JPH056204Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH056204Y2 JPH056204Y2 JP28286U JP28286U JPH056204Y2 JP H056204 Y2 JPH056204 Y2 JP H056204Y2 JP 28286 U JP28286 U JP 28286U JP 28286 U JP28286 U JP 28286U JP H056204 Y2 JPH056204 Y2 JP H056204Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bumper
- fender panel
- side protection
- protection molding
- molding
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 59
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 20
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 3
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、例えば自動車等の車体前方下部も
しくは車体後方下部に取付けられるバンパであつ
て、特に車体側面のフエンダパネルまで廻り込ん
だバンパ構造に関するものである。
しくは車体後方下部に取付けられるバンパであつ
て、特に車体側面のフエンダパネルまで廻り込ん
だバンパ構造に関するものである。
従来、自動車等の車体前方下部もしくは車体後
方下部には車体側面までの廻り込むように構成さ
れたバンパが取付けられている車両があり、例え
ば車体前方下部に取付けられるバンパ構造として
は第6図及び第7図に示すように、車体側面を形
成するフエンダパネル1まで廻り込んでこのフエ
ンダパネル1を覆うようにバンパ20が配設され
て取付けられており、第6図に示すようにフエン
ダパネル1まで廻り込むバンパ20がフエンダパ
ネル1後端のホイールアーチ部5まで一体成形さ
れる構成、及び第7図に示すようにフエンダパネ
ル1まで廻り込むバンパ20が途中で分割されて
取付けられる構成等がある。そして第4図に示す
ように、前記バンパ20の上端210は前記フエ
ンダパネル1に向けて折れ曲がる折曲部30が形
成されており、バンパ20(特に上端210近
傍)の変形を防止するため前記折曲部30により
バンパ20(上端210)の剛性を高めるよう構
成されているとともに、バンパ取付時において前
記バンパ20の上端210に折り曲げ形成した折
曲部30の自由端310が前記フエンダパネル1
に接触してこのフエンダパネル1の塗装剥れ等が
生じないようにすることとバンパ20の熱もしく
は温度等による変形を許容するため前記バンパ2
0の上端210の折曲部30の自由端310と前
記フエンダパネル1との間には適当な間隔60を
設けて取付けられている。また前記バンパ20の
上端210に折り曲げ形成した折曲部30によ
り、バンパ20(上端210)が前記フエンダパ
ネル1から車外方向に突出することになり、この
突出量(即ちバンパ20とフエンダパネル1との
段差70)を少なくするため、例えば第5図に示
すように、バンパ20の上端210の折曲部30
に対向するフエンダパネル1に凹み部11を形成
し、フエンダパネル1に形成のこの凹み部11に
前記バンパ20の上端210の折曲部30を配設
する構成もあるが、この第5図においても前記バ
ンパ20の上端210の折曲部30の自由端31
0と前記フエンダパネル1の凹み部11との間に
適当な間隙60が設けられているものである。
方下部には車体側面までの廻り込むように構成さ
れたバンパが取付けられている車両があり、例え
ば車体前方下部に取付けられるバンパ構造として
は第6図及び第7図に示すように、車体側面を形
成するフエンダパネル1まで廻り込んでこのフエ
ンダパネル1を覆うようにバンパ20が配設され
て取付けられており、第6図に示すようにフエン
ダパネル1まで廻り込むバンパ20がフエンダパ
ネル1後端のホイールアーチ部5まで一体成形さ
れる構成、及び第7図に示すようにフエンダパネ
ル1まで廻り込むバンパ20が途中で分割されて
取付けられる構成等がある。そして第4図に示す
