JP3487232B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP3487232B2
JP3487232B2 JP23096399A JP23096399A JP3487232B2 JP 3487232 B2 JP3487232 B2 JP 3487232B2 JP 23096399 A JP23096399 A JP 23096399A JP 23096399 A JP23096399 A JP 23096399A JP 3487232 B2 JP3487232 B2 JP 3487232B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、大当り遊技状態と
なったときに変動入賞装置を所定の態様で開放し、前記
変動入賞装置内には継続入賞口と通常入賞口とが設けら
れており、その変動入賞装置の開放中に前記継続入賞口
に遊技球が入賞したことに基づいて変動入賞装置の次回
の開放が留保される継続権を成立させるパチンコ機等の
遊技機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、複数の図柄を可変表示可能な図柄
表示装置の表示態様が予め定められた大当り表示態様
(例えば、複数ある表示部のすべての表示が「同一数
字」を表示したとき)となったとき、変動部材を有する
変動入賞装置が所定の期間、具体的には、一定時間(例
えば、30秒)が経過するまで、又はその一定時間の内
で所定個数(例えば、10個)の入賞玉が発生するまで
開放状態となり、その開状態の間に変動入賞装置内に設
けられる継続入賞口に入賞玉が入賞すると、前記変動部
材を上記所定の期間が達成された後に一旦閉状態とし、
その後再度所定の期間開放状態にする動作を前記継続入
賞口への入賞玉の入賞を条件として所定回数(例えば、
10回)繰返すパチンコ機が市場に提供されていた。こ
のようなパチンコ機においては、継続入賞口へ入賞玉が
入賞した時点で次回の開放状態が留保されており、1回
の開放状態においては、所定の期間が保証されるように
なっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うに所定の期間としては、一定時間(例えば、30秒)
が経過するまで、又はその一定時間の内で所定個数(例
えば、10個)の入賞玉が発生するまでであるが、遊技
者にとっては、継続入賞口に入賞すれば、次回の開放状
態が保証されるため、継続入賞口への入賞玉の入賞後
は、上記一定時間をかけて所定個数の入賞玉が発生すれ
ばよいことになる。しかし、実際には、継続入賞口へ入
賞玉が入賞した後も変動入賞装置への打球の入賞が連続
し、上記一定時間の途中で所定個数に到達して開放状態
を終了し、次の開放状態に移行するため、変動入賞装置
への入賞率、継続入賞口への入賞率等に変化がなく、遊
技が単調となるとともに、不必要に継続入賞口に入賞玉
が連続して入賞してしまって遊技に混乱を招くおそれが
あった。 【0004】本発明は、上記した問題点に鑑みなされた
もので、その目的とするところは、変動入賞装置の開放
中にも継続入賞口への遊技球の入賞を契機として遊技に
変化をもたせることができる遊技機を提供することにあ
る。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明では、大当り遊技状態となったときに
一定時間が経過するか該時間内に一定個数の遊技球が入
賞する開放終了条件が成立するまで変動入賞装置を所定
の態様で開放し、前記変動入賞装置内には継続入賞口と
通常入賞口とが設けられており、その変動入賞装置の開
放中に前記継続入賞口に遊技球が入賞したことに基づい
て変動入賞装置の次回の開放が留保される継続権を成立
させるとともに、該継続権が成立すると前記変動入賞装
置の開放終了条件成立によって該変動入賞装置の今回の
開放を終了した後に次回の開放を実行させる遊技機にお
いて、前記変動入賞装置には、遊技球の入賞率に関わる
開閉可能な可変部材を設け、前記変動入賞装置の開放中
における前記継続入賞口への遊技球の入賞前後で、前記
可変部材の開閉態様を変動させるように駆動制御するこ
とを特徴とするものである。 【0006】 【作用】大当り遊技状態となって変動入賞装置が開放す
