JP2732103B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2732103B2
JP2732103B2 JP63327687A JP32768788A JP2732103B2 JP 2732103 B2 JP2732103 B2 JP 2732103B2 JP 63327687 A JP63327687 A JP 63327687A JP 32768788 A JP32768788 A JP 32768788A JP 2732103 B2 JP2732103 B2 JP 2732103B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、遊技部内の特定位置を流下する打球を検出
する特定球検出手段からの検出信号に基づいて、複数の
識別情報を可変表示可能な可変表示装置を用いた所定の
補助遊技を行い、該補助遊技の遊技結果が特定結果態様
であることを条件に、変動入賞装置を遊技者にとって不
利な第1状態から遊技者にとって有利な第2状態へ変換
する特定遊技を起生する遊技内容の遊技機に関する。
〈従来の技術〉 従来の遊技機としては、遊技部に配設された始動口へ
打球が入賞すると複数の識別情報を可変表示する可変表
示部を備えた可変表示装置を用いて、該可変表示装置の
可変表示部に可変表示させた識別情報の停止結果態様を
判定する一連の動作を補助遊技として行い、補助遊技の
結果態様が特別停止態様になったことを条件として、変
動入賞装置を遊技者にとって不利な第1状態から遊技者
にとって有利な第2状態へと変換する遊技内容のパチン
コ機等が知られている。
また、遊技部に2つの可変表示装置を備えると共に、
各可変表示装置を用いた補助遊技の開始条件も各々異な
るものとすることで、複数の補助遊技を同時進行させる
ことを可能とし、娯楽性を高めたパチンコ機が、例えば
実開昭62−202884号公報により提案されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記した如く複数の可変表示装置を備
える従来のパチンコ機にあっては、複数の可変表示装置
を遊技部内に配設する必要があるものの、比較的狭小な
遊技盤の盤面に形成された遊技部に複数の可変表示装置
を配設した場合、複数の可変表示装置が遊技部内で多く
の領域を占有することとなり、他の遊技装置を取付ける
領域が減少することは勿論、遊技釘を植設するための領
域すら減少してしまうために、遊技釘で興趣に富んだ流
下状態の変化を打球に与えることが困難となり、打球の
流下状態が単調なものになり易いという重大な欠点があ
る。
すなわち、小球を用いた遊技を行う遊技機において、
遊技の根幹を成す筈の打球の流下状態が単調であるとい
う事は、比較的長時間に亘って行われることとなる通常
の遊技が単調になると言うことを意味し、希にしか行わ
れない補助遊技や極めて希にしか起生されない特定遊技
のみによって、遊技者に与える遊技上の興趣を高めるこ
とは事実上不可能であり、遊技機本来の遊技機能を発揮
することは到底無理なのである。
しかるに、上述した複数の可変表示装置を備える従来
のパチンコ機では、比較的大型に構成された既存の可変
表示装置をそのまま複数用いる上に、他の遊技装置とし
て変動入賞装置(大入賞口)等を配設するものとなって
いることから、狭小な遊技盤面を効率良く使用して、遊
技機本来の遊技機能を損なうことがないようにするとい
う課題認識もない。
加えて、複数の可変表示装置を以て、複数の補助遊技
を同時進行可能にすると言うことは、各補助遊技と該補
助遊技の遊技結果としての特定遊技との対応関係が不明
瞭となり易く、特に、各補助遊技毎に特定遊技が異なる
遊技内容で、殆ど同時に複数の補助遊技が開始された場
合には、遊技者は各可変表示装置で進行している補助遊
技の結果を注視して、特定結果態様の形成された可変表
示装置を認識していなければ、如何なる遊技内容の特定
遊技が開始される事となるかが判らない。
このように、特定結果態様が形成された補助遊技を認
識していなければ、これから開始される特定遊技の遊技
内容を認識することができず、たとえ遊技に熟練した遊
技者であっても、開始された特定遊技に応じた遊技展開
を期せるような準備を怠ることとなって、十分な遊技利
益を獲得できなくなる可能性があるため、遊技者に不利
益を及ぼすこととなる。ましてや、遊技に不慣れな遊技
者にとっては、同一形状の可変表示装置で同時に補助遊
技が進行する遊技内容では、遊技進行状態を認識するこ
とさえ困難である。
従って、複数の補助遊技が並行して行われる遊技内容
の遊技機の場合、遊技者は、補助遊技を行っている各可
変表示装置に対して注意を払い、補助遊技結果として開
始されることとなる特定遊技を予め認識している必要が
あるものの、比較的長時間に亘って遊技を継続すると、
相当の疲労感を遊技者にもたらすこととなってしまい、