ように、前記バンパ20の上端210は前記フエ
ンダパネル1に向けて折れ曲がる折曲部30が形
成されており、バンパ20(特に上端210近
傍)の変形を防止するため前記折曲部30により
バンパ20(上端210)の剛性を高めるよう構
成されているとともに、バンパ取付時において前
記バンパ20の上端210に折り曲げ形成した折
曲部30の自由端310が前記フエンダパネル1
に接触してこのフエンダパネル1の塗装剥れ等が
生じないようにすることとバンパ20の熱もしく
は温度等による変形を許容するため前記バンパ2
0の上端210の折曲部30の自由端310と前
記フエンダパネル1との間には適当な間隔60を
設けて取付けられている。また前記バンパ20の
上端210に折り曲げ形成した折曲部30によ
り、バンパ20(上端210)が前記フエンダパ
ネル1から車外方向に突出することになり、この
突出量(即ちバンパ20とフエンダパネル1との
段差70)を少なくするため、例えば第5図に示
すように、バンパ20の上端210の折曲部30
に対向するフエンダパネル1に凹み部11を形成
し、フエンダパネル1に形成のこの凹み部11に
前記バンパ20の上端210の折曲部30を配設
する構成もあるが、この第5図においても前記バ
ンパ20の上端210の折曲部30の自由端31
0と前記フエンダパネル1の凹み部11との間に
適当な間隙60が設けられているものである。
しかし第4図及び第5図に示すバンパ構造の場
合、いずれもバンパ20の変形を防止するべく剛
性を高めるためにバンパ20の上端210に折り
曲げ形成される折曲部30は最低でも10mm程度は
必要であり、この折曲部30を小さくする(もし
くは無くす)ことはできないため、フエンダパネ
ル1から前記バンパ20の上端210の折曲部3
0が突出して取付けられることにより、バンパ2
0の上端210(折曲部30)とフエンダパネル
1との間には大きな段差70が形成されてフエン
ダパネル1とバンパ20(上端210)とを滑ら
かに結ぶことはできず、見栄えが低下するととも
に、フエンダパネル1の塗装剥れ防止及びバンパ
20の変形許容のためバンパ20の上端210の
折曲部30の自由端310とフエンダパネル1と
の間に設けられる間隙60も必ず必要であつて無
くすことはできず、この間隙60により見栄えが
低下してバンパ20(上端210)近傍の外観見
栄えが低下するという不具合が生じるものであ
る。
合、いずれもバンパ20の変形を防止するべく剛
性を高めるためにバンパ20の上端210に折り
曲げ形成される折曲部30は最低でも10mm程度は
必要であり、この折曲部30を小さくする(もし
くは無くす)ことはできないため、フエンダパネ
ル1から前記バンパ20の上端210の折曲部3
0が突出して取付けられることにより、バンパ2
0の上端210(折曲部30)とフエンダパネル
1との間には大きな段差70が形成されてフエン
ダパネル1とバンパ20(上端210)とを滑ら
かに結ぶことはできず、見栄えが低下するととも
に、フエンダパネル1の塗装剥れ防止及びバンパ
20の変形許容のためバンパ20の上端210の
折曲部30の自由端310とフエンダパネル1と
の間に設けられる間隙60も必ず必要であつて無
くすことはできず、この間隙60により見栄えが
低下してバンパ20(上端210)近傍の外観見
栄えが低下するという不具合が生じるものであ
る。
また、第5図に示すようにフエンダパネル1に
形成した凹み部11にバンパ20の上端210の
折曲部30を配設して、この折曲部30によるバ
ンパ20(上端210)のフエンダパネル1から
の突出量を小さくするような構成もあるが、フエ
ンダパネル1の成形上、前記バンパ20の上端2
10の折曲部30を全て収納するような凹み部1
1を形成することはできず、バンパ20(上端2
10)はフエンダパネル1から突出して取付けら
れることになり前述した不具合が生じるものであ
る。
形成した凹み部11にバンパ20の上端210の
折曲部30を配設して、この折曲部30によるバ
ンパ20(上端210)のフエンダパネル1から
の突出量を小さくするような構成もあるが、フエ
ンダパネル1の成形上、前記バンパ20の上端2
10の折曲部30を全て収納するような凹み部1
1を形成することはできず、バンパ20(上端2
10)はフエンダパネル1から突出して取付けら
れることになり前述した不具合が生じるものであ
る。
そこでこの考案の目的は、バンパ上端の折曲部
の自由端とフエンダパネルとの間の間隙を見えな
