JP3336319B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP3336319B2
JP3336319B2 JP28225292A JP28225292A JP3336319B2 JP 3336319 B2 JP3336319 B2 JP 3336319B2 JP 28225292 A JP28225292 A JP 28225292A JP 28225292 A JP28225292 A JP 28225292A JP 3336319 B2 JP3336319 B2 JP 3336319B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、基板に開設した開口
部を閉止するように下縁側を回動自在に軸着した開閉板
と該開閉板を前方へ回動可能な駆動源とを有し、該駆動
源を所定条件が成立したときに駆動することにより遊技
者に不利な第1状態と遊技者に有利な第2状態とに変換
可能な可変入賞装置を備えるパチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、基板に開設した開口部を
閉止するように下縁側を回動自在に軸着した開閉板と該
開閉板を前方へ回動可能な駆動源とを有し、該駆動源を
所定条件が成立したときに駆動することにより遊技者に
不利な第1状態と遊技者に有利な第2状態とに変換可能
な可変入賞装置を備えるパチンコ機は従来から種々開発
されている。例えば、特公平2−4311号公報では、
可変入賞装置において同じ横幅の大入賞口を上下に形成
している。また、特公平3−45667号公報において
は複数の大入賞口を有する可変入賞装置が提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
公平2−4311号公報による可変入賞装置は、球寄せ
室が各大入賞口毎に夫々独立に設けてあるので、可変入
賞装置の基板が大きく遊技部を占有してしまう。また、
特公平3−45667号公報による可変入賞装置は、各
大入賞口の球寄せ室が共通となっているので、何れの大
入賞口に入賞しても入賞態様の変化に乏しい。本発明は
上記に鑑み提案されてもので、小型で且つ入賞態様に変
化がある可変入賞装置を備えるパチンコ機を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、基板に開設した開口部を閉止するように下縁
側を回動自在に軸着した開閉板と該開閉板を前方へ回動
可能な駆動源とを有し、該駆動源を所定条件が成立した
ときに駆動することにより遊技者に不利な第1状態と遊
技者に有利な第2状態とに変換可能な可変入賞装置を備
えるパチンコ機において、上記可変入賞装置には、特別
スイッチを臨ませた特別入賞球通路を形成した大入賞口
と、上記特別入賞球通路の横幅より広く且つ大入賞口
横幅よりは狭い小入賞口とを上下方向に並設し、当該可
変入賞装置の取付基板の裏面側に、上記大入賞口に流入
した球が集まる大入賞口用の球寄せ室と、上記小入賞口
へ入球した球が取り込まれる小入賞口用の球寄せ室と
、小入賞口用の球寄せ室を構成する小入賞口用裏カバ
ーからなる隔壁を隔てて前後方向に並設した。
【0005】
【作用】可変入賞装置において大入賞口と小入賞口とを
上下に並設することによって入賞態様に変化を与えるこ
とができる。また、大入賞口用の球寄せ室と小入賞口用
の球寄せ室とを隔壁を隔てて前後に隣接させたので、可
変入賞装置の小型化が可能である。
【0006】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1はパチンコ機1の正面図であって、窓部を有し
た額縁状の前枠2の一側を外枠3に開閉可能に蝶着し、
上記窓部には金枠4を設け、該金枠4の上方部分にはガ
ラスを装着したガラス枠5を開閉可能に軸着し、上記外
