JPH0458091B2 - - Google Patents

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JPH0458091B2
JPH0458091B2 JP60008516A JP851685A JPH0458091B2 JP H0458091 B2 JPH0458091 B2 JP H0458091B2 JP 60008516 A JP60008516 A JP 60008516A JP 851685 A JP851685 A JP 851685A JP H0458091 B2 JPH0458091 B2 JP H0458091B2
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floppy
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medium
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head
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JP60008516A
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JPS61180989A (ja
Inventor
Tsuneyasu Umemura
Yoryuki Anraku
Sumio Tajima
Katsuhiro Shimokawa
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Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Publication date
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  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Measuring Magnetic Variables (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、フロツピーデイスクの製造方法に
関し、特に、多くのフロツピー(フレキシブルデ
イスク)記録媒体(以下のフロツピー媒体)を裸
の状態で連続的にかつ高速に検査して、その生産
性を向上させることができるようなフロツピーデ
イスクの製造方法に関するものである。
[従来技術] 従来、フロツピーデイスクの製造方法として
は、まず、裸の状態のフロツピー媒体を製造し
て、これをジヤケツトとか合成樹脂のケースに開
封状態で収納(パツケージング)し、最終製品に
近い形でこのフロツピー媒体をフロツピー記録媒
体検査装置により検査して合格品(両面合格、片
面合格等)とそうでないものとを仕分けしてい
る。
そして、その結果として得た所定の合格状態に
あるフロツピー媒体についてそのジヤケツトとか
ケースを封じることでフロツピーデイスクとして
の最終製品を製造するというものである。
ここで、フロツピー記録媒体の検査としては、
5 1/4インチのミニフロツピーとか、8インチの
標準フロツピーの検査装置に見られるように、ジ
ヤケツト収納状態でフロツピー媒体について所定
の電気的な仕様に基づき、その合格、不合格を検
査する。そして合格品と不合格とは同一の搬送路
に送り出されて、その切分けは、途中で搬送路の
切換えにより行うというものが一般的である。
一方、小型のフロツピーデイスクの需要は、
AO化の拡大とともに増大し、特に、5 1/4イン
チとか、マイクロフロツピーと呼ばれるさらに小
さい3.5インチ程度の小型のフロツピーデイスク
がオフイスとか、一般家庭に急激に普及しつつあ
る。その結果として、これらの生産量が近年急激
に増大している。
[発明が解決しようとする問題点等] そこで、特に、5 1/4インチ以下の小型のフロ
ツピーデイスクについては、このような従来の製
造方法では、その検査処理の処理速度が遅く、生
産性が抑えられて、需要に対応しきれない可能性
がある。
その結果、これに対処するために前記のような
