JPH0560002A - 内燃機関の回転数計測装置 - Google Patents

内燃機関の回転数計測装置

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JPH0560002A
JPH0560002A JP22264891A JP22264891A JPH0560002A JP H0560002 A JPH0560002 A JP H0560002A JP 22264891 A JP22264891 A JP 22264891A JP 22264891 A JP22264891 A JP 22264891A JP H0560002 A JPH0560002 A JP H0560002A
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JP
Japan
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input
value
processing
input terminal
irq
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Pending
Application number
JP22264891A
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English (en)
Inventor
Kenji Matsumoto
謙二 松本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP22264891A priority Critical patent/JPH0560002A/ja
Publication of JPH0560002A publication Critical patent/JPH0560002A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/0097Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents using means for generating speed signals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 内燃機関に使用される回転数計測装置におい
て、回転数計測処理を優先度の低い割り込み処理で行な
うにもかかわらず、正確に回転数を計測することを目的
とする。 【構成】 エンジンの回転を表す信号10をインプット
キャプチャー入力端子11と、それより割り込み優先順
位の低い外部割り込み処理用入力端子12の両方に入力
し、割り込み優先順位の低い割り込み処理の中で、イン
プットキャプチャー入力でレジスタ13にラッチされた
フリーランニングカウンタ14の値を参照して回転数計
測を行なうことにより、レベルの低い割り込みで処理を
行なうにもかかわらず、正確に回転数が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の電子制御装
置におけるデジタル信号処理による内燃機関の回転数計
測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータ(以下MPUと記
す)を用いた内燃機関の電子制御装置に備えられた回転
数計測装置においては、エンジン本体に備えられている
センサから入力される回転数を表す信号の周期をその信
号毎に計測することによって、エンジンの回転数を常に
リアルタイムに計測する。
【0003】従来の回転数計測装置においては、例えば
エンジンの回転数を表す信号をインプットキャプチャー
(ICP)入力端子に接続し、インプットキャプチャー
をトリガとした処理の中でインプットキャプチャーレジ
スタにラッチされたフリーランニングカウンタの値を参
照し、前回値との差分をとることにより信号の周期を計
測し、その結果によって回転数を算出していた。
【0004】図4は従来の回転数計測装置のブロック
図、図5は同じく処理のフローチャート、図6は同じく
動作のタイミングチャートである。
【0005】図4,図5を用いて従来の回転数計測装置
について説明する。図4において、10はエンジンの回
転数を表す信号であり、41はインプットキャプチャー
入力端子であり、エンジンの回転数を表す信号10が入
力される。42はインプットキャプチャーレジスタ、4
3はフリーランニングカウンタである。ここで、エンジ
ンの回転数を表す信号10がインプットキャプチャー入
力端子41に入力されると、MPUのハードウエアによ
りインプットキャプチャー入力端子41における入力の
エッジ(エッジ入力)をトリガ(情報の流れ46)とし
て、フリーランニングカウンタ43の値がインプットキ
ャプチャーレジスタ42にキャプチャー(情報の流れ4
4)される。このときの、インプットキャプチャー入力
端子41のエッジ入力をトリガとしたソフトウエアの処
理(以下ICPの処理と記す)を示したのが図5のフロ
