JPS6338091Y2 - - Google Patents

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JPS6338091Y2
JPS6338091Y2 JP7020784U JP7020784U JPS6338091Y2 JP S6338091 Y2 JPS6338091 Y2 JP S6338091Y2 JP 7020784 U JP7020784 U JP 7020784U JP 7020784 U JP7020784 U JP 7020784U JP S6338091 Y2 JPS6338091 Y2 JP S6338091Y2
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intake
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JP7020784U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、空調ケース内に導入させる導入空
気に含む塵埃を取り除くフイルタケース付自動車
用空調装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来、第5図に示す自動車用空調装置への導入
空気は、ブロア(モータおよびフアン)52によ
つて、ボデーパネル1に設けてある外気取り入れ
口10および内外気切替え箱2に設けてある内気
取り入れ口21から選択的に空調ケース5内に供
給されるが、塵埃防止として内気循環で使用する
と、冬期はウインドが曇るため、どうしても外気
を使用せざるを得ない。
従つて、塵埃が取り除かれていない導入空気
が、そのままエバポレータ51およびヒータコア
50等を経由して、ヒータ吹き出し口530、デ
フロスタ吹き出し口531ならびに各ベント吹き
出し口(センタベント吹き出し口532、サイド
ベント吹き出し口533)から吹き出される。
このため、外気導入時にあつては、スパイクタ
イヤ使用が多い地区の春先には、アスフアルト紛
を含む外気が空調ケース5内に導入されるため、
健康上、衛生上に難点がある。
また、内気循環時にあつては、煙草の煙が室内
を循環することになり、善処する必要があつた。
その対策として、例えば第7図に示すものがあ
る。
これは、実開昭54−176948号公開公報に開示さ
れた空気調和装置であつて、ブロア52と蒸発器
51およびヒータコア50を内蔵した空調ケース
5″内にプレフイルタ8a、活性炭フイルタ8b
および集塵部8cそれに細かい塵をとるイオン化
器8dを備えて、導入空気の塵埃を取り除くよう
にした装置が記載されているが、この第7図のも
のは、空調ケース5″内に複数種の上記フイルタ
類8a,8bおよび8cそれに8dが散在して設
けてあり、従つて、フイルタメンテナンスが容易
でない上に、上記各種フイルタが空調ケース5″
の通風路を塞ぐ形で設けてあるため、蒸発器51
とかヒータコア51への供給風量が減少して熱交
換性能が低下することになる。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、ボデーパネルに二つの外気
取り入れ口を備えて、一方の外気取り入れ口から
は空調装置に直接外気を導入させ、他方の外気取
り入れ口からの外気は、塵埃を取り除いて空調装
置に導入することによつて、熱交換器に供給され
る風量を減少することなく、導入空気に含まれる
塵埃を取り除こうとするものである。
〔考案の構成〕
このような目的を達成するため、この考案のフ
イルタケース付自動車用空調装置の構成は、ボデ
ーパネル1に設けてある外気取り入れ口10と、
熱交換器50,51とブロア52を内蔵させた空
調ケース5に連通させてある内気取り入れ口21
を内外気切替えダンパ4により選択的に開閉して
空調ケース5内に空気の取り入れを行う自動車用
空調装置において、上記外気取り入れ口10とは
別の第2の外気取り入れ口11をボデーパネル1
に設け、この第2の外気取り入れ口11と上記内
気取り入れ口21とを、フイルタ30を内蔵した
フイルタケース3により連通し、このフイルタケ
ース3には、さらに上記の内気取り入れ口21に
連通する内気供給口31を設けたものである。
〔考案の効果〕
塵埃を取り除いてない導入空気が、そのまま空
調装置の熱交換器を通つて室内に吹き出され、健
康上、衛生上に難点があつたり、また、空調装置
に塵埃除去装置が備えてあつても、フイルタメン
テナンスが容易でなかつたり、空調ケース5″の
通風路を塞ぐ形で設けられた各種フイルタ8a,
8bおよび8cそれに8dが熱交換器50,51
への供給風量を減少させていた従来のものに比較
して、この考案のフイルタケース付自動車用空調
