JPH09114541A - 割り込み発生時刻確認回路、処理装置 - Google Patents

割り込み発生時刻確認回路、処理装置

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Publication number
JPH09114541A
JPH09114541A JP7268671A JP26867195A JPH09114541A JP H09114541 A JPH09114541 A JP H09114541A JP 7268671 A JP7268671 A JP 7268671A JP 26867195 A JP26867195 A JP 26867195A JP H09114541 A JPH09114541 A JP H09114541A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
interrupt
generation time
interruption
cpu
Prior art date
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Pending
Application number
JP7268671A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Narano
努 奈良野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
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Publication of JPH09114541A publication Critical patent/JPH09114541A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 割り込み発生時刻をCPUで正確に認識す
る。 【解決手段】 割り込み発生時に割り込み制御回路21
から検知信号22が出力され、この信号22の出力時点
からカウンタ24は基準クロックの計数を開始する。C
PU23は、この計数値と基準クロックの周期とから、
割り込み発生時刻よりの経過時間を算出し、これとCP
U23の内部時計から割り込み発生時刻を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、割り込み発生時刻
確認回路とその回路を備えた処理装置に関わり、特にマ
イクロコンピュータなどを用いて外部割り込みの時刻を
正確に計測して処理を行うのに好適な割り込み発生時刻
確認回路とその回路を備えた処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、割り込み処理機能を備えた処理
装置の構成を示したブロック図で、外部からの割り込み
要因が発生すると、割り込み制御回路21はこれを検知
し、検知信号22を出力する。CPU23はこの信号2
2を受けると、今まで実行していた処理と割り込み処理
の優先度を比べ、もし今まで実行中の処理の優先度が高
いときは、それが終わるまで割り込み処理を待たせる。
また割り込み処理の方が優先度が高い場合には、今まで
の処理をいったん中断して割り込み処理を開始する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】外部割り込み処理に
は、その割り込みが発生した時刻が処理の際に用いられ
る場合がある。たとえば、何らかの制御あるいは計測対
象システムからの割り込みの場合、その対象システムの
制御量の時間変化の統計を取ったり、変量の変化速度を
計測する、あるいは何らかの事象の時間インターバルを
計測したりする場合である。このような場合には、割り
込みの発生時刻をCPUは知る必要があるが、前記のよ
うにもしその割り込みの優先度が実行中処理のそれより
も低いと、処理待ちが生じて、CPUは正しい割り込み
発生時刻を知ることができないという問題があった。
【0004】本発明の目的は、外部割り込み処理発生時
に、その発生時刻を取り込む必要のある処理を正確に行
うための、割り込み発生時刻確認回路と、その回路を備
えた処理装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、割り込み発生
時刻より既知の周期を有した基準クロックの計数を開始
し、その計数値を、前記割り込み発生時刻からの経過時
間を表す情報として出力することを特徴とする割り込み
発生時刻確認回路を開示する。
【0006】また、本発明は、前記割り込み発生時刻確
認回路を備え、該割り込み発生時刻確認回路から出力さ
れた計数値と前記基準クロックの周期とから前記経過時
間を算出し、内蔵している時計の時刻と前記算出した経
過時間とから前記割り込み発生の時刻を算出するように
構成されたことを特徴とする処理装置を開示する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は、本発明になる割り込み発生時刻確認回路
を備えた処理装置の実施の形態の一例を示すブロック図
である。同図において、図2と同一の回路には同一の符
号が付されており、さらに新たに、割り込み時間を確実
に計測するための確認回路、すなわちカウンタ回路24
が設けられている。
【0008】カウンタ24には既知の周期を有した基準
クロックCLと、割り込み制御回路からの割り込み発生
を知らせる検知信号22とが入力されている。カウンタ
24は、前記の検知信号22が入力されると、前記基準
クロックの計数を開始し、その計数値を常にCPU23
の入出力ポートへ送っている。CPU23は、割り込み
の検知信号22を受け取り、その処理を開始する時点に
なると、入出力ポートから前記カウンタ24の計数値を
読み込む。このとき、この読み込みが終了した時点のC
PUの内部時計は、当該割り込みの発生時刻t0から、
カウンタ24の計数値に該当する時間T1と、CPUが
入出力ポートからその計数値を読み込むのに要した時間
T2とが経過した時刻tを示しているはずである。すな
わち
【数1】t=t0+T1+T2
【0009】ここで、カウンタ24の計数値に該当する
時間T1は、その計数値と基準クロックの積から求めら
れ、また計数値の読み込み時間T2は、読み込みプログ
ラムのステップ数からあらかじめわかっている。従っ
て、この(数1)から割り込み発生時刻t0は
【数2】t0=t−T1−T2 により正確に求められる。しかもこの方法によると、当
該割り込み発生時に、より高い優先度を有した他の処理
が走っていて当該割り込みに対する処理が待たされたと
きでも、正確に割り込み発生時刻を示している。
【0010】なお、基準クロックCLは、図1ではCP
Uとは別のところから得ているように図示しているが、
これはCPUの内部クロックを用いた計測であってもよ
いことはいうまでもない。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、割り込み時により優先
度の高い処理が走っていて、当該割り込みの処理が遅れ
た場合でも、CPUは割り込み発生時刻を正確に取得で
き、その発生時刻に基づく処理を確実に実行できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる割り込み確認回路を備えた処理装
置の例を示すブロック図である。
【図2】割り込み処理機能を備えた従来の処理装置のブ
ロック図である。
【符号の説明】 21 割り込み制御回路 22 割り込み検知信号 23 CPU 24 カウンタ回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 割り込み発生時刻より既知の周期を有し
    た基準クロックの計数を開始し、その計数値を、前記割
    り込み発生時刻からの経過時間を表す情報として出力す
    ることを特徴とする割り込み発生時刻確認回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の割り込み発生時刻確認
    回路を備え、該割り込み発生時刻確認回路から出力され
    た計数値と前記基準クロックの周期とから前記経過時間
    を算出し、内蔵している時計の時刻と前記算出した経過
    時間とから前記割り込み発生の時刻を算出するように構
    成されたことを特徴とする処理装置。
JP7268671A 1995-10-17 1995-10-17 割り込み発生時刻確認回路、処理装置 Pending JPH09114541A (ja)

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JPH09114541A true JPH09114541A (ja) 1997-05-02

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JP7268671A Pending JPH09114541A (ja) 1995-10-17 1995-10-17 割り込み発生時刻確認回路、処理装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN1333529C (zh) * 2004-02-10 2007-08-22 大唐移动通信设备有限公司 一种电子设备中时钟信号检测方法和装置
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