JPH0565932B2 - - Google Patents

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JPH0565932B2
JPH0565932B2 JP78185A JP78185A JPH0565932B2 JP H0565932 B2 JPH0565932 B2 JP H0565932B2 JP 78185 A JP78185 A JP 78185A JP 78185 A JP78185 A JP 78185A JP H0565932 B2 JPH0565932 B2 JP H0565932B2
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JP78185A
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Inventor
Tsuneyasu Umemura
Yoryuki Anraku
Sumio Tajima
Katsuhiro Shimokawa
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Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP78185A priority Critical patent/JPS61180162A/ja
Publication of JPS61180162A publication Critical patent/JPS61180162A/ja
Publication of JPH0565932B2 publication Critical patent/JPH0565932B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/12Measuring magnetic properties of articles or specimens of solids or fluids
    • G01R33/1207Testing individual magnetic storage devices, e.g. records carriers or digital storage elements

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
  • Stacking Of Articles And Auxiliary Devices (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Discharge By Other Means (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Measuring Magnetic Variables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、記録媒体検査装置に関し、特に、
多くのフロツピー(フレキシブルデイスク)記録
媒体(以下フロツピー媒体)を連続して移送がで
き、高速な検査処理が可能でかつ小型なフロツピ
ー記録媒体検査装置に関するものである。
[従来技術] この種のフロツピー記録媒体検査装置として
は、51/4インチのミニフロツピーとか、8イン チの標準フロツピーの検査装置に見られるよう
に、ジヤケツト収納状態でフロツピー媒体を所定
の電気的な仕様に基づいて、その合格、不合格を
検査し、合格品と不合格品とは同一の搬送路に送
り出されて、その切分けは、途中で搬送路の切換
えにより行うというものが一般的である。
一方、このミニフロツピーデイスクの需要は、
AO化の拡大とともに増大し、特に、51/4イン チとか、マイクロフロツピーと呼ばれるさらに小
さい3.5インチ程度の小型のフロツピーデイスク
がオフイスとか、一般家庭に急激に普及しつつあ
る。その結果として、これらの生産量が近年急激
に増大している。
