JPH0727966Y2 - パチンコ遊技機 - Google Patents
パチンコ遊技機Info
- Publication number
- JPH0727966Y2 JPH0727966Y2 JP1985065932U JP6593285U JPH0727966Y2 JP H0727966 Y2 JPH0727966 Y2 JP H0727966Y2 JP 1985065932 U JP1985065932 U JP 1985065932U JP 6593285 U JP6593285 U JP 6593285U JP H0727966 Y2 JPH0727966 Y2 JP H0727966Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winning
- special
- ball
- opening
- winning device
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 [利用分野] この考案は、ガイドレールで囲まれた遊技領域内に打ち
込まれた遊技球が所定の入賞領域に入賞することによ
り、遊技者に特別の利益を与えるようにされたパチンコ
遊技機に適用して有効な技術に関し、特に遊技領域内に
設けられた特定の入賞口への遊技球の入賞によって動作
される可変表示装置とその特定態様の発生に伴なって動
作される特別変動入賞装置とを備えたパチンコ遊技機に
利用して有効な技術に関する。
込まれた遊技球が所定の入賞領域に入賞することによ
り、遊技者に特別の利益を与えるようにされたパチンコ
遊技機に適用して有効な技術に関し、特に遊技領域内に
設けられた特定の入賞口への遊技球の入賞によって動作
される可変表示装置とその特定態様の発生に伴なって動
作される特別変動入賞装置とを備えたパチンコ遊技機に
利用して有効な技術に関する。
[従来技術とその問題点] パチンコ遊技機においては、遊技内容に変化を加えると
ともに、遊技客へのサービスの向上を図かるため、いわ
ゆる役物(やくもの)と呼ばれる種々の電動入賞装置
(以下電動やく物と称する)が開発されており、例え
ば、遊技部に設けられた特定の入賞口への遊技球の入賞
によって起動され、比較的発生率は低いがいわゆる大当
りと呼ばれる特定態様を発生する可変表示装置とこの可
変表示装置において特定態様が発生すると、入賞口が大
きく開放されて急激に入賞率が向上される特別遊技状態
を形成するようされた特別変動入賞装置とを備えたパチ
ンコ遊技機が提案されている。
ともに、遊技客へのサービスの向上を図かるため、いわ
ゆる役物(やくもの)と呼ばれる種々の電動入賞装置
(以下電動やく物と称する)が開発されており、例え
ば、遊技部に設けられた特定の入賞口への遊技球の入賞
によって起動され、比較的発生率は低いがいわゆる大当
りと呼ばれる特定態様を発生する可変表示装置とこの可
変表示装置において特定態様が発生すると、入賞口が大
きく開放されて急激に入賞率が向上される特別遊技状態
を形成するようされた特別変動入賞装置とを備えたパチ
ンコ遊技機が提案されている。
ところが、従来この種のパチンコ遊技機は、遊技盤の略
中央に上記可変表示装置が配設され、この可変表示装置
の左右にその起動条件を構成する一対の特定入賞口が配
設されていた。しかるに、パチンコ遊技機では、通常遊
技者は打球発射装置の操作ダイヤルを調整して遊技盤の
中央に打球が集まるようにして遊技を行なうが、上記の
ような可変表示装置と特別変動入賞装置を備えたパチン
コ遊技機では、特別遊技状態を発生させることを最終目
的として遊技を行なう。しかしながら、特別遊技状態と
発生させるには、先ずもってその前提条件となる可変表
示装置の可変動作が数多く発生しなければ、そのチャン
スはなかなか生まれて来ない。
中央に上記可変表示装置が配設され、この可変表示装置
の左右にその起動条件を構成する一対の特定入賞口が配
設されていた。しかるに、パチンコ遊技機では、通常遊
技者は打球発射装置の操作ダイヤルを調整して遊技盤の
中央に打球が集まるようにして遊技を行なうが、上記の
ような可変表示装置と特別変動入賞装置を備えたパチン
コ遊技機では、特別遊技状態を発生させることを最終目
的として遊技を行なう。しかしながら、特別遊技状態と
発生させるには、先ずもってその前提条件となる可変表
示装置の可変動作が数多く発生しなければ、そのチャン
スはなかなか生まれて来ない。
従って、この種のパチンコ遊技機では遊技者は特定入賞
口を狙って打球発射装置を操作することになる。しかる
に、上記のごとく特定入賞口が可変表示装置の左右に配
設されている場合、遊技盤の中央に打球を集めると、左
右の特定入賞口に打球が入賞しにくくなる。そのため、
遊技者はいずれか一方の特定入賞口を狙って打球を発射
させることになり、2つの特定入賞口を有効に利用して
特定入賞球数を多くすることが難しかった。
口を狙って打球発射装置を操作することになる。しかる
に、上記のごとく特定入賞口が可変表示装置の左右に配
設されている場合、遊技盤の中央に打球を集めると、左
右の特定入賞口に打球が入賞しにくくなる。そのため、
遊技者はいずれか一方の特定入賞口を狙って打球を発射
させることになり、2つの特定入賞口を有効に利用して
特定入賞球数を多くすることが難しかった。
そのため熟練者にとって比較的有利となり、初心者には
適切な打球飛距離調整を行なうことが難しく不利になる
とともに、遊技者は特定入賞口への打球の入賞を目で確
認しようとするため、従来のように2つの特定入賞口が
離れた位置にあると、打球が他方の特定入賞口の方へ飛
んで行く度にそれを目で追っていくことになり、視覚の
疲労が激しくなるとともに、打球の跳返り速度が速いと
きは特定入賞口への入賞を視認できないことがある。
適切な打球飛距離調整を行なうことが難しく不利になる
とともに、遊技者は特定入賞口への打球の入賞を目で確
認しようとするため、従来のように2つの特定入賞口が
離れた位置にあると、打球が他方の特定入賞口の方へ飛
んで行く度にそれを目で追っていくことになり、視覚の
疲労が激しくなるとともに、打球の跳返り速度が速いと
きは特定入賞口への入賞を視認できないことがある。
また、特別変動入賞装置は、遊技盤の下部中央に配設さ
