JPH0552228B2 - - Google Patents

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JPH0552228B2
JPH0552228B2 JP59121123A JP12112384A JPH0552228B2 JP H0552228 B2 JPH0552228 B2 JP H0552228B2 JP 59121123 A JP59121123 A JP 59121123A JP 12112384 A JP12112384 A JP 12112384A JP H0552228 B2 JPH0552228 B2 JP H0552228B2
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JP
Japan
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winning
ball
circuit
signal
motor
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JP59121123A
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JPS61377A (ja
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Shigeru Ichihara
Michinori Kitamura
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Daiichi Shokai Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Shokai Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daiichi Shokai Co Ltd filed Critical Daiichi Shokai Co Ltd
Priority to JP59121123A priority Critical patent/JPS61377A/ja
Publication of JPS61377A publication Critical patent/JPS61377A/ja
Publication of JPH0552228B2 publication Critical patent/JPH0552228B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明はパチンコ機に関するものである。
(従来の技術) 従来より、遊技盤上の予め定められた入賞口に
球が入賞したときには通常の入賞口よりも比較的
有利な入賞態様が形成される入賞装置を備え、そ
の入賞態様の形成期間中に球が特定の入賞口に入
賞したときには前記有利な入賞態様を繰り返し形
成するようにしたパチンコ機が各種提案されてい
る。そして、各入賞口への入賞球検出に基づいて
有利な入賞態様が形成されたことをランプ表示、
効果音発生等により遊技者に報知するようにして
いた。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、従来のパチンコ機では入賞球発生に
基づき形成される入賞態様の変化が平凡で単調な
繰り返しであるという問題があつた。
そこで、本願発明は入賞態様の変化に富んだパ
チンコ遊技を楽しめるとともに、その態様別変化
を遊技継続中にタイミングよく識別でき、遊技者
がより有利な状態で遊技を楽しむことができるパ
チンコ機を提供するものである。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 本発明は前記問題点を解決するために、パチン
コ機に対し、遊技盤上で通常の入賞口よりも比較
的有利な第一の入賞態様と、その第一の入賞態様
よりも更に有利な第二の入賞態様との、少なくも
二態様を形成可能な可動部分を有する入賞装置
と、遊技盤上に配設された第一の入賞口への入賞
球検出に基づき、前記入賞装置を第一の入賞態様
に駆動させるための信号を出力する第一の入賞球
検出手段と、前記入賞装置が第一の入賞態様にあ
るときにおける第二の入賞口への入賞球検出に基