ると、遊技領域に放たれた遊技球が変動入賞装置に入賞
する。この開放中に遊技球が継続入賞口に入賞すると継
続権が成立するが、その前後において可変部材の開閉
様が変動されることから、前記継続入賞口へ既に遊技球
が入賞したことを遊技者に対しいち早く認識させること
ができ、しかも、その継続入賞口への入賞前後において
遊技球入賞率に影響が出てくるため、変動入賞装置の開
放中にも遊技に抑揚を持たせることができる。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係る実施例について説明する。 【0008】まず、実施例に係るパチンコ機について図
6を参照して説明する。図6は、パチンコ機の正面図で
ある。図において、パチンコ機1の額縁状に形成された
前面枠2の開口には、金枠3が周設されている。そし
て、その金枠3には、ガラスを有するガラス扉枠4と前
面扉5とが開閉自在に設けられている。ガラス扉枠4の
後方には、前記前面枠2の裏面に固定される遊技盤固定
枠(図示しない)に着脱自在に取り付けられる遊技盤9
が配置されている。 【0009】前記前面扉5の表面には、入賞玉の発生に
より図示しない賞品球排出装置から払い出された賞品球
を優先的に貯留し、且つ打球を発射位置に誘導する上皿
6が取り付けられている。 【0010】前記前面枠2の下方には、発射装置の一部
を構成する操作ハンドル7が突設固定され、該操作ハン
ドル7の側方には、前記上皿6に貯留し切れなかった賞
品球を貯留する下皿8が取り付けられている。 【0011】前記遊技盤9の前面には、打球を誘導する
誘導レール10がほぼ円状に植設され、該誘導レール1
0によって囲まれた範囲が遊技領域11を構成してい
る。遊技領域11のほぼ中央には、図柄表示装置34を
含む変動入賞装置20が設けられている。変動入賞装置
20は、打球を受け入れ易い開状態と打球を受け入れな
い閉状態とに変換可能な一対の変動部材27a,27b
を有し、さらに、その内部に変動部材27a,27bで
受け入れた打球を特別の入賞とするV入賞口29と普通
の入賞とする通常入賞口30a,30bとが形成されて
いる。本実施例においてV入賞口29は、継続入賞口を
構成している。しかして、変動入賞装置20は、後述す
る図柄表示装置34の表示態様が予め定めた大当り態様
となったときに変動部材27a,27bを開状態とし、
該変動部材27a,27bが所定の条件を達成するま
で、例えば、一定時間(例えば、30秒)経過するま
で、又は該一定時間の内で一定個数(例えば、10個)
入賞するまで開放し、且つそのような開状態を前記V入
賞口29に打球が入賞したことに基づいて所定回数(例
えば、10回)繰り返して行い、短時間に多量の入賞玉
を発生させるようになっている。なお、変動入賞装置2
0の構成については、後に詳述する。 【0012】また、遊技領域11には、その下方に図柄
表示装置34のドット・マトリックス・ディスプレイ3
6a〜36cの図柄の可変表示動作を開始させる始動入
賞口12a〜12cが配置され、その始動入賞口12a
〜12cの左右上方に通常入賞口13a〜13dが設け
られている。更に、遊技領域11の左右中央部分には、
前記図柄表示装置34の表示態様が大当り表示態様とな
ったときに点滅して、その旨を報知する大当りランプ1
4a,14bが配置される。この大当りランプ14a,
14bと同じ効果を表するものとして前記前面枠2の上
部にも動作ランプ15が設けられている。この動作ラン
プ15は、主として遊技場の店員に大当り状態となった
ことを報知するためのものである。なお、前記始動入賞
口12a〜12cには、打球が入賞したこことを検出す
る始動入賞検出スイッチ53a〜53c(図示しない;
ただし、図4のブロック図において示す)が設けられて
いる。 【0013】次に、図1ないし図3を参照して図柄表示
装置34を含む変動入賞装置20の構成について説明す
る。変動入賞装置20は、図2及び図3に示すように前
記遊技盤9に取り付けられる取付基板21を有してい
る。取付基板21の上部には、玉受突出部22が突設さ
れ、該玉受突出部22の上部に通常入賞口23が形成さ
れている。また、玉受突出部22には、その前面に大当
り遊技状態となって変動部材27a,27bの1回の開