れるので、特別変動入賞装置の入賞口が開かれた特別遊
技状態では、打球を遊技盤の中央へ集めてやる必要があ
る。そのため、遊技者は特別遊技状態の発生前と発生中
とで打球の狙い箇所を変えるように打球発射装置を操作
しなければならなかった。
れるので、特別変動入賞装置の入賞口が開かれた特別遊
技状態では、打球を遊技盤の中央へ集めてやる必要があ
る。そのため、遊技者は特別遊技状態の発生前と発生中
とで打球の狙い箇所を変えるように打球発射装置を操作
しなければならなかった。
さらに、遊技盤背部への突出量の大きな可変表示装置の
左右に特定入賞口が各々配設されていると、独立した入
賞球の誘導樋や検出器を別々に、しかも玉詰まりを生じ
させないように設けなければならないため、部品点数が
多くなるとともに、その組付けの際の位置合せが面倒と
なるという不都合があった。
左右に特定入賞口が各々配設されていると、独立した入
賞球の誘導樋や検出器を別々に、しかも玉詰まりを生じ
させないように設けなければならないため、部品点数が
多くなるとともに、その組付けの際の位置合せが面倒と
なるという不都合があった。
[考案の目的] この考案の目的は、可変表示装置と特別変動入賞装置と
を備えたパチンコ遊技機において、可変表示装置の起動
条件を構成する特定入賞口への入賞球数を増加させ、ま
た、遊技状態に応じて打球の狙い箇所を変える必要がな
いとともに、特定入賞口への打球の入賞を視認し易いよ
うにすることにある。
を備えたパチンコ遊技機において、可変表示装置の起動
条件を構成する特定入賞口への入賞球数を増加させ、ま
た、遊技状態に応じて打球の狙い箇所を変える必要がな
いとともに、特定入賞口への打球の入賞を視認し易いよ
うにすることにある。
この本考案の他の目的は、特定入賞口に対応して設けら
れる裏部品の数を減らすとともに、その組付けも簡単に
行なえるようにすることにある。
れる裏部品の数を減らすとともに、その組付けも簡単に
行なえるようにすることにある。
[問題解決の手段] そこで、この考案は、可変表示装置の起動条件を構成す
る特定入賞口を、可変表示装置の両側方でなく、特別変
動入賞装置の左右と、可変表示装置と特別変動入賞装置
との間に設けることによって、特定入賞口を特別変動入
賞装置の周辺に集中させ、これによってすべての特定入
賞口をすべての特定入賞口へほぼ均等に流入可能として
特定入賞球の数を増加させるとともに、特定入賞口を狙
う場合にも遊技盤の左右いずれか一方に打球を集める必
要をなくし、これによって遊技状態に応じて打球の狙い
箇所を変える必要がないとともに、特定入賞口への打球
の入賞を視認し易いようにする。また、特定入賞口を特
別変動入賞装置の周辺に集中的に配設することによっ
て、特定入賞口への入賞球の誘導樋や検出器を、特別変
動入賞装置自体に一体的に設けることができるようにし
て、部品点数を減らし、組付けを簡単にするという上記
目的を達成するものである。
る特定入賞口を、可変表示装置の両側方でなく、特別変
動入賞装置の左右と、可変表示装置と特別変動入賞装置
との間に設けることによって、特定入賞口を特別変動入
賞装置の周辺に集中させ、これによってすべての特定入
賞口をすべての特定入賞口へほぼ均等に流入可能として
特定入賞球の数を増加させるとともに、特定入賞口を狙
う場合にも遊技盤の左右いずれか一方に打球を集める必
要をなくし、これによって遊技状態に応じて打球の狙い
箇所を変える必要がないとともに、特定入賞口への打球
の入賞を視認し易いようにする。また、特定入賞口を特
別変動入賞装置の周辺に集中的に配設することによっ
て、特定入賞口への入賞球の誘導樋や検出器を、特別変
動入賞装置自体に一体的に設けることができるようにし
て、部品点数を減らし、組付けを簡単にするという上記
目的を達成するものである。
[実施例] 第1図は、本考案に係るパチンコ遊技機全体の構成例
を、また、第2図はその遊技領域の構成例を示すもの
で、遊技盤1の前面には、下部の操作ダイヤル2aにより
駆動される打球発射装置2によって発射された打球を遊
技盤1の上方部まで案内するガイドレール3が配設さ
れ、遊技盤1前面のガイドレール3とガラス板とによっ
て囲まれた空間に遊技領域が構成されている。そして、
この遊技領域の中央には、ゲーム装置としての可変表示
装置4が、またその下方には通常は遊技領域の一部を成
しているが、可変表示装置4における特定態様の発生に
より入賞領域に変換する特別変動入賞装置5が設けられ
ている。
を、また、第2図はその遊技領域の構成例を示すもの
で、遊技盤1の前面には、下部の操作ダイヤル2aにより
駆動される打球発射装置2によって発射された打球を遊
技盤1の上方部まで案内するガイドレール3が配設さ
れ、遊技盤1前面のガイドレール3とガラス板とによっ
て囲まれた空間に遊技領域が構成されている。そして、
この遊技領域の中央には、ゲーム装置としての可変表示
装置4が、またその下方には通常は遊技領域の一部を成
しているが、可変表示装置4における特定態様の発生に
より入賞領域に変換する特別変動入賞装置5が設けられ
ている。
上記可変表示装置4の両側方には、それぞれ一般入賞口
7が、また、上記可変表示装置4と特別変動入賞装置5
との間には第1の特定入賞口8が設けてある。入賞口7
および第1の特定入賞口8は例えば遊技領域内に上向き
に開口した入賞チャッカーと呼ばれる入賞具からなる。
7が、また、上記可変表示装置4と特別変動入賞装置5
との間には第1の特定入賞口8が設けてある。入賞口7
および第1の特定入賞口8は例えば遊技領域内に上向き
に開口した入賞チャッカーと呼ばれる入賞具からなる。
可変表示装置4の上方には、いわゆる“天”“天の左”
“天の右”の3つの入賞口6a,6b,6cが一体的に設けられ
ている。本実施例では、可変表示装置と一体的に設けて
あるが、可変表示装置の上方に別に設けてもよい。ま
た、第1の特定入賞口8の左右両側方には、それぞれチ
ューリップ式打球入賞装置9が配置されている。
“天の右”の3つの入賞口6a,6b,6cが一体的に設けられ
ている。本実施例では、可変表示装置と一体的に設けて
あるが、可変表示装置の上方に別に設けてもよい。ま
た、第1の特定入賞口8の左右両側方には、それぞれチ
ューリップ式打球入賞装置9が配置されている。
また、遊技盤1の下部には、上方から落下してくる途中