枠3及びガラス枠5を施錠装置6で施錠可能とする。ま
た、ガラス枠5の下方部分には上皿7を設けたフロント
プレート8等からなる上受皿セット9を設け、前枠2の
下方部分には下皿10を設けた下受皿セット11を設け
る。
【0007】上記前枠2の窓部には遊技盤12を臨ま
せ、この遊技盤12の表面側のガイドレール13で囲ま
れる遊技部14のほゞ中央に、所定の条件を創出するた
め、例えば、複数の図柄を可変表示可能な第1の可変表
示装置15及び第2の可変表示装置16を形成した表示
装置ユニット17を配置する。上記可変表示装置15の
図柄表示部の上部には、打球を左右に振り分ける覆い部
材Kを形成し、この覆い部材Kの下部は打球が通過でき
るように平面状である。また、この表示装置ユニット1
7の下方に、第1の可変表示装置15の特定入賞手段と
なる第1の特定入賞口18及び第2の可変表示装置16
の特定入賞手段となる第2の特定入賞口19を設けた特
定入賞手段ユニット20を配置し、更に遊技部14を流
下する球の流入が困難で遊技者に不利な第1状態と遊技
部14を流下する球の流入が容易で遊技者に有利な第2
状態とに変換可能な大入賞口21を形成する第1の可変
入賞装置22、及び遊技者に不利な第1状態と遊技者に
有利な第2状態とに変換可能な小入賞口23を形成する
第2の可変入賞装置24を配設する。尚、図示の実施例
によれば、上記第1の可変入賞装置22と第2の可変入
賞装置24とを一つの取付基板25に並設することによ
り入賞装置ユニット26を構成してある。そして、遊技
部14の最下位置にはアウト口27を設ける。
【0008】また、図示のパチンコ機1では、上記表示
装置ユニット17の左右に一般入賞口28を設け、遊技
部14の適宜位置にはチューリップ式の一般入賞具2
9、風車30aやランプ風車30b等を配設すると共
に、ガイドレール13の外側には各種の表示灯31…を
配設し、更に外枠3の上縁部に外部表示灯32が設けて
ある。
【0009】上記表示装置ユニット17における第1の
可変表示装置15(特別図柄表示装置)は、複数の図柄
を可変表示可能であれば、どのような構成のものであっ
てもよい。例えば、周面に複数の図柄を描いた円筒体を
駆動源の駆動により回転させる回転ドラム式の表示装
置、多数の発光ダイオード等からなるマトリクス表示
器、液晶表示器等により構成し、例えば3桁の図柄表示
部を設ける。そして、各図柄表示部における可変表示
を、後述する特定入賞手段の作動に基づいて開始させ、
所定時間経過後に各図柄表示部が停止表示する図柄の組
合せ態様が所定の態様と一致するときに、第1の可変入
賞装置22(大入賞口21)を遊技者に有利な第2状態
に変換させるのである。
【0010】また、図示の表示装置ユニット17では、
取付基板の下方に普通電動役物として機能する第2の可
変入賞装置24(小入賞口23)のための第2の可変表
示装置16(普通図柄表示装置)が設けてある。この第
2の可変表示装置16は、例えば2桁の7セグメント発
光ダイオードからなる所謂デジタル表示器で構成してあ
る。更に、この表示装置ユニット17の上方部分には一
般入賞口33を設けると共に、第1の可変表示装置15
の始動記憶を可視表示する記憶表示灯34が設けてあ
る。
【0011】次に、遊技者に不利な第1状態と遊技者に
有利な第2状態とに変換可能な第1の可変入賞装置22
及び第2の可変入賞装置24を有する入賞装置ユニット
26を説明する。
【0012】上記入賞装置ユニット26は、遊技盤12
に取り付けるための取付基板25を有し、この取付基板
25には第1の可変入賞装置22である大入賞口21を
形成する横長な大開口部35を設け、この大開口部35
には当該大開口部35を塞ぐ大開閉板36が下縁付近を
横方向に開閉自在に軸着してある。また、上記大開口部
35の下方には第2の可変入賞装置24である小入賞口