ーチャートである。インプットキャプチャー入力端子4
1にエンジンの回転数を表す信号10のエッジが入力さ
れると、ステップ50が起動され、ステップ51で最優
先で処理を行いたい処理(以下TO処理と記す)の割り
込みを許可する(もともと、TO処理がICP処理より
も割り込み優先順位が高い設定になっている場合はステ
ップ51は不要である)。次にステップ52で、インプ
ットキャプチャー入力端子41のエッジ入力をトリガ4
6としてフリーランニングカウンタ43の値をキャプチ
ャー44したインプットキャプチャーレジスタ42の値
を参照(情報の流れ45)として読み出し、メモリに格
納する(格納した値を以下ICR今回値と記す)。ステ
ップ53では、1回前のインプットキャプチャー入力端
子41へのエッジ入力により起動されたICP処理50
の中で、インプットキャプチャー入力端子41のエッジ
入力をトリガ46としてフリーランニングカウンタ43
の値をキャプチャー44したインプットキャプチャーレ
ジスタ42の値を読み出しメモリに格納した値(以下I
CR前回値と記す)と、ステップ52で読み出したIC
R今回値の差分を算出する。すなわち、“ICR今回値
マイナスICR前回値”を計算し、1回前のインプット
キャプチャー入力端子41へのエッジ入力から、今回の
インプットキャプチャー入力端子41へのエッジ入力ま
での経過時間を算出する。次にステップ54でステップ
53で算出した値を回転数に変換する。すなわち、ステ
ップ53で求めた経過時間は、エッジ間の周期であるの
で、この値を実際に制御で使用する回転数に変換する。
そして、ステップ55でICR今回値をICR前回値と
して格納し直しておく。これは、次回にICP処理の中
でステップ53において“ICR今回値マイナスICR
前回値”を算出するのに使用するICR前回値は、今回
のICP処理におけるICR今回値であるためである。
従来の回転数計測装置では以上の手順で回転数を算出し
ていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、MPU
によっては最優先割り込み順位で行いたい処理(TO処
理)が、インプットキャプチャーをトリガとした処理
(ICP処理)よりも低い割り込み優先順位しか設定で
きないハードウエアになっているものもある。そのよう
なMPUを用いた従来の回転数計測装置では、図5のス
テップ51に示すように、ICP処理のなかでTO処理
の割り込みをソフトウエアで許可する方法をとってい
た。そのため図6において、タイミング61に示すよう
に、ICP処理のオーバーヘッド分だけTO処理が待た
され処理が遅れてしまうという欠点があった。
【0007】上記欠点について詳しく説明する。図6に
示すタイミング60においては、インプットキャプチャ
ー入力端子41へのエッジ入力により起動されるICP
処理を実行している間は、ICP処理より割り込み優先
順位の低いTO処理は実行するタイミングにならないの
で、何の問題も発生しない。一方、タイミング61にお
いては、インプットキャプチャー入力端子41へのエッ
ジ入力により起動されるICP処理を実行している間に
ICP処理より割り込み優先順位は低いが、最優先で処
理を行いたいTO処理を実行するタイミングが発生して
いる。このときは、ICP処理が起動し、その後TO処
理の実行タイミングになっても、TO処理はICP処理
より割り込み優先順位が低いので、ICP処理中のステ
ップ51でTO割り込みを許可するまではTO処理は実
行できず、待たされてしまう。ICP処理中のステップ
51でTO処理の割り込みを許可し、その後TO処理は
実行されるので、実際には本来TO処理を実行したいタ
イミングより、かなり時間的に遅れてTO処理が実行さ
れる場合が発生してしまう。これは、エンジン制御のよ
うにリアルタイム性を強く要求される電子制御装置にお
いては致命的欠陥となる。
【0008】また、TO処理を優先させるために、図7
に示すような別の動作をする従来の回転数計数装置もあ
る。すなわち回転数の周期計測を、TO処理よりも割り
込み優先順位の低い外部割り込み処理(以下IRQ処理
と記す)用の入力端子に入力し、ソフトウエアにおいて
その時点のフリーランニングカウンタの値を読み出し、
前回値と比較することにより周期計測を行う回転数計測
装置である。
【0009】次に、上記別の従来の回転数計測装置につ
いて、図7およびその装置における処理のフローチャー
トを示している図8と同じく動作のタイミングチャート
を示している図9を用いて説明する。図7において、1
0はエンジンの回転数を表す信号であり、71は外部割
り込み処理用入力端子、72はフリーランニングカウン
タである。このときの、外部割り込み処理用入力端子7
1のエッジ入力をトリガとしたソフトウエアの処理(以
下IRQ処理と記す)を示したのが図8に示すフローチ
ャートである。外部割り込み処理用入力端子71にエッ
ジが入力されると、ステップ80が起動され、まずステ
ップ81でその時点のフリーランニングカウンタ72の
値を参照(情報の流れ73)として読み出し、メモリに