検査装置を2台,3台と増設する方法も考えられ
るが、増設により検査装置が増加すれば、それだ
けスペースが食われ、製造コストも高くなり、他
の段階の製造ラインとの関係も複雑化する。しか
も塵あいなどを極力避けるフロツピーデイスクの
生産ラインに対しては好ましくない環境を生じ
る。
また、不合格となつたフロツピーデイスクはパ
ツケージ等に対する収納作業が無駄となるばかり
か、その分作業工程が多くなり、、作業効率を下
げる結果となる。さらに、このような不合格品に
対するジヤケツトとかケースの使用量もばかにな
らず、特に多くの需要が見込まれるミニとかマイ
クロフロツピー等で問題となる。
[発明の目的] この発明は、このような従来技術の問題点等に
鑑みてなされたものであつて、このような問題点
等を解決するとともに、連続かつ高速な検査処理
が可能で、かつ生産性の高いフロツピーデイスク
の製造方法を提供することを目的とする。
[問題点を解決する手段] この発明は、ジヤケツトとかケース等に収納す
る以前の裸の状態でフロツピー媒体を移送して検
査するものであつて、パツケージングより検査を
先行させて行うということに着目したものであ
る。
しかして、前記のような目的を達成するこの発
明のフロツピーデイスクの製造方法は、フロツピ
ー媒体を製造する記録媒体製造工程と、この工程
で製造された裸の状態フロツピー媒体を検査して
検査結果に応じて仕分けする検査工程と、この仕
分けに応じて裸の状態にあるフロツピー媒体をジ
ヤケツト又はケース等に収納する収納工程とを備
えるものである。
[作用] このように構成することにより、ジヤケツトと
かケース等に収納する以前の裸の状態でフロツピ
ー媒体を検査して、この検査結果に応じて合格品
のみパツケージングすることが可能となる。
その結果、フロツピーデイスクの生産に対し、
その処理速度の向上と不合格品を早期に製造工程
より排除ができる利点が生じ、生産性が向上す
る。
[実施例] 以下、この発明の一実施例について図面を参照
して詳細に説明する。
第1図aは、この発明を適用した一実施例フロ
ツピーデイスクの製造方法の手順を示す説明図で
あり、第1図bは、その検査工程において裸の状
態のフロツピー媒体を連続的に検査するフロツピ
ー記録媒体検査装置置の概要図である。
第1図aに見るように、フロツピー媒体を製造
するメデイア製造工程で、裸の状態のフロツピー
媒体を製造し、これを第1図bに見る供給パレツ
ト2にそのまま所定量積層して、検査工程へと移
送する。
次の検査工程では、裸の状態にあるフロツピー
媒体を検査する工程と、検査結果に応じて裸の状
態のフロツピー媒体を仕分けする工程とからな
り、仕分け工程では、検査結果に応じて対応する
収納パレツトに裸の状態でフロツピー媒体が積層
されて仕分けされる。なお、これらの各工程は、
第1図bに示すフロツピー媒体検査装置により実
行される。
そして、このフロツピー媒体検査装置の検査結
果に応じて対応する収納パレツトに収納されたフ
ロツピー媒体は、その収納パレツトとともに、そ
れぞれ合格、上面不合格、下面不合格、そして両
面不合格の各処理工程へと送り込まれて、各工程
では、検査結果に応じてモールドジヤケツトにパ
ツケージングするか、ケースに収納(パツケージ
ング)する等の処理が行われる。
ここに、この場合に不合格品については、この
ようなパツケージング処理はなされずに、廃棄処
理等不合格品対応の処理が行われるものである。
第1図bに見るフロツピー媒体検査装置は、裸
の状態のフロツピー媒体について、連続的な検査
とその仕分けを行う検査工程を受持つものであつ
て、先のメデイア製造工程で製造された裸の状態
のフロツピー媒体を積層して配置した供給パレツ
ト2より、その吸着ヘツド10により1枚づつフ
ロツピー媒体3を吸着してピツクアツプし、ピツ
クアツプされたフロツピー媒体3を検査して、検
査結果に応じて仕分けし、対応する収納パレツト
(6a,6b,6c,6dの1つ)にフロツピー
媒体3を積層して配置するものである。
以下、このような工程を実行するフロツピー媒
体検査装置の構成と動作について説明する。
ハンドリングユニツト1は、それが回転及び上
昇/降下制御されることにより、供給パレツト2
に積層(例えば200枚程度)されたフロツピー媒
