JPH055514U - 車両用空調ダクト装置 - Google Patents
車両用空調ダクト装置Info
- Publication number
- JPH055514U JPH055514U JP6011991U JP6011991U JPH055514U JP H055514 U JPH055514 U JP H055514U JP 6011991 U JP6011991 U JP 6011991U JP 6011991 U JP6011991 U JP 6011991U JP H055514 U JPH055514 U JP H055514U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- conditioning duct
- outside
- vehicle
- damper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 空調ダクトのエア流路内に侵入した雪をその
ダクト外へ排出できる車両用空調ダクト装置を提供す
る。 【構成】 車外及び車室内のエアをそれぞれ取入れる内
・外気用取入口を備えた空調ダクト10のエア流路16
の途上に内外気切換ダンパ18が配設された車両用空調
ダクト装置であって、空調ダクト10の外気用取入口1
2と内外気切換ダンパ18との間には、通気性を有する
フィルタ30が空調ダクト10のエア流路16を塞ぐよ
うにして設けられるとともに、空調ダクト10の下側面
にはフィルタ30の上流側に接近して排出口32が開口
され、排出口32には排出口32を開閉するダンパ34
が設けられている。
ダクト外へ排出できる車両用空調ダクト装置を提供す
る。 【構成】 車外及び車室内のエアをそれぞれ取入れる内
・外気用取入口を備えた空調ダクト10のエア流路16
の途上に内外気切換ダンパ18が配設された車両用空調
ダクト装置であって、空調ダクト10の外気用取入口1
2と内外気切換ダンパ18との間には、通気性を有する
フィルタ30が空調ダクト10のエア流路16を塞ぐよ
うにして設けられるとともに、空調ダクト10の下側面
にはフィルタ30の上流側に接近して排出口32が開口
され、排出口32には排出口32を開閉するダンパ34
が設けられている。
Description
【0001】
この考案は車両用空調ダクト装置に関する。
【0002】
従来、車両用ダクト装置は、車外及び車室内のエアをそれぞれ取入れる内・外 気用取入口を備えた空調ダクトのエア流路の途上に内外気切換ダンパが配設され ている。そして、その空調ダクトのエア流路を流れるエアは、前記内外気切換ダ ンパの下流側に設けられた空調装置本体へ流入して温度調節等がされ、車室内へ 吹出される。
【0003】
しかしながら、上記した従来のダクト装置では、降雪時に外気用取入口から空 調ダクトのエアで流路に雪が侵入することがある。そして、その雪がダクト内に 付着すると、そのダクトのエア流路の断面積が狭められ、エア吸入量が小さくな ってしまう。また、切換ダンパが外気導入側に切換られている際、雪はさらに空 調装置本体へと侵入することもあり、その場合、空調装置本体の機能に支障が生 じる。特に、夜間の駐車時にその雪が空調装置本体内で凍結した場合、その支障 は大きい。
【0004】 本考案の目的は、上記した従来の問題点に鑑み、空調ダクトのエア流路内に侵 入した雪をそのダクト外へ排出できる車両用空調ダクト装置を提供することであ る。
【0005】
上記した目的を達成するため、本考案は、車外及び車室内のエアをそれぞれ取 入れる内・外気用取入口を備えた空調ダクトのエア流路の途上に内外気切換ダン パが配設された車両用空調ダクト装置であって、前記空調ダクトの外気用取入口 と前記内外気切換ダンパとの間には、通気性を有するフィルタが設けられるとと もに、前記空調ダクトの下側面には前記フィルタの上流側に接近して排出口が開 口され、前記排出口には該排出口を開閉するダンパが設けられている。
【0006】
上記したように構成される本考案においては、降雪時に外気用取引口から空調 ダクトのエア流路に侵入した雪は、フィルタにより遮断される。このとき、排出 口のダンパが開かれることで、フィルタにおいて遮断された雪は排出口から車外 へ排出される。
【0007】
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 車両のボデー11内に組付けられる車両用空調ダクト装置の空調ダクト10は 、一端に車外のエアを取入れる外気用取入口12を備え、他端に車室内のエアを 取入れる内気用取入口(図示省略)を備えている。外気用取入口12はラジエー タグリル13に連通している。なお、15はラジエータである。
【0008】 空調ダクト10のエア流路16の途上には、ブロワ室21に通じる導入口19 が開口されるとともに、該導入口19の切換えをなす内外気切換ダンパ18が配 設されている。そして、内外気切換ダンパ18によって導入口19が外気取入側 または内気取入側に切換られるようになっている。
【0009】 また、ブロワ室21にはブロワ20が設けられており、このブロワ20の回転 に基づく送風作用によって、導入口19からブロワ室21に取り入れられたエア が空調装置本体(図示省略)へ送られ、温度調節及び除湿された後、車室内へ吹 出される。
【0010】 空調ダクト10の外気用取入口12と内外気切換ダンパ18との間には、フィ ルタ30が、空調ダクト10のエア流路16を塞ぐように設けられている。フィ ルタ30はネット等からなっており、通気性を有しかつ雪の通過は遮断する程度 の目の細かさのものである。
【0011】 空調ダクト10の下側面のうちのフィルタ30の上流側に接近した箇所に、排 出口32が開口して設けられている。この排出口32は車外と連通している。