づき、所定条件の下で前記入賞装置を第二の入賞
態様に駆動させるための信号を出力する第二の入
賞球検出手段と、前記第一及び第二の入賞球検出
手段による各信号の出力時に同期して、入賞装置
の各入賞態様への変化を各態様毎に異なつた報知
態様で報知するための入賞態様識別報知手段とを
備えるという構成を採用している。
(作用) すなわち、球が第一の入賞口に入賞すると入賞
装置は可動部分が作動して第一の入賞態様に変化
され、その変化期間中に球が第二の入賞口に入賞
すると入賞装置は更に有利な第二の入賞態様に変
化される。そして、第一の入賞態様及び第二の入
賞態様への変化時には、その変化情報が各入賞態
様毎に識別可能な態様でタイミングよく報知され
る。
(実施例) 以下、本発明を具体化した一実施例を図面に従
つて説明する。
第1図に示すパチンコ遊技機の遊技盤1(第2
図参照)中央には第3図に示す入賞装置Sが遊技
盤1前面から装着されている。遊技盤1には前記
入賞装置Sの基板2を取り囲むように4個の風車
3が設けられており、さらにその外方には入賞口
4,5,6,7が設けられている。入賞装置Sの
下方に設けられた第一の入賞口としての入賞口4
の裏面側にはこの入賞口4に入賞した球を検出す
る第一の入賞球検出手段としてのマイクロスイツ
チSW1が取着されている。また、入賞口7直下
にはランプLA1が設けられており、前記マイク
ロスイツチSW1からの信号により所定時間点滅
し、前記入賞口4への入賞を表示するようになつ
ている。
また、第1図に示すようにパチンコ遊技機の下
側にはスピーカSPが取着されており、前記マイ
クロスイツチSW1からの信号により前記ランプ
LA1と同期して所定時間電子音を発するように
なつている。
第3図に示すように前記入賞装置Sの基板2の
裏面にはモータ8が取着され、そのモータ軸9に
は第5図に示す切欠11を有する駆動板としての
カム円板10が固着されている。
前記カム円板10の側方には同円板10の初期
位置を検出するマイクロスイツチSW4が装着さ
れている。このスイツチSW4はカム円板10の
初期位置を設定し、カム円板10が所定の回動位
置に復帰したときモータ8の電源を一旦開路し、
モータ8の駆動を停止し、初期のカム円板10の
動作に備えさせるためのスイツチである。
前記カム円板10の下方には両側に一対のアー
ム部13が一体形成された被動板12がリンク1
4により連節されている。被動板12には一対の
摺動溝15が形成されており、同被動板12は前
記カム円板10及び被動板12を覆うように取着
された押え板16のレール部17に沿つて上下方
向の往復動可能になつている。前記アーム部13
の先端部には長孔13aが形成されている。この
長孔13aには後述する可動球把持片21の軸2
4端に固着されたリンク部材26の連結ピン26
aが摺動可能に挿通されている。
前記基板2の前面上部には第3図に示すように
7個の発光ダイオードLEDセグメント19より
なる表示部18が設けられ、後記する球把持部材
20の動作継続回数(規定動作回数(8回)を繰
り返した回数)を表示するようになつており、前
記表示部18の上部には入賞口18aが形成され
ている。
前記基板2の中央両側には可動球把持片21と
被動球把持片22とからなる球把持部材20が対
称位置にかつ回動可能に取着されている。
前記可動球把持片21及び被動球把持片22の
上部には相対向する位置に半円弧状の切欠凹部2
1a,22aが設けられており、これらの切欠凹
部21a,22aは第5図に示すように球把持部
材20が閉鎖状態にあるとき円形をなし、球把持
部材20が球を把持したとき、その状態を遊技者
が視認することができるようになつている。
球把持部材20直上に位置するように基板2の
前面にはそれぞれ円弧状をなす球よけ片23が形
成され、閉鎖待機位置にある球把持部材20に飛
来した球が当たりにくくするとともに、前記表示
部18との間に第3図に矢印で示すように球通路
を形成する。
基板2に貫挿されるとともに基板2裏面に設け
られた軸受25に支承された軸24の先端には前
記可動球把持片21が固着され、基端にはリンク
部材26が固着され、可動球把持片21は前記被
動板12の上下動に連動して回動されるようにな
つている。前記被動球把持片22には第5図に示
すように基板2に透設された規制孔27に対応す
る規制突起28が設けられているとともに、下端