装置は、ボデーパネル1に外気取り入れ口10と
第2の外気取り入れ口11を設けて、この第2の
外気取り入れ口11と内外気切替え箱2の内気取
り入れ口21とを、フイルタ30内蔵のフイルタ
ケース3により連通させるようにしたから、つぎ
の(イ)の効果が得られる。
(イ) 外気を選択的にフイルタ通路に通すことによ
り、導入空気に含まれる塵埃を取り除くととも
に、大風量外気はフイルタを通さず、そのまま
熱交換器に供給でき、しかも、フイルタメンテ
ナンスが容易である。
〔実施例〕
以下、添付図面に基づいて、この考案の実施例
を説明する。
第1図から第4図までの図面は、この考案の実
施例を示しており、ボデーパネル1に設けてある
外気取り入れ口10には、内外気切替え箱2の外
気導入口20がシール材100を介して取り付け
てあり、これら外気取り入れ口10および外気導
入口20と内外気切替え箱2の内気取り入れ口2
1とは、内外気切替え箱2内に軸P1により回動
自在に軸着してある内外気切替えダンパ4によつ
て、実線図示位置と鎖線図示位置の間を選択的に
切替えるようになつている。
さらに、内外気切替え箱2の開口部22は、ヒ
ータコア50、エバポレータ51とブロア(モー
タおよびフアン)52を内蔵させた空調ケース5
に接続してある。
空調ケース5の吹き出し口53は、ヒータ吹き
出し口530、デフロスタ吹き出し口531なら
びに各ベント吹き出し口(センタベント吹き出し
口532、サイドベント吹き出し口533)に接
続してある。
なお、ヒータコア50に近接して温度コントロ
ールダンパ54が、軸P2により回動自在に軸着
してあり、この温度コントロールダンパ54を実
線図示位置から鎖線図示位置の間を回動調節させ
ることによつて、ブロア52からの風をエバポレ
ータ51のみ通過させる冷風供給から、エバポレ
ータ51とヒータコア50の双方を通過させる除
湿暖風供給まで、選択的に送風することができ
る。そして、ボデーパネル1に上記外気取り入れ
口10とは別に第2の外気取り入れ口11を設
け、この第2の外気取り入れ口11と内外気切替
え箱2の内気取り入れ口21とを、フイルタ30
を内蔵したフイルタケース3により連通してあ
る。
このフイルタケース3内には、フイルタ30内
がメンテナンスを容易にするため、カセツト式に
取り付け取り外し自在に設けてあり、(カセツト
式でなくてもよい)フイルタケース3内に、外気
がフイルタ30を通るフイルタ通路300が形成
してある。
また、このフイルタケース3には、内外気切替
え箱2の内気取り入れ口21に連通する内気供給
口31が設けてあつて、この内気供給口31を選
択的に実線図示のように閉じたり、鎖線図示のよ
うに開いたりする切替えダンパ6が、フイルタケ
ース3内に軸P3により回動自在に軸着してあ
る。
上記の内外気切替えダンパ4および切替えダン
パ6は、図示しないリモートコントロールケーブ
ル等の単独操作装置(図示してない)で切替え操
作してもよいし、また、バキユームアクチユエー
タとかサーボモータ等でも行えるが、第2図図示
のヒータコントロールパネル7の内外気切替えレ
バー70と連動させるようにすれば、その切替え
操作がわかり易く簡単にできる。
なお、第2図図示のヒータコントロールパネル
7には、外気導入マーク7aと、フイルタを通る
外気導入マーク7bと、内気循環マーク7cのそ
れぞれが表示してあり、従つて、第2図では、内
外気切替えレバー70が外気導入マーク7a位置
にセツトされているから、実線図示の内外気切替
えダンパ4は、内外気切替え箱2の内気取り入れ
口21を閉じて外気導入口20とボデーパネル1
の外気取り入れ口10を開くとともに、フイルタ
ケース3内の実線図示の切替えダンパ6は、フイ
ルタケース3の内気供給口31を閉じ、、ボデー
パネル1の外気取り入れ口10および内外気切替
え箱2の外気導入口20から矢印Aで示される外
気が、内外気切替え箱2の開口部22を通つて、
フイルタ3を通らない外気が、矢印Bで示すよう
に空調ケース5(第1図参照)に導入されるので
ある。
ついで、第3図に示されるように、内外気切替
えレバー70がフイルタ3を通る外気導入マーク
7bにセツトされると、切替えダンパ6が実線図
示のようにフイルタケース3の内気供給口31を
閉じ状態に維持すると同時に、内外気切替え箱2
の内外気切替えダンパ4が鎖線図示から、実線図
示のように矢印C方向に回動してフイルタ通路3
00を開き、ボデーパネル1の第2の外気取り入
れ口11から矢印Aで示される外気が、フイルタ
通路300および内外気切替え箱2の内気取り入
れ口21と、その開口部22をそれぞれ通つて、
フイルタ3を通つた外気が、矢印Bで示すように
空調ケース5(第1図参照)に導入される。
さらに、第4図で示されるように、内外気切替
えレバー70が、内気循環マーク7c位置にセツ