格納する(格納した値を以下FRC今回値と記す)。ス
テップ82では、1回前の外部割り込み処理用入力端子
71へのエッジ入力により起動されたIRQ処理80の
中で、フリーランニングカウンタ72を読み出しメモリ
に格納した値(以下FRC前回値と記す)と、ステップ
81で読み出したFRC今回値の差分を算出する。すな
わち、“FRC今回値マイナスFRC前回値”を計算
し、1回前の外部割り込み処理用入力端子71へのエッ
ジ入力から、今回の外部割り込み処理用入力端子71へ
のエッジ入力までの経過時間を算出する。次にステップ
83でステップ82で算出した値を回転数に変換する。
すなわち、ステップ82で求めた経過時間は、エッジ間
の周期であるので、この値を実際に制御で使用する回転
数に変換する。そして、ステップ84で、FRC今回値
をFRC前回値として格納し直しておく。これは、次回
のIRQ処理の中のステップ82において“FRC今回
値マイナスFRC前回値”を算出するのに使用するFR
C前回値は、今回のIRQ処理におけるFRC今回値で
あるためである。
【0010】以上の手順で回転数を算出するが、図9の
タイミングチャートに示すような不具合が生じてしま
う。すなわち、タイミング90においては、外部割り込
み処理用入力端子71へのエッジ入力により起動される
IRQ処理を実行している間はIRQ処理より割り込み
優先順位の高いTO処理は実行されていないので、IR
Q処理は実行され正確な回転数が計測され、問題は発生
しない。一方、タイミング91においては、外部割り込
み処理用入力端子71へのエッジ入力により起動される
IRQ処理を実行しようとするタイミングで、IRQ処
理よりも割り込み優先順位の高いTO処理が実行されて
いるとIRQ処理は待たされてしまう。すなわち、TO
処理実行中に、IRQ処理が実行タイミングになって
も、IRQ処理はTO処理より割り込み優先順位が低い
ので、TO処理が終了するまではIRQ処理は実行でき
ず、待たされてしまう。TO処理が終了し、その後IR
Q処理は実行されるので、実際には本来IRQ処理を実
行したいタイミングより、かなり時間的に遅れて実行さ
れる場合が発生してしまう。このとき、図8のフローチ
ャートに示すように、IRQ処理の中でフリーランニン
グカウンタ72を読み出し、前回FRC値と今回FRC
値の差分より回転数を算出するので、IRQ処理が実行
したいタイミングより時間的に遅れて実際に実行される
と、図8のステップ81で読み出すフリーランニングカ
ウンタ72の値も本来読むべきタイミングより時間的に
遅れて読み出すことになり、その結果算出される“FR
C今回値マイナスFRC前回値”の値も正確な値ではな
くなってしまう。すなわち、計測された回転数があまり
正確でない場合が生じてしまう。これは、エンジン制御
のようにきめ細かい制御を要求される電子制御装置にお
いてはやはり致命的欠陥となる。
【0011】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、エンジンの正確な回転数を求めることがで
きる優れた回転数計測装置を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、エンジンの回転数を表す信号をインプット
キャプチャー入力端子とそれよりも割り込み優先順位の
低い外部割り込み端子の両方に接続し、エンジンの回転
数を算出する処理を割り込み優先順位の低い外部割り込
みをトリガとする処理の中で、インプットキャプチャー
レジスタにラッチされたフリーランニングカウンタの値
を参照して算出することによりエンジンの回転数を計測
するようにしたものである。
【0013】
【作用】したがって本発明によれば、最優先割り込み順
位で行いたい処理が、他の処理により待たされることが
なく、さらに回転数計測はインプットキャプチャーレジ
スタにラッチされたフリーランニングカウンタの値を参
照するので、エンジンの回転数が正確に計測される。
【0014】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すブロック図、
図2は同じく割り込み制御フローチャート、図3は同じ
く動作のタイミングチャートである。
【0015】まず、本実施例の概要を説明する。ソフト
ウエアによりIRQ処理は常時割り込み許可状態として
おき、ICP処理は常時割り込み禁止状態(すなわちI
CP処理は存在しない)としておく。ICP処理は割り
込み禁止となっていても、回転信号が入力された場合に
は、MPUのハードウエアによりインプットキャプチャ
ーレジスタにフリーランニングカウンタの値はラッチさ
れる。図3に示す回転信号30のタイミングでは回転信
号によりIRQ処理が起動され、図2に示す割り込みフ
ローチャートが実行される。この場合、IRQ処理がT
O処理を待たすことなく、さらに回転数計測はインプッ
トキャプチャーレジスタにラッチされたフリーランニン
グカウンタの値を参照するので正確に計測できる。図3
に示す回転信号31のタイミングはTO処理の実行中に
IRQ処理の割り込み要求が発生した場合であるが、T
