JPH05177567A - ロボット制御装置 - Google Patents

ロボット制御装置

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Publication number
JPH05177567A
JPH05177567A JP10392A JP10392A JPH05177567A JP H05177567 A JPH05177567 A JP H05177567A JP 10392 A JP10392 A JP 10392A JP 10392 A JP10392 A JP 10392A JP H05177567 A JPH05177567 A JP H05177567A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
interrupt
processing
speed
interrupt processing
Prior art date
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Pending
Application number
JP10392A
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English (en)
Inventor
Masateru Yasuhara
正輝 安原
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、インタラプトの遅れにかか
わらず、正確な速度を求めることができるロボット制御
装置を提案することにある。 【構成】 割り込みによって一定時間ごとに割り込み処
理行う制御装置において、一定の時間に割り込み処理を
行えなかった場合に、処理に遅延要素を反映させること
を特徴とする。特に、割り込み処理で位置情報を読み出
し、前回の位置情報との差を求めることにより現在速度
を算出し、速度制御を行うロボツト制御装置において、
割り込み処理を行う時刻を記録する時刻記録手段と、一
定の時間に割り込み処理を行えなかった場合に、記録さ
れた時間幅と時間補正された位置情報とから前記現在速
度を算出する速度算出手段とを備えることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロボット制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のロボット制御装置は、マイクロプ
ロセッサーを一定時間ごとに割り込み処理するように構
成し、一定時間ごとに位置カウンタを読み出して、前回
のカウンタの値との差を求めることにより、現在の速度
を算出しながら速度制御を行っいる。
【0003】
【発明が考案しようとしている課題】しかしながら、こ
の従来のロボット制御装置は、割り込み処理によって一
定時間ごとに位置カウンタの値を読み出しているため、
割り込みが発生した時点でマイクロプロセッサに割り込
みできない、すなわち他のプログラムの実行をおこなっ
ていて、かつ割り込み処理が禁止されている場合には、
割り込み要求は保留され、プログラムが割り込み許可状
態になるまで割り込みプログラムの実行は遅れることに
なる。
【0004】このため、例えば前回の割り込み発生時に
マイクロプロセッサが待たされずにそのまま割り込みで
きた場合で、今回の待たされた場合は、本来一定である
べき一定の割り込み処理周期tが今回のプログラムの実
行の遅れ時間Δtだけ長くなり、前回の割り込みから今
回の割り込みまでの経過時間がt+Δtとなる。このた
め、位置カウンタの読み出しがΔtだけ遅れて、前回の
位置カウンタの値との差分によって求められた現在の速
度は真の速度より大きくなってしまい、正しい速度情報
が得られない欠点があった。本発明は、かかる欠点を解
決するために提案されたものであり、その目的はインタ
ラプトの遅れにかかわらず、正確な速度を求めることが
できるロボット制御装置を提案することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる本発明は、割り込
みによって一定時間ごとに割り込み処理行う制御装置に
おいて、一定の時間に割り込み処理を行えなかった場合
に、処理に遅延要素を反映させることを特徴とする制御
装置によって達成される。また、割り込みによって一定
時間ごとに物理的位置を読み出し、前回の物理的位置と
の差を求めることによって、検出対象の現在速度を算出
する物理的情報検出装置において、一定の時間に割り込
み処理を行えなかった場合に、処理に遅延要素を反映さ
せることを特徴とするロボット制御装置によって達成さ
れる。
【0006】また更に、割り込み処理で位置情報を読み
出し、前回の位置情報との差を求めることにより現在速
度を算出し、速度制御を行うロボツト制御装置におい
て、割り込み処理を行う時刻を記録する時刻記録手段を