放中に変動入賞装置20に入賞した入賞玉数を表示する
入賞個数表示器24と、V入賞口29に入賞することを
条件とする前記した開放状態の繰返し回数を表示する継
続回数表示器25が設けられている。なお、入賞個数表
示器24及び継続回数表示器25は、共に7セグメント
LEDで構成されている。 【0014】玉受突出部22の下方には、入賞空間26
が形成され、その入賞空間26の左右に可変部材として
の変動部材27a,27bが回動自在に軸支されてい
る。この変動部材27a,27bは、起立した閉状態で
前記玉受突出部22との間に打球を受け入れないように
入賞空間26を閉塞し、ほぼ水平の開状態で遊技領域1
1を落下する打球を入賞空間26に導くものである。な
お、変動部材27a,27bは、図1に示すように開閉
ソレノイド39によって開閉駆動されるものであるが、
これについては、後に詳述する。 【0015】入賞空間25の底面には、流下板28が設
けられ、該流下板28の後方が3つに区画されている。
3つの区画のうち中央にV入賞口29が形成され、左右
に通常入賞口30a,30bが形成されている。V入賞
口29は、前記したように大当り状態における変動部材
27a,27bの開放中に入賞玉が入賞することによ
り、再度変動部材27a,27bを開放するためのもの
であり、このため、V入賞口29には、入賞玉が飛入し
たことを検出するためのV入賞検出スイッチ55(図示
しない;ただし、図4のブロック図に示す)が内蔵され
ている。また、V入賞検出スイッチ55がONすると、
その旨を報知するVランプ64(図示しない;ただし、
図4のブロック図に示す)が点灯するようになってい
る。また、V入賞検出スイッチ55の下方には、変動部
材27a,27bに受け入れられた入賞玉をすべて検出
する10カウント検出スイッチ54(図示しない;ただ
し、図4のブロック図に示す)も設けられている。 【0016】また、取付基板21には、その左右両側に
開状態における上記変動部材27a,27bの側面に衝
突した打球が誘導されて入賞する通常入賞口31a,3
1bが形成されるとともに、変動部材27a,27bに
挟まれるように玉受枠32が突設されている。この玉受
枠32の上面は、変動部材27a,27bで受け入れた
入賞玉を前記流下板28に誘導するように形成され、そ
の前面には、図柄表示装置34が作動中及び変動部材2
7a,27bが開放中に前記始動入賞口12a〜12c
に入賞した個数を最高4個まで記憶し、その記憶した数
を表示する始動入賞表示器33a〜33dが設けられて
いる。始動入賞表示器33a〜33dは、LEDランプ
で構成されている。 【0017】また、取付基板21の下方には、複数の図
柄を可変表示可能なドット・マトリックス・ディスプレ
イ36a〜36cを複数個(3つ)設けた図柄表示装置
34が形成されている。この図柄表示装置34は、前記
したように遊技領域11の下方に設けられる始動入賞口
12a〜12cに打球が入賞することによりその表示態
様が変化し始め、一定時間(例えば、5秒)経過するこ
とにより停止するようになっている。この停止動作は、
遊技客が操作できるストップスイッチのストップ信号に
よって停止させてもよい。そして、停止したときの複数
のドット・マトリックス・ディスプレイ36a〜36c
の表示態様が予め定められた大当り表示態様(例えば、
「同一の数字」が表示されたとき)であるときに、前記
変動部材27a,27bを前述した所定の条件で開状態
とするようになっている。また、この実施例における図
柄表示装置34の特徴的なことは、各ドット・マトリッ
クス・ディスプレイの辺に沿った上下に棒状のライト・
バー・モジュール37a〜37cを配置したことであ
る。このライト・バー・モジュール37a〜37cは、
高輝度発光ダイオードを複数並べて特殊な棒状レンズを
被覆したものであり、ライン状に一光源の如く点滅する
ものである。そして、このライト・バー・モジュール3
7a〜37cは、対応するドット・マトリックス・ディ
スプレイ36a〜36cが停止したときに点灯し、ドッ
ト・マトリックス・ディスプレイ36a〜36cの周り
を明るく点灯することによりドット・マトリックス・デ
ィスプレイ36a〜36cによって点線状に表示される
図柄の印象をより鮮明に浮き出すものである。なお、図
