JP3612731B2 - 消炎鎮痛外用剤 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、インドメタシンを含有する消炎鎮痛外用剤において、経口に投与した場合と同様の消炎鎮痛効果が得られ、かつ皮膚刺激のない製剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
山梔子は、血液酸素運搬作用による酸素欠乏部位における酸素拡散率の増加作用、抗腫瘍作用、関節炎誘発阻止作用等の多彩な効果が知られており(JJSHP,Vol.26,No.5,1990)、外用としては、打撲症、捻挫、挫傷の治療に腫れた患部に湿布として用いられている。
【0003】
また、インドメタシンは優れた非ステロイド性抗炎症剤であり、整形外科領域で一般に使用されている。しかしながら、インドメタシンを経口投与した場合には消化器障害を起こすことから、その副作用の軽減を図るべく、軟膏剤、ローション剤、パップ剤等の経皮投与製剤が開発されてきている。ところが、インドメタシンを経皮投与した場合、経皮吸収が十分でないため満足な薬効が発揮されない。従って、これら経皮投与製剤は経口製剤と同程度の薬理効果を得るために、脂肪酸エステル、アルコール類、テルペン類等をインドメタシンの経皮吸収促進剤として配合している(特開平2−142727号公報、特開平2−196718号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、これらインドメタシンの吸収促進剤は皮膚のバリヤー性を低下させるため皮膚刺激性を有し、経皮吸収促進効果の高いものほど皮膚刺激性は高い。しかしながら、経口製剤と同程度の薬理効果を得るには経皮吸収促進剤を多量に添加する必要があるなど、未だ実用性に問題点が残っているのが現状である。従って、経皮投与でも十分な薬効が発揮される製剤の開発が望まれている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは前述の問題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、インドメタシンと山梔子の粉末またはエキスとを併用して経皮投与すれば、それぞれを単独で用いる場合よりも遥かに優れた鎮痛消炎作用を発揮し、しかも皮膚刺激がないことを見いだし本発明を完成した。
【0006】
すなわち本発明は、インドメタシンおよび山梔子の粉末またはエキスを含有することを特徴とする消炎鎮痛外用剤である。
【0007】
本発明に用いる山梔子は、クチナシ(Gardenia jasminoides Ellis)またはその他同属植物の果実の粉末、またはそれらの抽出液(水・アルコール等の混合液)を用いて加温浸出して製したエキス(乾燥エキスまたは軟エキス)が用いることができる。また、使用する山梔子の粉末またはエキスの配合割合としては、剤形により異なるが、通常、インドメタシン1重量部に対して0.1〜10重量部、好ましくは0.5〜5重量部である。
【0008】
本発明の消炎鎮痛外用剤の剤形としては、ローション剤、軟膏剤、パップ剤、硬膏剤などの製剤があげられ、好ましくはパップ剤および硬膏剤である。これらにはその剤形に応じて、医薬品として許容される既知の基剤および配合成分を含有させることができる。
【0009】
例えばパップ剤は、粘着剤、可塑剤、架橋剤、保湿剤、賦形剤、界面活性剤および水等を用いて膏体を形成する。粘着剤としてはポリアクリル酸、ポリアクリル酸ナトリウム、ゼラチン、アラビアゴム、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロースナトリウム、アルギン酸ナトリウム、キサンタンガム等の水溶性高分子化合物および天然ゴムやSBR(スチレンブタジエンゴム)、SIS(スチレンイソプレンブロック共重合体ゴム)、ポリイソブチレンゴム、ポリイソプレンゴム等の合成ゴムが、可塑剤としてはミリスチン酸、ラウリン酸、オレイン酸等の脂肪酸、ミリスチン酸イソプロピル、アジピン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジエチル等の脂肪酸エステル、ラノリン、流動パラフィン、ポリブチレン等が、架橋剤としては水酸化アルミニウム、アルミニウムグリシネート、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム等が、保湿剤としてはグリセリン、プロピレングリコール、ブチレングリコール等が、賦形剤としてはカオリン、ベントナイト、酸化亜鉛、酸化チタン、無水ケイ酸等が、界面活性剤としてはポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレングリコールエーテル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル等が挙げられる。
