JPH0742462Y2 - パチンコ機の可変表示装置 - Google Patents

パチンコ機の可変表示装置

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JPH0742462Y2
JPH0742462Y2 JP4824589U JP4824589U JPH0742462Y2 JP H0742462 Y2 JPH0742462 Y2 JP H0742462Y2 JP 4824589 U JP4824589 U JP 4824589U JP 4824589 U JP4824589 U JP 4824589U JP H0742462 Y2 JPH0742462 Y2 JP H0742462Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案はパチンコ機の可変表示装置に関し、特に複数
のセグメントの組合せにより数字等の図柄を識別情報と
して表示することのできる可変表示装置に関するもので
ある。
〈従来の技術〉 周知のように、パチンコ機に設けた可変表示装置が可視
表示する識別情報が予め定めた条件を満たす場合に、遊
技者にとって不利にゲームが展開する第1状態から遊技
者にとって有利にゲームが展開する第2状態に変換可能
なパチンコ機がある。この種のパチンコ機に用いる可変
表示装置は、通常、7セグメントの発光ダイオード(LE
D)からなる所謂デジタル表示器で構成してあり、発光
させるセグメントの組合せにより数字等の図柄を識別情
報として可視表示する。また、1つのセグメント内に例
えば赤色の発光素子と緑色の発光素子とを並設し、赤色
又は緑色の単色で図柄を可視表示したり、赤色の発光素
子と緑色の発光素子を同時に発光させて合成された橙色
の図柄を表示している。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、従来の可変表示装置は、発光素子を単に
発光させる皆似たような構成であって、可視表示する図
柄も限られているので変化に乏しく、しかも表示する図
柄に立体感がなくて平面的で平凡な表示態様しか得られ
ない。従って、従来の可変表示装置では遊技者に驚きや
新鮮な感動を与えて遊技意欲を増進させることができ
ず、新規な表示態様で表示可能な可変表示装置が切望さ
れている。また、従来の可変表示装置は表示した図柄が
見難い。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は上記に鑑み提案されたもので、可変表示装置が
可視表示する図柄を識別情報とし、この識別情報が予め
定めた条件を満たす場合に、遊技者にとって不利にゲー
ムが展開する第1状態から遊技者にとって有利にゲーム
が展開する第2状態に変換可能なパチンコ機において、
上記可変表示装置には複数のセグメントからなる図柄表
示器を設け、該図柄表示器を表示制御手段の制御下に複
数の図柄を可視表示可能とすると共に、上記図柄表示器
には駆動手段を設けて見込み方向に移動可能とし、この
移動可能な図柄表示器を上記表示制御手段により遊技に
関連して移動させるようにしたものである。
〈作用〉 表示制御手段の制御下に、図柄表示器が駆動手段によっ
てパチンコ遊技に関連して可変表示装置の見込み方向に
移動する。
〈実施例〉 以下、本考案を図面の実施例について説明する。
パチンコ機1の概略は、第1図で示すように、外枠2の
一側に内枠3をヒンジにより開閉可能に蝶着すると共
に、上記内枠3に開設した窓部に金枠4を環装し、窓部
の上方部分には遊技盤5を後方から臨ませると共に、窓
部の下方部分に遊技球を入れておく上受皿6を有する上
受皿セット7を設ける。また、内枠3の下方部分には、
発射杆(図示せず)の回転駆動により遊技盤5の表面の
ガイドレール8で囲まれた遊技部9内へ球を打ち込むた
めのグリップ10と、上受皿6から溢れた余剰球を貯留す
る下受皿11等を配設した下受皿セット12等が設けてあ
る。
また、上記遊技盤5の遊技部9のほぼ中央には、可変表
示装置13を有する中央役物ユニット14と、第1始動口15