で上記各入賞領域6a〜6c,7,8,9等に入賞できなかった打
球を遊技盤の後方へ回収するアウト口10が設けられてい
る。さらに、遊技盤1の表面の適宜位置には、上方より
落下してくる打球の方向を無作為に変更させる多数の障
害釘11や打球の流下速度および方向を制御する転動誘導
部材12a〜12cが遊技領域の縦中心線に対してほぼ対称的
に設けられている。
で上記各入賞領域6a〜6c,7,8,9等に入賞できなかった打
球を遊技盤の後方へ回収するアウト口10が設けられてい
る。さらに、遊技盤1の表面の適宜位置には、上方より
落下してくる打球の方向を無作為に変更させる多数の障
害釘11や打球の流下速度および方向を制御する転動誘導
部材12a〜12cが遊技領域の縦中心線に対してほぼ対称的
に設けられている。
第1特定入賞口8と特別変動入賞装置5との間には、内
部に2種類の入賞口を有する特別変動入賞装置5に対応
して、それらの入賞口に打球を振り分けるとともに、特
別変動入賞装置5内への入賞球のスピードを軽減させる
分配案内部材14が設けられている。特別変動入賞装置5
の左右両側部には、上向きに開口した第2の特定入賞口
18がそれぞれ設けられている。
部に2種類の入賞口を有する特別変動入賞装置5に対応
して、それらの入賞口に打球を振り分けるとともに、特
別変動入賞装置5内への入賞球のスピードを軽減させる
分配案内部材14が設けられている。特別変動入賞装置5
の左右両側部には、上向きに開口した第2の特定入賞口
18がそれぞれ設けられている。
遊技盤1の中心両側部の方向設定誘導部材13で上半分が
囲まれた打球のほとんど通過しない非遊技空間には、可
変表示装置4の可変表示動作停止により特定態様が発生
したときなどに点滅あるいは点灯される照明手段25が設
けられている。また、遊技盤1の上部には、天の入賞口
6a〜6cやチューリップ式打球入賞装置9等の入賞口へ打
球が入賞したときに一時的に点灯される賞球ランプ21や
可変表示装置4の可変表示動作停止により特定態様が発
生したときなどに点灯あるいは点滅されるターボランプ
22および所定数の入賞球がすべて払い出されたとき遊技
の終了を報知する完了ランプ24を備えた表示部材20が配
設されている。
囲まれた打球のほとんど通過しない非遊技空間には、可
変表示装置4の可変表示動作停止により特定態様が発生
したときなどに点滅あるいは点灯される照明手段25が設
けられている。また、遊技盤1の上部には、天の入賞口
6a〜6cやチューリップ式打球入賞装置9等の入賞口へ打
球が入賞したときに一時的に点灯される賞球ランプ21や
可変表示装置4の可変表示動作停止により特定態様が発
生したときなどに点灯あるいは点滅されるターボランプ
22および所定数の入賞球がすべて払い出されたとき遊技
の終了を報知する完了ランプ24を備えた表示部材20が配
設されている。
なお、遊技盤1の一側(図では右側)の上記照明手段25
よりも外側には、前記ガイドレール3と連続して円弧を
形成するように弓形の球案内部材15が固定され、この球
案内部材15の上端には、高速で打ち込まれた打球の勢い
を殺して遊技領域内での暴動を抑える暴動阻止部材16が
取り付けられている。
よりも外側には、前記ガイドレール3と連続して円弧を
形成するように弓形の球案内部材15が固定され、この球
案内部材15の上端には、高速で打ち込まれた打球の勢い
を殺して遊技領域内での暴動を抑える暴動阻止部材16が
取り付けられている。
さらに、上記構成の遊技盤1を保持するパチンコ遊技機
の保持枠100の上部には、打球発射装置の操作ダイヤル2
aを操作したときに点灯される発射装置駆動ランプ26が
設けられている。また、保持枠100の下部に取り付けら
れた開閉パネル101には、打球発射装置に供給される打
球を保留する供給皿102が取り付けられ、その下方には
供給皿から溢れた賞品球を貯留するための受皿103が設
けられている。上記保持枠100の側部(図では左側)に
は、特定入賞口8および18への入賞によって駆動された
可変表示装置4を停止させるための可変表示停止手段30
が設けられている。
の保持枠100の上部には、打球発射装置の操作ダイヤル2
aを操作したときに点灯される発射装置駆動ランプ26が
設けられている。また、保持枠100の下部に取り付けら
れた開閉パネル101には、打球発射装置に供給される打
球を保留する供給皿102が取り付けられ、その下方には
供給皿から溢れた賞品球を貯留するための受皿103が設
けられている。上記保持枠100の側部(図では左側)に
は、特定入賞口8および18への入賞によって駆動された
可変表示装置4を停止させるための可変表示停止手段30
が設けられている。
上記のごとく構成されたパチンコ遊技機は、打球発射装
置によって遊技領域内に打ち込まれた打球が特定入賞口
8または18に入賞すると、可変表示装置4の表示手段が
駆動され、4つの窓4bに各々表示されている数字がそれ
ぞれ変化される。そして、遊技者が保持枠100に設けら
れている可変表示停止手段30を押すか、一定時間経過後
に可変表示が停止され、そのとき表示されている数字の
組合せによって特定態様が発生される。
置によって遊技領域内に打ち込まれた打球が特定入賞口
8または18に入賞すると、可変表示装置4の表示手段が
駆動され、4つの窓4bに各々表示されている数字がそれ
ぞれ変化される。そして、遊技者が保持枠100に設けら
れている可変表示停止手段30を押すか、一定時間経過後
に可変表示が停止され、そのとき表示されている数字の
組合せによって特定態様が発生される。
特定態様が発生すると、特別変動入賞装置5が開状態に
変換されてそこへの入賞確率がゼロから非常に高い状態
に移行される。その結果、比較的短い時間内に多数の入
賞球が発生し、多くの賞品球が遊技者に与えられるよう
になる。
変換されてそこへの入賞確率がゼロから非常に高い状態
に移行される。その結果、比較的短い時間内に多数の入
賞球が発生し、多くの賞品球が遊技者に与えられるよう
になる。
第3図〜第5図には、左右に特定入賞口18を有する上記
特別変動入賞装置5の第1の実施例が示されている。
特別変動入賞装置5の第1の実施例が示されている。
特別変動入賞装置5を遊技盤1に取り付けるための取付
基板50の中央には、開閉可能な特別変動入賞装置受口51