O処理はIRQ処理より割り込み優先順位が高いのでI
RQ処理の実行状態にかかわらず実行される。TO処理
の実行終了後、IRQ処理が起動され図2に示す割り込
みフローチャートが実行されるが、ステップ21でMP
Uのハードウエアによりインプットキャプチャーレジス
タにラッチされたフリーランニングカウンタの値を使用
するので、計算を実行するタイミングは遅れるが、計算
結果は正確であり、正確な周期計測ができる。
【0016】次に、本実施例について図1,図2および
図3を用いて詳しく説明する。図1において、10はエ
ンジンの回転数を表す信号であり、11はインプットキ
ャプチャー入力端子12は外部割り込み処理用入力端
子、13はインプットキャプチャーレジスタ、14はフ
リーランニングカウンタである。ここで、エンジンの回
転数を表す信号10が入力されると、MPUのハードウ
エアによりインプットキャプチャー入力端子11のエッ
ジ入力をトリガ(情報の流れ17)として、フリーラン
ニングカウンタ14の値がインプットキャプチャーレジ
スタ13にキャプチャー(情報の流れ15)される。こ
のとき、外部割り込み処理用入力端子12のエッジ入力
をトリガとしたソフトウエアの処理(IRQ処理)を示
したのが図2に示すフローチャートである。また、イン
プットキャプチャー入力端子11のエッジ入力をトリガ
としたソフトウエアの処理は行なわない(ICP処理は
存在しない)。図2において、外部割り込み処理用入力
端子12にエッジが入力されると、ステップ20(IR
Q処理)が起動され、ステップ21で、インプットキャ
プチャー入力端子11のエッジ入力をトリガ17として
フリーランニングカウンタ14の値をキャプチャー15
したインプットキャプチャーレジスタ13の値を参照
(情報の流れ16)として読み出し、メモリに格納する
(ICR今回値)。ステップ22では、1回前の外部割
り込み処理用入力端子12へのエッジ入力により起動さ
れたIRQ処理20の中で、インプットキャプチャー入
力端子11のエッジ入力をトリガ17としてフリーラン
ニングカウンタ14の値をキャプチャー15したインプ
ットキャプチャーレジスタ13の値を読み出しメモリに
格納した値(ICR前回値)と、ステップ21で読み出
したICR今回値の差分を算出する。すなわち、“IC
R今回値マイナスICR前回値”を計算し、1回前のイ
ンプットキャプチャー入力端子11へのエッジ入力か
ら、今回のインプットキャプチャー入力端子11へのエ
ッジ入力までの経過時間を算出する。次にステップ23
でステップ22で算出した値を回転数に変換する。すな
わち、ステップ22で求めた経過時間は、エッジ間の周
期であるので、この値を実際に制御で使用する回転数に
変換する。そして、ステップ24で、ICR今回値をI
CR前回値として格納し直しておく。これは、次回にI
RQ処理の中でステップ22において“ICR今回値マ
イナスICR前回値”を算出するのに使用するICR前
回値は、今回のIRQ処理におけるICR今回値である
ためである。以上の手順で回転数を算出する。すなわ
ち、外部割り込み処理用入力端子12へのエッジ入力に
より起動された処理の中で、インプットキャプチャー入
力端子11へ入力されたエッジ間の周期を計測すること
により、回転数を算出している。
【0017】次に図3を用いて動作のタイミングを説明
する。図3において、タイミング30においては、外部
割り込み処理用入力端子12へのエッジ入力により起動
されるIRQ処理を実行している間はIRQ処理より割
り込み優先順位の高いTO処理は実行されていないの
で、IRQ処理は実行され正確な回転数が計測され、問
題は発生しない。一方、タイミング31においては、外
部割り込み処理用入力端子12へのエッジ入力により起
動されるIRQ処理を実行しようとするタイミングで、
IRQ処理よりも割り込み優先順位の高いTO処理が実
行されているとIRQ処理は待たされてしまう。すなわ
ち、TO処理実行中に、IRQ処理が実行タイミングに
なっても、IRQ処理はTO処理より割り込み優先順位
が低いので、TO処理が終了するまではIRQ処理は実
行できず待たされてしまう。TO処理が終了し、その後
IRQ処理は実行されるので、本来IRQ処理を実行し
たいタイミングより、かなり時間的に遅れて実際に実行
される場合が発生してしまう。しかし、図2をフローチ
ャートに示したように、IRQ処理の中でインプットキ
ャプチャー入力端子11のエッジ入力をトリガ17とし
て、フリーランニングカウンタ14の値がインプットキ
ャプチャーレジスタ13にキャプチャー(情報の流れ1
5)された値を読み出しているので、IRQ処理の実行
タイミングが遅れたとしても、インプットキャプチャー
レジスタ13にキャプチャーされている値は、正確なイ
ンプットキャプチャー入力端子11のエッジ入力の時刻
を示す。そのため、前回ICR値と今回IRC値の差分
より算出した回転数は正確な値となる。
【0018】以上説明したように本発明によれば、最優
先で実行したいTO処理は他の処理により待たされるこ
となく最優先で実行することができ、TO処理よりも割