部において前記軸24にコイルばね29を介して
外嵌され、前記コイルばね29により前記可動球
把持片21側へ付勢されている。そして、この被
動球把持片22は、前記可動球把持片21の回動
に従動して所定量回動された後、その規制突起2
8が規制孔27の一端縁に当接されて回動が規制
され、さらに所定量回動される前記可動球把持片
21との間に第一の入賞態様としてのV字状の入
賞口を形成する。以後、V字状の入賞口をV入賞
口、その形成動作をV動作という。
前記被動球把持片22の内側上部には球把持凹
部22bが形成され、下側には切欠22cが形成
されている。この球把持凹部22bは球把持部材
20の開放状態において把持した球を閉鎖待機位
置に戻つた状態で基板2に設けた第二の入賞口と
しての特定入賞口30に導き、切欠22cは両球
把持片21,22により形成されたV入賞口内に
入つた球を被動球把持片22の直下に球導入部3
1に設けた球受口32を介して基板2裏面へ導く
ようにしている。なお、球導入部31は第3図に
示すようにポケツト状に形成され、下部基板2に
球受口32が貫設されている。
第3,4図に示すように基板2下部の両球導入
部31間には四角形状の球受口33が形成され、
同球受口33内に設けられた支軸34により球受
板35が基板2前方への回動可能に取着されてい
る。
第4図に示すように基板2裏面には前記球受板
35と対応して電磁ソレノイド36が基板2と直
交して取着され、そのプランジヤ37が一端を支
持具38に係止したコイルばね39により突出方
向に付勢されている。そして、前記プランジヤ3
7に取着された補助アーム40と前記球受板35
とをリンク41により連節して同球受板35を開
閉動作させるようにしている。
ところで、第4図に示すように前記特定入賞口
30に導かれた球は基板2裏面に装着された第二
の入賞球検出手段としてのマイクロスイツチSW
2により入賞が検出され、同スイツチSW2から
送られた信号によりモータ8が図示しないタイマ
ー等の働きによつて規定時間、規定回数通電さ
れ、球把持部材20が回動されてV入賞口が形成
されるようになつているとともに、前記電磁ソレ
ノイド36が規定時間、規定回数通電励磁され、
第二の入賞態様を形成すべく球受板35が解放さ
れるようになつている。
第3図に示すように基板2には球受板35上方
に位置するように常時点灯するランプLA2が設
けられ、球受口33内には前記電磁ソレノイド3
6の動作と同期して同球受口33を照明するラン
プ(図示略)が設けられている。
また、球受口33の底部には球受板35により
導かれ、球受口33内に球が導かれる球導出路4
2が形成され、この球導出路42にはマイクロス
イツチSW3が取着されている。そして、このマ
イクロスイツチSW3が入賞した球を検出してカ
ウントし規定個数に達すると、球受板35の開放
が規定時間、規定回数に満たない場合でも強制的
に停止するようになつている。
次に、前記のように構成した入賞装置Sについ
て、その作用を説明する。
第2図に示す入賞口4に球が入賞するとマイク
ロスイツチSW1により入賞が検出され、同スイ
ツチSW1からの信号によりランプLA1が点滅
されるとともに、スピーカSPから電子音が発せ
られ、入賞口4への入賞が表示され、報知され
る。入賞の表示・報知に同期してモータ8が通電
される。モータ8の回転によりモータ軸9に軸着
される。モータ8の回転によりモータ軸9に軸着
されたカム円板10が当該カム円板10に上端を
枢着したリンク14を上方に吊り上げ、さらにリ
ンク14の上昇に伴つて被動板12が押え板16
のレール部17により規制案内され、上方に摺動
される。
そして、被動板12の上動により、リンク部材
26が軸24を中心に回動され、可動球把持片2
1が回動される。すると、コイルばね29の付勢
力により被動球把持片22が前記可動球把持片2
1に従動して同方向に回動され、球把持部材20
は閉じた状態で第6図に示す位置まで回動され
る。
さらに被動板12が上動されると、第7図に示
すように被動球把持片22の規制突起28が基板
2の規制孔27上端に当接されて被動球把持片2
2の回動が規制され、可動球把持片21のみが回
動されてV入賞口が形成される。このとき、V入
賞口に入つた球はポケツト状の球導入部31を経
て球受口32により基板2裏面へ導かれてセーフ
球となる。
一方、球把持凹部22bに落入した球はカム円
