JPH0555485B2 - - Google Patents

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JPH0555485B2
JPH0555485B2 JP56183387A JP18338781A JPH0555485B2 JP H0555485 B2 JPH0555485 B2 JP H0555485B2 JP 56183387 A JP56183387 A JP 56183387A JP 18338781 A JP18338781 A JP 18338781A JP H0555485 B2 JPH0555485 B2 JP H0555485B2
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JP
Japan
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chinese herbal
coloring
composition
plaster
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JP56183387A
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Makoto Senuma
Hiromitsu Kawada
Kenichi Muraoka
Tadamasa Kawase
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Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
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Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は漢方処方中黄膏の組成物を含有するパ
ツプ剤及びその製法に関するものである。 中黄膏は古来より外用漢方処方の一つとして知
られており、種々の疾患の治療に用いられてい
る。すなわち、中黄膏はゴマ油1000部、黄ロウ
380部、宇金40部及び黄柏20部(華岡青洲家方は
更に黄蓮20部)を処方成分とし、急性化膿性皮膚
疾患(腫物)の初期、打撲、捻挫などの治療に有
効である。 従来、中黄膏はそのまま皮膚に塗布するか、あ
るいは基布に塗布し、これを患部に当てる剤形と
して使用に供されている。 しかしながら、かかる軟膏形態の中黄膏の製剤
は、 (1) 使用時、軟膏、あるいはそれを塗布した基布
の裏面から有色油状の液体が滲出し、肌や衣類
を着色汚染し、その汚染は洗浄しても容易にお
ちない、 (2) 基布に対して塗布性が悪く、軟膏の一定量を
均一な厚さに塗布できない、 (3) 冬期軟膏が固化し易く、基布は勿論皮膚に対
しても展延性が悪く充分展延して塗布しにく
い、 (4) 使用終了後、軟膏が肌面に残留し、拭きとる
必要があり、簡便さに欠けるばかりでなく、容
易に拭きとることもできない など、実用上種々の難点があり、上記効用に優れ
ているにも拘らず、従来繁用されるまでに至らな
かつたのが実情である。 本発明者らはかかる技術水準下に、従来鎮痛、
消炎の目的で使用されているパツプ剤の剤形で有
色油状物の滲出があるか否かについて研究するた
め、日本薬局方収載のカオリンパツプに用いられ
ている基剤と中黄膏とを種々の配合比で配合して
試作したところ、かかる配合にあつてはいずれも
膏体が均一に練合せず大量の油性成分が液状のま
ま残り、保形性ある膏体を得ることさえできない
ことが判明した。 しかも、中黄膏に用いられる油性成分は酸敗さ
れ易く、安定性にも問題があることも判明した。 古来より幾多の臨床経験を経て確立された漢方
処方をそのまま生かし、かつ前述の難点を克服し
た製剤の提供を目的として更に追求した結果、意
外にもメチルビニルエーテル無水マレイン酸コポ
リマー(商品名;ガントレツツ、G.A.F.社製。
以下P.V.M./M.A.という)と、アルギン酸ナト
リウム、カルボキシメチルセルロースナトリウ
ム、ポリアクリル酸ナトリウム、カラギナンやカ
ルボキシメチルセルロース等のP.V.M./M.A.以
外の親水性高分子と、ゴム系高分子とを配合した
貼布基剤を用いるとき、中黄膏の薬効を損うこと
なく、漢方処方中黄膏の組成物を均一に混和した
高粘性で保形性に優れたゲルが形成され、有色油
性成分の滲出が抑制されることを知見して本発明
を完成するに至つた。 本発明は漢方処方である中黄膏を貼布剤の形態
とした点で全く新規であり、従来の中黄膏の欠点
を悉く解消した製剤を提供できた点で画期的であ
る。 すなわち、本発明によつて提供される中黄膏の
