JPS61180974A - 記録媒体取扱い装置 - Google Patents

記録媒体取扱い装置

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JPS61180974A
JPS61180974A JP76185A JP76185A JPS61180974A JP S61180974 A JPS61180974 A JP S61180974A JP 76185 A JP76185 A JP 76185A JP 76185 A JP76185 A JP 76185A JP S61180974 A JPS61180974 A JP S61180974A
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Tsuneyasu Umemura
梅村 恒保
Yoriyuki Anraku
安楽 順之
Sumio Tajima
田島 澄雄
Katsuhiro Shimokawa
下川 活弘
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Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用公費〕 この発明は、フロッピー記録媒体(以下フロッピー媒体
と略記する)や、光デイスク記録媒体などの平面的な記
録媒体の取扱い装置に関し、特にジャケットもしくはケ
ースに収容されろ前の裸の記録媒体を検査する記録媒体
検査装置などにおいて、積層された記録媒体を1枚ずつ
ピックアップするような用途に好適な記録媒体取扱い装
置に関する。
〔従来技術〕
51/4インチのミニフロッピーや18インチの標準フ
ロッピーを対象とした従来の記録媒体検査装置は、一部
を開放したジャケットに収納した状態で供給されたフロ
ッピー媒体を検査している。
そして、検査済みのフロッピー媒体を搬送路に送り、途
中で搬送路の切換えにより合格品と不合格品とを仕分け
て、対応するスタッカに投入するというのが一般的であ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
一方、OA化の進展により、ミニフロッピーや、マイク
ロフロッピーと呼ばれる3、5インチ以下の小型のフロ
ッピー媒体の需要が急増している。
ミニフロッピーなどの媒体は、従来のジャケットに代え
てプラスチックケースに収容する場合が多く、その場合
、ケースへの収納段階でケースを完全に密封してしまう
のが製造工程上、好ましい。
したがって、そのような小型のフロッピー媒体を、従来
のようにケースに収容した状態で検査すると、不合格品
はケースを含め全体を廃棄せざるを得ず、そのコストは
、低コストを要求されろミニフロッピー媒体の場合、無
視できない。因に従来は、標準フロッピーなどが検査で
不合格となった場合、その媒体だけが廃棄され、そのジ
ャケットまたはケースは再使用されている(そのために
、ジャケットまたはケースを完全には封止せず、その一
部を開放した状態で検査を行っていた)。
また、従来のようにジャケットに収容した状態で検査す
る装置では、検査のためのフロッピー媒体へのリード/
ライトは、ジャケットのアクセス窓から行わざるを擾ず
、複数のヘッドを用いてフロッピー媒体を高速にリード
/ライトすることにより、検査時間を短縮するというよ
うな方法の採用は容易でない。したがって、最近では、
マイクロフロッピーなどの小型のフロッピー媒体の検査
は、従来の検査装置では処理速度なの面で対応しきれな
い状況になりつつある。
このようなことから、マイクロフロッピーのような小型
のフロッピー媒体は、ジャケットやケースに収容しない
裸の状態で検査するのが望ましいと考えられろ。しかし
、従来の装置は、裸のフロッピー媒体を処理するように
は考えられておらず、もし裸のフロッピー媒体を処理さ