トされると、上記内外気切替えダンパ4は第3図
図示と同じ実線図示回動位置に維持してセツトさ
れているが、鎖線図示の切替えダンパ6は、実線
図示のように矢印D方向に回動して、フイルタケ
ース3の内気供給口31を開き、この内気供給口
31および内外気切替え箱2の内気取り入れ口2
1から矢印Eで示されるフイルタ3を通らない内
気が、内外気切替え箱2の開口部22を通つて、
矢印Bで示すように空調ケース5(第1図参照)
に導入されるのである。
この考案は、以上のように構成し、そして作用
するから、この考案の前述の効果を奏するのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図までの図面は、この考案の実
施例を示しており、第1図は全体構成断面図、第
2図は、第1図の各ダンパのを内外気切替えレバ
ー装置に連結した外気導入状態を示す図面、第3
図は、外気をフイルタを通して導入しているダン
パ状態を示す図面、第4図は、内気循環のダンパ
状態を示す図面、第5図および第6図は、従来装
置の図面である。 1……ボデーパネル、10……外気取り入れ
口、11……第2の外気取り入れ口、100……
シール材、2……内外気切替え箱、20……外気
導入口、21……内気取り入れ口、22……開口
部、3……フイルタケース、30……フイルタ、
31……内気供給口、300……フイルタ通路、
4……内外気切替えダンパ、P1,P2,P3…
…軸、5……空調ケース、52……ヒータコア、
51……エバポレータ、52……ブロア、53…
…空調ケースの吹き出し口、530……ヒータ吹
き出し口、531……デフロスタ吹き出し口、5
32……センタベント吹き出し口、533……サ
ントベント吹き出し口、54……温度コントロー
ルダンパ、6……切替えダンパ、7……ヒータコ
ントロールパネル、70……内外気切替えレバ
ー、7a……外気導入マーク、7b……フイルタ
を通る外気導入マーク、7c……内気循環マー
ク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ボデーパネルに設けてある外気取り入れ口
    と、熱交換器とブロアを内蔵させた空調ケース
    に連通させてある内気取り入れ口を、内外気切
    替えダンパにより選択的に開閉して空調ケース
    内に空気の取り入れを行う自動車用空調装置に
    おいて、上記外気取り入れ口とは別の第2の外
    気取り入れ口をボデーパネルに設け、この第2
    の外気取り入れ口と上記内気取り入れ口とを、
    フイルタを内蔵したフイルタケースにより連通
    し、このフイルタケースには、さらに上記の内
    気取り入れ口に連通する内気供給口を設けたこ
    とを特徴とするフイルタケース付自動車用空調
    装置。 (2) フイルタケースに設けた内気供給口を選択的
    に開閉する切替えダンパがフイルタケース内に
    備えてある実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のフイルタケース付自動車用空調装置。
JP7020784U 1984-05-14 1984-05-14 フイルタケ−ス付自動車用空調装置 Granted JPS60182220U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7020784U JPS60182220U (ja) 1984-05-14 1984-05-14 フイルタケ−ス付自動車用空調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7020784U JPS60182220U (ja) 1984-05-14 1984-05-14 フイルタケ−ス付自動車用空調装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60182220U JPS60182220U (ja) 1985-12-03
JPS6338091Y2 true JPS6338091Y2 (ja) 1988-10-07

Family

ID=30606598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7020784U Granted JPS60182220U (ja) 1984-05-14 1984-05-14 フイルタケ−ス付自動車用空調装置

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JPS60182220U (ja) 1985-12-03

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