を収納するため、横方向に細長い開口部50aが形成され
ている。この開口部50a内には、両端に旋回範囲を規制
する扇状のサイドガイド51aを有するパネル状の特別変
動入賞装置受口51が、下端に設けられた旋回軸51b(第
5図参照)によって前後方向に回動可能に取り付けられ
ている。
基板50の中央には、開閉可能な特別変動入賞装置受口51
を収納するため、横方向に細長い開口部50aが形成され
ている。この開口部50a内には、両端に旋回範囲を規制
する扇状のサイドガイド51aを有するパネル状の特別変
動入賞装置受口51が、下端に設けられた旋回軸51b(第
5図参照)によって前後方向に回動可能に取り付けられ
ている。
上記開口部50a内側には、中央に特別入賞口50Bが、また
その両側に一般入賞口50Aがそれぞれ設けられている。
その両側に一般入賞口50Aがそれぞれ設けられている。
また、特別変動入賞装置受口51の一側(第4図では右
側)には、取付基板50の裏面に上記開口部50aを覆うよ
うに取り付けられる裏板52に形成された長孔52aに向か
って突出する作動片51cが形成されている。
側)には、取付基板50の裏面に上記開口部50aを覆うよ
うに取り付けられる裏板52に形成された長孔52aに向か
って突出する作動片51cが形成されている。
取付基板50中央の上記開口部50aの両側方には、前記第
2特定入賞口18を構成する入賞枠53が一体に形成され、
これらの入賞枠53の前端開口部を覆うように装飾板60が
装着され、これによって上向きに開口する一対の第2特
定入賞口18が各々構成されている。
2特定入賞口18を構成する入賞枠53が一体に形成され、
これらの入賞枠53の前端開口部を覆うように装飾板60が
装着され、これによって上向きに開口する一対の第2特
定入賞口18が各々構成されている。
上記入賞枠53の外側壁には、特別変動入賞装置受口51が
開状態にされたときなどに、点灯もしくは点滅される照
明装置55が装着されている。また、上記装飾板60の中央
には、窓部60aが形成され、この窓部60aの内側には、特
別変動入賞装置受口51が開状態にされている間に入賞し
た打球の個数を表示するセグメント型の入賞個数表示器
23が取り付けられている。
開状態にされたときなどに、点灯もしくは点滅される照
明装置55が装着されている。また、上記装飾板60の中央
には、窓部60aが形成され、この窓部60aの内側には、特
別変動入賞装置受口51が開状態にされている間に入賞し
た打球の個数を表示するセグメント型の入賞個数表示器
23が取り付けられている。
取付基板50の裏面には、第5図に示すように、上記開口
部50aの上縁および左右両側縁に沿って包囲枠54が一体
に形成され、この包囲枠54の後端に、上記開口部50aの
中心部に対応した位置に開口された特別入賞球出口52d
を有する裏板52が固定される。また、この裏板52の下縁
に沿って、一対のL字状の入賞球誘導部材56,56が、先
端が互いに約球一つ分の間隔を有するように固設されて
いる。
部50aの上縁および左右両側縁に沿って包囲枠54が一体
に形成され、この包囲枠54の後端に、上記開口部50aの
中心部に対応した位置に開口された特別入賞球出口52d
を有する裏板52が固定される。また、この裏板52の下縁
に沿って、一対のL字状の入賞球誘導部材56,56が、先
端が互いに約球一つ分の間隔を有するように固設されて
いる。
そして、一方の入賞球誘導部56の先端に係合凹部56aが
形成され、この係合部56a内に、非接触型近接スイッチ
からなるカウント検出器31が係合され、その先端の検出
部31aが上記誘導部材56と56先端の間隔内に臨み、ここ
を通過する打球(入賞球)を検出できるように装着され
る。
形成され、この係合部56a内に、非接触型近接スイッチ
からなるカウント検出器31が係合され、その先端の検出
部31aが上記誘導部材56と56先端の間隔内に臨み、ここ
を通過する打球(入賞球)を検出できるように装着され
る。
上記取付基板50の裏面には、開口部50aの下縁に沿って
分配樋57が一体に形成されており、上記のごとく包囲枠
54の後端に裏板52を装着することによって開口部50aの
後方に、包囲枠54と分配樋57と裏板52とで囲まれた整理
室58が形成され、この整理室58に入った入賞球は分配樋
57に設けられた傾斜面57aと57bによって、裏板52に形成
された左右の一般入賞球出口52cと中央の特別入賞球出
口52dとに分配誘導される。そして、これらの入賞球出
口52c,52dを通過した入賞球は、裏板52の背部の入賞球
誘導部材56の作用によって整列され、一個ずつカウント
検出器31の検出部31aに流下させられ検出される。
分配樋57が一体に形成されており、上記のごとく包囲枠
54の後端に裏板52を装着することによって開口部50aの
後方に、包囲枠54と分配樋57と裏板52とで囲まれた整理
室58が形成され、この整理室58に入った入賞球は分配樋
57に設けられた傾斜面57aと57bによって、裏板52に形成
された左右の一般入賞球出口52cと中央の特別入賞球出
口52dとに分配誘導される。そして、これらの入賞球出
口52c,52dを通過した入賞球は、裏板52の背部の入賞球
誘導部材56の作用によって整列され、一個ずつカウント
検出器31の検出部31aに流下させられ検出される。
上記包囲枠54の両側部には、取付基板50の前面に設けら
れた上記一対の入賞枠53に対応して、それによって構成
される特定入賞口18より入賞した打球を検出する特定入
賞検出器33を収納する収納部54aが各々設けられてい
る。入賞枠53内には、収納部54a内に収納固定されたマ
イクロスイッチ等の特定入賞検出器33のアクチュエータ
33aの先端が臨むようにされる。裏板52の裏面には、上
記収納部54aに挿入された特定入賞検出器33が係合され
る開口部52gの下縁に沿って特定入賞検出器33の後端を
係止するガイド片52eが設けられている。
れた上記一対の入賞枠53に対応して、それによって構成
される特定入賞口18より入賞した打球を検出する特定入
賞検出器33を収納する収納部54aが各々設けられてい
る。入賞枠53内には、収納部54a内に収納固定されたマ
イクロスイッチ等の特定入賞検出器33のアクチュエータ