[発明が解決しようとする問題点] そこで、特に、51/4インチ以下の小型のフロ ツピーデイスクについては、このような従来の検
査の仕方では、その処理速度が遅く、対応しきれ
ない可能性がある。
その結果、これに対処するためにこのような検
査装置を2台、3台と増設することも考えられる
が、増設により検査装置が増加すれば、それだけ
スペースが食われ、製造コストも高くなり、他の
段階の製造ラインとの関係も複雑化する。しかも
塵あいなどを極力避けるフロツピーデイスクの生
産ラインに対しては好ましくない環境を生じる。
一方、製造ラインとの関係でこのような検査装
置は、小型なものほど好ましいものである。
[発明の目的] この発明は、このような従来技術の問題点に鑑
みてなされたものであつて、このような問題点を
除去するとともに、連続かつ高速な検査処理が可
能で、かつ小型な記録媒体検査装置を提供するこ
とを目的とする。
また、上記に加えて、供給パレツト及び収納パ
レツトの送込/排出を完全自動操作とするかオペ
レータによる手動操作とするかの選択ができかつ
上記のような効果を有する記録媒体検査装置を提
供することを目的とする。
[問題点を解決する手段] この発明は、ジヤケツトを用いずに裸の状態で
フロツピー媒体を移送して連続的に検査すること
に着目したものであつて、連続的な検査を可能と
するために、裸のフロツピーを積層状態にし、裸
のフロツピーと裸のフロツピーとの間にセパレー
タを介在させ、その分離と相互の干渉を防止する
とともに、このセパレータと裸のフロツピーとを
ともに持ち運ぶことにより、セパレータの介在に
よるその分離とか挿入の処理過程を除去し、その
処理の高速化を図つたものである。
しかして、前記のような目的を達成するこの出
願の特定発明は、複数のシート状の記録媒体がセ
パレータを介して積層されて配置される供給パレ
ツトから1枚ごとに記録媒体を取出し検査するも
のであつて、セパレータと記録媒体とをともに保
持して検査段階へと移送し、検査終了後にこれら
セパレータと記録媒体とをともに保持して収納パ
レツトへと移送するというものである。
また、その関係発明は、前記の構成に加えてさ
らに供給パレツトとその収納パレツトとの移送機
構が装置の同一面側に配置されていて、操作パネ
ルがこの同一面側及びこの同一面と反対側のうち
いずれか一方に選択的に結合できるというもので
ある。
[作用] このように多くのシート状の記録媒体をセパレ
ータを介して積層して配置し、セパレータと記録
媒体とがともに保持されて検査段階へと移送さ
れ、検査終了後に再び同様にともに保持されて収
納パレツトへと移送されることにより、ジヤケツ
トに収納することなしに、裸の状態で連続的に検
査することが可能となる。
その結果、検査処理が高速化でき、しかも合格
品と不合格品との切分けは、収納パレツト側を変
更するだけでよいので、検査後の搬送路とその切
換え機構等が不必要となり、装置を小型できる。
また、供給パレツトとその収納パレツトとの移
送機構を装置の同一面側に配置し、この同一面側
及びこの同一面と反対側のうちいずれか一方に操
作パネルが選択的に結合できるようにしているの
で、自動の場合には操作パネルを同一面と反対側
に結合し、配置してこの同一面側においてコンベ
ヤ等により自動送込み/自動排出が可能となる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例について図面を参照
して詳細に説明する。
第1図aは、この発明を適用した一実施例のフ
ロツピー記録媒体検査装置の概要図であり、第1
図bは、その一部の詳細図である。
ハンドリングユニツト1は、それが回転及び上
昇/降下制御されることにより、供給パレツト2
に積層(例えば200枚程度)されたフロツピー媒
体3を1枚ずつピツクアツプしてフロツピー検査
ユニツト5へと移送するとともに、検査が終了し
たフロツピー媒体3をフロツピー検査ユニツト5
から、対応する収納位置にセツトされている収納
パレツトへと移送する(図では、収納パレツト6
