JPH0578310U - パンチプレス機のサブヘッド - Google Patents

パンチプレス機のサブヘッド

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JPH0578310U
JPH0578310U JP1978292U JP1978292U JPH0578310U JP H0578310 U JPH0578310 U JP H0578310U JP 1978292 U JP1978292 U JP 1978292U JP 1978292 U JP1978292 U JP 1978292U JP H0578310 U JPH0578310 U JP H0578310U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
head
punch
micro joint
sub
Prior art date
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Pending
Application number
JP1978292U
Other languages
English (en)
Inventor
淳 百北
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一方向に幅広に形成されたミクロジョイント
を小さい打ち抜き力で切断できるサブヘッドを提供する
こと。 【構成】 パンチプレス機1のサブヘッド13は、ニブ
リング加工によって得られた部品を他の部分から切り離
すためのものであり、ニブリング加工によって形成され
たミクロジョイントを切断するための回動自在な切離し
用のパンチ工具21と、パンチ工具21を昇降するため
の油圧シリンダ20と、パンチ工具21を油圧シリンダ
20の軸芯回りに回転させるためのインデックス機構4
5とを備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、サブヘッドに関し、特に、ニブリング加工によって得られた部品を 他の部分から切り離すためのパンチプレス機のサブヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
パンチプレス機において、1枚の大板(ワーク)から複数の小さい部品を切り 離して取り出す場合、ニブリング加工が行われる。このニブリング加工では、取 り出したい部品の外形に沿って小径のパンチ孔を重複させながら連続的に形成す る。また、その一部に部品と他の部分とを連結するミクロジョンイントを形成し 、ワーク移動時に部品の部分が他の部分から離れないようにしている。
【0003】 このようなニブリング加工を行うパンチプレス機では、ミクロジョイントを切 断するためのサブヘッドを有している。このサブヘッドは、加工ヘッドの近傍に 配置され、油圧シリンダと、油圧シリンダのロッド先端に固定された切り離し用 の工具とを備えている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来のパンチプレス機では、サブヘッドの切離し工具によって1回でミクロジ ョイントを切断する。サブヘッドの打ち抜き力が小さいために、ミクロジョイン トの形状を小さくかつ細くしなければならない。このために、ワークに対して部 品が安定せず、移動中に部品の姿勢が変わったり、部品が離脱してしまう場合が ある。移動中に部品の姿勢が変わると、サブヘッドによって切離し動作を行った 場合、ミクロジョイント以外の部分に切離し工具による孔が形成されてしまう場 合がある。また、ミクロジョイントを太くすることも考えられるが、ミクロジョ イントを太くすると、1回で切離しを行うためには大径の切離し工具が必要とな る。この場合には、サブヘッドの打ち抜き力を大きくする必要があり、サブヘッ ドの構造が大型になってしまう。
【0005】 本考案の目的は、部品を安定して保持できるような形状のミクロジョイントを 小さい打ち抜き力で切り離すことができるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るパンチプレス機のサブヘッドは、ニブリング加工によって得られ た部品を他の部分から切り離すためのものであり、ニブリング加工によって形成 されたミクロジョイントを切断するための回動自在な切り離し工具と、切り離し 工具を昇降するための昇降駆動部と、切り離し工具を昇降軸回りに回転させるた めのインデックス手段とを備えている。
【0007】
【作用】
本考案に係るパンチプレス機のサブヘッドでは、ミクロジョイントの形状等に 応じて、インデックス手段により切離し工具を最適な角度に位置決めする。そし て、昇降駆動部により切離し工具を駆動し、ミクロジョイントを切断する。 このように、切離し工具を任意の角度に位置決めできるので、細長い形状の切 離し工具を用いることができる。したがって、ミクロジョイントの幅を広くして も、その幅方向に長くなるように切離し工具を位置決めすれば、大径の工具を用 いることなくミクロジョイントを1回で切断できる。このため、切離し工具の打 ち抜き力も大きくする必要がなく、しかもミクロジョイントの幅を広くできるの でワーク移動時等において部品の姿勢が安定する。
