JP2868302B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2868302B2
JP2868302B2 JP2245675A JP24567590A JP2868302B2 JP 2868302 B2 JP2868302 B2 JP 2868302B2 JP 2245675 A JP2245675 A JP 2245675A JP 24567590 A JP24567590 A JP 24567590A JP 2868302 B2 JP2868302 B2 JP 2868302B2
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信男 松原
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、始動入賞口への打球の入賞を一定個数記憶
する記憶手段と、該記憶手段の記憶に基づいて変動表示
装置の表示器を一定時間変動させるように構成されたパ
チンコ機に関するものである。
[従来の技術] 従来、始動入賞口への打球の入賞を一定個数(例え
ば、4個)記憶する記憶手段と、該記憶手段の記憶に基
づいて変動表示装置の表示器を一定時間(例えば、5
秒)変動させるように構成されたパチンコ機が多数市場
に提供されていた。このようなパチンコ機においては、
変動表示装置が変動中又は変動表示装置の表示結果に基
づく大当り中に打球が始動入賞口に入賞することによ
り、その入賞個数が記憶手段に記憶され、その記憶値に
基づいて変動表示装置の表示器をすべて同一の時間だけ
順次変動表示するように構成されるものであった。
[発明が解決しようとする課題] 上記したパチンコ機は、特に変動表示装置が変動中に
始動入賞口に入賞した打球を記憶するようにしているた
め、例えば、記憶手段に記憶される上限値に達した後に
未だ変動表示装置が変動中であるときに始動入賞口へ打
球が入賞しても、その始動入賞口への打球の入賞に基づ
く記憶処理が無効とされ、変動表示装置を変動させる権
利が無効にされたという不満感を遊技者に与えていた。
本発明は、上記した不都合に鑑みなされたもので、そ
の目的とするところは、始動入賞口への打球の入賞の記
憶をなるべく無効にせず、もって遊技者の不満感を減少
することが可能なパチンコ機を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成するために、本発明においては、 始動入賞口への打球の入賞を一定個数記憶する記憶手
段と、該記憶手段の記憶に基づいて変動表示装置の表示
器を一定時間変動させるように構成されたパチンコ機に
おいて、 前記記憶手段の記憶個数が所定値以上となったとき前
記変動表示装置の表示器の変動時間を前記一定時間より
も短くする変動時間短縮手段を設けたことを特徴とする
ものである。
[作 用] 記憶手段における記憶値が上限値の範囲内で予め定め
た所定値以上になると、変動表示装置の表示器の変動時
間が短くなり、その分早く記憶値を減算することができ
る。このため、早くなった分だけ始動入賞口への打球の
入賞に基づく記憶処理を行う機会を増大させることがで
き、無効な始動入賞を減少させることができ、遊技者に
対して満足感を与えることができる。
[実施例] 以下、図面を参照して、本発明に係る実施例について
説明する。
まず、実施例に係るパチンコ機について第6図を参照
して説明する。第6図は、パチンコ機の正面図である。
図において、パチンコ機1の額縁状に形成された前面枠
2の開口には、金枠3が周設されている。そして、その
金枠3には、ガラスを有するガラス扉枠4と前面扉5と
が開閉自在に設けられている。ガラス扉枠4の後方に
は、前記前面枠2の裏面に固定される遊技盤固定枠(図
示しない)に着脱自在に取り付けられる遊技盤9が配置
されている。
前記前面扉5の表面には、入賞玉の発生により図示し
ない賞品球排出装置から排出された賞品球を優先的に貯
留し、且つ打球を発射位置に誘導する上皿6が取り付け
られている。
前記前面枠2の下方には、発射装置の一部を構成する
操作ハンドル7が突設固定され、該操作ハンドル7の側
方には、前記上皿6に貯留し切れなかった賞品球を貯留