せると、フロッピー媒体に、その取扱い中に傷がつくな
どのIII!が起きろ。
〔発明の目的〕
フロッピー媒体などの平面的な記録媒体は、裸の状態で
(よ一般に剛性が不十分であるから、客語に複数枚積層
した状態で検査装置に供給するのが有利であろう。その
場合、記録媒体相互の摩擦によゆ記録媒体の表面に傷が
つかないように、記録媒体を1枚ずつ上方へピックアッ
プするのが好ましいであろう。その場合、ピックアップ
すべき記録媒体の高さ位冒は、容藩内の記録媒体数の変
化に応じて変動するから、その変動に応じてピックアッ
プ位置を調節する必要がある。
また、記録媒体をピックアップする際の記録媒体の分離
性を改善したり、記録媒体表面の損傷をより確実に防止
するために、記録媒体を直接接触させて積層せずに、適
当な強度があり、記録媒体との分離性の優れた紙などの
セパレータを記録媒体間に介在させるのが好ましいと考
えられる。その場合、記録媒体のピックアップと同時に
、セパレータもピックアップする必要がある。また、ピ
ックアップされた記録媒体は、その後に検査部にセット
されるから、その際にセパレータが邪魔にならないよう
にする必要がある。
したがって、この発明の主たる目的は、裸の記録媒体を
処理する記録媒体検査装置などにおいて、積層された記
録媒体、または記録媒体とセパレータを、1枚ずっヒビ
ツクアップする用途などに好適な記録媒体取扱い装置を
提供することにある。
〔問題点を解決する手段〕
この発明による記録媒体取扱い装置は、可動部材と、こ
の可動部材を上下に移動させる手段と、可動部材に対し
所定の距離範囲だけ相対的に上下に移動可能に取付けら
れた吸着ヘッドとを備え、可動部材が降下した場合に、
吸着ヘッドは自重により積層された記録媒体のうちの最
上の記録媒体に接触する位冒まで降下して、その記録媒
体を吸着し、可動部材が上昇した場合に、吸着ヘッドは
記録媒体を吸着したまま上昇することを特徴とすろもの
である。
この発明の好ましい実施態様にあっては、吸着ヘッドは
第1のヘッド部と第2のヘッド部からなり、第1のヘッ
ド部は第2のヘッド部に対して所定の距離範囲だけ相対
的に上下に移動可能に取付けられ、第2のヘッド部は可
動部材に取り付けられ、可動部材が降下した場合に、一
方のヘッド部は積層された記録媒体に接する位置まで自
重により下降して、その記録媒体を吸着し、他方のヘッ
ド部は積層された記録媒体の間に介在しているセパレー
タに接触する位置まで自重により下降して、そのセパレ
ータを吸着し、可動部材が上昇した場合に、各ヘッド部
(よそれぞれ記録媒体とセパレータを吸着したまま上昇
し、しかして記録媒体はセパレータより所定距離だけ下
方に保持される。
〔作用〕
この発明は以上に述べた通りであるから、記録媒体の積
層枚数の変動によるピックアップ位置は、格別の動力源
やセンサなどを設けろことなく、自動的に適正化される
。また、この発明の好ましい実施態様によれば、セパレ
ータを介在させた場合において、セパレータのピックア
ップ位置も同様に適正化されろ。また、ピックアップさ
れた記録媒体は、同時にピックアップされたセパレータ
の下方に保持されるため、実施例に関連して後述するよ
うに、記録媒体だけを吸着ヘッドから落下させて検査部
にセットする際に、セパレータが全く邪魔にならないな
い。また、2つのヘッド部の上昇高さの違いだけで、格
別の操作または機構を要することなく、セパレータと記
録媒体とを、そのような分離した位置関係に保持でき、
装置も単純化できろ。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図は、この発明を適用したフロッピー記鏝媒体検査
装璽の一例を示す概要図である。ハンドリングユニット
1は、供給部Aの所定の供給位置に供給されたパレット
2 (供給パレットと称す)2から、そこに積層(例え
ば200枚程度)されたフロッピー媒体3を1枚ずつピ