aが収納位置にセツトされている)。
ここで、4個の収納パレツト6a,6b,6
c,6dは、スタツカテーブル9に載置されるも
のであつて、スタツカテーブル9が所定の量(90
度の整数倍)だけ回転制御されることにより選択
された特定の収納パレツトが対応する収納位置に
セツトされる。なお、この収納パレツト6a,6
b,6c,6dは、空になつた供給パレツト2が
ベルト搬送機構で構成されるパレツト転送供給機
構(詳細は、第6図参照)により転送されて、ス
タツカテーブル9上にセツトされるものである。
なお、4つの収納パレツト6a,6b,6c,6
dは、それぞれ合格、上面不合格、下面不合格、
両面不合格という4つの状態にそれぞれ対応して
いる。そして図では、収納パレツト6cが排出位
置にある。
さて、供給パレツト2又は収納パレツト6a,
6b,6c,6dには、それぞれ第2図a,bに
見るごとく、セパレータ4を上としてフロツピー
媒体3がセパレータ4を介在させて、フロツピー
媒体3、セパレータ4と交互に積層されて収納さ
れ、又は収納されるようになつている。
しかも、セパレータ4の開口部4aの内径は、
フロツピー媒体3の開口部3aの内径より大きい
径を有している。
このセパレータ4とフロツピー媒体3とは、と
もにハンドリングユニツト1に装着された円筒上
の吸着ヘツド10により負圧にて吸着されて吸着
ヘツド10の先端部に保持される。また、後述す
るごとく、その吸着ヘツド10の先端部が分離さ
れることにより大気圧となつて、その先端部から
フロツピー媒体3が離脱される。
ところで、ここで言うフロツピー媒体3は、ジ
ヤケツト又はケースに収納される前の裸の状態の
フロツピデイスクそのものである。
さて、ハンドリングユニツト1は、アームユニ
ツト7と移送制御機構8とから構成され、アーム
ユニツト7は、吸着ヘツド10を3つ、120度間
隔で遊嵌状態でそれぞれ支承する第1、第2、第
3のアーム7a,7b,7cを有している。
一方、移送制御機構8は、このアームユニツト
7を上下移動するとともに所定のタイミングで
120度の回転角で回転制御を行なう機構である。
ここで、フロツピー検査ユニツト5は、いわゆる
フロツピーデイスクドライブ装置であつて、その
上部には、駆動モータのスピンドル5aが配置さ
れていて、このスピンドル5a上にフロツピー媒
体3がセツトされ、所定の電気的な特性について
試験が行われる。
また、第3図aに示すように、吸着ヘツド10
が供給パレツト2又は収納位置にある収納パレツ
ト6a又は6b,6c,6dに収納されているセ
パレータ4及びフロツピー媒体3とに接した状態
の断面図に見るごとく吸着ヘツド10は、三重の
円筒構造をしている。その最外周の円筒は、セパ
レータ4を吸着するヘツド部10aであり、その
内部には吸着口が設けられている。そしてその内
側にある円筒は、フロツピー媒体3を吸着するヘ
ツド部10bであつて、最外周の円筒に対し上下
移動可能に嵌込されていて、同様にその内部には
吸着口が設けられている。これは先端部Fと後部
本体Rとの2つのブロツクとからなる。
そして、第3図aに見るように内挿されている
軸10d及びコレツト10c、そして内蔵のばね
(詳細は図示せず)を介してこれら先端部Fと後
部本体Rとがそれぞれ相互に一体的に結合されて
いる。なお、第3図aに見るヘツド10aの円筒
上部に設けられたピン10fは、アーム7a,7
b,又は7cの上部に係合して吸着ヘツド10自
体を係止する役割を果たす。
さて、ヘツド部10bの先端部Fの内側には、
フロツピー媒体3をスピンドル5aに対し固定す
るためのコレツト10cが収納されている。この
コレツト10cは、軸10dに軸受を介して回転
可能に支承されており、先端部Fとはばね結合し
ていて、この軸受の作用により先端部Fとともに
スピンドル5aの回転に追従するようになつてい
る。
また、第3図bは、その搬送状態及び引揚げ状
態におけるセパレータ4及びフロツピー媒体3の
吸着ヘツド10に吸着されている状態を説明する
ものであり、吸着ヘツド10bに設けられたピン