【0008】
【実施例】
図1は、本考案の一実施例によるパンチプレス機を示している。 パンチプレス機1は、主に、パンチプレス機1のベースとなる下部フレーム2 と、下部フレーム2の上方に配置された上部フレーム3と、これらを後方で支持 するスロート部4とから構成されている。
【0009】 下部フレーム2の上面中央には、固定テーブル10が配置されている。下部フ レーム2の上面両側部には、1対のガイドレール5,6が配置されている。ガイ ドレール5,6上には、キャリッジ7が奥行き方向(Y軸方向)に移動可能に配 置されている。キャリッジ7には、固定テーブル10の両側方に配置された移動 テーブル8,9が固定されている。キャリッジ7には、ワークWを把持するため の図示しないワークホルダが装着されたクロススライド(図示せず)が左右方向 (X軸方向)に移動可能に設けられている。
【0010】 上部フレーム3には、複数のパンチが装着される上タレット11が回動可能に 設けられている。上タレット11には、図示しないクランク機構により昇降する パンチヘッドが設けられている。一方、下部フレーム2側には、複数のダイが装 着される下タレット12が配置されている。 タレット11,12の側方には、ミクロジョイントを切り離すためのサブヘッ ド13が配置されている。サブヘッド13は、図2に示すように、ミクロジョイ ントを切断するための切離し用のパンチ工具21と、パンチ工具21を昇降する ための油圧シリンダ20と、パンチ工具21を回転させるためのインデックス機 構45(図3参照)と、パンチ工具21を摺動自在かつ回転自在に支持するガイ ド部22と、固定テーブル10の下方に配置されたダイヘッド23とから主に構 成されている。
【0011】 パンチ工具21は、図4に示すように、細長い形状であり、その外周長さは従 来の工具の外周長さとほぼ同様である。このパンチ工具21は、取付け部材26 を介して油圧シリンダ20のロッド20aに装着されている。そして、パンチホ ルダ31に回転不能にかつ摺動自在に支持されている。パンチホルダ31はガイ ド部22に回転自在に装着されている。パンチホルダ31の上端部の外周にはウ ォームホイール31aが形成されており、インデックス機構45を構成するウォ ームギヤ32と噛み合っている。
【0012】 油圧シリンダ20は上部フレーム3に固定された支持フレーム25に固定され ている。この支持フレーム25下端部には、ガイド部22が固定されている。 ダイヘッド23は、ダイ40と、ダイ40を支持するためのダイホルダ41と 、ダイホルダ41が固定されたダイブロック42とを有している。ダイホルダ4 1の外周にはウォームホイール41aが形成されており、インデックス機構45 を構成するウォームギヤ43と噛み合っている。
【0013】 インデックス機構45は、図3に示すように、サーボモータ46と、このサー ボモータ46の回転力を2つのウォームギヤ32、43に同期して伝達するため の伝達機構47と、前述したウォームギヤ32,43とを有している。伝達機構 47は、軸及びかさ歯車を有している。このインデックス機構45により、パン チ工具21及びダイ40を任意の角度位置に位置決めすることが可能である。
【0014】 なお、ダイセット23の下方には、図2に示すように、シュート17が設けら れており、パンチ工具21及びダイ40により切断されたミクロジョイントのス クラップはシュート17を介して回収容器18に回収される。 次に動作について説明する。 ニブリング加工によって、図4に示すように、1枚のワークWに対して、第1 部品W1及び第2部品W2を得る。このとき、第1部品W1はミクロジョイント M1によって他の部分と連結されている。また、第2部品W2はミクロジョイン トM2によって他の部分と連結されている。第1部品W1のミクロジョイントM 1は、図4において縦方向に長い形状であり、第2部品W2のミクロジョイント M2は、ミクロジョイントM1と方向が90°異なり、横方向に長い形状である 。このような、一方の方向に長い形状のミクロジョイントとすることにより、各 部品W1,W2は安定した姿勢で他の部分と連結されており、移動中に姿勢が変 わったり、あるいは他の部分から離脱してしまうことはない。
【0015】 ニブリング加工後に各部品W1,W2を他の部分から切り離す場合は、ミクロ ジョイント部分をサブヘッド13の位置に移動し、切離し用のパンチ工具21を 昇降させる。このとき、第1部品W1のミクロジョイントM1を切断する場合は 、図4の二点鎖線で示すように、パンチ工具21の切断刃がミクロジョイントM 1に沿うように、インデックス機構45によってパンチ工具21の角度の位置決 めを行う。また、第2部品W2のミクロジョイントM2を切断する場合は、パン チ工具21の切断刃がミクロジョイントM2に沿うようにインデックス機構45 によりミクロジョイントM1を切断するときの姿勢から90°回転させる。