必ずしも娯楽性の高い遊技を期せるとは言えない点もあ
った。
しかも、視覚的な疲労がたまった遊技者は、特定態様
が形成された可変表示部も誤認し易いことから、遊技者
が誤認した特定遊技の遊技価値よりも、補助遊技結果と
して実際に起生された特定遊技の遊技価値の方が低かっ
た場合には、遊技者が著しい不利益を受けたと思い込
み、遊技店との間にトラブルが生ずることも考えられ
る。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は上記に鑑み提案されたもので、遊技部(3)
の特定位置を流下する打球を検出する特定球検出手段
(例えば、第1始動検出器12,第2始動検出器13,第3始
動検出器14)と、複数の識別情報を可変表示可能な可変
表示部を有する可変表示装置(7)と、上記特定球検出
手段からの検出信号に基づいて上記可変表示装置の可変
表示部に可変表示を行わせると共に所定の停止条件の成
立に基づき可変表示を停止させる補助遊技を行う補助遊
技制御手段(例えば電気的制御装置15)と、遊技者にと
って不利な第1状態と遊技者にとって有利な第2状態と
に変換可能な変動入賞装置(9)と、上記補助遊技の遊
技結果態様が特定結果態様であることを条件として、上
記変動入賞装置を第2状態へ変換する特定遊技を起生す
る特定遊技制御手段(例えば電気的制御装置15)と、を
備えた遊技機において、上記可変表示装置には個別に可
変表示可能な第1可変表示部(例えば第1可変表示器
4)と第2可変表示部(例えば、第2可変表示部5,第3
可変表示器6)とを各々有し、上記特定球検出手段は、
上記第1可変表示部の可変表示を行わせる第1検出信号
を出力する第1特定球検出手段(例えば第1始動検出器
12)と、第2可変表示部の可変表示を行わせる第2検出
信号を出力する第2特定球検出手段(例えば、第2始動
検出器13,第3始動検出器14)と、を有し、上記補助遊
技制御手段は上記第1可変表示部および第2可変表示部
に各々対応する第1特定球検出手段および第2特定球検
出手段からの第1検出信号および第2検出信号に基づき
夫々第1補助遊技および第2補助遊技を行い、上記特定
遊技制御手段は、上記第1可変表示部および第2可変表
示部に各々対応する第1補助遊技および第2補助遊技の
特定結果態様に対して夫々の補助遊技毎に予め定められ
た遊技価値の異なる第1特定遊技および第2特定遊技を
起生し、上記可変表示装置は、上記第1可変表示部およ
び第2可変表示部を一体的に構成して遊技部の略中央に
配設し、該第1可変表示部と第2可変表示部とを個々に
区別可能に構成すると共に、第1可変表示部と第2可変
表示部とに表示される識別情報の表示領域数を異ならし
めるように構成した。
〈作用〉 遊技部の特定位置を流下する打球を、第1特定球検出
手段もしくは第2特定球検出手段が検出すると、該打球
を検出した第1特定球検出手段もしくは第2特定球検出
手段の何れが特定球を検出したかに応じて、第1補助遊
技もしくは第2補助遊技を行うように、補助遊技制御手
段が、可変表示装置の第1可変表示部もしくは第2可変
表示部の可変表示を制御し、第1補助遊技もしくは第2
補助遊技の遊技結果態様が特定結果態様であった場合に
は、特定遊技制御手段が、第1補助遊技もしくは第2補
助遊技毎に予め定められた遊技価値の異なる第1特定遊
技もしくは第2特定遊技を起生する。
また、可変表示装置に設ける第1可変表示部と第2可
変表示部とを個々に区別可能に構成すると共に、第1可
変表示部と第2可変表示部とに表示される表示領域数を
異ならしめるように構成することで、第1可変表示部に
よって行われている第1補助遊技と第2可変表示部によ
って行われている第2補助遊技とを的確に識別でき、遊
技者は第1補助遊技もしくは第2各補助遊技の進行状況
はもとより、第1補助遊技もしくは第2補助遊技の遊技
結果として起生される特定遊技が第1特定遊技であるか
第2特定遊技であるかも容易に確認できる。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図に示すように、遊技機たるパチンコ機の遊技盤
1の表面にはガイドレール2で囲んだ遊技部3を形成
し、該遊技部3内のほぼ中央に第1可変表示器4と第2
可変表示器5と第3可変表示器6との3つの可変表示器
を一体化した可変表示装置7を、該可変表示装置7の下
方に上記第1可変表示器4のための第1始動口8を、該
第1始動口8の下方に変動入賞装置9を、該変動入賞装
置9の左側に上記第2可変表示器5のための第2始動口
10を、変動入賞装置9の右側に上記第3可変表示器6の
ための第3始動口11を配置してあり、第1始動口8に入
賞した球が流下する流路の途中に第1始動検出器12を、
第2始動口10に入賞した球が流下する流路の途中に第2
始動検出器13を、第3始動口11に入賞した球が流下する
流路の途中に第3始動検出器14を夫々臨ませてある。
そして、上記した第1可変表示器4、第2可変表示器