と、変動入賞装置16と、アウトロ17をほぼ縦方向に配設
し、上記中央役物ユニット14のほぼ側方部分に肩入賞口
18を、斜め下方に所謂チューリップなどの役物入賞具19
を配設する。また、中央役物ユニット14の斜め上方には
ランプ風車20を配設すると共に、図示していない多数の
障害釘を配設する。そして、遊技者が発射した球が入賞
具19や変動入賞装置16などに入賞したときには賞球排出
装置(図示せず)によって所定数の賞球が上受皿6へ排
出され、いずれにも入賞しなかった球はアウトロ17に回
収されるように構成されている。
上記中央役物ユニット14には可変表示装置13を組み込
む。この可変表示装置13の概略は、複数のセグメントを
配設した図柄表示器21…を有し、図柄表示器21…の少な
くとも1つには駆動手段22を設けて中央役物ユニット14
の見込み方向に移動可能としている。
即ち、上記中央役物ユニット14は、遊技盤5に取り付け
る例えば横長なほぼ楕円形の取付基板23を有し、該取付
基板23にはほぼ楕円形の開口部24が開設してある。この
開口部24の上縁部分には前方側に突出する鎧部25を設け
ると共に、該鎧部25の中央に上向きに開口する天入賞口
26を設ける。上記鎧部25は楕円形の開口縁24′に沿って
左右端に向って下り傾斜しているので、天入賞口26に流
入しなかった球を左右方向に誘導する。また、この鎧部
25をレンズ状に形成すると共に、仕切板27によって小部
屋に分割し、各小部屋に後方からランプ基板28に設けた
ランプ29等を臨ませて、鎧部25を照射可能とすれば装飾
効果が増大する。一方、取付基板23の下半部分の左右に
は内向きに下り傾斜する誘導斜面30を形成した球案内台
31を設ける。
この球案内台31の外端は、上記した鎧部25の外端よりも
外側に位置しているので、鎧部25から落下する球を受け
止めて中央方向に誘導することができる。また、この球
案内台31をレンズ状としてランプ基板32に設けたランプ
33等を臨ませてもよい。
上記開口部24には表示基板34を後方から設ける。この表
示基板34は横方向の中央に大表示窓35cを有し、左右に
小表示窓35l、35rを有している。そして、この左右の小
表示窓35l、35rには後方から例えば7セグメントの発光
部材からなる左図柄表示器21及び右図柄表示器21rを
設ける。また、中央の大表示窓35cには中図柄表示器21c
を駆動手段22により見込み方向に移動可能に設ける。
上記中図柄表示器21cは、図示の実施例においては、2
個づつが一組になった合計14個のセグメントからなる。
即ち、左又は上側に位置する第1群のセグメントを赤色
の発光素子R1〜R7で構成し、右又は下側に位置する第2
群のセグメントを緑色の発光素子G1〜G7で構成してあ
る。従って、上記のような中図柄表示器21cで図柄
「7」を表示するには、R7,R1,R2,R3とG7,G1,G2,G3を同
時に発光させる。すると、赤色の発光素子と緑色の発光
素子により、陰影が生じたようになり、立体感や遠近感
が出る。そして、遊技者から図柄が見易く且つ分り易
い。
また、上記駆動手段22は、例えば上記した表示基板34の
背面側に添設した裏カバー36にモータ取付板37を止着
し、該モータ取付板37に取り付けた駆動モータ38を駆動
源とする。そして、上記裏カバー36には上下に平行する
ように筒状のガイド部39を設けると共に、中図柄表示器
21cを取り付ける表示枠40の背面側に突設した2本のガ
イド棒41を上記ガイド部39に遊嵌し、当該表示枠40をス
ライド可能に支持するのである。また、上記表示枠40の
背面には、表示枠40の背面側に接合する前板部42と該前
板部42の後方に延出する立板部43とからなるスライド部
材44を止着し、上記立板部43の後縁付近には上下方向の
長孔45を開設し、この長孔45に上記駆動モータ38の出力
軸38′に嵌着したカム盤46のカムピン47を遊嵌する。従
って、駆動モータ38が回転するとカムピン47によってス
ライド部材44が前後方向に移動する。上記カム盤46の側
周には切欠48を設け、この切欠48にマイクロスイッチ49