する下皿8が取り付けられている。
前記遊技盤9の前面には、打球を誘導する誘導レール
10がほぼ円状に植設され、該誘導レール10によって囲ま
れた範囲が遊技領域11を構成している。遊技領域11のほ
ぼ中央には、変動表示装置34を含む可動入賞装置20が設
けられている。可動入賞装置20は、打球を受け入れ易い
開状態と打球を受け入れない閉状態とに変換可能な一対
の可動部材27a,27bを有し、さらに、その内部に可動部
材27a,27bで受け入れた打球を特別の入賞とするV入賞
口29と普通の入賞とする通常入賞口30a,30bとが形成さ
れている。本実施例においてV入賞口29は、継続入賞口
を構成している。しかして、可動入賞装置20は、後述す
る変動表示装置34の表示態様が予め定めた大当り態様と
なったときに可動部材27a,27bを開状態とし、該可動部
材27a,27bが所定の条件を達成するまで、例えば、一定
時間(例えば、30秒)経過するまで、又は該一定時間の
内で一定個数(例えば、10個)入賞するまで開放し、且
つそのような開状態を前記V入賞口29に打球が入賞した
ことを条件として所定回数(例えば、10回)繰り返して
行い、短時間に多量の入賞玉を発生させるようになって
いる。なお、可動入賞装置20の構成については、後に詳
述する。
また、遊技領域11には、その下方に変動表示装置34の
ドット・マトリックス・ディスプレイ36a〜36cの図柄の
変動表示動作を開始させる始動入賞口12a〜12cが配置さ
れ、その始動入賞口12a〜12cの左右上方に通常入賞口13
a〜13dが設けられている。更に、遊技領域11の左右中央
部分には、前記変動表示装置34の表示図柄が大当り図柄
の組合せとなったときに点滅して、その旨を報知する大
当りランプ14a,14bが配置される。この大当りランプ14
a,14bと同じ効果を奏するものとして前記前面枠2の上
部にも動作ランプ15が設けられている。この動作ランプ
15は、主として遊技場の店員に大当り状態となったこと
を報知するためのものである。なお、前記始動入賞口12
a〜12cには、打球が入賞したことを検出する始動入賞検
出スイッチ43a〜43c(図示しない;ただし、第3図のブ
ロック図において示す)が設けられている。
次に、第1図及び第2図を参照して変動表示装置34を
含む可動入賞装置20の構成について説明する。可動入賞
装置20は、前記遊技盤9に取り付けられる取付基板21を
有している。取付基板21の上部には、玉受突出部22が突
設され、該玉受突出部22の上部に通常入賞口23が形成さ
れている。また、玉受突出部22には、その前面に大当り
遊技状態となって可動部材27a,27bの1回の開放中に可
動入賞装置20に入賞した入賞玉数を表示する入賞個数表
示器24と、V入賞口29に入賞することを条件とする前記
した開放状態の繰返し回数を表示する継続回数表示器25
が設けられている。なお、入賞個数表示器24及び継続回
数表示器25は、共に7セグメントLEDで構成されてい
る。
玉受突出部22の下方には、入賞空間26が形成され、そ
の入賞空間26の左右に可動部材27a,27bが回動自在に軸
支されている。この可動部材27a,27bは、玉受突出部22
との間で起立した閉状態となったときに打球を受け入れ
ないように入賞空間26を閉塞し、ほぼ水平の開状態で遊
技領域11を落下する打球を入賞空間26に導くものであ
る。なお、可動部材27a,27bは、可動入賞装置20の後方
に配置される開閉ソレノイド39によって開閉駆動される
ものである。
入賞空間26の底面には、流下板28が設けられ、該流下
板28の後方が3つに区画されている。3つの区画のうち
中央にV入賞口29が形成され、左右に通常入賞口30a,30
bが形成されている。V入賞口29は、前記したように大
当り状態における可動部材27a,27bの開放中に入賞玉が
入賞することにより、再度可動部材27a,27bを開放する
ためのものであり、このため、V入賞口29には、入賞玉
が飛入したことを検出するためのV入賞検出スイッチ45
(図示しない;ただし、第3図のブロック図に示す)が
内蔵されている。また、V入賞検出スイッチ45がONする