5、第3可変表示器6、変動入賞装置9、第1始動検出
器12、第2始動検出器13、及び第3始動検出器14は、遊
技盤1の裏側に設けてある電気的制御装置15に各々電気
的に接続するものとしてあり、該電気的制御装置15が第
1〜第3始動検出器12〜14からの検出信号を受けること
に基づいて、第1〜第3可変表示器4〜6を用いた補助
遊技(後に詳述)を行うと共に、該補助遊技の遊技結果
態様が特定結果態様であることを条件として、変動入賞
装置9を用いた特定遊技(後に詳述する特別遊技や副特
別遊技)を起生するのである。すなわち、この電気的制
御装置が、補助遊技制御手段や特定遊技制御手段として
の機能を備えるものとしてある。
可変表示装置7は、第2,3図に示すように、遊技盤1
の表面に取付ける取付基板16に開口部17を開設するとと
もに、該開口部17を囲むようにして壁部18を形成し、上
記開口部17に臨ませた状態で7セグメント式表示器(数
字からなる識別情報を変換表示可能な表示領域を前面に
有する表示器)を3つ並設した第1可変表示器4(表示
領域数3の可変表示部)を裏側から取付け、該第1可変
表示器4の上部に発光ダイオード等の発光体からなる第
1特別遊技表示器19を、下部に第1記憶表示部20…を配
設し、取付基板16の表側には上記した第1可変表示器4
等を囲む可視枠21を取付けるとともに、壁部18の開放前
面を透光性板材からなる前面板22により塞ぎ、取付基板
16の下部に形成した可視窓部23の左側には7セグメント
式表示器を2つ並設した第2可変表示器5(表示領域数
2の可変表示部)と発光ダイオード等の発光体からなる
第2特別遊技表示器24及び第2記憶表示器25…を配設
し、右側には7セグメント式表示器を2つ並設した第3
可変表示器6(表示領域数2の可変表示部)と発光ダイ
オード等の発光体からなる第3特別遊技表示器26及び第
3記憶表示器27…を配設し、取付基板16の左右下部には
球誘導部材28,28を支軸29,29により回動可能な状態で支
承し、取付基板16の裏側には球誘導部材28,28を駆動す
る電気的駆動源として第1ソレノイド30を設け、該第1
ソレノイド30のプランジャに連結杆31を取付け、球誘導
部材28,28の支軸29,29の後端に取付けたクランク部材32
のピン33を上記連結杆31の端部に開設した横長孔34,34
内に遊嵌してなる。
球誘導部材28は、長さの途中をく字状に屈曲した部材
であって、屈曲部分を支軸29により支承されている。こ
の球誘導部材28,28は、常には第1ソレノイド30の復帰
スプリング35の付勢により支軸29,29から上部の受入片2
8a,28aがほぼ垂直で、支軸29,29から下部の誘導片28b,2
8bが前記第1始動口8の方向に向けて傾斜した第1状態
で停止する(第5図実線)。この第1状態においては、
受入片28a,28aがほぼ垂直に静止しているので、受入片2
8a,28aが球を受け入れることがなく、誘導片28b,28b上
に落下してきた球だけが該誘導片28bに案内されて第1
始動口8に向って流下する。
一方、第1ソレノイド30が励磁すると、連結杆31が上
昇してクランク部材32を介して支軸29,29を介して左右
の球誘導部材28,28を受入片28a,28aが夫々外側に倒れる
方向に回動し、第2状態に変換する(第5図点線)。球
誘導部材28,28が第2状態に変換すると、受入片28a,28a
の先端上面と誘導片28b,28bの先端上面が各々屈曲部に
向って僅かに下り傾斜した状態となるので、左右の球誘
導部材28,28が第2状態に変換すると、流下してきた球
が第1状態よりも広い範囲に亘って受け止められること
となり、これらの球は各球誘導部材28上に貯留される。
そして、第1ソレノイド30が所定時間(例えば1秒
間)経過後に消磁すると、復帰スプリング35の付勢によ
り連結杆31か下降して支軸29,29と球誘導部材28,28を戻
り回動するので、誘導片28b,28bが第1始動口8に向っ
て下り傾斜する第1状態に復帰する。したがって、球誘
導部材28,28上に貯留されていた球は、第1始動口8に
向って流下する。このため、球誘導部材28,28が第1状
態で停止しているときにおける第1始動口8への入賞確
率よりも、球誘導部材28,28が第2状態に変換してから
第1状態に復帰したときの方が第1始動口8への入賞確
率が高まる。
第1可変表示器4を始動する条件を成立させる第1始
動口8は、上面が開口したポケット状の枠体からなり、
入賞した球を第1特定球検出手段としての第1始動検出
器12が検出すると、電気的制御装置15に信号を送る。ま
た、第2始動口10及び第3始動口11も同様の構成からな
り、球が第2始動口10に入賞した場合には、第2特定球
検出手段としての第2始動検出器13が球を検出して電気
的制御装置15に信号を送り、球が第3始動口11に入賞す
ると、第2特定球検出手段としての第3始動検出器14が
球を検出して電気的制御装置15に信号を送る。