体3を1枚ずつピツクアツプしてフロツピー検査
ユニツト5へと移送するとともに、検査が終了し
たフロツピー媒体3をフロツピー検査ユニツト5
から、対応する収納位置にセツトされている収納
パレツトへと移送する(図では、収納パレツト6
aが収納位置にセツトされている)。
ここで、4個の収納パレツト6a,6b,6
c,6dは、スタツカテーブル9に載置されるも
のであつて、スタツカテーブル9が所定の量(90
度の整数倍)だけ回転制御されることにより選択
された特定の収納パレツトが対応する収納位置に
セツトされる。なお、この収納パレツト6a,6
b,6c,6dは、空になつた供給パレツト2が
ベルト搬送機構で構成されるパレツト転送供給機
構(詳細は省略)により転送されて、スタツカテ
ーブル9上にセツトされるものである。
また、4つの収納パレツト6a,6b,6c,
6dは、それぞれ合格、上面不合格、下面不合
格、両面不合格という4つの状態にそれぞれ対応
している。そして図では、収納パレツト6cが排
出位置にある。
さて、供給パレツト2又は収納パレツト6a,
6b,6c,6dには、それぞれ第2図a,bに
見るごとく、セパレータ4を上としてフロツピー
媒体3がセパレータ4を介在させて、フロツピー
媒体3、セパレータ4と交互に積層されて収納さ
れ、又は収納されるようになつている。
しかも、セパレータ4の開口部4aの内径は、
フロツピー媒体3の開口部3aの内径より大きい
径を有している。
このセパレータ4とフロツピー媒体3とは、と
もにハンドリングユニツト1に装着された円筒上
の吸着ヘツド10により負圧にて吸着されて吸着
ヘツド10の先端部に保持される。また、後述す
るごとく、その吸着ヘツド10の先端部が分離さ
れることにより大気圧となつて、その先端部から
フロツピー媒体3が離脱される。
ところで、ここで言うフロツピー媒体3は、ジ
ヤケツト又はケースに収納される前の裸の状態の
フロツピデイスクそのものである。
さて、ハンドリングユニツト1は、アームユニ
ツト7と移送制御機構8とから構成され、アーム
ユニツト7は、吸着ヘツド10を3つ、120度
間隔で遊嵌状態ではそれぞれ支承する第1,第
2,第3のアーム7a,7b,7cを有してい
る。
一方、移送制御機構8は、このアームユニツト
7を上下移動するとともに所定のタイミング120
度の回転角で回転制御を行なう機構である。
ここで、フロツピー検査ユニツト5は、いわゆ
るフロツピーデイスクドライブ装置であつて、そ
の上部には、駆動モータのスピンドル5aが配置
されていて、このスピンドル5a上にフロツピー
媒体3がセツトされ、所定の電気的な特性につい
て試験が行われる。
また、第3図aに示すように、吸着ヘツド10
が供給パレツト2又は収納位置にある収納パレツ
ト6a(又は6b,6c,6d)に収納されてい
るセパレータ4及びフロツピー媒体3とに接した
状態の断面図に見るごとく吸着ヘツド10は、三
重の円筒構造をしている。その最外周の円筒は、
セパレータ4を吸着するヘツド部10aであり、
その内部には吸着口(第5図参照)が設けられて
いる。そしてその内側にある円筒は、フロツピー
媒体3を吸着するヘツド部10bであつて、最外
周の円筒に対し上下移動可能に嵌込されていて、
同様にその内部には吸着口(第5図参照)が設け
られている。これは先端部Fと後部本体Rとの2
つのブロツクとからなる。
そして、第3図aに見るように内挿されている
軸10d及びコレツト10c、そして内蔵のばね
(詳細は図示せず)を介してこれら先端部Fと後
部本体Rとがそれぞれに相互に一体的に結合され
ている。なお、第3図aに見るヘツド10aの円
筒上部に設けられたピン10fは、アーム7a,
7b,又は7cの上部に係合して吸着ヘツド10
自体を係止する役割を果たす。
さて、ヘツド部10bの先端部Fの内側には、
フロツピー媒体3をスピンドル5aに対し固定す
るためのコレツト10cが収納されている。この
コレツト10cは、軸10dに軸受を介して回転
可能に支承されており、先端部Fとはばね係合し
ていて、この軸受の作用により先端部Fとともに
スピンドル5aの回転に追従するようになつてい
る。
また、第3図bは、その搬送状態及び引揚げ状
態におけるセパレータ4及びフロツピー媒体3の