くするとともに、前記バンパ上部とフエンダパネ
ルとの間の間隙をなくし、かつ前記バンパ上部と
フエンダパネルとの段差を極めて小さくしてフエ
ンダパネルとバンパとを滑らかに結ぶことによ
り、フエンダパネル(車体)とバンパとの一体感
を出し見栄えを向上することである。
の自由端とフエンダパネルとの間の間隙を見えな
くするとともに、前記バンパ上部とフエンダパネ
ルとの間の間隙をなくし、かつ前記バンパ上部と
フエンダパネルとの段差を極めて小さくしてフエ
ンダパネルとバンパとを滑らかに結ぶことによ
り、フエンダパネル(車体)とバンパとの一体感
を出し見栄えを向上することである。
そのためこの考案は上述の問題点を、サイドプ
ロテクトモールの肉圧をその上端に向けて薄く徐
変させたサイドプロテクトモールの下端を、バン
パ上端に折り曲げ形成した折曲部に当接させると
ともにサイドプロテクトモールの上端をフエンダ
パネルに密着するよう配設してこのフエンダパネ
ルに取付けることにより、解決しようとするもの
である。
ロテクトモールの肉圧をその上端に向けて薄く徐
変させたサイドプロテクトモールの下端を、バン
パ上端に折り曲げ形成した折曲部に当接させると
ともにサイドプロテクトモールの上端をフエンダ
パネルに密着するよう配設してこのフエンダパネ
ルに取付けることにより、解決しようとするもの
である。
さらに詳しくは第1図の符号を付して説明する
と、車体側面のフエンダパネル1まで廻り込んで
このフエンダパネル1を覆うよう配設されるバン
パ2であつて、このバンパ2の上端21は前記フ
エンダパネル1に向けて折れ曲がる折曲部3が形
成されて成るバンパ構造において、バンパ上端2
1に折り曲げ形成した前記折曲部3に当接するよ
うサイドプロテクトモール4を配設して前記フエ
ンダパネル1に取付けるとともに、このサイドプ
ロテクトモール4はその上端41に向けて肉圧を
薄く徐変させ、かつサイドプロテクトモール4の
上端41を前記フエンダパネル1に密着させるよ
う構成したものである。
と、車体側面のフエンダパネル1まで廻り込んで
このフエンダパネル1を覆うよう配設されるバン
パ2であつて、このバンパ2の上端21は前記フ
エンダパネル1に向けて折れ曲がる折曲部3が形
成されて成るバンパ構造において、バンパ上端2
1に折り曲げ形成した前記折曲部3に当接するよ
うサイドプロテクトモール4を配設して前記フエ
ンダパネル1に取付けるとともに、このサイドプ
ロテクトモール4はその上端41に向けて肉圧を
薄く徐変させ、かつサイドプロテクトモール4の
上端41を前記フエンダパネル1に密着させるよ
う構成したものである。
上述の手段によれば、バンパ2の上端21に折
り曲げ形成した折曲部3に当接するようにしてサ
イドプロテクトモール4をフエンダパネル1に取
付け、このサイドプロテクトモール4はその上端
41に向けて肉圧を薄く徐変させ、かつサイドプ
ロテクトモール4の上端41を前記フエンダパネ
ル1に密着させるよう構成したことにより、バン
パ2の上端21の折曲部3の自由端31とフエン
ダパネル1との間の間隙6はサイドプロテクトモ
ール4で覆われるため車外から見えることはな
く、また前記バンパ2の上端21の折曲部3に当
接して取付けられるサイドプロテクトモール4は
その上端41に向けて薄く徐変されており、この
上端41とフエンダパネル1との段差7は極めて
小さくできるためフエンダパネル1からサイドプ
ロテクトモール4及びバンパ2にかけて滑らかに
結ぶことができるとともに、サイドプロテクトモ
ール4の上端41とフエンダパネル1との間は間
隙を設けることなく、密着させることができるた
め、フエンダパネル1(車体)とサイドプロテク
トモール4及びバンパ2との一体感を得ることが
でき、その見栄えを向上することができる。
り曲げ形成した折曲部3に当接するようにしてサ
イドプロテクトモール4をフエンダパネル1に取
付け、このサイドプロテクトモール4はその上端
41に向けて肉圧を薄く徐変させ、かつサイドプ
ロテクトモール4の上端41を前記フエンダパネ
ル1に密着させるよう構成したことにより、バン
パ2の上端21の折曲部3の自由端31とフエン
ダパネル1との間の間隙6はサイドプロテクトモ
ール4で覆われるため車外から見えることはな
く、また前記バンパ2の上端21の折曲部3に当
接して取付けられるサイドプロテクトモール4は
その上端41に向けて薄く徐変されており、この
上端41とフエンダパネル1との段差7は極めて