柄表示装置34の前面には、有色透明のスモークドガラ
ス35が配置され、各ドット・マトリックス・ディスプ
レイ36a〜36cの非点灯時に各ドットが識別できな
いようになっている。 【0018】次に、変動入賞装置20の背面の構造につ
いて図1を参照して説明すると、変動入賞装置20の背
面には、ソレノイド取付板38が配置され、該ソレノイ
ド取付板38に2つのソレノイド39、40が取着され
ている。上方に位置するソレノイド39は、前記変動部
材27a,27bを開閉駆動する開閉ソレノイド39を
構成し、下方に位置する支持ソレノイド40は、大当り
モード時に入賞玉が継続入賞口としてのV入賞口29に
入賞したときに駆動されるもので、変動部材27a,2
7bの開放寸法を縮小するためのものである。より詳細
に説明すると、開閉ソレノイド39のプランジャ41に
は、その両端部に係合長穴46a,46bを有する作動
部材42が連結されている。この作動部材42の係合長
穴46a,46bには、前記変動部材27a,27bの
回同軸44a,44bの後端に固着されたリング部材4
3a,43bに後方に向って延在された係合ピン45
a,45bが遊嵌されている。なお、開閉ソレノイド3
9のプランジャ41には、スプリング47が周設され、
常にプランジャ41が下方に向って付勢されている。し
かして、開閉ソレノイド39が動磁されるとプランジャ
41がスプリング47の付勢力に抗して上昇するので、
作動部材42も上昇する。作動部材42が上昇すると、
リンク部材43a,43bが回動軸44a,44bを中
心にして上方向に回動し、回動軸44a,44b自体も
回動する。回同軸44a,44bが回動すると変動部材
27a,27bも回動して図1の破線で示すような開放
状態となる。一方、開閉ソレノイド39の動磁が解除さ
れると、プランジャ41が自重及びスプリング47の付
勢力により下降する。すると、作動部材42も下降する
ので、リング部材43a,43bが前記と逆方向に回動
し、変動部材27a,27bを閉状態とする。 【0019】前記支持ソレノイド40は、開閉ソレノイ
ド39と同一垂直線上に配置され、そのプランジャ48
の上端が作動部材42の下辺と対面するようになってい
る。また、プランジャ48にはスプリング49が周設さ
れ、常にプランジャ48を下方に付勢している。しかし
て、支持ソレノイド40が動磁されると、スプリング4
9の付勢力に抗してプランジャ48が上昇することにな
るが、その上昇点は、図1に示すように、開閉ソレノイ
ド39が非動磁状態となって作動部材42が下降したと
きに、作動部材42が最も下降した位置ではなく、僅か
に下降した位置となるように支持する点である。そし
て、このように支持ソレノイド40を駆動することによ
り、変動部材27a,27bは、一点鎖線で示すよう
に、僅かに閉じた状態となり、変動部材27a,27b
の全開状態に比較して全体として「2d」だけその開放
寸法が縮小する。このため、変動部材27a,27bへ
の打球の入賞率が抑制される。 【0020】上記した開閉ソレノイド39と支持ソレノ
イド40の作用については、後に詳述する。 【0021】以上のように構成される図柄表示装置34
を含む変動入賞装置20は、図4に示す制御回路によっ
て制御される。図4は、制御回路の構成を示すブロック
図であり、制御回路には、マイクロコンピュータ50が
使用されている。そのマイクロコンピュータ50には、
外部ROM51、外部RAM52が接続されている。ま
た、前記始動入賞口12a〜12cにおける入賞玉を検
出する始動入賞検出スイッチ53a〜53c、前記変動
部材27a,27bに受け入れられた入賞玉を検出する
10カウント検出スイッチ54,前記V入賞口29にお
ける入賞玉を検出するV入賞検出スイッチ55は、チャ
タリングを防止するためのフリップフロップからなる波
形整形回路56を介してマイクロコンピュータ50に接
続されている。 【0022】クロック発生回路57は、分周器58を介
して外部割込み信号をマイクロコンピュータ50のIN
T端子に出力している。外部割込み信号に同期して実行
される定時間外部割込み処理としては、各種のタイマを
制御するタイマ処理、音・ランプ処理、及び各種の検出
スイッチからの入力信号を制御する検出器入力処理等が