パツプ剤は、その膏体面や基布裏面からの有色油
状物の滲出がなく、保水性、粘弾性、剥離性、安
定性に優れ、主薬成分の皮膚への浸透を高め、肌
に対して好ましい密着感があり、使用後肌面に膏
体が残留することがなく、かつ主薬成分、基剤成
分が長期間変質することがない。 また、膏体の基剤成分としてP.V.M./M.A.を
含有するものであり、またさらに有機酸等を添加
することもできるので膏体全体の液性を弱酸性に
保持するのが容易であり、主薬成分の安定化が強
化され、また患部に対する刺激を軽減することが
できる。 本発明のパツプ剤は、中黄膏パツプ剤で特に懸
念された油状成分の滲み出しや着色がない点、お
よび主薬成分の安定性の点で予想外に優れたもの
であり、この効果は以下の実験により観察された
ものである。 実験例 (種々の条件下、3ケ月保存品における膏体成
分のネル側への滲み出しやネル側への着色、フイ
ルムへの着色、膏体の変色、PHの変化の確認試
験) 測定方法:本願明細書の実施例6で得られたパツ
プ剤(以下製品Aという)と、P.V.M./
M.A.を配合しない製品Bを対照として、
それぞれ5℃、室温、37℃、40℃〔相対湿
度(RH)75%〕、45℃および50℃で3カ
月間保存し、次の項目について観察した。 1 ネル側への滲み出しやネル側への着色 2 フイルム面への着色 3 膏体の変色 4 PH変化 なお、表中CMCNaはカルボキシメチルセルロ
ースナトリウムを、B.H.T.はブチルヒドロキシ
トルエンを表す。
【表】
【表】 注1:評価は、以下のようにして行われた。 1) ネル側への滲み出しやネル側への着色: 台紙(ウルトラH23Kg)にネル側を乗せ、
ネル側への滲み出しや着色を観察したもの
で、以下の5段階で評価した。 +++ ネルから液体が全体的に滲み出し、ネ
ルおよび台紙が全体的に着色したもの。 ++ 台紙への滲み出し、着色が部分的である
が、ネルへの滲み出しや着色が全体的に
あつたもの。 + 台紙への滲み出し、着色はないがネルへの
滲み出しや着色が全体的にあつたもの。 ± 台紙への滲み出し、着色がなく、ネルへの
滲み出しや着色が部分的にあつたもの。 − 滲み出し、着色が全くないもの。 2) フイルムへの着色 膏体の表面に貼付した剥離処理されたポリ
エチレン製剥離フイルムへの着色を観察した
もので、以下の5段階で評価した。 +++ 全体的に液体状の着色が認められたも
の。 ++ 全体的であるがまばらに液体状の着色が
認められたもの。 + 部分的に液体状の着色が認められたもの。 ± 部分的に液状でない着色が認められたも
の。 + 着色が全く認められないもの。 3) 膏体の変色 膏体の着色度合いを5℃保存品を対照とし
て観察したもので、基準品の黄褐色と、完全
に退色し、黄褐色がかつた灰白色になつたも
のを上限として、5段階に分けて評価した。 +++ 完全に退色し、黄褐色がかつた灰白色
のもの。 ++ 灰白色がかつた淡黄褐色のもの。 + 淡黄褐色のもの。 ± 基準品(対照)と対比して黄褐色の退色が
認められたもの(やや退色した黄褐色の
もの)。 − 基準品と対比して変化が全く認められなか
つたもの。 注2:PHの変化は、膏体を精製水で分散し、10%
の水溶液にしてPHメーターで測定して得られた
数値を示した。 上記観察結果から明らかなように、本発明中黄
膏パツプ剤は、過酷保存試験においても懸念され
た成分の滲み出し、着色、変色が全く認められな
い。一方、P.V.M./M.A.を欠く製品は滲み出
し、着色、保存安定性の点で著しく劣つている。
このことは、本発明のパツプ剤においては、P.
V.M./M.A.の配合がきわめて有効であることが
確認された。 本発明は、漢方処方中黄膏の薬効を本質的に損
なわずに、特に有色油状成分滲み出しがなく、安
定なパツプ剤の剤形にした点に特徴がある。中黄
膏は、宇金、黄柏、ゴマ油及び黄ロウあるいはこ
れに黄蓮を含有する方薬の配合に特徴を有するも
のであるから、本発明のパツプ剤にはこれらの方
薬の全てが配合されていればよく、その方薬が生
薬だけに限定されるものではない。従つて、本発
明にいう宇金、黄柏、黄蓮、ゴマ油、黄ロウのう
ち、特に宇金、黄柏、黄蓮としては、生薬だけで
なく、それらの生薬からそれぞれ抽出したエキ
ス、精油や有効成分など、通常同一の方薬と考え
られている成分であつてもよい。 なお、抽出エキスは、水、メタノール、エタノ
ール等の低級アルコールで、アセトン、酢酸エチ
ルなどの極性溶媒、エーテル、ベンゼン、ヘキサ
ン等の非極性溶媒等の有機溶媒や水と有機溶媒と
の混合溶媒などによる全ての抽出エキスが挙げら
れる。また、生薬より単離された精油や有効成分
としては、黄柏、黄蓮に含まれるベルベリン等や
ツルメロンやジヒドロツルメロン等を含む宇金の