変動入賞装置9は、球を受け入れない状態、即ち遊技
者にとって不利な第1状態と、球を受け入れ易い状態、
即ち遊技者にとって有利な第2状態とに変換可能であれ
ばどのような構成でもよいが、図面に示すものは、遊技
盤1の表面に取付けるベース板36の表側に上面が僅かに
傾斜したケース37を取付けるとともに、該ケース37の上
方に庇状の球振り分け部材38を突設し、該球振り分け部
材38の左右側縁とケース37の上部左右端部との間を塞ぎ
得る大きさの可動部材39,39を軸40,40により回動可能に
支承してある。
そして、ベース板36の裏側には上記ケース37の上面3
7′から球通過口41を通って流下した球を受け入れる凹
室42を形成し、該凹室42内には一般入賞口43,43と継続
入賞口44とを形成し、継続入賞口44に入った球が流下す
る流路に継続検出器45を臨ませ、一般入賞口43に入った
球と継続入賞口44に入った球が合流して流下する流路に
球計数用検出器46を臨ませ、凹室42の裏側には上記可動
部材39,39を駆動する電気的駆動源として第2ソレノイ
ド47を取付け、球誘導部材28の駆動機構と同様に、該第
2ソレノイド47のプランジャに取付けた作動部材の孔内
に可動部材39,39の軸40,40の後端に取付けたクランク部
材(図示せず)のピンを遊嵌してなる。
また、上記ケース37の内部に、当該変動入賞装置9に
入賞した球数を表示する入賞球表示器48を配設し、前面
の窓部から見えるように構成してある。
斯かる構成からなる変動入賞装置9は、第2ソレノイ
ド47が消磁した常態においては、第2ソレノイド47の復
帰スプリングの付勢により作動部材が下降しているの
で、第6図実線で示すように、可動部材39,39の先端が
振り分け部材38に近接して閉じ、流下してきた球を入賞
させない第1状態となる。
一方、電気的制御装置15からの信号により第2ソレノ
イド47が励磁すると、作動部材が上昇してクランク部材
を軸40,40と共に回動し、左右の可動部材39,39を上端が
各々外側に移動する方向に回動して開く。左右の可動部
材39,39が回動して、第6図2点鎖線で示すように、逆
ハ字状に開いて停止すると、この開いた可動部材39,39
間から球を受け入れ易い第2状態に変換する。この状態
で球が流下してくると、この球は可動部材39,39間を通
ってケース37の上面37′に落下し、球通過口41を通って
凹室42内に入り、一般入賞口43又は継続入賞口44に入賞
する。
球が継続入賞口44に入賞すると、この球を継続検出器
45が検出して電気的制御装置15に信号を送り、また球が
一般入賞口43に入賞すると、球計数用検出器46がこの球
を検出して電気的制御装置15に信号を送る。電気的制御
装置15は、球計数用検出器46からの信号にもとづいて変
動入賞装置9に入賞した球数を計数し、前記入賞球数表
示器48に入賞球数を可視表示する。
そして、第2ソレノイド47が消磁すると、復帰スプリ
ングの付勢により作動部材が上昇し、これにより軸40,4
0と可動部材39,39が戻り回動し、球を受け入れない第1
状態に復帰する。
上記した各種遊技装置等を備えたパチンコ機における
遊技の一具体例は、第9図から第14図のフローチャート
に示す通りである。
常態では可変表示装置7に設けた通常遊技表示器49が
電気的制御装置15からの給電により点灯して遊技者に現
在通常の遊技が行われている旨を可視表示する。また、
本例では、通常の遊技においては第2始動口10、第3始
動口11への入賞確率よりも第1始動口8への入賞確率が
高くなるように障害釘を調整してある。したがって、通
常遊技表示器49が点灯した状態で遊技を行うと、遊技部
3内を流下してきた球が第2始動口10や第3始動口11に
入賞するよりも高い確率で第1始動口8に入賞する。な
お、変動入賞装置9の可動部材39,39が第2状態に変換
したときに、この可動部材39,39の先端に当って跳ね返
った球が第2始動口10、第3始動口11に入り易いように
変動入賞装置9の位置及び第2始動口10、第3始動口11
の位置を設定してある。したがって、変動入賞装置9が
第2状態に変換すると、第2始動口10、第3始動口11へ
の入賞確率が高まる。
球が運良く第1始動口8に入賞すると、第1始動検出
器12(フローチャート中では始動swA)がこの球を検出
して電気的制御装置15に信号を送る。電気的制御装置15
は、この信号を受けると、第1ソレノイド30を所定時間
励磁するとともに、第1可変表示器4を作動して第1補
助遊技を開始する。
第1補助遊技は、第1可変表示器4が遊技者に識別で
きない程度の速度で3桁の識別情報群(本実施例では3
桁数字)を可変表示し、電気的制御装置15のタイマに設
定してある所定時間が経過したとき或は遊技者の外部操
作により停止条件が成立したものとして上記可変表示を
停止し、この停止したときに表示されさ数字の組合せが
予め設定してある特定結果態様に該当するか否かを競う