10e(第3図a参照)の作用とその自重による
自然落下により、その内側の円筒であるフロツピ
ー媒体3を吸着するヘツド部10bが所定の距離
だけ下にずれており、セパレータ4とフロツピー
媒体3とは、一定距離離れてセパレータ4が上と
なつた状態で保持されている。
なお、第3図aの窓16は、各吸着ヘツド10
のヘツド部10a,10bに設けられているもの
であつて、各アームに設けられた爪17(第3図
c参照)が嵌込される開口であつて、第3図cに
見るようにこの窓16は、フロツピー検査ユニツ
ト5に位置付けられたアーム7b又は7a,7c
が降下して来ると、この爪17が窓16を介して
嵌込し、軸10dを降下させ、その先端部Fを後
部本体Rから分離して先端部Fの吸着開口の圧力
を大気圧として、先端に吸着しているフロツピー
媒体3をスピンドル5a上に自然落下させるとと
もに、コレツト10cをスピンドル5aの凹部に
嵌込させて、先端部Fの周囲とでスピンドル5a
の凹部の周囲とでフロツピー媒体3を固定しかつ
圧着保持する役割を果たす。
この作用を具体的に示すのが第4図a乃至第4
図dであり、第4図aから第4図dの順に従つて
アーム7bが順次降下した状態にある。なお、説
明の都合上ヘツド部10aの円筒及びこれに固定
されるセパレータ4の一部は、省略している。
その動作を具体的に説明すると、アーム7bに
遊嵌支持されたヘツド10が所定の位置まで降下
すると、まず、バー15がストツパ14に係合す
ることによりヘツド部10aとヘツド部10b
(ヘツド部10bのピン10eを介在させて)と
がその降下を阻止される。
そして、アーム7bがさらに降下して、窓16
から爪17が嵌込して突出し、コレツト10cを
軸受支持する軸10dに設けられたピン10gに
係合する。この状態を示すのが、第4図aであ
る。
そして、これよりさらにアーム7bが降下する
と、ピン10gが押し下げられ、軸10dが押し
下げられてヘツド部10bの後部本体Rは、その
降下が阻止されて、その先端部Fのみが分離して
降下することになる。このことにより先端部Fに
ある吸着口の圧力が負圧から大気圧となる。その
結果としてフロツピー媒体3をスピンドル5a上
に自然落下させる。この状態を示すのが、第4図
bである。
なお、ヘツド部10bの先端部Fと後部本体R
とは、内挿された軸10dを介し、内蔵されてい
るばねにより付勢された状態で密着結合してい
て、ここでのこれらの分離は、このばねの力に抗
して行われる。
さて、アーム7bがさらに降下すると、軸10
dがさらに押し下げられて、ヘツド部10bの先
端側に内挿されたコレツト10cもともに所定の
位置関係で突出し始める。そしてスピンドル5a
の凹部5bに嵌込する。この状態を示すのが、第
4図cである。
そして、さらにアーム7bが降下すると、軸1
0dがさらに押し下げられ、収納位置にある収納
パレツト6a又は6b,6c,6dて、同様にヘ
ツト10bの先端側に内挿されたコレツト10c
もともに、所定の位置関係でさらに突出し、スピ
ンドル5aの凹部5bに完全に嵌込するととも
に、コレツト10cの周囲とスピンドル5aの周
囲とでフロツピー媒体3の開孔部3aの周囲を保
持して固定する。この状態を示すのが、第4図d
である。なお、第4図dに見る先端部Fと後部本
体Rとの間〓は、実際上、2mm程度の微小のもの
であるが、説明の都合でこれを強調して示してい
る。
ところで、第1図に見るごとく、ストツパ14
は、第2のアーム7bの位置に対して貫通して配
置されるストツパであつて、ヘツド10の所定の
降下位置で、ヘツド10の外側に固定されたバー
15に係合する。このストツパ14は、フロツピ
ー検査ユニツト5に対応する位置のアームに対応
して設置されているものであつて、これ以外の場
所には、ストツパがない。したがつて供給パレツ
ト2及び収納位置にある収納パレツト6a又は6
b,6c,6dの位置では、そのヘツド10a,
10bは、降下が阻止されることがなく、アーム
とともに降下して、爪17によるコレツト10c