23を形成する小開口部37を開設し、この小開口部3
7には当該小開口部37を塞ぐ小開閉板38が下縁付近
を横方向に開閉自在に軸着してある。
【0013】上記大入賞口21は、遊技者に不利な第1
状態と遊技者に有利な第2状態に変換可能なように大開
閉板36及び駆動源としての大入賞口用ソレノイド39
を備える。上記大開閉板36は、下縁付近に設けた支軸
40によって前回りに回動可能に支持され、両側縁には
側板41を延設すると共に、一方の側縁から操作ピン4
2を延出させる。上記側板41の後縁の下端部は、大開
閉板36を開放した際に、ストッパ43に下側から当接
して当該大開閉板36の開放角度を規制する。また、上
記側板41の後縁の上端部は大開口部35を閉止する際
にストッパ43の傾斜状の前縁部に前方から当接する。
【0014】一方、駆動源としての大入賞口用ソレノイ
ド39には大開閉板駆動部材44を止着する。この大開
閉板駆動部材44は、断面ほゞアングル状の部材であっ
て、上下の端面に第1円板挿入溝45a及び第2円板挿
入溝45bが形成してある。これらの挿入溝45a,4
5bに、プランジャ46の端部に設けた第1円板47a
及び第2円板47bを夫々挿入して大入賞口用ソレノイ
ド39と連結する。尚、上記駆動部材44の側面をソレ
ノイド取付板48に摺接させることにより、当該駆動部
材44の揺れを防止するようになっている。尚、上記ソ
レノイド取付板48は、金属板を屈曲形成した部材であ
って複数の止着孔49を有し、これらの止着孔49に通
したビスで上記大入賞口用ソレノイド39を固定すると
共に、取付ボス50に当該取付板49を固定する。ま
た、ソレノイド取付板48の下面にはストッパ板48a
が設けてあり、プランジャ46の突出を防止してある。
【0015】上記大開閉板駆動部材44の背面側の中段
には操作腕51を延設し、該操作腕51の先端に設けた
切欠溝52に上記大開閉板36の操作ピン42を遊嵌す
る。従って、大入賞口用ソレノイド39を励磁すると、
プランジャ46が戻りバネ53に抗して上昇するので、
大開閉板駆動部材44が上昇して操作腕51及び操作ピ
ン42を介して大開閉板36が前方へ回動して大入賞口
21を開放する。
【0016】大開口部35の後方には、特別スイッチ収
納部54及び特別入賞球通路55を形成した大入賞口裏
カバー56を設けると共に、中枠57及び外枠58を設
けて大入賞口用球寄せ室59及び小入賞口用球寄せ室6
0を前後方向に隣接して構成する。即ち、大入賞口裏カ
バー56の背面側及び下方に止着する中枠57と外枠5
8とによって、大入賞口裏カバー56と中枠57の大入
賞口用球集合通路61と側枠板62と外枠58とで囲ま
れる大入賞口用球寄せ室59を構成する。また、上記中
枠57の下方に延設した小入賞口用裏カバー63を隔壁
とする小入賞口用球寄せ室60を取付基板25との間に
構成するのである。また、上記中枠57に設けた大入賞
口用球集合通路61の流下端には10カウントスイッチ
64を設ける。尚、上記大入賞口裏カバー56や中枠5
7及び外枠58は、取付基板25の適宜位置に突設した
中枠用ガイドボス兼外枠取付ボス65aや大入賞口裏カ
バー止着ボス65b等に、大入賞口裏カバー止着ビス6
6aを始めとする止着ビス群66…によって適宜固定さ
れている。
【0017】大入賞口裏カバー56には、特別入賞領域
を形成するように特別入賞球通路55を廊下状に設ける
と共に球の通過が可能な球通過部を設け、この球通過部
を通過する球を検出する特別(継続)スイッチ67を前
記した特別スイッチ収納部54に設ける。また、上記外
枠58には特別入賞球通路55を通過した球を、大入賞
口用球寄せ室59へ誘導する特別入賞球誘導カバー68
を設ける。尚、上記特別スイッチ67は例えば光センサ
でもよいし、磁気センサでもよい。
【0018】そして、大開閉板36が開放中に、大入賞