【0010】
また、硬膏剤は、粘着剤、粘着付与剤、賦形剤、可塑剤等を用いて膏体を形成する。粘着剤としては天然ゴムやSBR、SIS、ポリイソブチレンゴム、ポリイソプレンゴム等の合成ゴム、アクリル酸エステル、メタアクリル酸エステル等のアクリル系粘着剤、シリコーンゴムおよびレジン等のシリコン系粘着剤等が、粘着付与剤としてはロジンエステル、脂環族炭化水素樹脂等が、賦形剤としてはカオリン、ベントナイト、酸化亜鉛、酸化チタン、無水ケイ酸等が、可塑剤としてはミリスチン酸、ラウリン酸、オレイン酸等の脂肪酸、ミリスチン酸イソプロピル、アジピン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジエチル等の脂肪酸エステル、ラノリン、流動パラフィン、ポリブチレン等が挙げられる。
【0011】
さらに、上記成分に加えてサリチル酸メチル、サリチル酸グリコール等のサリチル酸エステル類、トウガラシ末、トウガラシエキス、ノニル酸ワニリルアミド、各種の佐薬としてカンフル、メントール、ハッカ油、ビタミンEアセテート、黄柏、楊梅皮等が、pH調製剤として、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸等が、安定化剤としてはジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム、亜硫酸ナトリウム等が配合できる。
【0012】
【発明の効果】
本発明より得られた消炎鎮痛外用医薬組成物により、対象疾患である打撲、捻挫、筋肉痛、肩こり、腰痛等に対してインドメタシンまたは山梔子を単独で配合した場合よりも効果が高く、皮膚刺激のない消炎鎮痛外用剤が提供できる。
【0013】
【実施例】
以下に実施例および試験例を挙げて本発明を具体的に説明する。
【0014】
実施例1
ポリアクリル酸5.0重量部およびポリアクリル酸ナトリウム6.0重量部に無水ケイ酸0.5重量部を加えたのち、プロピレングリコール7.0重量部を加えて均一に分散し、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム0.03重量部を予め溶解した精製水65.0重量部を加えて均一に溶解した。これにニッコールTS−10を0.3重量部、l−メントール0.5重量部、ビタミンEアセテート1.0重量部、BHT0.1重量部を加温溶解したのち、山梔子エキス0.5重量部、インドメタシン0.5重量部、アルミニウムグリシネート0.3重量部を均一に分散した液を加えて均一に混合し、水を加えて全100重量部としてさらに混合してパップ膏体とした。この膏体を不織布に100g/700cmの塗布量で均一の厚さに塗布したのち、ライナーを貼り合わせて裁断し、パップ剤とした。
【0015】
実施例2
天然ゴム30.0重量部、ポリイソブチレン30.0重量部、ポリブチレン10.0重量部、酸化チタン6.0重量部、無水ケイ酸15.0重量部、水添ロジン35.0重量部、ラノリン4.0重量部を均一に混合した。別にdl−メントール12.0重量部、ビタミンEアセテート3.0重量部、BHT3.0重量部、サリチル酸グリコール5.0重量部を加温溶解したのち、山梔子エキス8.5重量部、インドメタシン8.5重量部を均一に分散した液を加えて均一に混合して硬膏剤膏体とした。この膏体を布に170g/mの塗布量で均一の厚さに塗布したのち、ライナーを貼り合わせて裁断し、硬膏剤とした。
【0016】
実施例3