り込み優先順位の低いIRQ処理のなかで回転数計測を
実行するにも関わらず、正確な回転数を計測することが
可能になる。
【0019】
【発明の効果】本発明は上記実施例より明らかなよう
に、最優先割り込み順位で行いたい処理が、インプット
キャプチャーをトリガとした処理よりも低い割り込み優
先順位しか設定できないハードウエアになっているMP
Uを用いた回転数計測装置において、エンジンの回転数
を表す信号をインプットキャプチャー入力端子と、それ
より割り込み優先順位の低い外部割り込み端子の両方に
接続し、エンジンの回転数を算出する処理を割り込み優
先順位の低い外部割り込みをトリガとする処理のなか
で、インプットキャプチャーレジスタにラッチされたフ
リーランニングカウンタの値を参照し算出するので、最
優先割り込み順位で行いたい処理が、他の処理により待
たされることがなく、さらに回転数計測はインプットキ
ャプチャーレジスタにラッチされたフリーランニングカ
ウンタの値を参照するので、回転数を正確に計測できる
優れた回転数計測装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における回転数計測装置のブ
ロック図
【図2】外部割り込み処理のフローチャート
【図3】外部割り込み処理と最優先で行う処理のタイミ
ングチャート
【図4】従来の回転数計測装置のブロック図
【図5】同装置における処理のフローチャート
【図6】同装置における動作のタイミングチャート
【図7】従来の別の回転数計測装置のブロック図
【図8】同装置における処理のフローチャート
【図9】同装置における動作のタイミングチャート
【符号の説明】
10 エンジンの回転数を表す信号 11 インプットキャプチャー入力端子 12 外部割り込み処理用入力端子 13 インプットキャプチャーレジスタ 14 フリーランニングカウンタ 15 キャプチャー(情報の流れ) 16 参照(情報の流れ) 17 トリガ(情報の流れ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロコンピュータを用いた内燃機関
    の電子制御装置において、エンジンの回転数を表す信号
    を前記マイクロコンピュータのインプットキャプチャー
    入力端子とそれより割り込み優先順位の低い外部割り込
    み処理用入力端子の両方に入力し、割り込み優先順位の
    低い外部割り込みをトリガとする処理の中でインプット
    キャプチャーレジスタにラッチされたフリーランニング
    カウンタの値を参照してエンジンの回転数を算出する処
    理を行う内燃機関の回転数計測装置。
JP22264891A 1991-09-03 1991-09-03 内燃機関の回転数計測装置 Pending JPH0560002A (ja)

Priority Applications (1)

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JP22264891A JPH0560002A (ja) 1991-09-03 1991-09-03 内燃機関の回転数計測装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP22264891A JPH0560002A (ja) 1991-09-03 1991-09-03 内燃機関の回転数計測装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0560002A true JPH0560002A (ja) 1993-03-09

Family

ID=16785748

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JP22264891A Pending JPH0560002A (ja) 1991-09-03 1991-09-03 内燃機関の回転数計測装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012163044A (ja) * 2011-02-07 2012-08-30 Shindengen Electric Mfg Co Ltd パルス信号検出方法、パルス信号検出回路、内燃機関の点火装置およびプログラム
TWI409385B (zh) * 2009-08-05 2013-09-21 Mitsui Shipbuilding Eng A reciprocating engine swivel number calculating device and a reciprocating engine control device

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JPH03197870A (ja) * 1989-12-06 1991-08-29 Nippondenso Co Ltd 回転速度検出装置

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