ックアップし、それをフロッピー検査ユニット(検査部
)5へ移送するとともに、検査が終了したフロッピー媒
体3をフロッピー検査ユニット5から、収納部Cの特定
の収納位置へ移送し、そこにセクトされているパレット
(収納パレットと称す。図では、収納位蓋に収納パレッ
ト6&がセットされている)へ検査済みフロッピー媒体
を収納する。
ここで、収納パL/?トロm、6b、6a、6dは、ス
タッカテーブル9に載冒されるものであって、スタッカ
テーブル9が所定の量(90度の整数倍)だけ回転制御
されることにより、所望の収納パレットが収納位置にセ
ットされる。収納パレット6m、6b、6c、6dlよ
、空になった供給パレット2が供給部から転送され、ス
タッカテーブル9にセットされる。4つの収納パレット
6凰、6b、6c、adは、それぞれ合格、上面不合格
、下面不合格、両面不合格の各フロッピー媒体の収納に
割咋当てられている。
また、供給パレット2 (収納パレット61,6b、6
c、6dも同様)には、第2図(111,+b)に見る
ごとく、セパレータ4を上にして、フロッピー媒体3が
セパレータ4を介在させて積層収納されろ。セパレータ
4の開口部4亀の内径は、フロッピー媒体3の開口部3
1の内径よ咋大きい。
なお、ここで言うフロッピー媒体3ば、ジャケットまた
はケースに収納される前の、裸の状態のフ四ツビーディ
スクそのものである。
セパレータ4とフロッピー媒体3は、それぞれ1枚fつ
、セパレータ4を上側にして、−緒にハンドリングニッ
ト1に挿着された円筒状の吸着ヘッド10の先端に、負
圧にて吸着され保持される。
また、後述するように、その吸着ヘッドの先端部分が分
離されろことにより負圧吸着が解除され、フロッピー媒
体3が離脱する。
ハンドリングユニット1は、アーム二二、ドアと移送制
御機構8とから構成されろ。アームユニット7は、吸着
ヘッド10を3つ、120度間隔で遊嵌状態でそれぞれ
支承する第1、第2、第3のアーム7m、7b、7cを
有する。一方、移送制御機構8は、アームユニット7を
上下移動させるとともに、所定のタイミングで120度
の回転角で回転制御を行う機構である。この移送T!i
細機構8、アームユニット7、および吸着ヘッド10は
、この発明の記録媒体取扱い装置を構成している。
フロッピー検査ユニット5は、いわゆるフロッピーディ
スクドライブ装置であって、その上部には、駆動モータ
のスピンドル51が配置されている。このスピンドル5
1上にフロッピー媒体3がセットされ、所定の記録特性
について試験が行われる。そのための磁気ヘッドが、フ
ロッピー媒体の各面に対して例えば3つずつ合計6個、
例えば120度の間隔で配置されている。各面の各磁気
ヘッドは、フロッピー媒体の半径方向に異なった領域を
、同時にリード、ライトまたは消去するように制御され
ろ。このような磁気ヘッドの配置は、裸のフロッピー媒
体を対象とするからこそ、可能である。なお、磁気ヘッ
ドに関連した機構の図示、説明は省略する。
ここで、第3図は(1)は吸着ヘッド10の全体的な断
面図である。ここでは、アームユニット7が最下位置ま
で降下した時における、供給パレット2または収納パレ
ット(6a、6b、6c。
6dlに位置する吸着ヘッド10の状態を示している。
この図に見ろごとく、吸着ヘッド10は概ね三重の円筒
構造であり、最外周の円筒は、セパレータ4を吸着する
ためのヘッド部101であり、その先端面に吸着口が開
口されている。その内側にある円筒は、フロッピー媒体
3を吸着するためのヘッド部10bであり、最外周の円
筒に対し上下移動可能に嵌入されていて、同様に、その
先端面に吸着口が開口されている。このヘッド部10b
は、先端部Fと、後部本体Rとの2つのブロックからな
る。その吸着口に通じる空気通路は、先端部Fと後部本
体Rとの境界を通過しており、それらを分離させると、
開放されるようになっている。ヘッド部10bの内側に