33aの先端が臨むようにされる。裏板52の裏面には、上
記収納部54aに挿入された特定入賞検出器33が係合され
る開口部52gの下縁に沿って特定入賞検出器33の後端を
係止するガイド片52eが設けられている。
また、取付基板前面に設けられた一対の照明装置55に対
応して、取付基板50には貫通孔50eがそれぞれ形成さ
れ、この貫通孔50eには、照明ランプ28が挿入され、こ
のランプのソケットを保持する基板28aをネジ等によっ
て取付基板50裏面のボス部50fに固定するようになって
いる。そして、上記収納部54aに特定入賞検出器33を挿
入後、取付基板50の前面に装飾板60を、また裏面に裏板
52を装着して特定入賞検出器33を前後から挟み込んで保
持するようになっている。
応して、取付基板50には貫通孔50eがそれぞれ形成さ
れ、この貫通孔50eには、照明ランプ28が挿入され、こ
のランプのソケットを保持する基板28aをネジ等によっ
て取付基板50裏面のボス部50fに固定するようになって
いる。そして、上記収納部54aに特定入賞検出器33を挿
入後、取付基板50の前面に装飾板60を、また裏面に裏板
52を装着して特定入賞検出器33を前後から挟み込んで保
持するようになっている。
上記裏板52の裏面には、その中央に形成された上記特別
入賞球出口52dの上縁および両側縁に沿って収納枠52fが
形成され、この収納枠52fには、マイクロスイッチ等か
らなる特別条件構成検出器32が固定され、特別入賞球出
口52dを通過した打球を検出するようになっている。特
別入賞球出口52dを通過した打球は、上記一般入賞球出
口52cを通過して入賞球誘導部材56上へ流下した打球と
ともにカウント検出器31の検出部31aへ誘導され、ここ
で一個宛検出され計数される。計数値は、上記入賞個数
表示器23に表示される。
入賞球出口52dの上縁および両側縁に沿って収納枠52fが
形成され、この収納枠52fには、マイクロスイッチ等か
らなる特別条件構成検出器32が固定され、特別入賞球出
口52dを通過した打球を検出するようになっている。特
別入賞球出口52dを通過した打球は、上記一般入賞球出
口52cを通過して入賞球誘導部材56上へ流下した打球と
ともにカウント検出器31の検出部31aへ誘導され、ここ
で一個宛検出され計数される。計数値は、上記入賞個数
表示器23に表示される。
さらに、裏板52の裏面の一側には、前記長孔52aに対応
して伝達部材59が取り付けられており、この伝達部材59
は長孔52aより後方へ突出した前記特別変動入賞装置受
口51の一側の作動片51cに当接されている。そして、こ
の伝達部材59の上端にソレノイド(図示省略)のプラン
ジャ先端が当接され、これによって、伝達部材59を介し
て作動片51cを上下に移動させて、特別変動入賞装置受
口51を開閉動作させるようになっている。
して伝達部材59が取り付けられており、この伝達部材59
は長孔52aより後方へ突出した前記特別変動入賞装置受
口51の一側の作動片51cに当接されている。そして、こ
の伝達部材59の上端にソレノイド(図示省略)のプラン
ジャ先端が当接され、これによって、伝達部材59を介し
て作動片51cを上下に移動させて、特別変動入賞装置受
口51を開閉動作させるようになっている。
上記実施例においては、遊技盤1上に設けられる3個の
特定入賞口8および18が、可変表示装置4の下方に三角
形状に位置するようにお互いに近接して配設されている
ため、3個の特定入賞口8と18が特別変動入賞装置受口
51の周辺に集中的に設けられるようになる。そのため、
遊技者は遊技盤の中央を狙って打球を発射させると、自
然に打球は遊技盤の中央に集まって来るため、3個の特
定入賞口8および18のすべてに均等に打球が入賞し易く
なって、遊技盤の片側の特定入賞口を狙って打球を発射
するようにしていた従来に比べて、可変表示装置4を起
動させるチャンスが大幅に増大され、その結果大当り状
態の発生のチャンスも多くなって遊技の興趣が高められ
る。
特定入賞口8および18が、可変表示装置4の下方に三角
形状に位置するようにお互いに近接して配設されている
ため、3個の特定入賞口8と18が特別変動入賞装置受口
51の周辺に集中的に設けられるようになる。そのため、
遊技者は遊技盤の中央を狙って打球を発射させると、自
然に打球は遊技盤の中央に集まって来るため、3個の特
定入賞口8および18のすべてに均等に打球が入賞し易く
なって、遊技盤の片側の特定入賞口を狙って打球を発射
するようにしていた従来に比べて、可変表示装置4を起
動させるチャンスが大幅に増大され、その結果大当り状
態の発生のチャンスも多くなって遊技の興趣が高められ
る。
しかも、特定入賞口が特別変動入賞装置受口51の周辺に
集中的に設けられているため、遊技者はそこだけを注視
していればよく、従来の遊技機のように側方へ跳ねた打
球を追う必要がなくなって目の疲労が少なくなるととも
に、特定入賞口への打球の入賞を視認し易くなる。
集中的に設けられているため、遊技者はそこだけを注視
していればよく、従来の遊技機のように側方へ跳ねた打
球を追う必要がなくなって目の疲労が少なくなるととも
に、特定入賞口への打球の入賞を視認し易くなる。
また、特別変動入賞装置5も遊技盤の中心線上にあるた
め遊技者は最初から遊技盤の中央を狙って打球を発射さ
せればよいので、可変表示装置4において特定態様が発
生し特別遊技状態へ移行したとしても、特に狙い箇所を
変更しなくても良い。そのため、効率よく特別変動入賞
装置へ打球を集めて賞品球を獲得することができる。
め遊技者は最初から遊技盤の中央を狙って打球を発射さ
せればよいので、可変表示装置4において特定態様が発
生し特別遊技状態へ移行したとしても、特に狙い箇所を
変更しなくても良い。そのため、効率よく特別変動入賞
装置へ打球を集めて賞品球を獲得することができる。
しかも、上記実施例では、特別変動入賞装置5の両側部
に一対の第2特定入賞口18が設けられているため、従来
のように特定入賞口ごとに入賞球誘導樋や検出器を設け
る必要がなく、特別変動入賞装置に一体に組み込んでし
まうことができる。これによって、遊技盤全体としての
部品点数が減少し、かつ組付けも簡単に行なえるように
なるという利点がある。
に一対の第2特定入賞口18が設けられているため、従来