等の押し下げ作用はない。
一方、供給パレツト2と収納パレツト6a,6
b,6c又は6dとはほぼ同一の高さにあるが、
このスピンドル5aの位置は、これら供給パレツ
ト3及び収納パレツト6a,6b,6c又は6d
の底部の位置より高い位置に配置されているもの
である。したがつてこの点からも供給パレツト2
と収納パレツトとに対する吸着ヘツド10につい
ては爪17の作用がない。
このようにして、検査のためにフロツピー検査
ユニツト5のスピンドル5a上にセツトされたフ
ロツピー媒体3は、吸着ヘツド10の内側にセツ
トされているコレツト10cとスピンドル5aの
表面との間で固定される。そしてコレツト10c
はスピンドル5aの回転に追従するように吸着ヘ
ツド10の内側で軸受の作用で回転駆動される。
一方、供給パレツト2自体の供給は、手動の場
合も自動の場合も、ベルト搬送機構で構成される
ローダユニツト(詳細は、第6図参照)により吸
着ヘツド10の下の位置へと移送されて第1図に
見る所定の位置にセツトされることになる。
また、これが空になつたときには、下側へ降下
して、パレツト転送供給機構(詳細は、第6図参
照)によりスタツカテーブル9の下まで運ばれ、
そこで上昇して、スタツカテーブル9の所定の位
置にセツトされ、これが収納パレツト6a,6
b,6c又は6dの1つとして使用されることに
なる。したがつて、スタツカテーブル9にはパレ
ツトの底面の大きさに対応する開口部がそれぞれ
の収納パレツト6a,6b,6c,6dに対応し
て4つ設けられている。
ここで、ある収納パレツト6a,6b,6c又
は6dに収納されたフロツピー媒体3が所定の枚
数に達すると、それが供給パレツト2のローダユ
ニツトの入口の方向と同一面側に排出される。
ところで、パレツト転送供給機構は、空のパレ
ツトのバツフア機能を有していて、空のパレツト
が多くなると、空の供給パレツト2をこのローダ
ユニツトの入口の下側より排出するものである。
なお、図中、11は、この検査装置の機構を制
御するコントロールユニツトであり、12は、検
査ユニツトに搭載されているフロツピー媒体3に
対するリード/ライトヘツドの読取/書込制御回
路部である。
次に、この記録媒体検査装置の全体的な動作に
ついて説明する。
まず、全体的な動作としては、セパレータ4と
フロツピー媒体3とが同時に第1、第2、第3の
それぞれのアーム7a,7b,7cのそれぞれの
ヘツド10に吸着されて、ともに移送されること
になる。
さて、ローダユニツトにより供給パレツト2が
アームユニツト7の第1のアーム7aに支持され
たヘツド10の下側にセツトされる。そして移送
制御機構8により、アームユニツト7が降下し
て、遊嵌状態で支承さているそれぞれのヘツド1
0が降下し、所定量降下した時点で、まず供給パ
レツト2の最上部に配置されたセパレータ4とフ
ロツピー媒体3とにヘツド部10a及び10bと
が接触する。
ここで、アームユニツト7は、さらに降下する
が遊嵌状態で支持されかつストツパ14がないの
で、第1のアーム7aに支持されたヘツド10と
セパレータ4及びフロツピー媒体3とは第3図a
に見るような関係を維持する。
このような関係は、第3のアーム7cと収納位
置にある収納パレツト6a又は6b,6c,6d
の位置とにあつても同様である。
一方、フロツピー検査ユニツト5のスピンドル
5aの位置は、さらに上側に位置し、ストツパ1
4があるので、第2のアーム7bは、さらに降下
し、アーム7bの爪13が作用し、やがて、その
コレツト10cがスピンドル5aから所定の距離
離れた位置へと来ると、そのヘツド部10bの先
端部Fが負圧から大気圧にされて吸着状態にある
フロツピー媒体3が離脱され、スピンドル5a上
へと落下する。なお、このとき第2のアーム7b
のヘツド部10aは負圧のまま維持され、セパレ
ータ4は、保持されたままとなつている。
その結果、吸着状態にあつたアーム7bのフロ
ツピー媒体3のみがそのヘツド10から離脱され
て、その後のアーム7bにおけるヘツド10のコ
レツト10cの降下により、スピンドル5aとコ