備え、一定の時間に割り込み処理を行えなかった場合
に、記録された時間幅と時間補正された位置情報とから
前記現在速度を算出することを特徴とするロボット制御
装置によって達成される。
【0007】より、具体的には、一定周期のクロック信
号をカウントするタイマを設け、割り込み処理を行う際
にそのタイマを読み出し、前回割り込み時のタイマの値
との差分を求めることによって、前回の割り込み処理よ
り今回の割り込み処理にかかっ時間tγを求め、 補正後速度(γc) ={(前回位置カウンタデータ)−(今回位置カウンタ
データ)}×{経過時間(tγ)/割り込み処理周期
(t)} の計算をすることによって、今回の位置カウンタの値と
前回の位置カウンタの値の差分によって求めた速度デー
タを補正し、真の速度データが得られる様にしたもので
ある。
【0008】
【実施例】図1〜図3は本発明の実施例を示し、図1は
本発明の一実施例のロボット制御装置の概念的な構成を
示す構成図、図2はメインプログラムフローチャート、
図3は割り込みプログラムフローチャートである。図1
において、マイクロプロセッサ101はバス151によ
って命令が格納されているROM104、データを格納
するRAM105、割り込みを制御する割り込みコント
ローラ102、位置検出器109の信号をカウントし、
位置データを保持する位置カウンタ106及びクロック
信号をカウントするタイマ107と接続されている。タ
イマ107にはタイマ用発振器108の発生するクロッ
ク信号が接続され、このクロックをタイマ107がカウ
ントしている。割り込みコントローラ102は割り込み
発生用発振器103の発生するクロック信号によって割
り込み要求を発生し、マイクロプロセッサ101に与
え、マイクロプロセッサ101が割り込み処理を実行す
る。
【0009】RAM105にはソフトウエアレジスタと
して、位置カウンタ106のカウント値を保存するレジ
スタ(COUNT)が設けられている。COUNT−1
は、前回割り込み時の位置カウントデータを保存するレ
ジスタを示す。また、計算された速度を保存する速度カ
ウンタVTMPと、割り込み時のタイマデータを保存す
る時刻タイマーTIMを備える。
【0010】次に、動作について説明する。図2におい
て、マイクロプロセッサは初期化処理201を終了する
とメインループに制御を移し、割り込み許可202,処
理A203,処理B204,割り込み禁止205,処理
C206と順次処理を実行し、再び割り込み許可202
のステップへジャンプし、以上一連の動作を繰り返すよ
うにプログラムされている。ここで、図1の割り込み発
生用発振器103がクロック信号を発生すると、割り込
みコントローラ102はこれによって割り込み要求を発
生し、マイクロプロセッサ101に与える。マイクロプ
ロセッサ101は割り込み許可状態であれば、現在実行
中のプログラムを中断し、割り込み処理プログラムに制
御を移す。ここで、図3によって割り込み処理プログラ
ムの動作について説明する。マイクロプロセッサが割り
込み処理を開始すると、ステップS301で位置カウン
タ106のデータを読み出し、RAM105中のカウン
ト記憶部1に保存する。ステップS302でタイマ10
7のデータを読み出し、RAM105に設けられたソフ
トウエアレジスタ(COUNT)である、カウントレジ
スタ(COUNT)1に保存する。なを、ここで、CO
UNT−1は、前回割り込み時の位置カウントデータを
保存するレジスタを示す。
【0011】ステップS303で割り込みの時間間隔を
無視した形で、速度計算を行う。すなわち、前回割り込
み時の位置カウントデータとしてCOUNT−1に保存
されている、1つ前の位置を表すカウント値を現在のカ
ウント値から差し引くことによって速度データを求め、
RAM105に設けられたソフトウエアレジスタである
速度カウンタVTMPに保存する。ステップS304
で、前回割り込み時のタイマデータを保存するTIM−
1の値を今回の割り込み発生時刻を記憶するTIM1よ
り差し引くことによって、経過時間を求め、その値を基
準時間TIMREFで割ることによって補正係数を求
め、この値を速度データVTMPと乗算することによっ
て、補正後の速度データVを求める。ステップS305
では、次回の割り込み処理のためにカウンタデータを変
数COUNT−1にタイマデータを変数TIM−1に保
存しておく。ステップS306では、ステップS304
で求めた速度データVを用いて速度制御処理を行う。そ
して、以上の処理が終了すれば、割り込み発生時に実行
していたプログラムに制御を移し、割り込みプログラム
の動作が終了する。
【0012】
【他の実施例】以上のように、タイマの差分により補正
データを求めてデータの補正を行うわけであるが、この
場合補正対象とするデータは速度データだけでなく、定
期的に割り込み周期に応じて取り込まれるデータであっ
て、その割り込み処理の遅れによるジッタの影響を受け