の作動杆49′を臨ませてモータ停止スイッチ50を構成
し、表示枠40の停止位置を規制する。そして、裏カバー
36の後方には電気配線用のコネクタ51を設ける。
上記のようにして前後方向、即ち見込み方向に移動可能
に構成した表示枠40には、図示の実施例においては更に
装飾用発光部材52を設けている。この装飾用発光部材52
は、例えば左右の縦枠40aに複数のLED53を列設して形成
した棒状の発光部材52aと、上枠40bにUFOを模して設け
た装飾体54に埋設したLED55とからなっている。
尚、上記実施例の可変表示装置13は駆動手段22としてモ
ータを使用しているがソレノイドなど他の駆動手段を使
用してもよい。また、この実施例では、中央の中図柄表
示器21cのみを見込み方向に移動できるようにしている
が、左右の図柄表示器21、21rも移動可能にすること
もできる。
一方、変動入賞装置16は、図示の実施例によれば、概
略、遊技盤5に取り付けるベース板56に横長な大入賞口
57を開設すると共に、この大入賞口57に駆動ソレノイド
58の励磁により開閉可能なゲート59を臨ませてなる所謂
アタッカー形式のものである。即ち、上記ゲート59は左
右両端がベース板56に軸着されて前向きに回動可能であ
って、該ゲート59はゲートリンクを介して駆動ソレノイ
ド58のプランジャに連絡してある。従って、通常の遊技
状態ではゲート59が閉止して球の流入が不可能で遊技者
に不利な第1状態になっている。一方、駆動ソレノイド
58を励磁するとプランジャが摺動してゲートリンクを介
してゲート59が前向きに回動して大入賞口57を開放し、
該ゲート59の上面に誘導されて球が大入賞口57に容易に
流入可能な遊技者に有利な第2状態に変換する。
また、上記大入賞口57の左右のベース板56上には上向き
に開口する第2始動口60を突出状に設け、該第2始動口
60に流入する球をベース板56の後方へ誘導するように誘
導樋を設けると共に、該誘導樋の途中には第2始動口ス
イッチ60′を臨ませる。
更に、上記大入賞口57には継続スイッチ61′が臨む継続
入賞口61を設けると共に、大入賞口57の最下流部分には
大入賞口57に流入した球を検出する10カウントスイッチ
62を設ける。
次に、上記のような構成の変動入賞装置16を有する中央
役物ユニット14を設けたパチンコ機1の具体的な遊技に
ついてブロック回路図及びフローチャート並びにタイム
チャートを参照して説明する。
第7図において、63はデータの演算等に使用されるRAM
等からなる中央演算処理装置(以下CPUという)、64はC
PUに所定のパルスを供給するクロック回路、65はCPUを
リセットするリセット回路、66は電源投入時にCPU等を
初期状態とする電源リセット回路、67は上記リセット回
路に所望のパルスを供給するための分周回路、68は上記
CPUを作動させるためのプログラム及びデータが格納さ
れているメモリー(以下PROMという)、69は入出力制御
装置、70はLEDデコーダ回路、71はLEDドライブ回路、72
はLED接続回路、73はLED表示デューティー切換回路、74
はLED表示明暗切換回路、75はLED表示器選択回路、76は
赤色LEDドライブ回路、77は緑色LEDドライブ回路、78は
始動入賞スイッチ回路、79はモータ駆動回路、80は継続
入賞スイッチ回路、81は10カウントスイッチ回路、82は
タッチ回路である。
電源の投入によりCPU63はRAMのクリヤーや各部のチェッ
ク等のステップ1の初期設定を行ない、異常がなければ
ステップ2で各図柄表示器21…が暗く変動表示を開始す
る。このとき中央の中図柄表示器21cは奥まった位置に
停止している。
そして、遊技者が発射した打球が遊技部9に設けた第1
始動口15又は変動入賞装置16のベース板56に設けた第2
始動口60に流入し、ステップ3で第1始動口スイッチ1
5′又は第2始動口スイッチ60′が球を検出し、始動検
出が有ればステップ5に進み、始動検出が無ければステ
ップ4に進む。このステップ4では始動記憶値が1以上
ならば、即ち、始動記憶が有ればステップ7に進み、無