口21に流入した球が運良く特別入賞球通路55に載る
と、特別スイッチ67に作用したのち、外枠58の特別
入賞球誘導カバー68の傾斜通路Aに誘導され、中枠5
7の大入賞口用球集合通路61に落下する。一方、上記
特別入賞球通路55に載れなかった球は中枠57の大入
賞口用球集合通路61に直接落下する。そして、上記球
集合通路61に落下した球、即ち大入賞口用球寄せ室5
9に集まった球は、10カウントスイッチ64に検出さ
れたのち、機裏に排出されて入賞球として処理される。
【0019】上記大入賞口21の下方には、大入賞口2
1の横幅より狭い小入賞口23を形成する。この小入賞
口23も、遊技者に不利な第1状態と遊技者に有利な第
2状態に変換可能なように小開閉板38及び駆動源とし
ての小入賞口用ソレノイド69を備える。
【0020】上記小開閉板38は、支軸70によって前
回りに回動可能に支持され、側方に操作ピン71が延出
している。一方、駆動源としての小入賞口用ソレノイド
69には小開閉板用駆動部材72を止着する。この小開
閉板用駆動部材72は、断面ほゞアングル状の部材であ
って、上下の端面に第1円板挿入溝73a及び第2円板
挿入溝73bが形成してある。これらの挿入溝73a,
73bに、プランジャ74の端部に設けた第1円板75
a及び第2円板75bを夫々挿入して小入賞口用ソレノ
イド69を連結する。尚、上記小開閉板用駆動部材72
の側面をソレノイド取付板76に摺接することにより当
該駆動部材72の揺れを防止するようになっている。ま
た、上記ソレノイド取付板76は、金属板を屈曲形成し
た部材であって複数の止着孔77…を有し、これらの止
着孔77に通したビスで上記小入賞口用ソレノイド69
を固定すると共に、取付ボス50に当該取付板76を固
定する。更に、ソレノイド取付板76の下面にはストッ
パ板76aが設けてあり、プランジャ74の突出を防止
してある。そして、この小入賞口用ソレノイド69と前
記した大入賞口用ソレノイド39とはほゞ対称に配設し
てある。
【0021】上記小開閉板用駆動部材72の下縁には操
作腕78を延設し、該操作腕78の先端に設けた切欠溝
79に上記した小開閉板38の操作ピン71を遊嵌す
る。従って、小入賞口用ソレノイド69を励磁すると、
プランジャ74が戻りバネ80に抗して上昇するので、
小開閉板用駆動部材72が上昇して操作腕78及び操作
ピン71を介して小開閉板38が前方へ回動して小入賞
口23を開放する。尚、この小入賞口23においても開
放時に、小開閉板38の側板38′がストッパー43′
に当接して開放角度を規制する。
【0022】一方、この小入賞口23の後方には、前記
した大入賞口21の球寄せ室59と前後方向に隣接し
て、小入賞口用の球寄せ室60が形成されている。即
ち、前記した中枠57の大入賞口用球集合通路61の下
方に延設した小入賞口用裏カバー63が隔壁となって球
寄せ室60が形成される。また、上記中枠57の大入賞
口用球集合通路61の下方には、小入賞口用カウントス
イッチ取付部81を設け、該カウントスイッチ取付部8
1に光センサ等からなる球検出スイッチを小入賞口用カ
ウントスイッチ82として止着する。
【0023】そして、上記のような小入賞口23へ入球
した球は、小入賞口23用の球寄せ室60に取り込ま
れ、取付基板25の背面に形成されているリブ状の排出
通路Bを通って小入賞口用カウントスイッチ82に検出
されたのち、機裏へ排出される。尚、図示の実施例で
は、小入賞口用カウントスイッチ82を門型の光センサ
によって構成してあるが、球通過口を有する通過型の磁
気センサを利用してもよい。また、球通路にコイルを設
けてこの球通路を通過する球を検出可能とした平板状の
球検出器を利用してもよく、この球検出器を上記排出通
路Bに適用することもできる。
【0024】上記のような入賞装置ユニット26の取付
基板25には、更に第1の可変表示装置15の特定入賞