ある。 【0023】また、マイクロコンピュータ50には、マ
イクロコンピュータ50に電源を供給する電源回路60
や電源投入時にマイクロコンピュータ50をリセットす
るリセット信号発生回路59が接続されている。 【0024】マイクロコンピュータ50の各出力ボート
には、表示器駆動回路61,表示器選択回路62,ドラ
イバ63が接続されている。表示器駆動回路61及び表
示器選択回路62には、前記したドット・マトリックス
・ディスプレイ36a〜36c、ライト・バー・モジュ
ール37a〜37c、始動入賞表示器33a〜33d、
入賞個数表示器24,及び継続回数表示器25が接続さ
れている。それらの表示器は、マイクロコンピュータ5
0から選択データと、表示データとを定周期で出力する
ことにより、ダイナミック駆動される。すなわち、表示
器選択回路53により各表示単位が選択され、そのとき
の表示器駆動回路52の出力信号に応じて表示される。
これにより、外部ROM51内にプログラムされた情報
に基づいて各種の図柄をドット・マトリックス・ディス
プレイ35a〜35cに可変表示し、また、ライト・バ
ー・モジュール37a〜37cを点灯、あるいは点滅表
示する。 【0025】ドライバ63は、マイクロコンピュータ5
0からの信号に応じて、変動部材27a,27bを開閉
する開閉ソレノイド39や支持ソレノイド40を駆動
し、大当りランプ14a,14b、Vランプ64、及び
動作ランプ15の点灯動作を制御する。 【0026】次に、上記した制御回路によって制御され
る処理手順のうち、大当りモード時におけるソレノイド
39、40の駆動処理サブルーチンについて図5を参照
して説明する。図5に示すサブルーチンは、大当りモー
ド時における開閉ソレノイド39(以下、ソレノイドA
という)と支持ソレノイド(以下、ソレノイドBとい
う)の大当りモード時における作動の概略を示すだけで
ある。 【0027】まず、大当り中であるか否かが判定され
(ステップS10)、大当り中でないと判定されたとき
には、いずれのソレノイドの駆動も行うことなく、サブ
ルーチンを終了し、大当り中であると判定されたときに
は、変動部材27a,27bの開放状態となる前に設定
された所定時間(例えば、2秒)であるインターバル処
理中であるか否かが判定される(ステップS20)。こ
のインターバル処理は、大当りとなった直後の最初の開
放状態の前及び開放状態と開放状態との間に設定される
もので、予め定められた表示器や記憶値等がリセットさ
れたり、更新されたりする。しかし、いずれのソレノイ
ドも駆動されないので、インターバル処理中であると判
定されたときには、サブルーチンを終了する。 【0028】一方、インターバル処理中でないと判定さ
れたときには、V入賞検出スイッチ55がONしたか否
かが監視され(ステップS30),ONしてなければ、
ソレノイドAをONして(ステップS40)、後述する
ステップS100に進む。また、V入賞検出スイッチ5
5がONした場合には、ソレノイドBがONされ(ステ
ップS50)、その後、タイマT1がセットされている
か否かが判定される(ステップS60)。このタイマT
1はソレノイドBがONされた僅かな後にソレノイドA
をOFFとすべく設定されるもので、その値は、例え
ば、0.1〜0.3秒程度である。しかして、タイマT
1が未だセットされていないときには、タイマT1をセ
ットし(ステップS70)、既にセットされているとき
には、セットすることなく、当該タイマT1がタイムア
ップしたか否かが判定される。(ステップS80)。そ
して、タイマT1がタイムアップすると、ソレノイドA
がOFFとされる(ステップS90)。このとき、変動
部材27a,27bは、閉状態となるのではなく、図1
に示すように、支持ソレノイドBによって開口寸法が縮
小した状態となる。 【0029】上記したような状態で、変動部材27a,
27bによって受け入れられた入賞玉数を計数する入賞
カウンタの値が「10」であるか否かが判定され(ステ
ップS100)、「10」でない場合には、開放時間が
経過したか否かが判定される(ステップS110)。 【0030】入賞カウンタの値が「10」になるか、又
は開放時間が経過するかのいずれか早い方の条件が達成
されたときには、開放状態が終了したことを意味するの