精油などが挙げられる。以下、これらの抽出エキ
スや精油などを、単にエキス類と称する。 従つて、本発明の「漢方処方中黄膏の組成物」
とは、宇金若しくはそのエキス類、黄柏若しくは
そのエキス類、ゴマ油及び黄ロウあるいはこれら
に更に黄蓮若しくはそのエキス類を配合した組成
物をいう。 また、既に確立された中黄膏においては、その
処方に用いられる成分の配合比が定められてお
り、本発明の漢方処方中黄膏の組成物は定められ
た配合比で製造することは勿論、中黄膏の効用を
損わない範囲内で適宜増減した配合比で製造する
こともできる。 すなわち、中黄膏においてはゴマ油1000部に対
し、黄ロウ330〜430部、宇金30〜50部及び黄柏10
〜30部(華岡青洲家方では更に黄蓮10〜30部)の
配合比が好ましい。 漢方処方中黄膏の組成物の主薬成分宇金、黄
柏、黄蓮としてその生薬抽出エキスや生薬より単
離された精油や有効成分を用いる場合のその配合
量は、生薬中の含有量より換算して求められた量
に基づいて適宜決定される。 なお、中黄膏に用いられるゴマ油、黄ロウはそ
れ自身有用な薬効を有するものの、他の薬効成分
の軟膏基剤としての作用をも合わせもつものであ
る。従つて、これらの成分は他の薬効成分すなわ
ち宇金、黄柏、黄蓮とは異なり、比較的大きく配
合比を変えても所期の目的を達成できる。 また、必要により従来鎮痛、消炎を目的とする
パツプ剤の分野において汎用されているサリチル
酸メチル、サリチル酸グリコール等のサリチル酸
エステル酸、カンフル、メントール、ハツカ油、
チモール、ノニル酸ワニリルアミド、トウガラシ
エキス、ユウカリ油、ビタミンE、ビタミンEの
エステル類、塩酸ジフエンヒドラミン等の薬剤
を、上記漢方処方中黄膏の組成物に更に添加する
ことは自由である。 本発明における漢方処方中黄膏の組成物の使用
量は、貼布基剤の種類等に応じて適宜選定される
が、通常膏体全量に対し1〜80重量%が好まし
く、中黄膏の漢方処方で定められた配合比で製造
した組成物である場合は5〜50重量%が好適であ
る。 本発明において使用されるP.V.M./M.A.以外
の親水性高分子としては、アルギン酸ナトリウ
ム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポ
リアクリル酸ナトリウム、カラギナン、カルボキ
シメチルセルロース、アルギン酸プロピレングリ
コールエステル、ペクチン、ザンサンガム、ロー
カストビンガム、グアーガム、アラビノガラクタ
ン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン、カルボキシビニルポリマー(商品名カーボポ
ール)等が挙げられ、とりわけアルギン酸ナトリ
ウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、
ポリアクリル酸ナトリウム、カラギナン、カルボ
キシメチルセルロースが好ましい。 これらの親水性高分子は単独又は二種以上を適
宜の割合で配合して用いることもできる。P.V.
M./M.A.と、これ以外の親水性高分子とを合わ
せた親水性高分子全体の使用量は用いられる親水
性高分子の種類や漢方処方組成物の使用量等を考
慮して適宜選択する必要があるが、通常膏体全量
に対し0.1〜25重量%、殊に0.5〜15重量%の範囲
内が適切である。P.V.M./M.A.以外の親水性高
分子として二種以上の混合物を用いる場合、その
使用量はその総量として上記範囲内にあればよ
い。 また、ゴム系高分子は、天然物より得られた生
ゴムやS.B.Rゴム等の合成ゴムは勿論のこと、こ
れらを用いたラテツクスエマルジヨンをも意味す
る。ラテツクスエマルジヨンは通常ゴム含有率40
〜70%程度のものが用いられる。 ゴム系高分子の使用量は用いられる漢方処方組
成物の使用量等をを考慮して適宜決定されるが、
膏体全量に対し1.0〜40重量%、殊に2.0〜25重量
の範囲内が好適である。 また、必要により添加される界面活性剤として
は、ポリオキシエチレン高級脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレンソルビタン高級脂肪酸エステ
ル、ソルビタン高級脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレンヒマシ油誘導体、ポリオキシエチレン硬
化ヒマシ油誘導体、ポリオキシエチレン高級アル
コールエーテル、ポリオキシエチレンアルキルア
リールエーテル等が挙げられ、殊にポリオキシエ
チレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシ
エチレンソルビタンモノパルミテート等のポリオ
キシエチレンソルビタン高級脂肪酸エステル(ツ
