JPH0553612U - X線テレビ装置 - Google Patents

X線テレビ装置

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JPH0553612U
JPH0553612U JP10738091U JP10738091U JPH0553612U JP H0553612 U JPH0553612 U JP H0553612U JP 10738091 U JP10738091 U JP 10738091U JP 10738091 U JP10738091 U JP 10738091U JP H0553612 U JPH0553612 U JP H0553612U
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JP
Japan
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ray
frame
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film
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Application number
JP10738091U
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English (en)
Inventor
滋 松村
Original Assignee
横河メディカルシステム株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 透視状態で撮影領域及びその周囲の領域の状
態を正確に把握することが可能なX線テレビ装置を提供
する。 【構成】 X線出力系からのX線を受ける間接撮影用の
テレビカメラとX線出力系からのX線によりX線フィル
ムに撮影を行う速写撮影装置とを備え、操作部からの指
示によりX線フィルムを複数の領域に分割して撮影する
ことが可能なX線テレビ装置において、フィルムの大き
さ若しくは複数に分割されたX線フィルムの撮影領域の
大きさを検出する演算手段12と、撮影領域の大きさに
応じた枠の画像信号を生成する枠生成手段13と、枠生
成手段13で生成された枠の画像信号をテレビカメラが
撮影した映像に合成する画像合成手段14とを備えたこ
とを特徴とするものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はX線テレビ装置に関し、特にX線テレビ装置の撮影領域の確認につい ての改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のX線テレビ装置の全体構成を図5に示す。この図を用いて使用順序に従 って説明を行う。
【0003】 まず、X線透視によって被検体(患者)3の像確認及び位置決めを行う。すな わち、X線管装置1から照射されたX線は開放状態のコリメータ2及び被検体3 を通過し、X線透視像としてイメージインテンシファイア7で増幅され、テレビ カメラ8で映像信号に変換される。このX線透視像の映像信号はCRT表示装置 9で表示される。操作者は、CRT表示装置9の透視像を確認しながら図示しな いテーブル駆動装置を駆動することによりテーブル4を移動させて、被検体3の 所望の部位の透視像が得られるように位置決めを行う。
【0004】 そして、位置決めが完了した時点で、X線フィルム撮影を実行する。通常はフ ィルムを複数の領域に分割(2〜6分割)して撮影を行うようにしている。そこ で、撮影を行う領域のみにX線が照射されるようにコリメータ2の開口が調節さ れる。ここで、CRT表示装置9へのX線透視がオフされ、速写撮影装置6が待 避から所定撮影位置に移動する(図5では速写撮影装置6は所定撮影位置にある 状態を示している)。この後、撮影用のX線照射が行われ、速写装置内6のフィ ルムにX線像の露光が行われる。X線像のフィルム露光が終了すると、速写装置 6は待避位置に戻る。
【0005】 ここで、コリメータ2が開放され、CRT表示装置での透視のためのX線照射 が開始される。これ以後、被検体3の別な部位のX線撮影を行うのであれば、上 記位置決めから繰り返して行われる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような手順によってCRT表示装置9による透視とフィルム撮影とが行 われている。この場合、フィルム上での撮影領域の確認には、透視時に実際にコ リメータ2の開口を調節して確認している。このために、コリメータの制御に時 間がかかる問題がある。また、コリメータ2の開口をセットすると図6Bに示す ように視野が狭くなり、透視領域A内であっても表示領域Bの外側のものが見え なくなり、位置決めを再度行うのに非常に時間がかかり、不便であるという問題 も生じている。
【0007】 本考案は上記した課題を解決するためになされたものであって、透視状態で撮 影領域及びその周囲の領域の状態を正確に把握することが可能なX線テレビ装置 を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本考案は、X線出力系からのX線を受ける間接撮影用のテ レビカメラとX線出力系からのX線によりX線フィルムに撮影を行う速写撮影装 置とを備え、操作部からの指示によりX線フィルムを複数の領域に分割して撮影 することが可能なX線テレビ装置において、 フィルムの大きさ若しくは複数に分割されたX線フィルムの撮影領域の大きさ を検出する演算手段と、撮影領域の大きさに応じた枠の画像信号を生成する枠生 成手段と、枠生成手段で生成された枠の画像信号をテレビカメラが撮影した映像 に合成する画像合成手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】
本考案において、フィルム撮影領域の大きさが演算手段により求められ、これ に応じた枠画像信号が枠生成手段により生成され、この枠画像信号とカメラから の映像信号とが画像合成部で合成され、重ねてCRT表示装置に送出され、X線 透視像の全体及び撮影領域の枠が表示される。
【0010】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明する。 図1は本考案の一実施例を示す構成図である。この図において、8はイメージ インテンシファイアの出力をアナログの映像信号に変換するテレビカメラ、9は 映像表示を行うCRT表示装置、11はオペレータが各種操作を行う操作卓、1 2は操作卓11からのフィルム分割撮影の指示を受けてフィルムサイズを基準に して分割撮影領域の大きさを求める演算手段、13は演算手段12の演算結果を 受けて映像信号上での分割撮影領域の大きさの枠を生成する枠生成部、14はテ レビカメラ8の映像信号に枠生成部13で生成された枠を画像合成する画像合成 部である。