手段として、左右一対の第1特定入賞口18′が形成し
てある。この第1特定入賞口18′は、上向きに開口す
る樋状の始動球通路83を有し、該始動球通路83に始
動スイッチ84を臨ませてなる。尚、図示の実施例によ
れば、上記始動スイッチ84は、当該始動スイッチ84
のケースの後端面に係止爪85によって係止させてあ
る。また、上記特定入賞口は表示灯を形成するランプケ
ース86に並設してあり、該ランプケース86の内壁
は、球を小入賞口23へ誘導可能な誘導壁87となって
いる。
【0025】前記した第1の可変表示装置15と、大入
賞口21及び小入賞口23を備える入賞装置ユニット2
6との間には、大入賞口21の特定領域の上部に第1の
可変表示装置15の表示状態を変化させる第1の特定入
賞手段を配設し、大入賞口21の特定領域を避けた上部
には第2の可変表示装置16の表示状態を変化させる第
2の特定入賞手段を配設する。そして、図示の実施例に
よれば、第1の特定入賞手段と第2の特定入賞手段とを
特定入賞手段ユニット20として形成してある。
【0026】即ち、第1の可変表示装置15の特定入賞
手段となる第1特定入賞口18及び第2の可変表示装置
16の特定入賞手段となる第2特定入賞口19を設けた
特定入賞手段ユニット20は、図示の実施例によれば、
基板のほゞ中央上方部分に始動スイッチ84′が臨む第
1特定入賞口18の一つを設けると共に、左右側方に各
々始動スイッチ88が臨む一対の第2特定入賞口19を
設け、更に発光ダイオード等による第2特定入賞口19
の始動記憶を表示する始動記憶表示灯89を設けてな
る。尚、上記第2特定入賞口19は打球が入賞とはなら
ず通過するタイプでもよい。
【0027】次に上記のような構成のパチンコ機1にお
ける遊技の一例を簡単に説明する。尚、このパチンコ機
1は図11のブロック図に示すような制御手段によって
制御されている。また、このパチンコ機1では遊技者が
弾発した打球が大入賞口21である可変入賞装置に入賞
すると入賞球1個につき15個の賞球を払い出し、他の
一般入賞口28等に入賞した場合には入賞球1個につき
7個の賞球を払い出すように設定してある。
【0028】先ず、遊技者は、大入賞口21及び小入賞
口23を遊技者に有利な第2状態に変換させる条件を創
出するための特定入賞口18,19が集中している遊技
部14のほゞ中央に配設した特定入賞手段ユニット20
を狙って弾発する。即ち、この特定入賞手段ユニット2
0には、第1特定入賞口18及び第2特定入賞口19が
設けてあるので、打球が第1特定入賞口18に入賞する
と、第1の可変表示装置15が可変表示を開始し、停止
図柄が予め設定した態様のときに「大当り」となって、
例えば約30秒間または10カウントスイッチ64が入
賞球を10個カウントまでを1サイクルとして大入賞口
21を最大16回開放する特別遊技へ移行する。また、
第2特定入賞口19を通過すると、第2の可変表示装置
16が可変表示を開始し、停止図柄が予め設定した態様
の解きに「当り」となって小入賞口23である第2の可
変入賞装置24が例えば約3秒間開放する。
【0029】そして、大入賞口21或は小入賞口23が
開放したときも、上記特定入賞手段ユニット20を狙っ
て弾発すれば、遊技球が遊技部14のほゞ中央に集中し
て大入賞口21及び小入賞口23に流入する。従って、
遊技者は、狙いを一定に定めて弾発すればよく、ゲーム
の進行に応じて狙いを変える必要がなく、分り易いゲー
ムとなる。尚、制御手段はゲームの進行に応じてスピー
カーから種々の効果音を放声すると共に、各種の表示灯
を点灯或は点滅させてゲームを盛り上げる。
【0030】以上本発明を図面の実施例について説明し
たが、本発明は上記した実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限り適