ければステップ2に戻る。ステップ5では始動記憶カウ
ンタの記憶値が最大(例えば4)になっていなければス
テップ6に進んで始動記憶カウンタをインクリメント
(+1)し、記憶値が4ならば、ステップ7に進む。こ
のステップ7では、各図柄表示器21…が明るく変動表示
を開始し、ステップ8で左図柄停止用タイマをセットす
る(例えば5秒)。ステップ9ではこの所定時間がタイ
ムアップするか、ステップ10の遊技者がパチンコ機1の
内枠3に設けたタッチスイッチ82′に触れて停止信号が
発生しているかを判断し、タイムアップまたは上記停止
信号によりステップ11に進む。ステップ11では左図柄の
乱数を決定し、ステップ12でこの乱数に対応する図柄で
左図柄表示器21が明るく停止して表示する。次いで、
ステップ13で右図柄の乱数を決定し、ステップ14でこの
乱数に対応する図柄で右図柄表示器21rが明るく停止し
て表示する。ステップ15では左図柄と右図柄とを比較
し、左右の両図柄が一致した場合には、ステップ16によ
り駆動モータ38を回転させて中図柄表示器21cを前進さ
せる。従って、左右の図柄が揃い、次に中央の図柄が揃
えば大当りになることを遊技者にアピールすることがで
き、遊技者の期待を増大させる。尚、ステップ15で左右
の図柄が揃わなかった場合には次のステップ17に直接進
む。ステップ17は中図柄の乱数を決定し、ステップ18で
この乱数に対応する図柄で中図柄表示器21cが明るく停
止して表示する。ステップ19では、停止した図柄を比較
して役の判定を行ない、左図柄、中図柄、右図柄が一致
する場合にはステップ22に進み、不一致の場合にはステ
ップ20に進む。ステップ20では左図柄と右図柄を比較
し、不一致ならば後述のステップ44に直接進み、一致し
ていたならばステップ21で駆動モータ38を駆動して中図
柄表示器21cを後方に移動させてからステップ44に進
む。
ステップ22からは大当り処理となり、ステップ22で継続
回数カウンタをリセットし、ステップ23では駆動モータ
38を駆動して中図柄表示器21cを前後動させる。ステッ
プ24で大入賞口開放タイマをリセットし、ステップ25で
10カウントカウンタをリセットし、更にステップ27で大
入賞口開放ソレノイド出力ウエイトタイマをセット(例
えば4秒)する。
ステップ28では、上記大入賞口駆動ソレノイド58のタイ
ムアップを判断し、タイムアップしたならば、ステップ
29で駆動モータ38を停止して中図柄表示器21cの前後動
作を停止する。次のステップ30では大入賞口開放タイマ
ーをセット(例えば25秒)し、ステップ31で大入賞口駆
動ソレノイド58の出力をオンして大入賞口57を開放す
る。
大入賞口57を開放すると遊技部9を流下する球が大入賞
口57に極めて流入し易く遊技者に有利な第2状態とな
る。そして、ステップ32では大入賞口57に流入した球を
継続入賞口61に設けた継続スイッチ61′が検出してV検
出が有れば、ステップ33に進み、V検出が無ければ後述
のステップ38に進む。ステップ33では継続フラグを調
べ、継続フラグがセットされていなければ、ステップ34
で継続回数カウンタをインクリメント(+1)し、継続
フラグがセットされているならば、ステップ38に進む。
ステップ35では継続回数カウンタの記憶値を調べて最大
値(例えば9)ならば、ステップ38に進み、「8」以下
ならばステップ36に進んで継続表示をオンし、ステップ
37で継続フラグをセットする。
ステップ38では、大入賞口57の最下流に設けた10カウン
トスイッチ62の10カウント検出が有れば、ステップ39で
10カウントカウンタをインククメント(+1)してから
ステップ40に進み、10カウント検出が無ければ、ステッ
プ40に直接進む。ステップ40では10カウントカウンタの
記憶値を調べ、記憶値が例えば「10」ならばステップ42
に進んで大入賞口駆動ソレノイド58の出力をオフして大
入賞口57を閉止する。一方、10カウントカウンタの記憶
値が「9」以下ならば、ステップ41に進んで大入賞口開
放タイマを調べ、タイムアップならばステップ42で大入
賞口57を閉止し、タイムアップしていなければステップ