のように特定入賞口ごとに入賞球誘導樋や検出器を設け
る必要がなく、特別変動入賞装置に一体に組み込んでし
まうことができる。これによって、遊技盤全体としての
部品点数が減少し、かつ組付けも簡単に行なえるように
なるという利点がある。
さらに、特別変動入賞装置5の前面に入賞個数表示器23
が設けられているため、遊技盤の上方等他の位置に設け
た場合に比べて表示内容が非常に見易くなる。
が設けられているため、遊技盤の上方等他の位置に設け
た場合に比べて表示内容が非常に見易くなる。
また、装飾板60を外すことによって特別変動入賞装置5
の前方から特定入賞検出器33を取り外すことができるた
め、特定入賞検出器33が故障した場合にもこれを簡単に
交換することができるようになる。
の前方から特定入賞検出器33を取り外すことができるた
め、特定入賞検出器33が故障した場合にもこれを簡単に
交換することができるようになる。
なお、特別変動入賞装置受口51が閉じた状態では、上方
から流下して来た打球は、特別変動入賞装置受口51の前
面と装飾板60との間の空間を通過して下方のアウト口10
へ回収される。
から流下して来た打球は、特別変動入賞装置受口51の前
面と装飾板60との間の空間を通過して下方のアウト口10
へ回収される。
第6図〜第8図には、特別変動入賞装置5の他の実施例
を示す。
を示す。
この実施例では、取付基板50の前面の装飾板60とこれに
取り付けられた入賞個数表示器23を省略するとともに、
取付基板50裏面の包囲枠54の両側部に一体に形成された
検出器収納部54aの下部に係止部54bを設け、ここにコの
字状の保持部材61に保持された光センサからなる特定入
賞検出器33の係合部61aを係合させて取り付けるように
なっている。これによって、特定入賞検出器33の取付け
がワンタッチで行なえるようになる。
取り付けられた入賞個数表示器23を省略するとともに、
取付基板50裏面の包囲枠54の両側部に一体に形成された
検出器収納部54aの下部に係止部54bを設け、ここにコの
字状の保持部材61に保持された光センサからなる特定入
賞検出器33の係合部61aを係合させて取り付けるように
なっている。これによって、特定入賞検出器33の取付け
がワンタッチで行なえるようになる。
第9図に、光センサからなる特定入賞検出器33の構成の
一例を示す。
一例を示す。
保持部材61の両側壁内には、発光素子62と受光素子63と
が互いに対向するように配設され、 光の通過する部分には小孔61bがそれぞれ形成されてい
る。
が互いに対向するように配設され、 光の通過する部分には小孔61bがそれぞれ形成されてい
る。
特定入賞検出器33が取付基板50の裏面の収納部54aに係
合された状態では、保持部材61の中心を入賞球が通過す
るように位置決めがなされる。しかも、このとき、対を
なす発光,受光素子62,63の光軸Aに対して通過球Bの
中心Oが距離dだけずれるように発光,受光素子62,63
の取付けが行なわれている。これは、光検知位置が通過
球Bの中心に一致していると、球と球が接した状態で連
続して通過する場合、1個の球が光検知位置を通過し終
えても次の球によって更に遮光状態が連続し、球1個分
の検出信号しか出力し得ないからである。
合された状態では、保持部材61の中心を入賞球が通過す
るように位置決めがなされる。しかも、このとき、対を
なす発光,受光素子62,63の光軸Aに対して通過球Bの
中心Oが距離dだけずれるように発光,受光素子62,63
の取付けが行なわれている。これは、光検知位置が通過
球Bの中心に一致していると、球と球が接した状態で連
続して通過する場合、1個の球が光検知位置を通過し終
えても次の球によって更に遮光状態が連続し、球1個分
の検出信号しか出力し得ないからである。
第9図に示す様に、距離dだけずらして発光,受光素子
62,63を設けることにより、連続して発生した入賞球を
確実に検出できる。しかも、光センサで検出を行なって
いるため、マイクロスイッチのような有接点の検出器で
検出する場合に比べてチャタリング等の誤動作が無く、
信頼性が高いという利点がある。さらに、距離dを設け
たことにより光センサを用いても連続して発生する入賞
球を確実に検出できる。
62,63を設けることにより、連続して発生した入賞球を
確実に検出できる。しかも、光センサで検出を行なって
いるため、マイクロスイッチのような有接点の検出器で
検出する場合に比べてチャタリング等の誤動作が無く、
信頼性が高いという利点がある。さらに、距離dを設け
たことにより光センサを用いても連続して発生する入賞
球を確実に検出できる。
さらに、この実施例の特別変動入賞装置5では、取付基
板50の裏面の分配樋57が省略され、代わりに特別変動入
賞装置受口51より入賞した打球を誘導する一対の入賞球
誘導樋56が裏板52の裏面ではなく、取付基板50の裏面に
設けられている。また、裏板52中央の特別入賞球出口52
dには、特別条件構成検出器32のアクチュエータを直接
臨ませる代わりに、ピン71によって支持された感知片72
を球出口52d内に垂下させるとともに、支持台73にて裏
板52の裏面に固定される特別条件構成検出器32のアクチ
ュエータ32aを感知片72の後面に当接させて、間接的に
検出器を動作させるようになっている。
板50の裏面の分配樋57が省略され、代わりに特別変動入
賞装置受口51より入賞した打球を誘導する一対の入賞球
誘導樋56が裏板52の裏面ではなく、取付基板50の裏面に
設けられている。また、裏板52中央の特別入賞球出口52
dには、特別条件構成検出器32のアクチュエータを直接
臨ませる代わりに、ピン71によって支持された感知片72
を球出口52d内に垂下させるとともに、支持台73にて裏
板52の裏面に固定される特別条件構成検出器32のアクチ
ュエータ32aを感知片72の後面に当接させて、間接的に
検出器を動作させるようになっている。
感知片72の支持ピン71は、回動規制部74aを有する押え
部材74を、裏板52裏面の支持突起52hに固定することに
よって抜止めされる。また、この押え部材74の一側のス
リット部74bに挿入された特別条件構成表示部29が上記
開口部52d内に臨むように配置される。そして、入賞球
が感知片72を押圧したときに特別条件構成検出器32から