レツト10c及びヘツド部10bの先端部Fとの
間で検査されるべきフロツピー媒体3が固定され
る。そしてこの状態で、移送制御機構8によるア
ームユニツト7の降下制御が終了する。そこでフ
ロツピー検査ユニツト5において所定の検査が開
始される。
ここで、フロツピー検査ユニツト5において所
定の検査が終了すると、その終了信号に応じたタ
イミングで、第3のアーム7cのヘツド10のヘ
ツド部10a及びヘツド部10bが負圧から大気
圧にされる。そこで吸着状態にあるセパレータ4
及びフロツピー媒体3がともに離脱されることに
なり、セパレータ4とフロツピー媒体3とが収納
パレツト6a,6b,6c又は6dのうちの収納
位置にセツトされたある1つの収納パレツトに供
給時と同一の上下関係を保つて収納されることに
なる。
また、フロツピー検査ユニツト5において所定
の検査が終了すると、その終了信号に応じて移送
制御機構8が動作して、降下状態にあるアームユ
ニツト7が移送制御機構8により、上昇させられ
て遊嵌状態で支承されている各ヘツド10がやが
て上昇する。そこでアーム7bにおける吸着ヘツ
ド10のコレツト10cが上昇して、ヘツド部1
0bの先端部Fと後部本体Rとが内蔵されたばね
の作用で引上げられて一体化され、ヘツド部10
bの吸着動作が開始する。その結果、スピンドル
5a上にあるフロツピー媒体3が吸着され、第3
図bの状態となる。
なお、このとき、アーム7aの吸着ヘツド10
も同様に第3図bの状態でセパレータ4とフロツ
ピー媒体3とを吸着して保持する。
そして、それぞれのアームの吸着ヘツド10が
供給パレツト2及び収納位置にある収納パレツト
6a又は6b,6c,6dの位置のうちの1つの
収納パレツトそしてフロツピー検査ユニツト5に
対して、これらの上端から所定の距離離れた所定
の上昇位置まで来るとこの上昇は停止する。
この状態では、第1のアーム7aと第2のアー
ム7bのヘツド10は、セパレータ4とフロツピ
ー媒体3とを上下関係に保持した状態にあつて、
第3のアーム7cのヘツド10は、セパレータ4
とフロツピー媒体3とを保持していない状態にあ
る。
ここで、アームユニツト7は、移送制御機構8
により、120度回転する。そこで第1のアーム7
aが第2のアーム7bの位置へ、第2のアーム7
bが第3のアーム7cの位置へ、そして第3のア
ーム7cが第1のアーム7aの位置へとそれぞれ
移動する。
一方、先の検査結果に応じて、コントロールユ
ニツト11によりスタツカテーブル9が回転制御
されて、4つの収納パレツト6a,6b,6c又
は6dのうちの検査の結果(合格、上面不合格、
下面不合格、両面不合格)に対応する収納パレツ
ト6a,6b,6c又は6dの1つが第2のアー
ム7b(回転前には第3のアーム7cがあつた位
置)のヘツド10に対応する収納位置に位置決め
される。
そして、前記と同様にアームユニツト7が降下
して同様な処理を繰返す。
このようにして1枚づつ、セパレータ4を上に
してセパレータ4とフロツピー媒体3とを上下関
係に保持した状態でともに移送して供給パレツト
2からフロツピー検査ユニツト5へと移送すると
ともに、検査済みフロツピー媒体3とセパレータ
4とを供給時と同様にセパレータ4を上とした上
下関係を保つて、フロツピー検査ユニツト5から
収納パレツトへと移送する。
一方、収納パレツト側では、検査結果に応じ
て、コントロールユニツト11によりスタツカテ
ーブル9が回転制御されて、合格、上面不合格、
下面不合格、両面不合格の検査結果に応じて4つ
の収納パレツト6a,6b,6c又は6dのうち
対応するものが検査済みフロツピー媒体3をセパ
レータ4とともに受入れる。
また、これらに収納されたフロツピー媒体3の
数量と供給パレツト2にある残りのフロツピー媒
体3の数量とは、ともにコントロールユニツト1
1の演算処理部で管理されていて、それぞれ200
枚に達した時点で、供給パレツト2は、空の処理
に入つて、収納パレツト側に移送される。また、
収納パレツト6a,6b,6c又は6dは排出処
理に入る。