板10のさらなる回転に伴つて前記と逆の過程を
経て、被動板12の下方への摺動に従い、被動球
把持片22により把持された状態で被動球把持片
22が第5図に示す閉鎖待機位置に回動されたと
き、特定入賞口30を経て基板2裏面に導かれ
る。基板2裏面に導かれた球がその球導入路に取
着されたマイクロスイツチSW2により検出され
ると同時に表示部18に“1”が点滅表示される
とともに前記モータ8が通電され、やや遅れて電
磁ソレノイド36が通電されるとともに、球受口
33内のランプ(図示略)が点灯される。
モータ8の回転に伴い、球把持部材20がふた
たび回動され、電磁ソレノイド36の通電励磁に
より第4図に示すようにプランジヤ37がコイル
ばね39の付勢力に抗して駆動され、この駆動が
リンク41を介して球受板35に伝えられて、球
受板35が基板2前方へ開放される。この時、表
示部18及び球よけ片23間の球通路を飛来した
球が入賞し、基板2裏面に導かれる。そして、球
受板35はタイマ等により規定時間開放された
後、閉じられる。
前記球把持部材20のV動作及び球受板35の
開閉動作は規定回数(8回)行なわれる。
この規定動作回数(8回)内に球受板35に導
かれた球は球受口33底部に形成された球導出路
42に導かれ、マイクロスイツチSW3により検
出されてカウントされる。その個数が規定個数に
達すると、球受板35の開閉回数が規定動作回数
(8回)内であつてもその時点で球受板35は強
制的に閉鎖される。
球把持部材20が規定動作回数(8回)のV動
作を行なううちに、特定入賞口30への入賞球が
マイクロスイツチSW2によつて1個以上検出さ
れると、V動作の規定動作回数終了後に表示部1
8に“2”が点滅表示されたV動作の動作継続回
数が表示されるとともに、前記と同様の球把持部
材20のV動作及び球受板35の開閉動作が規定
動作回数(8回)行なわれる。以後、球把持部材
20の規定動作回数(8回)内に入賞球がマイク
ロスイツチSW2によつて1個以上検出されると
表示部18にV動作の動作継続回数が前回の表示
に1加えて表示される。そして、この動作継続回
数が規定の回数(8回)に達したときは、V動作
の規定動作回数(8回)内にマイクロスイツチ
SW2により入賞球が検出されてもそれ以降の球
把持部材20のV動作及び球受板35の開閉動作
は行なわれない。
なお、この前記マイクロスイツチSW1の入賞
球検出に伴う球把持部材20の回動は一回のみ行
なわれ、このとき球把持凹部22bに球が入らな
かつたときは、それ以後の球把持部材20のV動
作及び球受板35の開閉動作は行なわれない。
次に、上記入賞装置Sの電気回路を第8図〜第
14図に従つて説明する。
駆動制御回路は大きく分けて電源回路51、ク
ロツク・リセツト・タイマ回路52、スイツチ入
力検出回路53、入力判定処理回路54、モータ
及び表示駆動回路55、ランプ駆動回路56、及
び、サウンド回路57とから構成されており、こ
の実施例では前記ランプ駆動回路56とサウンド
回路57により入賞態様識別報知手段を構成して
いる。
まず、電源回路51について説明する。
第8図において、ブリツジ整流器61はモータ
8の駆動電源として使用される24V交流電源を直
流に整流し、その直流電源Vlamをランプ駆動回
路56に供給し、前記ランプLA1,LA2の電源
としている。又、ブリツジ整流器61で整流され
た電源はダイオード、コンデンサ、抵抗等で構成
された平滑回路62で平滑され、その直流電源
Vsol、Vampをそれぞれ前記電磁ソレノイド36
の駆動電源及び後記するサウンド回路57のアン
プ等の電源としている。
さらに、平滑された直流電流はレギユレータ回
路63を介して15Vの直流電源Vcとなり、各回
路52〜57の駆動電源としている。
次に、クロツク・リセツト・タイマ回路52に
ついて説明する。
第9図において、クロツク・リセツト・タイマ
回路52は後述する各電気回路の制御タイミン
グ、制御時間等を設定するものであつて、クロツ
ク回路64、リセツト回路65、及びタイマ回路
66とから構成されている。
そして、クロツク回路64はその発振子67に
よつて404KHzの基本クロツク信号を作り、その
クロツク信号をタイマ回路66に出力している。
リセツト回路65は前記電源回路51からの直流
電源Vcが入力されるとワンシヨツトのリセツト
信号B2を各回路に出力する。