出力される検出信号によって、特別条件構成表示部29が
点灯されるようになっている。これによって遊技者は継
続権利が付与される特別条件が成立したことを知ること
ができる。
部材74を、裏板52裏面の支持突起52hに固定することに
よって抜止めされる。また、この押え部材74の一側のス
リット部74bに挿入された特別条件構成表示部29が上記
開口部52d内に臨むように配置される。そして、入賞球
が感知片72を押圧したときに特別条件構成検出器32から
出力される検出信号によって、特別条件構成表示部29が
点灯されるようになっている。これによって遊技者は継
続権利が付与される特別条件が成立したことを知ること
ができる。
上記特別条件構成表示部29は、押え部材74に固定される
保護部材75によって保持され、かつ入賞球によって破損
されないように保護される。
保護部材75によって保持され、かつ入賞球によって破損
されないように保護される。
[作用、効果] 以上説明したように、この考案は、前面にガイドレール
で囲まれた遊技領域を有し、該遊技領域内にはパチンコ
球の入賞によって賞品球を払い出すように決められた入
賞領域と、入賞しなかった球をアウト球として回収する
ためのアウト口とを含んで構成された遊技盤には、上記
アウト口よりもやや上部に、内部に特別入賞口と一般入
賞口とを有し遊技者にとって不利となる第1の状態と遊
技者にとって有利となる第2の状態とに変換自在な特別
変動入賞装置を、また該特別変動入賞装置のすぐ上には
上記遊技領域内を流下してくるパチンコ球を上記特別入
賞口と一般入賞口とに振り分ける分配案内部材を設ける
とともに、上記特別変動入賞装置よりもやや上部に、複
数の識別情報を可変表示可能な可変表示装置を設け、上
記可変表示装置と特別変動入賞装置との間に打球の入賞
を条件として上記可変表示装置の表示状態を変化させる
ように設定された第1の特定入賞口を設け、また上記特
別変動入賞装置の特別変動入賞装置受口の両側に第2の
特定入賞口を設け、上記第1、第2の特定入賞口を上記
特別変動入賞装置受口周辺に集中的に配設したので、遊
技盤の中央に向かって発射された打球はいずれの特定入
賞口にも均等に入賞する可能性が大きくなるという作用
により、すべての特定入賞口を有効に利用して特定入賞
球の数を増加させることができるとともに、遊技盤の左
右いずれか一方に打球を集める必要がなくなり、これに
よって初心者にとって適切な打球飛距離調整を行なうこ
とが難しく不利となることがないとともに、遊技状態に
応じて打球の狙い箇所を変える必要がないばかりか、特
定入賞口への打球の入賞を視認し易くなるため、遊技中
の疲労が大幅に軽減されるという効果がある。さらに、
特別遊技状態の発生により、特別変動入賞装置が遊技者
にとって有利となる第2の状態に変換されても、遊技者
は打球飛距離調整の変更を強いられることがなく、通常
遊技状態と同様な飛距離で遊技を続けることができる。
また、特別変動入賞装置の内部に設けられた特別入賞口
と一般入賞口とに打球を振り分ける分配案内部材を設け
たので、分配案内部材を調整することによって特別入賞
口と一般入賞口への入賞確率を制御することができ、遊
技店側は特別入賞口や一般入賞口への入賞確率を変化さ
せることにより、遊技の進行に変化を与えることができ
るため、遊技の興趣を高めることができるとともに、打
球が特別変動入賞装置受口に直接衝突するのを防止して
特別変動入賞装置の故障や破損を低減することができる
ようになるという効果を奏する。さらに、特定入賞口を
構成する入賞枠を特別変動入賞装置と一体に形成すると
ともに、上記入賞枠の後部には入賞球を検出するための
検出器を保持する収納部を設けたようにしたので、装置
全体がコンパクトになるとともに、部品点数が減少し、
組付けも簡単に行なえるようになるという効果がある。
で囲まれた遊技領域を有し、該遊技領域内にはパチンコ
球の入賞によって賞品球を払い出すように決められた入
賞領域と、入賞しなかった球をアウト球として回収する
ためのアウト口とを含んで構成された遊技盤には、上記
アウト口よりもやや上部に、内部に特別入賞口と一般入
賞口とを有し遊技者にとって不利となる第1の状態と遊
技者にとって有利となる第2の状態とに変換自在な特別
変動入賞装置を、また該特別変動入賞装置のすぐ上には
上記遊技領域内を流下してくるパチンコ球を上記特別入
賞口と一般入賞口とに振り分ける分配案内部材を設ける
とともに、上記特別変動入賞装置よりもやや上部に、複
数の識別情報を可変表示可能な可変表示装置を設け、上
記可変表示装置と特別変動入賞装置との間に打球の入賞
を条件として上記可変表示装置の表示状態を変化させる
ように設定された第1の特定入賞口を設け、また上記特
別変動入賞装置の特別変動入賞装置受口の両側に第2の
特定入賞口を設け、上記第1、第2の特定入賞口を上記
特別変動入賞装置受口周辺に集中的に配設したので、遊
技盤の中央に向かって発射された打球はいずれの特定入
賞口にも均等に入賞する可能性が大きくなるという作用
により、すべての特定入賞口を有効に利用して特定入賞
球の数を増加させることができるとともに、遊技盤の左
右いずれか一方に打球を集める必要がなくなり、これに
よって初心者にとって適切な打球飛距離調整を行なうこ
とが難しく不利となることがないとともに、遊技状態に
応じて打球の狙い箇所を変える必要がないばかりか、特
定入賞口への打球の入賞を視認し易くなるため、遊技中
の疲労が大幅に軽減されるという効果がある。さらに、
特別遊技状態の発生により、特別変動入賞装置が遊技者
にとって有利となる第2の状態に変換されても、遊技者
は打球飛距離調整の変更を強いられることがなく、通常
遊技状態と同様な飛距離で遊技を続けることができる。
また、特別変動入賞装置の内部に設けられた特別入賞口
と一般入賞口とに打球を振り分ける分配案内部材を設け
たので、分配案内部材を調整することによって特別入賞
口と一般入賞口への入賞確率を制御することができ、遊
技店側は特別入賞口や一般入賞口への入賞確率を変化さ
せることにより、遊技の進行に変化を与えることができ
るため、遊技の興趣を高めることができるとともに、打
球が特別変動入賞装置受口に直接衝突するのを防止して
特別変動入賞装置の故障や破損を低減することができる