第5図a,bは、この発明の関係発明の一実施
例を適用した概要図である。
図に見るように、供給パレツトの供給側と収納
パレツトの排出側とを装置の同一面にすることに
より、第5図aに見るように装置の供給パレツト
2の供給側と収納パレツト5の排出側の面S側に
操作パネル20を結合すれば、オペレータが操作
パネル20を操作するとともに手動にて供給パレ
ツト2をローダユニツトにセツトして所定の吸着
ヘツドの位置へ自動セツトすることができ、同時
に収納パレツト5を手動にて排出できる。
一方、第5図bに見るように供給パレツト2の
供給側と収納パレツト5の排出側の面Sをベルト
コンベヤ30に接続し、操作パネル20を面Sと
反対側に結合すれば、ベルトコンベヤ30を介し
て完全に自動的にパレツトの供給/排出が可能と
なる。
なお、操作パレネル20は、オペレターが操作
するため、いずれの場合もオペレータ側にセツト
される。したがつて操作パネル20は、装置の面
S側及びこの同一面と反対側のうちいずれか一方
に選択的に結合できる形態を採る。そのために両
面側においてコネクタ結合できる構成となつてい
る。
さて、第6図a,bは、供給パレツト2、収納
パレツト6a,6b,6c又は6dを供給/排出
するベルトコンベヤ30機構を示したものであ
る。
図中21は、供給パレツト2をベルト移送機構
22により設定台23に搬送するローダユニツト
であり、24は、空になつた供給パレツト2をス
タツカテーブル9側に移送するベルト移送機構2
5を有する転送供給機構である。また、26は、
所定の枚数収納された検査済みのフロツピー媒体
3を積層した収納パレツト6a,6b,6c,6
dを排出するためのベルト移送機構27を有する
排出搬送機構である。
以上説明してきたが、実施例では、120度に配
置したアームにより、セパレータとフロツピー媒
体とをセパレータを上とした上下関係に保持した
状態で移送しているが、セパレータとフロツピー
媒体とを上下関係でともに保持して移送するもの
ばかりでなく、例えば横方向で前又は後に配置し
てもよい。また、アームは、実施例のようなアー
ムに限定されるものではなく、また、その保持は
吸着に限定されるものではない。
要するに、供給パレツトからセパレータとフロ
ツピー媒体がともに検査の段階へと移送され、検
査後に、セパレータとフロツピー媒体がともに収
納パレツトへ移送されればよく。検査の段階への
移送と、検査後の収納パレツトへの移送とは、独
立に行われるものであつてもよいことはもちろん
である。
また、その対象としては、フロツピー媒体に限
定されるものではなく、光デイスクのような、い
わゆるシート状の記録媒体の検査装置であればど
ようなものであつてもよい。
[発明の効果] 以上の説明から理解できるように、この発明に
あつては、複数のシート状の記録媒体がセパレー
タを介して積層されて配置される供給パレツトか
ら1枚ごとに記録媒体を取出し検査するものであ
つて、セパレータと記録媒体とをともに保持して
検査段階へと移送し、検査終了後にこれらセパレ
ータと記録媒体とをともに保持して収納パレツト
へと移送するようにしているので、ジヤケツトに
収納することなしに、裸の状態で連続的に検査す
ることが可能となる。
その結果、検査処理が高速化できる。しかも、
合格品と不合格品との切分けは、収納パレツト側
を変更するだけでよいので、検査後の搬送路とそ
の切換え機構等が不必要となり、装置を小型でき
る。
また、その関係発明は、前記の構成に加えてさ
らに供給パレツトとこの収納パレツトとが装置の
同一面側に配置されていて、操作パネルがこの同
一面側及びこの同一面と反対側のうちいずれか一
方に選択的に結合できるようにしているので、自
動の場合には、操作パネルを同一面と反対側に結
合し、配置してこの同一面側においてコンベヤ3
0等により自動送込み/自動排出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは、この発明を適用した一実施例のフ
ロツピー記録媒体検査装置の概要図、第1図b