タイマ回路66は前記基本クロツク信号を分周
回路68にて1/(2の12乗)に分周し、その分
周した分周信号を次段の分周回路69でさらに1/
12に分周する。そして、この分周した分周信号D
1,D6,D7は後記するスイツチ入力検出回路
53、及び、前記セグメント19及びランプLA
1,LA2点滅動作のためにランプ駆動回路56
に出力される。
第1のタイミング回路70は後記する入力判定
処理回路54からの信号C6及び前記分周回路6
9からの分周されたクロツク信号CLを入力し、
この両信号に基づいて第15図に示すタイマ信号
D2,D3,D4を入力判定処理回路54に出力
するようになつている。第2のタイミング回路7
1は後記するスイツチ入力検出回路53の信号A
4を入力し、この信号A4に基づいて第16図に
示すパルス幅973msecのタイマ信号D5を後記す
るランプ駆動回路56に出力する。
次にスイツチ入力検出回路53について説明す
る。
第10図において、スイツチ入力検出回路53
は入賞球検出用マイクロスイツチSW1、特定入
賞球検出用マイクロスイツチSW2、球検出用ス
イツチSW3、回動位置検出用マイクロスイツチ
SW4等の動作に基づき検出信号を形成処理し、
次段の入力判定処理回路54等を起動しかつ制御
するもので、球数検出回路72、特定入賞球検出
回路73、カム検出回路74、及び、入賞球検出
回路75とから構成されている。球数検出回路7
2は前記球数検出用マイクロスイツチSW3がオ
ンしその立下りでワンシヨツト(パルス幅
2msec)のカウント信号A6を出力するようにな
つている。なお、カウント信号A6は後記する入
力判定処理回路54から出力される前記モータ8
の駆動の有無のための信号C5によつてその出力
が制御されている。そして、この場合、前記モー
タ8が停止しているとき、仮に前記マイクロスイ
ツチSW3がオンしてもカウント信号A6が出力
されないようにしている。
又、マイクロスイツチSW3がオンしたとき、
オン信号に応答してタイマ回路76がHレベルの
信号A9を入賞球検出回路75に0.6sec間出力す
るようになつている。
特定入賞球検出回路73は前記特定入賞球の検
出用マイクロスイツチSW2がオンしその立下り
でワンシヨツト(パルス幅2msec)のカウント信
号A5を出力するようになつている。
カム検出回路74は前記カム円板10の回動位
置を検知するマイクロスイツチSW4がオンしそ
の立下りでワンシヨツト(パルス幅2msec)のカ
ウント信号A3,A4を出力するようになつてい
る。又、カム検出回路74はマイクロスイツチ
SW4のオン、オフ状態を検知するための信号、
すなわち、マイクロスイツチSW4がオンの時L
レベル、反対に、オフの時Hレベルとなるカム状
態検出信号A8を出力するようになつているとと
もに、前記カム状態検出信号A8がLレベルから
Hレベルに立上つた時(マイクロスイツチSW4
がオンからオフになつた時)、出力されるワンシ
ヨツトのタイミング信号A2を出力する。
入賞球検出回路75は前記入賞球の検出用マイ
クロスイツチSW1がオンしその立下りでワンシ
ヨツト(パルス幅2msec)の入賞信号A1を出力
するようになつている。なお、入賞信号A1は後
記する入力判定処理回路54から出力される前記
モータ8の駆動の有無のための信号C1,C3、
特定入賞球の有無のための信号C2、前記球数検
出回路72からの信号A9によつてその出力が制
御されている。そして、この場合、前記モータ8
が停止していることによつて信号C1,C3がL
レベル、特定入賞球が無いことによって信号C2
がLレベル、及び前記信号A9がLレベルのとき
のみ、前記マイクロスイツチSW1のオン動作に
応答してワンシヨツトの入賞信号A1が出力され
るようにしている。
次に、入力判定処理回路54について説明す
る。
第11図において、入力判定処理回路54は前
記スイツチ入力検出回路53による検出信号を処
理判定し球把持部材20の動作条件を設定制御す
るもので、モータ駆動開始判定回路77、特定入
賞球有無判定回路78、モータ駆動状態判定回路
79、有効入賞球判定回路80、カウタン回路8
1、及び、処理回路82とから構成されている。
モータ駆動開始判定回路77は入賞球検出回路
75からの入力信号A1、カム検出回路74から
のタイミング信号A2、及び、リセツト信号B2
を入力し、入賞信号A1に応答してR−Sフリツ