【0016】 ここで、インデックス機構45においては、サーボモータ46を回転させるこ とにより、伝達機構47を介してウォームギヤ32,43が同期して回転する。 そして、このウォームギヤ32,43に噛み合うウォームホイール31a,41 aがそれぞれ回転することにより、パンチ工具21及びダイ40は同期して回転 し、任意の位置に位置決めされる。
【0017】 このようにしてパンチ工具21及びダイ40を位置決めした後、油圧シリンダ 20を駆動してパンチ工具21を昇降することにより、ミクロジョイントが切断 される。切断されたミクロジョイントは、シュート17を通って回収容器18内 に回収される。 このような実施例では、切離し用のパンチ工具21を回動自在としたので、パ ンチ工具を細長い形状としても、各種のミクロジョイントに対応できる。すなわ ち、ミクロジョイントを一方向に幅広い形状としても、細長い形状のパンチ工具 を用いて小さい打ち抜き力でミクロジョイントを切断できる。このため、ミクロ ジョイントの幅を一方向に広くすることができ、ニブリング加工した際に各部品 を安定して保持することができる。
【0018】 〔他の実施例〕 前記実施例では、サブヘッド13において、パンチ工具21に対応してダイヘ ッド23を配置したが、サブヘッド13の場合は打ち抜き力が小さいので、特に ダイヘッド23を設けなくてもよい。この場合には、インデックス機構もより簡 単になる。
【0019】
【考案の効果】 本考案に係るパンチプレス機のサブヘッドでは、切り離し工具を昇降軸回りに 回動自在としたので、切離し工具を細長い形状として任意の角度位置にセットす ることができる。このため、小さい打ち抜き力のままミクロジョイントの幅を一 方向に広くすることができ、ニブリング加工を行った場合に、各部品の姿勢を安 定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を採用したパンチプレス機の
全体斜視図。
【図2】サブヘッドの一部断面側面図。
【図3】インデックス機構の模式図。
【図4】ミクロジョイント部及びパンチ工具の形状を示
す平面図。
【符号の説明】
1 パンチプレス機 13 サブヘッド 20 油圧シリンダ 21 切離し用パンチ工具 45 インデックス機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ニブリング加工によって得られた部品を他
    の部分から切り離すためのパンチプレス機のサブヘッド
    であって、前記ニブリング加工によって形成されたミク
    ロジョイントを切断するための回動自在な切り離し工具
    と、前記切り離し工具を昇降するための昇降駆動部と、
    前記切り離し工具を昇降軸回りに回転させるためのイン
    デックス手段と、を備えたパンチプレス機のサブヘッ
    ド。
JP1978292U 1992-04-02 1992-04-02 パンチプレス機のサブヘッド Pending JPH0578310U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978292U JPH0578310U (ja) 1992-04-02 1992-04-02 パンチプレス機のサブヘッド

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JP1978292U JPH0578310U (ja) 1992-04-02 1992-04-02 パンチプレス機のサブヘッド

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Publication Number Publication Date
JPH0578310U true JPH0578310U (ja) 1993-10-26

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ID=12008902

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JP1978292U Pending JPH0578310U (ja) 1992-04-02 1992-04-02 パンチプレス機のサブヘッド

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JP (1) JPH0578310U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07171636A (ja) * 1993-12-20 1995-07-11 Nisshinbo Ind Inc プレス装置における高速ニブリング機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07171636A (ja) * 1993-12-20 1995-07-11 Nisshinbo Ind Inc プレス装置における高速ニブリング機構

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