小さくできるためフエンダパネル1からサイドプ
ロテクトモール4及びバンパ2にかけて滑らかに
結ぶことができるとともに、サイドプロテクトモ
ール4の上端41とフエンダパネル1との間は間
隙を設けることなく、密着させることができるた
め、フエンダパネル1(車体)とサイドプロテク
トモール4及びバンパ2との一体感を得ることが
でき、その見栄えを向上することができる。
以下、添付図面に基づいてこの考案の実施例を
説明する。
説明する。
第1図から第3図までの図面はこの考案の実施
例を示しており、例えば車体前方下部に取付けら
れるフロントバンパの場合には第3図に示すよう
に、車体側面を形成するフエンダパネル1からホ
イールアーチ部5まで廻り込んで、前記フエンダ
パネル1を覆うようにバンパ2が配設されて取付
けられており、第1図及び第2図に示すようにこ
のバンパ2の上端21は前記フエンダパネル1に
向けて折れ曲がる折曲部3が形成されるととも
に、この折曲部3の自由端31と前記フエンダパ
ネル1との間には適当な間隙6が設けられてい
る。
例を示しており、例えば車体前方下部に取付けら
れるフロントバンパの場合には第3図に示すよう
に、車体側面を形成するフエンダパネル1からホ
イールアーチ部5まで廻り込んで、前記フエンダ
パネル1を覆うようにバンパ2が配設されて取付
けられており、第1図及び第2図に示すようにこ
のバンパ2の上端21は前記フエンダパネル1に
向けて折れ曲がる折曲部3が形成されるととも
に、この折曲部3の自由端31と前記フエンダパ
ネル1との間には適当な間隙6が設けられてい
る。
このように構成されたバンパ構造であつて、第
1図及び第3図に示すように、バンパ2の上端2
1に折曲げ形成した折曲部3のフエンダパネル1
からの突出量と略同一の肉厚を有するサイドプロ
テクトモール4の下端42を前記バンパ2の上端
21の折曲部3に当接させるとともに、前記サイ
ドプロテクトモール4はその下端42から上端4
1に向けて肉厚が徐々に薄く徐変するよう成形
し、かつ徐変して肉厚の薄いサイドプロテクトモ
ール4の上端41を前記フエンダパネル1に密着
するよう配設して、第1図に示すようにこのサイ
ドプロテクトモール4をその略全巾にわたり接着
剤8により前記フエンダパネル1に取付けるよう
構成したものである。
1図及び第3図に示すように、バンパ2の上端2
1に折曲げ形成した折曲部3のフエンダパネル1
からの突出量と略同一の肉厚を有するサイドプロ
テクトモール4の下端42を前記バンパ2の上端
21の折曲部3に当接させるとともに、前記サイ
ドプロテクトモール4はその下端42から上端4
1に向けて肉厚が徐々に薄く徐変するよう成形
し、かつ徐変して肉厚の薄いサイドプロテクトモ
ール4の上端41を前記フエンダパネル1に密着
するよう配設して、第1図に示すようにこのサイ
ドプロテクトモール4をその略全巾にわたり接着
剤8により前記フエンダパネル1に取付けるよう
構成したものである。
即ち、第3図に示すように車体側部のフエンダ
パネル1からホイールアーチ部5まで廻り込むバ
ンパ2にこのバンパ2の上部21から地面側に間
隔をおいて形成される外観意匠上の折れ線(一般
にはレリーフラインと称される)9を境にして下
部をバンパ2で形成し上部をサイドプロテクトモ
ール4で形成することにより、バンパ2とサイド
プロテクトモール4により第6図に示す従来技術
に相当する通常のバンパ形状を構成するものであ
つて、具体的には前記バンパ2に形成される折れ
線(レリーフライン)9をバンパ2の上端21と
し、このバンパ2の上端21(即ち前記折れ線9
に沿つて)に折曲部3を形成し、前記折れ線(レ
リーフライン)9の間隔と同一寸法の幅を有する
サイドプロテクトモール4をホイールアーチ部5
まで配設したものであり、このサイドプロテクト
モール4の配設方法は前述したように(第1図に
示すように)、サイドプロテクトモール4の下端
42を前記バンパ2の折れ線(レリーフライン)
9に沿つて形成さ6た折曲部3に当接させるとと
もに、肉厚を薄く徐変させてサイドプロテクトモ
ール4の上端41を前記フエンダパネル1に密着
するよう配設しして接着剤4によりフエンダパネ
ル1に取付けるものである。したがつて車体側部
のフエンダパネル1からホイールアーチ部5まで
廻り込むバンパ2における上部21から折れ線
(レリーフライン)9までの間はサイドプロテク
トモール4を配設してバンパ2と一体化するよう