プ・フロツプ83がセツトされ、同フリツプ・フ
ロツプ81からLレベルの駆動開始のための判定
信号C1が出力され、反対に、リセツト信号B2
若しくはタイミング信号A2に応答してリセツト
されHレベルの駆動停止のための判定信号C1が
出力される。
又、モータ駆動開始判定回路77は処理回路8
2から制御信号が出力されるようになつていて、
球把持部材20が規定動作回数(8回)以内の動
作途中であつて、かつ球受口33に導入される球
が規定個数(9個)以内でモータ8が停止し
0.5sec後、後記する特定入賞球の有無判定回路7
8の判定信号C2がLレベルのとき、又は、モー
タ8が停止し2sec後に有無判定回路78の判定信
号C2がHレベルのとき、フリツプ・フロツプ8
3からLレベルの駆動開始のための判定信号C1
が出力されるようになつている。
特定入賞球有無判定回路78は特定入賞球検出
回路73からのカウント信号A5、及び、リセツ
ト信号B2を入力し、カウント信号A5に応答し
てR−Sフリツプ・フロツプ84からLレベルの
特定入賞球があつたことを指示するための判定信
号C2,C16を出力し、反対に、リセツト信号
B2に応答してリセツトされ特定入賞球の入賞を
持つ。又、R−Sフリツプ・フロツプ84はモー
タ駆動開始判定回路77からリセツト信号RSに
応答して、すなわち、モータ駆動開始判定回路7
7がセツト状態の時、リセツトされるようになつ
ている。なお、R−Sフリツプ・フロツプ84か
ら判定信号C2は処理回路82にも出力されるよ
うになつている。
モータ駆動状態判定回路79は処理回路82を
介して前記特定入賞球有無判定回路78、有好入
賞球判定回路80、カウンタ回路81等から出力
される信号に基づいてそのR−Sフリツプ・フロ
ツプ85がセツト又はリセツトされ、本実施例で
はモータ停止し2sec後、前記特定入賞球有無判定
回路78の判定信号C2がHレベルになつた時、
R−Sフリツプ・フロツプ85がセツトされる。
反対に、モータ停止後で特定入賞球が無く規定
動作回数(8回)の球把持部材20の動作終了又
は球受口33に導入される球が規定個数(9個)
に達した時、リセツトされるとともに、球把持部
材20の動作が規定動作回数(8回)が終了又は
球受口33に導入される球が規定個数(9個)に
達した時であつて、前記カム状態位置検出用のマ
イクロスイツチSW4がオンした時、リセツトさ
れるようになつている。
有効入賞球判定回路80は前記入賞球検出回路
75からの入賞信号A1,カム検出回路74から
のタイミング信号A2を入力し、その入賞信号A
1に応答してR−Sフリツプ・フロツプ86がセ
ツトされ、同フリツプ・フロツプ86からLレベ
ルの入賞球が入賞したことを指示する判定信号C
4,C17が出力され、同判定信号C4,C17
が出力されると同信号に基づいて同フリツプ・フ
ロツプ86が再びリセツトされるようになつてい
る。
カウンタ回路81は2個のカウンタ87,88
とから構成され、カウンタ87は球数検出回路7
2のカウント信号A6を加算カウントし、カウン
ト信号A6を8個カウントした後、Hレベルのカ
ウントアツプ信号を処理回路82に出力するよう
になつている。一方、他方のカウンタ88は前記
球把持部材20の動作規定回数(8回)をカウン
トするアツプダウンカウンタであつて、前記セグ
メント19がカウントアツプ(カウンタ87がカ
ウントアツプ)する時にその値が規定回数として
ロードされカム検出回路74からのカウント信号
A4を入力するたびごとにそのロードされた値を
カウントダウンし規定回数をカウントする。そし
て、カウント値が0となると、同カウンタ88は
Lレベルのカウントダウン信号を次段の処理回路
82に出力するようになつている。
次に、モータ及び表示駆動回路55について説
明する。
第12図において、モータ及び表示駆動回路5
5は球把持部材20を駆動するモータ8を駆動停
止するとともに、表示部18において球把持部材
20の動作回数(回路ロジツクを一部修正しその
ほか入賞球数等)を表示せしめるもので、モータ
制御回路89とセグメント表示回路90とから構
成されている。モータ制御回路89はモータ駆動
開始判定回路77からの判定信号C1又は前記カ
ム検出回路74からのカム状態検出信号A8に基
づいてモータ駆動開始判定回路77から出力され
る信号C7を入力し、これらの信号C1,C7の