【0011】 このように構成された本実施例装置の動作は以下の通りである。 イメージインテンシファイアで増幅され可視像とされた被検体の透視像はテレ ビカメラ8により映像信号に変換される。一方、操作卓にはオペレータからの各 種指示が与えられており、フィルムの分割数の指示も与えられている。演算手段 12は操作卓11からのフィルム分割数の指示を受け取り、装填されているフィ ルムサイズも参照して、1コマ分の大きさを求める。そして、枠生成部13が撮 影する1コマの大きさに等しい枠に相当する画像信号(枠画像信号)を生成する 。この枠画像信号は、1コマの撮影領域に相当する外枠部分に白線等を表示する ような信号である。画像合成部14は、テレビカメラ8からの映像信号と枠生成 部13からの枠画像信号との同期をとって、画像合成(スーパーインポーズ)を 行い、合成画像をCRT表示装置9に供給する。従って、CRT表示装置9には 、図2に示すような画像が得られる。
【0012】 この図2は被検体のX線透視像とフィルム分割領域に応じた枠とが重畳された 状態を示している。ここで、枠の表示は被検体のX線透視像と違いが明確になる ように、色,輝度,線径などを配慮しておく。このように枠を表示すると共に、 X線透視像の全体を表示するようにしているので、撮影領域の周囲の状況も正確 に把握することが可能になっている。また、コリメータを駆動する(開口を調節 する)時間が不要になり、また位置決めが容易になるため、測定を迅速に行うこ とができる。
【0013】 図3は本考案の他の実施例の構成を示す構成図である。この図に示す構成は、 ディジタル画像処理を行うものである。撮像部20はディジタル映像信号を画像 メモリ22に対して出力する。一方、操作卓にはオペレータからの各種指示と共 に、フィルムの分割数の指示が与えられている。演算手段12は操作卓11から のフィルム分割数の指示を受け取り、装填されているフィルムサイズも参照して 、1コマ分の大きさを求める。そして、枠生成部21が撮影する1コマの大きさ に等しい枠に相当するディジタル画像信号(ディジタル枠画像信号)を生成する 。このディジタル枠画像信号は、1コマの撮影領域に相当する外枠部分に白線等 を表示するようなディジタル信号である。画像メモリ22では、撮像部20から のディジタル映像信号が書き込まれ、その後枠生成部21からのディジタル枠画 像信号が書き込まれ、合成した画像データが得られる。この画像データをD/A 変換器23によりD/A変換してCRT表示装置9に供給する。従って、図1に 示した実施例の場合と同じ様にCRT表示装置9には、図2に示すような画像が 得られる。この実施例の場合、画像メモリ22を1画面分だけでなく、図4に示 すように画像表示用イメージメモリ22aと、枠や文字などを表示す得るオーバ レイ用メモリ22bとを設け、両メモリの出力を出力するようにしてよい。
【0014】 尚、枠の表示は操作卓からの指示により任意に表示/非表示を切換えることが 可能なようにしておくことも可能であり、枠表示が不要なときに非表示状態にで きるようにしておく。
【0015】 以上詳細に説明したように、フィルム分割撮影領域に応じた枠を表示すると共 に、X線透視像の全体を表示するようにしているので、撮影領域の周囲の状況も 正確に把握することが可能になっている。これにより位置決めが極めて容易にな る。また、コリメータを駆動する時間が不要になり、測定を迅速に行うことが可 能になる。
【0016】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、本考案では、フィルム分割撮影領域に応じた枠画 像信号を生成し、この枠画像信号をカメラからの映像信号に重ねてCRT表示装 置に送出することで、X線透視像の全体及び撮影領域の枠を表示するようにして いるので、撮影領域の周囲の状況も正確に把握することが可能になっている。こ れにより位置決めが極めて容易になる。また、コリメータを駆動する時間が不要 になり、測定を迅速に行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一の実施例の構成を示す構成図であ
る。
【図2】本考案による映像の様子を示す説明図である。
【図3】本考案の他の実施例の構成を示す構成図であ
る。
【図4】本考案の他の実施例の主要部の構成を示す構成
図である。
【図5】従来のX線テレビ装置の全体構成を示す構成図
である。
【図6】従来のX線テレビ装置の映像の様子を示す説明
図である。
【符号の説明】
8 テレビカメラ 9 CRT表示装置 11 操作卓 12 演算手段 13 枠生成部 14 画像合成部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線出力系からのX線を受ける間接撮影
    用のテレビカメラとX線出力系からのX線によりX線フ
    ィルムに撮影を行う速写撮影装置とを備え、操作部から
    の指示によりX線フィルムを複数の領域に分割して撮影
    することが可能なX線テレビ装置において、 フィルムの大きさ若しくは複数に分割されたX線フィル
    ムの撮影領域の大きさを検出する演算手段(12)と、
    撮影領域の大きさに応じた枠の画像信号を生成する枠生
    成手段(13)と、枠生成手段(13)で生成された枠
    の画像信号をテレビカメラが撮影した映像に合成する画
    像合成手段(14)とを備えたことを特徴とするX線テ
    レビ装置。
JP10738091U 1991-12-26 1991-12-26 X線テレビ装置 Pending JPH0553612U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10738091U JPH0553612U (ja) 1991-12-26 1991-12-26 X線テレビ装置

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JP10738091U JPH0553612U (ja) 1991-12-26 1991-12-26 X線テレビ装置

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JPH0553612U true JPH0553612U (ja) 1993-07-20

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ID=14457652

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1141519A (ja) * 1997-07-17 1999-02-12 Shimadzu Corp X線透視撮影装置
JP2005040494A (ja) * 2003-07-25 2005-02-17 Shimadzu Corp 放射線治療計画装置

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