は、フロッピー媒体3をスピンド))S*に対し位置決
めするためのコレット10cが収納されている。このコ
レット10Cは、ヘッド10の中心部に配置された軸1
0dの先端に、軸受を介して回転可能に支持されている
。コレット10cの側面にはテーパがつけられている。
軸10dは、後部本体Rと内蔵ばねを介して結合されて
いる。先端11aFはコレット10Cとともに回転可能
であり、相互間にばねが介装されている。窓16は、ア
ームに設けられている可動の爪17 (第3図(cl参
照)が嵌入する開口である。ヘッド部101の後端部(
図では上端部)にビン10aが突設され、同様にヘッド
部10mの後端部にビン10fが突設されている。
アームユニット7が最下位置まで下降した場合、供給パ
レットの位置にある吸着ヘッド10は、その先端が供給
パレット2内のセパレータ4およびフロッピー媒体3に
接する位置まで自重で降下し、第3図(1)のような状
態で静止する。供給パレットに位置する吸着ヘッド10
も同様な状態まで降下し、静止する。このような状態に
おいて、ビン10 f I!アームより上方に位置し、
またビン10eはヘッド部IQaの後端部より上方に位
置するように、供給パレットおよび収納パレットのセッ
トされる高さ位置が決定されている。また、このような
状態では、軸10clに設けられたビン10gは、爪1
7と係合しない。
第3図(b)は、吸着ヘッド10で、セパレータ4とフ
ロッピー媒体3とを吸着して引き上げ移送している状態
を示す概略断面図である。ヘッド部101は、それに設
けられたビン10fがアームの上面に係合し、所定の高
さ位置に保持される。
一方、内側のヘッド部10bは、それに設けられたビン
10aが、外側のヘッド部101の後端部に係合し、そ
の先端がヘッド部101Fの先端より所定の距離だけ下
方に位置する高さに保持され、しかして、フロッピー媒
体3は図示のように、セパレータ4より所定距離だけ下
方に保持される。
吸着ヘッド10に吸着保持したフロッピー媒体3をスピ
ンドル51上に落下させ、スピンドル51に保持させる
動作を説明する。アーム7亀、7b、7cが降下すると
、フロッピー検査ユニット5の近傍にだけ設けられてい
るストッパ14に、その位置に来た吸着ヘッド10のヘ
ッド部101より延設されているバー15が係合し、ヘ
ッド部10mおよびヘッド部10bの後部本体Rはそれ
重上降下しなくなる(第4図(1)参照)。アームがさ
らに降下し、窓16までアーム7m、7b、7cが降下
して来ると、第3図(c)に見ろごとく、その爪17が
窓16より軸10dのビンに係合する。
息下、第4図を参照する。アームがさらに降下すると、
内蔵ばねの力に抗して軸10dが爪17によって押し下
げられ、それとともにヘッド部10bの先端部Fとコレ
7)10cが降下する。先端部Fは後部本体Rかも分離
し、先端部Fの吸着口は、その空気路かを開放されろた
めに大気圧になって、先端に吸着されているフロッピー
媒体3がスピンドル5亀上に自然落下する(第4図(b
l参照)。アームがさらに降下すると、第4図(c)に
見るごとく、コレット10cがさらに突出し、その周囲
のテーパ面とフロッピー媒体3の中心開口部の縁との係
合により、フロッピー媒体3の中心がスピンドル5aの
中心に整合せしめられろ。
アームがさらに降下すると、第4図Fdlに示されろよ
うに、コレクト10cがスピンドル5aの凹部5bに嵌
入し、また、最下位置まで降下した先端部Fの先端とス
ピンドル5aの凹部5bの周囲とで、フロッピー媒体3
を挟圧保持される。この状態で、先端部Fおよびフロッ
ピー媒体3は、スピンドル51に追従して回転する。
なお、第4図においては、先端部Fと後部本体Rとの間
の隙間を誇張して示しているが、その隙間は実際には例
えば2mm前後と極めて小さいものである。
また、供給パレット2と、収納パレット4m。
4b、4c、4dは、はぼ同一の高さに位置しており、
