の成形切削加工を行なう。
この縁辺加工において、被加工物の隅部若しく
は側辺がわん曲状を呈する箇所の加工は、支持匣
19に配設したサーボモータ35により筒体22
を介してカツターDを装着した支持体24を所望
の角度旋回させつつ成形加工を行うもので該実施
例によれば、テーブルに被加工物を固定した状態
のままでターレツトヘツドによる加工及び水平軸
加工ヘツドによる平面若しくは縁辺の成形加工が
可能であり、旧来のごとく縁辺だけを縁材倣い加
工機によつて縁材として成形加工した後に該縁材
を縁貼りする際に生じる加工精度誤差及び木体部
材と縁材の接合面に接着面加工を施す必要がない
ので生産性に富むのである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る木工用ルータ機における水平
軸加工ヘツドの一実施例を示すもので、第1図は
水平軸加工ヘツド配設した木工用ルータ機の正面
図、第2図は同側面図、第3図は水平軸加工ヘツ
ドの縦断側面図である。 T……テーブル、7……昇降盤、20……加工
用モータ、21……垂直スピンドル、22……筒
体、26……水平軸、D……工具(カツター)、
35……サーボモータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被加工物固定用のテーブルの上方に位置し、該
    被加工物との関において前後、左右、上下方向に
    変位する昇降盤に、加工用モータを下向きに立設
    して垂直スピンドルを連設し、該垂直スピンドル
    を包持する筒体の下位に被加工物の水平面若くは
    縁辺を切削する工具装着用の回転軸を水平に支承
    し、前記垂直スピンドルは伝達機構を介して前記
    工具装着用の回転軸に連絡し、垂直スピンドルを
    包持する筒体は、伝達機構を介して前記昇降盤に
    配設した該筒体回動用のサーボモータと連絡する
    木工用ルータ機における水平軸加工ヘツド。
JP1987020979U 1987-02-16 1987-02-16 Expired - Lifetime JPH0524482Y2 (ja)

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JP1987020979U JPH0524482Y2 (ja) 1987-02-16 1987-02-16

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JPS63128001U JPS63128001U (ja) 1988-08-22
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