吸着ヘツド10に吸着されている状態を説明する
ものであり、吸着ヘツド10bに設けられたピン
10e(第3図a参照)作用とその自重による自
然落下により、その内側の円筒であるフロツピー
媒体3を吸着するヘツド部10bが所定の距離だ
け下にずれており、セパレータ4とフロツピー媒
体3とは、一定距離離れてセパレータ4が上とな
つた状態で保持されている。
なお、第3図aの窓16は、各吸着ヘツド10
のヘツド部10a,10bに設けられているもの
であつて、各アームに設けられた爪17(第3図
c参照)が嵌込される開口であつて、第3図cに
見るようにこの窓16は、フロツピー検査ユニツ
ト5に位置付けられたアーム7b(又は7a,7
c)が降下して来ると、この爪17が窓16を介
して嵌込し、軸10dを降下させ、その先端部F
を後部本体Rから分離して先端部Fの吸着開口の
圧力を大気圧として、先端に吸着しているフロツ
ピー媒体3をスピンドル5a上に自然落下させる
とともに、コレツト10cをスピンドル5aの凹
部に嵌込させて、先端部Fの周囲とでスピンドル
5aの凹部の周囲とでフロツピー媒体3を固定し
かつ圧着保持する役割を果たす。
この作用を具体的に示すのが第4図a乃至第4
図dであり、第4図aから第4図dの順に従つて
アーム7bが順次降下した状態にある。なお、説
明の都合上ヘツド部10aの円筒及びこれに固定
されるセパレータ4の一部は、省略している。
その動作を具体的に説明すると、アーム7bに
遊嵌支持されたヘツド10が所定の位置まで降下
すると、まず、バー15がストツパ14に係合す
ることによりヘツド部10aとヘツド部10b
(ヘツド部10bのピン10eを介在させて)と
がその降下を阻止される。
そして、アーム7bがさらに降下して、窓16
から爪17が嵌込して突出し、これがコレツト1
0cを軸受支持する軸10dに設けられたピン1
0gに係合する。この状態を示すのが、第4図a
である。
そして、これよりさらにアーム7bが降下する
と、ピン10gが押し下げられ、軸10dが押し
下げられてヘツド部10bの後部本体Rは、その
降下が阻止されて、その先端部Fのみが分離して
降下することになる。このことにより先端部Fに
ある吸着口の圧力が負圧から大気圧となる。その
結果としてフロツピー媒体3をスピンドル5a上
に自然落下させる。この状態を示すのが、第4図
bである。
なお、ヘツド部10bの先端部Fと後部本体R
とは、内挿された軸10dを介し、内蔵されてい
るばねにより付勢された状態で密着結合してい
て、ここでのこれらの分離は、このばねの力に抗
して行われる。
さて、アーム7bがさらに降下すると、軸10
dがさらに押し下げられて、ヘツド部10bの先
端側に内挿されたコレツト10cもともに所定の
位置関係で突出し始める。そしてスピンドル5a
の凹部5bに嵌込する。この状態を示すのが、第
4図cである。
そして、さらにアーム7bが降下すると、軸1
0dがさらに押し下げられ、同様にヘツド10b
の先端側に内挿されたコレツト10cもともに、
所定の位置関係でさらに突出し、スピンドル5a
の凹部5bに完全に嵌込するとともに、コレツト
10cの周囲とスパンドル5aの周囲とでフロツ
ピー媒体3の開孔部3aの周囲を保持して固定す
る。この状態を示すのが、第4図dである。
なお、第4図dに見る先端部Fと後部本体Rと
の間隙は、実際上、2mm程度の微小のものである
が、説明の都合でこれを強調して示している。
ところで、第1図に見るごとく、ストツパ14
は、第2のアーム7bの位置に対して貫通して配
置されるストツパであつて、ヘツド10の所定の
落下位置で、ヘツド10の外側に固定されたバー
15に係合する。このストツパ14は、フロツピ
ー検査ユニツト5に対応する位置のアームに対応
して配置されているものであつて、これ以外の場
所には、ストツパがない。したがつて供給パレツ
ト2及び収納位置にある収納パレツト6a(又は
6b,6c,6d)の位置では、そのヘツド10
a,10bは、落下が阻止されることがなく、ア
ームとともに降下して、爪17によるコレツト1
0c等の押し下げ作用はない。
一方、供給パレツト2と収納パレツト6a,6
b,6c又は6dとはほぼ同一の高さにあるが、
このスピンドル5aの位置は、これら供給パレツ