その位置より所定量高い位置にスピンドル5mが配電さ
れている。供給部Aと収納部Cには、ストッパ14に相
当するものは設けられていない。
したがって、その位置においては、ヘッド1oの降下は
阻止されることがなく、アームとともに降下して爪17
による作用を受けず、したがって第3図(1)に示した
ような状態になる。
なお、第1図の11は、検査装置の各機構を制御するコ
ントロールユニットであり、12は検査ユニットにおけ
るリード/ライトヘッド(図示せず)の読取/書込制御
回路部である。
次に、このフロッピー記録媒体検査装置の全体的動作を
説明する。
今、アームユニット7が第1図に示すような角度で、上
昇・した位置にあ咋、またアーム7bに支承された吸着
へラド10に、検査しようとするフロッピー媒体3とセ
パレータ4が第3図(blに示す状態で吸着保持され、
アーム7Cに支承された吸着ヘッド10に、同様に検査
済みのフロッピー媒体3とセパレータ4が吸着保持され
ているものとする。
アームユニット7が移送制御機構8により降下せしめら
れると、アーム7*、7cの吸着ヘッド10はストッパ
14がないため、その降下を妨げられろことなく降下し
、アームに遊嵌状態で支承されているから、供給パレッ
ト2または収納パレット内のフロッピー媒体の枚数に関
係なく、第3図(1)の状態で静止する。このように、
吸着ヘッドを遊嵌状態でアームに支持しておくことによ
り、供給パレットまたは収納パレット内のフロッピー媒
体の枚数変動の影響を吸収している。
他方、アーム7bに支承された吸着ヘッド10は、ある
高さまで降下するとバー15がストッパ14に係合し、
そのヘッド部10mとヘッド部工Obの後部本体Rば、
それ以上降下できなくなる。
アームがさらに降下すると、第3図(clに関連して説
明したように、爪17が軸10dのビン10gに係合し
、軸10dが押し下げられろことにより、第4図に関連
して説明したような作動により、その吸着ヘッド10か
らフロッピー媒体3がスピンドル51上に落下し、中心
合わせされてスピンドル5凱にセットされる。この後、
そのフロッピー媒体3に対するリード、ライト、消去が
合計6個の磁気ヘッドで高速に行われ、記録に関連する
所定の電気的特性が検査される。
この検査が終了すると、その終了信号に応じたタイミン
グで、アーム7Cの吸着ヘッド10のヘッド部IQi、
10bが負圧から大気圧に切換えられ、それに保持され
ていたセパレータ4とフロッピー媒体(検査済み)3が
ともに離脱し、収納位置にセットされた収納パレット(
図では6a)に積層収納される。なお、このフロッピー
媒体の検査結果に対応した収納パレットが、収納位置に
セットされるように、予めスタッカテーブル9は回転制
御されている。
また、フロッピー検査ユニット5における検査が終了す
ると、その終了信号に応じて移送制御機構8が動作して
、降下状態にあるアームユニット7を上昇させろ。アー
ム7bに支承されているヘッド10に関しては、爪17
による軸10dの押し下げが解除されるため、同アーム
の上昇とともに、軸10dは内蔵ばねの作用で引き上げ
られ、コレット10cがスピンドル51から離脱する。
また、先端部Fがコレット10cとの間の内蔵ばねの作
用で上昇させられ、後部本体Rと再び結合し、先端部F
の吸着口が再び負圧になるため、スピンドル51上のフ
ロッピー媒体3はヘッド部10bに吸着保持されろ。ア
ーム7bがさらに上昇し、その上面に同吸着ヘッドのビ
ン10fが係合すると、それ以降は同吸着ヘッドはアー
ムとともに上昇し、最終的に第3図(blの状態になる
このように、吸着ヘッド10は、ピックアップした記録
媒体を、同時にピックアップしたセパレータより下側に
保持する構成であるから、セパレータに妨げられること
な(、記録媒体を落下させスピンドル51上にセットす
ることができる。また、簡単な操作で、検査済みの記録