と、その旨を報知するVランプ54(図示しない;ただ
し、第3図のブロック図に示す)が点灯するようになっ
ている。また、V入賞検出スイッチ45の下方には、可動
部材27a,27bに受け入れられた入賞玉をすべて検出する1
0カウント検出スイッチ44(図示しない;ただし、第3
図のブロック図に示す)も設けられている。
また、取付基板21には、その左右両側に開状態におけ
る上記可動部材27a,27bの側面に衝突した打球が誘導さ
れて入賞する通常入賞口31a,31bが形成されるととも
に、可動部材27a,27bに挟まれるように玉受枠32が突設
されている。この玉受枠32の上面は、可動部材27a,27b
で受け入れた入賞玉を前記流下板28に誘導するように形
成され、その前面には、変動表示装置34が変動中及び可
動部材27a,27bが開放中に前記始動入賞口12a〜12cに入
賞した個数を最高4個まで記憶し、その記憶した数を表
示する始動入賞表示器33a〜33dが設けられている。始動
入賞表示器33a〜33dは、LEDランプで構成されており、
始動入賞がある毎に1個づつ順次点灯し、変動表示が開
始される毎に1個づつ順次消灯する。また、始動入賞表
示器33a〜33dが4個すべて点灯した状態のときに、打球
が始動入賞口12a〜12cに入賞しても、その始動入賞に基
づく変動表示を行う権利は、無効とされ、単なる入賞球
として処理される。
また、取付基板21の下方には、複数の図柄を変動表示
可能なドット・マトリックス・ディスプレイ36a〜36cを
複数個(3つ)設けた変動表示装置34が形成されてい
る。この変動表示装置34は、前記したように遊技領域11
の下方に設けられる始動入賞口12a〜12cに打球が入賞す
ることによりその表示図柄が一斉に変動を開始し、一定
時間(例えば、5秒)経過することにより順次停止する
ようになっている。より正確には、変動開始後、最初に
停止する左側のドット・マトリックス・ディスプレイ36
aの変動表示が停止するまでの時間が5秒であり、次に
停止する右側のドット・マトリックス・ディスプレイ36
cの変動停止は、それよりも1.5秒遅れ、最後の停止する
中央のドット・マトリックス・ディスプレイ36bの変動
停止は、それよりも1.5秒遅れるようにそれぞれ表示制
御される。ただし、先に停止する左右のドット・マトリ
ックス・ディスプレイ36a,36cに表示される図柄が大当
り図柄の組合せとなる可能性がある場合(以下、リーチ
状態という)には、最後に停止する中央のドット・マト
リックス・ディスプレイ36bの変動停止は、更に一定時
間(例えば、1秒)延長された時間をかけて停止される
ように表示制御される。また、本実施例においては、上
記した変動時間が始動入賞の記憶値が所定個数以上とな
ったときに、それぞれ変動時間が短縮されるように表示
制御される。
上記のようにして停止したときの複数のドット・マト
リックス・ディスプレイ36a〜36cの表示図柄が予め定め
られた大当り図柄の組合せ(例えば、「同一の数字」が
表示されたとき)であるときに、前記可動部材27a,27b
を前述した所定の条件で開状態とするようになってい
る。また、この実施例における変動表示装置34において
は、各ドット・マトリックス・ディスプレイ36a〜36cの
上下辺に沿った上下に棒状のライト・バー・モジュール
37a〜37cが配置されている。このライト・バー・モジュ
ール37a〜37cは、高輝度発光ダイオードを複数並べて特
殊な棒状レンズを被覆したものであり、ライン状に一光
源の如く点灯するものである。そして、このライト・バ
ー・モジュール37a〜37cは、対応するドット・マトリッ
クス・ディスプレイ36a〜36cが停止したときに点灯し、
ドット・マトリックス・ディスプレイ36a〜36cの周りを
明るく点灯することによりドット・マトリックス・ディ
スプレイ36a〜36cによって点線状に表示される図柄の印
象をより鮮明に浮き出すものである。なお、変動表示装
置34の前面には、有色透明のスモークドガラス35が配置
され、各ドット・マトリックス・ディスプレイ36a〜36c
の非点灯時に各ドットが識別できないようになってい
る。
以上のように構成される変動表示装置34を含む可動入