遊技であり、例えば「1」「1」「1」、「3」「3」
「3」、「5」「5」「5」、「7」「7」「7」、
「9」「9」「9」が表示されたならば所謂大当りとな
って第1特定遊技としての特別遊技の権利が発生する。
しかし、上記以外の組合せてあれば、特定結果態様に該
当しないので、所謂外れとなり遊技状態に変化は生じな
い。
本実施例では、上記したように第1ソレノイド30の励
磁により球誘導部材28,28が球を貯留しない第1状態か
ら球を貯留可能な第2状態に変換し、所定時間の経過に
より第2状態から第1状態に復帰したときに球誘導部材
28,28上に貯留されていた球が第1始動口8に向って流
下するので、これらの球が第1始動口8に入賞すること
もしばしばあり、複数の球が入賞することもある。球が
第1始動口8に入賞すると、前記と同様に第1始動検出
器12からの信号により電気的制御装置15が第1可変表示
器4を作動することにより第1補助遊技を行わせる。
なお、第1始動口8に複数の球が連続して入賞した場
合などにおいては、第1始動検出器12からの信号を電気
的制御装置15が所定数(例えば4つ)までは記憶すると
ともに、この記憶数を第1記憶表示器20に可視表示し、
作動中の第1可変表示器4による第1補助遊技が終了し
た後に、この記憶にもとづいて再度第1補助遊技を行う
ように構成してある。
第1補助遊技において、運良く大当りの賞態様(特定
結果態様)が形成されると、電気的制御装置15の特別遊
技判別手段50がこれを判別し、特別遊技実行手段51の制
御の下で特別遊技(フローチャート中では特別遊技A)
が開始される。特別遊技においては、変動入賞装置9が
遊技者にとって不利な(球を受け入れない)第1状態か
ら遊技者にとって有利な(球を受け入れ易い)第2状態
に変換する。
この変動入賞装置9の変換は、当該変動入賞装置9に
所定数(例えば10個)の球が入賞するか又は電気的制御
装置15のタイマに予め設定した所定時間が経過するまで
を1サイクルとし、球が変動入賞装置9の継続入賞口44
に入ることを条件として所定回数(例えば10回)まで繰
り返して継続することができるように設定してある。
したがって、特別遊技の1サイクル目が開始される
と、第1特別遊技表示器19が点灯又は点滅して遊技者に
特別遊技が開始された旨を可視表示するとともに、変動
入賞装置9の第2ソレノイド47が励磁して可動部材39,3
9を球が入らない第1状態から球を受け入れ易い第2状
態に変換する。
この状態で遊技部3内を流下してきた球が変動入賞装
置9の一般入賞口43に入賞すると球計数用検出器46から
の信号にもとづいて電気的制御装置15が入賞球数表示器
48に入賞球数を可視表示し、所定数に達する前に球が継
続入賞口44に入賞すると継続検出器45からの信号を電気
的制御装置15が当該サイクルが終了するまで記憶してお
き、当該サイクルが所定時間の満了又は入賞球数が所定
数に達することにより終了すると記憶しておいた信号に
もとづいて次のサイクルに更新する。
また、特別遊技中に球が第1始動口8に入賞した場合
には第1可視表示器4により別遊技を実行してもよい
が、電気的制御装置15が第1始動検出器12からの信号を
特別遊技が終了するまで記憶しておき、特別遊技が終了
した後に当該記憶した信号にもとづいて第1補助遊技を
開始するように構成してもよい。
この様にして、球が継続入賞口44に入賞することを条
件としてサイクルを更新していき特別遊技を継続し、最
終サイクルにおいては球が継続入賞口44に入賞したとし
てもサイクルの更新は行われずに、所定時間の満了又は
入賞球数が所定数に達したことを条件として特別遊技が
終了する。
上記した特別遊技中において、変動入賞装置9が第2
状態に変換すると、開いた可動部材39,39の先端が第2
始動口10、第3始動口11の斜め上方に位置するので、遊
技部3内を流下してきた球が可動部材39,39の先端に当
ってから流下方向を変更されて第2始動口10、第3始動
口11に入賞する確率が高くなる。
球が第2始動口10に入賞すると、この球を検出した第
2特定球検出手段としての第2始動検出器13が電気的制
御装置15に信号を送り、電気的制御装置15はこの信号を
受信すると、既に第2可変表示器5によって第2補助遊
技が行われていない場合に第2補助遊技を開始する。な
お、既に第2補助遊技が行われている場合は、第2始動
検出器13からの信号を一時記憶しておき、上記第2補助
遊技が終了した後に記憶を読み出して第2補助遊技を開
始する。
第2補助遊技は、第2可変表示器5が遊技者に識別で
きない程度の速度で数字を可変表示し、電気的制御装置
15のタイマに設定してある所定時間が経過したとき或は
遊技者の外部操作により所定の停止条件が成立すると、
上記可変表示を停止し、この停止したときに表示された
識別記号群(例えば2桁の数字)の組合せが予め設定し
てある特定結果態様に該当するか否かを競う遊技であ
り、例えば「3」「3」、「7」「7」が表示されたな