宜に実施できる。例えば、図示の実施例では所定の条件
を可変表示装置によって創出したが、打球が特定の入賞
口に入賞して権利状態にあるときに、特定入賞手段に入
賞して成立するようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上要するに本発明は、パチンコ機にお
ける可変入賞装置に、特別スイッチを臨ませた特別入賞
球通路を形成した大入賞口と、上記特別入賞球通路の横
より広く且つ大入賞口の横幅よりは狭い小入賞口とを
上下方向に並設し、当該可変入賞装置の取付基板の裏面
側に、上記大入賞口に流入した球が集まる大入賞口用の
球寄せ室と、上記小入賞口へ入球した球が取り込まれる
小入賞口用の球寄せ室とを、小入賞口用の球寄せ室を構
成する小入賞口用裏カバーからなる隔壁を隔てて前後方
向に並設したので、所謂アタッカとしての大入賞口と普
通電動役物としての小入賞口とを一つの取付基板上に構
成することができ、遊技盤面上のスペースの節約が可能
であると共に、各入賞口の球寄せ室を前後に隣接して形
成することにより、入賞装置を小型化することができ
る。また、大入賞口と小入賞口とが隣接しているので、
入賞態様に変化を持たせることが可能である。更に、遊
技盤面上の球が集中する位置に、大入賞口及び小入賞口
を配置することができ、興趣の高いパチンコ機の提供が
可能になると共に、遊技者にとっても狙いの定め易いパ
チンコ機となる。そして、大入賞口及び小入賞口に付随
する組付作業や配線処理が容易となり、組付工数の低減
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の正面図である。
【図2】入賞装置ユニットの一部欠截正面図である。
【図3】入賞装置ユニットの主要部の背面図である。
【図4】入賞装置ユニットの断面を示す図3における矢
視A−Aの断面図である。
【図5】入賞装置ユニットの外枠を外した状態の一部欠
截背面図である。
【図6】図5における矢視B−Bの断面図である。
【図7】大入賞口カバー、中枠及び外枠を外した入賞装
置ユニットの主要部を示し、(A)は背面図、(B)は
側面図である。
【図8】大入賞口カバー、中枠及び外枠の分解状態の斜
視図である。
【図9】大入賞口用の駆動手段の分解斜視図である。
【図10】小入賞口用の駆動手段の分解斜視図である。
【図11】制御手段のブロック図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 14 遊技部 15 第1の可変表示装置 16 第2の可変表示装置 21 大入賞口 23 小入賞口 59 大入賞口用球寄せ室 60 小入賞口用球寄せ室 67 特別スイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に開設した開口部を閉止するように
    下縁側を回動自在に軸着した開閉板と該開閉板を前方へ
    回動可能な駆動源とを有し、該駆動源を所定条件が成立
    したときに駆動することにより遊技者に不利な第1状態
    と遊技者に有利な第2状態とに変換可能な可変入賞装置
    を備えるパチンコ機において、 上記可変入賞装置には、特別スイッチを臨ませた特別入
    球通路を形成した大入賞口と、上記特別入賞球通路の
    横幅より広く且つ大入賞口の横幅よりは狭い小入賞口と
    を上下方向に並設し、当該可変入賞装置の取付基板の裏
    面側に、上記大入賞口に流入した球が集まる大入賞口
    の球寄せ室と、上記小入賞口へ入球した球が取り込まれ
    小入賞口用の球寄せ室とを、小入賞口用の球寄せ室を
    構成する小入賞口用裏カバーからなる隔壁を隔てて前後
    方向に並設したことを特徴とするパチンコ機。
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