媒体を吸着ヘッド10に吸着させ、ピックアップ直後と
同様な位置関係で記録媒体とセパレータを吸着ヘッド1
0に保持させろことができろ。したがって、吸着ヘッド
10を収納パレット上に降下させ、その後、吸着を解除
することにより、記録媒体とセパレータとを重ねた状態
で収納パレットに収納できる。
さて、アーム71に支承された吸着ヘッド10は、その
ビン10fが同アームに係合するまでは第3図(1)に
示した状態を維持しているが、アームがビン10fに係
合する位置に達した後は、同吸着ヘッドはセパレータ4
およびフロッピー媒体3を吸着保持しつつアームととも
に上昇し、最終的に第3図(b)の状態になる。
アームユニット7が最上位置まで上昇した後、移送制御
機構8によって、アームユニット7は所定方向(第1図
の矢印Gの向き)に120度回転せしめられ、アーム7
亀はフロッピー検査ユニット5の位置に、アーム7bは
収納位置に、アーム7cは供給位置に、それぞれ移動す
る。この回転期間に、検査結果に応じて、コントロール
ユニット11によりスタッカテーブル19の回転駆動制
御が行われ、検査結果に対応する収納パレットが収納位
置にセットされろ。
以下、アームユニット7が降下し、同様の動作が再び始
まる。
このように、このフロッピー記録媒体検査装置は、フロ
ッピー媒体のピックアップ、検査、仕分は収納を並行し
て行い、フロッピー媒体の検査処理を連続的に効率良く
実行できる。また、フロッピー媒体に傷がつ1に<<、
その移送などの取扱いをスピーディに行うことができろ
。フロッピー媒体は裸の状態であるから、マイクロフロ
ッピーのように、プラスチックのケースまたばジャケッ
トを用いる媒体の場合、不合格品は媒体だけを廃棄すれ
ばよく、ケースまたはジャケットまで無駄になることが
なく、経済的である。また、フロッピー媒体を裸状態で
扱うから、前述のように、フロッピー検査ユニットに複
数のヘッドを設け、各ヘッドで媒体の半径方向の異なっ
た領域を分担して同時にリード/ライト、さらには消去
を行い、検査時間を短縮することも容易である。そうす
れば、連続処理と相まって、検査処理を大幅に高速化で
きろ。さらに、合格したフロッピー媒体、不合格のフロ
ッピー媒体などの仕分けは、収納パレットの選択によっ
て行われるから、従来のような搬送路の切換えによって
仕分ける場合に比べ、仕分けのためのスペースを容易に
減らし、その分だけ装置を小型化でき、また仕分けの際
にフロッピー媒体に傷がつきにくい。
以上説明した実施例では、吸着ヘッドを120度間隔で
配置しているが、それに限定されろものではない。また
、吸着ヘッドの支持機構も適宜変更し得るものである。
フロッピー媒体吸着用のヘッド部をセパレータ吸着用ヘ
ッド部に係止させ、相互の高さ関係を決定しているが、
フロッピー媒体吸着用ヘッド部をアームに直接係止させ
るようにしてもよい。また、前記実施例のように、フロ
ッピー媒体の中心穴の近傍を吸着すると、フロッピー媒
体をフロッピー検査ユニットのスピンドルに位置決めし
セットする操作を安定確実に行うことができ、また吸着
ヘッドを前述のようにコンパクトに設計でき、またフロ
ッピー媒体の中心穴の近傍は情報記録に利用されない部
分であり、傷に対する条件が厳しくないなど、多くの利
点があるが、フロッピー媒体の他の部分を吸着すること
も可能である。また、吸着ヘッドは円筒形状以外の形状
にしてもよい。
さらに、この発明は、光ディスクなどの他の平面的記録
媒体を扱う装置にも同様に適用できることは言うまでも
ない。
〔発明の効果〕
この発明による記録媒体取扱い装置は、可動部材と、こ
の可動部材を上下に移動させろ手段と、可動部材に対し
所定の距離範囲だけ相対的に上下に移動可能に取付けら
れた吸着ヘッドとを備え、可動部材が降下した場合に、
吸着ヘッドは自重により積層された記録媒体のうちの最
上の記録媒体に接触する位冒まで降下して、その記録媒