は、その一部の詳細図、第2図a及びbは、それ
ぞれその収納パレツトとフロツピー媒体及びセパ
レータとの関係を説明する図、第3図aは、その
吸着ヘツドの供給パレツト又は収納パレツト上に
配置されているときの断面説明図、第3図bは、
アームが引揚げられたとき又は搬送状態における
セパレータとフロツピー媒体とその吸着ヘツドと
の関係を説明する図、第3図cは、アームが降ろ
されたときのセパレータとフロツピー媒体とその
吸着ヘツドとの関係を説明する図、第4図aから
第4図dは、アームに設けられた爪の作用を説明
するための図、第5図aは、その手動の場合の装
置と操作パネルとの配置関係の説明図、第5図b
は、その自動の場合の装置と操作パネルとの配置
関係の説明図、そして第6図a,第6図bは、そ
れぞれ供給パネルと収納パネルとの搬送機構の説
明図である。 1はハンドリングユニツト、2は供給パレツ
ト、3はフロツピー記録媒体、4はセパレータ、
5はフロツピー検査ユニツト、6a,6b,6
c,6dはそれぞれ収納パレツト、7はアームユ
ニツト、7a,7b,7cはそれぞれ第1、第
2、第3のアーム、8は移送制御機構、9はスタ
ツカテーブル、10は吸着ヘツド、10a,10
bはヘツド部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数のシート状の記録媒体とその上に重ねら
    れたセパレータとを1組としてこれらを積層した
    供給パレツトと、セパレータ、記録媒体の前記1
    組が順次積層されて収納される収納パレツトと、
    前記記録媒体について検査をする検査装置と、前
    記1組を保持して前記検査装置へ搬送し、前記1
    組のうちのセパレータを保持したままで前記記録
    媒体を前記検査装置に供給し、検査終了後に前記
    記録媒体を前記検査装置から受けて再び前記1組
    を保持して前記収納パレツトへ前記1組を収納す
    るハンドリング機構とを備える記録媒体検査装
    置。 2 記録媒体は、フレキシブルデイスク記録媒体
    であつて、前記ハンドリング機構は、セパレー
    タ、フレキシブルデイスク記録媒体の1組を前記
    セパレータを上とした上下の関係で吸着保持し、
    前記検査装置には下側の前記フレキシブルデイス
    ク記録媒体の吸着を解除して供給し、検査終了後
    に再び前記検査装置から前記フレキシブルデイス
    ク記録媒体を吸着して受けて前記上下関係を保持
    する特許請求の範囲第1項記載の記録媒体検査装
    置。 3 複数のシート状の記録媒体とその上に重ねら
    れたセパレータとを1組としてこれらを積層した
    供給パレツトと、セパレータ、記録媒体の前記1
    組が順次積層されて収納される収納パレツトと、
    前記記録媒体について検査をする検査装置と、前
    記1組を保持して前記検査装置へ搬送し、前記1
    組のうちのセパレータを保持したままで前記記録
    媒体を前記検査装置に供給し、検査終了後に前記
    記録媒体を前記検査装置から受けて再び前記1組
    を保持して前記収納パレツトへ前記1組を収納す
    るハンドリング機構と、前記供給パレツトと前記
    収納パレツトとを移送する移送機構と、操作パネ
    ルとを備え、前記移送機構が装置の一面側に配置
    され、前記供給パレツトと前記収納パレツトとが
    前記移送機構に隣接して前記一面側に配置され、
    前記操作パネルが前記一面側及びこれと対向する
    反対側の面のいずれかの面に配置されている記録
    媒体検査装置。
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JPH0536063A (ja) * 1991-07-30 1993-02-12 Fujitsu Ltd 磁気デイスクの検査装置

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