ト3及び収納パレツト6a,6b,6c又は6d
の底部の位置より高い位置に配置されているもの
である。したがつてこの点からも供給パレツト2
と収納パレツトとに対する吸着ヘツド10につい
ては爪17の作用がない。
このようにして、検査のためにフロツピー検査
ユニツト5のスピンドル5a上にセツトされたフ
ロツピー媒体3は、吸着ヘツド10の内側にセツ
トされているコレツト10cとスピンドル5aの
表面との間で固定される。そしてコレツト10c
はスピンドル5aの回転に追従するように吸着ヘ
ツド10の内側で軸受の作用で回転駆動される。
第5図は、吸着ヘツド10の正面図であつて、
吸着ヘツド10は、そのアーム7a(又は7b,
7c)に遊嵌状態で保持されていて、ヘツド部1
0aには、その先端側にセパレータ4の吸着する
第1の面18が設けられていて、その内側に設け
られたヘツド部10bには、その先端側にフロツ
ピー媒体3を吸着する第2の面19が設けられて
いる。なお、20は、軸受に支持されたコレツト
10cの前面部である。
ここで、18a,18a,18a,18aは、
それぞれヘツド部10aに設けられた4つの吸着
孔であり、18b,18b,18b,18bは、
これら吸着孔18aにそれぞれ対応して設けられ
た溝である。同様に19a,19a,19a,1
9aは、それぞれヘツド部10bに設けられた4
つの吸着孔であり、19b,19b,19b,1
9bは、これら吸着孔19aにそれぞれ対応して
設けられた溝である。
なお、これら吸着孔18a,19aの数は、そ
れぞれセパレータ4又はフロツピー媒体3の形状
とか質量等に応じて適宜選択されるべきものであ
つて、3.5インチ程度のものでは、セパレータ4
の大きさが比較的小さいので、ヘツド部10aに
設けられる吸着孔18aは、2つの程度でも十分
である。
吸着ヘツド10がこのような構成を採ることに
より、セパレータ4とフロツピー媒体3とをとも
に吸着することが可能となる。
なお、吸着ヘツド10の形状は、円筒上のもの
でなくてもよく、セパレータ4の形状も円形でな
くてもよい。したがつてその中央開口部4aは、
フロツピー媒体3の開口部3aより大きな矩形で
あつてもよい。
次に、このフロツピー記録媒体検査装置の全体
的な動作について説明する。
まず、全体的な動作としては、セパレータ4と
フロツピー媒体3とが同時に第1,第2,第3の
それぞれのアーム7a,7b,7cのそれぞれの
ヘツド10に吸着されて、ともに移送されること
になる。
さて、ローダユニツトにより供給パレツト2が
アームユニツト7の第1のアーム7aに支持され
たヘツド10の下側にセツトされる。そして移送
制御機構8により、アームユニツト7が降下し
て、遊嵌状態で支承されているそれぞれのヘツド
10が降下し、所定量降下した時点で、まず供給
パレツト2の最上部に配置されたセパレータ4と
フロツピー媒体3とにヘツド部10a及び10b
とが接触する。
ここで、アームユニツト7は、さらに降下する
が遊嵌状態で支持されかつストツパ14がないの
で、第1のアーム7aに支持されたヘツド10と
セパレータ4及びフロツピー媒体3とは第3図a
に見るような関係を維持する。
このような関係は、第3のアーム7cと収納位
置にある収納パレツト6a(又は6b,6c,6
d)の位置とにあつても同様である。
一方、フロツピー検査ユニツト5のスピンドル
5aの位置は、さらに上側に位置し、ストツパ1
4があるので、第2のアーム7bは、さらに降下
し、アーム7bの爪17が作用し、やがて、その
コレツト10cがスピンドル5aから所定の距離
離れた位置へと来ると、そのヘツド部10bの先
端部Fが負圧から大気圧にされて吸着状態にある
フロツピー媒体3が離脱され、スピンドル5a上
へと落下する。なお、このとき第2のアーム7b
のヘツド部10aは負圧のまま維持され、セパレ
ータ4は、保持されたままとなつている。
その結果、吸着状態にあつたアーム7bのフロ
ツピー媒体3のみがそのヘツド10から離脱され
て、その後のアーム7bにおけるヘツド10のコ
レツト10cの降下により、スピンドル5aとコ
レツト10c及びヘツド部10bの先端部Fとの
間で検査されるべきフロツピー媒体3が固定され
る。そしてこの状態で、移送制御機構8によるア