31に戻って時間待ちする。
ステップ42で大入賞口57を閉止したならばステップ43で
継続フラグを調べ、フラグがセットされていなければス
テップ44に進んで始動記憶カウンタの記憶値をディクリ
メント(−1)する 上記のようにして、可変表示装置13の各図柄表示器21…
が識別情報としての図柄を表示し、特に中図柄表示器21
cが見込み方向に移動するので、遊技者は表示図柄がズ
ームアップして新鮮な驚きを感じて、視覚的効果が極め
て高く、また、左図柄と右図柄が揃うと中図柄がせり出
して来るので、図柄が見易くなるばかりでなく、いやお
うなく期待感が高揚する。
更に、上記のようなゲームを制御手段の側から説明する
と、CPU63とPROM68と入出力制御装置69とLEDデコーダ回
路70とLEDドライブ回路71とLED表示器選択回路75とLED
接続回路72等は表示制御手段を構成するものであって、
各図柄表示器21…の表示態様を制御する。
LEDデコーダ回路70はCPU63から単位時間毎に出される表
示信号を受けて、この表示信号を各セグメントに対応す
るデコーダ信号(各セグメントに対して点灯の有無を表
わす信号)に変換し、これをLEDドライブ回路71に出力
するものである。LEDドライブ回路71は、このデコーダ
信号を受けて各セグメントが点灯するのに充分なだけ電
流増幅等を行ってLED接続回路72に供給するものであ
る。LED表示器選択回路75は、CPU63から一定周期で出さ
れる表示器選択信号を受け、これにもとづいてLEDドラ
イブ回路71からデコーダ信号の供給を受けさせるべきも
のを各図柄表示器1…の中から選択指令する信号を出力
する。LED表示デューティー切換回路73は、LED表示明暗
切換回路74からの出力を受けて各図柄表示器21…に対し
て選択出力の出力時間の割合(デューティー)の切換に
よりセグメントの明暗度合を切り換えるものである。表
示信号及び表示器選択信号はCPU63から常時出力されて
いるものである。即ち、パチンコ機1が通常の作動中は
各図柄表示器21…が暗く点灯して(低輝度モード)、例
えば0〜9の数字が順次変動表示されるようになってい
る。そして、第1始動口15又は第2始動口60に打球が入
球し、第1始動口スイッチ15′又は第2始動口スイッチ
60′がオンされると、各図柄表示器21…が明るく点灯す
る(高輝度モード)に切り換えられる。
CPU63は、明暗度合切換後にタイマに予め設定した所定
時間(例えば5秒)が経過すると、表示信号及び表示器
選択信号を、その時あるいは所定時間経過時の状態に一
定時間だけ保持する機能を有しており、これにより可変
表示装置13の変動表示が一定時間停止される。具体的に
は、第1始動口15又は第2始動口60に球が入球すると、
第1始動口スイッチ15′又は第2始動口スイッチ60′が
オンすると共に、各図柄表示器21…が明るく変動を開始
し、第1始動口スイッチ15′又は第2始動口スイッチ6
0′がオンしてから5秒の固定時間と所定のランダム時
間(例えば0〜0.25秒)経過後、まず左図柄表示器21
が明るく停止し、この左図柄表示器21の停止後、所定
のランダム時間(0〜0.31秒)経過後、右図柄表示器21
rが停止し、右図柄表示器21rが停止し、右図柄表示器21
rの停止後、ランダム時間(例えば0〜0.5秒)経過後、
中図柄表示器21cが明るく停止する。尚、上記ランダム
時間はCPU63が乱数を発生させて決定する。従って、各
図柄表示器21…には各図柄が均等に出現する。
CPU63とPROM68とは判定手段としても機能するものであ
って、各図柄表示器21…の変動表示が停止した時に表示
されている図柄が特定の識別情報を有するか否かを判定
し、特定の識別情報であると判定したときにソレノイド
駆動回路83に駆動信号を出力すると共に、各図柄表示器
21…に当り表示信号を出力する。例えば、CPU63は中図
柄表示器21cが停止してから2秒後に役の判定を行な
い、3個の図柄表示器21,21c,21rが表示する図柄が一
致する状態を特定の識別状態(大当り)として設定した