賞装置20は、第3図に示す制御回路によって制御され
る。第3図は、制御回路の構成を示すブロック図であ
り、制御回路には、マイクロコンピュータ40が使用され
ている。そのマイクロコンピュータ40には、外部ROM4
1、外部RAM42が接続されている。また、前記始動入賞口
12a〜12cにおける入賞玉を検出する始動入賞検出スイッ
チ43a〜43c、前記可動部材27a,27bに受け入れられた入
賞玉を検出する10カウント検出スイッチ44、前記V入賞
口29における入賞玉を検出するV入賞検出スイッチ45
は、チャタリングを防止するためのフリップフロップか
らなる波形整形回路46を介してマイクロコンピュータ40
に接続されている。
クロック発生回路47は、分周器48を介して外部割込み
信号をマイクロコンピュータ40のINT端子に出力してい
る。外部割込み信号に同期して実行される定時間外部割
込み処理としては、各種のタイマを制御するタイマ処
理、音・ランプ処理、及び各種の検出スイッチからの入
力信号を制御する検出器入力処理等がある。
また、マイクロコンピュータ40には、マイクロコンピ
ュータ40に電源を供給する電源回路50や電源投入時にマ
イクロコンピュータ40をリセットするリセット信号発生
回路49が接続されている。
マイクロコンピュータ40の各出力ポートには、表示器
駆動回路51、表示器選択回路52、ドライバ53が接続され
ている。表示器駆動回路51及び表示器選択回路52には、
前記したドット・マトリックス・ディスプレイ36a〜36
c、ライト・バー・モジュール37a〜37c、始動入賞表示
器33a〜33d、入賞個数表示器24、及び継続回数表示器25
が接続されている。それらの表示器は、マイクロコンピ
ュータ40から選択データと、表示データとを定周期で出
力することにより、ダイナミック駆動される。すなわ
ち、表示器選択回路52により各表示単位が選択され、そ
のときの表示器駆動回路51の出力信号に応じて表示され
る。これにより、外部ROM41内にプログラムされた情報
に基づいて各種の図柄をドット・マトリックス・ディス
プレイ36a〜36cに変動表示し、また、ライト・バー・モ
ジュール37a〜37cを点灯、あるいは点滅表示する。
ドライバ53は、マイクロコンピュータ40からの信号に
応じて、可動部材27a,27bを開閉する開閉ソレノイド39
を駆動し、大当りランプ14a,14b、Vランプ54、及び動
作ランプ15の点灯動作を制御する。
次に、上記した制御回路によって制御される定時間外
部割り込み処理のうち、変動表示装置34のドット・マト
リックス・ディスプレイ36a〜36cの変動表示処理を示す
変動表示サブルーチンを第4A図及び第4B図を参照して説
明する。
まず、遊技中には、第4B図に示すような始動検出サブ
ルーチン処理が行われる。すなわち、いずれかの始動入
賞検出スイッチ43a〜43c(始動スイッチと略称)がONし
たか否かが監視され(ステップS20)、ONした場合に
は、始動入賞カウンタCの値が「4」より小さいか否か
が判断される(ステップS21)。始動入賞カウンタCの
値が「4」以上であるときには、その始動入賞に対して
何等の処理をすることなくサブルーチンを終了し、一
方、始動入賞カウンタCの値が「4」より小さい場合に
は、未だ記憶値の上限に達していないので、始動入賞カ
ウンタCの値に「+1」が加算されて(ステップS22)
サブルーチンを終了する。なお、始動入賞カウンタCに
加算記憶される毎に始動入賞表示器33a〜33dが1個づつ
順次点灯表示される。
上記した始動検出サブルーチンによって始動入賞カウ
ンタCに記憶値がある場合には、第4A図に示す変動表示
サブルーチンが実行される。すなわち、変動表示装置34
のドット・マトリックス・ディスプレイ36a〜36c(以
下、DMDと略称する)が変動中であるか否かが判断され
(ステップS1)、変動中であるときには、後述するステ
ップS8に進み、その変動を規制するタイマがタイムアッ
プしたか否かが判断され、変動中でないと判断されたと
きには、変動表示と変動表示の間のインターバル時間中
であるか否か、すなわちインターバルタイマがタイムア
ップしたか否かが判断される(ステップS2)。インター