ームユニツト7の降下制御が終了する。そこでフ
ロツピー検査ユニツト5において所定の検査が開
始される。
ここで、フロツピー検査ユニツト5において所
定の検査が終了すると、その終了信号に応じたタ
イミングで、第3のアーム7cのヘツド10のヘ
ツド部10a及びヘツド部10が負圧から大気圧
にされる。そこで吸着状態にあるセパレータ4及
びフロツピー媒体3がともに離脱されることにな
り、セパレータ4とフロツピー媒体3とが収納パ
レツト6a,6b,6c又は6dのうちの収納位
置にセツトされるある1つの収納パレツトに供給
時と同一の上下関係を保つて収納されることにな
る。
また、フロツピー検査ユニツト5において所定
の検査が終了すると、その終了信号に応じて移送
制御機構8が動作して、降下状態にあるアームユ
ニツト7が移送制御機構8により、上昇させられ
て遊嵌状態で支承されている各ヘツド10がやが
て上昇する。そこでアーム7bにおける吸着ヘツ
ド10のコレツト10cが上昇して、ヘツド部1
0bの先端部Fと後部本体Rとが内蔵されたばね
の作用で引上げられて一体化され、ヘツド部10
bの吸着動作が開始する。その結果、スピンドル
5a上にあるフロツピー媒体3が吸着され、第3
図bの状態となる。
なお、このとき、アーム7aの吸着ヘツド10
も同様に第3図bの状態でセパレータ4とフロツ
ピー媒体3とを吸着して保持する。
そして、それぞれのアームの吸着ヘツド10が
供給パレツト2及び収納位置にある収納パレツト
(6a又は6b,6c,6d)の位置のうちの1
つの収納パレツトそしてフロツピー検査ユニツト
5に対して、これらの上端から所定の距離離れた
所定の上昇位置まで来るとこの上昇は停止する。
この状態では、第1アーム7aと第2のアーム
7bのヘツド10は、セパレータ4とフロツピー
媒体3とを上下関係に保持した状態にあつて、第
3のアーム7cのヘツド10は、セパレータ4と
フロツピー媒体3とを保持していない状態にあ
る。
ここで、アームユニツト7は、移送制御機構8
により、120度回転する。そこで第1のアーム7
aが第2のアーム7bの位置へ、第2のアーム7
bが第3のアーム7cの位置へ、そして第3のア
ーム7cが第1のアーム7aの位置へとそれぞれ
移動する。
一方、先の検査結果に応じて、コントロールユ
ニツト11によりスタツカテーブル9が回転制御
されて、4つの収納パレツト6a,6b,6c又
は6dのうちの検査の結果(合格、上面不合格、
下面不合格、両面不合格)に対応する収納パレツ
ト6a,6b,6c又は6dの1つが第2のアー
ム7b(回転前には第3のアーム7cがあつた位
置)ヘツド10に対応する収納位置に位置決めさ
れる。
そして、前記と同様にアームユニツト7が降下
して同様な処理を繰返す。
このようにして1枚づつ、セパレータ4を上に
してセパレータ4とフロツピー媒体3とを上下関
係に保持した状態でともに移送して供給パレツト
2からフロツピー検査ユニツト5へと移送すると
ともに、検査済みフロツピー媒体3とセパレータ
4とを供給時と同様にセパレータ4を上とした上
下関係を保つて、フロツピー検査ユニツト5から
収納パレツトへと移送する。
一方、収納パレツト側では、検査結果に応じ
て、コントロールユニツト11によりスタツカテ
ーブル9が回転制御されで、合格、上面不合格、
下面不合格、両面不合格の検査結果に応じて4つ
の収納パレツト6a,6b,6c又は6dのうち
対応するものが検査済みフロツピー媒体3をセパ
レータ4とともに受入れる。
また、これらに収納されたフロツピー媒体3の
数量と供給パレツト2にある残りのフロツピー媒
体3の数量とは、ともにコントロールユニツト1
1の演算処理部で管理されていて、それぞれ200
枚に達した時点で、供給パレツト2は、空の処理
に入つて、収納パレツト側に移送される。また、
収納パレツト6a,6b,6c又は6dは排出処
理に入る。
以上のようにして、裸のフロツピー媒体が連続
的に検査され、検査結果に応じて同時に仕分けさ
れる。そして検査結果に応じて、それぞれの収納
パレツトが次のパツケージング工程へと転送され
ることになる。
以上説明してきたが、実施例におけるフロツピ
ー検査装置は、120度に配置したアームにより、
セパレータとフロツピー媒体とをセパレータを上