体を吸着し、可動部材が上昇した場合に、吸着ヘッドは
記録媒体を吸着したまま上昇するものである。
このような構成であるから、この発明によれば、記録媒
体の積層枚数の変動によるピックアップ位置は、格別の
動力源やセンサなどを設けろことなく、吸着ヘッドの自
重による降下によって自動的に適正化され、記録媒体に
無理な力が加わらず、記録媒体を損傷する恐れがなくな
り、かつ記a媒体を確実にピックアップできるとともに
、装置構成が簡略になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明を適用したフロッピー記録媒体検査
装置の一例の全体的構成を簡略化して示す概略斜視図、
第2図(11と同図(blは、パレット内のフロッピー
媒体とセパレータとの位習関係などを示す側面図と概略
斜視図、第3図(1)ないし同図(c)は吸着ヘッドの
構成とその動作を示す概略断面図、第4図(1)ないし
同図(dlはフロッピー媒体を検査ユニットのスピンド
ルにセットする際の吸着ヘッドの作動を説明するための
状態遷移図である。 1・・・ハンドリングユニット、2・・・供給パレット
、3・・・フロッピー媒体、4・・・セパレータ、5・
・・フロッピー検査ユニット、5a・・・スピンドル、
6a〜6d・・・収納パレット、7・・・アームユニッ
ト、7a〜7c・・・アーム、8・・・移送制御機構、
9・・・スタッカテーブル、10・・・吸着ヘッド、1
o1・・・ヘッド部、10b・・・ヘッド部、F・・・
ヘッド部10bの先端部、R・・・ヘッド部1゜bの後
部本体、10c・・・コレット、1od・・・軸、11
・・・コントロールユニlト、12・・・読取/書込制
園回路、14・・・ストッパ、15・・・バー、A・・
・供給部、C・・・収納部。 第2図(Q) 第2図(b) 第3図(0)      第3図(b)粛 子図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)可動・部材と、この可動部材を上下に移動させる
    手段と、可動部材に対し所定の距離範囲だけ相対的に上
    下に移動可能に取付けられた吸着ヘッドとを備え、可動
    部材が降下した場合に、吸着ヘッドは自重により積層さ
    れた記録媒体のうちの最上の記録媒体に接触する位置ま
    で降下して、その記録媒体を吸着し、可動部材が上昇し
    た場合に、吸着ヘッドは記録媒体を吸着したまま上昇す
    ることを特徴とする記録媒体取扱い装置。
  2. (2)吸着ヘッドは第1のヘッド部と第2のヘッド部か
    らなり、第1のヘッド部は第2のヘッド部に対して所定
    の距離範囲だけ相対的に上下に移動可能に取付けられ、
    第2のヘッド部は可動部材に取り付けられ、可動部材が
    降下した場合に、一方のヘッド部は積層された記録媒体
    に接する位置まで自重により下降して、その記録媒体を
    吸着し、他方のヘッド部は積層された記録媒体の間に介
    在しているセパレータに接触する位置まで自重により下
    降して、そのセパレータを吸着し、可動部材が上昇した
    場合に、各ヘッド部はそれぞれ記録媒体とセパレータを
    吸着したまま上昇し、しかして記録媒体はセパレータよ
    り所定距離だけ下方に保持されることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の記録媒体取扱い装置。
JP76185A 1985-01-09 1985-01-09 記録媒体取扱い装置 Granted JPS61180974A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5424313U (ja) * 1977-07-20 1979-02-17

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