イーン)やソルビタンモノステアレート、ソルビ
タンセスキオレート等のソルビタン高級脂肪酸エ
ステル(スパン)が好ましい。 界面活性剤の使用量は漢方処方中黄膏の組成物
の使用量等に応じて適宜選択すればよく、およそ
0.2〜10重量%、好ましくは0.5〜5重量%であ
る。 膏体全体の液性を弱酸性に保持させるものとし
ては、有機酸の他、酸性側のPHをもつ高分子物質
例えばカルボキシビニルポリマー(商品名カーボ
ポール)を用いることもできる。 有機酸はそれ自身貼布基剤として特性を有する
がPH調整剤をも兼ねるものである。かかる有機酸
としては酢酸、コハク酸、クエン酸、リンゴ酸、
フマール酸、マレイン酸、酒石酸等が挙げられ
る。 本発明の外用漢方の貼布剤を製造するには、先
ず中黄膏に用いられる宇金、黄柏、ゴマ油及び黄
ロウあるいはさらにこれらに黄蓮を加えた方薬を
そのまま貼布基剤に配合するか、若しくは宇金、
黄柏(あるいはさらに黄蓮)のゴマ油抽出物とこ
れに黄ロウを加えたものを調製して貼布基剤に配
合するか、又は漢方処方に定められた方法に従つ
て予じめ中黄膏を調製し、貼布基剤に配合し、均
一に練合して膏体とする。 貼布基剤としては、前記P.V.M./M.A.、これ
以外の親水性高分子、ゴム系高分子やその他界面
活性剤、ゼラチン、水、粉末賦形剤、酸化防止
剤、軟化剤、収斂剤、その他の基剤が用いられ
る。 ここに、粉庖賦形剤としてはカオリン、ベント
ナイト、酸化亜鉛、酸化チタン、合成ケイ酸アル
ミニウム等が、酸化防止剤としてはグアヤコール
エステル類、ブチルヒドロキシアニソール、ブチ
ルヒドロキシトルエン、ノルジヒドログアイアレ
チン酸等が、軟化剤としては流動パラフイン、シ
リコン、植物油、高級脂肪酸エステル等が、収斂
剤としては塩化アルミニウム、硫酸アルミニウ
ム、ミヨウバン等の三価の金属イオンを生成する
塩等が、その他の基剤としてはポリブテン、アラ
ビアゴム、エステルゴム、ロジン等の粘着剤、ア
ルカリ土類金属塩、多価アルコール等の保湿剤、
メチルパラベン、エチルパラベン等の防腐剤等が
挙げられる。 なお、前記チモールは防腐剤を兼ねることがで
きる。 これらの基剤は得られる膏体の特性を考慮して
適当量用いられる。 また、本発明貼布剤膏体を製造するに際して
は、機械的練合操作を容易にするため、用いられ
る基剤の物理化学的性状を考慮して添加練合順序
を設定し、あるいは加温処理することは自由であ
る。 次いでこのようにして得られた膏体を適宜の温
度に保持したまま支持体上に展延塗布し、更にそ
の上に剥離被覆物を貼合し、適宜の大きさに裁断
する。支持体は布地、不織布、紙、合成樹脂膜な
どが用いられ、殊にネル等の起毛布が好ましい。
また、剥離被覆物としてはポリエチレン、セロフ
アンやプラスチツクフイルム等が挙げられる。 実施例 1 精製水20.0部にクエン酸0.5部を溶解し、カオ
リン20.0部、酸化亜鉛0.5部、酸化チタン1.0部、
ゼラチン5.0部、ポリアクリル酸ナトリウム2.5
部、カルボキシメチルセルロースナトリウム1.0
部、プロピレングリコール2.0部及びグリセリン
13.0部を添加して練合し、これに精製水9.4部に
メチルビニルエーテル無水マレイン酸コポリマー
1.6部を溶解した物を添加して練合し、これに別
途予め調製した中黄膏10.0部と、流動パラフイン
4.0部、ポリオキシエチレンソルビタンモノステ
アレート(ツイーン60)1.0部、天然ゴムラテツ
クス6.0部、ポリブテン2.0部及び酸化防止剤、防
腐剤をそれぞれ微量添加し、50℃で均一に練合し
た後、ネルに展延し、その表面にプラスチツクフ
イルムを貼合して、所定の大きさに裁断する。 実施例 2 実施例1に準じて以下の漢方処方貼布剤を製造
した。
【表】
【表】 実施例 3〜6 中黄膏を予め調製せず、中黄膏に用いられる諸
成分をそのまま配合した他は、実施例1に準じ
て、以下の外用漢方貼布剤を得た。
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 漢方処方中黄膏の組成物を、メチルビニルエ
    ーテル無水マレイン酸コポリマーと、これ以外の
    親水性高分子と、ゴム系高分子からなる基剤に配
    合したことを特徴とする中黄膏パツプ剤。 2 漢方処方中黄膏の組成物を、メチルビニルエ
    ーテル無水マレイン酸コポリマーと、これ以外の
    親水性高分子と、ゴム系高分子からなる基剤に配
    合することを特徴とする中黄膏パツプ剤の製法。
JP56183387A 1981-11-16 1981-11-16 外用漢方貼布剤 Granted JPS5885817A (ja)

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