構成できるものである。
パネル1からホイールアーチ部5まで廻り込むバ
ンパ2にこのバンパ2の上部21から地面側に間
隔をおいて形成される外観意匠上の折れ線(一般
にはレリーフラインと称される)9を境にして下
部をバンパ2で形成し上部をサイドプロテクトモ
ール4で形成することにより、バンパ2とサイド
プロテクトモール4により第6図に示す従来技術
に相当する通常のバンパ形状を構成するものであ
つて、具体的には前記バンパ2に形成される折れ
線(レリーフライン)9をバンパ2の上端21と
し、このバンパ2の上端21(即ち前記折れ線9
に沿つて)に折曲部3を形成し、前記折れ線(レ
リーフライン)9の間隔と同一寸法の幅を有する
サイドプロテクトモール4をホイールアーチ部5
まで配設したものであり、このサイドプロテクト
モール4の配設方法は前述したように(第1図に
示すように)、サイドプロテクトモール4の下端
42を前記バンパ2の折れ線(レリーフライン)
9に沿つて形成さ6た折曲部3に当接させるとと
もに、肉厚を薄く徐変させてサイドプロテクトモ
ール4の上端41を前記フエンダパネル1に密着
するよう配設しして接着剤4によりフエンダパネ
ル1に取付けるものである。したがつて車体側部
のフエンダパネル1からホイールアーチ部5まで
廻り込むバンパ2における上部21から折れ線
(レリーフライン)9までの間はサイドプロテク
トモール4を配設してバンパ2と一体化するよう
構成できるものである。
而して、バンパ2の上端21の折曲部3にサイ
ドプロテクトモール4の下端42を当接させて配
設、取付けされることにより、前記バンパ2の上
端21の折曲部3の自由端31とフエンダパネル
1との間の間隙6は前記サイドプロテクトモール
4(下端42)で覆われるため、車外から前記間
隙6が見えることは全くなく見栄えが低下するこ
とは全くないとともに、バンパ2の上端21の折
曲部3及び間隙6はサイドプロテクトモール4の
下部において通常通り形成されているため、バン
パ2の上端21の剛性向上及び前記折曲部3によ
るフエンダパネル1への塗装剥がれの防止ならび
にバンパ2の熱、温度等による変形を許容するた
めの機能は何ら損なわれることはないものであ
る。また、バンパ2の上端21の折曲部3に当接
して配設し、取付けられるサイドプロテクトモー
ル4は、バンパ1に形成の折れ線(レリーフライ
ン)9の間隙と同一寸法の幅で、前記バンパ2の
上端21の折曲部3のフエンダパネル1からの突
出量と略同一の肉厚に形成された前記サイドプロ
テクトモール4の下端42から上端41に向けて
肉厚を徐々に薄くするよう徐変して形成すること
により、前記サイドプロテクトモール4の上端4
1とフエンダパネル1との段差7を極めて小さく
することができ、フエンダパネル1からサイドプ
ロテクトモール4及びバンパ2にかけて滑らかに
結ぶことができるため、フエンダパネル1(車
体)とサイドプロテクトモール4を介してバンパ
2との一体感を得るとができ、見栄えが大巾に向
上するものである。さらに、サイドプロテクトモ
ール4は略全幅にわたり接着剤8によりフエンダ
パネル1に取付けることができ、サイドプロテク
トモール4の上端41はフエンダパネル1に密着
するよう取付けられるため、サイドプロテクトモ
ール4の上端41とフエンダパネル1との間に間
隙を設けることは全くなくため、やはり見栄えが
向上するものである。
ドプロテクトモール4の下端42を当接させて配
設、取付けされることにより、前記バンパ2の上
端21の折曲部3の自由端31とフエンダパネル
1との間の間隙6は前記サイドプロテクトモール
4(下端42)で覆われるため、車外から前記間
隙6が見えることは全くなく見栄えが低下するこ
とは全くないとともに、バンパ2の上端21の折
曲部3及び間隙6はサイドプロテクトモール4の
下部において通常通り形成されているため、バン
パ2の上端21の剛性向上及び前記折曲部3によ
るフエンダパネル1への塗装剥がれの防止ならび
にバンパ2の熱、温度等による変形を許容するた
めの機能は何ら損なわれることはないものであ
る。また、バンパ2の上端21の折曲部3に当接
して配設し、取付けられるサイドプロテクトモー
ル4は、バンパ1に形成の折れ線(レリーフライ
ン)9の間隙と同一寸法の幅で、前記バンパ2の
上端21の折曲部3のフエンダパネル1からの突
出量と略同一の肉厚に形成された前記サイドプロ
テクトモール4の下端42から上端41に向けて