る他のデータがたとえば、時間的に変化する温度などの
物理量などであっても良いのはもちろんのことである。
尚、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適
用しても、1つの機器から成る装置に適用しても良い。
また、本発明は、システム或は装置にプログラムを供給
することによって達成される場合にも適用できることは
言うまでもない。
【0013】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明は、割り込み
によって、一定時間ごとに、割り込み処理行う制御装置
において、一定の時間に割り込み処理を行えなかっと
き、処理に遅延要素を反映させることを特徴とするの
で、割り込み要求信号の発生に対する実際の割り込み処
理の開始の遅れ時間のバラツキを補正できる。このた
め、例えば速度制御に必要な速度データを計算する場合
においては真の速度情報を得ることができ、良好な速度
制御特性が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のロボット制御装置の概念的
な構成を示す構成図である。
【図2】メインプログラムの手順を示すフローチャート
である。
【図3】割り込みプログラムの手順を示すフローチャー
トである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 割り込みによって一定時間ごとに割り込
    み処理行う制御装置において、 一定の時間に割り込み処理を行えなかった場合に、処理
    に遅延要素を反映させることを特徴とする制御装置。
  2. 【請求項2】 割り込みによって一定時間ごとに物理的
    位置を読み出し、前回の物理的位置との差を求めること
    によって、検出対象の現在速度を算出する物理的情報検
    出装置において、 一定の時間に割り込み処理を行えなかった場合に、処理
    に遅延要素を反映させることを特徴とするロボット制御
    装置。
  3. 【請求項3】 割り込み処理で位置情報を読み出し、前
    回の位置情報との差を求めることにより現在速度を算出
    し、速度制御を行うロボツト制御装置において、 割り込み処理を行う時刻を記録する時刻記録手段と、 一定の時間に割り込み処理を行えなかった場合に、記録
    された時間幅と時間補正された位置情報とから前記現在
    速度を算出する速度算出手段とを備えることを特徴とす
    るロボット制御装置。
  4. 【請求項4】 前記時刻記録手段は、一定周期のクロッ
    ク信号をカウントするタイマを備え、 前記速度算出手段は、割り込み処理を行う際に前記タイ
    マを読み出し、前回割り込み時のタイマの値との差分を
    求めることによって、前回の割り込み処理より今回の割
    り込み処理にかかっ時間tγを求め、 補正後速度(γc) ={(前回位置カウンタデータ)−(今回位置カウンタ
    データ)}×{経過時間(tγ)/割り込み処理周期
    (t)} の計算をすることによって、今回の位置カウンタの値と
    前回の位置カウンタの値の差分によって求めた速度デー
    タを補正し、真の速度データを得ることを特徴とする請
    求項3記載のロボット制御装置。
JP10392A 1992-01-06 1992-01-06 ロボット制御装置 Pending JPH05177567A (ja)

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JP10392A JPH05177567A (ja) 1992-01-06 1992-01-06 ロボット制御装置

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JP10392A Pending JPH05177567A (ja) 1992-01-06 1992-01-06 ロボット制御装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009153900A1 (ja) * 2008-06-19 2009-12-23 株式会社日立産機システム 情報処理装置およびその周期タスク実行方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009153900A1 (ja) * 2008-06-19 2009-12-23 株式会社日立産機システム 情報処理装置およびその周期タスク実行方法
JP2010003030A (ja) * 2008-06-19 2010-01-07 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 情報処理装置およびその周期タスク実行方法

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