らば所謂当りとなって、上記した第1補助遊技から移行
する特別遊技(第1特定遊技)とは異なる遊技価値を付
与する遊技内容の第2特定遊技たる副特別遊技の権利が
発生する。しかし、上記以外の組合せてあれば所謂外れ
となり遊技状態に変化は生じない。
上記した第2補助遊技において、運良く特定結果態様
が形成されると、電気的制御装置15の特別遊技判別手段
50がこれを判別し、特別遊技実行手段51の制御の下で副
特別遊技(フローチャート中では特別遊技B)が開始さ
れる。副特別遊技においては、変動入賞装置9を遊技者
にとって不利な(球を受け入れない)第1状態から遊技
者にとって有利な(球を受け入れ易い)第2状態に変換
する。
この変動入賞装置9の変換は、当該変動入賞装置9に
所定数(例えば10個)の球が入賞するか又は電気的制御
装置15のタイマに予め設定した所定時間が経過するまで
の1サイクルとし、球が変動入賞装置9の継続入賞口44
に入ることを条件として所定回数(例えば4回)まで繰
り返して継続することができるように設定してある。
したがって、副特別遊技の1サイクル目が開始される
と、第2特別遊技表示器24が点灯又は点滅して遊技者に
副特別遊技が開始されるた旨を可視表示するとともに、
変動入賞装置9の第2ソレノイド47が励磁して可動部材
39,39を球が入らない状態から球を受け入れ易い状態に
変換する。
この状態で遊技部3内を流下してきた球が変動入賞装
置9の一般入賞口43に入賞すると球計数用検出器46から
の信号にもとづいて電気的制御装置15が入賞球数表示器
48に入賞球数を可視表示し、所定数に達する前に球が継
続入賞口44に入賞すると継続検出器45からの信号を電気
的制御装置15が当該サイクルが終了するまで記憶してお
き、当該サイクルが所定時間の満了又は入賞球数が所定
数に達することにより終了すると記憶しておいた信号を
読み出して次のサイクルに更新する。
この様にして、球が継続入賞口44に入賞することを条
件としてサイクルを更新していき副特別遊技を継続し、
最終サイクル(例えば4サイクル目)においては球が継
続入賞口44に入賞したとしてもサイクルの更新は行われ
ずに、所定時間の満了又は入賞球数が所定数に達したこ
とを条件として副特別遊技が終了する。なお、副特別遊
技において、変動入賞装置9が第2状態に変換すると、
可動部材39,39に当った球が第2始動口10、第3始動口1
1に入り易くなることは、前記した特別遊技の場合と同
様である。
一方、球が第3始動口11に入賞すると、この球を検出
した第2特定球検出手段としての第3始動検出器14が電
気的制御装置15に信号を送り、電気的制御装置15はこの
信号を受信すると、第3可変表示器6による第3補助遊
技が行われていない場合に第3補助遊技を開始する。な
お、既に第3補助遊技が進行中は、第3始動検出器14か
らの信号を一時記憶するとともに第3記憶表示器27によ
り可視表示しておき、先の第3補助遊技が終了した後に
記憶を読み出して第3補助遊技を開始する。
第3補助遊技は、第3可視表示器6が遊技者に識別で
きない程度の速度で数字を可変表示し、電気的制御装置
15のタイマに設定してある所定時間が経過したとき或は
遊技者の外部操作により所定の停止条件が成立すると、
上記可変表示を停止し、この停止したときに表示された
識別記号群(例えば2桁の数字)の組合せが予め設定し
てある特定結果態様に該当するか否かを競う遊技であ
り、例えば「3」「3」、「7」「7」が表示されたな
らば所謂当りとなって、上記した第1補助遊技から移行
する特別遊技(第1特定遊技)とは異なる遊技価値を付
与する遊技内容の第2特定遊技たる副特別遊技の権利が
発生する。しかし、上記以外の組合せてあれば所謂外れ
となり遊技状態に変化は生じない。
上記した第3補助遊技において、運良く特定結果態様
が形成されると、電気的制御装置15の特別遊技判別手段
50がこれを判別し、特別遊技実行手段51の制御の下で副
特別遊技(フローチャート中では特別遊技C)が開発さ
れる。なお、第3補助遊技により行う副特別遊技は、本
実施例では前記した第2補助遊技により行った副特別遊
技と同じであるので、説明を省略する。
すなわち、本実施例においては、比較的大きな遊技価
値の第1特定遊技を行える補助遊技として、第1可変表
示器4によって行う第1補助遊技を充てるものとしたの
で、この第1可変表示器4が第1可変表示部として機能
し、比較的小なる遊技価値の第2特定遊技を行える補助
遊技として、第2可変表示器5又は第3可変表示器5に
よって行う第2補助遊技又は第3補助遊技を充てるもの
としたので、これら第2,第3可変表示器5,6が第2可変
表示部として機能するのである。
なお、本実施例においては、第2可変表示器4と第3
可変表示器6が各々第2可変表示部として機能するもの
としたので、比較的容易に補助遊技移行条件たる第2,第
3始動口10,11への始動入賞が発生し易いことから、第