で、ソレノイドA、B共にOFFとされて(ステップS
120)、サブルーチンを終了する。 【0031】以上、実施例に係るパチンコ機の構成及び
作用について説明したが、この実施例によれば、継続入
賞口としてのV入賞口29へ入賞玉が入賞すると、次回
の開放状態が留保されると共に制御手段としての変動部
材27a,27bの開放寸法が縮小することにより、変
動部材27a,27bへの打球の入賞率が抑制される。
このため、抑制された後に変動部材27a,27bに入
賞する打球が所定個数に到達するまでに時間がかかり1
回の開放状態を所定時間に近い時間をかけて終了させる
ことができ、トータルとして大当りモードを十分に楽し
むことができる。しかも、変動部材27a,27bの開
放寸法が縮小することで、遊技領域11へ放たれた打球
が変動部材27a,27bに受け入れられ難くなって、
結果としてV入賞口29への入賞率も抑制されるので、
頻繁にしかも連続して打球がV入賞口29に入賞するこ
とによる遊技者の混乱をも防止することができる。 【0032】なお、上記した実施例においては、変動部
材27a,27bとして、左右方向に開閉する部材を示
したが、他の構造の変動部材であってもよく、例えば、
左右方向にスライドする一対の部材をV入賞口への入賞
の前後で、ストロークの異なるソレノイドで動磁するよ
うにしてもよい。また、変動部材27a,27bへの打
球の入賞率を抑制する抑制手段として、変動部材27
a,27b自体の開放寸法を縮小するものを示したが、
変動部材自体を変化させるのではなく、変動部材27
a,27bの近傍に位置する部材を動作させて入賞率を
抑制させるようにしてもよい。 【0033】 【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明によれば、大当り遊技状態となって変動入賞
装置が開放すると、遊技領域に放たれた遊技球が変動入
賞装置に入賞する。この開放中に遊技球が継続入賞口に
入賞すると継続権が成立するが、その前後において可変
部材の開閉態様が変動されることから、前記継続入賞口
へ既に遊技球が入賞したことを遊技者に対しいち早く認
識させることができ、しかも、その継続入賞口への入賞
前後において遊技球入賞率に影響が出てくるため、変動
入賞装置の開放中にも遊技に抑揚を持たせることができ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】変動部材を含む変動入賞装置の背面図である。 【図2】変動入賞装置の正面図である。 【図3】変動入賞装置の正面から見た斜視図である。 【図4】図柄表示装置及び変動入賞装置を含む遊技の動
作を抑制する制御回路のブロック図である。 【図5】変動部材を駆動するソレノイドの駆動処理サブ
ルーチンを示すフロー図である。 【図6】実施例に係るパチンコ機の正面図である。 【符号の説明】 1・・パチンコ機 20・・変動入賞装置 27a,27b・・変動部材(可変部材) 29・・V入賞口(継続入賞口) 39・・開閉ソレノイド 40・・支持ソレノイド 50・・マイクロコンピュータ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 大当り遊技状態となったときに、一定時
    間が経過するか該時間内に一定個数の遊技球が入賞する
    開放終了条件が成立するまで変動入賞装置を所定の態様
    で開放し、前記変動入賞装置内には継続入賞口と通常入
    賞口とが設けられており、その変動入賞装置の開放中に
    前記継続入賞口に遊技球が入賞したことに基づいて変動
    入賞装置の次回の開放が留保される継続権を成立させる
    とともに、該継続権が成立すると前記変動入賞装置の開
    放終了条件成立によって該変動入賞装置の今回の開放を
    終了した後に次回の開放を実行させる遊技機において、
    前記変動入賞装置には、遊技球の入賞率に関わる開閉可
    能な可変部材を設け、前記変動入賞装置の開放中におけ
    る前記継続入賞口への遊技球の入賞前後で、前記可変部
    材の開閉態様を変動させるように駆動制御することを特
    徴とする遊技機。
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