肉厚を徐々に薄くするよう徐変して形成すること
により、前記サイドプロテクトモール4の上端4
1とフエンダパネル1との段差7を極めて小さく
することができ、フエンダパネル1からサイドプ
ロテクトモール4及びバンパ2にかけて滑らかに
結ぶことができるため、フエンダパネル1(車
体)とサイドプロテクトモール4を介してバンパ
2との一体感を得るとができ、見栄えが大巾に向
上するものである。さらに、サイドプロテクトモ
ール4は略全幅にわたり接着剤8によりフエンダ
パネル1に取付けることができ、サイドプロテク
トモール4の上端41はフエンダパネル1に密着
するよう取付けられるため、サイドプロテクトモ
ール4の上端41とフエンダパネル1との間に間
隙を設けることは全くなくため、やはり見栄えが
向上するものである。
さらにまた、サイドプロテクトモール4の表面
はバンパ2と同色に塗装できるとともに、サイド
プロテクトモール4(下端42)とバンパ2(上
端21の折曲部3)との当接部位(即ち合わせ部
位)はバンパ2に形成された折れ線(レリーフラ
イン)9と連続して合致させることにより、目立
たなくなるため、サイドプロテクトモール4とバ
ンパ2との一体感も十分に得ることができるもの
である。
はバンパ2と同色に塗装できるとともに、サイド
プロテクトモール4(下端42)とバンパ2(上
端21の折曲部3)との当接部位(即ち合わせ部
位)はバンパ2に形成された折れ線(レリーフラ
イン)9と連続して合致させることにより、目立
たなくなるため、サイドプロテクトモール4とバ
ンパ2との一体感も十分に得ることができるもの
である。
次に第2図に示す実施例はサイドプロテクトモ
ール4のフエンダパネル1への取付け方法の他の
実施例を示しており、この第2図に示す実施例で
は、サイドプロテクトモール4にインサート10
を挿入し、このインサート10に固着されたボル
ト11a及びナツト11b等の所謂締結部材11
によりサイドプロテクトモール4をフエンダパネ
ル1に取付けるよう構成したものであつて、前述
の第1図に示す接着剤8による取付けの場合と全
く同様の機能(作用効果)を得ることができると
ともに、特にこの第2図の実施例では、インサー
ト10をサイドプロテクトモール4の上端41近
傍まで挿入することにより、サイドプロテクトモ
ール4の特に上端41(端末)の浮き上がり等を
確実に防止することができるものである。
ール4のフエンダパネル1への取付け方法の他の
実施例を示しており、この第2図に示す実施例で
は、サイドプロテクトモール4にインサート10
を挿入し、このインサート10に固着されたボル
ト11a及びナツト11b等の所謂締結部材11
によりサイドプロテクトモール4をフエンダパネ
ル1に取付けるよう構成したものであつて、前述
の第1図に示す接着剤8による取付けの場合と全
く同様の機能(作用効果)を得ることができると
ともに、特にこの第2図の実施例では、インサー
ト10をサイドプロテクトモール4の上端41近
傍まで挿入することにより、サイドプロテクトモ
ール4の特に上端41(端末)の浮き上がり等を
確実に防止することができるものである。
尚、この第2図の図中の符号において第1図と
同一符号は同一部分(名称)を示すものであるた
め、説明は省略する。
同一符号は同一部分(名称)を示すものであるた
め、説明は省略する。
ここで、以上の実施例においては車体前方下部
に取付けられるフロントバンパについて説明した
が、車体後方下部に取付けられるリヤバンパにも
適用でき得るものである。
に取付けられるフロントバンパについて説明した
が、車体後方下部に取付けられるリヤバンパにも
適用でき得るものである。
この考案は上述のように、バンパ上端に折り曲
げ形成した折曲部にサイドプロテクトモールの下
端が当接するようにこのサイドプロテクトモール
を配設してフエンダパネルに取付けるとともに、
前記サイドプロテクトモールは下端から上端に向
けて肉厚を薄く徐変させ、その上端を前記フエン
ダパネルに密着させるよう取付けたものであつ
て、バンパ上部(上端)に当接して取付けたサイ
ドプロテクトモールにより、前記バンパ上端の折
曲部の自由端とフエンダパネルとの間の間隙を見
えなくするとともに、前記バンパ上部のサイドプ
ロテクトモールの上端とフエンダパネルとの間の
間隙をなくし、かつ前記サイドプロテクトモール
の上端とフエンダパネルとの段差を極めて小さく
することができ、フエンダパネルからサイドプロ