場合において、例えば各図柄表示器21…が各々「7」を
表示していれば、判定手段が「大当り」を判定し、ソレ
ノイド駆動回路83に駆動信号を出力して大入賞口57を開
放すると共に、所定の大当り表示を行なるように各図柄
表示器21…に表示信号を出力する。そして、CPU63はま
た電子音回路84を作動させて大当りを知らせるファンフ
ァーレ様の効果音を発生させると共に、ランプ駆動回路
85を作動させてランプ29,33等からなる表示灯や装飾用
発光部材52等を点灯ないし点滅させて、大当りの達成を
視覚的に表示すると共に、聴覚的にも表示する。
また、大入賞口57に設けた継続入賞口61に球が入賞する
と、継続スイッチ61′がオンし、継続入賞スイッチ回路
80から継続信号がCPU63に向けて出力されるようになっ
ている。第2状態は10カウント後に一旦停止した後に改
めて再開される。
更に、各始動口15、60に複数の球が入球した場合にCPU6
3は入球を最高4個まで記憶し、記憶個数を中央役物ユ
ニット14に設ける始動記憶個数表示灯(図示せず)によ
り可視表示し、役の判定を行なったあと、判定結果に基
づいて所定時間経過後に上記表示灯を1個消灯して引き
続き図柄が明るく変動表示を開始する。
上記のようにして、最高4回大当りになるチャンスがあ
る。
以上、本考案を図面の実施例について説明したが本考案
は上記した実施例に限定されるものではなく、実用新案
登録請求の範囲に記載の構成を変更しない限り適宜に実
施できる。例えば、図示の実施例における可変表示装置
は中央の図柄表示器のみを移動可能にしているが、左右
の図柄表示器も移動可能としたり、移動可能な1つの図
柄表示器によって可変表示装置を構成するようにしても
よい。
〈考案の効果〉 以上要するに本考案は、複数のセグメントからなる図柄
表示器を表示制御手段の制御下に複数の図柄を可視表示
可能とすると共に、上記図柄表示器に駆動手段を設けて
見込み方向に移動可能とし、この移動可能な図柄表示器
を上記表示制御手段によりパチンコ遊技に関連して移動
させるようにしたので、図柄の表示に見込み方向の変化
を与えることができ、図柄表示器がパチンコ遊技に関連
して移動するので、遊技者に有利な状態へ変換する期待
感や図柄表示器が迫り来る迫力など、従来にない新鮮な
驚きや感動を与え、パチンコの興趣を著しく向上させる
ことができる。また、立体的な表示となるので、見易く
且つ分り易い表示が可能になる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はパチンコ機の正
面図、第2図は可変表示装置の分解斜視図、第3図は同
上の正面図、第4図は同上の背面図、第5図は同上の縦
断面図、第6図は中図柄表示器の拡大正面図、第7図は
ブロック回路図、第8図(A)及び(B)はフローチャ
ート、第9図は図柄停止時のタイムチャート、第10図は
左右の図柄表示器の図柄が揃った場合のタイムチャー
ト、第11図は大当りの場合のタイムチャート、第12図は
継続時のタイムチャートである。 1……パチンコ機、13……可変表示装置、14……中央役
物ユニット、16……変動入賞装置、21……図柄表示器、
22……駆動手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】可変表示装置が可視表示する図柄を識別情
    報とし、この識別情報が予め定めた条件を満たす場合
    に、遊技者にとって不利にゲームが展開する第1状態か
    ら遊技者にとって有利にゲームが展開する第2状態に変
    換可能なパチンコ機において、 上記可変表示装置には複数のセグメントからなる図柄表
    示器を設け、該図柄表示器を表示制御手段の制御下に複
    数の図柄を可視表示可能とすると共に、上記図柄表示器
    には駆動手段を設けて見込み方向に移動可能とし、この
    移動可能な図柄表示器を上記表示制御手段により遊技に
    関連して移動させることを特徴とするパチンコ機の可変
    表示装置。
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