【0012】 排出口30に対して、ダンパ34が、軸36を中心に実線で示す閉位置から2 点鎖線で示す開位置まで回動可能に設けられている。軸36には、ばね(図示省 略)が設けられており、ダンパ34は、通常、実線で示す閉位置にある。そして 、ダンパ34は、車室内のインストルメントパネルに設けられたスイッチの操作 によって電気的に作動されるアクチュエータ(いずれも図示省略)によって開閉 動作される。
【0013】 本実施例は上記のように構成される。従って、降雪時に外気用取入口12から 空調ダクト10のエア流路16にエアとともに侵入してきた雪が、フィルタ20 により遮断される。このとき、スイッチ操作によりアクチュエータを作動し、ダ ンパ34を開くことで、前記の雪が自重又はエア流とともに排出口32から車外 へ排出される。
【0014】 このため、雪が空調ダクト10内に付着してエア流路16の断面積が狭められ ることが軽減され、また、内外気切換ダンパ18が外気取入側に切換られている ときでも空調装置本体へ雪が侵入することがなく、空調装置本体の機能に支障が 生じることが防止される。また、同様に、虫やごみが空調装置本体へ侵入するこ とも防止される。
【0015】
以上述べたように、本考案によれば、降雪時に空調ダクトのエア流路に侵入し た雪がフィルタにより遮断され、排出口から排出されるため、雪が空調ダクト内 に付着してエア流路の断面積が狭められてエア吸入量が小さくなることが軽減さ れる。また、内外気切換ダンパより下流側の空調装置本体に雪が侵入して空調装 置本体の機能に支障が生じることが防止される。
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
10 空調ダクト 12 外気用取入口 16 エア流路 18 内外気切換ダンパ 30 フィルタ 32 排出口 34 ダンパ
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 車外及び車室内のエアをそれぞれ取入れ
る内・外気用取入口を備えた空調ダクトのエア流路の途
上に内外気切換ダンパが配設された車両用空調ダクト装
置であって、 前記空調ダクトの外気用取入口と前記内外気切換ダンパ
との間には、通気性を有するフィルタが設けられるとと
もに、前記空調ダクトの下側面には前記フィルタの上流
側に接近して排出口が開口され、前記排出口には該排出
口を開閉するダンパが設けられていることを特徴とする
車両用空調ダクト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6011991U JPH055514U (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 車両用空調ダクト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6011991U JPH055514U (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 車両用空調ダクト装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH055514U true JPH055514U (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=13132919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6011991U Pending JPH055514U (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 車両用空調ダクト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH055514U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005306165A (ja) * | 2004-04-20 | 2005-11-04 | Denso Corp | 車両用屋上装着型空調装置 |
WO2021124925A1 (ja) * | 2019-12-19 | 2021-06-24 | マレリキャビンコンフォートジャパン株式会社 | 車両用空調装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04334617A (ja) * | 1991-05-10 | 1992-11-20 | Toyota Motor Corp | ヒータブロア外気取入口構造 |
-
1991
- 1991-07-05 JP JP6011991U patent/JPH055514U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04334617A (ja) * | 1991-05-10 | 1992-11-20 | Toyota Motor Corp | ヒータブロア外気取入口構造 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005306165A (ja) * | 2004-04-20 | 2005-11-04 | Denso Corp | 車両用屋上装着型空調装置 |
WO2021124925A1 (ja) * | 2019-12-19 | 2021-06-24 | マレリキャビンコンフォートジャパン株式会社 | 車両用空調装置 |
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