テクトモールを介してバンパまでを滑らかに結ぶ
ことができるため、フエンダパネル(車体)とサ
イドプロテクトモールを介してバンパとの一体感
を得ることができ、バンパ近傍の見栄えを大巾に
向上することができる。
げ形成した折曲部にサイドプロテクトモールの下
端が当接するようにこのサイドプロテクトモール
を配設してフエンダパネルに取付けるとともに、
前記サイドプロテクトモールは下端から上端に向
けて肉厚を薄く徐変させ、その上端を前記フエン
ダパネルに密着させるよう取付けたものであつ
て、バンパ上部(上端)に当接して取付けたサイ
ドプロテクトモールにより、前記バンパ上端の折
曲部の自由端とフエンダパネルとの間の間隙を見
えなくするとともに、前記バンパ上部のサイドプ
ロテクトモールの上端とフエンダパネルとの間の
間隙をなくし、かつ前記サイドプロテクトモール
の上端とフエンダパネルとの段差を極めて小さく
することができ、フエンダパネルからサイドプロ
テクトモールを介してバンパまでを滑らかに結ぶ
ことができるため、フエンダパネル(車体)とサ
イドプロテクトモールを介してバンパとの一体感
を得ることができ、バンパ近傍の見栄えを大巾に
向上することができる。
第1図から第3図までの図面はこの考案の実施
例を示しており、第1図は第3図の−線断面
図、第2図はこの考案の他の実施例を示す第1図
相当断面図、第3図は車体前方の概略側面図、第
4図から第7図までの図面は従来例を示してお
り、第4図及び第5図は第1図相当断面図、第6
図及び第7図は第3図相当側面図である。 1……フエンダパネル、2……バンパ、21…
…上端、3……折曲部、4……サイドプロテクト
モール、41……上端。
例を示しており、第1図は第3図の−線断面
図、第2図はこの考案の他の実施例を示す第1図
相当断面図、第3図は車体前方の概略側面図、第
4図から第7図までの図面は従来例を示してお
り、第4図及び第5図は第1図相当断面図、第6
図及び第7図は第3図相当側面図である。 1……フエンダパネル、2……バンパ、21…
…上端、3……折曲部、4……サイドプロテクト
モール、41……上端。
Claims (1)
- 車体側面のフエンダパネルまで廻り込んでこの
フエンダパネルを覆うよう配設されるバンパであ
つて、このバンパの上端は前記フエンダパネルに
向けて折れ曲がる折曲部が形成されて成るバンパ
構造において、バンパ上端に折り曲げ形成した前
記折曲部に当接するようサイドプロテクトモール
を配設して前記フエンダパネルに取付けるととも
に、このサイドプロテクトモールはその上端に向
けて肉圧を薄く徐変させ、かつサイドプロテクト
モールの上端を前記フエンダパネルに密着させる
よう構成したことを特徴とするバンパ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28286U JPH056204Y2 (ja) | 1986-01-06 | 1986-01-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28286U JPH056204Y2 (ja) | 1986-01-06 | 1986-01-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62112641U JPS62112641U (ja) | 1987-07-17 |
JPH056204Y2 true JPH056204Y2 (ja) | 1993-02-17 |
Family
ID=30777110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28286U Expired - Lifetime JPH056204Y2 (ja) | 1986-01-06 | 1986-01-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH056204Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-01-06 JP JP28286U patent/JPH056204Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62112641U (ja) | 1987-07-17 |
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