2可変表示部を用いて行う補助遊技(第2補助遊技およ
び第3補助遊技)が比較的頻繁に行われる可能性がある
ので、遊技者にとっては非常に興趣の高いものとなる。
しかしながら、第2可変表示部として一つの可変表示器
を充てるものとした場合でも、十分な興趣を遊技者に与
えることができる。
また、本実施例においては、識別情報の表示桁数を3
桁とした第1可変表示器4を識別情報の表示領域数が3
である第1可変表示部とし、識別情報の表示桁数を2桁
とした第2,第3可変表示器5,6を識別情報の表示領域数
が2である第2可変表示部としたので、これらを一体的
に設けて可変表示装置7としても、識別情報の表示領域
数の違いから第1可変表示部と第2可変表示部とを識別
することができ、補助遊技の結果態様に基づき行われる
特定遊技の遊技価値の違いを遊技者が容易に確認できる
のである。
さらに、本実施例では、特別遊技が行われている最中
に変動入賞装置9の可動部材39,39が開く度に第2始動
口10、第3始動口11への入賞確率が高められるので、第
2始動口10への入賞を条件として行われる第2可変表示
器5による第2補助遊技は、第3始動口11への入賞を条
件として行われる第3可変表示器6による第3補助遊技
の機会が増加し、これにより副特別遊技の権利発生の確
率も高められる。また、第1始動口8への連続入賞、即
ち第1補助遊技の権利の連続発生、第2始動口10への連
続入賞による第2補助遊技の権利の連続発生、第3始動
口11への連続入賞による第3補助遊技の権利の連続発生
は、各々4回分まで記憶されるので、遊技者に不利益を
及ぼすことがない。
上記の様に、本実施例に示すパチンコ機は3つの特定
領域として第1〜第3始動口8,10,11を有し、これらの
始動口に球が入賞して特定球となった打球を第1,第2特
定球検出手段としての第1〜第3始動検出器12〜14が検
出して検出信号を出力することを条件として第1補助遊
技、第2補助遊技、第3補助遊技を別個に行うことがで
き、そして各補助遊技において特定結果態様が成立して
特別遊技や副特別遊技の特定遊技が起生された場合に
は、変動入賞装置9が遊技者にとって不利な第1状態か
ら遊技者にとって有利な第2状態に変換することにより
多数の入賞球を遊技者が獲得できる。しかしながら、一
つの特別遊技乃至副特別遊技が行われている途中で次の
特別遊技乃至副特別遊技の権利が発生した場合には、特
別遊技(或いは副特別遊技)を行うための変動入賞装置
9が既に駆動制御されているために、同時に複数の特別
遊技を実行することができない。
そこで、本実施例では、フローチャートで示すよう
に、電気的制御装置15の特別遊技判別手段51により特別
遊技と副特別遊技の権利が発生した順に従って特別遊技
実行手段51の制御の下で特別遊技を実行するように構成
してある。そして、実行している特別遊技、副特別遊技
の別は、可変表示装置7に設けた第1特別遊技表示器1
9、第2特別遊技表示器24、第3特別遊技表示器26の点
灯又は点滅により遊技者に可視表示される。なお、一つ
の特別遊技乃至副特別遊技が終了した後に直ちに次の遊
技を開始するのではなく、所定のウエイトタイムが経過
してから次の特別遊技乃至副特別遊技を実行しても良
い。
なお、上記した実施例では、第1可変表示器4、第2
可変表示器5、第3可変表示器6に対応する始動口を第
1、第2、第3始動口8,10,11として1つずつ設けた
が、本発明における始動口は1つの可変表示器に対して
複数の始動口を設けてもよい。
また、可変表示器は、上記した実施例では7セグメン
ト式表示器を使用したが、数字や記号等を遊技者が識別
し難い状態で変換表示することができればどのような構
成でもよく、例えば外周面に数字等を記載したドラムを
回転する所謂ドラム式で識別情報を表示するものであっ
てもよい。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明に係る遊技機によれば、
第1特定球検出手段もしくは第2特定球検出手段が遊技
部の特定位置を流下する打球を検出すると、該打球を検
出した特定球検出手段に応じて、第1補助遊技もしくは
第2補助遊技を行うように、補助遊技制御手段が可変表
示装置の第1可変表示部もしくは第2可変表示部の可変
表示を制御し、第1補助遊技もしくは第2補助遊技の遊
技結果態様が特定結果態様であった場合には、特定遊技
制御手段が、第1補助遊技もしくは第2補助遊技毎に予
め定められた遊技価値の異なる第1特定遊技もしくは第
2特定遊技を起生するので、可変表示装置の第1可変表
示部もしくは第2可変表示部を用いた遊技に多様性を与
えることができる。
しかも、第1特定球検出手段および第2特定球検出手
段に対応して補助遊技を行う第1可変表示部と第2可変
表示部とを一体的に構成した可変表示装置を遊技部の略
中央に配設するものとしたので、第1補助遊技と第2補
助遊技とが同時に並行して行われた場合であっても、遊
技者は遊技部の複数箇所に視線を移動させることなく、