ようになるという効果を奏する。さらに、特定入賞口を
構成する入賞枠を特別変動入賞装置と一体に形成すると
ともに、上記入賞枠の後部には入賞球を検出するための
検出器を保持する収納部を設けたようにしたので、装置
全体がコンパクトになるとともに、部品点数が減少し、
組付けも簡単に行なえるようになるという効果がある。
第1図は、本考案に係るパチンコ遊技機の全体の構成を
示す正面図、 第2図は、その遊技盤の構成の一実施例を示す正面図、 第3図は、特別変動入賞装置の一実施例を示す斜視図、 第4図は、その特別変動入賞装置の開状態を示す斜視
図、 第5図は、その特別変動入賞装置の分解斜視図、 第6図は、特別変動入賞装置の他の実施例を示す斜視
図、 第7図は、その特別変動入賞装置の開状態を示す斜視
図、 第8図は、その特別変動入賞装置の分解斜視図、 第9図は、その特別変動入賞装置内に設けられた特定入
賞検出器の一構成例とその作用を示す説明図である。 1……遊技盤、2……打球発射装置、3……ガイドレー
ル、4……可変表示装置、5……特別変動入賞装置、8,
18……特定入賞口、10……アウト口、20……表示部材、
23……入賞個数表示器、30……可変表示停止手段、33…
…特定入賞検出器、50……取付基板、51……特別変動入
賞装置受口、52……裏板、53……入賞枠、54……包囲
枠、55……照明装置、60……装飾板。
示す正面図、 第2図は、その遊技盤の構成の一実施例を示す正面図、 第3図は、特別変動入賞装置の一実施例を示す斜視図、 第4図は、その特別変動入賞装置の開状態を示す斜視
図、 第5図は、その特別変動入賞装置の分解斜視図、 第6図は、特別変動入賞装置の他の実施例を示す斜視
図、 第7図は、その特別変動入賞装置の開状態を示す斜視
図、 第8図は、その特別変動入賞装置の分解斜視図、 第9図は、その特別変動入賞装置内に設けられた特定入
賞検出器の一構成例とその作用を示す説明図である。 1……遊技盤、2……打球発射装置、3……ガイドレー
ル、4……可変表示装置、5……特別変動入賞装置、8,
18……特定入賞口、10……アウト口、20……表示部材、
23……入賞個数表示器、30……可変表示停止手段、33…
…特定入賞検出器、50……取付基板、51……特別変動入
賞装置受口、52……裏板、53……入賞枠、54……包囲
枠、55……照明装置、60……装飾板。
Claims (2)
- 【請求項1】前面にガイドレールで囲まれた遊技領域を
有し、該遊技領域内には打球の入賞によって賞品球を払
い出すように決められた入賞領域と、入賞しなかった打
球をアウト球として回収するためのアウト口とを含んで
構成された遊技盤には、上記アウト口の上方に、特別入
賞口と一般入賞口とを内部に有し遊技者にとって不利と
なる第1の状態と遊技者にとって有利となる第2の状態
とに変換自在な特別変動入賞装置を、また該特別変動入
賞装置の近傍上方には上記遊技領域内を流下してくる打
球を上記特別入賞口と一般入賞口とに振り分ける分配案
内部材を設けるとともに、上記特別変動入賞装置の上方
に複数の識別情報を可変表示可能な可変表示装置を設
け、上記可変表示装置と特別変動入賞装置との間には打
球の入賞を条件として上記可変表示装置の表示状態を変
化させるように設定された第1の特定入賞口を設け、ま
た上記特別変動入賞装置の特別変動入賞装置受口の両側
に第2の特定入賞口を設け、上記第1、第2の特定入賞
口を上記特別変動入賞装置受口周辺に略二等辺三角形を
なすように配設したことを特徴とするパチンコ遊技機。 - 【請求項2】上記第2の特定入賞口を構成する入賞枠を
上記特別変動入賞装置と一体に形成するとともに、上記
入賞枠の後部には入賞球を検出するための検出器を保持
する収納部を設けたことを特徴とする実用新案登録請求
の範囲第1項記載のパチンコ遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985065932U JPH0727966Y2 (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | パチンコ遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985065932U JPH0727966Y2 (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | パチンコ遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61182780U JPS61182780U (ja) | 1986-11-14 |
JPH0727966Y2 true JPH0727966Y2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=30598362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985065932U Expired - Lifetime JPH0727966Y2 (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | パチンコ遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0727966Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2732103B2 (ja) * | 1988-12-27 | 1998-03-25 | 株式会社ソフィア | パチンコ機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6066772A (ja) * | 1983-09-19 | 1985-04-16 | 株式会社三共 | 弾球遊技機 |
-
1985
- 1985-05-02 JP JP1985065932U patent/JPH0727966Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61182780U (ja) | 1986-11-14 |
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