バルタイマがタイムアップしていないときには、変動表
示が休止された状態を継続して変動表示サブルーチンを
終了し、メインルーチンに戻る。
一方、変動中でなく且つインターバルタイマがタイム
アップしたときには、始動入賞カウンタCの値が「3」
以上であるか否かが判断され(ステップS3)、「3」よ
り小さい、すなわち「1」又は「2」であるときには、
タイマt1に5秒がセットされ、タイマt2に6.5秒がセッ
トされ、タイマt3に8秒がセットされる(ステップS
4)。タイマt1は、左のDMD36aの変動時間を規制し、タ
イマt2は、右のDMD36cの変動時間を規制し、タイマt
3は、中央のDMD36bの変動時間を規制するものである。
また、始動入賞カウンタCの値が「3」以上であるとき
には、タイマt1に3秒がセットされ、タイマt2に4秒が
セットされ、タイマt3に5秒がセットされる(ステップ
S5)。すなわち、始動入賞カウンタCの値が「3」以上
のときには、3つのDMD36a〜36cの変動時間がそれぞれ
短縮される。
そして、それぞれのタイマがセットされた後には、始
動入賞カウンタCの値が「1」だけ減算され(ステップ
S6)、すべてのDMD36a〜36cの変動が開始される(ステ
ップS7)。なお、始動入賞カウンタCの値が減算される
と始動入賞表示器33a〜33dも1個消灯する。
上記のようにして、すべてのDMD36a〜36cが変動開始
した後には、上記ステップS4又はステップS5で設定した
タイマがタイムアップしたか否かが判断され(ステップ
S8)、タイムアップしていない場合には、変動状態を維
持してメインルーチンに戻る。なお、ステップS8におけ
るタイマのタイムアップは、実際には、それぞれのタイ
マt1,t2,t3毎に判断されるものであり、図示のフロー図
では、これを省略して示した。また、前記したリーチ状
態となったときにも、図示のフロー図とは異なる処理が
行われる。
上記したステップS8において、それぞれのタイマがタ
イムアップしたと判断されたときには、それぞれ順次変
動を停止し、すべてのDMD36a〜36cの変動が停止したと
き(ステップS9)には、次の変動表示までの所定の間隔
を開けるためにインターバルタイマ(例えば、1秒)が
セットされて(ステップS10)、メインルーチンに戻
る。
上記した動作説明においては、始動入賞カウンタCに
おける記憶値が所定値以上の場合には、一律に一定の短
縮時間を設定するものを示したが、一律に設定するので
はなく、条件によって場合分けしてもよい。その場合分
けした動作について第5A図及び第5B図を参照して説明す
る。
まず、第5B図において、前記第4B図と同様な始動検出
サブルーチン処理が示されるが、ステップS50〜ステッ
プS52までは、前記ステップS20〜ステップS22までと同
様であり、ステップS52の後にその始動入賞球に対応す
る始動計数カウンタT(C)に値「4000」を記憶する処
理が付加されている。この始動計数カウンタT(C)
は、1msec毎の外部割込み信号がある毎に「−1」づつ
更新され、その値が「0」になる(すなわち4秒経過)
と更新されなくなる。つまり、始動計数カウンタT
(C)は、各始動入賞毎に始動入賞時からの一定時間
(4秒)の経過を計測するものである。
次に、第5A図において、前記第4A図と同様な変動表示
サブルーチン処理が示されるが、ステップS30〜ステッ
プS33までは、前記ステップS1〜ステップS4までと同様
であり、ステップS3に対応するステップS32で「YES」と
判断された場合に、ステップS34でその時点で最初に記
憶された入賞球に対応する始動計数カウンタT(0)の
値が「0」となっているか否か、すなわち当該入賞球の
入賞時から4秒経過したか否かが判断され、経過してい
ないときには、ステップS35で左のDMD36aの変動時間を
規制するタイマt1に(1+T(0)/1000)秒がセット
され、右のDMD36cの変動時間を規制するタイマt2に(タ
イマt1+1)秒がセットされ、中央のDMD36bの変動時間
を規制するタイマt3に(タイマt2+1)秒がセットされ
る。一方、ステップS34で始動計数カウンタT(0)の
値が「0」である、すなわち入賞時から4秒経過してい