変動入賞装置の第1可変表示部と第2可変表示部を注視
することで、第1補助遊技もしくは第2補助遊技の進行
状況や、第1補助遊技もしくは第2補助遊技の遊技結果
を確認できると共に、補助遊技中であっても遊技部の中
央に視点を位置させることで、遊技部内の周辺等を流下
する打球にも注意を払うことができ、複雑化した遊技内
容の遊技を比較的長時間に亘り継続しても、遊技者が遊
技中に感じる疲労感を減少させることが可能になる。
さらに、第1可変表示部と第2可変表示部とを一体的
に構成した可変表示装置を遊技部の略中央に配設するこ
とは、比較的狭小な遊技部の遊技スペースを有効利用す
ることにも寄与できるので、第1補助遊技と第2補助遊
技を各々第1可変表示部と第2可変表示部で行うように
しても、遊技釘の植設スペースを比較的余裕を持って確
保することができ、打球の流下方向が単調となって、小
球を用いた遊技を行う遊技機本来の遊技機能を著しく損
ねるようなことがない。
また、可変表示装置に設ける第1可変表示部と第2可
変表示部とを個々に区別可能で、しかも表示される識別
情報の表示領域数を異ならしめるように構成すること
で、第1可変表示部によって行われている第1補助遊技
と第2可変表示部によって行われている第2補助遊技と
を的確に識別可能となり、遊技者は各補助遊技の進行状
況はもとより、該補助遊技の遊技結果として起生される
特定遊技の種別をも容易に認識できるので、起生された
特定遊技の遊技価値をも容易に確認できることから、補
助遊技から特定遊技が起生された場合に、起生される特
定遊技の遊技価値を遊技者が勘違いして、遊技店と遊技
者との間に無用のトラブルが生ずるような事態の未然に
防止できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る遊技機をパチンコ機に適用した実施
例を示すもので、第1図は遊技盤の正面図、第2図は可
変表示装置の正面図、第3図は可変表示装置の分解斜視
図、第4図は可変表示装置の斜視図、第5図は球誘導部
材の斜視図、第6図は変動入賞装置の斜視図、第7図は
変動入賞装置の断面図、第8図は電気的制御装置と各機
器との接続を示す概略ブロック図、第9図から第14図は
フローチャートである。 図中、3は遊技部、4は7セグメント式可変表示器を3
つ並設してなる第1可変表示器、5は7セグメント式可
変表示器を2つ並設してなる第2可変表示器、6は7セ
グメント式可変表示器を2つ並設してなる第3可変表示
器、7は可変表示装置、9は変動入賞装置、12は第1始
動検出器、13は第2始動検出器、14は第3始動検出器、
15は電気的制御装置である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技部の特定位置を流下する打球を検出す
    る特定球検出手段と、 複数の識別情報を可変表示可能な可変表示部を有する可
    変表示装置と、 上記特定球検出手段からの検出信号に基づいて上記可変
    表示装置の可変表示部に可変表示を行わせると共に所定
    の停止条件の成立に基づき可変表示を停止させる補助遊
    技を行う補助遊技制御手段と、 遊技者にとって不利な第1状態と遊技者にとって有利な
    第2状態とに変換可能な変動入賞装置と、 上記補助遊技の遊技結果態様が特定結果態様であること
    を条件として、上記変動入賞装置を第2状態へ変換する
    特定遊技を起生する特定遊技制御手段と、 を備えた遊技機において、 上記可変表示装置には個別に可変表示可能な第1可変表
    示部と第2可変表示部とを各々有し、 上記特定球検出手段は、上記第1可変表示部の可変表示
    を行わせる第1検出信号を出力する第1特定球検出手段
    と、第2可変表示部の可変表示を行わせる第2検出信号
    を出力する第2特定球検出手段と、を有し、 上記補助遊技制御手段は上記第1可変表示部および第2
    可変表示部に各々対応する第1特定球検出手段および第
    2特定球検出手段からの第1検出信号および第2検出信
    号に基づき夫々第1補助遊技および第2補助遊技を行
    い、 上記特定遊技制御手段は、上記第1可変表示部および第
    2可変表示部に各々対応する第1補助遊技および第2補
    助遊技の特定結果態様に対して夫々の補助遊技毎に予め
    定められた遊技価値の異なる第1特定遊技および第2特
    定遊技を起生し、 上記可変表示装置は、上記第1可変表示部および第2可
    変表示部を一体的に構成して遊技部の略中央に配設し、
    該第1可変表示部と第2可変表示部とを個々に区別可能
    に構成すると共に、第1可変表示部と第2可変表示部と
    に表示される識別情報の表示領域数を異ならしめるよう
    に構成したことを特徴とする遊技機。
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