うちいずれかがHレベルになつた時、リレー91
をオンさせてモータ8に駆動電源を供給し駆動さ
せる。
セグメント表示回路90はカウンタ92、デコ
ーダ93、及び、トランジスタアレイ94とから
なり、カウンタ92は前記セグメント19の表示
が“0”の状態においてカム検出回路74からの
カウント信号A3をカウントして前記球把持部材
20の動作継続回数を加算カウントするととも
に、前記入力判定処理回路54からの判定信号C
13を入力した時(モータ8停止して2sec後、特
定入賞球があつた時)、動作継続回数を加算カウ
ントするようになつている。デコーダ93は前記
カウンタ92のカウント値を4ビツトのBCDコ
ードで入力し、そのコードをセグメント19に動
作継続回数として表示させるための駆動信号に変
換し、この駆動信号に基づいて次段のトランジス
タアレイ94を介してセグメント19を駆動制御
する。
次に、ランプ駆動回路56について説明する。
第13図において、ランプ駆動回路56は球把
持部材20の動作条件成立、動作等を表示するた
めの表示ランプLA1の駆動回路であり、タイマ
回路66からの信号D5,D6,D7、特定入賞
球有無判定回路78からの判定信号C16、モー
タ駆動状態判定回路79からの判定信号C15,
C18、及び、有効入賞球判定回路80からの判
定信号C17を入力する。又、ランプ駆動回路5
6はその出力端子P1,P2にセグメント19
が、端子P3,P4にランプLA1が、端子P7,
P8にランプLA2が、及び、端子P9,P10
に電磁ソレノイド36が接続されている。
そして、特定入賞球有無判定回路78の判定信
号C16がHレベル(特定入賞球があつたとき)、
モータ駆動状態判定回路79の判定信号C18が
Hレベル(モータ8が駆動中)、又は、有効入賞
球判定回路80の判定信号C17がHレベル(特
定入賞球が有効のとき)の時、後記するサウンド
回路57にサウンド信号soundを出力するととも
に、ランプLA1,LA2及びセグメント19を点
灯させ、そして、前記分周信号D6に基づいてセ
グメント19を、又、分周信号D7に基づいてラ
ンプLA1,LA2を点滅動作させている。
又、ランプ駆動回路56は判別信号C15及び
タイマ信号D5に基づいて、すなわち、球把持部
材20の動作中のモータ8の回転後、パルス幅
973msecのHレベルの信号を電磁ソレノイド36
に供給する。
次に、サウンド回路57について説明する。
第14図において、サウンド回路57は球把持
部材20の動作条件成立、動作、入賞の発生等を
音声により報知せしめるためのものであり、波形
合成回路95、音声合成回路96、及び増幅回路
97からなり、波形合成回路95で鋸波と方形波
を作りこの両波形を合成して音声合成のための適
当な波形を合成し、その合成された波形を次段の
音声合成回路96で周波数変調を行ない音声信号
を合成して次段の増幅回路97に出力するように
なつている。増幅回路97に出力される音声信号
は前記ランプ駆動回路56から出力されるサウン
ド信号soundに基づいて制御されサウンド信号
soundがHレベルの時のみ、すなわち、特定入賞
球有無判定回路78の判定信号C16がHレベル
(特定入賞球があつたとき)、モータ駆動状態判定
回路79の判定信号C18がHレベル(モータ8
が駆動中)、又は、有効入賞球判定回路80の判
定信号C17がHレベル(特定入賞球が有効のと
き)の時、次段の増幅回路97に出力されるよう
になつている。
そして、増幅回路97に入力された音声信号は
同回路97及び前記スピーカSPを介して出力さ
れる。
このように本実施例では、入賞装置Sに設けら
れた球把持部材20と球受板35により二種類の
入賞態様が形成されるため、遊技者は変化に富ん
だ遊技を楽しむことができる。
そして、入賞口4に球が入賞するとマイクロス
イツチSW1によりその入賞が検出され、該スイ
ツチSW1からの信号に基づいてランプLA1が
点滅されるとともに、スピーカSPから電子音が
発せられるので、遊技者は入賞装置Sの球把持部
材20によりV字状の入賞口が形成されることを
視覚及び聴覚両面で確認することができる。 ま
た、特定入賞口30への入賞球がマイクロスイツ
チSW2により検出されると、該スイツチSW2
からの信号に基づいて更にランプLA2が点滅さ
れるとともに、サウンド回路57で音声合成され
た音声信号に基づきスピーカSPからは入賞装置