天然ゴム44.0重量部、ポリイソブチレン44.0重量部、ポリブチレン13.0重量部、酸化チタン6.0重量部、無水ケイ酸15.0重量部、水添ロジン35.0重量部、ラノリン4.0重量部を均一に混合した。別にdl−メントール1.7重量部、ビタミンEアセテート1.7重量部、BHT3.0重量部、ノニル酸ワニリルアミド0.017重量部を加温溶解したのち、山梔子エキス1.7重量部、インドメタシン0.85重量部を均一に分散した液を加えて均一に混合して硬膏剤膏体とした。この膏体を布に170g/mの塗布量で均一の厚さに塗布したのち、ライナーを貼り合わせて裁断し、硬膏剤とした。
【0017】
比較例1
実施例1の処方から山梔子エキスを除いて同様に調製して、パップ剤とした。
【0018】
比較例2
実施例1の処方からインドメタシンを除いて同様に調製して、パップ剤とした。
【0019】
比較例3
実施例2の処方から山梔子エキスを除いて同様に調製して、パップ剤とした。
【0020】
比較例4
実施例2の処方からインドメタシンを除いて同様に調製して、パップ剤とした。
【0021】
試験例1
実施例1と比較例1、2および実施例2と比較例3、4で得られた製剤をサンプルとして用いて、血液中オキシヘモグロビンの測定を行った。測定は非侵襲酸素モニター(島津製作所製)を使用し、10×14cmの大きさに調製した上記サンプルと測定機のプローブを成人男性の肩上部に固定して行った。その結果は図1および2に示すとおり、実施例1および2はそれぞれ比較例1、2および比較例3、4よりも血液中のオキシヘモグロビンが増加していた。
【0022】
試験例2
実施例1と比較例1、2および実施例2と比較例3、4で得られた製剤をサンプルとして、Wistar系雄ラット8匹を用いて、紫外線紅斑抑制試験を行った。試験はラットの背部を除毛後、2.5×2.5cmの大きさに調製した上記サンプルを紫外線照射前4時間および照射後2時間それぞれ貼付して行った。紫外線照射2時間後の紅斑の程度を次の判定基準に従い、目視により確認した。
(判定基準)
0:紅斑なし
1:わずかに紅斑が認められる
2:紅斑があるが、境界が不明瞭
3:強い紅斑があり、境界が明瞭
その結果は図3および4に示すとおり、実施例1および2はそれぞれ比較例1、2および比較例3、4よりも紫外線により惹起される紅斑は軽減されていた。
【0023】
試験例3
実施例1と比較例1、2および実施例2と比較例3、4で得られた製剤をサンプルとして用いて、Wistar系雄ラット8匹を用いて、カラゲニン背部浮腫抑制制試験を行った。試験は背部を除毛したラットに、2%カラゲニンを0.05ml皮下注射して炎症を惹起させた部位に、2.5×2.5cmの大きさに調製した上記サンプルを貼付して行った。6時間後に皮膚を剥離して15mmφの大きさに打ち抜き重量を測定し、次式により浮腫率を求めた。また、生理食塩水を同量注射したものも同様に操作して、対照とした。
【0024】
【数1】
Figure 0003612731
【0025】
その結果は図5および6に示すとおり、実施例1および2はそれぞれ比較例1、2および比較例3、4よりもカラゲニンにより惹起される浮腫が抑制されていた。
【図面の簡単な説明】
図1、2は、試験例1の血液中オキシヘモグロビンの測定結果を示すものである。図3、4は、試験例2の紫外線紅斑抑制試験の測定結果を示すものである。図5、6は、試験例3のカラゲニン背部浮腫抑制試験の測定結果を示すものである。
【図1】図1は実施例1、比較例1および比較例2で得たパップ剤を用いて行った血液中オキシヘモグロビン測定の試験結果である。
【図2】図2は実施例2、比較例3および比較例4で得た硬膏剤を用いて行った血液中オキシヘモグロビン測定の試験結果である。
【図3】図3は実施例1、比較例1および比較例2で得たパップ剤を用いて行った紫外線紅斑抑制試験の結果である。
【図4】図4は実施例2、比較例3および比較例4で得た硬膏剤を用いて行った紫外線紅斑抑制試験の結果である。
【図5】図5は実施例1、比較例1および比較例2で得たパップ剤を用いて行ったカラゲニン背部浮腫抑制試験の結果である。
【図6】図6は実施例2、比較例3および比較例4で得た硬膏剤を用いて行ったカラゲニン背部浮腫抑制試験の結果である。

Claims (1)

  1. 山梔子の粉末またはエキスをインドメタシン1重量部に対して0.5〜5重量部配合したことを特徴とする消炎鎮痛外用剤。
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