とした上下関係に保持した状態で移送している
が、セパレータは必ずしも必要ではなく、これら
は上下関係でともに保持して移送するものでなく
てもよい。例えば横方向で前後に配置することも
できる。また、アームは、実施例のような120度
に配置したアームに限定されるのではなく、さら
にその保持は、吸着に限定されるものではない。
[発明の効果] 以上の説明から理解できるように、この発明に
あつては、フロツピー媒体を製造する記録媒体製
造工程と、この工程で製造された裸の状態のフロ
ツピー媒体を検査して検査結果に応じて仕分けす
る検査工程と、この仕分けに応じて裸の状態にあ
るフロツピー媒体をジヤケツト又はケース等に収
納する収納工程とを備えるものであるので、ジヤ
ケツトとかケースに収納する以前の裸の状態でフ
ロツピー媒体を検査して、この検査結果に応じて
合格品のみパツケージングすることが可能とな
る。
その結果、フロツピーデイスクの生産に対し、
その処理速度の向上と不合格品を早期に製造工程
より排除ができる利点が生じ、生産性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図aは、この発明を適用した一実施例フロ
ツピーデイスクの製造方法の手順を示す説明図、
第1図bは、その検査工程において裸の状態のフ
ロツピー媒体を連続的に検査するフロツピー記録
媒体検査装置の概要図、第2図a,bはそれぞれ
その収納パレツトとフロツピー記録媒体及びセパ
レータとの関係を説明する図、第3図aは、その
吸着ヘツドの供給パレツト又は収納パレツト上に
配置されているときの断面説明図、第3図bは、
アームが引揚げられたとき又は搬送状態における
セパレータとフロツピー記録媒体とその吸着ヘツ
ドとの関係を説明する図、第3図cは、アームが
降ろされたときのセパレータとフロツピー記録媒
体とその吸着ヘツドとの関係を説明する図、第4
図aから第4図dは、アームに設けられた爪の作
用を説明するための図、第5図は、吸着ヘツドの
正面図である。 1はハンドリングユニツト、2は供給パレツ
ト、3はフロツピー記録媒体、4はセパレータ、
5はフロツピー検査ユニツト、6a,6b,6
c,6dはそれぞれ収納パレツト、7はアームユ
ニツト、7a,7b,7cはそれぞれ第1,第
2,第3のアーム、8は移送制御機構、9はスタ
ツカテーブル、10は吸着ヘツド、10a,10
bはヘド部、18はセパレータを吸着する第1の
面、19はフロツピー記録媒体を吸着する第2の
面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フロツピー記録媒体を製造する記録媒体製造
    工程と、この工程で製造された裸の状態の前記フ
    ロツピー記録媒体を検査して検査結果に応じて仕
    分けする検査工程と、この仕分けに応じて前記裸
    の状態にあるフロツピー記録媒体をジヤケツト又
    はケース等に収納する収納工程とを備えることを
    特徴とするフロツピーデイスクの製造方法。 2 検査工程は、記録媒体製造工程で製造された
    裸の状態のフロツピー記録媒体を積層して配置
    し、吸着ヘツドにより前記積層されたフロツピー
    記録媒体のうち1枚を吸着してピツクアツプする
    工程と、ピツクアツプされた1枚の前記フロツピ
    ー記録媒体を検査する工程と、この工程の検査結
    果に応じて検査が終了した前記フロツピー記録媒
    体を積層状態にして仕分けする工程とを有するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のフロ
    ツピーデイスクの製造方法。
JP851685A 1985-01-22 1985-01-22 フロツピ−デイスクの製造方法 Granted JPS61180989A (ja)

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JPH0458087A (ja) * 1990-06-25 1992-02-25 Michihiro Kawasaki 正逆方向可変吐出量ポンプ及び可変速流体モータ

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