ると判断された場合には、ステップS36でタイマt1に1
秒がセットされ、タイマt2に2秒がセットされ、タイマ
t3に3秒がセットされる。このように、始動入賞時から
一定時間経過したときには、最も短い時間だけ変動さ
せ、始動入賞時から一定時間経過していないときには、
それよりも長い時間であって前記ステップS33で設定さ
れる時間よりも短い時間変動させるようになっている。
なお、本実施例においては、変動時間の長短に拘らず、
始動入賞時から予め定めた時間(5秒)が経過したとき
でないと、最初の図柄が確定されないようになってい
る。
上記したように、ステップS33又はステップS35又はス
テップS36で変動時間が設定された後には、ステップS37
で始動入賞カウンタCの値が「1」だけ減算されると共
に、それに伴って始動計数カウンタT(C)の記憶内容
が1づつ繰り上げられて更新される。そして、その後、
ステップS38〜ステップS41まで前記第4A図に示すステッ
プS7〜ステップS10までと同様にDMD36a〜36cに変動制御
が行われる。
以上、実施例に係る変動表示装置34の動作について説
明したが、この実施例によれば、記憶手段としての始動
入賞カウンタCにおける記憶値が上限値「4」の範囲内
で予め定めた所定値「3」以上になると、変動表示装置
34のDMD36a〜36cの変動時間を短くするように表示制御
しているため、その分早く始動入賞カウンタCの記憶値
を減算することができる。このため、早くなった分だけ
始動入賞口12a〜12cへの打球の入賞に基づく記憶処理を
行う機会を増大させることができ、無効な始動入賞を減
少させることができ、遊技者に対して満足感を与えるこ
とができる。
なお、上記した実施例では、変動表示装置34のドット
・マトリックス・ディスプレイ36a〜36cのそれぞれにつ
いて時間を短縮するものを示したが、最初に停止するド
ット・マトリックス・ディスプレイ36aの変動時間だけ
を短縮したり、あるいは2番目、3番目に停止するドッ
ト・マトリックス・ディスプレイ36c,36bの変動時間だ
けを短縮したりする等の制御を行ってもよい。また、変
動表示装置34の表示器として、ドット・マトリックス・
ディスプレイ36a〜36cを示したが、他の図柄を表示し得
る表示器、例えば、7セグメントLEDやLCD等であっても
良い。
更に、短縮される時間は、実施例に限定されるもので
はなく、任意の値に設定すればよい。
[発明の効果] 以上、説明したところから明らかなように、本発明に
おいては、記憶手段における記憶値が上限値の範囲内で
予め定めた所定値以上になると、変動表示装置の表示器
の変動時間が短くなり、その分早く記憶値を減算するこ
とができるため、早くなった分だけ始動入賞口への打球
の入賞に基づく記憶処理を行う機会を増大させることが
でき、無効な始動入賞を減少させることができ、遊技者
に対して満足感に与えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例に係る変動表示装置を備えた可動入賞
装置の正面図、第2図は、同可動入賞装置の正面から見
た斜視図、第3図は、遊技を制御する制御回路のブロッ
ク図、第4A図及び第4B図は、変動表示装置の変動表示動
作を示すフロー図、第5A図及び第5B図は、変動表示装置
の他の変動表示動作を示すフロー図、第6図は、実施例
に係る変動表示装置が適用されるパチンコ機の正面図で
ある。 1……パチンコ機、34……変動表示装置 36a〜36c……ドット・マトリックス・ディスプレイ(表
示器)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】始動入賞口への打球の入賞を一定個数記憶
    する記憶手段と、該記憶手段の記憶に基づいて変動表示
    装置の表示器を一定時間変動させるように構成されたパ
    チンコ機において、 前記記憶手段の記憶個数が所定値以上となったとき前記
    変動表示装置の表示器の変動時間を前記一定時間よりも
    短くする変動時間短縮手段を設けたことを特徴とするパ
    チンコ機。
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