Sの球受板35が開放動作されることが報知され
るので、遊技者は入賞により次に形成される入賞
態様が前記V字状の入賞口とは異なるものである
ことを迅速かつ確実に識別しながら遊技を継続す
ることができる。従つて、打球杆の操作等による
打球経路の調整を球受板35の開放動作期間内に
おいてタイミングロスすることなく機敏に行うこ
とができ、より有利な状態で以後のパチンコ遊技
を楽しむことができる。
なお、本発明は前記実施例の構成に限定される
ものではなく、例えば入賞装置Sの入賞態様を可
動部分(球把持部材20、球受板35)により形
成される入賞空間の種類や該空間形成時間なども
考慮しつつ三態様以上にしたり、また第二の入賞
口としての特定入賞口30を遊技盤1上の他の位
置に設けるなど、この発明の趣旨を逸脱しない範
囲内で任意に変更することも可能である。
発明の効果 以上詳述したように、本発明によれば遊技者は
複数の入賞態様を楽しむことができるばかりでな
く、入賞球の発生に基づき入賞装置の可動部分に
より次に形成される入賞態様がいかなる種類のも
のであるかを入賞態様識別報知手段からの報知情
報により遊技を継続しながらタイミングよく、か
つ確実に認識することができるとともに、該迅
速・的確な情報取得に基づいて以後のパチンコ遊
技をより有利な状態で楽しむことができるという
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はパチンコ遊技機全体を示す正面図、第
2図は遊技盤を示す正面図、第3図は入賞装置の
斜視図、第4図は同側断面図、第5図〜第7図は
それぞれ動作状態を示す背面図、第8図は電源回
路図、第9図はクロツク・リセツト・タイマ回路
図、第10図はスイツチ入力検出回路図、第11
図は入力判定処理回路図、第12図はモータ及び
表示駆動回路図、第13図はランプ駆動回路図、
第14図はサウンド回路図、第15図及び第16
図は出力波形図である。 基板2、第一の入賞口としての入賞口4、モー
タ8、カム円板10、被動板12、表示部18、
球把持部材20、可動球把持片21、被動球把持
片22、規制孔27、規制突起28、第二の入賞
口としての特定入賞口30、球受板35、電磁ソ
レノイド36、ランプLA1,LA2、第一の入賞
球検出手段としてのマイクロスイツチSW1、第
二の入賞球検出手段としてのマイクロスイツチ
SW2、マイクロスイツチSW3,SW4、スピー
カSP、電源回路51、スイツチ入力検出回路5
3、入力判定処理回路54、モータ駆動回路5
5、入賞態様識別報知手段としてのランプ駆動回
路56及びサウンド回路57、クロツク回路6
4、リセツト回路65、タイマ回路66。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 遊技盤1上で通常の入賞口5,6,7よりも
    比較的有利な第一の入賞態様と、その第一の入賞
    態様よりも更に有利な第二の入賞態様との、少な
    くとも二態様を形成可能な可動部分を有する入賞
    装置Sと、 遊技盤1上に配設された第一の入賞口4への入
    賞球検出に基づき、前記入賞装置Sを第一の入賞
    態様に駆動させるための信号を出力する第一の入
    賞球検出手段SW1と、 前記入賞装置Sが第一の入賞態様にあるときに
    おける第二の入賞口30への入賞球検出に基づ
    き、所定条件の下で前記入賞装置Sを第二の入賞
    態様に駆動させるための信号を出力する第二の入
    賞球検出手段SW2と、 前記第一及び第二の入賞球検出手段SW1,
    SW2による各信号の出力時に同期して、入賞装
    置Sの各入賞態様への変化を各態様毎に異なつた
    報知態様で報知するための入賞態様識別報知手段
    56,57と を備えたことを特徴とするパチンコ機。
JP59121123A 1984-06-12 1984-06-12 パチンコ機 Granted JPS61377A (ja)

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JPS58143782A (ja) * 1982-02-19 1983-08-26 株式会社三共 パチンコ遊技機

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